JPS61222711A - ゴムと金属板との積層体の製造方法 - Google Patents

ゴムと金属板との積層体の製造方法

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JPS61222711A
JPS61222711A JP6337685A JP6337685A JPS61222711A JP S61222711 A JPS61222711 A JP S61222711A JP 6337685 A JP6337685 A JP 6337685A JP 6337685 A JP6337685 A JP 6337685A JP S61222711 A JPS61222711 A JP S61222711A
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JP
Japan
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rubber
metal plate
metal plates
molten
laminate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6337685A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Morooka
琢哉 諸岡
Kiyoshi Sakayori
酒寄 潔
Yoshihiko Muto
吉彦 武藤
Toshikazu Yoshizawa
芳沢 利和
Yozo Ishida
石田 陽造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61222711A publication Critical patent/JPS61222711A/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、軸線方向には高い剛性を有するも、軸線と
直交する方向には比較的低い剛性を有し、たとえば、橋
梁、建物などの建造物、、ローットその他の機械設備な
どに適用されてとくに水平方向の振動を有効に絶縁する
ことができるゴムと金属板との積層体を製造する方法に
関するものである。
なおここでゴムとは、天然ゴム、合成ゴムの他、熱可、
塑性プラスチック、熱可塑性エラストマーなどのゴム状
弾性体をも含むものとする。
(従来の技術) 既知のこの種の一般的な積層体としては、たとえば第2
図に部分を断面として示すもの、があり、横断面形状が
、円形、多角形などの所要形状をなす柱状のこの積層体
1は、多くは、その軸線方向の両端部に取付7ランジ2
,2を固定されて使用に供される〇 ここで図中8は、所定間隔をおくとともに、相互に平行
に位置する複数枚の金属板を、また4は、・少なくとも
これらの金属板間に位置してそnらに接着する所要物性
のゴム層を示す。
ところで、従来は、かかる積層体lを製造するに際し、
金属板3とゴム層4とを手作業にて順次に積層した後、
ゴム層4を金属板3に加硫接着させることが一般的であ
ったため、積層体1の製造に著しく多くの作業工数が必
要になり、そのコストが高くなるとともに、多量生産が
困難であるという、問題があった。
このため、第8図に斜視図で示すような射出成彫型を用
い、この成形型の各半割部分5a、5bにそれぞれ設け
た複数本の溝6内に、この例では平面形状が円形をなす
複数枚の金属板3を、それらの両半割部分5a、 5b
を型閉めするに際して位置決め保持し、その後、一方の
半割部分、この例では半割部分5aに設けられて溝6と
直交する方向へ延在するランナ8内へ、溶融されたゴム
を射出し、この溶融ゴムを、第4図に断面図で示すよう
に、それぞれの金属板3,3間で、それらの金属板3の
ランナ8に面する周縁位置から、その周縁位置とは直径
方向に対抗する他方の周縁位置まで流動させ、そのゴム
をそこで凝固させるとともに、金属板3に接着させる製
造方法が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、かかる提案技術にあっては、ランナ8内へ射
出された溶融ゴムが、第4図に示すように、金属板3,
3間で、それらを直径方向に横切る方向へ流れることか
ら、その流動距離が長くなり、しかも、成形型内へ射出
された溶融ゴムは、その瞬間から型の冷却に起因する冷
却を受け、その粘度が流動時間に比例して高まるため、
溶融ゴムの流動性は、その流動の終端に近づくほど低下
し、この結果として、ゴム層4の内部および外部品質が
