JPS6120318B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般的に云えば遠心分離サイクルを
具備した洗濯機等の装置に関するものであり、特
にそのような装置のための改良された不平衡を検
知し安全作用もなす不平衡、安全スイツチ機構に
関するものである。

遠心脱水サイクルを有する洗濯機において、脱
水されるべき衣類等の洗濯物が洗濯槽、即ち脱水
かごの一部分に堆積して、脱水かごが不平衡にな
る場合が生じるものである。もしこのような場合
が生じると、不平衡で回転する脱水かごは、その
外周壁等を強打して時には破損することもあり得
る。このような破損が生じるのを防止するため
に、過度の不平衡回転に応答して、脱水かごの駆
動モータ用回路を遮断するスイツチ機構が設けら
れている。多くのこの種のスイツチ機構は洗濯機
や脱水かごのふたの開閉に応じて上記の駆動用モ
ータ回路を開閉するカバー連動スイツチと組み合
わされている。

そのようなスイツチ機構は米国特許第3145818
号、第3227835号および第3504777号に開示されて
いる。上記のうち第３番目の特許に係るスイツチ
機構は、洗濯動作中にかご用のアクセスカバーを
開いたとき操作者を害しないように洗濯用駆動モ
ータを停止することも出来るし、また脱水かごの
過度の振動が生じたときに洗濯機の破損を防止す
るように満足に動作する。しかしながらこのスイ
ツチ機構の大部分は設計的にみても複雑であり、
製造する場合にも高価となるはずである。

より詳細に云うと、第3145818号特許の機構
は、伸張スプリングと圧縮スプリングを備えると
ともに、洗濯用駆動モータ用回路を開閉するため
の２段駆動スイツチを備えている。さらにこの機
構は、脱水かごが平衡を失したとき、上記スイツ
チを不作動とするための連結体を起動するために
該かごに当接するように脱水かごに接近して洗濯
機の内壁にゴム等の弾力的なノブを設ける必要が
ある。

第3227835号特許のスイツチ機構の構造は摺動
プランジヤと所望の動作をするための相互に作用
する開放可能なかみ合構造とが必要であるので、
複雑である。

第3504777号特許の機構は２つの動作位置の間
で、係止体とスイツチ機構とを移動するために付
勢された一対のスプリングを備えており、多数の
部品が必要である。

上述の各特許のスイツチ機構は高価であること
や製作が困難であることに加えて、相互作用をす
る部品点数が多いために短期の使用後にも故障が
生じ易い。

したがつて、この発明の基本的な目的は、上述
の先行技術に係るスイツチ機構と同じ機能を有す
るとともに部品点数を減らして、設計的にも簡素
化し、かつ安価に製造出来る、新らしい改良され
た不平衡、安全スイツチ機構を提供することにあ
る。

この発明の他の目的は洗濯機その他の同等の遠
心分離装置に容易に装着出来るとともに、不平衡
負荷時における機器の破損を効果的に防止し得る
ようにした、前記第３番目の特許のスイツチ形式
の不平衡、安全スイツチを提供することにある。

簡単に云えば、この発明の不平衡、安全スイツ
チの好ましい実施例においては、閉位置へ押込み
可能で開放すると開位置に復帰する作動片を備え
た通常開形のスイツチと、洗濯機のハウジングに
固定されたブラケツト上でレバーアームの第１の
端部が上記スイツチの作動片すなわちプランジヤ
と整列し或いは外れるように第１の面内で回動す
るように装着されたレバーアームとを備え、この
レバーアームは上記プランジヤと整列するように
付勢されているとともに、このプランジヤを押圧
し或いは開放するためにレバーアームの一端がプ
ランジヤに作動するように上記第１の面と実質的
に直角な第２の面内で動作する。スイツチ作動用
の上記レバーアームの他方端は洗濯機の回転する
洗濯槽或いはかごに接近して設けられ、この槽或
いはかごが回転中に所定以上に不平衡で回転した
ときレバーアームと槽とが相互に係合する。

