JPS61219717A - 板状炭酸カルシウムの製造法 - Google Patents

板状炭酸カルシウムの製造法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、板状炭酸カルシウムの製造法に関するもので
ある。
[発明の背景および従来技術] 炭酸カルシウムの工業的な製法としては、二酸化炭素を
石灰乳に導入して反応させる炭酸ガス化化合法が多く採
用されている。この方法により紡錘状炭酸カルシウムを
はじめ、連鎖状、針状などの形状を有する炭酸カルシウ
ムが製造される。
これらの炭酸カルシウムは、紙、ゴム、プラスチックス
および塗料等の各種充填剤として幅広く利用されている
しかし、炭酸カルシウムは、最近まで板状のものの製造
方法が開発されておらず、タルク、カオリンなど板状で
あることを利用した用途、たとえば紙の填料および塗被
料としての使用には充分対応し得ない面があった。
[公知技術およびその問題点] 現在知られている板状炭酸カルシウムの製造方法は、ま
ず、板状水酸化カルシウムを合成し、これをさらに加熱
炭酸化する方法である。従って、板状炭酸カルシウムを
製造する際には、まず板状の水酸化カルシウムを製造し
なければならず、一般にこの水酸化カルシウムの製造の
際の操作が複雑であり、結果として板状の炭酸カルシウ
ムの製造を困難にしている。
すなわち、板状炭酸カルシウムを製造する際に原料とし
て使用される板状水酸化カルシウムは。
(IL)酸化カルシウムを弱酸またはそのカルシウム塩
を含有する水溶液中で水和させて板状の水酸化カルシウ
ムを成長させる方法; (b)塩化カルシウム溶液と、水酸化カリウムあるいは
水酸化ナトリウム溶液とを反応させる板状の水酸化カル
シウムを成長させる方法などの方法により製造されてい
る。
しかしながら、(a)の方法では製造に非常に長時間(
たとえば24時M以上)を要し、かつ得られた板状水酸
化カルシウムを使用して加熱炭酸化を行った場合、条件
により板状水酸化カルシウム合成反応時の添加物のため
、得られた板状炭酸カルシウムが灰色に着色するとの問
題があり、従って、白色充填剤としては使用し得ない場
合がある。
また、(b)の製造方法では板状水酸化カルシウムの製
造コストが高くなるとの問題がある。
さらに、このようにして得られた板状水酸化カルシウム
を加熱炭酸化する場合、一般に炭酸化反応の進行速度が
遅く、短時間で均一な板状炭酸カルシウムを製造するこ
とができなかった。
従って、板状水酸化カルシウムを加熱炭酸化して板状炭
酸カルシウム製造する方法は、工業的規模で製造するた
めには好ましい方法であるとはいえない。
〔発明の目的] 本発明は、板状炭酸カルシウムの新規な製造方法を提供
することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、板状塩基性炭酸カルシウムを二酸化    
・炭素雰囲気中で250〜700℃に加熱することを特
徴とする板状炭酸カルシウムの製造法にある。
さらに本発明は、反応開始時の液温か25℃以下に調整
された石灰乳に、該石灰乳中の水酸化カルシウムの少な
くとも5重量%が炭酸化される迄、該石灰乳のpH値が
二酸化炭素導入前のpH値よりも実質的に0.2以上降
下しない条件のもとに二酸化炭素を導入し、さらに水酸
化カルシウムの60〜75重量%が炭酸化されるまで二
酸化炭素の導入を続けて板状塩基性炭酸カルシウムを製
造し、次に該板状塩基性炭酸カルシウムを二酸化炭素雰
囲気中で250〜700℃に加熱することを特徴とする
板状炭酸カルシウムの製造法をも提供する。
[発明の効果] 本発明の製造法により、従来工業的に有効に製造されて
いなかった板状炭酸カルシウムを容易に製造することが
できる。
[発明の構成] 本発明の板状炭酸カルシウムの製造法は、板状塩基性炭
酸カルシウムを二酸化炭素雰囲気中で特定の温度に加熱
して炭酸化することを主な特徴とするものである。
本発明の板状炭酸カル□シウムの製造法の原料として使
用する板状塩基性炭酸カルシウムは、その形状が板状で
なければな°らない、板状以外の形状のものを使用して
も板状の炭酸カルシウムを製造することができない、ま
た、塩基性でなければならず、一般には炭酸化率が60
