JPS61226082A - 電気かみそり用内刃の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業−１−の利用分野） 本発明は丸刃形の電気かみそり用内刃のｊｌ！！Ｊ迅方
法に関する。

（従来の技術） 電気かみそりにおｉＪる特に丸刃形の内刃ＩＪ円１に状
回転体の周縁に複数の刃部を周方向所定間隔ごとに備え
てなる。

第９図〜第１２図には従来における内刃の製造方法を示
し、以下に説明を加える。第９図〜第１１図は各工程に
よって製造された内刃ブランクを示し、図中（八）は内
刃ブランクの・Ｆ面図、図中（Ｂ）Ｉン１ニー個の刃形
成部の正面図である。また、第１２図は一個の刃形成部
の（■す面図である。

先ず、不図示の板材から第９図に示す甲板状の内刃ブラ
ンク５０が打ち抜かれる。この内刃ブランク５０は円板
部５１とこの円板部５１の周縁から放射状に多数設けた
刃形成部５２・・・からなる。

次いで、斯かる刃形成部５２の先端側十部５２ａを第１
Ｏ図（＋（）４．１示すようにプレスにてラジアル方向
に対し傾斜した接線１？Ｉで一方側へ折曲し、折曲角度
は１ｌＩ８９０°に近い。また、この際円板部５１にお
りる排出孔５３・・・の穴明けも行う。この後、同図（
■（）の刃形成部５２の４＝Ｊ根例近傍を第１Ｉ図（Ｂ
）に示すようにプレスにて他方側（半ｆｌｌｉ　５２　
ａに対し反対側）−５略９０°折曲し、さらに硬度がビ
ッカースかたさで６５０度程度になるように熱処理する
。

そして、斯かる刃形成部５２（第１Ｉ図（Ｂ））を第１
２図に示すように水平線Ｒ２でスライスすべく研磨し、
シャープエ・２ジを付すと同時に平面加工処理を施ご−
Ｕば、刃形成部５２の先端に刃部５４を形成できる（第
８図参照）。

この後、各刃部５４・・・により形成される外周（￥Ｄ
Ｏと内周径Ｄｉ　　（第８図）を真円化するため刃部５
４の内側（中心例）５４ａと外側５４ｂをｆＵＭＬ、仕
」二げることにより内刃６０を形成する。

ごのような、製造方法は従来のはとんとの電気かみそり
において採用されており、例えば製造された内刃（Ｊり
）開開５４８１９５６司会）ｕ、登録量５６　［ｉ　６
２５１・］意匠等に。１、り知ら４’ｌ−（いる。

（発明が解７〕、■シようとず乙問題点）しかし、１１
１１かＷ＋　ｌ、！Ｚ末の内刃の製造ｊｉ　法１．１次
の如き問題点がある。

第一に、了１スＩ・ダウンを図るため乙に採用Ｊろ、い
わゆる順送型プレスカ氏によると４（宇１に不要部分が
多くなり４ｉ料コスＩ・か高くなるとともる。二刀形成
ｔａ＋　５２が相互に係１１．：　Ｌ、合ってパーツフ
ィーダ等による自動給４］がＩｎとなる。にだ、刃数か
多くなった場合にζ３ｒ内ノＪブランク５０にＪ旨Ｊる
刃形成部５２の間隔か扶（なるため金型ｔこ薄肉部分が
牛し、金型の寿命を著し７く短くする。

第二に、プ１／スによ・乙曲げ工程か少なくとも２回必
要となり、この人こめ材料のスプリングバックによる各
刃部５４の形成位置にばらつきを生ずる。

また、プレスによる複雑な曲げ加工を行った後にりへ処
理を施こずため、各刃部５４にはＷなる熱処理歪が生ず
るとともにロールツノ向−も異なる歪が牛し、以って、
刃部５４に一定の切れ味を得ることがてきない。

第三に、各刃部５４の形成位置のばらつき、及び熱処理
歪による各形成部５２の高さのばらつきがあるため、全
ての刃面を同一平面内で平坦にするためには多くの研磨
化（第１２図５２ｂ）を研削する必要がある。また、第
８図に示す刃形成部５２−個の平面図から明らかなよう
に、同図における刃部５４によって形成される内刃６０
の内ｉ￥Ｄｉ　と外形Ｄｏが真円状にならないため、各
刃部５４を揃える研磨工程が必要となる。しがも、各刃
部５４相互間には空間が存在するとともに、各刃部５４
は熱処理されて脆くなっているため研磨工程に多くの時
間が費やされてしまう。

