JP2005253248A - 受配電盤の故障表示・鎖錠制御回路 - Google Patents
受配電盤の故障表示・鎖錠制御回路 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】故障表示回路と鎖錠制御回路を、部品点数を削減して一体構成する。
【解決手段】電力機器を保護対象とする保護リレーの接点11で付勢される電流リレー1と、自己保持用接点Y1と、故障表示用接点Y2および開閉機器の投入を鎖錠する鎖錠制御用接点Y3を有し、電流リレーの動作によって付勢されて自己保持する自己保持リレー2と、押しボタンと常閉接点および該接点が「閉」の状態で点灯する表示灯を有し、電流リレーが消勢状態にあることを条件に、押しボタンの操作で自己保持リレーの自己保持を解除させる照光式押ボタンスイッチ3と、低電圧の表示電源を電源とし、自己保持リレーの故障表示用接点「閉」によって通電され、点灯によって故障を表示する故障表示灯4とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】電力機器を保護対象とする保護リレーの接点11で付勢される電流リレー1と、自己保持用接点Y1と、故障表示用接点Y2および開閉機器の投入を鎖錠する鎖錠制御用接点Y3を有し、電流リレーの動作によって付勢されて自己保持する自己保持リレー2と、押しボタンと常閉接点および該接点が「閉」の状態で点灯する表示灯を有し、電流リレーが消勢状態にあることを条件に、押しボタンの操作で自己保持リレーの自己保持を解除させる照光式押ボタンスイッチ3と、低電圧の表示電源を電源とし、自己保持リレーの故障表示用接点「閉」によって通電され、点灯によって故障を表示する故障表示灯4とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、受配電盤を介して電力供給する電力機器における故障表示と開閉機器の鎖錠制御を行う故障表示・鎖錠制御回路に関する。
受配電盤は、受電、配電電源や電力設備に電圧低下や地絡、短絡などの故障が発生した場合に保護リレーの検出出力で電源の遮断器などの開閉機器をトリップさせると共に、盤面に設けた表示灯で故障表示を行う故障表示回路を設けている。さらには、故障表示にはブザーによる警報出力回路を設けたものもある。
また、受配電盤は、故障発生時に、監視員等によるブザー停止釦の操作でブザーを停止させ、故障発生原因が除去された後の故障復帰には、故障表示回路では故障復帰釦の操作で故障表示灯を消灯または故障無しを示す正常灯を点灯させる回路構成にされる。また、鎖錠釦の操作で開閉機器を復帰投入(鎖錠)する鎖錠制御回路を設けている。
故障表示回路は、電流形もしくは電圧形の機械式の落下式故障表示器やLED表示灯と、リレーシーケンスとを組み合わせた構成としている。落下式故障表示器は、その動作で表示部前面の表示窓内に表示板が機械的に落下することによって故障表示する。
図3の(a)は、落下式故障表示器による故障表示回路を示す(例えば、特許文献1参照)。故障検出する保護リレーの出力接点に、落下式故障表示器と遮断器トリップコイルを直列接続し、保護リレー接点のオンで故障表示器で故障表示すると共に遮断器をトリップさせる。故障が除去された後の表示復帰は、故障表示器本体のスイッチ操作で行うことができる。
図3の(b)は、表示灯による故障表示回路を示す(例えば、特許文献2参照)。遮断器トリップコイルには電流リレーを直列接続し、故障検出で遮断器トリップと共に電流リレーを動作させ、電流リレーの動作接点51Xにより補助リレーを付勢し、補助リレーはその動作接点51Yで自己保持すると共に表示灯を点灯させる。故障が除去された後の表示復帰は、ボタンスイッチの操作で補助リレー51Yの自己保持を復帰させ、表示灯の接点を復帰させて消灯させる。
なお、特許文献2では、故障表示回路の故障復帰で別の表示灯を点灯させるため、動作コイルと復帰コイルをもつキープリレーを設けている。
特開平8−182070号公報
特開平9−7080号公報
前記のように、受配電盤は、上記のような故障表示回路と、開閉機器を復帰投入(鎖錠)させる鎖錠制御回路がそれぞれ別途に設けられるが、それぞれは多くの回路部品とその設置工数を必要とし、また盤内設置スペースも大きくするため、回路の簡略化が要望されている。
