JPS61230547A - デ−タ伝送用網制御装置のアダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般加入電話線を利用したノーリンキング回
線方式におけるデータ伝送システムに関し、特に、交換
機に接続されたデータ伝送用網制御装置と複数の端末装
置との間に介装されて、各端末装置とデータ伝送用網制
御装置間における信号の送受信を制御するためのデータ
伝送用網制御装置のアダプタに関する。このようなアダ
プタは、例えば一般家庭の水道、ガス、電気等のメータ
の指示値を遠隔地から読取る自動検診システム等におい
て、網制御装置と複数の端末装置（メータセンサ）との
間に位置して、各メータセンサからのデータ送信を制御
するために使用される。

発明の概要 本発明は、加入電話線に接続されたデータ伝送用網制御
装置とメータセンサとの間に接続され、伝送方向を切替
え可能なインタフェース回路と、前記データ伝送用網制
御装置から受信される端子選択符号によって指定された
メータセンサを起動する端子選択符号受信部と、各メー
タセンサから受信したデータを前記データ伝送用網制、
御装置に送出するデータ送出部と、受信または送信信号
のスペースが一定時間以上継続すると前記インタフェー
ス回路の送受信方向を反転させるスペース検出部とを備
えたデータ伝送用網制御装置のアダプタにおいて、 データ伝送用網制御装置から一斉呼出し指示を受けたと
きは、複数のメータセンサを順次起動し、各メータセン
サから返送されるデータ信号のスペース期間の途中にマ
ークパルスを挿入したマーク付加信号を送出することに
より、複数のメータセンサからの送信データ信号を順次
インタフェース線に送出することかできるようにしたも
のである。

複数のメータセンサのデータを短時間で送信することが
でき、システム全体のデータ伝送効率を向上させること
ができるという効果がある。

従来技術 第４図は、従来のデータ伝送用網制御装置のアダプタの
一例を示すブロック図である。すなわち、半二重通信の
インタフェース線２１を介して図示されないデータ伝送
用網制御装置とデータの送受を行なうためのインタフェ
ース回路１１と、インタフェース回路１１から入力され
た受信信号２２を調歩同期によって受信し端子選択符号
を復号して複数のメータセンサの１つを選択起動する端
子選択符号受信部１２と、端子選択符号受信部１２が出
力する選択信号２５をメータセンサインタフェース線２
Ｂに送出しメータセンサから返送された検針値データを
メータセンサデータ信号線２７を介してデータ送出部１
３に入力させる複数の端末インタフェース回路１５と、
複数の端末インタフェース回路１５からメータセンサデ
ータ信号線２７を介して入力された信号を送信データ信
号２３としてインタフェース回路１１へ送信す、るデー
タ送出部１３と、受信信号２２および送信データ信号２
３のスペース継続時間を監視し、スペースが一定値以上
継続したとき半二重通信におけるデータ通信終了とみな
し送受切替え信号２４によってインタフェース回路１１
の送受方向を切替制御するスペース検出部１４とから構
成されている。

第５図は、上記従来例の動作を説明するための各部信号
を示すタイムチャートであり、同図（Ａ）は送受切替え
信号２４を、同図（Ｂ）は受信信号２２を、同図（Ｃ）
は送信データ信号２３を示す、送受切替え信号２４が“
θ′′のときはインタフェーフ回路１１は受信方向であ
り、インタフェース線２１から入力された同図（Ｂ）に
示すようなマークＭとデータ部りとスペースＳからなる
受信信号２２が端子選択符号受信部１２に入力される。

端子選択符号受信部１２は受信信号２２のデータ部りを
解読して指定されたメータセンサを起動し、そのメータ
センサからは同図（Ｃ）に示すようにマークＭ、データ
部り、スペースＳからなる送信データ信号が返送される
。一方、受信信号２２のスペースＳが一定時間継続する
と、同図（Ａ）に示すように送受切替え信号２４が“ｌ
”となり、インタフェース回路１１はデータ送出部１３
の出力する送信データ信号２３をインタフェース線２１
を介して図示されないデータ伝送用網制御装置へ送出す
る。このときスペース検出部１４は送信データ信号２３
のスペースＳを監視しており、スペースＳが一定時間継
続した時点で同図＜：Ａ）に示すように送受切替え信号
２４を０゛としてインタフェース回路１１を受信方向に
切替える。

従って、網制御装置から各メータセンサを指定した指令
を受信するごとに、指定されたメータセンサから返送さ
れたデータ信号が網制御装置に送出される。

上述の従来回路では、網制御装置は個々のメータセンサ
を端子選択符号によって指定した指令信号を発出し、当
該メータセンサからデータが返送された後、再び他のメ
ータセンサを指定する指令信号を発出するため、複数の
メータセンサからのデータを得るために時間が長くかか
るという欠点がある。

発明が解決しようとする問題点 本発明は、上述の従来の欠点を解決し、データ伝送用網
制御装置から入力される一斉呼出し指示によって、複数
のメータセンサの送信データを連続して送信できるよう
にして、データ送信に要する時間を短縮するものである
。