第四に、刃形成部５２はプレスによって曲げ加工してい
るが、部分的に無理な折曲個所がηニし、機械的強度が
弱くなる。このため折れ易い等の弊害を生ずる。

第五に、第８図から明らかなように比較的広面積を有す
る刃形成部の半部５２ａの先端を研削して刃部５４を形
成するため剃った髭や皿部等が当該半部５２２の裏面に
多■に付着してしまう。このため、取れに＜＜、そのた
めの掃除がたいへんとなる。

本発明は斯かる問題点を全て一掃した電気かみそり用内
刃の製造方法を提供するものである。

（問題点を解決するだめの１段） 本発明は特に丸形被回転体の周縁に複数の刃部を周方向
所定間隔ごとに備えてなる内刃に用いて好適な電気かみ
そり用内刃の製造方法に係り、その特徴とするところは
第１図に示すように円板部２の周縁から筒部１１を軸方
向へ所定長さ延設した椀状の内刃ブランク１０を不図示
の板材から１友き取る型抜き工程と、第２図に示すよう
にに記筒部１１を絞り込んで小ｉ￥化した小筒部１２を
形成し、且つ開目端周縁からラジアル方向外方へ折曲し
たリング板部１３を形成する絞り工程と、ごのリング板
部１３の板面１４を研磨する研磨工程と、第４図に示す
、Ｌうに、研削具によりリング板部Ｉ３及び小筒部１２
に対し回転方向へ傾斜した刃溝１５を周方向所定間隔ご
とＧこ形成する刃切工程と金備えて２（る点にある。

（実施例） 以下に副本発明に係る好適な実施例を図面に基づき詳エ
ホする。

先ず、本発明に係る内刃１の製造方法について第１１閉
〜第４図を参照して各］二稈毎に順次説明する。各図（
Ａ）、（Ｂ　）は各工程によって製造された内刃ブラン
クを示し、（Ａ）は正面半裁断面図、（Ｂ）は底面図で
ある。

〔型抜き工程〕

先ず、型抜き工程において不図示の板４４から第１図に
示す椀状の内刃ブランク１０を打ら抜く。

内刃ブランク１０は円板部２と、この円板部２の周縁か
ら軸方向へ所定長さ延設した筒部１１からなる。この型
抜き工程においては円板部２の中心及び中心の回りに穿
設する取付孔２０及びＪＪＩ出孔２１・・・も同時に打
１友く。

〔絞り工程〕

次に、第２図に示すように上記ブランク１０の筒部１１
をプレスで絞り込んで小ｉ￥化した小筒部１２を形成し
、同時に開１」端周糸３からラジアル方向外方へ折曲し
たフランツ状のリング板部１３を形成する。このリング
板部１３の幅１１　は刃部７の幅となる。したがって、
刃部７の幅は絞りによって八１１Ｈする筒部ＩＢ）ｉイ
の大きさによって選択することができる。

〔第２絞り工程〕 次に、上記絞り工程によって絞られた小筒部１２を第３
図に示すように軸方向所定の中間位置から円板部２例を
さらに絞り込んで小ｉ￥化し、第２小筒部２２を形成す
る。なお５′、の第２絞り工程は省略し、第２小筒部２
２を特に設Ｕノ（＜でもよいか、設けることにより剃り
”ｉｔｓ　Ｏ）　’　ＩＩ方へ、の排出をよりスムース
にすることができる。

