JPS6122012A - パツプ剤およびその製法 - Google Patents

パツプ剤およびその製法

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JPS6122012A
JPS6122012A JP6045585A JP6045585A JPS6122012A JP S6122012 A JPS6122012 A JP S6122012A JP 6045585 A JP6045585 A JP 6045585A JP 6045585 A JP6045585 A JP 6045585A JP S6122012 A JPS6122012 A JP S6122012A
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JP
Japan
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latex
maleic anhydride
plaster
vinyl ether
anhydride copolymer
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Pending
Application number
JP6045585A
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English (en)
Inventor
Makoto Senuma
瀬沼 誠
Chie Shimizu
清水 智恵
Yoshihiro Sawai
沢井 義弘
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KIYUUKIYUU YAKUHIN KOGYO KK
Kyukyu Pharmaceutical Co Ltd
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
KIYUUKIYUU YAKUHIN KOGYO KK
Kyukyu Pharmaceutical Co Ltd
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規なパップ剤及びその製造法に係り、更に詳
しくはサリチル酸エステル類等の生薬成分を長期間安定
化せしめると共に、長期間安定でかつ優れた粘着性、凝
集性、保水性、剥離性を備えたパップ剤及びその製造法
に関するものである。
[発明の背景] 近時、パップ剤は使用時の簡便さからカオリン等の粉末
賦形剤、ゼラチン等の泥状化剤、水その他の基剤成分と
、サリチル酸エステル類等の生薬成分とを練合し、得ら
れる膏体を支持体に展延塗布し、その上に剥離被覆物を
貼合した形態のものが繁用されている。
かかるパップ剤にあっては皮膚に対する接着性が良く、
使用時心地良い密着感を与える弾力性に富み、しかも貼
着時温度や発汗によって膏体がダしたり、べとつくこと
がなく、かつ支持体からの裏もれのない凝集性を備え、
生薬成分の皮膚に対する浸透を良くし充分な薬効を期待
するため保水性が高く、使用後剥離する際膏体が患部へ
付着せず皮膚の一部や体毛を引張って苦痛を与えな(・
良好な剥離性を備えることが要求される。
従来、かかる特性を備えたパップ剤を提供する目的で種
々研究され、数多くの発明が開発されて(・るが、接着
性を高めると剥離性が悪化したり、保水性を高めると凝
集力が失なわれたりなど、これらの相返する要求を同時
に満足させるものは全く得られて(・な℃・のが実情で
ある。
そればかりか、かかる特性を与えるだろうと期待される
基剤成分、殊に医薬として供される原料としては自ら使
用範囲が限定されて(・るため一般的πパップ剤膏体の
最終製品の液性が高くなり、サリチル酸エステル類等の
生薬成分が経時的に分解してしまう重大な欠点がある。
本発明者らは以前より生薬成分の安定化と接着性と剥離
性の相反する要求を同時に満足すべきパップ剤を提供す
る目的で合成ケイ酸アルミニウム及びタルクを固形成分
としポリアクリル酸ナトリウム等の基剤成分を加えて均
質となし。
酸を添加してpHを調節するパップ剤膏体の製造法を発
明した(特開昭53−50321号)。
しかして、該発明は上記目的を達成した点では優れてい
るものの前記i性の全てを満足させるにはまだ不十分で
あった。また最近主薬の安定化を目途とした発明も散見
されるが、同様の欠点を有しており、その解決が要望さ
れて(・た。
[課題解決の手段] そこで本発明者らは、上記特性の全てを備え。
しかもこれらの特性が長期間安定で、かつ主薬成分の安
定化も同時に図れるパップ剤の提供を目的として鋭意研
究した結果、メチルビニルニー f ル無水マレイン酸
コポリマー及びラテックスを組合せたものが、接着性及
び剥離性、保水性及び凝集性の相反する要求を同時に備
え、しかも長期間安定でかつ主薬成分を長期間安定化す
ることを知見し、更にこれらの組合せに親水性高分子殊
にポリアクリル酸ナトリウム等を添加したものが剥離性
及び保水性を更に向上させることを見出して本発明を完
成した。
本発明において用いられるメチルビニルエーテル無水マ
レイン酸コポリマーはメチルビニルエーテルと無水マレ
