JPS61183665A - 静電荷像用圧力定着型トナ− - Google Patents
静電荷像用圧力定着型トナ−Info
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- JPS61183665A JPS61183665A JP60023428A JP2342885A JPS61183665A JP S61183665 A JPS61183665 A JP S61183665A JP 60023428 A JP60023428 A JP 60023428A JP 2342885 A JP2342885 A JP 2342885A JP S61183665 A JPS61183665 A JP S61183665A
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- styrene
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- toner
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は静電荷像用圧力定着型トナーに関するものであ
る。
る。
一般に、トナー用に用いられるバインダー樹脂としては
、スチレン系樹脂、エポキシ系樹脂あるいはポリエステ
ル系樹脂などが多く使用されている。特にスチレン系あ
るいはスチレン・アクリル系樹脂は適度の粉砕性、優れ
た帯電特性や粉体の流動性をもっているため広く用いら
れている。しかし、このようなスチレン系あるいはスチ
レン・アクリル系樹脂を用いたトナーで紙などに像を形
成した後、ポリ塩化ビニルシートに圧着して放置すると
トナー像の一部あるいは全部が紙などから剥離してポリ
塩化ビニルシートに転移する問題がある。これは、ポリ
塩化ビニルシートに含まれているジオクチルフタレート
等の可塑剤とスチレン系樹脂とが相溶性が良いためであ
る。
、スチレン系樹脂、エポキシ系樹脂あるいはポリエステ
ル系樹脂などが多く使用されている。特にスチレン系あ
るいはスチレン・アクリル系樹脂は適度の粉砕性、優れ
た帯電特性や粉体の流動性をもっているため広く用いら
れている。しかし、このようなスチレン系あるいはスチ
レン・アクリル系樹脂を用いたトナーで紙などに像を形
成した後、ポリ塩化ビニルシートに圧着して放置すると
トナー像の一部あるいは全部が紙などから剥離してポリ
塩化ビニルシートに転移する問題がある。これは、ポリ
塩化ビニルシートに含まれているジオクチルフタレート
等の可塑剤とスチレン系樹脂とが相溶性が良いためであ
る。
一方、エポキシ樹脂は上記のように可塑剤との溶解度パ
ラメータの値が異なることがら相溶しにくい性質を有し
ているため、エポキシ樹脂を用いたトナーでは、トナー
像のポリ塩化ビニルシー８本の転移現象が見られない、
近年、コピー資料をポリ塩化ビニルシートにファイルし
て整理されることが多くなったことから、このようなト
ナー像の転移のない性質（以下、耐塩ビ性と称す）が要
求されるようになった。しかしながら、エポキシ樹脂を
用いたトナーは樹脂の特性として吸湿性が大きく、トナ
ーの貯蔵安定性や流動性およびオフセットがおきやすい
等の欠点がある。尚、このトナーに関連し特開昭、５５
−１２７５６８．５８−１８７９４６及び５７−１７９
８６２が知られている。
ラメータの値が異なることがら相溶しにくい性質を有し
ているため、エポキシ樹脂を用いたトナーでは、トナー
像のポリ塩化ビニルシー８本の転移現象が見られない、
近年、コピー資料をポリ塩化ビニルシートにファイルし
て整理されることが多くなったことから、このようなト
ナー像の転移のない性質（以下、耐塩ビ性と称す）が要
求されるようになった。しかしながら、エポキシ樹脂を
用いたトナーは樹脂の特性として吸湿性が大きく、トナ
ーの貯蔵安定性や流動性およびオフセットがおきやすい
等の欠点がある。尚、このトナーに関連し特開昭、５５
