JPS61227596A - 抗リン酸化チロシンモノクロ−ナル抗体およびそれを産生するハイブリド−マ - Google Patents
抗リン酸化チロシンモノクロ−ナル抗体およびそれを産生するハイブリド−マInfo
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- JPS61227596A JPS61227596A JP60069631A JP6963185A JPS61227596A JP S61227596 A JPS61227596 A JP S61227596A JP 60069631 A JP60069631 A JP 60069631A JP 6963185 A JP6963185 A JP 6963185A JP S61227596 A JPS61227596 A JP S61227596A
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- tyr
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- hybridoma
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
産業上の利用分野
この発明は新規なモノクローナル抗体およびそれを産生
ずるハイプリドーマに関するものである。
ずるハイプリドーマに関するものである。
さらに詳細には、この発明は抗リン酸化チロシン(以下
、P−T7rと略称)モノクローナル抗体およびそれを
産生ずるマウス・ハイプリドーマPTB10−6に関す
るものであシ、このモノクローナル抗体はP−Tyr含
有蛋白質の同51j&よび分離のための試薬として有用
である。
、P−T7rと略称)モノクローナル抗体およびそれを
産生ずるマウス・ハイプリドーマPTB10−6に関す
るものであシ、このモノクローナル抗体はP−Tyr含
有蛋白質の同51j&よび分離のための試薬として有用
である。
近年、ある種の腫瘍ウイMヌの癌遺伝子産物やインシュ
リン、表皮成長因子(KGF ’)など成長因子に対す
る受容体が千ロジン残基に特異的な蛋白質リン酸化酵素
(チロシンキナーゼ)活性を有し、さらにそれ自身も分
子内に、P−T7rを含むことが判明し、細胞の増殖や
成長にP−Tyr含有蛋白が深く関与していることが認
められてきた之め、P−Tyr含有蛋白の同定および分
離を簡便に行うことは、細胞増殖、癌化の機作解明等を
はじめとする研究に極めて有用である。
リン、表皮成長因子(KGF ’)など成長因子に対す
る受容体が千ロジン残基に特異的な蛋白質リン酸化酵素
(チロシンキナーゼ)活性を有し、さらにそれ自身も分
子内に、P−T7rを含むことが判明し、細胞の増殖や
成長にP−Tyr含有蛋白が深く関与していることが認
められてきた之め、P−Tyr含有蛋白の同定および分
離を簡便に行うことは、細胞増殖、癌化の機作解明等を
はじめとする研究に極めて有用である。
従来の技術
これまでP−Tyr蛋白の同定には、蛋白をラジオ・ア
イソトープで標識し、電気泳動にかけ几のち、アルカリ
で処理する方法あるいはモレキュラー・アンド・セνラ
ー・バイオロジー(MOleQularand Ce1
lular Biology)第3巻悪8、第1343
−1352頁(1983年)に記載されたp−7ゾベン
ジA7jtヌホネートを抗原として用いることにより得
た抗体を利用する方法などが知−T7r以外の抗原とも
反応するためj抗原との親和性、反応の特異性の面で満
足すべきものではなかった。
イソトープで標識し、電気泳動にかけ几のち、アルカリ
で処理する方法あるいはモレキュラー・アンド・セνラ
ー・バイオロジー(MOleQularand Ce1
lular Biology)第3巻悪8、第1343
−1352頁(1983年)に記載されたp−7ゾベン
ジA7jtヌホネートを抗原として用いることにより得
た抗体を利用する方法などが知−T7r以外の抗原とも
反応するためj抗原との親和性、反応の特異性の面で満
足すべきものではなかった。
発明が解決しようとする問題点
この発明の発明者たちは、上記の従来技術の欠点である
操作の煩雑さ、ならびに抗原との親和性、反応の特異性
の面での不満足さを解消すぺ〈種々研究を行った結果、
操作が簡便であシ、親和性、特異性の面でも満足すべき
