JPS6122209Y2 - - Google Patents

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JPS6122209Y2
JPS6122209Y2 JP10378279U JP10378279U JPS6122209Y2 JP S6122209 Y2 JPS6122209 Y2 JP S6122209Y2 JP 10378279 U JP10378279 U JP 10378279U JP 10378279 U JP10378279 U JP 10378279U JP S6122209 Y2 JPS6122209 Y2 JP S6122209Y2
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JP10378279U
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【考案の詳細な説明】 本考案は多室形空気調和機、詳しくは1台の室
外ユニツトに2台の室内ユニツトを接続し、運転
スイツチを備えた各室内ユニツトの電気回路をそ
れぞれ連絡線路により前記室外ユニツトの電気回
路に連絡する如くした多室形空気調和機に関す
る。
従来此種空気調和機では、第2図の如く2台の
室内ユニツトA,Bの内一方の室内ユニツトA又
はBを運転している時、他方の室内ユニツトB又
はAは運転できないようにするため、各室内ユニ
ツトA,Bの電気回路1,2毎にリレーMS1
MS2及び他の室内ユニツトB,Aの運転禁止回路
10A,11Bを備えた作動回路8A,9Bを設
けて、前記リレーMS1,MS2の連絡接点MS1
a,MS2−aを室外ユニツトCにおける電気回路
3の連絡線路6,7に介装して、一方の室内ユニ
ツトA又はBひいては室外ユニツトCを運転する
時他方の室内ユニツトB又はAの連絡線接点MS2
−a又はMS1−aを強制的に開路させるようにし
ている。尚、他の符号については後記する第1図
と同じため説明を省略した。
所が、前記連絡接点MS1−a,MS2−aは、運
転スイツチS1,S2の投入により閉動作する時、室
外ユニツトCにおける電気回路3の負荷が過大で
ある場合など溶着してしまう事態が発生すること
がある。
そのため、斯く連絡接点MS1−a又はMS2−a
が溶着した状態の室内ユニツトA又はBと運転中
の室内ユニツトB又はAとの各電源接続部4又は
5が電源に対し極性を逆にして接続されている場
合、電源を短絡してしまう事故が発生する問題が
ある。
そこで前記問題を解決するため、前記連絡接点
の開閉容量を特に大きくしたリレーを使用すべく
成すと、該リレーの外形が大きくなつて広い取付
スペースが必要となり、かつ高価となる問題があ
る。
しかして本考案は以上の問題を解消すべく考案
したもので、目的とする処は、連絡接点の開閉容
量が特別に大きなリレーを用いるようにしなくと
も、各室内ユニツトにおける電源接続部の電源へ
の接続極性に拘わりなく常に確実に電源の短絡事
故を防止できる小形、かつ安価な空気調和機を提
供する点にある。
即ち、本考案は1台の室外ユニツトに2台の室
内ユニツトを接続し、運転スイツチを備えた各室
内ユニツトの電気回路をそれぞれ一対の連絡線路
により前記室外ユニツトの電気回路に並列に連絡
する如くした多室形空気調和機において、前記各
室内ユニツトが共に電源接続部を備え、該各室内
ユニツトの電気回路毎に、リレーなどの作動回路
を設けて、該リレーの連絡接点を前記連絡線路に
介装すると共に、前記作動回路に、他の室内ユニ
ツトが運転しているとき前記作動回路の作動を禁
止し、他の室内ユニツトが停止しているとき前記
作動回路を作動可能にする禁止回路を設ける一
方、前記連絡線路における前記連絡接点を設けた
位置と前記各連絡線路の連絡位置との間の線路間
に保護リレーを介装した接続線路を接続し、か