操作において、洗濯すべき衣類をかご内に入れ
た後アクセスカバーを閉じるとこのカバーはスイ
ツチ用のレバーアームの他方端と係合し、レバー
アームの第１の端部を第１の面内で回動して、ス
イツチ作動片と係合し、洗濯機駆動モータ回路を
閉成する。洗濯時、特に脱水時に、洗濯かごが所
定以上に不平衡になると、かごの側面がレバーア
ームの第２の端部と係合して、このレバーアーム
を第２の面内で回動させて、レバーアームの第１
の端部をスイツチ作動片から外して、後者を開放
する。その後レバーアームの第１の端は第２の面
内でスイツチプランジヤに向かつて復帰させられ
る。しかしながらこのとき、スイツチ作動片は、
レバーアームの回動面を通過して突出して開放状
態にあり、レバーアームは作動片の側壁に当接し
ているだけである。このスイツチを再び作動させ
るには、上記洗濯かごのアクセスカバーを上昇し
て、レバーアームに加わる付勢力によつて該レバ
ーアームを復帰させる。これによつてアクセスカ
バーを閉じるとスイツチを作動し得るようにスイ
ツチのプランジヤ上にレバーアームが整列する。

以下にこの発明の一実施例を図面とともに説明
する。

図中、第１図はこの発明の不平衡安全スイツチ
機構を含む洗濯機の一部を破断して示した側面
図、第２図は第１図の洗濯機と不平衡、安全スイ
ツチ機構において第１の操作状態を示す部分拡大
斜視図、第３図は第２図の不平衡、安全スイツチ
機構の３−３線断面図、第４図は第３図の不平
衡、安全スイツチ機構の第２の操作状態を示す側
面図、第５図は第１と第２の操作状態を５−５線
に沿つて示した第４図の不平衡、安全スイツチ機
構の平面図、第６図は第５図の不平衡、安全スイ
ツチ機構のスイツチとスイツチ作動用レバーアー
ムの６−６線断面図、第７図は第５図の不平衡、
安全スイツチ機構の第３の操作状態を示す平面
図、第８図は第７図の不平衡、安全スイツチ機構
のスイツチとスイツチ作動用レバーアームの８−
８線断面図である。

各図中、同一の構成部分には同じ符号を付して
いる。図面を参照して、第１図には、従来の洗濯
機或いは類似の装置を全体的に符号１０で示して
おり、この洗濯機１０は適宜な脚台１４，１６に
支持された外側ハウジング１２を備えている。ハ
ウジング１２内には洗濯物を入れるかご１８が設
けられている。かご１８は垂直軸に沿つて回転し
得るようになつており、その上部開口周辺には環
状のバランス用リム２１を有する。洗濯機のハウ
ジング１２の天井２５には開位置と閉位置との間
で開閉自在なアクセスカバー１９が設けられ、カ
バーを開いたとき洗濯物用のかご１８に手などを
接近し、挿入出来るようになつている。

図示の洗濯機は垂直撹拌形であり、撹拌体２２
が駆動力伝達部ケーシング２３内の駆動機構（図
示せず）によつて振動する。かご１８は同様の駆
動機構により、脱水回転サイクル期間中に衣類か
ら水が分離するように比較的に高速度で回転す
る。このかご１８は脱水操作中に旋回し得るよう
に適宜なフレーム（図示せず）に支持されてい
る。この旋回はかご１８の底面のまさつ材製のデ
イスク２６を押圧する比較的重いコイルスプリン
グ２４の抑制効果による抵抗を受けている。図示
の洗濯機のかご支持部と駆動機構とは周知の技術
であり、この発明の要旨をなすものではない。

洗濯時の脱水サイクル中に、もし脱水されるべ
き衣類がかご中の一部に堆積すると、かご１８を
安定するためのダンピング用スプリング２４の支
承力を越えて、かご１８は不平衡に振動し、或い
はぐらつく。このような場合にはかごの回転速度
を低下するか停止しなければならず、さもないと
洗濯機を破損するに至る。たとえ回転の不平衡が
生じない場合でも、脱水中や他の操作時にカバー
１９を開いたときには、使用者の安全を確保する
ために、かご１８を低速にするか停止する必要が
ある。この発明の不平衡、安全スイツチ３０は後
者の作動をも行なうために洗濯機に設けられたも
のである。

