JP2003291024A - 刃 部 - Google Patents

刃 部

Info

Publication number
JP2003291024A
JP2003291024A JP2002096739A JP2002096739A JP2003291024A JP 2003291024 A JP2003291024 A JP 2003291024A JP 2002096739 A JP2002096739 A JP 2002096739A JP 2002096739 A JP2002096739 A JP 2002096739A JP 2003291024 A JP2003291024 A JP 2003291024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
outer peripheral
axis
cutting
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002096739A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Sato
勝彦 佐藤
Taro Abe
太郎 阿部
Takahiro Sato
隆広 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2002096739A priority Critical patent/JP2003291024A/ja
Publication of JP2003291024A publication Critical patent/JP2003291024A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃部交換式切削工具に装着される刃部につい
て、その切刃強度の確保と切削抵抗の低減とを両立す
る。 【解決手段】 刃部交換式切削工具に着脱可能に装着さ
れる刃部10の先端側部分11に、軸線O回りにねじれ
る外周刃12,12と、この外周刃12,12の先端側
に連なる底刃13,13とを形成する。外周刃すくい面
15Aと底刃すくい面15Bとを、外周刃12及び底刃
13に沿って連続するように形成された一つの主溝15
における外周刃12及び底刃13に連なる壁面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削工具の工具本
体に対して着脱可能に装着される刃部に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、切削工具の一例として、図1
4及び図15に示すようなソリッドタイプの切削工具で
あるスクエアエンドミルが知られている。図14に示す
スクエアエンドミル100は、軸線O回りに回転される
工具本体101に、軸線O回りにねじれる断面略円弧状
をなす一対の溝102,102が形成されており、これ
ら一対の溝102,102のそれぞれ回転方向T前方側
を向く壁面102A,102Aをすくい面とするよう
に、壁面102A,102Aの外周側稜線部に軸線O回
りにねじれる外周刃103,103が形成されている。
そして、工具本体101の先端には、軸線O近傍から径
方向外周側へ向かって延びる一対の底刃104,104
が形成されており、これら一対の底刃104,104
は、一対の外周刃103,103にそれぞれ略直交して
交差することによって、角形のコーナ部を構成してい
る。
【0003】一対の底刃104,104のすくい面は、
工具本体101の先端部分が軸線O近傍から一対の溝1
02,102の一部までを切り欠くようにして形成され
た平坦面105,105と、工具本体101の先端に開
口する一対の溝102,102における壁面102A,
102Aとから構成されている。つまり、底刃104
は、平坦面105をすくい面とする底刃内周部104A
と、溝102における壁面102Aをすくい面とする底
刃外周部104Bとからなり、このうち、底刃外周部1
04Bには、略円弧状をなす溝102(壁面102A)
の形状が反映されるため、底刃外周部104Bと外周刃
103とが交差して構成される角形のコーナ部がコーナ
シャープ形とされているのである。
【0004】一方、図15に示すスクエアエンドミル1
10は、上述した図14に示すスクエアエンドミルと同
様の構成をなしている(同様の部分には同一の符号を用
いてその説明を省略する)ものであるが、その相違点
は、一対の底刃104,104のすくい面が、工具本体
101の先端部分が軸線O近傍から一対の溝102,1
02の全部を切り欠くようにして形成された平坦面10
5,105で構成されていることである。つまり、外周
刃103が、溝102の壁面102Aをすくい面とする
外周刃後端部103Aと、平坦面105をすくい面とす
る外周刃先端部103Bとからなり、このうち、外周刃
先端部103Bには平坦面105の形状が反映されるた
め、底刃104と外周刃先端部103Bとが交差して構
成される角形のコーナ部がコーナ平坦形とされているの
である。
【0005】これらのソリッドタイプのスクエアエンド
ミル100,110は、軸線Oを中心とする略円柱状ま
たは略円筒状をなす工具材料に対して、砥石を用いて直
接研削を施すことにより、軸線O回りにねじれる一対の
溝102,102及び外周刃103,103を形成し、
そして、同じく砥石を用いて直線研削を施すことによ
り、一対の平坦面105,105及び底刃104,10
4を形成することで製作される。
【0006】しかしながら、図14に示すコーナシャー
プ形のスクエアエンドミルでは、鋭い切れ味を得て切削
抵抗を低減することが可能であるものの、底刃104と
外周刃103との交差部分であるコーナ部が非常に欠け
やすいという問題があり、また、図15に示すコーナ平
坦形のスクエアエンドミルでは、底刃104と外周刃1
03との交差部分であるコーナ部の切刃強度を高く保つ
ことが可能であるものの、切削抵抗を増大させてしまう
という問題や、外周刃先端部103Bには必然的に軸線
O方向の先端側に向かうにしたがい径方向内周側へ向か
って傾斜するような傾斜角θが付されてしまうので、直
角度をワークに反映させることができないという問題が
ある。
【0007】このように、コーナシャープ形及びコーナ
平坦形のスクエアエンドミルは、それぞれ長所短所を内
在していて、切削抵抗の低減と切刃強度の確保とを両立
することができないため、ワークの材質や切削形態に応
じて使い分けが行われている。また、ソリッドタイプの
ラジアスエンドミルやボールエンドミルについても、同
様に、切刃強度の確保と切削抵抗の低減を図ることが困
難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなソリッドタイプの切削工具であるエンドミルは、高
い切削壁面を一発で切削することが考慮されるととも
に、再研削によって繰り返し使用して工具費の低減を図
ることが考慮されているため、刃長や全長の長いサイズ
のものが一般的である。これに対し、最近では、切削工
具の工具本体の先端面に穿設された取付孔に、刃部の後
端側部分を挿入して締結することにより、この刃部を工
具本体に着脱可能に装着して、刃部の使い捨てができる
ような刃部交換式切削工具が提案されている。
【0009】このような刃部交換式切削工具では、工具