−１２７５６８．５８−１８７９４６及び５７−１７９
８６２が知られている。
本発明の目的は、オフセラ１〜がなく、定着性に優れ、
貯蔵安定性や流動性が良好で、さらに耐塩ビ性に優れた
画像を得ることができる静電荷像用圧力定着型トナーを
提供することにある。
貯蔵安定性や流動性が良好で、さらに耐塩ビ性に優れた
画像を得ることができる静電荷像用圧力定着型トナーを
提供することにある。
本発明はエポキシ樹脂とスチレン・アクリル共重合体に
軟化点が５０〜１６０℃の樹脂を配合することにより、
オフセットを防止し、定着性や貯蔵安定性に優れ、耐塩
ビ性にも優れた画像を提供するものである。前記、エポ
キシ樹脂としては、ビスフェノール型、ノボラック型、
水素添加ビスフェノール型、ハロゲン化エポキシ、多官
能性エポキシ、各種変性エポキシ等より選ばれる１種又
は２種以上を併用して用いることができる。
軟化点が５０〜１６０℃の樹脂を配合することにより、
オフセットを防止し、定着性や貯蔵安定性に優れ、耐塩
ビ性にも優れた画像を提供するものである。前記、エポ
キシ樹脂としては、ビスフェノール型、ノボラック型、
水素添加ビスフェノール型、ハロゲン化エポキシ、多官
能性エポキシ、各種変性エポキシ等より選ばれる１種又
は２種以上を併用して用いることができる。
また、スチレン・アクリル共重合体としては、スチレン
モノマーとアクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル等を
触媒を用いて重量あるいは一部架橋することによって得
ることができるもので、重量平均分子量が１０万以上の
ものを含有することが望ましい、さらに、メタクリル酸
β・ヒドロキシエチルなどを配合することによりヒドロ
キシル基含有のスチレン・アクリル共重合体も有効であ
る。スチレン・アクリル共重合体とエポキシ樹脂の配合
割合は特に限定するものではないが、スチレン・アクリ
ル共重合体の量を増加することによってオフセットを防
止することができるが、定着性や、耐塩ビ性が悪くなる
ことから５０重量パーセント以下が望ましい。
モノマーとアクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル等を
触媒を用いて重量あるいは一部架橋することによって得
ることができるもので、重量平均分子量が１０万以上の
ものを含有することが望ましい、さらに、メタクリル酸
β・ヒドロキシエチルなどを配合することによりヒドロ
キシル基含有のスチレン・アクリル共重合体も有効であ
る。スチレン・アクリル共重合体とエポキシ樹脂の配合
割合は特に限定するものではないが、スチレン・アクリ
ル共重合体の量を増加することによってオフセットを防
止することができるが、定着性や、耐塩ビ性が悪くなる
ことから５０重量パーセント以下が望ましい。
上記、組成物に軟化点が５０〜１６０℃の樹脂を定着性
向上剤として用いる。この樹脂としては、ポリエステル
樹脂、マレイン酸樹脂、ポリアミド樹脂、ケトン樹脂、
クマロン・インデン樹脂、石油系樹脂、キシレン樹脂、
フェノール樹脂、ロジン変性樹脂、アルキッド樹脂、ビ
ニル系樹脂、セルロース系樹脂、イソプレン樹脂等があ
るが、特にポリエステル樹脂、マレイン酸樹脂、ポリア
ミド樹脂が望ましい、これらの樹脂は、エポキシ樹脂に
対して５〜５０重量パーセント配合することにより定着
性が向上し、オフセット防止にも問題なく貯蔵安定性に
も優れたトナーを得ることができる。軟化点が１６０℃
以上の樹脂では定着性が向上せず、５０℃以下では貯蔵
安定性に問題が生じる。
向上剤として用いる。この樹脂としては、ポリエステル
樹脂、マレイン酸樹脂、ポリアミド樹脂、ケトン樹脂、
クマロン・インデン樹脂、石油系樹脂、キシレン樹脂、
フェノール樹脂、ロジン変性樹脂、アルキッド樹脂、ビ
ニル系樹脂、セルロース系樹脂、イソプレン樹脂等があ
るが、特にポリエステル樹脂、マレイン酸樹脂、ポリア
ミド樹脂が望ましい、これらの樹脂は、エポキシ樹脂に
対して５〜５０重量パーセント配合することにより定着