〔ｒ熱処理−１−稈〕 次に、熱処理（焼入れ）を行なって内刃フランク１０を
硬化−けしぬる。硬度＋Ｊビッカースかたさで約６５０
度程度にする。

〔研磨工程〕

熱処理の終了した内刃ブランクｌ　ＯＩＩそのリング板
部１３の板面１４を研磨する。斯かる処理によって、板
面１４はＷ面仕上処理され、完全な平坦面となる。

〔刃切工程〕

当該研磨工程の終了した内刃ブランク１０は第４図に示
すように、円板状で円面が丸味を４１１びた回転砥石又
はカッター等の研削具２３により刃溝１５・・・を形成
する。この刃溝Ｉ５はリング板部１３から小筒部１２に
対し切欠き伏に形成し、この刃溝１５は小筒部１２と第
２小筒部２２の境界部分まで切込む。なお、この切込の
深さは斯かる深さが最適であるが、これに限定されるも
のではなく、例えば円板部２に達してもよい。刃溝１５
（研削具２３）は内刃の回転方向へ所定角度傾斜し、第
４図に示すように、この傾斜角θ１は２５゜〜３５°程
度が最適である。また、刃溝１５（研削具２３）はラジ
アル方向に対し若干傾斜する。この傾斜角θ２は第５図
に示すように外刃に対して交又角をつくり、略１２°程
度が最適である。

以上の工程によって加工された内刃本体３０の取イ１孔
２０−１不図示の駆動ボールと係合する係合部材３】を
かしめて取付ｉノれば第５図及び第６図に示ず内刃１を
完成する。

次に、このような製法によって製造された内刃１につい
て第５図〜第７し］を参照し゛ζ説明する。

第５図は本発明に係る製造方法によって！！１！Ｊ潰さ
れた電気かみそり用内刃の平面図、第６図（Ｊ同内刃の
正面半裁断面図、第７図も、ｌ同内刃の一個の刃部を示
す平面図である。

内刃１ば前記円板部２とこの円板部２（Ｊ）ＩＷＩ縁２
ａから筒部３を軸方向へ所定長さ延設した椀状の基部４
を備え、この基部４の周縁に軸方向・＼突出した複数の
縦延設部５・・・を一体にしてなる。この縦延設部５・
・・は前記第２小筒部２２の端部（＝Ｊ近から回転方向
へ傾斜Ｌ５て延出し、各縦延設部５は先端側が細（なる
山形形状になるとともに外方へ階段式に延出してなる。

ごの縦延設部５・・・の先端にはラジアル方向外方へ突
出した横延設部６　・・を一体にイ１−シ、この横延設
部６　Ｌ１回転方向前端に刃部７を自する。

横延設部６における対長手方向垂直断面は第６図のよう
に隙平行四辺形をなし、また、平面形状は第７図に示ず
ように略台形をなず。このように形成された横延設部６
の外側の厚めＬ２は形成素材の板厚に略一致する。

以−１＝、実施例について詳細に説明したが、本発明は
斯かる実施例に限定されるものではない。例えば第２絞
り工程はあってもなくてもよいし、さらに、同様の第３
絞り工程を設ｉＪてもよい。また、角度θ１、θ２の大
きさの選択、Ｌ］、Ｌ２の大きさの選択は任意である。

さらに細部の形状、構成、数量、大きさ等において本発
明の要旨を逸脱しない任意変更実施は本発明範囲に許容
されるものである。

（発明の効果） このように、本発明に斯かる電気かみそり用内刃の製造
方法は型抜き工程、絞り工程、研計工程を経て、最終的
に研削具により回転方向へ傾斜した刃溝を周方向所定間
隔ごとに形成して刃部を形成するようにしたため次の如
き著効を得る。

■内刃ブランクｉｌｌ椀状に形成するため形状ｋｌ中純
化し、プレスによる金型コスＩは著しく低減できるとと
もに長寿命化を図４９る。また、パーツフィーダ等によ
る自動給４（も容易となる。

■内刃ブランクの形４Ｊ：、の中線化はプレス時の形状
歪を減少さ−ｌ、しかも従来の如きスプリングバック等
は牛しないためｉＧ＆　４’／ｉ度の加Ｆを行うことが
できる。ごれに３１、す、常に　定の切れ味を鞘部でき
る。特に、刃部の夕）ノＪに対−１゛る交又角は従来の
プレスｊ（であると０〜２０°の角度範囲でばらつくが
、本発明でＧ４１ごのばらつきが（Ｊとんどない。

■リング板部をプレスで形成すイ〕ため刃面となる当該
板部の板面を容易に平坦化できる。したがって表面仕−
Ｉ−加Ｔ、も］゛目す＋ｒ＋Ｔｆ磨で容易に行えるとと
もに、ｒｉＩＦ　Ｉｆｆ代も僅かであり、［１つωＦ磨
時間も著しく少ない。しかも、形状的に高積度であるた
め各刃部の不揃いを合わ−Ｕる研Ｗ等の後処理が不用と
なり、研磨工程の著しい合理（ヒを図れる。

