JPH0717812Y2 - エンジン始動装置 - Google Patents

エンジン始動装置

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JPH0717812Y2
JPH0717812Y2 JP9020892U JP9020892U JPH0717812Y2 JP H0717812 Y2 JPH0717812 Y2 JP H0717812Y2 JP 9020892 U JP9020892 U JP 9020892U JP 9020892 U JP9020892 U JP 9020892U JP H0717812 Y2 JPH0717812 Y2 JP H0717812Y2
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良一 戸高
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阪神エレクトリック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、エンジン、特に、自
動車のエンジンを自動的に始動させるためのエンジン始
動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は上記した従来のエンジン始動装置
の一例の構成を示すブロック図である。図3において、
Bは電源としてのバッテリ、ESはエンジンキースイッ
チを示し、このエンジンキースイッチESは、第1の接
点offと、第2の接点igと、第3の接点stと、バ
ッテリBの非接地端子に接続され、バッテリBを第1の
接点off、第2の接点igまたは第3の接点stに接
続する切換片bとで構成されている。
【0003】Lは負荷を示し、エンジンキースイッチE
Sの第2の接点igと接地電位との間に接続されてい
る。MSはマグネットスイッチを示し、接片mbで接続
される常開接点の一方mpaがバッテリBの非接地端子
とエンジンキースイッチESの切換片bとの接続点に接
続され、接片mbで接続される常開接点の他方mpb、
第1のスイッチコイルmcaおよび第2のスイッチコイ
ルmcbが直列に接続され、第2のスイッチコイルmc
bの第1のスイッチコイルmcaに接続されていない側
は接地電位に接続されている。
【0004】Mはスタータモータを示し、常開接点の他
方mpbと第1のスイッチコイルmcaとの接続点に一
端が接続され、他端が接地電位に接続されている。ST
はエンジン始動装置を示し、リレー1と、スイッチとし
てのNPN型のトランジスタ2と、タイマ回路3とで構
成されている。そして、リレー1は、コイル1cの一端
と、接片1bで接続される常開接点の一方1paとがバ
ッテリBの非接地端子、エンジンキースイッチESの切
換片bおよびマグネットスイッチMSの常開接点の一方
mpaの接続点に接続され、コイル1cの他端がトラン
ジスタ2のコレクタに接続されるとともに、接片1bで
接続される常開接点の他方1pbがエンジンキースイッ
チESの第3の接点st、マグネットスイッチMSの第
1および第2のスイッチコイルmca,mcbの接続点
に接続されている。
【0005】また、トランジスタ2は、ベースがタイマ
回路3に接続され、エミッタが接地電位に接続されてい
る。なお、タイマ回路3は、設定時刻になると、所定時
間、例えば5秒間だけトランジスタ2を導通状態にさせ
る電位をトランジスタ2のベースに出力するものであ
る。
【0006】次に、動作について説明する。まず、エン
ジンキースイッチESを操作して図示を省略したエンジ
ンを始動させる場合について説明すると、エンジンキー
スイッチESを操作して切換片bを第1の接点offか
ら第2の接点igに切り換えることにより、バッテリB
から負荷Lに電力を供給することができる。そして、エ
ンジンキースイッチESを操作して切換片bを第2の接
点igから第3の接点stに切り換えることにより、バ
ッテリBからマグネットスイッチMSに電力を供給する
ことができる。
【0007】このようにマグネットスイッチMSに電力
が供給されると、まず、第1のスイッチコイルmcaを
介してスタータモータMに電流が流れるので、スタータ
モータMが回転してエンジンを始動させることができ
る。このとき、接片mbは第1のスイッチコイルmca
に電流が流れることによって常開接点を閉成させるが、
スタータモータMが回転し始めると、第1のスイッチコ
イルmcaの両端の電位は同電位となるため、第1のス
