JPS61225299A - 液体洗濯用洗剤一漂白剤組成物およびその使用方法 - Google Patents

液体洗濯用洗剤一漂白剤組成物およびその使用方法

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JPS61225299A
JPS61225299A JP61072371A JP7237186A JPS61225299A JP S61225299 A JPS61225299 A JP S61225299A JP 61072371 A JP61072371 A JP 61072371A JP 7237186 A JP7237186 A JP 7237186A JP S61225299 A JPS61225299 A JP S61225299A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は液体の洗濯用洗剤組成物に関する。更に詳しく
は、本発明は、容易に流動し水に添加した際にゲル化し
ない非水性液体の洗濯用洗剤ならびに汚れた布帛をクリ
ーニングするために斯かる組成物を使用することにwJ
する。
[従来の技術] 非水液体の重質洗濯用洗剤組成物は、当該技術分野にお
いて周知である。例えば、この型の組成物は、液体非イ
オン性界面活性剤にビルダー粒子を分散させたものから
なり、この例は米国特許第4,316,812号、同第
3.630.929号、同第4.264,466号、な
らびに英国特許第1,205,711号、同第1,27
0,040号および同第1.60(1,981号に示さ
れている。
液体洗剤は、乾燥粉末乃至微粒製品よりも使用に便利で
あると考えられ、従って消費者が好むものとなってきた
。液体洗剤は?ll!Imが容易であり、洗濯水に急速
に溶解し、洗濯を必要する衣類の汚れた部域へのa濃度
の溶液または分散液の適用が容易であり、かつ粉が舞う
こともなく、普通は貯蔵スペースも小さい。更に液体洗
剤は、微粒洗剤製品の製造に頻々その使用が望まれるが
、乾燥操作に耐え得ずに分解するような材料をその配合
中に含めることができる。液体洗剤は一体または微粒状
固形製品よりも有利な点を多数有するが、固有の欠点を
有することとも頻繁であり、商業的に許容される洗剤製
品とするためには、それら欠点を克服せねばならない。
すなわち、貯蔵時に分離するような液体洗剤や、冷却時
に分離して容易に再分散しない液体洗剤があるのである
。製品の粘度が変化する場合もあり、流動できぬほど濃
くなったり、水っぽく見えるほど薄くなったりする。
透明な製品が曇ったり、放置時にゲル化するものもある
本発明者等は、微粒物質を懸濁させた非イオン性液体界
面活性剤系および微粒物質を懸濁させぬ同系のレオロジ
ー挙動を広範に研究してきた。特に検討した事項は、非
水ビルダー入り洗濯用液体洗剤組成物と非イオン性界面
活性剤に関連するゲル化の問題、ならびに懸濁している
ビルダーその他の洗剤添加物の沈降の問題である。これ
ら諸点は、たとえば製品の流動性、分散性および安定性
に影響する。
非水ビルダー入り液体洗濯用洗剤のレオロジー挙動は、
塗料のレオロジー挙動に類比することができ、その類比
では懸濁ビルダー粒子は無機顔料に対応し、非イオン性
液体界面活性剤は非水塗料ベヒクルに対応する。表現を
簡単にするため、以下の議論で懸濁粒子たとえば洗剤ビ
ルダーを「顔料」と称することもある。
塗料およびビルダー入り洗濯用洗剤に関する主要な問題
の一つは、その物理的安定性であることが知られている
。この問題は、固体の顔料粒子の密度が、液体マトリッ
クスの密度よりも高い事実に由来する。従って、粒子は
ストークス則に従って沈降する傾向を有する。この沈降
問題の解決には、二つの基本的方法がある。液体マトリ
ックス粘度と固体粒子径の減少である。
例えば、斯かる懸濁液は、無機または有機の激化剤ある
いは分散剤たとえば細分割されたシリカ、粘土など表面
積が非常に大なる無機材料、セルロースエーテル、アク
リルポリマーおよびアクリルアミドポリマー、高分子電
解質などの有1111化剤を添加することにより、沈降
に対して安定化することが知られている。しかしながら
、懸濁液粘度に斯く増大させることは、懸濁液が低温で
も容易に注入可能で流動性でなければならぬという要求
により本質的な制限を受ける。更には、これらの添加物
は、配合物のクリーニング性能には寄与しない。
粉砕による粒径の減少は更に有利であって、2つの重要
な結果をもたらすものである。
1、顔料の比表面積が増大し、従って非水ベヒクル(非
イオン性液体)による粒子の湿潤は比例的に改善される
2、顔料粒子間の平均距離が短かくなり、粒子間の相互
作用が比例的に増大する。これらの各効果はレスト−ゲ
ル(rest −gejl )強度および懸濁液の降伏
応力を増大させると同時に、塑性粘度を著るしく低下さ
ける。
ポリ燐酸塩ビルダー特にトリポリ燐酸ナトリウム(TP
P)を非イオン性界面活性剤に添加した洗剤の非水懸濁
液は、下記のカッソン(casson )方程式に実質
的に従ったレオロジー挙動を示すことが知見された。
δ1/2=δ 1/2   1/2 1/20   +
η、  γ 但し、γ は剪断速度、 δ は剪断応力、 δ0は降伏応力(あるいは降伏値)であり、かつη は
「塑性粘度」 (剪断速度ω時の見掛は粘度)である。
降伏応力は、懸濁液を塑性変形(流れ)させるために必
要な最小応力である。すなわち、懸濁液は顔料粒子のゆ
るいネットワークと見做され、加える応力が降伏応力よ
り小さい場合には、懸濁液は弾性ゲルのように挙動し、
塑性流動は起らぬであろう。−たん降伏応力を超えたな
らば、このネットワークは幾つかの点で破壊されて試料
は流動し始める。しかし、その時の見掛は粘度は非常に
高い。剪断応力が降伏応力よりもはるかに大であるなら
ば、顔料は部分的に剪断解膠され、見掛は粘度は減少す
る。最終的に剪断応力が降伏応力値よりもはるかに大と
なった場合には、顔料粒子は完全に剪断解膠され、あた
かも粒子の相互作用が存在しないかのように見掛は粘度
は非常に低くなる。
従って、懸濁液の降伏応力が大となるほど、低剪断速度
時の見掛は粘度は高くなり、製品の物理的安定性は良好
となる。
沈降または相分離の問題のほかに、液体非イオン性界面
活性剤をベースとする非水液体洗濯用洗剤には、この非
イオン性界面活性剤を冷水へ添加する際にゲル化傾向を
有する欠点がある。これはヨーロッパの家庭用自動洗濯
機を常用の際に特に重要な問題である。該洗濯機では、
使用者は洗濯用洗剤組成物を洗濯機の分与ユニット(例
えば振出し分与器)に入れるからである。洗WI機の操
作時に、分与器内の洗剤は冷水流によりその中に取り込
まれ、洗濯溶液の主体部に移動する。特に分与器に供給
される洗剤組成物と水が特別冷たくなる冬期にあっては
、洗剤粘度は著しく増大してゲルを形成する。その結果
、組成物の一部は洗濯機操作時に分与器から完全には洗
去されず、組成物の沈着物が洗濯サイクルを繰返・すと
共に蓄積され、時には熱水で分与器を洗う必要が生じる
ゲル化現象は、ある種の微妙な合成布帛あるいは温水ま
たは熱水中では収縮するかもしれぬ布帛に対して推奨さ
れるように、冷水使用の洗濯が望ましいときには何時で
も問題となり得るのである。
実質的にビルダーを含まぬ水性組成物でのゲル化問題の
部分的な解決法として、例えば液体非イオン性活性剤を
、ある種の粘度調節溶剤およびゲル化禁止剤、たとえば
エチルアルコールなどの低級アルカノール(米国特許第
3.も3,380号)、ギ酸およびアジピン酸のアルカ
リ金属塩(米国特許第4,368,147号)、ヘキシ
レングリコール、ポリエチレングリコール等で稀釈する
ことが提案されている。
更にこの両特許は夫々、粘度調節溶剤としてエタノール
などの低級アルカノールの一部の代りに、水性液体ビル
ダー非含有洗剤にエチレングリコールなどの低級(C2
−03)ポリオールの低級アルキル(C−04)エーテ
ル誘導体を最大的2.5%まで使用することを開示して
いる。
米国特許第4,111,855号および同第4,201
,886号も同様な効果につき記載している。しかしな
がら、これらいずれの特許にも、商品名セロソルブ(C
el Iosolve■)とに商業的に入手できるもの
を含めたこれらの化合物が、非水液体非イオン性界面活
性剤組成物とくにポリ燐酸塩などの懸濁ビルダー塩を含
有する組成物および粘度調節剤としての低級アルカノー
ル溶剤に依存あるいはそれを必要とせぬ組成物の粘度調
節ならびにゲル化防止剤として有効に作用するとの開示
も示唆もなされていない。
更に英国特許明細書箱1,600,981号は、細分割
シリカおよび/または分子@ so’o以上のポリエー
テル基含有化合物などビルダーの分散助剤と共に懸濁ビ
ルダーを含有する非水非イオン性洗剤組成物では、一方
が界面活性剤機能を有し、他方が界面活性剤機能と組成
物の流動点降下機能の両者を有する非イオン性界面活性