材料の有効利用等の観点から、刃部の刃長や全長が短く
設定され、これに応じて、工具本体の取付孔に挿入され
て締結される後端側部分の長さも短く設定されるので、
刃部の後端側部分と工具本体との接触面積を大きく確保
することができないことになり、高送りや粗切削の際に
は、耐ビビリ性が懸念される。それゆえ、このような刃
部交換式切削工具に装着される刃部が、上述した従来の
ソリッドタイプのエンドミルのような、工具材料を砥石
で直接研削して製作したものであり、切刃強度の確保と
切削抵抗の低減とを両立することが困難である場合に
は、耐ビビリ性の確保しづらさゆえに、その短所ばかり
が際立ってしまうので、切刃強度の確保と切削抵抗の低
減との両立を図ることができる刃部を開発することが当
面の課題とされている。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、刃部交換式切削工具に装着される刃部について、そ
の切刃強度の確保と切削抵抗の低減とを両立することを
目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そして、本発明者らは、
刃部交換式切削工具に装着される刃部について、外周刃
のすくい面を構成する溝を、底刃のすくい面を構成する
平坦面にまで形成する、すなわち、外周刃及び底刃のす
くい面を、これら外周刃及び底刃に沿って連続するよう
に形成された一つの主溝における外周刃及び底刃に連な
る壁面とすることによって、切刃強度の確保と切削抵抗
の低減とを両立できることに着目した。つまり、外周刃
のすくい面を構成する溝と、底刃のすくい面を構成する
溝とを、これら外周刃及び底刃に沿って連続するように
形成された一つの主溝とすることにより、外周刃と底刃
との交差部分に、鋭利な状態で欠けやすいコーナ部を形
成してしまうことをなくして、切刃強度を高く保ち、し
かも、外周刃及び底刃のすくい面を構成する主溝の形状
を適宜設定して、適当なすくい角を与えることで、切削
抵抗の低減を図ることができるのに着目したのである。
【0012】しかしながら、刃部交換式切削工具に装着
される刃部を、従来のソリッドタイプの切削工具のよう
に、工具材料に直接砥石を用いて研削を施すことによっ
て製作しようとするのであれば、この砥石の研削によっ
て形成される主溝が、外周刃または底刃に干渉してしま
うことは避けられず、上述したような外周刃及び底刃の
すくい面を構成する連続した一つの主溝が形成された複
雑な形状の刃部を製作することは、非常に困難であると
いう問題に突き当たってしまう。
【0013】これに対し、本発明者らは、鋭意検討を続
けた結果、刃部交換式切削工具に装着される刃部を、硬
質合金を用いて、射出成型またはプレス金型で製作する
ことにより、砥石の研削で刃部を製作するときの不具合
を解消できて、複雑な形状の刃部を容易に製作すること
ができるという知見に至ったのである。このようにして
なされた本発明は、切削工具の工具本体の先端面に穿設
された取付孔に対し、後端側部分が挿入されてこの工具
本体に着脱可能に装着される軸線を中心とした刃部であ
って、先端側部分には、前記軸線回りにねじれる外周刃
とこの外周刃の先端側に連なる底刃とからなる切刃が形
成されていて、前記外周刃及び前記底刃のすくい面は、
これら外周刃及び底刃に沿って連続するように形成され
た一つの主溝における前記外周刃及び前記底刃に連なる
壁面とされていることを特徴とするものであり、鋭い切
れ味を得て切削抵抗の低減を図りつつも、コーナ部の切
刃強度を確保することが可能となる。
【0014】また、前記外周刃のねじれ角が、3゜〜6
0゜の範囲に設定されていることが好ましく、このねじ
れ角が、3゜より小さくなったり、60゜より大きくな
ると、刃部が装着された工具本体の軸線回りの回転にと
もない、切刃にて生成される切屑を主溝に沿って後端側
にスムーズに誘導することができず、切屑排出性を損ね
てしまうおそれがある。
【0015】また、前記軸線に直交する断面で見たとき
に、前記外周刃のすくい面のすくい角が、−10゜〜3
0゜の範囲に設定され、前記底刃に直交する断面で見た
ときに、前記底刃のすくい面のすくい角が、−10゜〜
30゜の範囲に設定されていることが好ましく、これら
すくい角が、−10゜より小さくなると、切削抵抗の増
大を招いてしまうおそれがあり、逆に、すくい角が、3
0゜より大きくなると、切刃強度を確保できなくなって
しまうおそれがある。
【0016】また、前記切刃には、小幅で平坦なランド
部が形成されていることが好ましく、このような構成と
すると、切削抵抗を低い値に抑制しながらも、切刃強度
をより高くすることができる。
【0017】このとき、前記軸線に直交する断面で見た
ときに、前記軸線と前記外周刃とを結ぶ仮想線に対し
て、前記外周刃のランド部がなす傾斜角が、−20゜〜
20゜の範囲に設定され、前記底刃に直交する断面で見
たときに、前記軸線と前記底刃とを結ぶ仮想線に対し
て、前記底刃のランド部がなす傾斜角が、−20゜〜2
0゜の範囲に設定されていることが好ましく、これら傾
斜角が、−20゜より小さくなると、切削抵抗の増大を
招いてしまうおそれがあり、逆に、傾斜角が、20゜よ
り大きくなると、切刃強度を確保できなくなってしまう
おそれがある。
【0018】また、前記主溝の溝底と前記切刃のすくい
面とにまたがるようにして隆起する突起部が形成されて
いてもよく、この場合には、粗切削で生成される厚みの
厚い切屑を主溝によってカールさせて破断することがで
きるのに加えて、仕上げ切削(軽切削)で生成される厚
みの薄い切屑を突起部によってカールさせて破断するこ
とができる。
【0019】このとき、前記軸線に直交する断面、ある
いは、前記底刃に直交する断面で見たときに、前記突起
部は、前記軸線と前記切刃とを結ぶ仮想線を越えない高
さに形成されていることが好ましく、この仮想線を越え
るような高さの突起部を形成すると、主溝による切屑の
破断効果が損なわれてしまう。
【0020】また、前記主溝の溝底と前記切刃のすくい
面とにまたがるように二次溝が穿設されていてもよく、
この場合には、二次溝上を通過していく切屑について、
主溝との接触長さを短くできるので、切削抵抗をより低
減させることができる。さらには、粗切削で生成される
厚みの厚い切屑を主溝によってカールさせて破断するこ
とができるのに加えて、仕上げ切削で生成される厚みの
薄い切屑を二次溝によってカールさせて破断することが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付し
た図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1実
施形態による刃部を説明する。図1(a)は本発明の第
1実施形態による刃部の側面図、(b)は同刃部の先端
面図、図2は同刃部における主溝の断面図である。
【0022】第1実施形態による刃部10は、例えば超
硬合金等の硬質合金からなり、射出成型またはプレス金
型で製作されたものであり、二枚刃の切刃を有してワー
クの切削に供される先端側部分11と、この先端側部分
11の軸線O方向の後端側に連なり、刃部交換式切削工
具における工具本体の先端面に穿設された取付孔に挿入
されて締結される後端側部分18とから構成されて、軸
線Oを中心として形成されている。
【0023】刃部10の先端側部分11の外周部には、