ものであるこの発明のモノクローナμ抗体を得、この発
明を完成した。
操作の煩雑さ、ならびに抗原との親和性、反応の特異性
の面での不満足さを解消すぺ〈種々研究を行った結果、
操作が簡便であシ、親和性、特異性の面でも満足すべき
ものであるこの発明のモノクローナμ抗体を得、この発
明を完成した。
発明の構成
問題点を解決する九めの手段
この発明の抗すン酸化チロシンモノクローナV抗体は、
新規なマウス・ハイプリドーマPTB10−6を培地ま
たはマウスの腹水中で常法によシ培養することによシ製
造される。
新規なマウス・ハイプリドーマPTB10−6を培地ま
たはマウスの腹水中で常法によシ培養することによシ製
造される。
ここで用いるマウス・ハイプリドーマPTB10−6f
l、リン酸化チロシンをN−サクシンイミりl’ 3
−(2−ピリジルジチオ)プロピオネートのような適当
な架橋剤を用いてヘモシアニンま几はガンマグロブリン
と結合させることによシ得たリン酸化チロシン−ヘモシ
アニン結合物ま九はリン酸化チロシン−ガンマグロブリ
ン結合物を抗原とし、それらを用いて常法によシ免疫さ
れたマウスの牌臓細胞とマウスのミエローマ細胞とを常
法、例えばケーラーおよびミルスタイン(Kahler
and Milatein)の細胞融合技術の基本方法
〔ネイチ1−第256巻第495頁(1975年)参照
〕によ多細胞融合して製造することができるが、詳細に
は、下記実施例を参照されたい。
l、リン酸化チロシンをN−サクシンイミりl’ 3
−(2−ピリジルジチオ)プロピオネートのような適当
な架橋剤を用いてヘモシアニンま几はガンマグロブリン
と結合させることによシ得たリン酸化チロシン−ヘモシ
アニン結合物ま九はリン酸化チロシン−ガンマグロブリ
ン結合物を抗原とし、それらを用いて常法によシ免疫さ
れたマウスの牌臓細胞とマウスのミエローマ細胞とを常
法、例えばケーラーおよびミルスタイン(Kahler
and Milatein)の細胞融合技術の基本方法
〔ネイチ1−第256巻第495頁(1975年)参照
〕によ多細胞融合して製造することができるが、詳細に
は、下記実施例を参照されたい。
また、上記ハイプリドーマを培養する培地としては、ハ
イプリドーマの培養に適した培地であればよく、そのよ
うな例としては、例えばダyベッコ氏改変イーグル氏最
小必須培地(Dulbecco smodified
Eagles minimum essentialm
ediurn、、以下D−MKMと略称する)にウシ胎
児血清、L−グVタミン、2−メルカプトエタノ−Vお
よび抗生物質(例えば、ペニシリンG、7.)レプトマ
イシン、ゲンタミシン等)を含有せしめた培地が挙げら
れる。
イプリドーマの培養に適した培地であればよく、そのよ
うな例としては、例えばダyベッコ氏改変イーグル氏最
小必須培地(Dulbecco smodified
Eagles minimum essentialm
ediurn、、以下D−MKMと略称する)にウシ胎
児血清、L−グVタミン、2−メルカプトエタノ−Vお
よび抗生物質(例えば、ペニシリンG、7.)レプトマ
イシン、ゲンタミシン等)を含有せしめた培地が挙げら
れる。
この発明のハイプリドーマの培養は、通常、培地を用い
る時には57”Cで2−4日間、ま友マウスの腹腔内で
培養する時には7−20日間程度で行なわれる。
る時には57”Cで2−4日間、ま友マウスの腹腔内で
培養する時には7−20日間程度で行なわれる。
このようにして製造され九モノクローナ〃抗体は培養物
またはマウスの腹水から、蛋白質の単離、精製に一般的
に用いられる常法により分離、精製することができる。
またはマウスの腹水から、蛋白質の単離、精製に一般的
に用いられる常法により分離、精製することができる。
そのような方法としては、例えば、遠心分離、透析、硫
安塩析、DEAE−セルロースを用いるカラム・クロマ
トグラフィー、ゲル〔例えば、セファ0−ヌ4B、セフ
1デツクヌt 商L)7vマシア・ファイン・ケミカシ
ズAB社製)等〕を用いるゲA/濾過法、免疫グロブリ
ン結合多糖類(例えば、抗つシエyG−セフ10−ス4
B、等を使用するカラム・クロマトグラフィー)、抗原
結合セフ10−スを使用するアフイニティカラムクロマ
トグラフィー、凍結乾燥、結晶化等が挙げられる。
安塩析、DEAE−セルロースを用いるカラム・クロマ