剤の混合物の使用が有利であると指摘している。前者の
例は、モル当り5乃至15モルの酸化エチレンおよび/
または酸化プロピレンを有するC12−015脂肪族ア
ルコールである。他方の界面活性剤の例は、モル当り2
乃至8モルの酸化エチレンおよび/または酸化プロピレ
ンを有する線状C−Cまたは分枝C8−C11脂肪族ア
ルコールである。しかしながらこの特許にも、これらの
低炭素鎖化合物が、懸濁ビルダーを含有する重質非水液
体非イオン性界面活性剤組成物の粘度調節ならびにゲル
化防止を可能とするとは教示していない。
非イオン性界面活性剤の構造を、水とくに冷水との接触
時のゲル化に対する抵抗性を最適するため変更すること
も知られている。とくに成功した非イオン性界面活性剤
変性の一例は、非イオン性活性剤分子、末端水酸基の酸
性化である。非イオン性活性剤の末端にカルボン酸を導
入することの利点には、稀釈時のゲル化禁止、非イオン
性活性剤の流動点の低下および洗濯液中で中和されて陰
イオン性界面活性剤を形成することがある。ゲル化を最
小にするための非イオン性活性剤構造の最適化には、例
えば疎水−親油性部分の鎖長ならびに親水性部分の酸化
アルキレン(例えば酸化エチレン)と組成を調節するこ
とも知られている。例えば、8モルの酸化エチレンでエ
トキシル化したCI3脂肪族アルコールが、限定された
範囲のゲル形成しか与えぬ傾向があることも見出されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] それにもかかわらず、非水液体洗剤組成物の安定性、粘
度調節およびゲル化禁止には更なる改善が望まれている
従って、本発明の一目的は、水とくに冷水と接触あるい
はそれに添加した際にゲル化しない非水液体洗濯用洗剤
を提供することである。
本発明の更なる目的は、貯蔵安定性に優れ、流動が容易
かつ冷水、温水または熱水に分散可能な非水液体ビルダ
ー入り洗濯用洗剤組成物を提供することである。
本発明の別の目的は、全温度で流動可能かつ冬期でも分
与器を汚さずあるいは開基させずにヨーロッパ型自動洗
濯機の分与ユニットから繰返し分与できる高ビルダー重
質非水液体非イオン性界面活性剤洗濯用洗剤組成物を配
合することである。
本発明の一特定目的は、水の非存在下ならびに冷水との
接触時に組成物の粘度を低下させるために十分な量の低
分子量両親媒性化合物を含有する重質トリポリ燐酸塩ビ
ルダー入り非水液体非イオン性洗濯用洗剤組成物の非ゲ
ル化性かつ安定な、低粘度懸濁液を提供することである
[問題点を解決するための手段] 本発明の以上の目的およびその他の目的は、以下の好適
実施態様の詳細な説明らか更に明らかと。
なるが、一般に液体非イオン性界面活性剤組成物に、冷
水存在下での非イオン性界面活性剤のゲル化を禁止する
ために効果的な量の低分子量の両親媒性化合物、とくに
モノ、ジまたはトリ(低級C2乃至C3)アルキレン)
グリコールモノ(低級(C1乃至C5)アルキル)エー
テルを添加することにより達成される。
従って、本発明の一特徴は、水の非存在下ならびに組成
物と水との接触時に組成物の粘度を低下させる量の低級
(C2乃至C3)アルキレングリコールモノ(低級)(
C1乃至C5)アルキルエーテルを含有する液体非イオ
ン性界面活性剤中ビルダー塩懸濁物から構成される液体
重質洗)U用組成物を提供することである。
更に詳細な実m態様で、本発明は、約5℃以下の温度で
も流動性を保ち、かつ約20℃以下の温度の水と接触あ
るいはそれに添加してもゲル化せず、液体非イオン性界
面活性剤とC乃至C3アルキレングリコールモノ(C乃
至C5)アルキルエ−チルから構成された実質的に水を
含まぬ非水液体クリーニング組成物を提供する。
本発明の別特、mは、液体非イオン性洗濯用洗剤組成物
を、ゲル化させずに冷水中へおよび/または冷水と共に
分与する方法を提供することである。
特に、少くとも優勢量の液体非イオン性界面活性剤から
なる非水液体洗濯用洗剤組成物を容器に充填し、組成物
が水流により洗濯浴内に運ばれるよう組成物上に未加熱
水流を導くことにより、組成物を容器から水性洗濯浴に
分与する方法を提供する。低分子量両親媒性化合物すな
わち低級C2乃至C3アルキレングリコールモノ(低級
)(C1乃至C5)アルキルエーテルを含めることによ
り、組成物の温度が室温以下のときでも、容器に容易に
注入できる。更には、この組成物は水流と接触した際に
ゲル化せず、洗濯浴に入ると容易に分散する。
以下の説明から判るように、この液体洗剤組成物は、洗
剤活性成分のほかに頻々1種以上の洗剤添加物を含有す
る。これらの添加物のうち、消費者へのアピールと実際
クリーニングでの有益性の点でより重要なものの一つは
、漂白剤類とくに酵素漂白剤であり、その中でも過硼酸
ナトリウム−水和物が特に好適な例である。過酸塩酸素
漂白剤が溶液中で過酸化水素を活性酸化剤として放出す
ることは、当該技術分野で周知である。しかしながら、
過酸化水素は、天然の汚れおよびじみの中に常に存在す
るカタラーゼ酵素により容易に分解される。この分解は
漂白剤活性剤の存在下ですら生起する。過酸化水素と活
性剤との反応速度が、カタラーゼによる過酸化水素の分
解よりも遅いからである。カタラーゼの活性は室温でも
非常に高く、洗濯浴温の上昇によりカタラーゼが失活す
る前に大部分の活性酸素が失なわれる。
この問題の一解決方法は、過硼酸塩その他の過酸化物漂
白剤を過度量たとえば過酸化物分解酵素の非存在下で汚
れやじみを効果的に漂白するに要する量の一般に2乃至
4倍あるいはそれ以上で、かつまた漂白活性剤モル数の
2乃至4モル倍あるいはそれ以上の量を使用することで
あった。
漂白剤の酵素有機分解を禁止し得る化合物の存在下に、
過酸化物漂白剤水溶液で漂白することも提案されてきた
。ゴベール(GObert )とムーレBouret)
の米国特許第3,606,990号(コルゲートーパル
モリブ社(Colgate−Palmolive Co
Npany)が譲受)は、比較的広範囲の禁止剤化合物
を開示しており、その中には例えばヒドロキシラミン塩
、ヒドラジンおよびフェニルヒドラジンとそれらの塩、
置換フェノールおよびポリフェノールその他、ならびに
水溶性無機過酸化物漂白剤と禁止剤化合物を添入した各
種洗剤組成物が含まれている。しかしながら、禁止剤を
添入した液体洗剤組成物に関する教示はな(、過酸化物
漂白剤に加えて漂白活性剤を含有する組成物中で禁止剤
化合物が有効だという教示もない。更にこの特許は、第
7欄第25−29行に、ヒドロキシラミン硫酸塩の場合
、禁止剤化合物の有効量は全組成物の約0.5乃至約2
ffl!パーセントであると述べている。
今や、過酸塩型の水溶性無機過酸化物漂白剤を含有する
本発明の液体洗剤組成物では、約0.5%未満たとえば
0.01乃至約0,45%といった掻く少目の添加で、
漂白剤の酵素有機分解が禁止されることを知見した。ま
た、ヒドロキシラミン硫酸塩は組成物中で非常に安定で
あり、通常の過酸塩漂白剤活性剤による漂白系の活性化
を全(妨古せぬことも知見した。
従って、本発明の尚更なる特徴は、水溶性無機過酸化物
漂白剤ならびに有効量とくに組成物の約0.5重量%未
満の漂白剤の酵素誘起分解を禁止する化合物および好ま
しくは漂白剤を活性化する活性剤を含有する液体重質洗
濯用洗剤組成物を提供することである。
本発明のその他の特徴および特定実施態様は、以下の詳
細な説明により明らかとなり、更に容易に理解できるで
あろう。
本発明の実施に使用される非イオン性合成有機洗剤は、
広範な既知化合物のいずれでもよく、これらは例えばシ
ュワルツ(Schwartz) 、ベリー(Perry
)およびベルヒ(Berch)のr 5urfaceA
ctive Agents  (界面活性剤)」(イン
ターサイエンス、1958)およびマカ°ツチョン(H
CCUtCheOn )の[DeterQQntS a
nd En+ulaifier(洗剤と乳化剤)」(1
969)に詳細に記載されており、これらの関連する開
示を引用する。普通、非イオン性洗剤は、ポリー低級ア
ルコキシル化親油性物質であり、親油性部分に親水性ポ
リ−低級アルコキシ基を添加して所望の親水性−親油性
バランスとしたものである。好適な非イオン性洗剤は、
アルカノールが10乃至18炭素原子のもので、低級(
2または3炭素原子の)酸化アルキレンのモル数が3乃
至12なるポリー低級アルコキシル化高級アルカノール
である。斯かる材料のうち、高級アルカノールが10乃
至11または12乃至15炭素原子の高級脂肪族アルコ
ールであって、モル当り5乃至8または5乃至9の低級
アルコキシ基を含有するものが好ましい。低級アルコキ
シはエトキシが好ましいが、プロポキシとの混合が望ま
しい場合もある。プロポキシが存在する場合の量は、普
通少割合(50%未WA)であるが、必須ではない。斯
かる化合物の例は、アルカノールが12乃至15炭素原