■従来のプレス方式であると刃数は１６枚程度が限度で
あるが、本発明方法によると研１’４１１貝の厚さを薄
くすることにより３２枚程度までも可能となる。

また、本発明に斯かる電気かみそり用内刃の製造方法に
よれば円板部の周縁から筒部を軸方向へ所定長さ延設し
た椀状の基部を備え、この基部の周縁に軸方向へ突出し
、且つ回転方向へ傾斜した縦延設部を一体形成するとと
もに、当該縦延設部の先端にラジアル方向へ突出した横
延設部を一体形成し、当該横延設部の回転方向前端に刃
部を形成してなる内刃を得ることができるため次の如き
著効を得る。

■第７図に示す本発明に係るＩＩ！Ｊ造方法による内刃
の刃部と第８図ｔこ示ず従来例に係る内刃の刃部（刃形
成部）の比較から明らかなように、本発明方法による内
刃の刃部ば外方へ突出した比較的前面の面積が小さい横
延設部に形成してなるため、剃り髭や皿部は刃部及び横
延設部に付着しにくくなる。したがって、内刃の掃除も
きわめで容易となる。また、好適な実施態様によって横
延設部を縦延設部に比し外方へ突出−■しめるとともに
、縦延設部はり（方へ段階的状に延出してなるため、剃
り髭等は内方へ（（１着することなく刃溝を通して内刃
下方へ排出される。

■基部を椀状に形成するため夕１−　＋ｉ１．ｌＩに筒
部が存在する。したがって、重量分布か従来に比べ外側
に偏寄し、慣性力が増すことにより一時的な負荷による
回転数変動が少なく、安定した性能を発揮できる。

■基部の外側に存在する筒部の周縁から縦延設部を立ち
上から・１！ているため、縦延設部の長さを可及的に短
くでき、しかも従来のように付根側で積極させる必要は
ない。このため機械的に強度をたかめることができ、−
１−述の如く一時的な負荷に対しても安定した性能を細
部できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明に係る電気かみそり用内刃の製
造方法による各工程によって製造された内刃ブランクを
示し、図中（Ａ）は正面半裁断面図、図中（ｒｌ）は底
面図、第５図は本発明に係る製造方法によって製造され
た電気かみそり用内刃の平面図、第６図は同内刃の正面
半裁断面図、第７図は同内刃の一個の刃部を示す平面図
、第８図は従来例に係る電気かみそり用内刃の一個の刃
部を示ず平面図、第９図〜第１１図は従来例に係る電気
かみそり用内刃の製造方法による各工程によって’Ａ造
された内刃ブランクを示し、図中（Ａ）は内刃ブランク
の平面図、図中（Ｂ）は−個の刃形成部の正面図、第１
２図は同内刃ブランクにおける一個の刃形成部の側面図
。 尚図面中、１・・・電気かみそり用内刃、２・・・円板
部、　５・・・縦延設部、６・・・横延設部、７・・・
刃部、　１０・・・内刃ブランク、　　１１・・・筒部
、　　１２・・・小筒部、　　１３・・・リング板部、 １４　・・板面、　１５・・・刃溝。 図　　−図　　−１ ＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　く
「Ｈ−＋　　　　　　　　　　　　　　　　　　■　　
　　　　Ｑ銖　　　　　　　　　　　　　銖 内　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　内柱　　　　　　　　　　　　線

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、次の工程を備えてなる電気かみそり用内刃の製造方
   法。 （ａ）円板部の周縁から筒部を軸方向へ所定長さ延設し
   た椀状の内刃ブランクを板材から抜 き取る型抜き工程、 （ｂ）前記筒部を絞り込んで小径化した小筒部を形成し
   、且つ開口端周縁及びラジアル方向 外方へ折曲したリング板部を形成する絞り 工程、 （ｃ）前記リング板部の板面を研磨する研磨行程、（ｄ
   ）切削具によりリング板部及び小筒部に対し回転方向へ
   傾斜した刃溝を周方向所定間隔 ごとに形成する刃切工程、 ２、絞り工程の後に内刃ブランクを硬化させる熱処理工
   程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   電気かみそり用内刃。