軸線Oを挟んで互いに反対側に位置して、軸線O方向の
後端側に向かうにしたがい回転方向T(刃部10が工具
本体に装着されたときに、刃部及び工具本体が軸線回り
に回転させられる回転方向)後方側へ向かって軸線O回
りにねじれる一対の外周刃12,12が形成されてい
る。なお、これら外周刃12,12のねじれ角は、3゜
〜60゜の範囲に設定されている。
【0024】刃部10の先端側部分11の先端には、軸
線Oを挟んで互いに反対側に位置して、軸線O近傍から
径方向外周側へ向かって、軸線O方向の先端側へわずか
に傾斜しつつ延びていく略直線状をなす一対の底刃1
3,13が形成されていて、これら一対の底刃13,1
3は、一対の外周刃12,12にそれぞれ略直交して交
差することによって、角形のコーナ部14,14を構成
しており、刃部10がスクエアタイプの二枚刃(外周刃
12と底刃13とからなる切刃が2枚)の刃形を有して
いることになる。
【0025】そして、一対の切刃(外周刃12及び底刃
13)の回転方向T前方側に連なる壁面にはそれぞれ、
外周刃12及び底刃13に沿って連続するように形成さ
れた一つの主溝15が形成されている。すなわち、主溝
15は、外周刃12の後端付近からこの外周刃12と同
じく軸線O回りにねじれつつ、外周刃12に沿って軸線
O方向の先端側に向かって延び、コーナ部14付近で略
直角に曲折してから、底刃13の外周端付近からこの底
刃13に沿って径方向内周側に向かって延び、軸線Oを
わずかに越えた位置に至るまで形成されているのであ
る。
【0026】また、外周刃12の領域において、軸線O
に直交する断面(図1におけるX−X線断面)で、主溝
15を見たときには、図2(図1におけるX−X線断面
図)に示すように、この主溝15は、軸線Oと外周刃1
2とを結ぶ仮想線Mと平行で、仮想線Mよりも回転方向
T後方側に位置する略直線状の溝底15Cと、溝底15
Cの径方向外周側(図2における右方側)に連なり、回
転方向T前方側に向かって傾斜しつつ径方向外周側へ向
かって延びて、外周刃12に交差する(連なる)略直線
状の外周刃すくい面15Aと、溝底15Cの径方向内周
側に連なり、回転方向T前方側に向かって傾斜しつつ径
方向内周側へ向かって延びる溝壁面15Dとから構成さ
れている。
【0027】このとき、外周刃すくい面15Aのすくい
角α、すなわち、仮想線Mに対して外周刃すくい面15
Aがなす傾斜角が、−10゜〜30゜の範囲に設定され
ており(ここで、外周刃すくい面15Aが外周刃12か
ら径方向内周側に向かうにしたがい回転方向T後方側へ
向かって傾斜するときのすくい角αを正とする)、本第
1実施形態においては、すくい角αが、0゜より大きい
値に設定されている。
【0028】また、底刃13の領域において、略直線状
をなす底刃13に直交する断面(図1におけるY−Y線
断面)で、主溝15を見たときには、同じく図2(図1
におけるY−Y線断面図)に示すように、この主溝15
は、軸線Oと底刃13とを結ぶ仮想線M(底刃13に直
交する断面での場合には、軸線O上の一点と底刃13と
を結ぶ直線をこの断面に対して垂直に投影したときの仮
想線となる)と平行で、仮想線Mよりも回転方向T後方
側に位置する略直線状の溝底15Cと、溝底15Cの軸
線O方向の先端側(図2における右方側)に連なり、回
転方向T前方側に向かって傾斜しつつ軸線O方向の先端
側へ向かって延びて、底刃13に交差する(連なる)略
直線状の底刃すくい面15Bと、溝底15Cの軸線O方
向の後端側に連なり、回転方向T前方側に向かって傾斜
しつつ軸線O方向の後端側へ向かって延びる溝壁面15
Dとから構成されている。
【0029】このとき、底刃すくい面15Bのすくい角
α、すなわち、仮想線Mに対して底刃すくい面15Bが
なす傾斜角が、−10゜〜30゜の範囲に設定されてお
り(ここで、底刃すくい面15Bが底刃13から軸線O
方向の後端側に向かうにしたがい回転方向T後方側へ向
かって傾斜するときのすくい角αを正とする)、本第1
実施形態においては、すくい角αが、0゜より大きい値
に設定されている。
【0030】また、外周刃すくい面15Aは、軸線O方
向の後端から略一定の幅で軸線方向の先端側へ向かって
延びて、コーナ部14において底刃すくい面15Bと略
直交して交差するのであり、この底刃すくい面15B
は、径方向の外周端から径方向内周側に向かうにしたが
い漸次幅が小さくなってゆき、軸線Oをわずかに越えた
位置までに亘って形成されている。
【0031】さらに、主溝15について、外周刃12の
領域における溝底15Cは、軸線O方向の後端から略一
定の幅で軸線O方向の先端側へ向かって延びて、コーナ
部14において底刃13の領域における溝底15Cと滑
らかに接続され、この底刃13の領域における溝底15
Cは、径方向の外周端から径方向内周側に向かうにした
がい漸次幅が小さくなってゆき、軸線Oをわずかに越え
た位置において、軸線O方向の先端側に切れ上がってい
る。
【0032】また、刃部10の先端側部分11には、軸
線Oに関して互いに反対側に位置して互いに平行となる
一対の平坦面16,16が形成されており、これら平坦
面16,16のそれぞれには、外周刃12の領域から
は、主溝15における溝底15Cから径方向内周側へ向
かって延びる溝壁面15Dが切れ上がって交差し、底刃
13の領域からは、主溝15における溝底15Cから軸
線O方向の後端側へ向かって延びる溝壁面15Dが切れ
上がって交差している。
【0033】また、外周刃12の回転方向T後方側に連
なる壁面は、外周刃12の回転軌跡よりも径方向内周側
に位置するようにして逃げが与えられた外周刃逃げ面1
7Aとされているとともに、底刃13の回転方向T後方
側に連なる壁面は、底刃13の回転軌跡よりも軸線O方
向の後端側に位置するようにして逃げが与えられた底刃
逃げ面17Bとされている。
【0034】一方、刃部10の後端側部分18は、先端
側部分11の軸線O方向の後端側に段差部を経て連なる
とともに、軸線O方向の後端側に向かうにしたがい外径
が一定の勾配で漸次縮径していく略円錐台状のテーパ部
18Aと、このテーパ部18Aの後端側に連なるととも
に一定の外径で軸線O方向の後端側に延びる軸部18B
と、この軸部18Bの後端側部分に連なって刃部10の
後端部をなす端部18Cとから構成されている。
【0035】刃部10の後端側部分18における端部1
8Cは、軸部18Bの外周面から径方向外周側へ向けて
突出しており、このため、端部18Cには、軸部18B
の外周面から屹立して端部18Cの外周面に交差すると
ともに、軸線O方向の先端側を向く壁面18Dが形成さ
れており、また、後端側部分18における軸部18Bが
先端側部分11の後端側に段差部を経て連なっているこ
とから、先端側部分11には、テーパ部18Aの外周面
から屹立するとともに、軸線O方向の後端側を向く壁面
11Aが形成されている。
【0036】そして、刃部10の後端側部分18が挿入
される工具本体の取付孔には、工具本体の軸線方向の後
端側に向かうにしたがい内径が一定の勾配で漸次縮径し
ていく略円錐台孔状のテーパ孔が形成されており、刃部
10の後端側部分18が取付孔内に挿入されるとともに
この刃部10が工具本体に対して軸線方向の後端側に引
き込まれると、刃部10の後端側部分18におけるテー
パ部18Aの外周面が取付孔のテーパ孔の内周面によっ
て押圧されて心出しが行われ、刃部10が着脱可能に装
