JPS6315922Y2 - - Google Patents

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JPS6315922Y2
JPS6315922Y2 JP1982120122U JP12012282U JPS6315922Y2 JP S6315922 Y2 JPS6315922 Y2 JP S6315922Y2 JP 1982120122 U JP1982120122 U JP 1982120122U JP 12012282 U JP12012282 U JP 12012282U JP S6315922 Y2 JPS6315922 Y2 JP S6315922Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は負荷の自動運転装置に関する。
従来、例えば水源池などで2台のポンプを交互
に運転する運転装置においては、第1図に示すよ
うに、給電源100から地絡漏電しや断器101
と電磁接触器102とを介して1号ポンプ(不図示)
を駆動する電動機103に給電し、さらに、給電
源100から地絡漏電しや断器104と電磁接触器
105とを介して2号ポンプ(不図示)を駆動す
る電動機106に給電するように主回路が構成さ
れる。
この2台の電動機103,106を自動運転す
る制御装置においては、第2図に示すように、自
動運転モードが選択されてスイツチASが閉じら
れ、さらに、2台のポンプの交互運転が選択され
てスイツチSSが閉じられると、水源池の水位が
ローレベル以下で水位検出装置(不図示)のa接
点Lが閉で、電磁接触器102のb接点102a
と電磁接触器105のb接点105aの信号で動
作するラチエツトリレー50の第1の接点50aが
閉、第2の接点50bが開で、漏電し断器101
が投入されてそのa接点101aが閉じている
と、電磁接触器102のコイル102Xが励磁さ
れる。この電磁接触器102の投入によつて、電
動機103に給電され、1号ポンプが駆動され
る。水源池に送水されて水位がハイレベルに達す
ると、水位検出装置のb接点Hが開いて電磁接触
器102のコイル102Xが非励磁になり、電動
機103への給電が停止されて、1号ポンプが停
止する。この時、ラチエツトリレー50の接点5
0bが閉、接点50aが開になる。次に水源地の
水位が再びローレベル以下になると、接点Lが閉
じ、漏電しや断器104が投入されてそのa接点
104aが閉じていると、電磁接触器105のコ
イル105Xが励磁される。この電磁接触器10
5の投入によつて、電動機106に給電され、2
号ポンプが駆動される。2号ポンプによる送水に
よつて水源池の水位がハイレベルに達すると、b
接点Hが開いて電磁接触器105のコイル105
Xが非励磁になり、電動機106への給電が停止
されて、2号ポンプが停止する。この時、ラチエ
ツトリレー50の接点50aが閉、接点50bが
開になる。このようにして、1号ポンプと2号ポ
ンプが交互に運転される。
上述の運転装置において、1号ポンプの運転中
に、1号ポンプが故障して漏電しや断器101ま
たは過負荷、欠相及び逆相を検出する3Eリレー
107が動作すると、漏電しや断器101が開く
かまたは電磁接触器102が開離して、電動機1
03への給電が停止される。この時、ラチエツト
リレー50の接点50bが閉じて、電磁接触器1
05のコイル105Xが励磁され、電動機106
に給電されて2号ポンプが駆動される。しかる
に、この場合には、水源池の水位がハイレベルに
達して2号ポンプが停止した後に、水源池の水位
がローレベル以下になつても、ラチエツトリレー
50の接点50aが閉じているが、1号ポンプの
故障が継続していると、漏電しや断器101の故
障接点101fまたは3Eリレー107の故障接
点107fが閉じると励磁されるリレー51のb接
点51aが開いているので、電磁接触器102の
コイル102Xは励磁されず、電動機103には
給電されない。一方、この時には、ラチエツトリ
レー50の接点50bが開いているので、健全な
2号ポンプを駆動する電動機106にも給電でき
ず、無人で自動運転を行なつている状態では、水