イッチコイルmcaに電流が流れなくなる。
【0008】しかし、第2のスイッチコイルmcbに電
流が流れるので、接片mbは常開接点を閉成するのを維
持する。そして、エンジンキースイッチESの操作力を
解除することにより、切換片bは第3の接点stから第
2の接点igに切り換わるので、バッテリBからマグネ
ットスイッチMSに電力が供給されなくなるため、接片
mbは常開接点を開放し、スタータモータMの回転は停
止する。
【0009】次に、タイマ回路3の出力によってエンジ
ンを始動させる場合について説明すると、タイマ回路3
の出力は、設定時刻になるまでトランジスタ2を非導通
状態(オフ状態)に制御する電圧を出力をしているが、
設定時刻になると、所定時間、例えば5秒間トランジス
タ2を導通状態(オン状態)に制御する電圧を出力する
ので、バッテリBからリレー1のコイル1cに電流が流
れる。このように、コイル1cに電流が流れることによ
り、接片1bは常開接点を閉成させるので、前述の説明
のように、スタータモータMが回転してエンジンを始動
させることができる。そして、5秒が経過した後にタイ
マ回路3からトランジスタ2をオフ状態に制御する電圧
が出力されると、コイル1cに電流が流れなくなるた
め、接片1bは常開接点を開放し、スタータモータMの
回転は停止する。
【0010】
【考案が解決しようとする問題点】従来のエンジン始動
装置は、以上のように構成されているので、スタータモ
ータMへの電力の供給がエンジンキースイッチESの操
作によるものか、タイマ回路3の制御によるものかを判
定することができなかった。したがって、リレー1また
は/およびタイマ回路3が誤動作したり、故障して接片
1bが常開接点を閉成し続けると、スタータモータMが
回転し続け、スタータモータMの焼損事故が発生する恐
れがある。
【0011】この考案は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、スタータモータの焼損事故
を防止することのできるエンジン始動装置を提供するも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】まず、第1の考案にかか
るエンジン始動装置は、コイルの一端および常開接点の
一方が電源の非接地端子に接続されたリレーと、コイル
の他端と接地電位との間に接続されたスイッチと、この
スイッチを非導通状態または導通状態に制御するタイマ
回路と、アノードがリレーの常開接点の他方に接続さ
れ、カソードがマグネットスイッチの電源端子側に接続
されたダイオードと、リレーの常開接点の他方とダイオ
ードとの接続点の電位が所定電位を所定時間以上継続し
たのを検出すると、スイッチを非導通状態に制御するリ
レーオン時間監視回路とを備えたものである。
【0013】そして、第2の考案にかかるエンジン始動
装置は、第1のコイルの一端および第1の常開接点の一
方が電源の非接地端子に接続された第1のリレーと、第
2のコイルの一端が電源の非接地端子に接続され、第2
の常開接点の一方が第1の常開接点の他方に接続される
とともに、第2の常開接点の他方がマグネットスイッチ
の電源端子側に接続された第2のリレーと、第1のコイ
ルおよび第2のコイルの他端と接地電位との間に接続さ
れたスイッチと、このスイッチを非導通状態または導通
状態に制御するタイマ回路と、第1の常開接点の他方と
第2の常開接点の一方との接続点の電位が所定電位を所
定時間以上継続したのを検出すると、スイッチを非導通
状態に制御するリレーオン時間監視回路とを備えたもの
である。
【0014】また、第3の考案にかかるエンジン始動装
置は、第2の考案において、リレーオン時間監視回路
を、タイマ回路がスイッチを非導通状態に制御する信号
を出力している状態で第1の常開接点の他方と第2の常
開接点の一方との接続点の電位が所定電位になったのを
検出すると、タイマ回路を停止させる電位監視回路に代
えたものである。
【0015】
【作用】この考案におけるリレーオン時間監視回路は、
リレーの常開接点の他方とダイオードとの接続点、また
は第1の常開接点の他方と第2の常開接点の一方との接
続点の電位が所定電位を所定時間以上継続したのを検出
すると、スイッチを非導通状態に制御してリレーのコイ
ル、または第1のリレーの第1のコイルおよび第2のリ
レーの第2のコイルへの通電を遮断させ、常開接点、第
1の常開接点または/および第2の常開接点を開放させ
る。
【0016】そして、電位監視回路は、タイマ回路がス