イン酸との直鎖状無水共重合体であって水溶性のポリ電
解質の増粘剤である(以下こΩものをP、V9M、7M
、A、と略称する)。
P、VoM、7M、A、はその分子量の相違により°幾
つかの種類に分けられ市販されてし・る。例えば。
G、A、F社製のガ/トレ、ツ(Gantrez )■
AN−119(低分子量種)、AN−139(中分子量
種) 、 AN−149(中分子量種) 、 AN−1
69(高分子量種)5 等が挙げられる。本発明におい
てこれらを単独で又は適宜組合せて用℃・ることかでき
る。勿論。
高分子量になるに伴ない粘度も増加するので。
P、V、M、7M、A、の使用量は用いられる分子量種
や製品に適した粘性等を考慮して適宜選択されるが9通
常前体全量に対し01〜10.0重量%、好ましくは0
5〜50重量%の範囲内が適当である。
また、ラテックスは天然ゴム及び合成ゴムのいずれかを
使用してもよ(1通常ゴム含有率40〜70%程度のラ
テックスエマルジョンが用いられる。ラテックスの使用
量はゴム含有率の相違により種々異なるものの膏体全量
に対し1.0〜40重量%、特に20〜25重量%の範
囲内が好適である。
更に2本発明において使用される親水性高分子としては
ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カ
ラギナ/、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、アルギン酸フロピレンゲリ
コールエステル、ペクチン、サンサンガム、ローカスト
ピンガム、グアーガム、アラビアノガラクタ/。
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド7等が挙げ
られ、とりわけポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸
ナトリウム、カラギナン、カルボキシメチルセルロース
、カルボキシメチルセルロースナトリウムが特に好適な
パップ剤を提供するので好ましく、更にその中でもポリ
アクリル酸ナトリウムが最も好適である。これらの親水
性高分子は単独又は二種以上を適宜組合せて用いること
もできる。
親水性高分子の使用量は、用いられる基剤によって種々
異なるが1通常前体全量に対し01〜150重量%、殊
K O,5〜10重量%の範囲内が好適である。親水性
高分子として二種以上の混合物を用いる場合、その使用
量はその総計として上記範囲内にあればよし・。
親水性高分子としてポリアクリル酸ナトリウムを用いる
場合、いかなる分子量のものでも使用に供し得るが平均
重合度10,000〜100,000程度のものが好適
である。
これらの基剤を含有する本発明パップ剤は通常の冷湿布
に限らず温湿布にも適用することができる。従って1本
発明において用いられる主薬成分としては、サリチル酸
メチル、サリチル酸グリコール(サロコール)等のサリ
チル酸エステル類、カッフル、メツトール、ハ、y力油
+チモールの他、ノニル酸ワニリルアミド、トウガラシ
エキス、ユウカリ油、ビタミンE、ビタミンEのエステ
ル、塩酸ジフーンヒドラミン類等の消声、鎮痛用薬剤、
皮膚刺激剤、ビタミン剤、抗ヒスタミン剤等が挙げられ
、これらは必要量適宜混合して用いられる。
本発明は本発明パップ剤の製造法をも包含するものであ
る。本発明パップ剤に際しては、先ず上記P、V、M、
/M、A、 、ラテックス、ゼラチン。
多価アルコール、水、及びサリチル酸エステル類、力/
フル、メツトール、ハツカ油、チモール等の生薬成分、
及び/又は親水性高分子、並びにその他貼布剤に必要な
物質1例えば粉末賦形剤、界面活性剤、酸化防止剤、有
機酸、軟化剤、収斂剤その他の基剤成分を任意の順序で
配合し、均質化して膏体を製造する。
絃に、多価アルコールとしてはグリセリン。
プロピレングリコール、ソルビトール、ポリエチレング
リコール等当分野において通常用(・られるものが採用
される。また、水は精製水又は常水のいずれであっても
よ〜・。
また、粉末賦形剤としてはカオリン、べ/トナイト、酸
化亜鉛、酸化チタン等が挙げられる。
更ニ、界面活性剤としてはポリオキシエチレンソルビタ
ンモノステアレートやポリオキシエチレノソルビタノモ
ノパルミテート等のポリオキシエチレ/ンルビタノ脂肪
酸エステル、ソルビタンモノステアレート、ソルビタン
セスキオレート等のソルビタン脂肪酸エステル等が適用
できる。
また1本発明において用(・られる有機酸はそれ自身パ
ップ剤基剤として有用な特性を有するが、  pH調整
剤をかねている。かかる有機酸としては酢酸、コハク酸
、クエ/酸、す/ゴ酸。
フマール酸、マレイ/酸、酒石酸等が挙げられる。酸化
防止剤の例としてはグアヤコールエステル類、プチルヒ
ドロオキシアニゾール、シフ゛チルヒドロオキシトルエ
ン、ノルジヒドログアイアレチ/酸等である。更に軟化
剤の具体例としては流動バラフィ/、シリコン、植物油
、高級脂肪酸エステル等が、収斂剤としては塩化アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、ミョウバン等三価の金属イ
オ/を生成する塩等、その他の基剤の例としてはポリブ
