JPS612161A - 静電荷像用圧力定着型トナ− - Google Patents
静電荷像用圧力定着型トナ−Info
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- JPS612161A JPS612161A JP59121811A JP12181184A JPS612161A JP S612161 A JPS612161 A JP S612161A JP 59121811 A JP59121811 A JP 59121811A JP 12181184 A JP12181184 A JP 12181184A JP S612161 A JPS612161 A JP S612161A
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- resins
- toner
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- epoxy resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は静電荷像用圧力定着型トナーに係り、熱と圧力
の併用によって定着する際に、紙などの基体上への定着
性が良好であり、定着ロールへトナーが付着する現象(
以下、オフセットと称す)がなく、貯蔵安定性、流動性
に優れたトナーに関する。
の併用によって定着する際に、紙などの基体上への定着
性が良好であり、定着ロールへトナーが付着する現象(
以下、オフセットと称す)がなく、貯蔵安定性、流動性
に優れたトナーに関する。
一般に、トナー用に用いられるバインダー樹脂としては
、スチレン系樹脂、エポキシ系樹脂あるいはポリエステ
ル系樹脂などが多く使用されている。特にスチレン系あ
るいはスチレン・アクリル系樹脂は適度の粉砕性、優れ
た帯電特性や粉体の流動性をもっているため広く用いら
れでいる。しかし、このようなスチレン系あるいはスチ
レン・アクリル系樹脂を用いたトナーで紙などに像を形
成した後、ポリ塩化ビニルシートに圧着して放置すると
トナー像の一部あるいは全部が紙などから剥離してポリ
塩化ビニルシートに転移する問題がある。これは、ポリ
塩化ビニルシートに含まれているジオクチルフタレート
等の可塑剤とスチレン系樹脂とが相溶性が良いためであ
る。
、スチレン系樹脂、エポキシ系樹脂あるいはポリエステ
ル系樹脂などが多く使用されている。特にスチレン系あ
るいはスチレン・アクリル系樹脂は適度の粉砕性、優れ
た帯電特性や粉体の流動性をもっているため広く用いら
れでいる。しかし、このようなスチレン系あるいはスチ
レン・アクリル系樹脂を用いたトナーで紙などに像を形
成した後、ポリ塩化ビニルシートに圧着して放置すると
トナー像の一部あるいは全部が紙などから剥離してポリ
塩化ビニルシートに転移する問題がある。これは、ポリ
塩化ビニルシートに含まれているジオクチルフタレート
等の可塑剤とスチレン系樹脂とが相溶性が良いためであ
る。
一方、エポキシ樹脂は上記のような可塑剤との溶解度パ
ラメータの値が異なることがら相溶しにくい性質を有し
ているため、エポキシ樹脂を用いたトナーでは、トナー
像のポリ塩化ビニルシートへの転移現象が見られない。
ラメータの値が異なることがら相溶しにくい性質を有し
ているため、エポキシ樹脂を用いたトナーでは、トナー
像のポリ塩化ビニルシートへの転移現象が見られない。
近年、コピー資料をポリ塩化ビニルシートにファイルし
て整理されることが多くなったことから、このようなト
ナ・−像の転移のない性質(以下、耐塩ビ性と称す)が
要求されるようになった。しかしながら、エポキシ樹脂
を用いたトナーは樹脂の特性として吸湿性が大きく、ト
ナーの帯電特性や流動性およびオフセットがおきやすい
等の欠点がある。
て整理されることが多くなったことから、このようなト
ナ・−像の転移のない性質(以下、耐塩ビ性と称す)が
要求されるようになった。しかしながら、エポキシ樹脂
を用いたトナーは樹脂の特性として吸湿性が大きく、ト
ナーの帯電特性や流動性およびオフセットがおきやすい
等の欠点がある。
本発明は、上記のような点に鑑み、耐塩ビ性に優れた画
像を得ることが可能であり、同時に定着性が良好で、帯
電特性や流動性に優れ、さらにオフセットのない静電荷
像用圧力定着型トナーを提供することを目的とする。
像を得ることが可能であり、同時に定着性が良好で、帯
電特性や流動性に優れ、さらにオフセットのない静電荷
像用圧力定着型トナーを提供することを目的とする。
本発明はエポキシ樹脂とブチラール樹脂からなる組成物