イッチを非導通状態に制御する信号を出力している状態
で第1の常開接点の他方と第2の常開接点の一方との接
続点の電位が所定電位になったのを検出すると、タイマ
回路を停止させて第1のリレーの第1のコイルまたは第
2のリレーの第2のコイルへの通電を遮断させ、第1の
常開接点または第2の常開接点を開放させる。
【0017】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの考案の第1の実施例であるエンジン始
動装置の構成を示すブロック図であり、図3と同一また
は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。図1に
おいて、11はダイオードを示し、アノードがリレー1
の常開接点の他方1pbに接続され、カソードがエンジ
ンキースイッチESの第3の接点st、マグネットスイ
ッチMSの第1および第2のスイッチコイルmca,m
cbの接続点に接続されている。
【0018】21はリレーオン時間監視回路を示し、リ
レー1の常開接点の他方1pbとダイオード11との接
続点の電位を監視し、常開接点の他方1pbとダイオー
ド11との接続点の電位が所定の電位、例えば略バッテ
リBの電位を所定時間以上、例えば5秒間以上継続した
のを検出すると、トランジスタ2をオフ状態に制御する
信号をトランジスタ2のベースに出力するものである。
【0019】次に、従来例の動作の説明と異なる動作、
すなわちタイマ回路の出力によって図示を省略したエン
ジンを始動させる場合について説明する。まず、タイマ
回路3の出力は、設定時刻になるまでトランジスタ2を
オフ状態に制御する電圧を出力をしているが、設定時刻
になると、所定時間、例えば5秒間トランジスタ2をオ
ン状態に制御する電圧を出力するので、バッテリBから
リレー1のコイル1cに電流が流れる。
【0020】このように、コイル1cに電流が流れるこ
とにより、接片1bは常開接点を閉成させるので、接片
1bおよびダイオード11を介してバッテリBからマグ
ネットスイッチMSに電力が供給されるため、前述の説
明のように、スタータモータMが回転してエンジンを始
動させることができる。そして、5秒が経過した後にタ
イマ回路3からトランジスタ2をオフ状態に制御する電
圧が出力されると、コイル1cに電流が流れなくなるた
め、接片1bは常開接点を開放し、スタータモータMの
回転は停止する。
【0021】ここで、タイマ回路3が故障してトランジ
スタ2をオン状態に制御する信号を出力している場合を
考察する。この場合、タイマ回路3は5秒間以上トラン
ジスタ2をオン状態にする信号を出力することになるの
で、リレーオン時間監視回路21は、常開接点の他方1
pbとダイオード11との接続点の電位が略バッテリB
の電位になったのを5秒間以上継続したのを検出する
と、タイマ回路3が故障していると判定し、トランジス
タ2のベース電位を接地電位に制御してトランジスタ2
をオフ状態にするため、マグネットスイッチMSへの電
力の供給が停止する。
【0022】したがって、タイマ回路3の故障によって
接片1bが閉成し続けても、スタータモータMの焼損事
故を防止することができる。また、リレーオン時間監視
回路21を設けたので、マグネットスイッチMSへの通
電が、エンジンキースイッチESの操作によるものなの
か、エンジン始動装置STによるものなのかを判定する
ことができる。
【0023】図2はこの考案の第2の実施例であるエン
ジン始動装置の構成を示すブロック図であり、図1およ
び3と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省
略する。なお、この第2の実施例において、リレー1を
第1のリレー、コイル1cを第1のコイル、常開接点の
一方1paを第1の常開接点の一方、常開接点の他方1
pbを第1の常開接点の他方と言う。
【0024】図2において、12は第2のリレーを示
し、第2のコイル12cが第1のリレー1の第1のコイ
ル1cに対して並列に接続され、第2の接片12bで接
続される第2の常開接点の一方12paが第1のリレー
1の第1の常開接点の他方1pbに接続され、第2の接
片12bで接続される第2の常開接点の他方12pbが
エンジンキースイッチESの第3の接点st、マグネッ
トスイッチMSの第1および第2のスイッチコイルmc
a,mcbの接続点に接続されている。
【0025】22は電位通電監視回路を示し、第1の常
開接点の他方1pbと第2の常開接点の一方12paと