トグラフィー、ゲル〔例えば、セファ0−ヌ4B、セフ
1デツクヌt 商L)7vマシア・ファイン・ケミカシ
ズAB社製)等〕を用いるゲA/濾過法、免疫グロブリ
ン結合多糖類(例えば、抗つシエyG−セフ10−ス4
B、等を使用するカラム・クロマトグラフィー)、抗原
結合セフ10−スを使用するアフイニティカラムクロマ
トグラフィー、凍結乾燥、結晶化等が挙げられる。
このようにして得られた抗すン酸化千ロジンモノクロー
ナル抗体は、P−Tyrとの反応に極めて高い特異性、
親和性を示し、リン酸化セリン、リン酸化スレオニン等
とはほとんど反応せず、p−’ryr含有蛋白の同定お
よび分離のための試薬として有用である。
ナル抗体は、P−Tyrとの反応に極めて高い特異性、
親和性を示し、リン酸化セリン、リン酸化スレオニン等
とはほとんど反応せず、p−’ryr含有蛋白の同定お
よび分離のための試薬として有用である。
この発明の抗リン酸化チロシンモノクローナル抗体の物
理化学的及び生物学的性質は以下の通りである。
理化学的及び生物学的性質は以下の通りである。
1)分子量
実施例3で得九本発明のモノクローナV抗体は、2−メ
Vカプトエタノ−Nの存在下で、ドデシル硫酸ナトリウ
ムで処理した後、ポリアクυ〜アミドゲル電気泳動で調
べたところ、分子量約59,000と約27,000の
サブユニットから成り立っていることが判明した。これ
らのサブユニットは、イムノグロブリンの重鎖と軽鎖に
相当し、本発明のモノクローナル抗体がイムノグロブリ
ンであることを確認できた。
Vカプトエタノ−Nの存在下で、ドデシル硫酸ナトリウ
ムで処理した後、ポリアクυ〜アミドゲル電気泳動で調
べたところ、分子量約59,000と約27,000の
サブユニットから成り立っていることが判明した。これ
らのサブユニットは、イムノグロブリンの重鎖と軽鎖に
相当し、本発明のモノクローナル抗体がイムノグロブリ
ンであることを確認できた。
11)イムノグロブリンのクラスとアイソタイプ実施例
5で得た本発明のモノクローナル抗体のイムノグロブリ
ンのクラスとアイソタイプをオフタロニー法によって調
べた。
5で得た本発明のモノクローナル抗体のイムノグロブリ
ンのクラスとアイソタイプをオフタロニー法によって調
べた。
7フイニテイー精製したモノクローナル抗体ヲ、ウサギ
抗マウスイムノグロブリンM、G□% Gg a%G2
.G、、Aおよびに鎖、重鎖の血清(マイルズ社製)の
それぞれと沈降線の形成を調べたところ本発明のモノク
ローナル抗体は、IgAクラスであシ、に鎖の軽鎖をも
つ抗体であることが判明した。
抗マウスイムノグロブリンM、G□% Gg a%G2
.G、、Aおよびに鎖、重鎖の血清(マイルズ社製)の
それぞれと沈降線の形成を調べたところ本発明のモノク
ローナル抗体は、IgAクラスであシ、に鎖の軽鎖をも
つ抗体であることが判明した。
111) 抗体の特異性
96穴、マイクロタイタープレートの各ウェルを2μf
/klとし交アフィニティー精製抗体溶液180μlで
室温−夜コートし、1%牛血清7yプミン(BSA)で
ブロックした後、各種P −1π関連化合物の存在下で
ヨード標識したP−Tyr−BSA結合物(ニーp−T
yr−BSA ) 25 nfを反応させた。室温で一
夜静置後、プレートを充分に洗浄し、各ウニVを切りと
り、ガンマカウンターにて、カウントした。
/klとし交アフィニティー精製抗体溶液180μlで
室温−夜コートし、1%牛血清7yプミン(BSA)で
ブロックした後、各種P −1π関連化合物の存在下で
ヨード標識したP−Tyr−BSA結合物(ニーp−T
yr−BSA ) 25 nfを反応させた。室温で一
夜静置後、プレートを充分に洗浄し、各ウニVを切りと
り、ガンマカウンターにて、カウントした。
特異性は、固相抗体への126エーp−Tyr−BSA
の結合に封子るP−Tyr関連化合物の阻害で調ベアt
(表参照)。
の結合に封子るP−Tyr関連化合物の阻害で調ベアt
(表参照)。
その結果、本抗体は、N−アセチ/I/ −P−Tyr
。
。
P−T7r並びにフェニルホスフェートに対して高い特
異性金示し、リン酸化セリン、リン酸化スレオニンなど
とは、はとんど反応しないことが判明N−アセチルリ4
謝ヒチロシン 1.0 mM 76
.2%すΔ駿化チロシン 0.00
8 <5.08.0 19.
