JPH0753386Y2 - モ−タの保護装置 - Google Patents

モ−タの保護装置

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JPH0753386Y2
JPH0753386Y2 JP1986057075U JP5707586U JPH0753386Y2 JP H0753386 Y2 JPH0753386 Y2 JP H0753386Y2 JP 1986057075 U JP1986057075 U JP 1986057075U JP 5707586 U JP5707586 U JP 5707586U JP H0753386 Y2 JPH0753386 Y2 JP H0753386Y2
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relay
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時雄 大図
辰郎 小田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は過電流継電器により過電流を検出した時に電磁
接触器を開路させてモータを保護すると共に、外部表示
装置に状態表示を行わせるようにしたモータの保護装置
に関する。
(従来の技術) 例えばコントロールセンタはモータの運転停止制御及び
保護を目的とした単位装置を多数収納し、発電所や一般
産業の補機の集中制御に用いられる。第2図にこの種の
単位装置の一般的な回路図を示す。図において、2及び
3は主回路1に設けた電磁接触器及び過電流継電器であ
る。この主回路1の負荷側にはモータ4が接続されてい
る。5は過電流継電器3の引外し用接点で、これは通常
時には制御回路6に設けた電磁接触器2の励磁コイル7
側に閉路し、一方過電流継電器3により過電流を検出し
た時に反励磁コイル7側に切換わり励磁コイル7側を開
路するようになっている。これにより、過電流検出時に
は励磁コイル7が非励磁となって主回路1の電磁接触器
2が開路され、ひいてはモータ4が過電流から保護され
る。同時に、制御回路6側の異状報知用の表示灯8が点
灯されると共に、この表示灯8と並列接続された電磁継
電器9が励磁されて図示しない外部表示装置に設けられ
た電磁継電器9の常開接点10を閉成して外部表示装置が
状態表示を行うようになっている。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、上記従来構成のものでは、過電流検出時に
遠方の外部表示装置に状態表示を行わせるために単位装
置内に電磁継電器9を設けなければならず、このため状
態表示用の電磁継電器9が必要となり不経済で且つ単位
装置内に電磁継電器9を収納するための収納スペースを
確保しなければならないという欠点があった。
そこで、本考案の目的は、回路構成の単純化及び装置の
コンパクト化を図り得るモータの保護装置を提供するに
ある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のモータの保護装置は、過電流継電器に、その引
き外し用接点に連動する補助接点を設け、この補助接点
を外部表示装置における状態表示のための接点として用
いたことを特徴とする。
(作用) 主回路に過電流が流れると、過電流継電器により過電流
が検出される。すると、過電流継電器を開路させる。し
かも、引外し用接点と連動して過電流継電器の補助接点
が動作するから、外部表示装置内において状態表示を行
うようになる。
(実施例) 第1図は本考案によるモータの保護装置例えばコントロ
ールセンタの単位装置に適用した一実施例の回路図を示
したもので、以下これにつき説明する。
先ず、11は単位装置の主回路で、これは遮断器12,電磁
接触器13及び過電流継電器14を順に直列接続して構成さ
れている。この主回路11の電源側には主回路電源母線15
が接続され、一方負荷側にはモータ16が接続されてい
る。17は制御電源引込み用の変圧器で、この一次側は遮
断器12と電磁接触器13との間に接続され二次側は過電流
継電器14の引外し用接点18を介して単位装置の制御回路
19に直列接続されている。この引外し用接点18は電源側
の共通端子C1を2個の接点端子C2,C3に切換接続する。
接点端子C2には制御回路19の操作回路20と運転・停止表
示回路21との並列回路が接続され通常時には引外し用接
点18は接点端子C2側に閉成するようになっている。ま
た、接点端子C3には制御回路19の異状報知用の表示灯22
が接続され、過電流検出時には引外し用接点18は接点端
子C3側に閉成して表示灯22を点灯するようになってい
る。操作回路20は運転用の押釦スイッチ23,停止用の押
釦スイッチ24及び電磁接触器13の励磁コイル25を直列接
続すると共に、運転用の押釦スイッチ23に励磁コイル25
の自己保持用の常開接点25aを並列接続して構成されて
いる。運転・停止表示回路21は運転用の表示灯26,停止
用の表示灯27及び励磁コイル25の常開接点25b,常閉接点
25cとから構成されている。
さて、28は過電流継電器14に引外し用接点18とは別に設
けられた常開形の補助接点で、これは図示しない外部表
示装置たる遠方監視盤に設けた状態表示装置にケーブル
29,29を介して接続され、過電流検出時に閉成して状態
表示装置に状態表示を行わせる。
次に本実施例の作用につき説明する。
主回路11に過電流が流れると、過電流継電器14により過
電流が検出される。これにより、過電流継電器14の引外
し用接点18が接点端子C2側から接点端子C3側に切換えら
れ、同時に引外し用接点18と連動して補助接点28も閉成
する。引外し用接点18の切換わりにより、単位装置側で
は、制御回路19の励磁コイル25が非励磁となって主回路
11の電磁接触器13が引外され、モータ16が主回路11から
開路されて過電流から保護される。更に、制御回路19の
異状報知用の表示灯22が点灯する。また、外部表示装置
たる遠方監視盤の状態表示装置側では、過電流継電器14
の補助接点28の閉成により状態表示が行われる。
このような本実施例によれば次のような効果を得ること
ができる。即ち、過電流継電器14に引外し用接点18の他
に補助接点28を設けたので、従来とは異なり電磁継電器
9(第2図参照)を単位装置内に設けなくても良いから
収納スペースを確保しなくても済み、その分経済性を上
げられ且つコンパクト化できる。また、1つの過電流継
電器14で主回路11の引外し動作及び遠方監視盤に状態表
示を行わせることができるから、動作が確実で且つ制御
回路19が単純化され、この結果、装置の信頼性が向上す
る。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定さ
れるものではなく、例えば本実施例のようにコントロー
ルセンタの単位装置に限らずその他モータの保護装置全
般に適用し得る等、要旨を逸脱しない範囲で適宜変形し
て実施し得ることは勿論である。
[考案の効果] 本考案は以上述べたように、過電流継電器に引外し用接
点の他に状態表示のための補助接点を設けたので、従来
とは異なり外部表示装置における状態表示専用の電磁継
電器を用いることなく回路を構成し得るから、回路構成
の単純化及び装置のコンパクト化を図ることができると
いう優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示したモータの保護装置の
回路図で、第2図は従来例を示した第1図相当図であ
る。 図面中、11は主回路、13は電磁接触器、14は過電流継電
器、16はモータ、18は引外し用接点、28は補助接点を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主回路に設けた過電流継電器により過電流
    継電器の引外し用接点が動作することによって、前記主
    回路に設けた電磁接触器を開路させてモータを保護する
    と共に、外部表示装置に状態表示を行わせるようにした
    ものにおいて、前記過電流継電器に、その引外し用接点
    に連動する補助接点を設け、この補助接点を前記外部表
    示装置における状態表示のための接点として用いたこと
    を特徴とするモータの保護装置。
JP1986057075U 1986-04-15 1986-04-15 モ−タの保護装置 Expired - Lifetime JPH0753386Y2 (ja)

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JPS62168742U JPS62168742U (ja) 1987-10-26
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