JP2508369B2 - 補助リレ― - Google Patents

補助リレ―

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JP2508369B2 JP17080490A JP17080490A JP2508369B2 JP 2508369 B2 JP2508369 B2 JP 2508369B2 JP 17080490 A JP17080490 A JP 17080490A JP 17080490 A JP17080490 A JP 17080490A JP 2508369 B2 JP2508369 B2 JP 2508369B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、開閉器の引外しコイルに流れる電流によ
って動作する補助リレーに関するものである。
[従来の技術] 第3図(a)及び(b)はそれぞれ、開閉器の引外し
コイルに流れる電流によって動作すべき従来の補助リレ
ー(1)を示す正面図及びその取付状態における側面図
である。補助リレー(1)のケース(1A)は例えば開閉
器の収納される盤のフレーム(4)に取付金具(3)に
よって固定される。ケース(1A)の後端部には後述する
動作保持回路の保護のための電流抑制用抵抗(6)が取
り付けられている。
第4図は上記の補助リレー(1)を含む開閉器の制御
回路を示す図である。補助リレー(1)はその内部に動
作コイル(101)と保持コイル(102)とを有している。
動作コイル(101)は引外しコイル(9)に流れる電流
によって動作するコイルであり、保持コイル(102)は
その動作状態を保持するためのコイルである。補助リレ
ー(1)の内部回路は図の一点鎖線の範囲内の回路であ
り、上記の動作コイル(101)とそのa接点(101a)並
びに保持コイル(102)とそのa接点(102a1,102a2,102
a3)によって構成されている。開閉器の投入・引外し制
御回路(8)は引外しコイル(9)と投入コイル(10)
とを含んで構成され、引外しコイル(9)には動作コイ
ル(101)を完全に動作させるために抵抗(18)が並列
接続されている。
開閉器(図示せず)が投入された状態において、保護
継電器(7)の故障接点が閉路すると、引外しコイル
(9)は動作コイル(101)を介して直流電源(20)に
よって励磁され、開閉器の引外しが行われる。このと
き、抵抗(18)にも電流が流れるので、動作コイル(10
1)には引外し電流とこの抵抗(18)に流れる電流との
和の電流が流れて動作する。動作コイル(101)の動作
によってそのa接点(101a)が閉路するので故障リセッ
ト押ボタン(11)から同接点(101a)、保持コイル(10
2)及び電流抑制用抵抗(6)を通って電流が流れ、保
持コイル(102)が動作する。保持コイル(102)の動作
によってそのa接点(102a1)が閉路し、自己保持回路
が形成される。保持コイル(102)を流れる電流は電流
抑制用抵抗(6)によって抑制されるので同コイル(10
2)及び接点(101a,102a1)は保護される。
保持コイル(102)の他の2つのa接点(102a2,102a
3)のうちの1個(102a2)は外部出力接点として使用さ
れ、外部出力端子(16)へ接続される。他のa接点(10
2a3)は、保持コイル(102)自身の接点数、種類(a接
点、b接点又はc接点)及び容量の欠如を補うべく接点
数増加用のリレー(17)のコイルを励磁するために用い
られる。このリレー(17)の動作によってそのb接点
(17b1)は開路し、投入コイル(10)を含む投入回路に
故障鎖錠をかける。故障鎖錠とは故障(過電流や短絡等
の事故)によって引き外された開閉器が、該故障状態か
らまだ正常状態に復旧していないにもかかわらず誤って
投入されることのないように、投入回路にロックをかけ
ることを言う。b接点(17b1)は通常の投入時、すなわ
ち同接点(17b1)が閉路していて投入スイッチ(12)が
閉路された時には投入コイル(10)に流れる電流に対し
て耐え得る接点でなくてはならず、一般に、大容量のも
のが要求される。
リレー(17)の動作によってそのa接点(17a1,17a
2)がそれぞれ閉路するので故障表示用ランプ(14)が
点灯すると共にベル又はブザー(15)が鳴動する。故障
発生時の動作は以上である。なお、故障表示用ランプ
(14)はランプテストスイッチ(13)によって正常時に
おいてもランプ点灯の確認ができるようになっており、
故障時にはこのランプテスト回路を断路するため、リレ
ー(17)のb接点(17b2)を直列に接続している。
故障状態から正常状態に復旧後、故障リセット押しボ
タン(11)を押すことにより、保持コイル(102)はリ
セットされ、リレー(17)のb接点(17b1)が閉路して
開閉器の再投入が可能となる。なお、通常の引外しは引
外しスイッチ(19)によって行われる。
[発明が解決しようとする課題] 上記の様な従来の補助リレー(1)では、動作コイル
(101)を動作させるために抵抗(18)が必要であり、
また保持回路保護のための電流抑制用抵抗(6)も必要
である。また、さらに、保持コイル(102)の接点数、
種類及び容量の不足により接点数増加用のリレー(17)
をも必要とする。従って、補助リレー(1)外部に補助
的に必要とされる部品数が多くなり、補助リレーを含む
投入・引外し制御回路全体のコストダウンができないと
いう問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、外部に補助的な部品を設けることなく開閉
器の投入・引外し制御回路に適用できる補助リレーを提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る補助リレーは、 開閉器の引外しコイルと直列に接続されるべき電流コ
イルであって上記引外しコイルに流れる電流のみによっ
て動作する入力電流定格を有し、少なくとも1つの接点
を備えた動作コイルと、 上記接点の閉路によって励磁されるべき電圧コイルで
あって少なくとも1つの自己保持用接点を備えた保持コ
イルと、 上記保持コイルと並列に接続されたリレーと、 を備えたものである。