に軟化点が160℃以下のポリエステル樹脂、マレイン
酸樹脂、ケトン樹脂、ポリアミド樹脂、クマロン・イン
デン樹脂2石油系樹脂、キシレン系樹脂、フェノール樹
脂、ロジン変性樹脂。
に軟化点が160℃以下のポリエステル樹脂、マレイン
酸樹脂、ケトン樹脂、ポリアミド樹脂、クマロン・イン
デン樹脂2石油系樹脂、キシレン系樹脂、フェノール樹
脂、ロジン変性樹脂。
アルキッド樹脂、ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、イ
ソプレン樹脂等より選ばれる1種又は2種以上を配合す
ることにより、オフセットを防止し、定着性や貯蔵安定
性に優れ、耐塩ビ性にも優れた画像を提供するものであ
る。
ソプレン樹脂等より選ばれる1種又は2種以上を配合す
ることにより、オフセットを防止し、定着性や貯蔵安定
性に優れ、耐塩ビ性にも優れた画像を提供するものであ
る。
前記エポキシ樹脂としては、ノボラック型、ビスフェノ
ール型、水素添加ビスフェノール型、ハロゲン化エポキ
シ、多官能性エポキシ、各種変性エポキシ等より選ばれ
る1種又は2種以上を併用して用いることができる。
ール型、水素添加ビスフェノール型、ハロゲン化エポキ
シ、多官能性エポキシ、各種変性エポキシ等より選ばれ
る1種又は2種以上を併用して用いることができる。
また、ブチラール樹脂とはポリビニルアルコールにブチ
ルアルデヒドを反応させて得ることができるものでエポ
キシ樹脂とブチラール樹脂の配合割合は特に限定するも
のではないが50重量%以下が望ましい。50重量%以
上では非オフセット現象がでるものの、定着性が悪くな
る傾向にある。
ルアルデヒドを反応させて得ることができるものでエポ
キシ樹脂とブチラール樹脂の配合割合は特に限定するも
のではないが50重量%以下が望ましい。50重量%以
上では非オフセット現象がでるものの、定着性が悪くな
る傾向にある。
上記、組成物に、軟化点が160℃以下のポリエステル
、4IN脂、マレイン酸樹脂、ケトン樹脂、ポリアミド
樹脂、クマロン・インデン樹脂2石油系樹脂、キシレン
系樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性樹脂、アルキッド
樹脂、ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、イソプレン樹
脂等より選ばれる1種又は2種以上をエポキシ樹脂に対
して5〜50重量%配合することにより、定着性が向上
し、非オフセット現象の温度範囲が実用上問題がなく。
、4IN脂、マレイン酸樹脂、ケトン樹脂、ポリアミド
樹脂、クマロン・インデン樹脂2石油系樹脂、キシレン
系樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性樹脂、アルキッド
樹脂、ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、イソプレン樹
脂等より選ばれる1種又は2種以上をエポキシ樹脂に対
して5〜50重量%配合することにより、定着性が向上
し、非オフセット現象の温度範囲が実用上問題がなく。
貯蔵安定性にも優れたトナーを得ることができる。
軟化点が160℃以上の樹脂では定着性が向上しない。
本発明のトナーは、上記の樹脂に着色剤、帯電制御剤の
如き助剤、ワックス、充填剤を適宜配合しニーダ、コニ
ーダ、ロールなどを用いて混練し、粉砕9分級すること
によって製造することができる。上記、着色剤としては
、カーボンブラック。
如き助剤、ワックス、充填剤を適宜配合しニーダ、コニ
ーダ、ロールなどを用いて混練し、粉砕9分級すること
によって製造することができる。上記、着色剤としては
、カーボンブラック。
ニグロシン、鉄黒、金属錯塩染料、クロム黄、ハンザイ
エロー、ベンジジンイエロー、ベンガラ。
エロー、ベンジジンイエロー、ベンガラ。
アニリンレッド、紺青2群青、フタロシアニンブルーな
ど、帯電制御剤としてはベンジルジメチル・メキサデシ
ルアンモニウムクロリド、テトラペンチルアンモニウム
クロリド、デシル・トリメチルアンモニウムクロリド、
ニグロシン塩基、ニグロシンヒドロクロリド、サフラニ
ン、クリスタルバイオレット、アルコキン化アミン、ア
ンモニウムサルファイド、アンモニウムスルホネート、
アルキルアミドなど、ワックス類としてはポリエチレン
、ポリプロピレン、ニチレン・酢酸ビニル共重合体、パ
ラフィン、マイクロクリスタルワックス、水素添加ワッ
クス、カルナバワックス、密ロウ、ポリオキシエチレン
、天然ワックス、アミドワックス、シリコーン、フッ素
樹脂、ポリオレフィン、ステアリン酸など、充填剤とし
