JPH0329436B2 - - Google Patents

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JPH0329436B2
JPH0329436B2 JP57083432A JP8343282A JPH0329436B2 JP H0329436 B2 JPH0329436 B2 JP H0329436B2 JP 57083432 A JP57083432 A JP 57083432A JP 8343282 A JP8343282 A JP 8343282A JP H0329436 B2 JPH0329436 B2 JP H0329436B2
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switch
lid
lever
switch board
safety
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JP57083432A
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、脱水兼洗濯槽の脱水回転時におい
て、異常振動が生じた場合に自動的に電源を切り
運転を停止させる脱水兼用洗濯機の安全装置に関
するものである。
この種の安全装置は、衣類の片寄りによるアン
バランス状態にて脱水運転をした場合、槽の振れ
まわりにより、その変位を検知して電源を切るも
のである。使用者は、脱水兼洗濯槽上方の蓋を開
放し、脱水兼洗濯槽内の衣類の片寄りを修正して
前記蓋を閉じる作業を行う。この場合、この蓋の
開閉動作により、安全装置が自動的にリセツトさ
れ、再び通電状態になる必要がある。また、通常
の脱水運転時には、蓋の開放時に、安全を確保す
るために、脱水運転を停止する必要がある。
本発明は以上のような比較的複数な動作を必要
とする安全装置を、蓋の開閉による通電の断続機
能を兼ねた構成としつつきわめて簡単な構成によ
つて提供するもので、以下、その実施例を添付図
面を参照して説明する。
図において、1は洗濯機外枠であり、その内部
には、防振バネ等の緩衝材2を介して複数本の支
持桿3にて、水槽4を垂下防振支持している。水
槽4内には、内底部に衣類撹拌用パルセーター5
を回転自在に配した脱水兼洗濯槽6を、脱水回転
可能に配置している。また、水槽4外底部には、
駆動用モータ7、軸受箱8等を固着している。水
槽4の上縁部には、略ドーナツ状の水槽カバー9
を配し、水槽上縁部の補強、水滴の飛び散り防止
等の機能を発揮している。
10は外枠1の上方に配した上槽部で、略中央
部には、軸支部11Aを介して開閉自在に蓋11
を設けている。12は上槽部10の背面パネル部
であつて、内部にタイムスイツチ(図示せず)、
切換スイツチ13、給水電磁弁(図示せず)等の
電気制御部品を配すると共に、本発明にかかると
ころの安全装置14を配する。
前記安全装置14の働きは、前述した通りであ
つて、大きく分けて3つある。すなわち、1つ目
は、脱水運転時において、蓋11の開放時、駆動
用モータ7の駆動を停止する動作である。2つ目
は、脱水兼洗濯槽6内で衣類が極端に片寄つた、
いわゆるアンバランス状態で、脱水運転を行おう
とした場合に、これが原因する異常振動の発生を
防止する為に、水槽4あるいは水槽カバー9の揺
動を検知し、駆動用モータ7の駆動を停止させる
動作である。さらに、3つ目は、使用者が、安全
装置14が動作した際に、蓋11を開放し、脱水
兼洗濯槽6内の衣類の片寄りを修正し、蓋11を
閉じる動作をした場合に、再び自動的にリセツト
する動作である。
以下、上記安全装置14の構成を、第2図に基
づいて詳述する。蓋11の後方に突出させた操作
凸起15に近接し、蓋11の開閉にて係脱する合
成樹脂等の絶縁材にてなる係着子16を先端に圧
着し、スイツチ基板17に回動自在に軸支された
スイツチレバー18は、蓋11の閉動作によつて
係着子16が上方に押圧されることにより、スイ
ツチ基板17の軸支用突片部19を回転中心と
し、第2図において、時計方向の回動を行う様に
なつている。
スイツチレバー18は、鋼線にて製作し、上記
軸支部を丸く形成したコイル部20を、前述のス
イツチ基板17の突片部19に遊嵌せしめてい
る。スイツチ基板17は、薄板鋼板にて製作し、
第2図で紙面に対する鉛直方向の断面を略コ字状
に形成する。此のスイツチ基板17の内方に、上
記スイツチレバー18及び駆動用モータ7の電源
に連絡するスイツチ21を配する。
スイツチ21は、電気絶縁性を有する合成樹脂
材にてなるスイツチベース22に、固定接点23
を先端に固着した固定側接片24及び先端部に合
成樹脂材にてなるボタン25及び上記固定接点2
3に対応した可動接点26を固着した可動側接片
26Aを一体的に固着して構成する。ボタン25