第２図〜第８図を参照して、不平衡、安全スイ
ツチ機構３０は第２図に示すように、ボルト３４
等の適宜な固定部材で洗濯機ハウジングに取り付
けられた装着用ブラケツト３２を備えている。こ
のブラケツト３２はカバー１９に接近して設けら
れている。スイツチ作動用のレバーアーム３６が
まさつの少ない材料にてなる支持部材４０によつ
て、ブラケツト３２の底面３８に取り付けられて
いる。ねじ４２が支持部材４０とレバーアーム３
６を通つてブラケツト３２にねじ込まれて、レバ
ーアーム３６をブラケツト３２に固定している。
レバーアーム３６は垂直面内で回動出来るように
その中心部分で支持部材４０と相補的な形状に屈
曲されている。このレバーアーム３６は支持部材
４０とともに概略水平面内でも回転できる。

図示しない接点を内部に備えた外部ケース４６
を有する電気スイツチ４４がブラケツト３２の垂
下面４８に固定ねじ５０により取り付けられてい
る。このスイツチ４４は、所定長さの作動片即ち
プランジヤ５２を有し、このプランジヤ５２は通
常は外向きに（垂直向きに）付勢されており、引
込み位置へ押圧出来るようになつている。このス
イツチ４４は市販のマイクロスイツチでも良い。
スイツチ４４のプランジヤを操作すると接点が閉
じて洗濯機の駆動回路を閉成する。スイツチ４４
の端子４５と４７はモータ駆動回路に接続され
る。

レバーアーム３６の第１の端５４はブラケツト
部４８の開口５６（第２図、第６図、第８図）を
貫通しており、かつその端部５４は通常、押圧可
能な作動片５２、即ちプランジヤを操作可能にレ
バーアーム３６の端５４が該プランジヤと整列す
るように上記開口５６の一方端でストツパを形成
する端縁６４に位置している。

コイルスプリング５７の一方端５８がブラケツ
ト３２に、また反対側の端はレバーアーム３６の
反対端６２にそれぞれ取り付けられている。この
スプリング５７はレバーアーム３６の第１の端５
４を水平面内で端縁６４に対して付勢するととも
に、垂直面内で作動片５２から離れるように付勢
している（第６図）。

レバーアーム３６の反対側端６２はかごのアク
セスカバー１９の内面１７に形成したボス１９ａ
の直下に位置している。このボス１９ａはカバー
１９を閉じたときレバーアーム３６の端６２に当
接して、レバーアーム３６を支持片４０のまわり
で、スプリング５７の力に抗して垂直面内で回動
させるとともに、レバーアームの端５４を作動片
５２に作用するように移動し、作動片５２を作動
することによりスイツチ４４を動作させる。スイ
ツチ４４を動作させると、かご駆動モータを動作
するように回路を作動状態とする。

レバーアーム３６の端６２からの延長片６６が
かご１８の上部リム２１の外壁面に接近して垂直
下方に延在している。このレバーアームの延長片
６６は、特に脱水サイクル中に大きい不平衡状態
で回転するとき、かごのリム２１に係合する。こ
の発明による不平衡、安全スイツチ機構の好まし
い実施例ではレバーアーム３６の延長片６６は弾
力的なプラスチツク材で構成され、レバーアーム
の端部６２に受承され固定されている。

操作時には、使用者は洗濯する衣類を石けん粉
等とともに、かご１８に投入し、洗濯機が所望の
プログラムで動作するように操作制御器（図示せ
ず）を調節する。その後使用者はカバー１９を閉
じる。カバー１９を閉じると、カバー１９の底面
１７のボス１９ａが不平衡、安全スイツチ機構の
レバーアーム３６の端６２に当接する。レバーア
ームの端６２の当接により、レバーアーム３６が
垂直面内で回動し、レバーアームの端５４がプラ
ンジヤ作動片５２を駆動する。（第３図）レバー
アームの端５４が作動片５２を駆動することによ
り、該作動片５２はスイツチ４４を閉じ、洗濯機
の駆動モータへの回路を閉成する。そして洗濯機
は正常に動作する。