本発明の目的は、故障表示回路と鎖錠制御回路を、部品点数を削減して一体構成することができる受配電盤の故障表示・鎖錠制御回路を提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、故障発生と遮断器の鎖錠制御が関連することに着目し、自己保持リレーの接点構成として、故障表示用接点に加えて鎖錠制御用接点を設けたもので、以下の構成を特徴とする。
(1)受配電盤を介して電力供給する電力機器の故障表示と開閉機器の鎖錠制御を行う故障表示・鎖錠制御回路であって、
前記電力機器を保護対象とする保護リレーの保護出力で付勢される電流リレーと、
自己保持用接点と、故障表示用接点および開閉機器の投入を鎖錠する鎖錠制御用接点を有し、前記電流リレーの動作によって付勢されて自己保持する自己保持リレーと、
押しボタンと常閉接点および該接点が「閉」の状態で点灯する表示灯を有し、前記電流リレーが消勢状態にあることを条件に、押しボタンの操作で前記自己保持リレーの自己保持を解除させる照光式押ボタンスイッチと、
低電圧の表示電源を電源とし、前記自己保持リレーの故障表示用接点「閉」によって通電され、点灯によって故障を表示する故障表示灯とを備えたことを特徴とする。
前記電力機器を保護対象とする保護リレーの保護出力で付勢される電流リレーと、
自己保持用接点と、故障表示用接点および開閉機器の投入を鎖錠する鎖錠制御用接点を有し、前記電流リレーの動作によって付勢されて自己保持する自己保持リレーと、
押しボタンと常閉接点および該接点が「閉」の状態で点灯する表示灯を有し、前記電流リレーが消勢状態にあることを条件に、押しボタンの操作で前記自己保持リレーの自己保持を解除させる照光式押ボタンスイッチと、
低電圧の表示電源を電源とし、前記自己保持リレーの故障表示用接点「閉」によって通電され、点灯によって故障を表示する故障表示灯とを備えたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、保護リレーの接点出力で付勢される電流リレーの動作で自己保持する自己保持リレーの接点構成として、故障表示用接点に加えて鎖錠制御用接点を設けたため、故障表示回路と鎖錠制御回路を、部品点数を削減して一体構成することができる。
これに伴い、故障表示回路と開閉機器の鎖錠制御回路の設置工数を削減でき、さらに盤内設置スペースも削減できる。
さらに、故障表示灯は、低電圧の表示電源を電源とすることで、比較的高い電圧の制御電源から降圧用の抵抗器等が不要になる。
図1は、本発明の実施形態を示す故障表示・鎖錠制御回路図であり、この回路のうち、破線ブロック部分が故障表示・鎖錠制御回路になる。
電流リレー(X)1は、保護リレーの保護出力によるVCBによる遮断器10の「切」制御を検出する。すなわち、保護リレー接点11のオン動作による遮断器10のOPコイル(「開放」コイル)の付勢で動作し、1つのa接点Xを閉じる。
自己保持リレー(Y)2は、電流リレー1の動作によって付勢され、自己保持動作する。この自己保持リレー2は、2つのa接点Y1,Y2と1つのb接点Y3をもち、a接点Y1は自己保持用、b接点Y3は遮断器10の鎖錠制御用にされる。
照光式押ボタンスイッチ3は、図2に正面図と側面図で示すように、押しボタンと常閉接点および該接点が「閉」の状態で点灯する表示灯を有し、電流リレー1が消勢されてその接点Xが「開」にあることを条件に、その押しボタンの操作で常閉接点が「開」にされることで、自己保持リレー2の自己保持用a接点Y1の回路を「切」にして自己保持を解除させる。この押ボタンスイッチ3は、表示灯の点灯では、自己保持リレー2が自己保持状態にあることを表示する。
故障表示灯4は、低電圧の表示電源を電源とし、自己保持リレー2のa接点Y2の「閉」によって通電され、点灯によって故障を表示する。
遮断器10の「入」用操作スイッチ12は、自己保持リレー2のb接点Y3を介して遮断器10の投入コイルへの通電回路を形成する。遮断器10の「切」用操作スイッチ13は、そのオン操作で遮断器10の開放コイルへの通電回路を形成する。
以上の構成において、保護リレー接点11の「閉」または操作スイッチ13の「閉」によって遮断器10の遮断制御がなされる。この保護リレー接点11の「閉」では電流リレー1が動作し、a接点の「閉」で自己保持リレー2が自己保持動作し、a接点Y2の「閉」で故障表示灯4を点灯させると共に、b接点Y3の「開」で操作スイッチ12による遮断器10の投入抑止(鎖錠)する。
この状態では、照光式押ボタンスイッチ3は点灯しており、その操作で自己保持リレー2の自己保持を解除したとき、故障表示灯4の消灯と、遮断器10の鎖錠を解除する。