子のものであって、モル当り約7の酸化エチレン基を含
有するもの、例えばシェルケミカル社(Shell C
hemicalCompany、 Inc、)のネオド
ール(Neodol) 25−7とネオドール23− 
6.5である。前者は平均12乃至15炭素原子の高級
脂肪族アルコールと約7’Eルの酸化エチレンとの混合
物の縮合生成物であり、後者は高級脂肪族アルコールの
炭素原子含量が12乃至13であって、酸化エチレン基
の平均数が約6.5である対応混合物である。高級アル
コールは1級アルカノールである。斯かる洗剤の別個に
は、タージトール(TerGitol■)15−8づお
よびタージトール15−3−9があり、これらは共にユ
ニオンカーバイド社(Union Carbide C
orp、)製の線状2級アルコールエトキシレートであ
る。前者は11乃至15炭素の線状2級アルカノールと
7モルの酸化エチレンとの混合エトキシ化生成物であり
、後者は9モルの酸化エチレンを反応させた同様な製品
である。
同様な酸化エチレンと高級脂肪族アルコールとの縮合生
成物であって、高級脂肪族アルコールが14乃至15炭
素原子のものであり、かっモル当りの酸化エチレンの数
が約11であるネオドール45−11のような高分子但
非イオン性活性剤も非イオン性洗剤成分として本発明組
成物に有用である。この製品もシェルケミカル社で製造
されている。その他の有用な非イオン性活性剤は周知の
商業品プルラファツク(Plurafac)シリーズで
あり、これは高級線状アルコールおよび、酸化エチレン
−酸化プロピレン混合物の反応生成物であって、酸化エ
チレンと酸化プロピレンの混合鎖を含有し、末端は水酸
基である。その例にはプルラファックRA30(6モル
の酸化エヂレンと3モルの酸化プロピレンで縮合された
C13−Cl3脂肪族アルコール)、プルラファックR
A40 (7モルの酸化プロピレンと4モルの酸化エチ
レンで縮合されたC13−015脂肪族アルコール)、
プルラフ7ツクD25(5Tニルの酸化プロピレンと1
0モルの酸化エチレンで縮合されたCl3−015脂肪
族アルコールンおよびプルラファック826がある。
一般に酸化エチレン−酸化プロピレン混合物と脂肪族ア
ルコールの縮合生成物は、一般式%式% され、該式中Rは直鎖もしくは分枝鎖の1級もしくは2
級脂肪族炭化水素、好ましくは6乃至20゜更に好まし
くは10乃至18、とくに好ましくは14乃至18炭素
原子のアルキルまたはアルケニルであり、Xは2乃至1
2、好ましくは4乃至10の数であり、かつyは2乃至
7、好ましくは3乃至6の数である。
別群の液体非イオン性活性剤はシェルケミカル社製のド
パノール(1)obanol)なる商品名の一連製品で
ある。ドパノール91−5は、平均5モルの酸化エチレ
ンを有するエトキシル化C9−C11脂肪族アルコール
であり、ドパノール25−7は平均7モルの酸化エチレ
ンを有するエトキシル化C12−Cl3脂肪族アルコー
ル、等々である。
好適なポリー低級アルコキシル化高級アルコールでは、
親水性部分と親油性部分のバランスを最良とするため、
低級アルコキシ中の炭素原子の数は、普通、高級アルコ
ール中の炭素原子数の40乃至100%であって40乃
至60%が好ましく、非イオン性洗剤は好ましくは斯か
る好適ポリ−低級アルコキシ高級アルカノールを50%
以上含有する。より高分子量のアルカノールならびに通
常固体のその伯各種非イオン性洗剤および界面活性剤は
液体洗剤のゲル化の原因となり、従って本発明組成物に
は含めぬか、あるいは含めても限定された量であること
が好ましい。もっともそのクリーニング性等のために少
割合で使用されることはある。好適な非イオン性洗剤も
、好適性に劣る非イオン性洗剤も共に、内部に存在する
アルキル基は一般に線状である。但し、分校アルキルも
その長さが3炭素原子以下であって、分校位置がエトキ
シ鎖から離れた方の直鎖末端炭素の次の炭素の位置また
はその末端炭素から2個の炭素を除いた位置ならば何と
か許容される。普通、斯かる分校形態にある炭素原子の
割合は少なく、アルキル基の全炭素原子含量の20%を
越えることはめったにないであろう。同様に、末端が酸
化エチレン鎖に結合した線状アルキルが非常に好適であ
り、これが洗淨性、生分解性および非ゲル化特性を最良
の組合せにするものと考えられるが、鎖中の中間位置す
なわち2級の位置で酸化エチレンに結合することもある
通常、斯かるアルキルの割合は少なく一般に20%未満
であるが、前記のタージトールの場合のようにそれより
多いこともある。また、酸化プロピレンが低級酸化アル
キレン鎖中に存在する際、通常は20%未満、好ましく
は10%未満であるが、これは必須ではない。
非末端位でアルコキシル化されたアルカノール、酸化プ
ロピレン含有ポリ−低級アルコキシル化アルコールの割
合が大、かつ前記のものより親水性−親油性バランスが
劣るものを使用する際、ならびに本願に記載の好適な非
イオン性活性剤の代りにその他の非イオン性洗剤を使用
する際には、得られる製品の洗淨性、安定性、粘度およ
び非ゲル化性は、好適組成物はど良好でないが、本発明
の粘度およびゲル化調節化合物を使用すれば、斯かる非
イオン性活性剤をベースとする洗剤の諸性質を改善する
こともできる。頻々その洗淨性の理由で高分子量のポリ
ー低級アルコキシル化高級アルコールを使用するような
場合には、所望の洗淨力とするため各種実験結果に従っ
て、その割合を調節乃至制限するが、それでも製品は非
ゲル化性と所望の粘度を有する。また、その洗淨性のた
めに高分子量非イオン性活性剤を使用する必要は稀にし
かないとの知見も得られた。本願に記載の好適非イオン
性活性剤が卓越した洗剤であり、加えて低温でもゲル化
せずに液体洗剤を所望の粘度にするからである。これら
の液体非イオン性活性剤を2以上混合して使用すること
もでき、このような混合物の使用により利点がもたらさ
れる場合もある。
前述のように、液体非イオン性界面活性剤の構造は、そ
の炭素鎖長および形態(たとえば線状であるか分枝鎖で
あるか等)ならびに酸化アルキレン単位の含量および分
布に関して最適化される。
広範な研究結果は、これらの構造的特性が流動点、くも
り点、粘度、ゲル化傾向ならびに勿論洗淨性もそうであ
るが、そのような非イオン性活性剤の性質に重大な影響
を与え得ること、かつまたそれを有していることを示し
た。
代表的な市販非イオン性活性剤の大部分は、酸化エヂレ
ン(EO>単位と酸化プロピレン(PO)単位の分布お
よび親油性炭化水素の鎖長分布が比較的広いものであり
、EOおよびPO含邑ならびに炭化水素鎖長の報告値は
総括的な平均値である。この親水性鎖と親油性鎖の「多
分散性」は、特定の平均値と同様に製品の諸性質に非常
に重要である。
非イオン性活性剤に関する「多分散性」および特定鎖長
と製品諸性質との関係は、ブリティッシュベトロリアム
(British Pctroleun+)社の非イオ
ン性活性剤[サーファクタントT J (Surfac
tant T)シリーズに関する以下のデータにより示
すことができる。サーファクタントT非イオン性活性剤
は、2級C13脂肪族アルコールのエトキシル化で得ら
れたものであって、そのEO分布は狭く以下の物理内路
特性を有する。
サーファクタントT55<−2<25 サーフアクタントT77   −2   38サーフア
クタントT99    658サーフアクタントT12
12    20   88EO分布の影響を評価する
ため、以下二法で「サーファクタントT8Jを人為的に
:llJ製した。
a、T7とT9の1:1混合物(T 8 a)b、T5
とTi2の4=3混合物(T 8 b)その性質は以下
の通りであった。
サーファクタントT8a  8   2    48サ
ーフアクタント■8b815<20 これらの結果から、以下のことが一般的に認められる。
1、T8aは、流動点もくもり点も共にT7とT9の間
に入るので、実際のサーファクタントT8に近いもので
ある。
2、Tabは多分散性が高く、流動点が高いことおよび
くもり点が低いことの点から一般に良好ではない。
3、T8aの諸性質は基本的にT7とT9の中間で加酸
的である。
これに対しTabは、流動点が長[0鎖(T12)に近
く、一方(もり点は短[0鎖(T5)に近い。
サーファクタントT非イオン性活性剤T5゜T7.T7
/T9 (1: 1 )、T9およびT12の20%、
30%、40%、50%、60%およびioo%濃度で
の粘度を25℃で測定した。100秒での結果を以下に
示す。(ゲルが得られた場合の粘度は、見掛は粘度であ
る。) 非イオン性活性剤   粘度(a+Pa・秒)これらの
結果から、サーファクタントT7はT5よりもゲル−感
受性が低く、T9はT12よりもゲル感受性が低いこと
、更にはT7とT9の混合物(1°8)はゲル化しない
こと、およびその粘度G、U 225111Pa・秒を
超えぬことが結論される。T5と712は同一のゲル構