、とくに、ゴムの流動の終端近傍部分にて低下する問題
があった。
しかもこの従来技術では、ランナ8内で凝固し、後に製
品から切除されるゴムが、ゴム材料の歩出を低下させる
問題があり、また一方において、この問題を解決するた
め、ランナ寸法を小さくし過ぎた場合には、溶融ゴムは
、成形型内の複数の金属板隙間を、ランナ8の入口側に
最も近い部分のものから順次に満たすべく流動し、ゴム
のかかる流動に際しては、特定のタイミングについてみ
ると、複数枚の金属板中に溶融ゴムによる外力を受ける
ものと受けないものとが存在し、また、外力を受ける金
属板にあっても、その外力を受ける部分が経時的に変化
するので、外力を受ける金属板8が、その表面と溝6の
側面との隙間に相当する量だけ外力を受けない金属板3
の方向へ部分的もしくは全体的に偏せられる他、とくに
、金属板3が薄い材料にて構成されている場合には、そ
れが第5図に示すように、溶融ゴムの圧力によって、外
力を受けない金属板3に向けて膨出する方向へ塑性変形
されるという問題があり、これらのことは、とくに小型
の積層体を、たとえばpポットの振動絶縁材として適用
する場合その他において、振動絶縁特性を著しく変動さ
せる一因となっていた0 この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、ゴム層の内部および外部品質を全ての層にお
いて十分すぐれたものとすることができ、ゴム材料の歩
出低下をもたらすことなく、金属板の偏り、変形などに
起因する振動絶縁特性の変動をもたらすことのないゴム
と金属板との積層体の製造方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の、ゴムと金属板との積層体の製造方法は、と
くに、金属板の中央部を通る射出通路を経て各金属板間
へゴムを流入させることよりなる。
(作用) この製造方法では、金属板の中央部がら金属板間へ流入
する溶融ゴムは、平面形状をたとえば円形とすることが
できる金属板の放射方向へ、その半径とほぼ等しい距離
だけ流動することにて金属板の隙間を満たすことができ
、その流動距離は従来技術の約半分になるので、溶融ゴ
ムの流動中の粘度増加に起因するゴム層の内部および外
部品質の低下のおそれがない。
またこの方−法では、金属板の中央部を通る射出通路内
で凝固したゴムが、そのま\製品の一部を構成するので
、ゴム材料の歩出低下の問題が生じることはなく、この
故に、射出通路の寸法を小さくする必要が取り除かれ、
それを小さくすることによる別個の問題が発生すること
もない。
(実施例) 以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施に用いることができる射出成形
型を例示する断面図であり、図中第1〜5図で述べたと
同様の部分はそれと同一の番号で示す。
この例のこの射出成形型11は、上下に二分割された半
割部分12a、12bからなり、これらの半割部分12
a、12bは、それらの型閉め状態で、少なくとも、所
要の積層体1の輪郭と対応する形状(図示例ではその形
状の他に、取付7ランジ2,2の輪郭と対応する形状を
も含む形状)を有するキャビティ13を構成する0 ここで、このキャビティ18の縦断面形状は、円形、多
角形などとし得ることはもちろん、射出成形品、いいか
えれば、積層体1の型抜きが可能である限りにおいて、
直一部分と曲1lls分とを適宜に組み合せた所要の形
状とすることもできるOまたこれらの半割部分1’2a
、12bはそれぞれ、それらの型閉め状態にて、キャビ
ティ1aの軸線方向へ所定間隔をおいて離間するエンド
レスな環状その他の溝を形成する溝部分i+a、x+b
を有する0 このような射出成形型11を用いたこの発明の実施は、
両半割部分12a、12bの型閉めに際し、溝部分14
a、14b内に、中央部に貫通孔8aを有する複数枚の
金属板3をそれぞれ位置決め配置するとともに、それら
の半割部分12a。
12bに設けたそれぞれの7ランジ配設f!6x5a。
15bに、これも貫通孔2aを有するーの取付7ランジ
2と、貫通孔を有しない他の取付7ランジ2とをそれぞ
れ位置決め配置し、しかる後、図示しない射出成形機か
ら射出された溶融ゴムを、スプル穴16およびランナ1
7を経てキャビティ13内へ流入させることにより行わ
れるOここで、一方の取付7ランジ2の、ランナ17に
隣接する貫通孔2aからキャビティ18内へ流入した溶
融ゴムは、はじめに、金属板8,8の離間距離に比して
十分大きい寸法とすることができるそれぞれの金属板3