1 フェニルホスフェート*8.0 20.
5す4fヒセリン 8.0
<5.ON−アセチルチロシンアミド
8,0 <5.07−y’iシ
ン−IJ yilB AMP ) 8.0
<5.07デノシンニリ櫃(ADP)
8.0 <5.07デノシン三り
4tATp) 8.0 <5.
0環状A M P 8.0
<5.0イノシΔ駿(工MP )
8.0 <5.Op−アミノフ
ェニシアyソ4 8.0 <5.
0米 フェニルホスフェートは、P−T7rのアラニン
側鎖のみを欠いた構造であり、本発明の目的からは、本
物質に対する交差反応性は特に問題とならないt、むし
ろ実施例5記載のように−・1抗:P−T7ズ抗体の7
フイニテイ、i精製に際してのハブ艷Z溶出用など゛ど
して利用し・うるも1のでおる。
異性金示し、リン酸化セリン、リン酸化スレオニンなど
とは、はとんど反応しないことが判明N−アセチルリ4
謝ヒチロシン 1.0 mM 76
.2%すΔ駿化チロシン 0.00
8 <5.08.0 19.
1 フェニルホスフェート*8.0 20.
5す4fヒセリン 8.0
<5.ON−アセチルチロシンアミド
8,0 <5.07−y’iシ
ン−IJ yilB AMP ) 8.0
<5.07デノシンニリ櫃(ADP)
8.0 <5.07デノシン三り
4tATp) 8.0 <5.
0環状A M P 8.0
<5.0イノシΔ駿(工MP )
8.0 <5.Op−アミノフ
ェニシアyソ4 8.0 <5.
0米 フェニルホスフェートは、P−T7rのアラニン
側鎖のみを欠いた構造であり、本発明の目的からは、本
物質に対する交差反応性は特に問題とならないt、むし
ろ実施例5記載のように−・1抗:P−T7ズ抗体の7
フイニテイ、i精製に際してのハブ艷Z溶出用など゛ど
して利用し・うるも1のでおる。
IV)癌遺伝子産物の認識性
原波肉腫つイVスで形質転換したラット細胞を、RIP
A緩衝液〔1%トリトンX−100,1%デオキシコレ
−)、0.1%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、0
.15M塩化ナトリウム、0.05Mトリス塩酸緩衝液
trr1s−acl) (pH8,2)、IQmMエチ
レンジアミン四酢酸(BDTA )、2QmMフッ化ナ
トリウム、1%トラシロール〕で可溶化した。この液1
00〜300μlに、アフィニティーfillた抗P−
Tyrモノクローナ!し抗体50μgを加えて、4℃で
1時間反応させ、抗原抗体結合物を抗マウヌイムノグロ
プリン抗体を結合させたセフ70−ス4B(商標:ファ
Vマシア社製)にて沈降させた。沈降物中に〔γ−32
P〕ATP(5〜10μC1)を加え、塩化マンガン(
10mM)の存在下で20℃、10分間反応させた。
A緩衝液〔1%トリトンX−100,1%デオキシコレ
−)、0.1%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、0
.15M塩化ナトリウム、0.05Mトリス塩酸緩衝液
trr1s−acl) (pH8,2)、IQmMエチ
レンジアミン四酢酸(BDTA )、2QmMフッ化ナ
トリウム、1%トラシロール〕で可溶化した。この液1
00〜300μlに、アフィニティーfillた抗P−
Tyrモノクローナ!し抗体50μgを加えて、4℃で
1時間反応させ、抗原抗体結合物を抗マウヌイムノグロ
プリン抗体を結合させたセフ70−ス4B(商標:ファ
Vマシア社製)にて沈降させた。沈降物中に〔γ−32
P〕ATP(5〜10μC1)を加え、塩化マンガン(
10mM)の存在下で20℃、10分間反応させた。
リン酸化された蛋白を5DS−ポリアクリルアミドケl
し電気泳動を行ない、オートラジオグラフィーが検出さ
れた・ 実施例 次いでこの発明を実施例により説明する。
し電気泳動を行ない、オートラジオグラフィーが検出さ
れた・ 実施例 次いでこの発明を実施例により説明する。
実施例1(ハイプリドーマ PTBlo−6の取得)
(1) 免疫用抗原の調製
リン酸化チロシン(P−T7r、!:略丁)をへテロ2