造を形成しない。
いずれの特定即論にも拘束されたくはないはないが、こ
れらの諸結果は以下の仮説で説明されると推定される。
T5について:EOが5に過ぎぬ場合、EO鎖の流体力
学的容積(hydrodynamicvolumc)は
脂肪族鎖のそれとほとんど同一である。従って界面活性
剤分子は配列し、層状構造を形成する。
T12について、[0が12であると、EO鎖の流体力
学的容積は脂肪族鎖のそれより大となる。活性剤分子が
一緒に配列せんとするときには、界面が屈曲して棒状と
なる。上位横Q (5uperstructure)は
六角形であり、長EO鎖すなわち高い水和のため、界面
曲率は球状を与えるものとなり、最小エネルギー配列は
面心立方格子である。
T5乃至T7(およびT8)からは、界面曲率が増大し
、層状構造のエネルギーが増大することが推定される。
層状構造は安定性を失うので、その融点は低下する。
T12乃至T9(およびT8)からは、界面曲率が減少
し、六角形構造のエネルギーが増大する(棒がだんだん
大きくなる)ことが推定される。
安定性が低下するにつれて、該構造の融点も低下する。
サーファクタントT8は、層状構造の安定性が失なわれ
る臨界点、すなわち六角形構造がもはや十分安定でなく
、かつ稀釈時にゲル化しない臨界点にあると思われる。
実際には、T8の50%溶液は2日後に結局ゲル化する
が、この上位構造は長時間後に形成されるので十分容易
に水に分散する。
非イオン性活性剤の諸性質に及ぼす分子mの効果も検討
した。サーファクタントT8 (T7とT9の1:1混
合物)は、親油性鎖(C10)と親水性鎖(EO8)が
良好にバランスしている。しかしながら、流動点と25
℃稀釈時の最大粘度は今尚高目である。
ドパノール91−xシリーズ(シェルケミカル製、C9
−C11脂肪族アルコール(平均C1o)のエトキシル
化誘導体)どアルフオニツク610−’/シリーズ(A
lfonic 、 −1)−1 (Conoco)社製
、C6−010脂肪族アルコール(平均C8)のエトキ
シル化誘導体;尚XとyはEOの重量パーセントを表わ
す)を用いて、C およびC8親油性鎖に対する等価E
Oバランス(equiualent EO compr
omise)も測定した。
次の表はアルフオニツク610−■とドパノール91−
xシリーズの物理内路特性を示す。
ドパノール91−5とドパノール91−8は商業製品で
ある。( T ’) 4”Jきのドパノール91−5は
実験室規模の製品であり、ドパノール91−5から遊離
アルコールを除去したものである。最低エトキシル化物
も除去されるので、その平均[0数は6である。
ドパノール91 − 5Tは、25℃でゲル化しないの
で、C1o親油鎖のなかで最良の結果を与える。その1
%くもり点く55℃)は、サーファクタントT8(48
℃)よりも高い。これは、低分子壱のため混合エントロ
ピーが高いことに基因するものと推定される。アルフォ
ニツク610−130は、C8親油鎖シリーズのなかで
最良の結果を与える。
試験した各親油性鎖長に対する最良[0含量の概要を下
表に示す。
流動点 くもり点 25℃稀釈時 このデータから以下の結論に到達する。
流動点:非イオン性活性剤の分子量が増加するにつれて
、その流動点も低下する。ドパノール91 − 57の
流動点が比較的高目であることは、多分散性が高いこと
により説明できる。このことは78aおよびT8bに関
しても認められる。すなわら、鎖の多分散性は流動点を
上背させる。
くもり点:理論的には、(分子量が減少して)分子の数
が増大するにつれて混合エントロピーは増大する。従っ
て分子量の減少につれてくもり点は上昇する。サーファ
クタントT8からドパノール91−57までの場合は実
際そうであるが、アルフォニツク610−60ではこれ
は確認されなかった。
この場合の理論的に低すぎるくもり点は、親油性炭化水
素鎖の多分散性に原因があると推定される。
C1o−EOが比較的多量存在すると、溶解度は減少す
る。
25℃稀釈時の最大粘度:25℃での水稀釈時には、こ
れらの非イオン性活性剤はいずれもゲル化しない。最大
粘度は分子量の低下と共に急激に低下する。非イオン性
活性剤の分子量が低下するにつれ、水素横効果が低下す
る。不都合なことに、分子量が低すぎる非イオン性活性
剤は洗濯用に適当でない。その臨界ミセル濃度(HCC
)が高すぎて、実際的な洗濯条件下では洗淨力が限定さ
れた眞溶液となるためである。
この点に関し、本発明者等は、液体非イオン性洗剤クリ
ーニング組成物に及ぼす低分子8両親媒性化合物の効果
について研究を続けた。この研究の結果、両親媒性添加
剤として、アルフオニツク610−60のような短鎖の
酸化エチレン(例えば約4モル)が置換した短鎖の炭化
水素(たとえば約08)を使用することにより、組成物
の流動点を低下させ、ある程度ゲル化を禁止させること
は可能ではあるが、これらの添加剤は総合的な洗濯クリ
ーニング性能に重要な貢献をなすことはなく、かつまた
通常の全使用条件下で総合的に満足な粘度調節作用を示
さぬことが判明した。
従って、本発明は、化学構造的にエトキシル化および/
またはプロポキシル化脂肪族、アルコール非イオン性界
面活性剤と同族であると考えられるが、短鎖長炭化水素
鎖(C−05)と低含量の酸化アルキレンすなわち酸化
エチレンおよび/または酸化プロピレン(分子当り約1
乃至4のEO/PO単位)を有する低分子量の両親媒性
化合物が、液体非イオン性界面活性クリーニング剤用の
粘度調節およびゲル化禁止剤として効果的な作用を有す
ると云う発見に少くとも一部基くものである。
本発明に使用される粘度調節性ならびにゲル化禁止性の
両親媒性化合物は、下記一般式で表わすことができる。
R′ RO(CHCH20)nH 但し式中、RはC1−C5、好ましくはC2乃至C5、
特に好ましくはC2乃至C4、特にC4のアルキル基で
あり、R′はHまたはCH3、好ましくはHであり、か
つnは平均的1−乃至4の数、好ましくは2乃至4であ
る。
適正な両親媒性化合物の好適例には、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル(C2H5−0−CH2CH20
H)およびジエチレングリコールモノブチルエーテル(
04H9−0− (CH2c+20)2.H)がある。ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテルは特に好適であり、以下で示さ
れるように、粘度の調節に独特の効果を有する。
両親媒性化合物、とくにジエチレングリコールモノブチ
ルエーテルは、それだけで本発明組成物の粘度調節なら
びにゲル化禁止性の添加剤となり得るが、非イオン性界
面活性剤の遊離水酸基を遊離カルボキシル基を有する部
分、たとえば非イオン性界面活性剤と多価カルボン酸の
部分エステルに転化・変性したものおよび/または酸性
−Pot−1基を有する酸性有機燐化合物たとえば亜燐
酸とアルカノールの部分エステルに転化して変性したも
のを、本組成物に少量含有させることにより、この無水
液体非イオン性界面活性剤のレオロジー特性を更に改善
することができる。
本願と同一の譲受人が出願中の米国特許出願ヒリアル第
597.948号(1984年4月9日出Jlili)
に開示されているように、遊離カルボキシル基変性の非
イオン性界面活性剤は、広くポリエーテルカルボン酸と
して特徴ずけられるものであるが、液体非イオン性活性
剤が水とゲルを形成する温度を低下させる作用を有する
。(該開示を引用する)この酸性ポリエーテル化合物は
、斯かる分散液の降伏応力をも低下させてその分与性を
高め、しかもそれに対応して抗沈降安定性を低下させる
ことはない。好適なポリエーテルカルボン酸は、化学式
%式% なる基を含有する。但し式中、R2は水素またはメチル
であり、Yは酸素または硫黄であり、Zは有機結合であ
り、pは約3乃至約50の正数であり、かつqはゼロま
たは10までの正数である。その特定例には、プルラフ
ァック(plurafac) RA30と無水コハク酸
の半エステル、ドパノール25−7と無水コハク酸の半
エステル、ドパノール91−5と無水コハク酸の半エス
テル等がある。無水コハク酸の代りに、その他の多価カ
ルボン酸またはその無水物、たとえばマレイン酸、無水
マレイン酸、グルタル酸、マロン酸、コハク酸、フタル
酸、無水フタル酸、クエン酸などを使用してもよい。更
には、その他の結合、たとえば通常の反応により形成さ
れるエーテル、チオエーテルまたはウレタンなどの結合
を用いてもよい。例えば、エーテル結合を形成するため
には、非イオン性界面活性剤を強塩基で処理して(その
OH基をONa基に転化し)、次にへロカルボン酸たと
えばクロル酢酸またはクロルプロピオン酸あるいはそれ
に対応する臭素化合物と反応させる。斯(得られるカル
ボン酸は、R−Y−ZCOOHなる化学式を有する。
式中、Rは非イオン性界面活性剤の残基(末端OHを除