つ、該接続線路と前記位置との間の連絡線路に前
記保護リレーの常開接点を介装して成る保護回路
を設けると共に、前記保護リレーの常閉接点を、
他の室内ユニツトにおける前記作動回路に直列に
設けたことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1,2は室内ユニツトA,B
の電気回路、3は室外ユニツトCの電気回路で、
前記室内ユニツトA,Bの電気回路1,2はそれ
ぞれ電源接続部を構成する差込プラグ4,5(以
下単にプラグと称す)、運転スイツチS1,S2を備
えていて、連絡線路6,7を介して前記室外ユニ
ツトCの電気回路3に連絡されている。
しかして本考案は、前記各室内ユニツトA,B
の電気回路1,2毎に、リレーMS1,MS2などの
作動回路8,9を設けて、該リレーMS1,MS2
連絡接点MS1−a,MS2−aを前記連絡線路6,
7に介装すると共に、前記作動回路8,9に、他
の室内ユニツトB,Aが運転しているとき前記作
動回路8,9の作動を禁止し、他の室内ユニツト
B,Aが停止しているとき前記作動回路8,9を
作動可能とする禁止回路10,11を設ける一
方、前記連絡線路6,7における前記連絡接点
MS1−a,MS2−aを設けた位置と前記各連絡線
路6,7の連絡位置12,12との間の線路間に
保護リレーMS3,MS4を介装した接続線路を接続
し、かつ、該接続線路と前記位置12,12との
間の連絡線路6,7に前記保護リレーMS3,MS4
の常開接点MS3−a,MS4−aを介装して成る保
護回路13,14を設けると共に、前記保護リレ
ーMS3,MS4の常閉接点MS3−b,MS4−bを、
他の室内ユニツトB,Aにおける前記作動回路
9,8に直列に設けたのである。
前記保護回路13,14は、図では前記連絡線
路6,7の内、前記連絡接点MS1−a,MS2−a
を設けた位置と前記各連絡線路6,7の連絡位置
12,12との間の線路間に保護リレーMS3
MS4を介装した接続線路を接続すると共に、該接
続線路と前記位置12,12との間に連絡線路
6,7に前記保護リレーMS3,MS4の常開接点
MS3−a,MS4−aを接続して、室内ユニツトA
又はBの運転開始時常開接点MS3−a,MS4−a
により室外ユニツトCの電気回路3を開放した無
負荷状態で連絡接点MS1−a又はMS2−aの閉動
作を行なわせ、該閉動作によりリレーMS3を励磁
し、常開接点MS3−a,MS4−aを閉動作させ室
外ユニツトCの電気回路3に通電すべく成し、前
記連絡接点MS1−a及びMS2−aを常に溶着状態
になることのない健全な状態に保持せしめるので
ある。
又、前記禁止回路10,11は、前記リレー
MS1,MS2の作動回路8,9に、他の室内ユニツ
トB,Aに設けた前記リレーMS2,MS4,MS1
MS3の常閉接点MS2−b,MS4−b,MS1−b,
MS3−bを直列に介装する如くして、室内ユニツ
トA又はBの運転時残りの室内ユニツトB又はA
の常閉接点MS2−b,MS4−b又はMS1−b,
MS3−bを強制的に開路させて運転を禁止すべく
成すのである。
前記接点MS4−b,MS3−bは、前記接点MS2
−b,MS1−bと共に前記禁止回路10,11を
構成するものであるが、詳しくは後述するが、一
方側の室内ユニツト(例えばA)における接点
MS1−a,MS3−aが共に溶着した場合に、他の
室内ユニツトBの運転を不能にして、両ユニツト
A,B間の電源短絡事故を確実に防止する短絡防
止手段をも構成するものである。
尚、MF1は室内フアンモータ、TCは室内温度
調節器、SVA,SVBは室外ユニツトA,Bの冷
媒回路に設ける電磁開閉弁で前記リレーMS1
MS2と並列に接続するのである。
又、TMA,TMBは前記禁止回路10,11と
直列にして電源線路間に接続したタイマーで、該
常閉接点TMA−b,TMB−bを他の室内ユニツ
トB,Aの電気回路2,1における前記作動回路