ては、コロイダルシリス、疎水性シリカ、エロジイル、
ポリスルホン、溶融石英ガラス粉、タルク、クレイ。
ど、帯電制御剤としてはベンジルジメチル・メキサデシ
ルアンモニウムクロリド、テトラペンチルアンモニウム
クロリド、デシル・トリメチルアンモニウムクロリド、
ニグロシン塩基、ニグロシンヒドロクロリド、サフラニ
ン、クリスタルバイオレット、アルコキン化アミン、ア
ンモニウムサルファイド、アンモニウムスルホネート、
アルキルアミドなど、ワックス類としてはポリエチレン
、ポリプロピレン、ニチレン・酢酸ビニル共重合体、パ
ラフィン、マイクロクリスタルワックス、水素添加ワッ
クス、カルナバワックス、密ロウ、ポリオキシエチレン
、天然ワックス、アミドワックス、シリコーン、フッ素
樹脂、ポリオレフィン、ステアリン酸など、充填剤とし
ては、コロイダルシリス、疎水性シリカ、エロジイル、
ポリスルホン、溶融石英ガラス粉、タルク、クレイ。
珪砂、ウオラストナイトなど公知のものはすべて使用可
能である。
能である。
以下、本発明をもって具体的に説明する。
実施例1
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エピコート1007
(油化シェル社製)43重量部、ブチラール樹脂、B
X−L(積木化学社製)20重量部、ポリエステル樹脂
、バイロンG230 (日本ユピカ社製)20重量部、
カーボンブラック#44(三菱化成社製)−10重量部
、オイルブラックBY(オリエント化学社製)5重量部
、ビスコール660P (三菱化成社製)2重量部を混
合し、ニーダにより混線を行ない、冷却後粉砕2分級を
行なって5〜25μmの粒度を有するトナーを得た。
(油化シェル社製)43重量部、ブチラール樹脂、B
X−L(積木化学社製)20重量部、ポリエステル樹脂
、バイロンG230 (日本ユピカ社製)20重量部、
カーボンブラック#44(三菱化成社製)−10重量部
、オイルブラックBY(オリエント化学社製)5重量部
、ビスコール660P (三菱化成社製)2重量部を混
合し、ニーダにより混線を行ない、冷却後粉砕2分級を
行なって5〜25μmの粒度を有するトナーを得た。
得られたトナーとキャリアを混合して現像剤を作り通常
の電子写真法により作像した静電荷像の現像に供し、次
いで得られた画像を転写紙上に転写し1表面をテフロン
で形成した定着ローラと表面をシリコーンゴムで形成し
た圧着ローラを用いて定着ローラの温度を種々変化させ
て圧接触させ、画像を融着させ定着した。次いで融着し
た画像が定着ローラの表面に転移してオフセット現像が
生じるかどうかを調べるため、それぞれの定着操作を行
なった後、画像を有しない転写紙を同様の条件で定着ロ
ーラに圧接触させ、転写紙上にトナーのオフセットによ
り発生するよごれを観察した。
の電子写真法により作像した静電荷像の現像に供し、次
いで得られた画像を転写紙上に転写し1表面をテフロン
で形成した定着ローラと表面をシリコーンゴムで形成し
た圧着ローラを用いて定着ローラの温度を種々変化させ
て圧接触させ、画像を融着させ定着した。次いで融着し
た画像が定着ローラの表面に転移してオフセット現像が
生じるかどうかを調べるため、それぞれの定着操作を行
なった後、画像を有しない転写紙を同様の条件で定着ロ
ーラに圧接触させ、転写紙上にトナーのオフセットによ
り発生するよごれを観察した。
その結果を表に示す。
実施例2
実施例1のポリエステル樹脂の変りにポリアミド樹脂、
トーマイド540(富士化成社製)を配合してトナーを
作製し、試験を行なった。
トーマイド540(富士化成社製)を配合してトナーを
作製し、試験を行なった。
実施例3
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エピコート1007
、53重量部、ブチラール樹脂、BM−5(種水化学社
製)10重量部、ケトン樹脂、ハイラック901 (日
立化成社製)20重量部を配合した他は実施例1と同様
にしてトナーを作製し、試験を行なった。
、53重量部、ブチラール樹脂、BM−5(種水化学社
製)10重量部、ケトン樹脂、ハイラック901 (日
立化成社製)20重量部を配合した他は実施例1と同様
にしてトナーを作製し、試験を行なった。
実施例4〜9
実施例3のケトン樹脂の変りにクマロン・インデン樹脂
、V−120(日立化成社製)、マレイン酸摺脂、ドラ
フィックス4102 (荒用化学社製)。
、V−120(日立化成社製)、マレイン酸摺脂、ドラ
フィックス4102 (荒用化学社製)。
石油系樹脂、フィントンD−100(日本ゼオン社製)
、キシレン樹脂、リグツールR’−70(リグナイト社