を上方に押圧する事により、上記固定接点23に
可動接点26が当接して電気的に導通し、駆動用
モータ7は駆動可能となる。
スイツチレバー18において、前述の係着子1
6と、コイル部20との略中央部分近傍には、薄
板鋼板等にてなる安全レバー27を係着する。こ
の安全レバー27は、下方部を2つの屈折部28
A,28Bにて略L字状に曲げ、下端部29を前
述の水槽4の上縁部及び水槽カバー9の外方に位
置させている。屈折部28A,28B間の略水平
部30は、若干傾斜を持たせて、水槽カバー9の
上端周縁に所定の寸法間隔を介して位置させる。
更に、安全レバー27は、前述のスイツチ基板
17の蓋11側を下方に屈曲させた略垂直部31
の下端を、更に蓋11側に屈曲させた係止部32
に係着しつつ、かつ上下に滑動可能な開口部33
を有する。
また、安全レバー27の上端部は、スイツチ2
1側に屈曲し、その屈曲部には前述のスイツチレ
バー18を挿通する長穴34Aを形成し、さらに
端部には、スイツチレバー18にて押圧を受ける
突片34Bを形成する。此の突片34Bは、前記
ボタン25の下方に位置させ、スイツチレバー1
8が操作凸起15にて押上げられるのに応じて、
突片34Bを介してボタン25を上方に移動さ
せ、接点26,23同志を接触させる。
スイツチ基板17と安全レバー27の間には、
圧縮スプリング35を押圧用のばね材として介在
させている。此の圧縮スプリング35は、スイツ
チ基板17の底面に一体形成したバーリング穴状
の突起36と、安全レバー27の略水平部30に
おいて上方に向けて一体形成した係止筒部37と
の間に挿着する事により、安全レバー27をスイ
ツチ基板17の係止部32を回転中心とする時計
方向の回転方向に付勢すると共に、スイツチ基板
17に対して下方に押圧する様に働いている。
スイツチ基板17の上方開口部には、薄板状カ
バー38を、スイツチ基板17側壁に形成した突
起39に嵌着固定することで覆設している。
以上が安全装置14の構成の概要であり、以下
図面に従つてその動作を説明する。
第2図は、蓋11を開放した状態を示すもので
接点23,26間は離反している。
第3図は、蓋11を閉じた状態を示す。即ち、
蓋11の操作凸起15により、スイツチレバー1
8はその係着子16部分を上方に押しあげられ、
安全レバー27の突片34Bを介して、ボタン2
5を上方に押圧し、可動側接片26Aの屈曲変形
にて接点23,26同志が接触している。此の
時、安全レバー27は、スイツチ基板17の略垂
直部31における蓋11側の面に形成した突条部
40によつて押圧され、かつ、開口部33は、ス
イツチ基板17の係止部32に対し、上方にスラ
イドして移動する。この移動は、圧縮スプリング
35の押圧力に抗してなされる。
第4図は、脱水兼洗濯槽6内における衣類のア
ンバランスが極度に大きく生じ、水槽4の振れま
わりが所定以上になつた場合を示す。水槽カバー
9により、安全レバー27の下端部29を押圧す
れば、安全レバー27はスイツチ基板17の係止
部32を中心とする第4図反時計方向の回動を、
圧縮スプリング35の押圧力に抗して行う。従つ
て、安全レバー27の上端部における突片34B
は、スイツチレバー18の上面を摺動して第4図
左方向に移動し、また安全レバーの突片34Bの
上方部に設けた上端舌片41は、ボタン25の下
面より外れ、従つて、接点23,26同志は離れ
る事になり、安全装置としての働きを生じる。
次に第5図の状態を説明する。第5図の状態は
第4図の動作を生じた後、即ち、安全装置が作動
した後の状態を示す。接点23,26間は離れて
おり、かつ、蓋11は閉状態である。安全レバー
27の下端部29にはもはや、押圧する力が働か
ないので、安全レバー27は再び圧縮スプリング
35の押圧力で、スイツチ基板17の係止部32
を回転中心とする時計方向の復帰回動をなす。此
の時、ボタン25はすでに下法に移動しているの
で、安全レバー27の上端舌片41は、ボタン2
5に形成した凹部42に落ち込み遊嵌する。以上
の様な安全レバー17の回動後の状態を、第5図
は示している。
次に、第5図の状態から第2図の様な通常の使
用状態にリセツトする動作を説明する。
第5図で蓋11を開状態にした状態、すなわ
ち、点線の状態にすると、圧縮スプリング35の
押圧力にて安全レバー27は、係止部32に対し
その開口部33を下方に滑動する。安全レバー2
7の上端舌片41は、下方に移動し、ボタン25
の凹部42の下面に形成した傾斜面43を摺動し
つつ、若干の反時計方向の回動をしながら再びボ
タン25の下方に復帰し、リセツトする事にな
る。リセツトした状態は第2図に示すとおりであ
り、この第2図の状態から蓋11を閉じれば、第
3図の様に接点23,26同志が再び接触し、運
転可能となる。
第6図は安全装置14を分解して示したもの
で、本発明の特長をわかり易く説明するものであ