9,8に介装して、運転中の室内ユニツトA又は
Bが前記温度調節器TCの開動作により停止した
時、停止中の室内ユニツトB又はAの作動回路9
又は8を強制的に、高低圧がバランスするに要す
る一定時間又は3分間に亘り開路させ、室内ユニ
ツトB又はAの運転を行なえないようにするので
ある。
又MF2は室外フアンモータ、MCは圧縮機モー
タ、SVは高低圧バランス用の電磁弁である。
しかして以上の構成において、各室内ユニツト
A,BのプラグS1,S2を電源に接続して、室内ユ
ニツトAを運転すべく運転スイツチS1を投入する
と作動回路8に通電し前記リレーMS1が励磁され
て連絡接点MS1−aが閉動作する。該閉動作は前
記保護回路13により室外ユニツトCの電気回路
3を開放した無負荷状態で行なうため接点溶着を
生ずることはないのである。
そして、連絡接点MS1−aの閉動作により保護
回路13のリレーMS3が励磁され常開接点MS3
aが閉動作して室外ユニツトCの電気回路3に通
電され運転が開始される。
所が、前記常開接点MS3−aが閉動作すると
き、電気回路3の負荷が過大であると過電流によ
り該接点MS3−aが溶着する事態が生ずる。
しかして、前記接点MS3−aが溶着した状態の
室内ユニツトAの運転を停止して、室内ユニツト
Bの運転を行なつている時、即ち運転スイツチS2
を投入してリレーMS2を励磁し連絡接点MS2−a
に続いて保護回路14の接点MS4−aを閉じて電
気回路3に通電し、室内ユニツトBの運転を行な
つている時、室内ユニツトAの連絡接点MS1−a
は開いているので、運転中の室内ユニツトBの電
気回路2から停止中の室内ユニツトAの電気回路
1に通電することは全くなく、運転スイツチS1
投入しても電源に対するプラグ4,5の極性如何
に拘わらず、両回路1,2を介して電源が短絡す
る事故を確実に解消できるのである。そして前記
した如く室内ユニツトA,Bにおける保護回路1
3,14の接点MS3−a,MS4−aが溶着する事
態が発生した時、該事態を使用者に知らせるた
め、図では保護回路13,14のリレーMS3
MS4として、接点MS3−a,MS4−aが溶着する
と、他の室内ユニツトB,Aの電気回路2,1に
設けた常閉接点MS4−b,MS3−bが強制的に開
路してしまう構造のものを用いたのであり、前記
事態が発生すると該事態を他の室内ユニツトB,
Aが運転不能となることから検知できるのであ
る。
ところで、前記運転スイツチS1の投入により前
記接点MS3−aが溶着するような場合、前記スイ
ツチS1を切つた後に再度投入すると、今度は前記
連絡接点MS1−aが溶着することも考えられる
が、例え一方側の室内ユニツトAにおけるこれら
接点MS1−a,MS3−aが2つ共溶着してしまつ
たとしても、保護リレーMS3の常閉接点MS3−b
を他方側の室内ユニツトBにおける作動回路9に
直列に設けているため、前記両室内ユニツトA,
Bの電源短絡は確実に防止できるのである。
すなわち、一方側室内ユニツトAにおける前記
接点MS1−a,MS3−aが共に溶着した場合、運
転スイツチS1が投入されたまゝでは、他方側室内
ユニツトBの運転スイツチS2を投入しても接点
MS1−b及びMS3−bにより、室内ユニツトBの
運転は不能となり、短絡事故は回避されるのは言
までもなく、前記運転スイツチS1が一旦切られ、
他方側の前記運転スイツチS2が投入された場合に
も、前記保護リレーMS3へは、溶着してしまつた
前記接点MS3−aを介して前記他方側室内ユニツ
トBの電源接続部5から給電されることゝなり、
前記保護リレーMS3の常閉接点MS3−bが開状態
に操作されて、前記室内ユニツトBの運転は不能
となり、従つて、前記両室内ユニツトA,Bの電
源短絡は確実に回避できるのである。
尚、前記接点MS3−a,MS1−aを2つ併用す
ることにより、溶着事故そのものが起こる可能性