製)、フェノール樹脂、ヒタノール15θ1(日立化成
社製)、ビニル系樹脂、デュミランD−229(大田薬
品)を各々配合してトナーを作製し、試験を行なった。
、キシレン樹脂、リグツールR’−70(リグナイト社
製)、フェノール樹脂、ヒタノール15θ1(日立化成
社製)、ビニル系樹脂、デュミランD−229(大田薬
品)を各々配合してトナーを作製し、試験を行なった。
比較例1
スチレン・アクリル酸捌脂(日立化成社製)。
85重量部、カーボンブラック#44(三菱化成社製)
10重量部、オイルブラックBY(オリエント化学社製
)5重量部を用いて実施例1と同様にしてトナーを作製
し、試験を行なった。
10重量部、オイルブラックBY(オリエント化学社製
)5重量部を用いて実施例1と同様にしてトナーを作製
し、試験を行なった。
比較例2
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エピコート1007
、63重量部、ヒドロキシル基含有スチレン・アクリル
酸共重合体、20重量部を用いた他は実施例1と同様に
してトナーを作製し、試験を行なった。
、63重量部、ヒドロキシル基含有スチレン・アクリル
酸共重合体、20重量部を用いた他は実施例1と同様に
してトナーを作製し、試験を行なった。
比較例3
Claims (1)
- 1、エポキシ樹脂とブチラール樹脂からなる組成物に、
軟化点が160℃以下のポリエステル樹脂、マレイン酸
樹脂、ケトン樹脂ポリアミド樹脂、クマロン・インデン
樹脂、石油系樹脂、キシレン系樹脂、フェノール樹脂、
ロジン変性樹脂、アルキッド樹脂、ビニル系樹脂、セル
ロース系樹脂、イソプレン樹脂等より選ばれる1種又は
2種以上を配合することを特徴とする静電荷像用圧力定
着型トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59121811A JPS612161A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 静電荷像用圧力定着型トナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59121811A JPS612161A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 静電荷像用圧力定着型トナ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS612161A true JPS612161A (ja) | 1986-01-08 |
Family
ID=14820510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59121811A Pending JPS612161A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 静電荷像用圧力定着型トナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS612161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6756170B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-06-29 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Electrostatic image developing toner and image-forming method using the same |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP59121811A patent/JPS612161A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6756170B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-06-29 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Electrostatic image developing toner and image-forming method using the same |
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