源池への送水が行なえないという事態になる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、2台の負荷を交互に自動運転す
る場合に、一方の負荷が故障すると他方の負荷に
切換えるとともに、以後はこの健全な負荷で運転
を続けるようにして、無人で自動運転を行なう場
合に運転が停止するという事態を防止することが
できる負荷の自動運転装置を提供することであ
る。
以下、本考案の一実施例について図面にもとづ
いて説明する。
第3図に示すように、電源(不図示)に接続さ
れた母線RC1に自動運転モードを選択するスイツ
チASと水源池の水位がハイレベルになると開く
水位検出装置(不図示)のb接点Hとが直列に接
続され、されに、このb接点Hに1号ポンプと2
号ポンプの交互運転を選択するスイツチSSが接
続され、このスイツチSSに上述の電磁接触器1
02の投入に応じて励磁されるリレー102Yの
a接点102Ybとリレー51のb接点51aと
漏電しや断器101のa接点101aとが直列に
接続され、このa接点101aと電源に接続され
た母線SC1との間に、電磁接触器102のコイ
ル102Xとリレー102Yとが並列に接続され
る。
スイツチSSには、さらに、電磁接触器105
の投入に応じて励磁されるリレー105Yのa接
点105Ybと後述のリレー52のb接点52a
と漏電しや断器104のa接点104aとが直列
に接続され、このa接点104aと母線SC1と
の間に、電磁接触器105のコイル105Xとリ
レー105Yとが並列に接続される。
上述のスイツチSSには、さらに、水源池の水
位がローレベル以下になると閉じる水位検出装置
(不図示)のa接点Lが接続され、このa接点L
に後述のキープリレー1の第1の接点1aとリレ
ー105Yのb接点105Ycとが直列に接続さ
れ、このb接点105Ycがさらに接点102Yb
と接点51aの接続点に接続される。また、a接
点Lに後述のキープリレー1の第2の接点1bと
リレー102Yのb接点102Ycとが直列に接
続され、このb接点102Ycがさらに接点10
5Ybと接点52aとの接続点に接続される。
母線RC1には、さらに、リレー52のa接点5
2bと電磁接触器105のa接点105bとが並
列に接続され、この並列回路に電磁接触器102
のb接点102bとリレー51のb接点51bと
の直列回路が接続され、この直列回路にキープリ
レー1の故障接点1faを介してキープリレー1の
第1のコイル1Xが接続される。この第1のコイ
ル1Xの他方の端子は母線SC1に接続される。
母線RC1には、さらに、リレー51のa接点
51cと電磁接触器102のa接点102cとが
並列に接続され、この並列回路に電磁接触器10
5のb接点105cとリレー52のb接点52c
との直列回路が接続され、この直列回路にキープ
リレー1の故障接点1fbを介してキープリレー1
の第2のコイル1Yが接続される。この第2のコ
イル1Yの他方の端子か母線SC1に接続される。
キープリレー1においては、接点52bまたは
105bが閉じることによつて第1のコイル1X
が励磁されると、第1の接点1aが閉じて、第2
の接点1bが開き、この接点1aが閉で接点1b
が開である状態は、第1のコイル1Xが非励磁に
なつても継続する。次に、接点51cまたは10
2cが閉じることによつて第2のコイル1Yが励
磁されると、第1の接点1aが開いて第2の接点
1bが閉じ、この接点1aが開で接点1bが閉で
ある状態は、第2のコイル1Yが非励磁になつて
も継続する。
さらに、母線RC1に上述の漏電しや断器10
1の故障接点101fと3Eリレー107の故障
接点107fとが並列に接続され、この並列回路
にリレー51が接続され、このリレー51の他方
の端子が母線SC1に接続される。また、母線RC
1に上述の漏電しや断器104の故障接点104
fと3Eリレー108の故障接点108fとが並
列に接続され、この並列回路にリレー52が接続
され、このリレー52の他方の端子が母線SC1
に接続される。
以下、上述の回路の動作について説明する。
いま、自動運転モードが選択されてスイツチ