着されて固定されるのである。
【0037】上記のような構成を有する刃部10は、従
来の砥石による研削加工によって製作されたのでもので
はなく、射出成型またはプレス金型によって製作された
硬質合金からなるものであるから、外周刃12及び底刃
13のすくい面(外周刃すくい面15A,底刃すくい面
15B)の一部を構成する主溝15を、これら外周刃1
2及び底刃13に沿って連続する一つの溝として容易に
形成することができる。
【0038】すると、このような刃部10では、外周刃
12と底刃13とが略直角に交差するコーナ部14によ
って、ワークに対して直角度を正確に反映させることが
可能でありながらも、外周刃すくい面15A及び底刃す
くい面15Bを、外周刃12及び底刃13に沿って連続
する一つの主溝15の一部で構成したことにより、この
主溝15が外周刃12及び底刃13に干渉せず、鋭利な
状態の欠けやすいコーナ部14が形成されることがなく
なるので、切刃強度を高く保つことができる。しかも、
この主溝15の形状を適宜設定することによって、主溝
15における外周刃12及び底刃13に連なる壁面であ
る外周刃すくい面15A及び底刃すくい面15Bに対し
て適当なすくい角を与えることができるので、切削抵抗
の低減を図ることも可能となっているのである。
【0039】すなわち、本第1実施形態による刃部10
によれば、切刃強度の確保と切削抵抗の低減との両立を
図ることができるので、刃部交換式切削工具のような耐
ビビリ性が懸念されるような工具であっても、何ら不具
合が生じることがないのである。
【0040】また、外周刃12のねじれ角が、3゜〜6
0゜の範囲に設定されていることにより、切刃(外周刃
12及び底刃13)にて生成される切屑の排出性能を良
好に維持できている。ここで、外周刃12のねじれ角
が、3゜より小さくなったり、60゜より大きくなった
としても、切削の際における刃部10の軸線O回りの回
転にともなって、切刃にて生成される切屑を主溝に沿っ
てスムーズに誘導することができなくなるおそれがあ
る。なお、上述したような効果をより確実なものとする
ためには、外周刃12のねじれ角αは、10゜〜50゜
の範囲に設定することが好ましい。
【0041】また、外周刃12のすくい角αと底刃13
のすくい角αとが、−10゜〜30゜の範囲に設定され
ていることにより、外周刃12及び底刃13の切削抵抗
を低減しつつも、切刃強度を不用意に低めてしまうこと
がない。ここで、外周刃12のすくい角αと底刃13の
すくい角αとが、−10゜より小さくなると、切削抵抗
の増大を招いてしまうおそれがあり、逆に、外周刃12
のすくい角αと底刃13のすくい角αとが、30゜より
大きくなると、切刃強度を確保できなくなってしまうお
それがある。なお、上述したような効果をより確実なも
のとするためには、外周刃12のすくい角αは、0゜〜
20゜の範囲に設定することが好ましく、また、底刃1
3のすくい角αは、0゜〜20゜の範囲に設定すること
が好ましい。
【0042】次に、本発明の第2実施形態による刃部を
説明するが、上述した第1実施形態と同様の部分には同
一の符号を用いてその説明を省略する。図3は本発明の
第2実施形態による刃部の側面図、図4は同刃部におけ
る主溝の断面図である。
【0043】第2実施形態による刃部20は、第1実施
形態による刃部10とほぼ同様の構成をなすものであ
り、その相違点は、切刃(外周刃12及び底刃13)の
全長に亘って小幅で平坦なランド部21が形成されてい
ることである。すなわち、外周刃12の全長に亘って小
幅で平坦なランド部21が形成されていることにより、
このランド部21の外周側稜線部が外周刃12とされ、
かつ、底刃13の全長に亘って小幅で平坦なランド部2
1が形成されていることにより、このランド部21の先
端側稜線部が底刃13とされているのである。
【0044】外周刃12の領域において、軸線Oに直交
する断面(図3におけるX−X線断面)で、主溝15を
見たときには、図4(図3におけるX−X線断面図)に
示すように、外周刃12に形成された小幅で平坦なラン
ド部21は、仮想線Mに対する傾斜角βが、−20゜〜
20゜の範囲に設定されており(ここで、ランド部21
が外周刃12から径方向内周側に向かうにしたがい回転
方向T後方側へ向かって傾斜するときの傾斜角βを正と
する)、本第2実施形態においては、傾斜角βが、0゜
に設定されている。
【0045】また、底刃13の領域において、略直線状
をなす底刃13に直交する断面(図3におけるY−Y線
断面)で、主溝15を見たときには、同じく図4(図3
におけるY−Y線断面図)に示すように、底刃13に形
成された小幅で平坦なランド部21は、仮想線Mに対す
る傾斜角βが、−20゜〜20゜の範囲に設定されてお
り(ここで、ランド部21が底刃13から軸線O方向の
後端側に向かうにしたがい回転方向T後方側へ向かって
傾斜するときの傾斜角βを正とする)、本第2実施形態
においては、傾斜角βが、0゜に設定されている。
【0046】このような構成とされた第2実施形態によ
る刃部20によれば、上述の第1実施形態と同様に、切
刃強度の確保と切削抵抗の低減との両立を図ることがで
きるのに加えて、切刃(外周刃12及び底刃13)に対
してランド部21が形成されていることにより、切削抵
抗を低く保ちながらも、外周刃12及び底刃13の切刃
強度をより高くすることができるのである。
【0047】また、ランド部21がなす傾斜角βが、−
20゜〜20゜の範囲に設定されていることによって、
切削抵抗が不用意に高くなってしまうことがないととも
に、切刃強度のさらなる向上を図ることができている。
ここで、ランド部21がなす傾斜角βが、−20゜より
も小さくなると、切削抵抗が増大してしまうおそれがあ
り、逆に、ランド部21がなす傾斜角βが、20゜より
大きくなると、切刃強度が不足してしまうおそれがあ
る。なお、上述したような効果をより確実なものとする
ためには、ランド部21の傾斜角βは、−10゜〜10
゜の範囲に設定することが好ましい。
【0048】次に、本発明の第3及び第4実施形態によ
る刃部を説明するが、上述した第1及び第2実施形態と
同様の部分には同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図5は本発明の第3実施形態による刃部の側面図、
図6は本発明の第4実施形態による刃部の側面図であ
る。
【0049】第3実施形態による刃部30は、底刃13
が、径方向内周側に位置する略直線状をなす底刃内周部
13Aと、径方向外周側に位置する略円弧状をなす底刃
外周部13Bとから構成されたものであり、底刃内周部
13Aと外周刃12とが、略円弧状をなす底刃外周部1
3Bを介して滑らかに交差することにより、この底刃外
周部13Bが略円弧形のコーナ部14を構成しており、
刃部10がラジアスタイプの二枚刃の刃形を有している
ことになる。
【0050】また、略円弧状をなす底刃外周部13Bが
コーナ部14を構成しているため、この底刃外周部13
Bに連なる底刃すくい面15Bの径方向外周側部分も略
円弧状をなし、これにより、外周刃すくい面15Aと底
刃すくい面15Bとが滑らかに接続されている。
【0051】第4実施形態による刃部40は、底刃13
が、その全長に亘って略円弧状をなすとともに、軸線O
回りの回転軌跡が略半球状をなすものであり、底刃13
と外周刃12とが滑らかに接続されている。そして、こ