したがって、本実施形態によれば、故障表示と遮断器の鎖錠および表示復帰と鎖錠解除を、部品点数を削減した一体構成とすることができる。すなわち、回路部品としては、電流リレー1と自己保持リレー2と照光式押ボタンスイッチ3および故障表示灯4のみで済み、従来構成の故障表示回路と同等の回路部品で鎖錠制御機能ももつ構成とすることができる。
なお、実施形態での故障表示灯は、故障有りと故障無しの表示灯を切替点灯で表示する場合には、自己保持リレー2のa,b接点でその表示切替えを行う構成とすることができる。
また、鎖錠制御対象機器は、VCB型の遮断器に限らず、他の遮断器、さらには断路器など他の開閉機器に適用して同等の作用効果を得ることができる。
1 電流リレー
2 自己保持リレー
3 照光式押ボタンスイッチ
4 故障表示灯
10 遮断器
11 保護リレー接点
12 遮断器の「入」用操作スイッチ
13 遮断器の「切」用操作スイッチ
2 自己保持リレー
3 照光式押ボタンスイッチ
4 故障表示灯
10 遮断器
11 保護リレー接点
12 遮断器の「入」用操作スイッチ
13 遮断器の「切」用操作スイッチ
Claims (1)
- 受配電盤を介して電力供給する電力機器の故障表示と開閉機器の鎖錠制御を行う故障表示・鎖錠制御回路であって、
前記電力機器を保護対象とする保護リレーの保護出力で付勢される電流リレーと、
自己保持用接点と、故障表示用接点および開閉機器の投入を鎖錠する鎖錠制御用接点を有し、前記電流リレーの動作によって付勢されて自己保持する自己保持リレーと、
押しボタンと常閉接点および該接点が「閉」の状態で点灯する表示灯を有し、前記電流リレーが消勢状態にあることを条件に、押しボタンの操作で前記自己保持リレーの自己保持を解除させる照光式押ボタンスイッチと、
低電圧の表示電源を電源とし、前記自己保持リレーの故障表示用接点「閉」によって通電され、点灯によって故障を表示する故障表示灯とを備えたことを特徴とする受配電盤の故障表示・鎖錠制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004063331A JP2005253248A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 受配電盤の故障表示・鎖錠制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004063331A JP2005253248A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 受配電盤の故障表示・鎖錠制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005253248A true JP2005253248A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35033198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004063331A Pending JP2005253248A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 受配電盤の故障表示・鎖錠制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005253248A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102891440A (zh) * | 2012-08-15 | 2013-01-23 | 徐州新电高科电气有限公司 | 一种闭锁式低压柜 |
CN104242074A (zh) * | 2014-08-28 | 2014-12-24 | 国家电网公司 | 开关柜控制按钮保护罩 |
JP2015087971A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社荏原製作所 | ポンプの監視装置および当該監視装置を備えたポンプ設備 |
-
2004
- 2004-03-08 JP JP2004063331A patent/JP2005253248A/ja active Pending
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