JPS612212A - 洗濯機の操作スイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、メンブレンスイッチを適用してなる洗濯機の
操作スイッチに関する。

〔発明の背景〕

洗濯機の制御にマイクロコンピュータが適用されるとと
もに、メンブレンスイッチが用いられるようになってき
た。

従来のメンブレンスイッチは、第１図に示すように、上
表面に薄膜からなるスイッチパターンが形成されたスイ
ッチ基板１０１と、この基板１０１のスイッチパターン
面に一定の間隙を保持して貼付された接点シート１０２
とから形成され、基板１０１の裏面および側面は、コー
ティング１０３によって被覆され、防水性が保持される
ようになっている。

このように形成されたメンブレンスイッチ１００は、第
２図（Ａ）、（Ｂ）に示すように、箱形の基板パネル２
０１内に収納され、この基板パネル２０１は底面を上に
して、洗濯機のトップカバー２８の上面などに配置され
るサイドパネル２０２に形成された凹陥部に収納され、
基板パネル２０１の露出面には操作表示などが記載され
た上部シール２０３が被着されて、操作スイッチ２００
が形成されている。なお、サイドパネル２０２の凹陥部
底面には、適宜個所にリブ２０４がメンブレンスイッチ
１００の下面に当接するように設けられ、これによって
メンブレンスイッチ１００を保持するようになっている
。

ところで、洗濯機の操作スイッチには、高い防水性と耐
湿性が要求されるのであるが、前記第１図図示従来例の
構造のメンブレンスイッチ１００の場合には、コーティ
ング１０３の形成作業性等に起因するコーティングむら
が生じやすいという欠点がある。コーティングが不完全
なときには、水又は水蒸気がスイッチングパターン面に
侵入又は結露することがあり、これによってスイッチ回
路が導通される誤動作が発生したり、感電するなどの危
険性がある。また、コーテイング材等によっては乾燥に
時間がかかるものもあり、作業性が悪く生産効率が低い
という欠点がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、防水性および耐湿性を向上させ、且つ
作業性を向上させることができる構造の洗濯機の操作ス
イッチを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、メンブレンスイッチを樹脂シートによって密
封することにより、防水性および耐湿性を高め、且つ作
業性を向上させようとするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を実施例に基づいて説明する。

第３図に本発明が適用された一実施例の全自動洗濯機の
外観斜視図を、第４図にその断面図を、第５図に操作ス
イッチの断面図をそれぞれ示す。

第３図に示すように、洗濯機全体の操作部４０は、トッ
プカバー２８の右側に配置され、操作スイッチ２５０は
操作部４０の前面部に配置されている。

洗濯機の内部構成は、第４図に示すようになっている。

即ち、外槽２は外枠１の上端よりスプリング３を介して
吊り棒４により、防振支持されている。さらに外槽２は
、中央に撹拌翼５が具備されたバスケット６を内包し”
でいる、バスケット６の上部には、流体バランサー１５
が具備され、流体バランサ−１５内部には塩水等が封入
されている。バスケット６の底部には、補強用のフラン
ジ１６がねじにより固定されている。外槽２の底部には
、駆動用モータ７を固着した軸受クラッチ装置１０が圧
入固定されている。軸受クラッチ装置１０の中空軸１２
には先端にねじ部１７を有し、ナツト１８によりフラン
ジ１６と固着されており、一体に回転するようになって
いる。モータ７の回転は、モータプーリ１１．ベルト８
．撹拌翼プーリ９を介して軸受クラッチ装置１０により
、洗たく時には減速ギヤ１３を介して撹拌翼軸１４に伝
えられ、脱水時には中空軸１２に伝えられ、それぞれ撹
拌翼５．バスケット６を回転させるようになっている。

外枠１上部には、制御装置２３等を具備したトップカバ
ー２８がネジにより外枠１に固定されている。トップカ
バー２８は中央部に略円形の衣類投入口２９を有し、後
部内には制御装置２３及びフタスイッチ２０．注水口３
０等がネバ等により固定されている。また、フタスイッ
チ２０は、スイッチレバー１９に係合されており、外槽
２が異常回転したとき、外槽２の外周上部がスイッチレ
バー１９に接触し、これによりフタスイッチ２０が動作
され、バスケット６の回転を停止させるようになってい
る。さらに、フタスイッチ２０の前方に配設され、屈曲
した操作レバー２５の先端は、衣類投入口２９の上部に
設けられフタ２１の操作片２６に係止されており、フタ
２１の開閉により上下され、フタスイッチ２０の開閉を
行うようになっている。

操作スイッチ２５０は第５図に示すように構成されてお
り、第１図又は第２図（Ａ）、（Ｂ）と同一構成の部品
には同一符号を付して説明は省略する。メンブレンスイ
ッチ１００は、例えば、２枚の合成樹脂の防水シート１
０４，１０５によらて密封されている。防水シート１０
４，１０５の外周端部１０６接合面は、両面接着式のテ
ープ又は熱処理等により気密に接着されているにの防水
シート１０４，１０５の外周端部１０６は、基板パネル
２０１内に収納されることにより、基板パネル２０１の
内壁に沿って下方に曲折される。

このように構成されることから、本実施例の操作スイッ
チによれば、上部シール２０２の接合面。

基板パネル２０１とサイドパネル２０２の接合面を通し
て洗濯液又は水蒸気が侵入しても、防水シートの端部１
０６によって、メンブレンスイッチ１０〇への侵入は阻
止され、高い防水性および耐湿性が保持される。また、
防水シート１．０４　。

１０５はコーティングに比べて防水性等の信頼性が高く
、しかも、作業が簡単で且つ作業性に優れていることか
ら、信頼性および生産効率力】向上される。

なお、メンブレンスイッチを防水シー１−で密封する方
法として、真空パック等の方法を適用することも可能で
あり、上記実施例と同等の効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、簡単な構造のも
のにより、防水性および耐湿性が向上され、しかも作業
性に優れたものとすることができることから、該動作や
感電の危険性が除去され、且つ信頼性および生産効率が
向上されるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の要部詳細断面、第２図（Ａ）は従来例
の全体断面図、第２図（Ｂ）は第２図（Ａ）図示Ａ−Ａ
断面図、第３図は本発明の適用された一実施例の全自動
洗濯機の全体外観図、第４図は第３図図示実施例の全体
断面図、第５図は第３図図示実施例の要部詳細断面図で
ある。 １０１・・・スイッチ基板、１０２・・・接点シート。 １０４．１０５・・・防水シート、２５０・・・操作ス
イ桔１ｍ 第２０ Ｃ△） （Ｂ） 躬３図 桔５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、表面にスイッチパターンが形成されたスイッチ基板
   と、この基板表面に一定の間隙を保持して貼付された接
   点シートとからなるメンブレンスイッチを備えて構成さ
   れ、前記メンブレンスイッチを樹脂シートにより密封し
   たことを特徴とする洗濯機の操作スイッチ。