〜75%の板状の塩基性炭酸カルシウムを使用する。
これまで上記ような板状の塩基性炭酸カルシウムは知ら
れておらず、本発明においては、たとえば次の方法によ
り製造したものを使用することができる。
まず、反応開始時の液温か25℃以下に調整された石灰
乳に、この石灰乳中の水酸化カルシウムの少なくとも5
重量%が炭酸化される迄、この石灰乳のpH値が二酸化
炭素導入前のpH値よりも実質的に0.2以上降下しな
い条件のもとに二酸化炭素を導入する0次いで、水酸化
カルシウムの60〜75重量%が炭酸化されるまで二酸
化炭素の導入を続けることにより製造することができる
上記の方法により得られた板状塩基性炭酸カルシウムは
、たとえば、板状の部分の平均最大径が0.2〜5.0
7zmの範囲、平均最小径が0.1〜4.0pmの範囲
、平均最小径/平均最大径の比が0.4〜1.0範囲に
あって、平均厚さが0.02〜0.9gmの範囲にあり
、かつ平均最大径/平均厚さの比が2〜100の範囲に
ある板状塩基性炭酸カルシウムである。
炭酸化率とは、[炭酸化されたCa (OH)2/Ca
(OH)2換算したCac7)総量] X100の値で
ある。
板状塩基性炭酸カルシウムとして上記のような特性を有
するもの以外のものを使用した場合には、有効に加熱炭
酸化を行なえないこともあり得る。特に炭酸化率が60
%に満たないものを使用した場合には、加熱炭酸化に長
時間を必要とするのみならず、長時間を要したとしても
均一に炭酸化が進行しないこともある。
ただし、板状塩基性炭酸カルシウムは、上記の方法によ
り製造されたものに限定されるものではなく、他の新た
な方法により製造されたものであって、前述のような特
定の物性を有するものであれば使用することができる。
次に、上記のようにして調製した板状塩基性炭酸カルシ
ウムを二酸化炭素雰囲気中特定の温度で加熱する。
二酸化炭素雰囲気の二酸化炭素濃度は、10容量%以上
であることが好ましく、30容量%以上であることが特
に好ましい、二酸化炭素雰囲気を構成する他の成分は、
カルシウムとの反応性を有する成分を多量に含まないも
のであれば、特に制限はなく、たとえば、空気あるいは
窒素との混合気体若くは石灰石の焼成炉から発生する二
酸化炭素含有排ガスなどのような廃ガスであっても使用
することができる。なお、二酸化炭素を実質的に100
%含有する気体を使用することができることは勿論であ
る。二酸化炭素濃度が10容量%未満では、炭酸化に長
時間を要するようになる。
炭酸化の際の加熱温度は250〜700℃の範囲にある
ことが必要がある。特に、300〜650℃の範囲に加
熱して炭酸化を行なうことが好ましい、加熱温度が25
0℃未満であっても炭酸化を行なうことができるが、反
応に長時間を要する為に実用性がない、一方、700℃
を越えると炭酸化反応と共に脱炭酸反応が起こり、しか
も高温の為結晶粒子が焼結を起こし実質的に板状の炭酸
カルシウムを得ることができない。
加熱時間は、温度により異るが一般には091〜10時
間の範囲、好ましくは、0.5〜7時間の範囲、特に好
ましくは、1〜5時間の範囲である。
第1図に特定の加熱温度における処理時間と炭酸化率と
の関係を示す。
第1図中工乃至IVは、本発明の対応する実施例におけ
る加熱炭酸化の際の炭酸化率の一例を示す、また、C−
Iは水酸化カルシウムから炭酸化した際の炭酸化率であ
る。
図より明らかなように本発明の製造法によれば、炭酸化
の反応時間を短縮することができる。
加熱炭酸化は、通常水酸化カルシウムの加熱炭酸化の際
に使用されている装置を利用して行なうことができる。
加熱炭酸化装置の例としては、電気炉および加圧加熱炉
などの外に各種加熱炉を挙げることができる。
本発明の製造法により得られた板状炭酸カルシウムは、
X線回折の結果および電子顕微鏡St察による観察の結
果からカルサイト結晶の集合体であることが確認された
第2図に本発明の製造方法で得られた板状炭酸カルシウ
ムの電子顕微鏡写真の一例を示す。
このように本発明の方法により得られた板状炭酸カルシ
ウムは、板状部分の平均最大径が0.2〜5ルmの範囲
にあり、平均厚さが0.05〜0.51Lmの範囲にあ
り、かつアスペクト比(平均最大径/平均厚さ)が3〜
20の範囲にある板状の形状を有する炭酸カルシウムで
ある。