官能試薬であるN−サクシンイミジrv3−(2−ピリ
ジルジチオ)プロピオネート(以下5PDPと略す)を
用いて、担体効果の高いヘモシアニン(KLH)又は、
ニワトリガンマグロブリン(α袷)に結合させたものを
免疫用抗原とした。
官能試薬であるN−サクシンイミジrv3−(2−ピリ
ジルジチオ)プロピオネート(以下5PDPと略す)を
用いて、担体効果の高いヘモシアニン(KLH)又は、
ニワトリガンマグロブリン(α袷)に結合させたものを
免疫用抗原とした。
すなわち、P−Tyr及び担体蛋白をそれぞれ5PDP
と反応させることによシ(反応モル比;s P D P
/P−Tyr=1.2、S P D P / K L
H=100.5PDP/CGG=45 )、2−ピリ
ジ)Vジチオプロピオニジ基を導入した。なお、不要な
試薬類は、透析又はゲル濾過によシ除いた。担体蛋白と
5PDPとの結合物は、さらにジチオスライド−7”(
DT’f’)で還元することによりピリS/ジチオ基を
脱離し、遊離チオールとした後、両者を混合し結合させ
KLH10万ダルトンあたり9分子量 P−Tyr、−
K L II )、CGGl 5万ダルトンあ九922
分子(P−Tyr22−CGG )のP−Tyrが結合
した免疫用抗原を得た。
と反応させることによシ(反応モル比;s P D P
/P−Tyr=1.2、S P D P / K L
H=100.5PDP/CGG=45 )、2−ピリ
ジ)Vジチオプロピオニジ基を導入した。なお、不要な
試薬類は、透析又はゲル濾過によシ除いた。担体蛋白と
5PDPとの結合物は、さらにジチオスライド−7”(
DT’f’)で還元することによりピリS/ジチオ基を
脱離し、遊離チオールとした後、両者を混合し結合させ
KLH10万ダルトンあたり9分子量 P−Tyr、−
K L II )、CGGl 5万ダルトンあ九922
分子(P−Tyr22−CGG )のP−Tyrが結合
した免疫用抗原を得た。
(2) P−Tyr免疫脾細胞の調製p−Tyr、−
K IJ H145μft−70インド完全アジユバン
)(CF’A)と乳化させて、6〜8週令のB A L
B / Cマウス(雌)の四肢の付は根及び足置に投
与し、2週間後、同量の抗原をフロイント不完全アジュ
バントとともに投与し、進用免疫を行なった。19日後
p−Tyr、−K L III 25 ttfとp−T
yr、、−CG G 225 pfの混合溶液を静脈内
投与し、翌日、p−ryr、2−CGG225μfを腹
腔内に投与したのちさらにその翌日も同様にP−Tyr
22−caa225ttf を腹腔内に投与した。
K IJ H145μft−70インド完全アジユバン
)(CF’A)と乳化させて、6〜8週令のB A L
B / Cマウス(雌)の四肢の付は根及び足置に投
与し、2週間後、同量の抗原をフロイント不完全アジュ
バントとともに投与し、進用免疫を行なった。19日後
p−Tyr、−K L III 25 ttfとp−T
yr、、−CG G 225 pfの混合溶液を静脈内
投与し、翌日、p−ryr、2−CGG225μfを腹
腔内に投与したのちさらにその翌日も同様にP−Tyr
22−caa225ttf を腹腔内に投与した。
最終投与2日後にマウスを開腹し、牌臓をとり出し、ビ
ンセットなどでこれを充分にほぐし、塩化アンモニウム
/トリク緩衝液にて混入する赤血球を溶解させた後、5
%牛脂児血清(FoS)を含むハンクス溶液に懸濁させ
た。
ンセットなどでこれを充分にほぐし、塩化アンモニウム
/トリク緩衝液にて混入する赤血球を溶解させた後、5
%牛脂児血清(FoS)を含むハンクス溶液に懸濁させ
た。
得られ几脾細胞懸濁液とマウヌミエローマ例−力細胞懸
濁液(BALB/Cマウヌ由来のミエローマ)t−10
: 1の細胞比で混合し、遠心分離後これに15%のジ
メチルスル本キサイドLDMSO)を含む42.5%ポ
リエチレングリコ−A/(分子量4.000)を徐々に
滴下し、よくまぜながら37°Cで1分間反応させるこ
とにより、細胞を融合させた。この融合細胞を20%F