いた基)であり、Yは酸素または硫黄であり、かつZは
有機結合、たとえば前記化学式の酸素(または硫黄)に
直接結合した、あるいはような結合を介して式の酸素(
または硫黄)に結合した1乃至10炭素原子の炭化水素
基を表わす。
ポリエーテルカルボン酸は、非イオン性界面活性剤でな
いポリエーテルからも製造される。例えば、非イオン性
界面活性の特徴である長アルキル鎖を有さぬポリアルコ
キシ化合物、たとえばポリエチレングリコールまたはそ
のモノエステルもしくはモノエーテルとの反応により製
造される。すなわち、Rを化学式 チルであり、R1はアルキルフェニルまたはアルキルあ
るいはその他の連鎖停止基であり、かつrnJは3以上
、たとえば5乃至25である。R1のアルキル基が高級
アルキルであると、Rは非イオン性界面活性剤の残基と
なる。前述のように、R1は高級アルキルでなく、水素
または低級アルキル(例えばメチル、エチル、プロピル
、ブチル)あるいは低級アシル(例えばアセチル等)で
ある。
この酸性ポリエーテル化合物を洗剤組成物に含める場合
、それを非イオン性界面活性剤に溶解させて添加するこ
とが好ましい。
その他の有用なゲル化防止補助剤は、CB乃至C14の
アルキルもしくはアルケニルジカルボン酸無水物、たと
えば無水オクテニルコハク酸、無水オクテニルマレイン
酸、無水ドデシルコハク酸等である。これらの化合物は
、ポリエーテルカルボン酸と共に、あるいはその一部ま
たは全部を代替して使用される。
本願と同一の譲受人が出願中の米国特許出願セリアル第
597.793号(1984年4月6日出願)に開示さ
れているように、酸性−POH基を有する酸性有機燐化
合物は、ビルダー特にポリ燐酸塩ビルグーの非水液体非
イオン性界面活性剤懸濁液の安定性を高め得るものであ
る(その開示を引用する)。
この酸性有機燐化合物は、例えば燐酸とアルコール、た
とえば親油性で5を超える炭素原子(たとえば8乃至2
0炭素原子)を有するアルカノールとの部分エステルで
ある。
この特定例は、燐酸とC乃至C18アルカノ−ル(マー
チョン(HarChOn)社のエンビフオス(Ea+p
iphos)5632 )との部分エステルであり、こ
れは約35%のモノエステルと65%のジエステルから
なる。
酸性有機燐化物を極く少量、たとえば組成物の約0.0
5乃至0.3m! !1%含めると、懸濁液は放置時の
沈降に対して更に著るしく安定となり、しかもおそらく
懸濁液の降伏値が増大するためか、流動性を保ったまま
である。しかしその塑性粘度は低下する。酸性燐化合物
を使用すると、該分子の−POH部分と無機ポリ燐酸塩
の表面の間に高エネルギーの物理的結合が形成されると
考えられ、従ってこれらの表面は有機性を帯びて非イオ
ン性界面活性剤との適合性が一層高まることになると考
えられる。
この酸性布mti化合物は、燐酸と前記アルカノールの
部分エステルのほかに、広範な物質から選択される。す
なわち、燐酸または亜燐酸と一価または多価アルコール
、たとえばヘキシレングリコール、エチレングリコール
、ジーもしくはトリーエチレングリコールあるいは高級
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
グリセリン、ソルビトール、脂肪酸のモノもしくはジグ
リセリド等との部分エステルで、該分子の1または2以
上のアルコール性OH基が燐酸でエステル化されたもの
が使用される。アルコールは、非イオン性界面活性剤た
とえばエトキシル化もしくはエトキシル化プロポキシル
化高級アルコール、高級アルキルフェノールあるいは高
級アルキルアミドであってもよい。−POH基をエステ
ル結合で該分子の有機部分に結合させる必要はなく、(
芳香環の一部がホスホン酸またはホスフィン酸基を有す
るポリスチレンのようなホスホン酸の場合のように)−
POHIが炭素と直接結合していてもよいし、あるいは
他の介在結合(たとえばOlSまたはN原子を介しての
結合のように)を通して炭素に結合していてもよい。有
機燐化合物中の炭素:燐の原子比は、約3以上:1、た
とえば5:1゜10: 1.2G:1.30: 1ある
いは40:1であることが好ましい。
本発明の洗剤組成物は、水溶性洗剤ビルダー塩も含有し
、かつまたその含有は好ましいことである。好適ビルグ
ーの代表例には、例えば米国特許第4,316,812
号、同第4,264,466号および同第3.630,
929号に開示されたものがある。単独で洗剤化合物に
使用できる、あるいは他のビルダーとの混合して使用可
能な水溶性無機アルカリ性ビルダー塩は、アルカリ金属
の炭酸塩、硼酸塩、燐酸塩、ポリ燐酸塩、重炭酸塩およ
び珪酸塩である。
(アンモニウム塩または置換アンモニウム塩も使用可能
である。)斯かる塩の特定例は、トリポリ燐酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、トリポリ燐酸
カリウム、ヘキナメタ燐酸ナトリウム、セスキ炭酸ナト
リウム、オルト燐酸のモノおよびジナトリウム塩ならび
に重炭酸カリウムであり、トリポリ燐酸カリウム(TP
P)が特に好適である。アルカリ金属珪酸塩は有用なビ
ルダー塩であり、組成物を洗濯機部品に対して耐食性に
する。Na  O/SiO2比が1.6/1 乃至1/
 3.2とくに約1/2乃至1/ 2.8の珪酸ナトリ
ウムは好適である。同じ比率の珪酸カリウムも使用可能
である。
本発明に有用なその他のビルダーは、結晶質ならびに非
晶質型の水不溶性珪酸アルミニウムである。各種結晶質
ゼオライト(すなわち珪酸アルミニウム)については英
国特許第1,504,164号、米国特許第4,409
.136号およびカナダ国特許第1.072,835号
および同第1,087,477号に記載されており、こ
れら全特許の斯かる記載を引用する。
本発明に有用な非晶質ゼオライトの例はベルギー国特許
第835,351号にあり、本特許も引用する。
ゼオライトは下記一般式を有する。
(M  O>  ・(A、l!203)、・x (Si02)2・WH20 式中、×はLyは0.8乃至1.2、好ましくは1であ
り、2は1.5乃至3,5またはそれ以上、好ましくは
2乃至3であり、Wは0乃至9、好ましくは2.5乃至
6であり、かつMはナトリウムであることが好ましい。
代表的なゼオライトはタイプAまたは類似の構造のもの
であり、タイプ4Aが特に好適である。この好適な珪酸
アルミニウムは、約200ミリ当量/グラム以上、たと
えば400ミリ当量/gのカルシウムイオン交換容量を
有する。
粘土などの他材料とくに水不溶性のものも、本発明組成
物への添加剤として有用である。特にベントナイトが有
用である。本材料は主としてモンモリロナイトである。
モンモリロナイトは、アルミニウム原子の約1/6がマ
グネシウム原子で置換された含水珪酸アルミニウムであ
り、それに種々の量の水素、ナトリウム、カリウム、カ
ルシウム等がゆるく結合している。洗剤用に適切な、よ
り高純な形態の(すなわちグリッド、砂等を含まぬ)ベ
ントナイトは、常に50%以上のモンモリロナイトを含
有しており、従ってその陽イオン交換容量は、ベントナ
イト100g当り約50乃至75ミリ当か以上である。
特に好適なベントナイトは、ワイオミノグベントナイト
またはウェスターンU、S、ベント・ナイトであり、ジ
ョーシアカオリン社(Georgia Kaolin 
Co、 )がチクソ・ジェル(Thixo−jej) 
) 1 、2 、3および4なる商品名で販売している
。これらのベントナイトは、マリオツド(Harrio
tt)の英国特許第401,413号およびマリオツド
とブラーガン(Dugan)の英国特許第461,22
1号に記載のように、織布を柔軟にすることが知られて
いる。
単独で、あるいは他の有機および無機ビルダーと混合し
て洗剤に使用可能な有機アルカリ性金属封鎖剤ビルダー
塩の例は、アミノポリカルボン酸のアルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩または置換アンモニウム塩であり、例えば
、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムおよびカリウ
ム(EDT八)、ニトリロトリ酢酸ナトリウムおよびカ
リウム(NTA)ならびにN−(2−ヒドロキシエチル
)ニトリOジ酢酸トリエタノールアンモニウムである。
これらのポリカルボン酸塩の混合塩も好適である。
その他の好適な有機タイプビルグーには、カルボキシメ
チルコハク酸塩、酒石酸塩およびグリコールW1塩があ
る。ポリアセタールカルボキシレートが特に有用である
。ポリアセタールカルボキシレートとその洗剤組成物へ
の使用は、米国特許第4,144,226号、同第4,
315,092号および同第4、146.495号に記
載されている。同様にビルダーについて記載したその他
特許には、米国特許第4.141,676号、同第4.