の底刃13が略円弧形のコーナ部14を構成しており、
刃部10がボールノーズタイプの二枚刃の刃形を有して
いることになる。
【0052】また、外周刃すくい面15Aは、軸線O方
向の後端から略一定の幅で軸線方向の先端側へ向かって
延びて、底刃すくい面15Bに接続され、この底刃すく
い面15Bは、略円弧状に湾曲しつつ径方向内周側に向
かって略一定の幅で延びて、軸線Oをわずかに越えた位
置までに亘って形成されている。
【0053】さらに、主溝15について、外周刃12の
領域における溝底15Cは、軸線O方向の後端から略一
定の幅で軸線O方向の先端側へ向かって延びて、底刃1
3の領域における溝底15Cに接続され、この底刃13
の領域における溝底15Cは、径方向内周側に向かうい
したがい漸次幅が大きくなって、底刃13の長さ方向の
中央部付近で最大値をとってから、漸次幅が小さくなっ
てゆき、軸線Oをわずかに越えた位置までに亘って形成
されている。
【0054】このような構成とされた第3及び第4実施
形態による刃部30,40においても、上述の第1実施
形態と同様に、切刃強度の確保と切削抵抗の低減との両
立を図ることができる。
【0055】次に、本発明の第5及び第6実施形態によ
る刃部を説明するが、上述した第1乃至第4実施形態と
同様の部分には同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図7(a)は本発明の第5実施形態による刃部の側
面図、(b)は同刃部の先端面図、図8は同刃部におけ
る主溝の断面図である。
【0056】第5実施形態による刃部50は、第3実施
形態による刃部30とほぼ同様の構成をなすものであ
り、その相違点は、略円弧状をなす底刃外周部13Bの
領域において、主溝15における溝底15Cと底刃すく
い面15Bとにまたがるようにして隆起する一つの突起
部51が独立して点在するように形成されていることで
ある。
【0057】底刃13の領域において、略円弧状をなす
底刃外周部13Bに直交して、突起部51の頂部を含む
断面(図7におけるY−Y線断面)で、主溝15を見た
ときには、図8(図7におけるY−Y線断面図)に示す
ように、突起部51は、溝底15Cと底刃すくい面15
Bとにまたがる位置から回転方向T前方側に向けて凸と
なる断面曲線状に隆起しており、この突起部15が仮想
線Mを越えない高さに形成されている、すなわち、突起
部51の頂部が、仮想線Mよりも回転方向T後方側に位
置するようになっている。
【0058】第6実施形態による刃部60は、第4実施
形態による刃部40とほぼ同様の構成をなすものであ
り、その相違点は、略円弧状をなす底刃13の領域にお
いて、主溝15における溝底15Cと底刃すくい面15
Bとにまたがって隆起する複数の突起部61…が独立し
て点在するように形成されていることである。これら複
数の突起部61…は、略円弧状をなす底刃13に沿って
略等間隔に配置されており、個々の突起部61について
は、上記の第5実施形態と同様に、底刃13に直交する
断面で見たときに、仮想線Mを越えない高さに形成され
ている。
【0059】このような構成とされた第5及び第6実施
形態の刃部50,60によれば、上述の第1実施形態と
同様に、切刃強度の確保と切削抵抗の低減との両立を図
ることができることに加え、粗切削で生成される厚みの
厚い切屑を主溝15によってカールさせて破断すること
ができるとともに、仕上げ切削で生成される厚みの薄い
切屑を突起部51,61によってカールさせて破断する
ことができる。
【0060】とくに、第5及び第6実施形態による刃部
50,60では、その刃形がラジアスタイプやボールノ
ーズタイプとされているため、その略円弧状をなす切刃
(第5実施形態における底刃外周部13B,第6実施形
態における底刃13)にて生成される切屑は、厚みの薄
く幅の広いものとなるが、このような厚みの薄く幅の広
い切屑を確実に分断することができるので、噛み込み
や、巻き込みといった不具合が生じることがない。
【0061】なお、第6実施形態においては、複数の突
起部61…を独立して点在させるようにしているが、こ
れに限定されることなく、底刃13の領域において、主
溝15における溝底15Cと底刃すくい面15Bとにま
たがって隆起する一つの突起部が略円弧状をなす底刃1
3に沿って連続して存在するように形成しても構わな
い。また、突起部の形状や個数については、切屑をカー
ルさせて破断できる形状であれば、その個数や形状につ
いては問うことはないし、さらには、上述した第1及び
第2実施形態のようなスクエアタイプの刃形を有する刃
部に突起部を形成することも考えられる。
【0062】次に、本発明の第7乃至第9実施形態によ
る刃部を説明するが、上述した第1乃至第6実施形態と
同様の部分には同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図10(a)は本発明の第7実施形態による刃部の
側面図、(b)は同刃部の先端面図、図11は同刃部に
おける主溝の断面図、図12は本発明の第8実施形態に
よる刃部の側面図、図13は本発明の第9実施形態によ
る刃部の側面図である。
【0063】第7実施形態による刃部70は、第3実施
形態による刃部30とほぼ同様の構成をなすものであ
り、その相違点は、略円弧状をなす底刃外周部13Bの
領域において、主溝15における溝底15Cと底刃すく
い面15Bとにまたがるようにして陥没する一つの二次
溝71が独立して点在するように形成されていることで
ある。
【0064】底刃13の領域において、略円弧状をなす
底刃外周部13Bに直交して、二次溝71の底部を含む
断面(図10におけるY−Y線断面)で、主溝15を見
たときには、図11(図10におけるY−Y線断面図)
に示すように、二次溝71は、溝底15Cと底刃すくい
面15Bとにまたがる位置から回転方向T後方側に向け
て凹となる断面曲線状に陥没している。
【0065】第8実施形態による刃部80は、第4実施
形態とほぼ同様の構成をなすものであり、その相違点
は、略円弧状をなす底刃13の領域において、主溝15
における溝底15Cと底刃すくい面15Bとにまたがっ
て、かつ、略円弧状をなす底刃13に沿って連続する一
つの二次溝81が存在するように形成されていることで
ある。
【0066】第9実施形態による刃部90は、第4実施
形態とほぼ同様の構成をなすものであり、その相違点
は、略円弧状をなす底刃13の領域において、主溝15
における溝底15Cと底刃すくい面15Bとにまたがっ
て隆起する複数の二次溝91…が独立して点在するよう
に形成されていることである。これら複数の二次溝91
…は、略円弧状をなす底刃13に沿って略等間隔に配置
されている。
【0067】このような構成とされた第7乃至第9実施
形態による刃部70,80,90によれば、上述の第1
実施形態と同様に、切刃強度の確保と切削抵抗の低減と
の両立を図ることができることに加え、粗切削で生成さ
れる厚みの厚い切屑を主溝15によってカールさせて破
断することができるとともに、仕上げ切削で生成される
厚みの薄い切屑を二次溝71,81,91によってカー
ルさせて破断することができる。しかも、二次溝71,
81,91上を通過していく切屑については、主溝との
接触長さを短くすることができるので、切削抵抗をより
低減させることが可能となる。
【0068】また、二次溝の形状や個数については、切
