JPS61221343A - セラミックス―金属複合体の製造方法 - Google Patents

セラミックス―金属複合体の製造方法

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JPS61221343A
JPS61221343A JP6264085A JP6264085A JPS61221343A JP S61221343 A JPS61221343 A JP S61221343A JP 6264085 A JP6264085 A JP 6264085A JP 6264085 A JP6264085 A JP 6264085A JP S61221343 A JPS61221343 A JP S61221343A
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molding
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中川 義弘
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隆 橋本
Hiroaki Katayama
片山 博彰
Takeru Morikawa
長 森川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セラミックス−金属複合体及びその製造法に
係り、より詳しくは、空隙率70〜90%のセラミック
ス成形体に金属鋳造材を浸透させたものに関する。
(従来の技術及びその問題点) 一般に、金属鋳造材のみでは耐摩耗性、耐熱性が不足す
る耐熱、耐摩耗ローラー等で、セラミックスと金属との
複合ローラーが使用されている。
従来、この複合材の製造法について、酸化物、ケイ化物
、窒化物、金属炭化物、ホウ化物等の粒子(以下、セラ
ミックス粒子という。)を金属溶湯中に投入攪拌して均
一分散した後成形凝固させる方法、あるいは容器内に粉
末を充填しておき、これに金属溶湯を圧力下で注入する
方法、又、セラミ・ノクス粉体を焼結する際、空隙率を
大きくした焼結体を用いてこの空隙に金属溶湯を浸透さ
せる複合体がある。しかし、この粉体焼結体では、空隙
率が15〜40%であり、大きくても80%程度である
。その上これら粉体焼結体では空隙が独立空孔となり、
金属溶湯を浸透させる際、すべての空孔に入らない欠点
がある。以上の方法は、大型製品や特に円筒状の複合体
を工業的に得るには遺していない。
本発明は以上の問題に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、セラミックス成形体と金属鋳造材が均一
に分布し、かつセラミックスの特性に優れたセラミック
ス−金属複合体を提供すると共に、工業的に優れた製造
法を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 叙上の目的を達成するために、本発明では次の諸点を要
旨とした。すなわち、本発明の複合体は、空隙率70〜
90%の円筒状セラミックス成形体と該成形体の空隙に
浸透した金属鋳造材とからなる金属浸透層である点、又
は、前記浸透層に加えて、該浸透層の金属鋳造材と冶金
的に連続した同種又は異種の金属鋳造材で形成された内
層とからなる点にあり、その製造法は、空隙率70〜9
0%の円筒状セラミックス成形体を用いて、その内部に
遠心力鋳造により金属鋳造材を鋳造し、前記成形体の空
隙に前記金属鋳造材を浸透させる点、又は、前記浸透さ
せた浸透層に加えて、該浸透層の金属鋳造材と冶金的に
連続し、前記金属鋳造材からなる内層とを共に形成する
点にある。
(実施例) 以下本発明について詳細に説明する。
先ず、本発明の複合体について、第1図に示す実施例に
基づいて説明する。
図において、1は金属浸透層4のみからなる本発明通用
の円筒状セラミックス−金属複合体の部分断面図であり
、2は円筒状セラミックス成形体、3は前記成形体2の
空隙に浸透された金属鋳造材である。前記セラミックス
成形体2は、空隙率70〜90%の高空隙率のセラミッ
クス成形体であり、その材質は耐摩耗性、耐熱性等の必
要性に応じて、ARtOi、z?02、BeO、TtC
5SiC5TiN −、St 3  N4等の酸化物、
ケイ化物、窒化物、ホウ化物、金属炭化物を選定する。
このセラミックス成形体2は一般にセラミックスフオー
ムと呼ばれているもので、その一般的な製造法は、次の
遺りである。
すなわち、ポリウレタンを発泡させて網目状骨格とした