169.934号、同第4,201,858号、同第4
,204,852号、同第4,224,420号、同第
4,225,685号、同第4.226.960号、同
第4,233,422号、同第4,233,423号、
同第4.302.564号および同第4,303,77
7号がある。ヨーロッパ特許出願第0015024号お
よび同第0063399号も関連する。
本発明の組成物は一般に高濃度であり、従って比較的少
量の投与で使用されるので、燐酸塩ビルダー(トリポリ
燐酸ナトリウムなど)ならびに補助ビルダー例えばカル
シウム結合容聞が大なる重合体カルボン酸を補給するこ
とが望ましい。この高カルシウム結合容量を有する補助
ビルダーは、不溶性燐酸塩の生成による外層形成を禁止
する。
斯かる補助ビルダーも、当該技術分野では周知である。
機能上あるいは美感上型まれるその他の性質を加えるた
め、洗剤製品にはその他の各種添加剤も存在する。すな
わち、汚れ懸濁剤あるいは再沈着防止剤たとえばポリビ
ニルアルコール、脂肪酸アミド、ナトリウムカルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシ−プロピルメチルセルロ
ース:螢光増白剤たとえば綿、アミンおよびポリエステ
ル増白剤、たとえばスチルベン、トリアゾールおよびベ
ンジジンスルホン組成物、とくにスルホン化置換トリア
ジニルスチルベン、スルホン化ナフトトリアゾールスチ
ルベン、ペンジデンスルホン等が配合物に少岳添加され
る(スチルベンとトリアゾールの組合せが最適である)
群青などのブルーイング剤:Wj素、好ましくはスブヂ
リシン、ブロメライン、パパイン、トリプシンおよびペ
プシンなどの蛋白分解酵素、ならびにアミラーゼ型酵素
、リパーゼ型醇索およびそれらの混合物;殺菌剤、たと
えばテトラクロルサリチルアニリド、ヘキサクロロフェ
ン;防カビ剤;染料;顔料(水分散性);保存剤;紫外
線吸収剤:黄化防止剤、たとえばナトリウムカルボキシ
メチルセルロース、C12乃至C22アルキルアルコー
ルとC乃至C18アルキル硫酸との複合物:p11″g
A整剤およびpH緩衝剤;色には安全な漂白剤、香料お
よびまたは発泡防止剤または発泡抑制剤たとえば珪素化
合物なども使用可能である。
漂白剤は便宜上、塩素漂白剤と酸素漂白剤の二つに広く
区分される。塩素漂白剤の代表例は、次亜塩素酸ナトリ
ウム(Na 0Cj)) 、ジクロルイソシアヌル酸ナ
トリウム(有効塩素59%)およびトリクロルイソシア
ヌル酸(有効塩素85%)である4Wa素漂白剤は好適
であり、溶液中で過酸化水素を遊離する過酸化物、すな
わち過酸化水素含有化合物、あるいは溶解するとその結
晶格子内に閉じ込められていた過酸化水素を遊離する無
機のベルハイドレート(perhydrate)で表わ
される。その好適例は、過硼酸、過炭酸および過燐酸の
ナトリウムおよびカリウム塩ならびに過硫酸モノナトリ
ウムである。過硼酸塩とくに過硼酸ナトリウム−水和物
が好適である。
過酸化水素ならびに、溶液中で過酸化水素を遊離する。
前駆物質は、布の汚れ特にワイン、茶、コーヒー、ココ
ア、果物等による汚れを除去するために良好な酸化剤で
ある。
過酸化水素とその前駆物質は、一般に比較的高温たとえ
ば約80℃乃至100℃で急速かつ最も効果的に漂白す
ることが見出された。しかしながら、斯かる化合物は低
温では分解して酸素ガスを放出する傾向がある。着色物
品の酸化に関与せぬ酸素ガスの放出は、共に高価な過酸
化水素又はそれを遊離させる前駆物質の可成りの鉛を無
駄に消費する。更に、布などについた種々の汚れは、通
常温度での洗濯時に、過酸化水素の酸素ガスへの分解を
大幅に促進することも見出された。
一般に布の洗濯は、機械であろうと手による場合であろ
うと、あるいはボイラー内であろうと浴内であろうと、
漂白剤または(例えば過硼l塩を含有する)洗剤組成物
を冷水または微温水に溶解し、斯く得られた溶液に汚れ
た布(浸漬または前洗いによりある程度の汚れを既に除
去する場合が多い)を添加し、加熱(頻々沸騰まで)す
ることにより行なわれる。
しかしながら、前述のことに類似した現象により、過硼
I!塩の全部または一部が加熱時、更に詳しくいうと温
度上昇時に分解すること、すなわち過硼I!Ii!iの
全部または一部が、実際に有効な温度に達する前に分解
することが見出された。
過酸化水素、過硼酸塩その他の過酸化水素前駆物質が、
低温で急速に分解して酸素ガスになるのは、洗濯対象物
とくにリネンなどの布の汚れの中に常に存在するある種
の酵素が極端に強力な触媒作用を有することに基因する
と考えられる。この酵素は分泌物または細菌に由来すも
のである。ヒドロペルオキシダーゼは斯かる酵素の中で
も特に活性なものであり、特にカタラーゼは過酸化水素
を酸素ガスに分解する非常に効果的な触媒として周知で
ある。斯かる酵素物質は、過酸化物漂白剤の分解を誘起
する顕著な傾向を示す点で一様に特徴ずけられ、発生す
る分解生成物は効力でない漂白種しか含有しない。
温度感受性の強い布帛に今や広く使用される低温で、有
効な洗剤としての利点および低温洗濯サイクルの利点を
保つためには、過酸化物をその活性剤と混合して使用す
ることが好ましい。過酸化物漂白剤の有効作用温度を約
40℃(104下)以下に低下させ得る好適活性剤は、
例えば米国特許第4.264.466号または米国特許
第4,430,244 @の第−欄に開示されており、
その開示を引用する。ボリアシル化物は好適な活性剤で
あり、そのなかでテトラアセチルエチレンジアミン(T
AED)やペンタアセチルグルコースなどの化合物が特
に好適である。その他の有用な活性剤の例には、アセチ
ルサリチル酸とその塩、ベンゾ酢酸エチリデン(EBA
)とその塩、エチリデン力ルポキシレートアセテートト
その塩アルキルおよびアルケニル無水コハク酸、テトラ
アセチルグリコルウリル(■^Gut)ならびにそれら
の誘導体がある。本発明に有用なその他の活性剤につい
ては、米国特許第4,111,826号、同第4,42
2,950号および同第3,661,789号を参照さ
れたい。
漂白剤活性剤は、普通、洗濯水で過酸化物と反応してペ
ルオキシ!!漂白剤を形成する。洗濯溶液中で金属イオ
ンの存在下に斯かるペルオキシ酸とVAm化水素との間
に望ましくない反応が起るのを禁止するため、錯化力が
強い金属封鎖剤を含めることが好ましい。好適な金属封
鎖剤はCu2+、!:錯体を形成することができ、錯形
成の安定性定数(pに)は、イオン強度0.1モル/リ
ットルの水中25℃で6以上である。pには通常、式p
に=−1ooK(Kは平衡定数)で定義されるものであ
る。従って、例えば銅とNTAおよびE[lTAとの錯
形成の前述条件におけるpK値は、夫々12.7および
18.8である。
好適な金属封鎖剤には、例えば、前記のもののほか、ジ
エチレントリアミンペンタ酢酸(DETP八)、ジエチ
レントリアミンペンタメチレンホスホン酸(DTP)4
f’)およびエチレンジアミンテトラメヂレンホスホン
M(EDITEHP八)がある。
しかしながら、漂白剤活性剤が存在して室温程度の低温
であっても、汚れた布が存在すると過酸塩の分解が起こ
るであろう。漂白剤と活性剤との反応速度が、カタラー
ゼによる過酸化水素の分解速度より遅いからである。
酵素誘起分解に基づく漂白剤の損失を回避するため、本
発明の組成物に漂白剤のこの酵素誘起分解を禁止し得る
化合物の有効量を更に含めることが好ましい。好適な禁
止剤化合物は米国特許第3、606.990号に開示さ
れており、この関連開示を引用する。
禁止剤化合物として特に重要なものは、ヒドロキシラミ
ン11111M塩ならびにその他の水溶性ヒドロキシラ
ミン塩であり、例えば塩酸塩、奥!2塩等である。ヒド
ロキシラミン塩とくに硫酸塩は、その組成物中の存在量
が0.5%未満の極く少量たとえば0゜01乃至0,4
%、好ましくは0.04乃至0.2%とくに好ましくは
約0.1%(全組成物の重量基準)であっても、カタラ
ーゼの有効効果の禁止に有効なることが見出された。
更にこのヒドロキシラミン禁止剤は組成物中で非常に安
定である。すなわち43℃、2ケ月後でも損失は20%
未満である。ヒドロキシラミンは水中に非常に急速に溶