の接続点の電位を監視し、タイマ回路3がトランジスタ
2を非導通状態(オフ状態)に制御する信号を出力して
いる状態で第1の常開接点の他方1pbと第2の常開接
点の一方12paとの接続点の電位が略バッテリBの電
位になったのを検出すると、停止信号をタイマ回路3に
出力してタイマ回路3を停止させるものである。
【0026】次に、第1の実施例の動作の説明と異なる
動作について説明する。まず、タイマ回路3の出力は、
設定時刻になると、5秒間トランジスタ2をオン状態に
制御する電圧になるので、バッテリBから第1および第
2のリレー1,12の第1および第2のコイル1c,1
2cに電流が流れる。このように、第1および第2のコ
イル1c,12cに電流が流れることにより、第1およ
び第2の接片1b,12bは第1および第2の常開接点
を閉成させるので、第1および第2の接片1b,12b
を介してバッテリBからマグネットスイッチMSに電力
が供給されるため、前述の説明のように、スタータモー
タMが回転してエンジンを始動させることができる。
【0027】そして、5秒が経過した後にタイマ回路3
からトランジスタ2をオフ状態に制御する電圧が出力さ
れると、第1および第2のコイル1c,12cに電流が
流れなくなるため、第1および第2の接片1b,12b
は第1および第2の常開接点を開放し、スタータモータ
Mの回転は停止する。
【0028】ここで、第1のリレー1の第1の接片1b
が溶着した場合を考察する。この場合、タイマ回路3が
トランジスタ2をオフ状態に制御する信号を出力してい
る状態で第1の常開接点の他方1pbと第2の常開接点
の一方12paとの接続点の電位が略バッテリBの電位
になると、接片1bが溶着していることに他ならないの
で、電位監視回路22は、タイマ回路3がトランジスタ
2をオフ状態に制御する信号を出力している状態で第1
の常開接点の他方1pbと第2の常開接点の一方12p
aとの接続点の電位が略バッテリBの電位になったのを
検出すると、停止信号をタイマ回路3に出力してタイマ
回路の3の動作を停止させる。
【0029】また、第2のリレー12の第2の接片12
bが溶着した場合を考察する。この場合、エンジンキー
スイッチESを操作して切換片bを第3の接点stに切
り換えると、バッテリBからマグネットスイッチMSに
電流が流れるとともに、第2の接片12bを介してバッ
テリBから第1の常開接点の他方1pbと第2の常開接
点の一方12paとの接続点にも電流が流れるので、前
述の説明のように、電位監視回路22は、停止信号をタ
イマ回路3に出力してタイマ回路の3の動作を停止させ
る。
【0030】したがって、第1の実施例と同様な効果を
得ることができるとともに、第1のリレー1の接片1b
または/および第2のリレー12の接片12bが溶着し
た場合においても、スタータモータMの焼損事故を防止
することができる。
【0031】なお、上記した実施例では、スイッチをト
ランジスタ2で構成した例で説明したが、スイッチをリ
レーで構成して同様に機能するように配線するととも
に、リレーオン時間監視回路22を対応する機能にして
接続することは言うまでもない。
【0032】
【考案の効果】以上のように、第1および第2の考案に
よれば、リレーオン時間監視回路はリレーの常開接点の
他方とダイオードとの接続点、または第1の常開接点の
他方と第2の常開接点の一方との接続点の電位が所定電
位を所定時間以上継続したのを検出すると、スイッチを
非導通状態に制御してリレーのコイル、第1のリレーの
第1のコイルおよび第2のリレーの第2のコイルへの通
電を遮断させ、常開接点、第1の常開接点または/およ
び第2の常開接点を開放させるので、タイマ回路が故障
してスイッチを導通状態に制御する信号をし続けても、
スタータモータの焼損事故を防止することができる。
【0033】また、第3の考案によれば、電位監視回路
はタイマ回路がスイッチを非導通状態に制御する信号を
出力している状態で第1の常開接点の他方と第2の常開
接点の一方との接続点の電位が所定の電位になったのを
検出すると、タイマ回路を停止させて第1のリレーの第
1のコイルおよび第2のリレーの第2のコイルへの通電
を遮断させ、第1の常開接点または第2の常開接点を開
放させるので、第1のリレーの第1の接片または第2の
リレーの接片が溶着しても、スタータモータの焼損事故