発明の構成 本発明のデータ伝送用網制御装置のアダプタは、加入電
話線に接続されたデータ伝送用網制御装置とメータセン
サとの間に接続され、伝送方向を切替え可能なインタフ
ェース回路と、前記データ伝送用網制御装置から受信さ
れる端子選択符号によって指定されたメータセンサを起
動する端子選択符号受信部と、各メータセンサから受信
したデータを前記データ伝送用網制御装置に送出するデ
ータ送出部と、受信または送＠信号のスペースが一定時
間以上継続すると前記インタフェース回路の送受信方向
を反転させるスペース検出部とを備えたデータ伝送用網
制御装置のアダプタにおいて、 前記スペース検出部は、送信信号中のスペースが前記送
受信切替えのための一定時間よりも短いある時間継続し
たときパルスを発生するパルス発生回路を内蔵し。

前記データ送出部の出力信号に前記スペース検出部の出
力パルスを付加して前記インタフェース回路およびスペ
ース検出部に入力させるマーク付加回路を備えて。

前記端子選択符号受信部は前記データ伝送用網制御装置
から受信した一斉呼出し指令によって、複数のメータセ
ンサを順次起動すると共に前記マーク付加回路を活性化
する制御信号を出力するように構成されたことを特徴と
する。

発明の実施例 次に、本発明について、図面を参照して詳細に説明する
。

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

すなわち、半二重通信のインタフェース線２１を介して
図示されないデータ伝送用網制御装置とデータの送受を
行なうためのインタフェース回路１１と、インタフェー
ス回路１１から入力された受信信号２２を調歩同期によ
って受信し端子選択符号を復号して複数のメータセンサ
の１つを選択起動する端子選択符号受信部１２と、選択
信号２５をメータセンサインタフェース線２６に送出し
メータセンサから返送された検針値データ信号をメータ
センサデータ信号線２７を介してデータ送出部１３に入
力させる複数の端末インタフェース回路１５と、端末イ
ンタフェース回路１５からメータセンサデータ信号線２
７を介して入力された信号を送信データ信号２３として
インタフェース回路１１へ送信するデータ送出部１３と
、受信信号２２および送信データ信号２３のスペース継
続時間を監視し、スペースが一定時間以上継続したとき
半二重通信におけるデータ通信終了とみなし送受切替え
信号２４によってインタフェース回路１Ｎの送受方向を
切替制御するスペース検出部５４とを備えて、網制御装
置から個々のメータセンサを指定する指令信号が受信さ
れたときは従来と同様に動作する。

しかし、本実施例においては、データ送出部１３の出力
はマーク付加回路５８を通して、マーク付加信号７０を
インタフェース回路１１およびスペース検出部５４に入
力させるように構成し、スペース検出部５４はマーク付
加信号７０のスペースＳが一定時間粛続したときに送受
切替え信号２４を反転してインタフェース回路１１の送
受方向を制御する他に、上記一定時間よりも短い継続時
間でマークパルス６８を発生するためのパルス発生回路
を内蔵している。また、端子選択符号受信部１２は、各
メータセンサを指定する端子選択符号の他に一斉呼出し
指示を解読する機能を有し、−斉呼出し指示を受信した
ときは、複数の端末インタフェース回路１５を順次起動
し、かつ制御信号８８をＩ　ＩＴとしてマーり付加回路
５６を活性化する。マーク付加回路５Ｂは、常時はデー
タ送出部１３の出力する送信データ信号２３をそのまま
マーク付加信号７０と・してインタフェース回路１１お
よびスペース検出部５４に送出するが、制御信号６８が
“ｌ”のときは送信データ信号２３とマークパルス８８
を合成することにより、各メータセンサからの送出信号
のスペースＳの中間にマークパルス８８が挿入された信
号を出力する。

従って、本実施例は、−斉呼出し指示を受信したときは
、各メータセンサから送出される送信データ信号のスペ
ース期間にマークパルス６８が挿入されることによりス
ペース検出部５４が送受切替え信号２４を反転させない
で、各メータセンサの送信データ信号を連続して送出す
ることができる。従って、複数のメータセンサのデータ
を短時間に送出することができるという効果がある。

次に、本実施例の動作について、第２図および第３図を
参照して説明する。第２図（Ａ）は、端子選択符号受信
部１２から複数の端末インタフェース回路１５に対して
送出される選択信号２５を示し、同図（Ｂ）は、それぞ
れのメータセンサから順次返送される送信データが配列
されてデータ送出部１３から出力された送信データ信号
２３を示す。

今、インタフェース線２１からインタフェース回路１１
を介して一斉呼出し指示が入力されると、端子選択符号
受信部１２は第２図（Ａ）に示すように複数のメータセ
ンサに対する選択信号２５を順次゛１”にし、各メータ
センサはそれぞれ選択信号２５によって選択起動されて
マークＭに続いてデータ部りを出力し、その後はスペー
スＳを出力する。従って、データ送出部１３が出力する
送信データ信号２３は同図（Ｂ）に示すようになる。一
方。