ポリウレタンフォームに、上記セラミックス材のスラリ
ーを含浸させ、次いで余剰のスラリーを除去し、網目状
骨格にセラミックス材が均一に堆積させたものを得る。
これを乾燥後焼成することにより、空隙率が70〜90
%のセラミックスフホオーム成形体が容易に得られる。
この成形体の空隙は完全に外部と連結して、金属溶湯の
浸透に好都合である。
本発明において、70〜90%の円筒状セラミックス成
形体2を用いるのは次の理由による。すなわち、空隙率
70%未満では外表面付近までの浸透が得られに(<、
金属の侵入しない独立した空隙が多く生じ強度上好まし
くない。一方90%を越えるとセラミックスフオームの
形成が困難であり、加えてセラミックスの面積が少なく
所望の性質の付与が不足するためである。
この円筒状セラミックス成形体2に浸透された金属鋳造
材3は要求される性質、強度により高級鋳鉄、ダクタイ
ル鋳鉄、鋳鋼、その地鉄系合金鋳造、アルミニウム等の
非鉄合金鋳造材等を適宜使用出来る。
また、該複合体1の厚さは50鶴程度までであり、厚く
なると表面まで十分な浸透が得られない。尚、外表面の
み金属の浸透がなく空隙のあるセラミックス層が存在し
ても、使用上問題ないが、或いはプラスの効果を示すよ
うな用途の場合は、勿論、厚さの全体に亘って浸透させ
る必要はない。
更に、第2図の如く、浸透層4゛の内面に、該浸透層4
゛中の金属鋳造材と冶金的に連続な同材質からなる内層
5を有してもよい、これは、金属鋳造材を前記セラミッ
クス成形体2内部へ鋳造するとき、鋳造材溶湯の量によ
り決まり、前記溶湯がセラミックス成形体の空隙を完全
に満たせば、内層5は生じず、余分に鋳造された場合は
薄い層となって残存する。この薄い層は加工して除去し
てもよく、支障がなければ残存させておいてもよい。
また、強度が特に必要な場合は、積極的に厚さの厚い内
Fw5とすることもでき、円筒体の中心まで鋳造して中
実としてもよい。
次に、本発明の製造法について、第1図に示す実施例の
場合に即して説明する。
先ず、既述したセラミックスフオームの製作方法により
、空隙率70〜90%の円筒状セラミックス成形体2を
製作する。
次に、第3図に示す如く、前記セラミックス成形体2を
遠心力鋳造用金型7内に耐火物8及びバンド9,9で固
定し、この状態で金型7を回転させ、セラミックス成形
体の空隙に浸透させるための鋳造材溶湯を注湯用樋10
を用いて前記セラミ・ノクス成形体2内へ注湯する。こ
の際、前記成形体2の両端面が、鋳込まれた溶湯に接触
するように可及的に空間11.11を設けることが望ま
しい。端面部は、冷却により凝固が早く、必要とするセ
ラミックスへの?Li3が得られ難いためである。
また、浸透を助ける手段として、前記セラミックス成形
体2を400〜1200℃に予熱することが望ましい。
この際、予熱による酸化等の変質を防止するために、不
活性ガス中で予熱することも有効な手段である。加えて
、該予熱は、鋳造により生ずる熱衝撃によるセラミック
ス成形体2の割れ防止及び鋳造後の両者の収縮差による
割れ防止の効果もある。
前記遠心力鋳造の際の鋳型回転数については、GNoが
大きく、鋳込温度が高い方が浸透を助長する。一般にG
やは020〜G200程度であるが、勿論0200以上
でも浸透を大きくするのでよい。特に、セラミックス成
形体2の空隙率が小さく、浸透層を厚くする必要のある
場合はcNo、を大きくすればよい。このように、遠心
力鋳造によると浸透層の厚さが容易に制御でき好適であ
る。
鋳造用溶湯の材質は、既述したように、高級鋳鉄、ダク
タイル鋳鉄等の中から要求される性質、強度に応じて適
宜選択されるが、浸透性についてのみいえば、高級鋳鉄
が最良である。そこで、高級鋳鉄の如く浸透性のよい金
属でまずセラミックス成形体の厚さ丁度又は少し余分に
鋳造し、次いで、その内側へ強度の大きい金属、例えば
アダマイト、黒鉛鋳鋼等を鋳造すれば、浸透の容易さと
、機械的強度を容易に兼備でき優れる。又、融点の低い
アルミニウム溶湯を用いた場合、浸透性も良好であり、
比重の小さい複合体が得られる。
鋳造後は、高温の状態で型バラクして、保熱炉、熱処理
炉で十分徐冷することが望ましい。
次に具体的製造実施例を掲げて説明する。
外径φ300×全長400J2X肉厚30士龍の搬送ロ
ーラーの製造実施例。
1、外径φ302X全長410”X厚さ31士u1材質
A Q=01、粒子寸法50μm 〜500 pm 、
空隙率85%の円筒状AQzOs系セラミ・7クス成形
体を準備し、500℃に予熱した後、前述した第3図の