の貫通孔3aと、これらの各貫通孔3aに隣接するキャ
ビティ部分とで形成される射出通路18を、その通路1
8の終端位置まで流動し、次いで、その射出通路18か
ら、全ての金属板隙間19内へほぼ同時に流入し、各隙
間19内では、たとえば円形とすることができる金属板
3の半径方向へ放射状に流動する。
従って、全ての金属板3は;はぼ同時に、しかも、実質
的に同一の溶融ゴム圧をそれらの表裏両面に受けること
になり、これがため、とくにランナ寸法が小さいときに
起り易い金属板3の偏り、塑性変形などの不都合が生じ
ることはなく、積層体は常に一定の各種の特性を発揮す
ることができる。また、各金属板隙間内における溶融ゴ
ムの流動距離は、金属板8の半径とほぼ等しくなり、従
来技術におけるそれの約半分となるので、流動中におけ
る溶融ゴムの粘度変化に起因するーのゴム層4内での物
性変化、成形不良などの問題が生じることはない。
以上のようにして流動し、それぞれの金属板隙間19お
よび射出通路1!を完全に満たした溶融ゴムはその後、
成形型11を貫通する冷却通路20内の流体によって冷
却されて凝固し、それぞれの金属板8および取付7ラン
ジ2と強固に接漬する。
そして溶融ゴムのかかる凝固によってもたらされる製品
としての積層体は、半割部分12a。
12bを型閉きすることによって成形型11から取り出
すことができ、この際、スプル穴16内およびランナ1
7内にて凝固したゴ±はそこから除失されて廃棄される
も、射出通路18内にて凝固したゴムは、それ自身が積
層体の一部を構成するので、廃棄されることはなく、従
ってそのゴムが材料歩出を低下させることはない。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、図示例の
取付7ランジ2,2を事後的に積層体1に取り付けても
よいことはもちろんである。
(発明の効果) 従ってこの発明によれば、とくに、金属板の中央部を通
る射出通路を経て各金属板隙間へゴムを流入させること
によって、溶融ゴムの流動性を向上させてゴム層の内部
および外線品質を十分に高めることができるとともに、
射出通路内で凝固したゴムにて積層体の一部を構成して
ゴム材料の歩出を向上させることができ、さらには、各
金属板の表裏両面にほぼ同時に、かつ実質的に均等に溶
融ゴム圧を作用させることができて金属板の偏り、変形
などが有効に防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施に用いることができる射出成形
型を例示する断面図、 第2図は製品としての積層体を例示する部分断面図、 第3図は従来方法の実施に用いられる成形型を例示する
斜視図、 第4図は第3図に示す型内での溶融ゴムの流動状態を示
す路線断面図、 第5図は第8図に示す型内での金属板の変形状態を示す
路線断面図である。 l・・・積層体      3・・・金属板4・・・ゴ
ム層      4a・・・貫通孔11・・・射出成形
311     tza 、 xzb・・・半割線分1
8・・・キャビティ    14a 、 141)・・
・溝部分1B・・・射出通路     19・・・金属
板隙間第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定間隔をおくとともに、相互に平行に位置する複
    数枚の金属板間にゴムを射出して柱状の積層体を製造す
    るに際し、 金属板の中央部を通る射出通路を経て各金 属板間へゴムを流入させることを特徴とするゴムと金属
    板との積層体の製造方法。
JP6337685A 1985-03-29 1985-03-29 ゴムと金属板との積層体の製造方法 Pending JPS61222711A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0289622A (ja) * 1988-09-28 1990-03-29 Nitta Ind Corp 建造物用免震装置の製造方法
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CN111421749A (zh) * 2020-03-18 2020-07-17 株洲时代新材料科技股份有限公司 齿轮箱弹性支撑的制作方法及其产品和高压模具
CN111633926A (zh) * 2020-06-05 2020-09-08 株洲时代新材料科技股份有限公司 一种多层隔片式橡胶制品的成型方法、系统及介质

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