ASが閉じられ、さらに、2台のポンプの交互運
転が選択されてスイツチSSが閉じられると、水
源池の水位がローレベル以下でa接点Lが閉で、
キープリレー1の接点1aが閉、キープリレー1
の接点1bが開で、漏電しや断器101が投入さ
れていると、電磁接触器102のコイル102X
が励磁される。この電磁接触器102の投入によ
つて電動機103に給電され、1号ポンプが駆動
される。この時、リレー102Yが励磁されてa
接点102Ybが閉じて、電磁接触器102のコ
イル102Xは自己保持される。また、この時、
b接点102bが開くとともにa接点102cが
閉じるので、キープリレー1の第2のコイル1Y
が励磁される。このコイル1Yの励磁によつてキ
ープリレー1の第1の接点1aが開くが、電磁接
触器102のコイル102Xは自己保持されてい
るので、電動機103への給電が続けられる。水
源池への送水によつて水源池の水位がハイレベル
に達すると、b接点Hが開いて電磁接触器102
のコイル102X非励磁になり、電動機103へ
の給電が停止して、1号ポンプが停止する。
次に、水源池の水位が再びローレベル以下にな
ると、接点Lが閉じ、この時にはキープリレー1
の第2のコイル1Yが励磁されてキープリレー1
の第2の接点1bが閉じているので、漏電しや断
器104が投入されていると、電磁接触器105
のコイル105Xが励磁される。この電磁接触器
105の投入によつて電動機106に給電され、
2号ポンプが駆動される。この時、リレー105
Yが励磁されてa接点105Ybが閉じて、電磁
接触器105のコイル105Xは自己保持され
る。また、この時、b接点105cが開くととも
にa接点105bが閉じるので、キープリレー1
の第1のコイル1Xが励磁される。このコイル1
Xの励磁によつてキープリレー1の第2の接点1
bが開くが、電磁接触器105のコイル105X
は自己保持されているので、電動機106への給
電が続けられる。水源池への送水によつて水源池
の水位がハイレベルに達すると、b接点Hが開い
て電磁接触器105のコイル105Xは非励磁に
なつて、電動機106への給電が停止して、2号
ポンプが停止する。
次に、水源池の水位が再びローレベル以下にな
ると、接点Lが閉じ、この時にはキープリレー1
の第1のコイル1Xが励磁されてキープリレー1
の第1の接点1aが閉じているので、電磁接触器
102のコイル102Xが励磁されて、電動機1
03に給電され、1台ポンプが駆動される。以
下、上述の動作を繰り返えして、1号ポンプと2
号ポンプが交互に運転される。
いま、1号ポンプの運転中に故障が生じると、
3Eリレー107が動作し、故障接点107fが
閉じてリレー51が励磁され、b接点51aが開
くことによつて、電磁接触器102のコイル10
2Xが非励磁になり、電動機103への給電が停
止される。この時には、リレー51のa接点51
cが閉じるので、キープリレー1の第2のコイル
1Yが励磁されて、キープリレー1の第2の接点
1bが閉じ、電磁接触器105のコイル105X
が励磁され且つ上述のようにして自己保持され
て、電動機106に給電され、2号ポンプが運転
される。この時、電磁接触器105のa接点10
5bが閉じるが、b接点51bが開いているの
で、キープリレー1の第1のコイル1Xは励磁さ
れない。したがつて、キープリレー1の第2の接
点1bは閉じたままである。この2号ポンプによ
る送水によつて水源池の水位がハイレベルに達し
てb接点Hが開くと、電磁接触器105のコイル
105Xが非励磁になり、2号ポンプが停止す
る。
次に、水源池の水位が再びローレベル以下にな
ると、a接点Lが閉じる。この場合、キープリレ
ー1の第2の接点1bが閉じているので、電磁接
触器105のコイル105Xが励磁されて、電動
機106に給電され、2号ポンプが再び運転され
る。以後、1号ポンプの故障が回復してリレー5
1のb接点51bが閉じない限り、キープリレー
1の状態は変化せず、健全な2号ポンプによる送
水が続けられる。
また、2号ポンプの運転中に故障が生じた場合
にも、3Eリレー108が動作して、リレー52
が励磁されて、b接点52aが開いて、電磁接触