O8を含むダルベツコ氏改変イーグル氏最小栄養培地(
2mMI、−グlレタミン、2X10−5M2−メルカ
プトエタノール、100単位/ゴペニシリンG、100
μy7tpttヌトレプトマイシンを含む、以下0M培
地)に懸濁して、96ウエルプレートに分注した。融合
細胞は、HAT培地(上記ON培地に、lXlCr’M
ヒポキサン千ン、4Xi (j’Mアミノプテリン、お
よび1.6 X I Q−’Mナミジンを添加し几培地
)によシ選択し、融合細胞の増殖したウニVの上清につ
き、抗P−T7r抗体の有無を調べ友。
濁液(BALB/Cマウヌ由来のミエローマ)t−10
: 1の細胞比で混合し、遠心分離後これに15%のジ
メチルスル本キサイドLDMSO)を含む42.5%ポ
リエチレングリコ−A/(分子量4.000)を徐々に
滴下し、よくまぜながら37°Cで1分間反応させるこ
とにより、細胞を融合させた。この融合細胞を20%F
O8を含むダルベツコ氏改変イーグル氏最小栄養培地(
2mMI、−グlレタミン、2X10−5M2−メルカ
プトエタノール、100単位/ゴペニシリンG、100
μy7tpttヌトレプトマイシンを含む、以下0M培
地)に懸濁して、96ウエルプレートに分注した。融合
細胞は、HAT培地(上記ON培地に、lXlCr’M
ヒポキサン千ン、4Xi (j’Mアミノプテリン、お
よび1.6 X I Q−’Mナミジンを添加し几培地
)によシ選択し、融合細胞の増殖したウニVの上清につ
き、抗P−T7r抗体の有無を調べ友。
抗体活性は、P−Tyr4血清ア血清7ンブミンA)結
合物を吸着させ次マイクロタイタープレートを用いた、
固相ラジオイムノアッセイ法で調べた。
合物を吸着させ次マイクロタイタープレートを用いた、
固相ラジオイムノアッセイ法で調べた。
抗体活性のあるウェルの細胞は、軟寒天法によシクロー
二ングを行ない、1個の細胞由来でP−T7r との
親和性の最も強いハイプリドーマを選び、PTBIQ−
6と命名した。
二ングを行ない、1個の細胞由来でP−T7r との
親和性の最も強いハイプリドーマを選び、PTBIQ−
6と命名した。
なお、親和性は、平衡透析法によシ調べた。
実施例2
抗P−T7r抗体の製造
ハイプリドーマ PTBlo−6を0M培地を用い、3
7”C15%二酸化二数ガヌ気流中で、4日間培養し1
,000 rpm で4−C110分間遠心分離して、
抗P−Tyr抗体を含む、培養上清を得た。
7”C15%二酸化二数ガヌ気流中で、4日間培養し1
,000 rpm で4−C110分間遠心分離して、
抗P−Tyr抗体を含む、培養上清を得た。
実施例6
抗P−Tyr抗体の製造
プリスタン(2,6,i 0.14−テトラメナVペン
タデカン)を1週間間隔で2回BALB/Cマウス5匹
の腹腔内に投与し、1週間後各々のマウスの腹腔にlX
107個のハイブリドーマ PTBlo−6を移植した
。移植後1〜2週間後に腹水20肩jを採取した。
タデカン)を1週間間隔で2回BALB/Cマウス5匹
の腹腔内に投与し、1週間後各々のマウスの腹腔にlX
107個のハイブリドーマ PTBlo−6を移植した
。移植後1〜2週間後に腹水20肩jを採取した。
腹Xは、遠心分離により不溶物をのぞいた後。
50%飽和硫酸アンモニウム沈殿によりガンマグロブリ
ン分画とし、さらにP−Tyrを結合させたセファo
−、x c L−4B t 商il ”フ7A/マシア
社*)kMいたアフィニティークロマトクラフィーによ
シ抗P−Tyr抗体のみを特異的に精製し、精製された
抗P−Tyr抗体1711gを得た。なお、7フイニテ
イーカラムよシの抗体の溶出は、フェ二Vホスフェート
によるハプテン溶出か又はグアニジン塩酸による非特異
的溶出を行なった。
ン分画とし、さらにP−Tyrを結合させたセファo
−、x c L−4B t 商il ”フ7A/マシア
社*)kMいたアフィニティークロマトクラフィーによ
シ抗P−Tyr抗体のみを特異的に精製し、精製された
抗P−Tyr抗体1711gを得た。なお、7フイニテ
イーカラムよシの抗体の溶出は、フェ二Vホスフェート