つて、以下、第2図と共に説明する。
スイツチ基板17は、前述の如く薄板鋼板で製
作し、蓋11側の端部を下方に屈曲させて略垂直
部31を形成すると共に、その先端には安全レバ
ー27の開口部33を遊嵌する係止部32を形成
し、これによつて安全レバー27は上下方向に摺
動可能でしかも回動可能である。
スイツチ基板17の底面と、安全レバー27の
略水平部30との間に介挿した圧縮スプリング3
5にて、安全レバー27は、係止部32に対し
て、上下方向及び回転方向の動作を、ある所定の
荷重にて付勢される。此の場合、安全レバー27
の回動動作は、係止部32を中心とする回転運動
であり、比較的抵抗は少ないが、安全レバー27
の上下方向の運動に対しては、開口部33周縁が
前記スイツチ基板17の略垂直部31に面接触し
ている為、その動作に対する抵抗が大きくなる。
従つて、通常の場合、此の面接触をする部分に
は、グリス、オイル等を塗布して、摺動を平滑に
するという処置がとられる。
本実施例にあつても同様、此の安全レバー27
と、略垂直部31との面接触部分にグリス等を塗
布するが、此の場合次の点に配慮した構成として
いる。
安全レバー27は単に上下動でなく、係止部3
2を中心とする回動運動、即ち、第4図では、反
時計運動を行うが、此の回動時には、略垂直部3
1と、安全レバー27の開口部33上方周縁とは
相離反することになる。此の時、両者の間にグリ
ス等を塗布しておけば、とくに、平面同志が密着
した、いわゆる、リンジング状態となり、離反に
対する大きな抵抗となつて、安全レバー27の回
動動作を悪くすることがある。また、上下方向の
面摺動においても、グリス等が摺動中に他にはみ
出してゆき、その効果が徐々に低下する事が心配
される。
本発明においては、前記した問題を次の様な構
成によつて解決し安全装置14をより確実に作動
するものとした。
即ち、スイツチ基板17に、安全レバーの上下
方向運動に平行で、安全レバーを上下摺動案内可
能であるとともに前記安全レバーの回動の位置決
めを行うように突条部を設けたことにより、安全
レバーの上下動を円滑に行わせると共に、平面同
志の密着を防止することができ、安全装置を簡単
にしてしかも確実に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な脱水兼用洗濯機の縦断面図、
第2図は本発明の実施例における安全装置の断面
図、第3図は同安全装置の蓋閉成時における動作
を説明するための断面図、第4図は衣類のアンバ
ランス検知時の動作を示す断面図、第5図はその
リセツト状態を示す断面図、第6図は安全装置の
分解斜視図である。 1……外枠、4……水槽、6……脱水兼洗濯
槽、7……駆動用モータ、11……蓋、15……
操作突起、17……スイツチ基板、18……スイ
ツチレバー、21……スイツチ、26A……可動
側接片、27……安全レバー、32……係止部、
35……圧縮スプリング、40……突条部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外枠内に垂下防振支持し内部に脱水兼洗濯槽
    を脱水回転可能に配した水槽と、この水槽の上方
    開口を開閉自在とした蓋と、この蓋の開閉に連動
    して駆動用モータへの通電を断続するスイツチ
    と、このスイツチを取付けたスイツチ基板と、こ
    のスイツチ基板に回動可能に軸支され前記蓋の開
    閉に連動して回動するスイツチレバーと、このス
    イツチレバーの動作によつて変位し前記スイツチ
    の可動側接片を操作する安全レバーと、前記安全
    レバーとスイツチ基板との間に介在したばね材と
    を備え、前記スイツチ基板を薄板鋼板製とし、こ
    のスイツチ基板の前記蓋側の端部には、前記安全
    レバーを回動可能に軸支するための係止部を屈曲
    形成し、かつ、前記スイツチ基板には、前記安全
    レバーを上下方向に摺動案内しかつ安全レバーの
    回動方向の位置決めを行う突条部を形成した脱水
    兼用洗濯機の安全装置。
JP57083432A 1982-05-17 1982-05-17 脱水兼用洗濯機の安全装置 Granted JPS58200782A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS58200782A JPS58200782A (ja) 1983-11-22
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JP57083432A Granted JPS58200782A (ja) 1982-05-17 1982-05-17 脱水兼用洗濯機の安全装置

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