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例であるエンジン始動装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】この考案の第2の実施例であるエンジン始動装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】従来のエンジン始動装置の一例の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
ST エンジン始動装置 1 リレーまたは第1のリレー 1c コイルまたは第1のコイル 1pa 常開接点の一方または第1の常開接点の一方 1pb 常開接点の他方または第1の常開接点の他方 1b 接片または第1の接片 2 トランジスタ 3 タイマ回路 11 ダイオード 12 第2のリレー 12c 第2のコイル 12pa 常開接点の一方 12pb 常開接点の他方 12b 第2の接片 21 リレーオン時間監視回路 22 電位監視回路 B バッテリ MS マグネットスイッチ M スタータモータ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルの一端および常開接点の一方が電
    源の非接地端子に接続されたリレーと、 前記コイルの他端と接地電位との間に接続されたスイッ
    チと、 このスイッチを非導通状態または導通状態に制御するタ
    イマ回路と、 アノードが前記リレーの常開接点の他方に接続され、カ
    ソードがマグネットスイッチの電源端子側に接続された
    ダイオードと、 前記リレーの常開接点の他方と前記ダイオードとの接続
    点の電位が所定電位を所定時間以上継続したのを検出す
    ると、前記スイッチを非導通状態に制御するリレーオン
    時間監視回路とを備え、 前記リレーオン時間監視回路が前記スイッチを非導通状
    態に制御することにより、前記リレーの常開接点を開放
    させる、 ことを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 【請求項2】 第1のコイルの一端および第1の常開接
    点の一方が電源の非接地端子に接続された第1のリレー
    と、 第2のコイルの一端が前記電源の非接地端子に接続さ
    れ、第2の常開接点の一方が前記第1の常開接点の他方
    に接続されるとともに、前記第2の常開接点の他方がマ
    グネットスイッチの電源端子側に接続された第2のリレ
    ーと、 前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの他端と接地
    電位との間に接続されたスイッチと、 このスイッチを非導通状態または導通状態に制御するタ
    イマ回路と、 前記第1の常開接点の他方と前記第2の常開接点の一方
    との接続点の電位が所定電位を所定時間以上継続したの
    を検出すると、前記スイッチを非導通状態に制御するリ
    レーオン時間監視回路とを備え、 前記リレーオン時間監視回路が前記スイッチを非導通状
    態に制御することにより、前記第1の常開接点または/
    および前記第2の常開接点を開放させる、 ことを特徴とするエンジン始動装置。
  3. 【請求項3】 第1のコイルの一端および第1の常開接
    点の一方が電源の非接地端子に接続された第1のリレー
    と、 第2のコイルの一端が前記電源の非接地端子に接続さ
    れ、第2の常開接点の一方が前記第1の常開接点の他方
    に接続されるとともに、前記第2の常開接点の他方がマ
    グネットスイッチの電源端子側に接続された第2のリレ
    ーと、 前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの他端と接地
    電位との間に接続されたスイッチと、 このスイッチを非導通状態または導通状態に制御するタ
    イマ回路と、 前記タイマ回路が前記スイッチを非導通状態に制御する
    信号を出力している状態で前記第1の常開接点の他方と
    前記第2の常開接点の一方との接続点の電位が所定電位
    になったのを検出すると、前記タイマ回路を停止させる
    電位監視回路とを備え、 前記電位監視回路が前記タイマ回路を停止させることに
    より、前記第1の常開接点または前記第2の常開接点を
    開放させる、 ことを特徴とするエンジン始動装置。
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