そして、本発明の方法によって得られた炭酸カルシウム
は、少なくとも上記のような特性を有する板状の炭酸カ
ルシウムを50重量%、一般には90重量%以上含むも
のである。
なお、板状炭酸カルシウムの炭酸化率は、一般には10
0%のものをいうが、本発明の製造法により炭酸化率が
85%以上、好ましくは、95%以上炭酸化されたもの
も板状炭酸化カルシウムとして使用することが可能であ
る。
このようにして得られた板状炭酸カルシウム°は、特に
水中に投入してもその形態を保持するので紙の填料およ
び塗被料として使用に適する。さらに、板状であるので
プラスチックス等の充填剤あるいは塗料のスイジーとし
ての使用にも好適である。
次に、実施例および比較例を記載する。
板状塩 性  カルシウムの調 冷却装置を備えた容量31の反応容器に塊状生石灰(5
〜35mm)および水を投入して、水酸化カルシウム濃
度9.5g/100mJLの石灰乳を調製した。
この石灰乳中にpHメータの電極を挿入して継続的に石
灰乳のpH値を測定した。
この石灰乳を冷却し、攪拌しながら反応開始温度17℃
で二酸化炭素の導入速度が石灰乳中の水酸化カルシウム
Igに対して4.6mjL/分となるように二酸化炭素
を導入して炭酸化反応を行なった。
石灰乳のpH値が炭酸化反応開始前のpH値より0.1
5降下した時点で石灰乳を採取し炭酸化率を測定したと
ころ炭酸化率は16%であった。
次に、この石灰乳に反応開始温度20℃にて更に石灰乳
中の水酸化カルシウム1gに対して二酸化炭素の導入速
度が9.3mJL/分となるように二酸化炭素を導入し
て炭酸化反応を行なった。
石灰乳のpH値が炭酸化反応開始前のPH値より0.1
5降下した時点で二酸化炭素の導入を中止し、炭酸化率
の66.9%の生成物を得た。
この炭酸化された石灰乳を濾過、脱水、メチルアルコー
ル洗浄を行なった後、100℃で乾燥して板状塩基性炭
酸カルシウムを得た。
炭酸化反応に要した時間は28分であった。
得られた板状塩基性炭酸カルシウムの電子顕微鏡写真を
詳細に検討した結果、この塩基性炭酸カルシウムの板状
部分の平均最大径は1.01Lm、平均厚さは0.lI
Lm、アスペクト比は10であった拳 以下に示す実施例で使用した板状塩基性炭酸カルシウム
は上記のものである。
[実施例1〜4] Co2濃度Zoo容量%の二酸化炭素(実施例1〜3)
、あるいは30容量%二酸化炭素含有気体(実施例4)
を流速1文/分で導入しながら第1表に示す温度に加熱
した容量14fLの電気炉中に上記の板状塩基性炭酸カ
ルシウム100gを投入して加熱炭酸化を行なった。
所定時間毎にサンプルを採取して、常法に従って炭酸化
率を測定した。得られた結果を第2表に記載し、炭酸化
率の推移を第1図に示す。
5時間加熱炭酸化して得られた板状炭酸カルシウムの板
状部分の平均最大径、平均厚さおよびアスペクト比を第
3表に記載する。
なお得られた板状炭酸カルシウムは、X線回折の結果カ
ルサイト構造を有する結晶の集合体であることが判明し
た。
[比較例1] 予めメタノールを17%重量%添加しである0、25規
定のCaCl2溶液と0.25規定のNaOH溶液とを
60℃の反応温度で反応させ。
直径約IILm、厚さ約0.1pmの六角板状水酸化カ
ルシウムを合成した。
これを実施例3と同様の条件で加熱炭酸化を行ない板状
炭酸カルシウムを製造した。
所定時間毎のサンプルを採取して、常法に従って炭酸化
率を測定した。得られた結果を第2表に記載し、炭酸化
率の推移を第1図に示す。
5時間加熱炭酸化して得られた板状炭酸カルシウムの板
状部分の平均最大径、平均厚さおよびアスペクト比を第
3表に記載する。
第1表 温度(”O)  400  500  600 400
 400第2表 時間  1234    1 0  13B、9 88.9  B13.9  H,9
00,584,59?、Q  H,892,550,7
197,899,4100,09θ、0  ?0.02
  913.4100.0 100.0 98.2 8
7.83  99.9100.0 10G、0 911
1.5 95.24  100.0100.0 10G
、0 99.8 98.55  100.0100.0
 100.0100.0 9i9.9以下余白 第3表 平均最大径  1.0 1.0 1.0 1.0  1