[作用] この発明に係る補助リレーの動作コイルは開閉器の引
外しコイルに流れる電流のみによって動作し、保持コイ
ルは動作コイルの接点の閉路によって所定の電圧を印加
されて動作し、リレーは保持コイルと共に励磁され動作
する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例による補助リレー(51)
を含む開閉器の投入・引外し制御回路図であり、第2図
は(a)はその補助リレー(51)を底面から見た図、第
2図(b)は側面図、第2図(c)は平面図である。第
2図において、補助リレー(51)はケース(51a)に収
められ、フレーム(54)に固定されたソケット(52)に
挿入されるプラグインタイプの構成を有する。ソケット
(52)に挿入後、保持金具(53)を取り付けることによ
り、補助リレー(51)はソケット(52)にしっかりと保
持される。補助リレー(51)の上面にはのぞき窓(55)
が形成されていて内部に設けられている状態表示LEDの
点灯を確認できるようになっている。補助リレー(51)
の点検修理等は、ソケット(52)から引き抜いて行えば
良く、また取替えもきわめて迅速簡単に行える。
第1図において、従来例(第4図)と共通する部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。補助リレー
(51)の内部回路は、引外しコイル(9)に流れる電流
のみによって動作する電流コイルである動作コイル(51
1)とそのa接点(511a)、動作保持用a接点(512a1)
と小容量外部出力用a接点(512a2)を有する電圧コイ
ルである保持コイル(512)、故障鎖錠用大容量b接点
(514b)を有するリレー(514)、警報用小容量a接点
(513a)と故障表示用小容量c接点(513c)とを有する
リレー(513)、及び前述の状態表示LED(515)を備え
ている。
次に上記実施例の動作について説明する。開閉器が投
入状態の時、保護継電器(7)の故障接点が閉路する
と、開閉器の引外しコイル(9)が動作コイル(511)
を介して直流電源(20)により励磁され、開閉器は引き
外される。同時に、この引外し回路に流れる電流によっ
て動作コイル(511)が動作する。動作コイル(511)の
動作によってそのa接点(511a)が閉路し、保持コイル
(512)が励磁される。保持コイル(512)はそのa接点
(512a1)の閉路によって自己保持回路を形成する。上
記の動作に際して、動作コイル(511)は引外しコイル
(9)に流れる電流のみによって動作するように比較的
低い入力電流定格のものを採用しており、また、保持コ
イル(512)はそれ自身に高抵抗のコイルを用いた電圧
コイルであることによって電流を自ら抑制している。一
方、動作コイル(511)のa接点(511a)の閉路によっ
てリレー(513)も動作して状態表示LED(515)が点灯
し、さらにリレー(514)も動作し、これらはすべて保
持コイル(512)のa接点(512a1)の閉路によって動作
状態を保持される。この結果、リレー(513)のa接点
(513a)が閉路してベル又はブザー(15)が鳴動し、c
接点(513c)の動作によって故障表示用ランプ(14)が
点灯する。故障表示用ランプ(14)は故障時にはランプ
テストスイッチ(13)による点灯回路を切り離す必要が
あり、通常b接点を単独で必要とするがこの実施例では
故障時と正常時の故障表示ランプ回路の切換を1個のc
接点(513c)で行うことにより回路を簡略化している。
保持コイル(512)の他のa接点(512a2)は外部出力端
子(16)を介して外部回路のために用いられる。リレー
(514)の大容量のb接点(514b)は投入回路の故障鎖
錠に用いられる。故障状態から正常状態に復帰後、故障
リセット押しボタン(11)を押すことにより保持コイル
(512)の自己保持が解け、故障表示用ランプ(14)は
消灯し、ベル又はブザー(15)は停止する。つぎに、投
入スイッチ(12)が閉路されるとリレー(514)のb接
点(514b)を介して投入コイル(10)が励磁され、開閉
器が投入されて初期の状態に戻る。なお、通常の引外し
は引外しスイッチ(19)によって行われる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば補助リレーの動作コ
イルを開閉器の引外しコイルに流れる電流のみによって
動作する電流コイルとし、保持コイルは電圧入力定格の
コイルとし、さらに保持コイルに従動する2つのリレー
を設けたので、外部に抵抗や補助リレーを補助的に設け
る必要がない。従って、故障回路を含む投入・引外し制
御回路全体が安価に構成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による補助リレーを含む開
閉器の投入・引外し制御回路図、第2図(a),(b)
及び(c)はそれぞれ上記補助リレーの底面図、側面図
及び平面図、第3図(a)及び(b)はそれぞれ従来の
補助リレーを示す正面図及び側面図、第4図は従来の補
助リレーを用いた開閉器の投入・引外し制御回路図であ
る。 図において、(51a)はケース、(511)は動作コイル、
(511a)はそのa接点、(512)は保持コイル、(512a
1,512a2)はそのa接点、(513)はリレー、(513a)は
そのa接点、(513c)はそのc接点、(514)はリレ
ー、(514b)は、そのb接点である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉器の引外しコイルと直列に接続される
    べき電流コイルであって上記引外しコイルに流れる電流
    のみによって動作する入力電流定格を有し、少なくとも
    1つの接点を備えた動作コイルと、 上記接点の閉路によって励磁されるべき電圧コイルであ
    って少なくとも1つの自己保持用接点を備えた保持コイ
    ルと、 上記保持コイルと並列に接続されたリレーと、 を備えた補助リレー。
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