如く、遠心力鋳造用金型内へ耐火材を介して設置した。
2、金型を回転させ、金型回転をG。で200とした。
3、次に、浸透用金属として下記成分(残部実質的にF
e)の高級鋳鉄溶湯を1380℃で鋳込んだ。
成   分  (wt%) 鋳込量は、前記セラミックス成形体の空隙をすべて満し
、さらに2鶴の金属層が形成される量とした。
4、溶湯の凝固後、高温状態下で金型からセラミックス
−金属複合体を取り出し、型バラクして保熱炉に入れて
徐冷した。
5、以上の結果、前記セラミックス成形体の空隙のすべ
てに亘り、高級鋳鉄材が浸透し、更にその内面に薄い金
属層を有した円筒状セラミックス−金属複合体を得た。
6、これに所定の仕上加工を施し、所望の搬送ローラー
を得た。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の複合体は、空隙率70〜9
0%の円筒状セラミックス成形体と該成形体の空隙に浸
透した金属鋳造材とからなる金属浸透層であり、又は、
前記浸透層に加えて、該浸透層の金属鋳造材と冶金的に
連続した同種又は異種の金li!鋳造材で形成された内
層とからなるので、セラミックス成形体と金属鋳造材が
均一に分布し、かつ、セラミックス成形体が金属基地か
ら容易に剥離しない高強度、高品質のセラミックス金属
複合体を提供できる。更に、その製造法は、空隙率70
〜90%の円筒状セラミックス成形体を用いて、その内
部に遠心力鋳造により金属鋳造材を鋳造し、前記成形体
の空隙に前記金属鋳造材をij1透させ、又は、前記浸
透させた浸透層に加えて、該浸透層の金属鋳造材と冶金
的に連続し、前記金属鋳造材からなる内層とを共に形成
させるので、本発明の複合材を容易、経済的に製造でき
、また、所望の性質の金属鋳造材を使用して、浸透深さ
、内層の厚さを容易にコントロール出来て、その製造方
法として優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明通用の円筒状セラミックス−金属複合体
の部分断面図、第2図は本発明通用の他の円筒状セラミ
ックス−金属複合体の部分断面図、第3図は本発明の製
造法に係る製造装置概略の一例を示す断面図である。 l・・・円筒状セラミックス−金属複合体、2・・・円
筒状セラミックス成形体、3・・・金属鋳造材、4.4
′・・・浸透層、5・・・内層、7・・・金型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空隙率70〜90%の円筒状セラミックス成形体と
    該成形体の空隙に浸透した金属鋳造材とからなるセラミ
    ックス−金属複合体。 2、空隙率70〜90%の円筒状セラミックス成形体と
    該成形体の空隙に浸透した金属鋳造材とを有する浸透層
    と、該浸透層の金属鋳造材と冶金的に連続した同種又は
    異種の金属鋳造材で形成された内層とからなるセラミッ
    クス−金属複合体。 3、空隙率70〜90%の円筒状セラミックス成形体を
    用いて、その内部に遠心力鋳造により金属鋳造材を鋳造
    し、前記成形体の空隙に前記金属鋳造材を浸透させるこ
    とを特徴とするセラミックス−金属複合体の製造方法。 4、空隙率70〜90%の円筒状セラミックス成形体を
    用いて、その内部に遠心力鋳造により金属鋳造材を鋳造
    し、前記成形体の空隙に前記金属鋳造材を浸透させた浸
    透層と、該浸透層の金属鋳造材と冶金的に連続し、前記
    金属鋳造材からなる内層とを形成することを特徴とする
    セラミックス−金属複合体の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63179031A (ja) * 1987-01-20 1988-07-23 Agency Of Ind Science & Technol 金属−セラミツクス複合成形体及びその製造方法

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JPS5923833A (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd 繊維強化合金からなる円筒体の製造方法
JPS6037260A (ja) * 1983-08-09 1985-02-26 Nippon Steel Corp セラミツクス複合鋳物材の製造方法

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