チ/、ロジン、エステルガム等の粘着剤、アルカリ土類
金属塩の如き多価アルコール以外の保湿剤等である。
これらの基剤は得られる膏体の特性を考慮して適当量用
(・られる。
また2本発明パップ刺青体を製造するに際しては1機械
釣線合操作を容易にするため、用いられる基剤の物理化
学的性状を考慮して添加練合順序を設定し、ある℃・は
加温処理することは自由である。
例えば1本発明実施例1の如<、 P、V、M、7M、
A。
を適当量の水、あるいは有機酸水溶液に溶解し。
次いで親水性高分子並びに゛適当量の粉末賦形剤。
ゼラチン及び多価アルコールを添加練合し、さらにラテ
ックス液並びに適当量の軟化剤、界面活性剤、酸化防止
剤及びその他の基剤、並びに必要量の生薬成分を添加し
加温下に均一に練合する方法や親水性高分子、ゼラチン
等を予じめ水を添加して練合し+’ P、V、M、7M
、A、等を後の工程で添加する方法等が好適である。
次いでこのようにして得られた膏体を適宜の温度に保持
しまたまま支持体上に展延塗布し、更にその上に剥離被
覆物を貼合し、適゛i)大きさに裁断する。支持体は布
地、不織布9紙1合成樹脂膜などが用(・られ、殊にネ
ル等の非起毛布カ好マしし・。また、剥離被覆物として
はセロフ7)やプラスチ、クフィルム等が挙げられる。
[発明の効果] 本発明によって提供されろン、プ剤は適度な粘弾性を備
え、適当な粘着性を有する反面、剥離性が良好であり、
優れた保水性を有するので主薬の皮膚への浸透を高める
他、膏体の乾燥同化を防ぐ反面、優れた凝集力をも兼ね
備えていることから膏体のダレ、べとつき、支持体から
の裏もれがなし・。また1本発明のパップ剤は基剤とし
てP 、V 、itl、7M、A、を用(・たことによ
り、膏体自身の液性を好適な範囲(pf(5,0〜7.
5)に保持することが可能となりサリチル酸エステル類
等の主薬の安定性を著しく高める。
更に本発明パップ剤において親水性高分子殊にポリアク
リル酸ナトリウム等を含有するときはその剥離性や保水
性を著しく高める。
しかも、これらの特性は6ケ月の加速試験によっても失
なわれず、長期間安定である。
以下に2本発明パップ剤の効果を明らかにする比較実験
結果を示す。
第1表 評価基準は◎を゛非常に良い、○を良℃・、Δをやや悪
い。
×を悪〜・とじた。
実施例 1゜ P、VoM、7M、A、 1.1部及びクエン酸02部
を精製水滴量に溶解し、カオリ724部、酸化チタン2
5部。
ゼラチン55部、ポリアクリル酸ナト1ノウム24部。
カルポキンメチルセ尤ロースナトIJウム09部及びグ
リセ9718部を添加して練合し、更に流動ノ々ラフイ
ア4部、界面活性剤1部、天然コ゛ムテツクス4部、ス
チレ/−ブタシーツ共重合体ラテックス(S、B’、R
,ラテックス)4部、ボIJフ゛テ/2s、サリチル酸
メチル1.5部、 dt−カンフル0.5e、Z−メン
トール05部、ノ・7力油05部、チモール01部。
酸化防止剤微量添加し、50Cで均一に、練合した後、
ネルニ展延し、その表面にプラスチックフィルムを貼合
して、所定の大きさに裁断する。
実施例2〜7及び比較例1〜4 実施例1に準じて以下のノ(7プ剤を製造した。
手続補正書(方式) 昭和60年 8月!γ日 昭和60年特許願第60455号 2発明の名称 パップ剤およびその製法 a 補正をする者 事件との関係      特許出願人 任 所  〒103 東京都中央区日本橋本町2丁目5
番地!名 称  (667)山之内製薬株式会社代表者
  森 岡 茂 夫 住 所  東京都中央区日本橋本町4丁目9番地名 称
   救急薬品工業株式会社 代表者  稲 1)勇 三 4代理人 住 所  〒174 東京都板橋区小豆沢1丁目1番8
号a 補正の対象 明細書全文 7、補正の内容 別紙の通り全文訂正明細書を提出する。
−79=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、膏体成分としてメチルビニルエーテル無水マレイン
    酸コポリマー及びラテックスを含有することを特徴とす
    るパップ剤 2、膏体全量に対しメチルビニルエーテル無水マレイン
    酸コポリマーが0.1〜10.0重量%及びラテックス
    が1.0〜40重量%含有する特許請求の範囲第1項記
    載のパップ剤 3、メチルビニルエーテル無水マレイン酸コポリマー、
    ラテックス、ゼラチン、多価アルコール、水及び主薬成
    分及びその他貼布剤に必要な物質を配合して均質化し、
    得られる膏体を支持体に展延塗布し、その上に剥離被覆
    物を貼合することを特徴とするパップ剤の製造
JP6045585A 1985-03-25 1985-03-25 パツプ剤およびその製法 Pending JPS6122012A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103877607A (zh) * 2014-01-23 2014-06-25 华侨大学 一种壳聚糖吸收止血海绵及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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