が接点1つだけのものよりも格段に少ないのは言
うまでもない。
尚、以上の説明では2台の室内ユニツトを用い
たが、3台以上の室内ユニツトを用いる場合、容
量不足を生ずるため室外ユニツトから電源に接続
するが、本考案を適用できることは云う迄もな
い。
以上の如く本考案によれば、室内ユニツトの運
転時保護回路により室内ユニツトの電気回路を開
放した無負荷状態で連絡接点を閉じるので、該接
点の溶着を防止でき、従つて、運転中の室内ユニ
ツトの電気回路から停止中の室内ユニツトの電気
回路に通電することは全くなく、停止中の運転ス
イツチを投入しても電源に対する電源接続部の極
性如何に拘わらず、両電気回路を介して電源が短
絡する事故を確実に解消できるのである。
また、例えば一方側室内ユニツトにおいて接点
の溶着が起つても、保護リレーの常閉接点を他方
側室内ユニツトにおける作動回路に直列に設けて
いるから、前記他方側室内ユニツトの運転を不能
とし、両室内ユニツトの電源の短絡を確実に防止
できるのである。
そのため、リレーは連絡接点の開閉容量を特別
に大きくしたものを用いる必要は全くなく、リレ
ーの外形寸法が小さくなつて裾付スペースを小さ
くでき、かつ安価にできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す電気回路、第2
図は従来における電気回路である。 A,B……室内ユニツト、C……室外ユニツ
ト、1,2……室内ユニツトの電気回路、3……
室外ユニツトの電気回路、4,5……電源接続
具、S1,S2……運転スイツチ、6,7……連絡線
路、MS1,MS2……リレー、MS3,MS4……保護
リレー、MS1−a,MS2−a……連絡接点、MS3
−a,MS4−a……常開接点、10,11……禁
止回路、12……連絡位置、13,14……保護
回路、MS3−b,MS4−b……常閉接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1台の室外ユニツトCに2台の室内ユニツト
    A,Bを接続し、運転スイツチS1,S2を備えた各
    室内ユニツトA,Bの電気回路1,2をそれぞれ
    一対の連絡線路6,7により前記室外ユニツトC
    の電気回路3に並列に連絡する如くした多室形空
    気調和機において、前記各室内ユニツトA,Bが
    共に電源接続部4,5を備え、該各室内ユニツト
    A,Bの電気回路1,2毎に、リレーMS1,MS2
    などの作動回路8,9を設けて、該リレーMS1
    MS2の連絡接点MS1−a,MS2−aを前記連絡線
    路6,7に介装すると共に、前記作動回路8,9
    に、他の室内ユニツトB,Aが運転しているとき
    前記作動回路8,9の作動を禁止し、他の室内ユ
    ニツトB,Aが停止しているとき前記作動回路
    8,9を作動可能にする禁止回路10,11を設
    ける一方、前記連絡線路6,7における前記連絡
    接点MS1−a,MS2−aを設けた位置と前記各連
    絡線路6,7の連絡位置12,12との間の線路
    間に保護リレーMS3,MS4を介装した接続線路を
    接続し、かつ、該接続線路と前記位置12,12
    との間の連絡線路6,7に前記保護リレーMS3
    MS4の常開接点MS3−a,MS4−aを介装して成
    る保護回路13,14を設けると共に、前記保護
    リレーMS3,MS4の常閉接点MS3−b,MS4−b
    を、他の室内ユニツトB,Aにおける前記作動回
    路9,8に直列に設けたことを特徴とする多室形
    空気調和機。
JP10378279U 1979-07-25 1979-07-25 Expired JPS6122209Y2 (ja)

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