屑をカールさせて破断でき、切削抵抗の低減を図ること
ができる形状であれば、その個数や形状については問う
ことはないし、さらには、上述した第1及び第2実施形
態のようなスクエアタイプの刃形を有する刃部に二次溝
を形成することも考えられる。
【0069】なお、上述した第3乃至第9実施形態にお
いては、その切刃(外周刃12及び底刃13)に対して
小幅で平坦なランド部21を形成していないが、ランド
部21を形成してもよいことはもちろんである。また、
上述の各実施形態においては、2枚刃の刃形を有する刃
部を用いて説明しているが、射出成型またはプレス金型
によって製作することができるのであれば、1枚刃や3
枚刃以上の刃部であっても構わない。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、外周刃及び底刃に沿っ
て連続するように形成した一つの主溝における外周刃及
び底刃に連なる壁面を外周刃すくい面及び底刃すくい面
としたことにより、鋭い切れ味を得て切削抵抗の低減を
図りつつも、コーナ部の切刃強度を確保することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の第1実施形態による刃部
の側面図、(b)は同刃部の先端面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態による刃部の主溝の
断面図である。
【図3】 本発明の第2実施形態による刃部の側面図
である。
【図4】 本発明の第2実施形態による刃部の主溝の
断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態による刃部の側面図
である。
【図6】 本発明の第4実施形態による刃部の側面図
である。
【図7】 (a)は本発明の第5実施形態による刃部
の側面図、(b)は同刃部の先端面図である。
【図8】 本発明の第5実施形態による刃部における
主溝の断面図である。
【図9】 本発明の第6実施形態による刃部の側面図
である。
【図10】 (a)は本発明の第7実施形態による刃
部の側面図、(b)は同刃部の先端面図である。
【図11】 本発明の第7実施形態による刃部の主溝
の断面図である。
【図12】 本発明の第8実施形態による刃部の側面
図である。
【図13】 本発明の第9実施形態による刃部の側面
図である。
【図14】 従来の切削工具の一例を示す側面図であ
る。
【図15】 従来の切削工具の一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70,80,9
0 刃部 11 先端側部分 12 外周刃(切刃) 13 底刃(切刃) 14 コーナ部 15 主溝 15A 外周刃すくい面 15B 底刃すくい面 15C 溝底 18 後端側部分 21 ランド部 51,61 突起部 71,81,91 二次溝 M 軸線と切刃(外周刃、底刃)とを結ぶ仮想線 O 軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 隆広 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 Fターム(参考) 3C022 FF01 KK01 KK06 KK23 KK25 KK28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削工具の工具本体の先端面に穿設さ
    れた取付孔に対し、後端側部分が挿入されてこの工具本
    体に着脱可能に装着される軸線を中心とした刃部であっ
    て、 先端側部分には、前記軸線回りにねじれる外周刃とこの
    外周刃の先端側に連なる底刃とからなる切刃が形成され
    ていて、 前記外周刃及び前記底刃のすくい面は、これら外周刃及
    び底刃に沿って連続するように形成された一つの主溝に
    おける前記外周刃及び前記底刃に連なる壁面とされてい
    ることを特徴とする刃部。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の刃部において、 前記外周刃のねじれ角が、3゜〜60゜の範囲に設定さ
    れていることを特徴とする刃部。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の刃部
    において、 前記軸線に直交する断面で見たときに、 前記外周刃のすくい面のすくい角が、−10゜〜30゜
    の範囲に設定され、 前記底刃に直交する断面で見たときに、 前記底刃のすくい面のすくい角が、−10゜〜30゜の
    範囲に設定されていることを特徴とする刃部。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の刃部において、 前記切刃には、小幅で平坦なランド部が形成されている
    ことを特徴とする刃部。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の刃部において、 前記軸線に直交する断面で見たときに、 前記軸線と前記外周刃とを結ぶ仮想線に対して、前記外
    周刃のランド部がなす傾斜角が、−20゜〜20゜の範
    囲に設定され、 前記底刃に直交する断面で見たときに、 前記軸線と前記底刃とを結ぶ仮想線に対して、前記底刃
    のランド部がなす傾斜角が、−20゜〜20゜の範囲に
    設定されていることを特徴とする刃部。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の刃部において、 前記主溝の溝底と前記切刃のすくい面とにまたがるよう
    にして隆起する突起部が形成されていることを特徴とす
    る刃部。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の刃部において、 前記軸線に直交する断面、あるいは、前記底刃に直交す
    る断面で見たときに、 前記突起部は、前記軸線と前記切刃とを結ぶ仮想線を越
    えない高さに形成されていることを特徴とする刃部。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7に記載の刃部に
    おいて、 前記主溝の溝底と前記切刃のすくい面とにまたがるよう
    に二次溝が穿設されていることを特徴とする刃部。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記
    載の刃部において、 射出成型またはプレス金型で製作されてなることを特徴
    とする刃部。
JP2002096739A 2002-03-29 2002-03-29 刃 部 Pending JP2003291024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002096739A JP2003291024A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 刃 部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002096739A JP2003291024A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 刃 部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003291024A true JP2003291024A (ja) 2003-10-14