洗濯機の作動中に水洗いサイクルの終り近く
で、洗濯機は脱水サイクルとなり、衣類中の水
は、かご１８の高速回転により脱水される。衣類
がかごの一部分に偏在するようになると非常に不
平衡になり、かご１８はぐらつきながら旋回す
る。通常ダンパスプリング２４がかごの過度の旋
回を防止する力を生じるが、ときにはスプリング
２４の力ではこの不平衡による旋回を抑えること
が出来なくなる。もし後者のような状態になる
と、かごの上端はハウジング１２内で、通常の位
置より外側に外れて回転するようになり、その結
果、かごの上端はレバーアームの端６２にある延
長片６６と係合する。この状態が生じるとレバー
アーム３６はスプリング５７の力に抗して水平方
向に回動して、レバーアームの端５４をスイツチ
４４の作動片５２との整列状態から外すように移
動させる。第５図、第６図と第７図、第８図はこ
の後者の状態を示している。第７図と第８図に示
すようにレバーアーム３６の端５４が作動片５２
から外れると、プランジヤ５２はその突出位置へ
自由に移動して、駆動モータ回路中の接点を開
く。その後かご１８は停止するか所定速度に低下
して、旋回量が少なくなり、スプリング５７によ
つてレバーアーム３６を反対側へ水平面内で回動
する。このようにレバーアーム３６を回動すると
レバーアームの端５４は作動プランジヤ５２の方
へ移動する。

プランジヤ５２は突出位置にあるので、レバー
アーム３６の端５４はプランジヤ５２を押圧する
ためのプランジヤの上部の整列位置に戻ることが
出来ない。（第８図）その結果、カバー１９が持
ち上げられて開かれるまでレバーアーム３６の端
５４はプランジヤの側面６７に当接した状態に強
制される。カバーが持ち上げられるとレバーアー
ム３６は垂直面内で回動する。そしてスプリング
５７の付勢力でレバー３６の端５４が作動片５２
と再整列する位置までレバー３６を回動し、カバ
ー１９を再び閉じたときスイツチ４４を駆動する
ように各要素を位置させる。

かご１８が停止し、カバー１９が開かれた後、
操作者はかご内で衣類を再び平等に分配し、カバ
ーを閉じて脱水サイクルを続ける。

上述の説明から明らかなように、この発明の不
平衡、安全スイツチ機構は比較的簡単であるが、
洗濯機や同等装置における不平衡な旋回を効果的
に中断するとともに、洗濯機の動作中にカバーを
開いたとき操作者に危害を生じるのをも効果的に
防止出来る。このスイツチ機構は、スイツチ４
４、スイツチ用レバーアーム３６ならびに付勢ス
プリング５７のただ３つの素子を備えれば良い。
これによつてこの不平衡、安全スイツチ機構は洗
濯機の寿命以上に長く効果的に動作すると期待出
来る。