によるハプテン溶出か又はグアニジン塩酸による非特異
的溶出を行なった。
Claims (3)
- (1)マウス・ハイブリドーマPTB 10−6によっ
て産生され、リン酸化チロシン抗原に特異的に反応する
モノクローナル抗体。 - (2)マウス・ハイブリドーマPTB 10−6を、リ
ン酸化チロシン−ヘモシアニン結合物またはリン酸化チ
ロシン−ガンマグロブリン結合物で免疫されたマウス脾
細胞とマウス・ミエローマ細胞とを融合させて得ること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のモノクローナ
ル抗体。 - (3)リン酸化チロシン抗原に特異的に反応するモノク
ローナル抗体を産生するマウス・ハイブリドーマPTB
10−6。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60069631A JPS61227596A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 抗リン酸化チロシンモノクロ−ナル抗体およびそれを産生するハイブリド−マ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60069631A JPS61227596A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 抗リン酸化チロシンモノクロ−ナル抗体およびそれを産生するハイブリド−マ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61227596A true JPS61227596A (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=13408397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60069631A Pending JPS61227596A (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 抗リン酸化チロシンモノクロ−ナル抗体およびそれを産生するハイブリド−マ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61227596A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006036784A (ja) * | 1998-09-04 | 2006-02-09 | Cell Signaling Technology Inc | 抗原としてペプチドライブラリーを用いたモチーフ特異性および状況独立性抗体の産生 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP60069631A patent/JPS61227596A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006036784A (ja) * | 1998-09-04 | 2006-02-09 | Cell Signaling Technology Inc | 抗原としてペプチドライブラリーを用いたモチーフ特異性および状況独立性抗体の産生 |
JP2012162535A (ja) * | 1998-09-04 | 2012-08-30 | Cell Signaling Technology Inc | 抗原としてペプチドライブラリーを用いたモチーフ特異性および状況独立性抗体の産生 |
JP2016210783A (ja) * | 1998-09-04 | 2016-12-15 | セル・シグナリング・テクノロジー・インコーポレイテツド | 抗原としてペプチドライブラリーを用いたモチーフ特異性および状況独立性抗体の産生 |
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