受信信号２２のスペースＳが一定時間継続した時点で、
第３図（Ａ）に示すように送受切替え信号２４が１１１
となりインタフェース回路１１は送信方向に切替えられ
ている。また、端子選択符号受信部１２は一斉呼出し指
示を解読したとき、同図（Ｃ）に示すようにメータセン
サ１から（ｎ−１）までのメータセンサに対する選択信
号２５の期間中、制御信号６８を“１″としてマーク付
加回路５６を活性化している。従って、同図（Ｂ）に示
すように。

マーク付加回路５８によって送信データ信号２３とマー
クパルス８３が合成された信号がマーク付加信号７０と
して出力され、インタフェース回路１１からインタフェ
ース線２１に送出される。メータセンサｌからの送信デ
ータ信号のスペースＳが（インタフェース回路１！の送
受方向を反転させるための継続期間よりも短い）ある時
間継続すると第３図（Ｄ）に示すようにスペース検出部
５４からマークパルスθＢが出力されて送信データ信号
２３に重畳される。従って、マーク付加信号７０は同図
ＣＢ）に示すように、各メータセンサからの送信データ
信号のスペースの期間中にマークパルス６８が挿入され
た信号となる。従って、スペース検出部５４はインタフ
ェース回路１１の送受方向を反転させないで送信方向を
維持している。従って、各メータセンサからの送信デー
タ信号は次々とインタフェース回路１１を通してインタ
フェース線２１に送出される。最後のメータセンサｎの
データが送出された後のスペースが一定時間継続した時
点で、スペース検出部５４がこれを検出して送受切替え
信号２４を“０″に反転させてインタフェース回路１１
を受信方向に切替えて、次の指示信号の受信に備える。

複数のメータセンサからの送信データ信号の各スペース
期間中に挿入されたマークパルス６９は、インタフェー
ス線２１を通してセンタ装置側に送られることになるが
、上記スペース期間は、単に送受信切替えのために使用
されるものであるから、マークパルス６８によってセン
タ側装置が悪影響を受けることはないものと考えられる
。

発明の効果 以上のように、本発明においては、データ伝送用網制御
装置から一斉呼出し指示を受けたときは、複数のメータ
センサを順次起動し、各メータセンサから返送されるデ
ータ信号のスペース期間の途中にマークパルスを挿入し
たマーク付加信号を送出するように構成したから、複数
のメータセンサからの送信データ信号を順次インタフェ
ース線に送出することができる。従って、複数のメータ
センサのデータを短時間で送信するこができ。

システム全体のデータ伝送効率を向上させることができ
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

・　第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２
図は上記実施例における各メータセンサへの起動信号お
よび各メータセンサからの送信データ信号を示すタイム
チャート、第３図は上記実施例の各部信号の一例を示す
タイムチャート、第４図は従来のデータ伝送用網制御装
置のアダプタの一例を示すブロック図、第５図は上記従
来例の送受切替え信号および送受信号の一例を示すタイ
ムチャートである。 図において、１〜ｎ：メータセンサ、１１：インタフェ
ース回路、１２：端子選択符号受信部、１３：データ送
出部、工４＝スペース検出部、！５：端末インタフェー
ス回路、２１：インタフェース線、２２：受信信号、２
３：送信データ信号、２４：送受切替え信号、２５：選
択信号、２６：メータセンサインクフェース線、２７：
メータセンサデータ信号線、５４ニスペ一ス検出部、５
６ニマ一ク付加回路、６８：制御信号、６９：マークパ
ルス、７ｏ：マーク付加信号。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 加入電話線に接続されたデータ伝送用網制御装置とメー
   タセンサとの間に接続され、伝送方向を切替え可能なイ
   ンタフェース回路と、前記データ伝送用網制御装置から
   受信される端子選択符号によって指定されたメータセン
   サを起動する端子選択符号受信部と、各メータセンサか
   ら受信したデータを前記データ伝送用網制御装置に送出
   するデータ送出部と、受信または送信信号のスペースが
   一定時間以上継続すると前記インタフェース回路の送受
   信方向を反転させるスペース検出部とを備えたデータ伝
   送用網制御装置のアダプタにおいて、 前記スペース検出部は、送信信号中のスペースが前記送
   受信切替えのための一定時間よりも短いある時間継続し
   たときパルスを発生するパルス発生回路を内蔵し、 前記データ送出部の出力信号に前記スペース検出部の出
   力パルスを付加して前記インタフェース回路およびスペ
   ース検出部に入力させるマーク付加回路を備えて、 前記端子選択符号受信部は前記データ伝送用網制御装置
   から受信した一斉呼出し指令によって複数のメータセン
   サを順次起動すると共に前記マーク付加回路を活性化す
   る制御信号を出力するように構成されたことを特徴とす
   るデータ伝送用網制御装置のアダプタ。