器105のコイル105Xが非励磁になり、電動
機106への給電が停止される。この時には、a
接点52bが閉じるので、キープリレー1の第1
のコイル1Xが励磁され、キープリレー1の第1
の接点1aが閉じ、電磁接触器102のコイル1
02Xが励磁されて、電動機103に給電され、
1号ポンプが駆動される。この時、b接点52c
が開いているので、キープリレー1の状態は変ら
ず、キープリレー1の第1の接点1aは閉じたま
まである。1号ポンプによる送水によつて水源池
の水位がハイレベルに達すると、電磁接触器10
2のコイル102Xが非励磁になり、1号ポンプ
が停止する。次に、水源池の水位が再びローレベ
ル以下になり、a接点Lが閉じると、キープリレ
ー1の第1の接点1aが閉じているので、電磁接
触器102のコイル102Xが励磁されて、電動
機103に給電され、1号ポンプが再び運転され
る。以後、2号ポンプの故障が回復してリレー5
2のb接点52cが閉じない限り、キープリレー
1の状態は変化せず、健全な1号ポンプによる送
水が続けられる。
以上説明したように、本考案においては、一方
の負荷が故障すると他方の負荷の運転指令を出力
するとともに、一方の負荷の運転を禁止する信号
を出力するキープリレーを備えたから、無人で2
台の負荷を交互に自動運転する場合に、一方の負
荷の故障で運転が停止するという事態を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2台の電動機へ給電する主回路を示す
回路図、第2図は従来の自動運転装置に示す回路
図、第3図は本考案の自動運転装置を示す回路図
である。 1……キープリレー、1a,1b,51b,5
1c,52b,52c,102b,102c,1
05b,105c……接点、101,104……
漏電しや断器、103,106……電動機、10
7,108……3Eリレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給電源から第2の電磁接触器を介して給電され
    る第2の負荷の運転指令信号または前記第2の負
    荷の故障を表わす信号で励磁され且つ給電源から
    第1の電磁接触器を介して給電される第1の負荷
    の故障を表わす信号によつて励磁が禁止される第
    1のコイルを備えて前記第1の負荷の運転を可能
    にする信号を出力する一方、前記第1の負荷の運
    転指令信号または前記第1の負荷の故障を表わす
    信号によつて励磁され且つ前記第2の負荷の故障
    を表わす信号によつて励磁が禁止される第2のコ
    イルを備えて前記第2の負荷の運転を可能にする
    信号を出力するキープリレーを備え、上記第1と
    第2の2個の電磁接触器の接点を上記キープリレ
    ーの2個のコイルの入力側にそれぞれ挿入すると
    ともにキープリレーの接点を上記電磁接触器の入
    力側にそれぞれ挿入して自己保持回路を設けて、
    負荷の正常時には、運転指令信号によつてキープ
    リレーの状態を切り換えることにより、運転指令
    信号を受ける毎に負荷を交互に切り換えて運転す
    る一方、前記負荷の故障があつたとき、キープリ
    レーの状態を切り換えて、健全側の負荷を運転
    し、かつ後続の運転指令信号によつて、上記健全
    側の負荷を運転することを特徴とする負荷の自動
    運転装置。
JP12012282U 1982-08-07 1982-08-07 負荷の自動運転装置 Granted JPS5926000U (ja)

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JP12012282U JPS5926000U (ja) 1982-08-07 1982-08-07 負荷の自動運転装置

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JPS5926000U JPS5926000U (ja) 1984-02-17
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