解するので、過硼酸塩その他の°過酸化物漂白剤が溶解
する前にカタラーゼと反応できる。ヒドロキシラミン塩
のその他の利点は、洗濯液中で急速に破壊され、従って
ニトロソアミン誘導体が検出されなかったことである。
漂白剤活性剤の1種たとえばTへE口で漂白系を活性化
させると、活性剤は更に有効に使用される。
従って過酸塩漂白剤/漂白剤活性剤の比を化学量論的尊
母に非常に近い好適水準あるいは漂白剤を少モル過剰に
維持することができる。
本組成物は、非常に表面積が大きな無機の不溶性濃化剤
あるいは分散剤、たとえば極微粒径の細分割されたシリ
カ(アエロジル(Aerosil)なる商品名で販売さ
れている5 −iooミリミクロン径のもの)、あるい
は米国特許第3.Ei30,929号に開示されている
その他の非常に嵩ばった無機担体拐料も0.1−10%
、例えば1乃至5%の割合で含有する。しかしながら、
洗濯浴中でペルオキシ酸を形成する組成物(たとえば過
酸化物とその活性剤を含有する組成物)は、斯かる化合
物ならびにその他の珪酸塩を実質的に含まぬことが好ま
しい。シリカや珪酸塩が、望ましくないペルオキシ酸の
分解を促進する知見が得られたからである。
本発明の好適形態では、液体非イオン性界面活性剤と固
体成分どの混合物を磨砕型のミルに入れ、その中で固体
成分の粒径を約10ミクロン未満たとえば2乃至10ミ
クロン更にはそれ以下(たとえば1ミクロン)の平均粒
径まで減少させる。分散粒子がそのように小径となった
組成物は、貯蔵時の分離または沈降に対する安定性が改
善された。
磨砕操作時には、固体成分の割合が十分高くなって(約
40%以上、たとえば約50%)、固体粒子が互いに接
触し、非イオン性界面活性剤液により互いに隔てられる
ことが実質的にないのが好ましい。磨砕ボール(ボール
ミル)あるいは類似の可動性磨砕要素を使用するミルは
、非常に良好な結果を与えた。すなわち、8Ml1径の
ステアタイト磨砕ボールを有する実験室用回分式磨砕機
が使用できる。大規模な作業では、1履乃至1.5am
径の磨砕ボールが非常に小さな固定子−回転子間隙で比
較的高速で動作する連続ミル(例えばコボール(CoB
a l l )ミル)が使用される。斯かるミルを使用
する際には、非イオン性界面活性剤と固形物とのブレン
ドを、斯かる微粉砕を行なわぬミル(例えばコロイドミ
ル)に先ず通して粒径を100ミクロン未満(たとえば
約40ミクロン)に減少させ、そのあと連続ボールミル
で平均粒径を約10ミクロン以下にする粉砕工程に導く
ことが望ましい。
本発明の好適な重質液体洗剤組成物での路成分の代表的
比率(特許無い限り組成物全量基準)は以下の通りであ
る。
懸濁洗剤ビルダー、約10乃至60%の範囲内、たとえ
ば約20乃至50%、とくに約25乃至40%。
非イオン性界面活性剤とそれに溶解した両親媒性の粘度
調節ならびにゲル化禁止化合物を含有する液相、約30
乃至70%の範囲内、たとえば約40乃至60%。この
相は受註の稀釈剤たとえばポリエチレングリコール(P
EG400等)、ヘキシレングリコールなどのグリコー
ルを10%以内、好ましくは5%以内たとえば0.5乃
至2%含有してもよい。非イオン性界面活性剤/両親媒
性化合物の重1比は約100/ 1乃至1/1の範囲内
であり、好ましくは約50/1乃至約2/1、どくに好
ましくは約2571乃至約3/1である。
ポリエーテルカルボン酸ゲル化禁止化合物、この酸化合
物と非イオン性界面活性剤とのブレンド100部当り約
0.5乃至10部(たとえば約1乃至6部、とくに2乃
至5部)の範囲の−COOH(H,W、 45 )を与
える量。ポリエーテルカルボン酸の代表的なmは、非イ
オン性界面活性剤1部当り約0.01乃至1部の範囲、
たとえば約0.05乃至0.6部、とくに約0.2乃至
0.5部である。
沈降防止剤としての酸性有機燐酸化合物、5%以下、た
とえば0.01乃至5%の範囲内、あるいは約0.05
乃至2%とくに約0.1乃至1%。
その他の任意洗剤添加物の好適範囲は以下の通りである
。酵素−〇乃至2%、とくに0.7乃至1.3%;腐食
防止剤−約0.13乃至40%、好ましくは5乃至30
%;発泡防止剤および発泡抑制剤−〇乃至15%、好ま
しくは0乃至5%、たとえばO−1乃至3%;瀾化剤な
らびに分散剤−〇乃至15%、たとえばO−1乃至10
%、好ましくは1乃至5%;汚れ懸濁剤または再沈着防
止剤および資化防止剤−〇乃至10%、好ましくは0.
5乃至5%;着色剤、香料、増白剤およびブルーイング
剤は全体で0乃至2重囲%、好ましくはO乃至約1%:
p[1調節剤およびpH緩!!i剤−〇乃至5%、好ま
しくはO乃至2%:漂白剤−〇乃至約40%、好ましく
はO乃至約25%、たとえば2乃至20%;漂白剤の酵
素誘起分解の禁止化合物−約0.5%以下、好ましくは
0.01乃至0,4あるいは0,5%、更に好ましくは
0.04乃至0.2%;漂白剤安定剤および漂白剤活性
剤0乃至約15%、好ましくはO乃至10%、たとえば
0.1乃至8%;高錯体形成力を有する金属封鎖剤、約
5%以下の範囲、好ましくは約1/4乃至3%、たとえ
ば1/2乃至2%。添加剤の選択に際しては、洗剤組成
物の主要成分と適合するものが選択される。
特記無い限り部数および百分率は全て重@基準である。
以上の詳細な記述は単に説明のためであって、本発明の
精神から逸脱することなく各種の変更が可能なることは
了解されよう。
粘度調節剤およびゲル化禁止剤の効果を示すため、非水
液体非イオン性界面活性クリーニング剤として前記のサ
ーファクタントT 8 (C13,EO8)(サーファ
クタントT7とサーファクタントT9の50/ 50重
量比混合物)を用いて各種組成物を調製した。両親媒性
添加物を5%、10%、15%または20%含有する配
合物を調製し、水で種々稀釈し、全非イオン性す−ファ
クタントT8プラス添加剤の水稀釈後の濃度が100%
、83%、67%、 50%および33%のものを5℃
、10℃、15℃、 20℃および25℃で試験した。
試験した添加剤は、アルフAニック610−60 (C
8−[04,4)、エチレングリコールモノエチルエー
テル(C2−EOl)およびジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル(C4−E02)であった。各試験組成
物の各温度における稀釈時の粘度挙動の結果を図1−3
のグラフに示す。
アルフォニツク610−10では、5%の添加で25℃
でのゲル化の禁止に十分であった。しかしながら、粘度
対非イオン性活性剤濃度のプロットでは、約67%濃度
の点に鋭い粘度最大値が認められ、非イオン性活性剤濃
度約55乃至35%のところに肩が認められた。5℃で
は、ゲル形成の回避に15%の添加が必要であった。5
℃では添加剤の全添加水準で、粘度は非イオン性活性剤
濃度約83%で最小値に低下したが、一方それより高い
温度での粘度最小は非稀釈配合すなわち非イオン性活性
剤100%濃度で認められた。各温度ならびに添加剤の
各試MIN度(20℃、添加剤20%の場合を除く)で
、粘度の比較的鋭いピークは非イオン性活性剤75乃至
50%濃度(すなわち25%乃至50%稀釈)にあるこ
とが観察された。
エチレングリコールモノエチルエーテルでは、5%添加
すると5℃でもゲルの形成を禁止できる。
しかしながら、鋭いピークおよび/または粘度最大が、
再度各温度ならびに各添加剤濃度で認められた。もっと
もその効果はアルフォニツク61〇−60のときほど顕
著ではなかった。用途によっては、最大粘度とくに高添
加剤濃度および/または高温での最大粘度も、商業的に
許容できるであろう。
他方、ジエチレングリコールモノブチルエーテルでは、
20%添加剤水準で5℃までのいずれの温度にも鋭いピ
ークは認められなかった。低添加剤水準ですら、実質1
全ての稀釈(非イオン性活性剤の濃度)時の粘度ピーク
および粘度値はC3−EO4,4またはC2−EO1添
加剤のそれよりも低かった。
下表は各種の添加剤濃度、稀釈ならびに湿度で得られた
結果の代表値で、添加剤20%および温度5℃の際のデ
ータを示す。
粘 度  流動点 組      成     5℃(Pa・秒)  (℃
)水焦し水区%□ サーファクタントT8のみ     1.140 1.
