JPS61218868A - 無段変速装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、無段変速装置、特にＶベルトを使用したプー
リ径可変式のＣＶＴの冷却方式の改良に関するものであ
り、自動車等の無段変速機として利用される。

（従来の技術） 本発明に係る従来技術として、例えば実開昭５９−５２
２６６号公報に開示されるものがある。

これは、無段変速装置のプーリの背面にフィンを設ける
と共に変速装置のケースに窓を設け、プーリとＶベルト
との接触発熱をフィンによって放熱しようとするもので
ある。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらこのものは、窓からの自然給排によるエア
の流通量は限られており、ケース内に熱がこもり易く、
ケース内温度が高くなるとフィンは冷却の役目をしなく
なる、という問題点があった。

本発明は、上記問題点を解消し、冷却を確実に行なえる
ようにすることをその技術的課題とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 上記技術的課題を達成するために講じた技術的手段は、
エンジンへの給気路中に無段変速機構を配することであ
る。

（作用） 上記技術的手段によって、エンジンへの給気路内はエア
が遂時流通しているので無段変速機構の冷却が確実に行
なえる。

（実施例） 以下本発明を実施例に基いて説明する。

図において、エンジン１１の出力軸１２にフライホイー
ル１３、ダンパ機構１４を介して駆動側可変プーリ１５
が取付けられ、ケース１６に回転可能に支持されている
。このプーリ１５に相対して従動側可変プーリ１７が設
けられケース１６に回転可能に支持され、プーリ１５と
プーリ１７とにはＶベル）１８が巻掛けられ動力伝達が
可能となっている。従動側可変プーリ１７の軸は、動力
伝達の断接可能なりラッチ１９やブレーキ２０及び一連
のギヤ類を含む伝達機構部２１を介して、図示しない車
輪へ連結される。ケース１６は３室に分割され、そのう
ちの１室２２にプーリ１５゜１７より成る無段変速機構
カミ収納されている。この室２２には給気孔２３及び排
気孔２４が設けられ、給気孔２３は管２５を通して外気
を取入れるための図示しないエアクリーナへ、また排気
孔２４は管２６を通してエンジンの吸気孔２７へ連絡さ
れている。管２６内にはエアフィルタ２８が設けられて
いる。上記管２５．室１５．管２６によってエンジンへ
の吸気路を形成している。２９はエンジンの排気管であ
る。

上記構成において、矢印Ａから吸入されるエアはプーリ
１５．１７の無段変速機構を冷却して矢印Ｂの如くエン
ジンの吸気孔２７へ入り、エンジン１１を介して排気管
２９から排出される。これによりエアは常に強制的に流
通するので無段変速機構の冷却が確実に行なわれる。

尚、可変プーリ１５，１７の作動は公知の通りなので省
略する。

〔発明の効果〕

本技術的課題を達成するための別の方法として例えば無
段変速機構を覆うケースをなくして室を開放して外気に
接触しやすくすることも考えられる。しかしこの方法で
は、外部からのゴミや水がプーリやＶベルトに付着し易
く、作動不良を起こすおそれが生ずる。

これに対し本発明のものは、エンジンへの吸気路中に無
段変速機構を配するだけでよく、換言すれば、無段変速
機構の室に吸気路を連結するだけでよい。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例の断面図である。 １５・・・駆動側プーリ １７・・・従動側プーリ １８・・・Ｖベルト ２３・・・給気孔 ２４・・・排気孔 ２７・・・吸気孔

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジンと該エンジンに連結される無段変速機構とから
   成る無段変速装置において、前記エンジンへの吸気路中
   に前記無段変速機構を配して成る無段変速装置。