以上、この発明の特定の実施例について図示
し、説明したが、多くの変形が可能でありこの発
明は上記実施例に限定されるものではない。それ
故、添付の特許請求の範囲の真の思想内でのすべ
ての如何なる変形をも本出願はカバーするもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の不平衡、安全スイツチ機構
を含む洗濯機の一部を破断して示した側面図、第
２図は第１図の洗濯機と不平衡、安全スイツチ機
構において第１の操作状態を示す部分拡大斜視
図、第３図は第２図の不平衡、安全スイツチ機構
の３−３線断面図、第４図は第３図の不平衡、安
全スイツチ機構の第２の操作状態を示す側面図、
第５図は第１と第２の操作状態を５−５線に沿つ
て示した第４図の不平衡、安全スイツチ機構の平
面図、第６図は第５図の不平衡、安全スイツチ機
構のスイツチとスイツチ作動用レバーアームの６
−６線断面図、第７図は第５図の不平衡、安全ス
イツチ機構の第３の操作状態を示す平面図、第８
図は第７図の不平衡、安全スイツチ機構のスイツ
チとスイツチ作動用レバーアームの８−８線断面
図である。 １０……洗濯機、１２……ハウジング、１４，
１６……脚台、１８……かご、２１……バランス
用リム、１９……カバー、１９ａ……ボス、２３
……ケーシング、２４……コイルスプリング、２
６……デイスク、３０……不平衡、安全スイツチ
機構、３２……装着用ブラケツト、３６……スイ
ツチ作動用のレバーアーム、４０……支持片、４
４……スイツチ、５４……第１の端、５６……開
口、５７……スプリング。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ハウジング内で不平衡状態下でも回転出来る
   ように装着された衣類収納用かごと、このかごに
   接近出来るように開位置と閉位置との間で移動出
   来るようにハウジングに装着されたアクセスカバ
   ーとの両者に対して動作する不平衡、安全スイツ
   チ機構であつて、 モータ回路に操作可能に接続されており、第１
   の操作位置へ付勢されるとともに、かご駆動用モ
   ータを停止するように制御する第２操作位置へ可
   動な作動片を含むスイツチ手段と、第１の第２の
   互いに交叉する２つの面内でそれぞれ回動可能に
   共通の１つの枢支点で支持された１つのスイツチ
   操作用のレバーアームと、スイツチ手段の作動片
   と操作可能に第１の面内で整列するために第１の
   位置へレバーアームの第１の端部を付勢する付勢
   手段とをそなえ、レバーアームの第２の端部はカ
   バーを閉じる位置へ移動するときのカバーの移動
   径路中に位置しており、レバーアームの第１の端
   部はアクセスカバーを閉じる動作によつて第１の
   動作位置から第２の動作位置へスイツチ手段の作
   動片を動かすように、第２の平面内で回動し、か
   ご駆動用のモータを駆動する回路が閉成されると
   ともに、レバーアームの第２の端部の一部はかご
   の所定値以上の不平衡な回転に応じてかごと係合
   するように洗濯機のかごに接近して設けられ、上
   記係合によつてレバーアームはスイツチ作動片を
   第１の作動位置へ開放してモータ回路を開路する
   ように、付勢手段の付勢力に抗して回動するとと
   もに、付勢手段はかごの停止によつて、第１の面
   内で第１の位置へレバーアームを回動させ、レバ
   ーアームの第１の端部は、アクセスカバーを一度
   開いた後にのみスイツチの作動片と整列するよう
   にしたことを特徴とする不平衡、安全スイツチ機
   構。 ２ スイツチ作動片は第１の突出位置に付勢され
   るとともに、駆動モータを起動するように制御す
   る第２の引戻し位置へ可動であり、駆動モータ回
   路の遮断によつてかごが停止すると、スイツチ作
   動片の側面がレバーアームの第１の端部との係合
   位置に来るようにした特許請求の範囲第１項に記
   載の不平衡、安全スイツチ機構。 ３ スイツチ作動片は垂直面内で第１の操作位置
   へ向かう第１の方向と第２の操作位置へ向かう反
   対方向へ可動であり、レバーアームが回動する第
   １と第２の面は概略水平面と垂直面である特許請
   求の範囲第１項に或いは第２項に記載の不平衡、
   安全スイツチ機構。 ４ かご用のアクセスカバーに近接して洗濯機の
   ハウジング内に設けられたブラケツトと、第１と
   第２の面で回動出来るようにレバーアームを上記
   ブラケツトに取り付ける支持部材とを有し、ブラ
   ケツトはスイツチを装着する垂下部分を含み、か
   つブラケツトにはレバーアームの第１の端部が貫
   通する開口と係止手段とを備え、レバーアームの
   第１の端部はスイツチ作動片と整列するように上
   記開口の縁部を形成する係止手段と係合するよう
   に付勢されている特許請求の範囲第１項、第２項
   或いは第３項のいずれかに記載の不平衡、安全ス
   イツチ機構。 ５ スイツチ手段はブラケツトに装着されるとと
   もにモータ回路に接続され、かつ接点手段を開か
   閉とするように第１の突出位置に付勢されれとと
   もに接点手段を他の開か閉の位置に操作する第２
   の引戻し位置へ押込み可能な作動片を有し、レバ
   ーアームは概略直角な第１と第２の面で回動する
   ようにブラケツトに装着され、不平衡な回転で駆
   動モータが停止したとき、レバーアームの第１の
   端部はアクセスカバーが開かれるときまで、突出
   したスイツチ作動片の側面と係合し、その後レバ
   ーアームの第１の端部がスイツチ作動片を操作す
   る整列位置へ回動するようにした特許請求の範囲
   第４項に記載の不平衡、安全スイツチ機構。 ６ 装着ブラケツトはスイツチ手段が装着される
   とともにレバーアームの第１の端部が貫通する開
   口を有する部分を備え、この開口の一方の端縁は
   レバーアームの第１の端部と係合して、この第１
   の端部がスイツチ作動片と整列するようにした特
   許請求の範囲第４項或いは第５項に記載の不平
   衡、安全スイツチ機構。 ７ レバーアームが回動する第１と第２の面は概
   略水平面と垂直面であり、ブラケツトの一部は垂
   直下方に延在しているとともにスイツチ作動片は
   概略垂直方向に可動である特許請求の範囲第１項
   ないし第６項のいずれかに記載の不平衡、安全ス
   イツチ機構。