Family

ID=29239639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002096739A Pending JP2003291024A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 刃 部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003291024A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297495A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Dijet Ind Co Ltd ラジアスエンドミル
US20130051940A1 (en) * 2011-02-24 2013-02-28 Kennametal Inc. Milling cutter, especially a round-head milling cutter
US20130274779A1 (en) * 2012-04-16 2013-10-17 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical Bur with Non-Paired Flutes
DE102012018845B4 (de) * 2011-09-26 2014-08-28 Kennametal Inc. Fräser zum Schneiden einer Neunzig-Grad-Schulter in ein Werkstück
CN104822478A (zh) * 2012-09-20 2015-08-05 诺沃皮尼奥内股份有限公司 铣削切刀及使用方法
JP2015142950A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 旭ダイヤモンド工業株式会社 ドリル
CN105364155A (zh) * 2015-12-24 2016-03-02 成都邦普切削刀具股份有限公司 金属切削铣刀
US9883873B2 (en) 2013-07-17 2018-02-06 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical burs with geometries having non-drifting and soft tissue protective characteristics
US9955981B2 (en) 2015-03-31 2018-05-01 Medtronic Xomed, Inc Surgical burs with localized auxiliary flutes
US10265082B2 (en) 2015-08-31 2019-04-23 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical burs
US10335166B2 (en) 2014-04-16 2019-07-02 Medtronics Ps Medical, Inc. Surgical burs with decoupled rake surfaces and corresponding axial and radial rake angles
JP2020131396A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 三菱重工業株式会社 エンドミル及びエンドミルの製造方法

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297495A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Dijet Ind Co Ltd ラジアスエンドミル
US8882406B2 (en) * 2011-02-24 2014-11-11 Kennametal Inc. Milling cutter, especially a round-head milling cutter
US20130051940A1 (en) * 2011-02-24 2013-02-28 Kennametal Inc. Milling cutter, especially a round-head milling cutter
US9682434B2 (en) 2011-09-26 2017-06-20 Kennametal Inc. Milling cutter for cutting a ninety-degree shoulder in a workpiece
DE102012018845B4 (de) * 2011-09-26 2014-08-28 Kennametal Inc. Fräser zum Schneiden einer Neunzig-Grad-Schulter in ein Werkstück
US11439410B2 (en) 2012-04-16 2022-09-13 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical bur with non-paired flutes
AU2013249626B2 (en) * 2012-04-16 2016-06-30 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical bur with non-paired flutes
KR101880066B1 (ko) * 2012-04-16 2018-07-19 메드트로닉 피에스 메디컬 인코포레이티드 쌍을 이루지 않는 플룻을 구비한 수술용 버
AU2013249626A1 (en) * 2012-04-16 2014-11-06 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical bur with non-paired flutes
US9232952B2 (en) * 2012-04-16 2016-01-12 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical bur with non-paired flutes
US10507028B2 (en) 2012-04-16 2019-12-17 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical bur with non-paired flutes
AU2013249626A8 (en) * 2012-04-16 2016-06-23 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical bur with non-paired flutes
CN104363840A (zh) * 2012-04-16 2015-02-18 美敦力Ps医疗股份有限公司 具有不成对的排屑槽的外科手术钻