240  580%サーフ?クタントT8+20%A 
 O,086G、401 −10圀%サーファクタント
T 8 +20%B  O,1950,218−280
%サーファクタントT8+20%G  O,6900,
9363A=エチレングリコール七ノエチルエーテルB
=ジエチレングリコールモノブチルエーテルC=アルフ
オニツク61G−60(C8−4,4EO)注1Pa−
秒=10ボイス(例えば0.218Pa−秒−218t
7ンチボイズ)宜[1−ユ 下記配合の重質ビルダー入り非水液体非イオン性クリー
ニング組成物を調製した。
サーファクタントT 7        17.0サー
フアクタントT8        17.0ドパノール
91−5酸15.0 ジエチレングリコール モノブチルエーテル       10.0デクエスト
(Dcquest )206621 、0TPPN14
  (トリポリ燐酸ナトリウム)   20.0925
ソコラン(Sokolan)CF23 (カルシウム封鎖剤)4.0 過硼酸塩H,20 (過硼酸ナトリウム−水和物)9.O T、A、E、D、 (テトラアセチル エチレンジアミン)4.5 エンフィホス(Elphiphos)5.632’  
   0.3スチルベン4(螢光増白剤)0.5 エスペラーゼ(蛋白分解酵素)1.0 −juL笈− デユエツト(口uet)78750.6レラチン(Re
1atin)DH40506(再沈着防止剤)1,0 プルーフ?ウランサンドレーン (Blue Foulan 5andolane)  
   0.00751)ドパノール91−5  (5モ
ルの酸化エチレンでエトキシル化したC9−cti脂肪
族アルコール)と無水コハク酸のエステル化物−半エス
テル。
2)燐酸ジエチレントリアミンペンタメチレン、ナトリ
ウム塩。
3)メタクリル酸と無水マレイン酸のほぼ等モル量の共
重合体を完全に中和してそのナトリウム塩としたもの。
4)燐酸と016乃至018アルコールの部分エステル
(約1/3がモノエステルで2/3がジエステル)。
6)ナトリウム力ルポキシメヂルセルロースとヒドロキ
シメチルセルロースの混合物。
本組成物は安定、自由流動性、ビルダー入り、非ゲル化
性の液体非イオン性クリーニング組成物であり、ポリ燐
酸塩ビルダーはその液体非イオン性界面活性剤相内で安
定に懸濁していた。
11旦−2 実施例1と同様にして、酵素禁止剤を含有する下記の重
質ビルダー入り非水液体非イオン性クリーニング組成物
を13製した。
重量% プルラファックRA30         37.5 
  ′ジエチレングリコール モノブチルエーテル       10.0無水オクテ
ニルコハク酸       2.0TPPN賛    
           28,4ソコランCP54.0 デクエスト2066            1.0過
硼酸塩1−120           9.0TAE
D                4.5−1」し【
− 硫酸ヒドロキシラミン        0.1エンフイ
ホス5632           0.3ATS−X
(螢光増白剤)0.2 エスペラーゼ             1.0香  
 料                      0
.6レラチン084050            1
.0Ti 02              0.4本
組成物は、実施例1の組成物と同一の有利な特徴を有し
、加えて改善された漂白性能を有した。
【図面の簡単な説明】
第1図は全非イオン性サーファクタントT8と添加剤ア
ルフオニツク610−60 (C8−EO4,4)との
水稀釈後の濃度と粘度との関係を示すグラフである。 第2図は全非イオン性サーファクタントT8と添加剤ジ
エチレングリコ1ルモノプチルエーテル(C4−E02
)との水稀釈後の濃度と粘度との関係を示すグラフであ
る。   ゛ 第3図は全非イオン性サーファクタントT8と添加剤エ
チレングリコールモノエチルエーテル(C2−EOl)
との水稀釈後の濃度と粘度との関係を示すグラフである
。 (外5名) 第1図 100        75         50 
        25    o/。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)液体非イオン性界面活性剤、水溶性無機過酸化物塩
    の漂白剤、該過酸化物塩漂白剤の酵素誘起分解の禁止剤
    たる有効量の化合物を含有する液体洗濯用洗剤−漂白組
    成物。 2)漂白剤が過硼酸塩、過炭酸塩、過燐酸塩または過硫
    酸塩であり、かつ漂白剤の酵素誘起分解の禁止剤がヒド
    ロキシラミン塩である特許請求の範囲第1項に記載の組
    成物。 3)ヒドロキシラミン塩が硫酸ヒドロキシラミン、塩酸
    ヒドロキシラミンまたは臭酸ヒドロキシラミンである特
    許請求の範囲第2項に記載の組成物。 4)ヒドロキシラミン塩の量が、組成物重量の約0.0
    1乃至約0.5パーセントの範囲にある特許請求の範囲
    第2項に記載の組成物。 5)ヒドロキシラミン塩の量が、組成物重量の約0.0
    1乃至0.4パーセントである特許請求の範囲第2項に
    記載の組成物。 6)水性洗濯浴内で約40℃以下の温度で漂白剤と反応
    してペルオキシ酸漂白剤を形成する漂白剤活性剤を更に
    含有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 7)漂白剤活性剤が、N,N,N′,N′−テトラアセ
    チルエチレンジアミンである特許請求の範囲第6項に記
    載の組成物。 8)実質的に非水なることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の組成物。 9)液体非イオン性界面活性剤、モノもしくはポリ(C
    _2乃至C_3)アルキレングリコールモノ(C_1−
    C_5)アルキルエーテル、水溶性無機過酸化物の漂白
    剤、漂白剤が水溶液中で過酸化水素を遊離する温度を低
    下させる漂白剤活性剤および、汚れた布帛中に存在する
    酵素で誘起される漂白剤の分解を禁止できるヒドロキシ
    ルアミンを全組成物重量の約0.01乃至0.4パーセ
    ント含有する、約40℃以下の低温で汚れた布帛を洗濯
    ・漂白し得る非水液体洗剤組成物。 10)漂白剤が過硼酸ナトリウム一水和物を含有し、漂
    白剤活性剤がN,N,N′,N′−テトラアセチルエチ
    レンジアミンであり、かつヒドロキシラミン塩が硫酸ヒ
    ドロキシラミンまたは塩酸ヒドロキシラミンであって、
    約0.02乃至0.2%の量で存在する特許請求の範囲
    第9項に記載の組成物。 11)液体非イオン性界面活性剤中で懸濁する洗剤ビル
    ダー塩を更に含有する特許請求の範囲第9項に記載の組
    成物。 12)汚れた布帛を水性洗濯浴内で特許請求の範囲第1
    項に記載の組成物と接触させることからなる、汚れた布
    帛を洗淨・漂白する方法。 13)汚れた布帛を水性洗濯浴内で特許請求の範囲第9
    項に記載の組成物と接触させることからなる、汚れた布
    帛を洗淨・漂白する方法。 14)水性洗濯浴の温度が約40℃以下である特許請求
    の範囲第13項に記載の方法。
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