.0(#Lm) 平均厚さ   0.1 0.1 0.1 0.1  0
.1(ILm) アスペクト比 10  10  10  10   1
0本発明の板状炭酸カルシウムの製造法は、従来の方法
と異り、板状の水酸化カルシウムを出発原料としないの
で、水酸化カルシウムの調製に長時間を要することがな
く、さらに加熱炭酸化も短時間で行なうことができる。
本発明の製造法で得られる板状カルシウムは粒子形状が
板状であるため、製紙用塗被料として現在多量に使用さ
れている板状粒子のタルクやカオリンの代替品をはじめ
、プラスチックス、ゴム、塗料およびインキなどの充填
剤として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、加熱炭酸化の際の加熱時間と炭酸化率との関
係の一例を示す図である。 第2図は、本発明の製造方法で得られた板状炭酸カルシ
ウムの一例の電子顕微鏡写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板状塩基性炭酸カルシウムを二酸化炭素雰囲気中で
    250〜700℃に加熱することを特徴とする板状炭酸
    カルシウムの製造法。 2、板状塩基性炭酸カルシウムの炭酸化率が60〜75
    %の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の板状炭酸カルシウムの製造法。 3、二酸化炭素雰囲気中に少なくとも10容量%の二酸
    化炭素が含有されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の板状炭酸カルシウムの製造法。 4、二酸化炭素雰囲気中での加熱時間が0.1〜10時
    間の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の板状炭酸カルシウムの製造法。 5、加熱炭酸化を300〜650℃の範囲にて行なうこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の板状炭酸カ
    ルシウムの製造法。 7、板状炭酸カルシウムがカルサイト結晶構造を有する
    結晶の集合体であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第6項のいずれかの項記載の板状炭酸カルシウ
    ムの製造法。 8、反応開始時の液温が25℃以下に調整された石灰乳
    に、該石灰乳中の水酸化カルシウムの少なくとも5重量
    %が炭酸化される迄、該石灰乳のpH値が二酸化炭素導
    入前のpH値よりも実質的に0.2以上降下しない条件
    のもとに二酸化炭素を導入し、さらに水酸化カルシウム
    の60〜75重量%が炭酸化されるまで二酸化炭素の導
    入を続けて板状塩基性炭酸カルシウムを製造し、次に該
    板状塩基性炭酸カルシウムを二酸化炭素雰囲気中で25
    0〜700℃に加熱することを特徴とする板状炭酸カル
    シウムの製造法。 9、二酸化炭素雰囲気中に少なくとも10容量%の二酸
    化炭素が含有されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第8項記載の板状炭酸カルシウムの製造法。 10、二酸化炭素雰囲気中での加熱時間が0.1〜10
    時間の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項記載の板状炭酸カルシウムの製造法。 11、加熱炭酸化を300〜650℃の範囲にて行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の板状炭酸
    カルシウムの製造法。 12、板状炭酸カルシウムがカルサイト結晶構造を有す
    る結晶の集合体であることを特徴とする特許請求の範囲
    第8項乃至第11項のいずれかの項記載の板状炭酸カル
    シウムの製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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