US20130274779A1 (en) * 2012-04-16 2013-10-17 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical Bur with Non-Paired Flutes
US9924952B2 (en) 2012-04-16 2018-03-27 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical bur with non-paired flutes
KR20170091765A (ko) * 2012-04-16 2017-08-09 메드트로닉 피에스 메디컬 인코포레이티드 쌍을 이루지 않는 플룻을 구비한 수술용 버
US9694431B2 (en) 2012-09-20 2017-07-04 Nuovo Pignone Srl Milling cutter and method of use
CN104822478A (zh) * 2012-09-20 2015-08-05 诺沃皮尼奥内股份有限公司 铣削切刀及使用方法
CN104822478B (zh) * 2012-09-20 2018-08-14 诺沃皮尼奥内股份有限公司 铣削切刀及使用方法
US9883873B2 (en) 2013-07-17 2018-02-06 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical burs with geometries having non-drifting and soft tissue protective characteristics
US11191551B2 (en) 2013-07-17 2021-12-07 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical bur with soft tissue protective geometry
JP2015142950A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 旭ダイヤモンド工業株式会社 ドリル
US10335166B2 (en) 2014-04-16 2019-07-02 Medtronics Ps Medical, Inc. Surgical burs with decoupled rake surfaces and corresponding axial and radial rake angles
US11253271B2 (en) 2014-04-16 2022-02-22 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical burs with decoupled rake surfaces and corresponding axial and radial rake angles
US10786266B2 (en) 2015-03-31 2020-09-29 Medtronic Xomed, Inc. Surgical burs with localized auxiliary flutes
US9955981B2 (en) 2015-03-31 2018-05-01 Medtronic Xomed, Inc Surgical burs with localized auxiliary flutes
US12064126B2 (en) 2015-03-31 2024-08-20 Medtronic Xomed, Inc. Surgical burs with localized auxiliary flutes
US10265082B2 (en) 2015-08-31 2019-04-23 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical burs
US11406396B2 (en) 2015-08-31 2022-08-09 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical burs
US12256945B2 (en) 2015-08-31 2025-03-25 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical burs
CN105364155A (zh) * 2015-12-24 2016-03-02 成都邦普切削刀具股份有限公司 金属切削铣刀
JP2020131396A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 三菱重工業株式会社 エンドミル及びエンドミルの製造方法
JP7114508B2 (ja) 2019-02-22 2022-08-08 三菱重工業株式会社 エンドミルの製造方法及び切削加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1732061B (zh) 半径端铣刀
JP5232852B2 (ja) フライス削りカッタ用切削インサート
JP4973259B2 (ja) 切削インサートおよびインサート着脱式転削工具
CN101557899B (zh) 旋转切削工具
JPH11262810A (ja) 切削工具及び切削差込み工具
JP2003291024A (ja) 刃 部
CN105939805A (zh) 立铣刀以及切削加工物的制造方法
JP3581115B2 (ja) ボールエンドミル及び該ボールエンドミルを用いた加工方法
JP4677747B2 (ja) インサートおよびスローアウェイ式切削工具
JP6704132B2 (ja) ボールエンドミル
JPH07237027A (ja) スローアウェイチップ及び切削工具
JP2017080864A (ja) 刃先交換式リーマおよびリーマ用インサート
JP6413280B2 (ja) ボールエンドミル
JP3022002B2 (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式穴明け工具
JP4821244B2 (ja) スローアウェイチップ及びスローアウェイ式エンドミル
JP3318020B2 (ja) ボールエンドミル
JP2006192553A (ja) ガンドリル用インサート、ガンドリル用ホルダ及びインサート式ガンドリル
JP4449895B2 (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式切削工具
JPH0357382Y2 (ja)
JP2006239830A (ja) インサート着脱式エンドミル及びインサート
JPS5841058Y2 (ja) スロ−アウエイチツプ
JPS5841059Y2 (ja) スロ−アウエイチツプ
JP4165041B2 (ja) 穴明け加工用スローアウェイチップ
JP2002192415A (ja) スローアウェイ式カッター
JP4292756B2 (ja) ボールエンドミル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070904

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02