性が向上し、オフセット防止にも問題なく貯蔵安定性に
も優れたトナーを得ることができる。軟化点が１６０℃
以上の樹脂では定着性が向上せず、５０℃以下では貯蔵
安定性に問題が生じる。
本発明のトナーは、上記の樹脂に着色剤、帯電制御剤の
如き助剤、ワックス、充填剤を適宜配合しニーダ、コニ
ーダなどを用いて混練し、粉砕。
如き助剤、ワックス、充填剤を適宜配合しニーダ、コニ
ーダなどを用いて混練し、粉砕。
分級することによって製造することができる。
上記、着色剤としては、カーボンブラック、ニグロシン
、鉄黒、金属錯塩染料、クロム黄、ハンザイエロー、ベ
ンジジンイエロー、ベンガラ、アニリンレッド、紺青、
群青、フタロシアニンブルーなど、帯電制御剤としては
、ベンジルジメチル、メキサデシルアンモニウムクロリ
ド、テトラペンチルアンモニウムクロリド、デシル・ト
リメチルアンモニウムクロリド、ニグロシン塩基、ニグ
ロシンヒドロクロリド、サフラニン、アルコキシ化アミ
ン、アルキルアミド、アンモニウムサルファイドなど、
ワックス類としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
パラフィン、マイクロクリスタルワックス、水素添加ワ
ックス、カルナバワックス、密ロウ、ポリオキシエチレ
ン、天然ワックス。
、鉄黒、金属錯塩染料、クロム黄、ハンザイエロー、ベ
ンジジンイエロー、ベンガラ、アニリンレッド、紺青、
群青、フタロシアニンブルーなど、帯電制御剤としては
、ベンジルジメチル、メキサデシルアンモニウムクロリ
ド、テトラペンチルアンモニウムクロリド、デシル・ト
リメチルアンモニウムクロリド、ニグロシン塩基、ニグ
ロシンヒドロクロリド、サフラニン、アルコキシ化アミ
ン、アルキルアミド、アンモニウムサルファイドなど、
ワックス類としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
パラフィン、マイクロクリスタルワックス、水素添加ワ
ックス、カルナバワックス、密ロウ、ポリオキシエチレ
ン、天然ワックス。
アミドワックス、シリコーン、フッ素樹脂、ポリオレフ
ィン、ステアリン酸など、充填剤としては、疎水性シリ
カ、コロイダルシリカ、ポリスルホン。
ィン、ステアリン酸など、充填剤としては、疎水性シリ
カ、コロイダルシリカ、ポリスルホン。
溶融石英ガラス粉、タルク、クレイ、ウオラストナイト
、チタン酸粉末、フッ素パウダーなど公知のものはすべ
て使用可能である。
、チタン酸粉末、フッ素パウダーなど公知のものはすべ
て使用可能である。
以下、実施例をもって具体的に説明する。
実施例１
ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂、エピコート１００７
（油化シェル社製）４３重量部、ヒドロキシル基含有
スチレンアクリル酸共重合体（日立化成社製）２０重量
部、ポリエステル樹脂、ポリエスタＭＯＰ８２０ （日
本合成化学社製軟化点１０４℃）２０重量部、カーボン
ブラック＃４４（三菱化成社製）１０重量部、オイルブ
ラックＢＹ（オリエント化学社製）５重量部、ビスコー
ル６６０Ｐ（三菱化成社製）２重量部を混合し、ニーダ
により混線を行い、冷却後粉砕、分級を行なって５〜２
５μｍの粒度を有するトナーを得た。
（油化シェル社製）４３重量部、ヒドロキシル基含有
スチレンアクリル酸共重合体（日立化成社製）２０重量
部、ポリエステル樹脂、ポリエスタＭＯＰ８２０ （日
本合成化学社製軟化点１０４℃）２０重量部、カーボン
ブラック＃４４（三菱化成社製）１０重量部、オイルブ
ラックＢＹ（オリエント化学社製）５重量部、ビスコー
ル６６０Ｐ（三菱化成社製）２重量部を混合し、ニーダ
により混線を行い、冷却後粉砕、分級を行なって５〜２
５μｍの粒度を有するトナーを得た。
得られたトナーとキャリアを混合して現像剤を作り通常
の電子写真法により作像した静電荷像の現像に供し１次
いで得られた画像を転写紙上に転写し、表面をテフロン
で形成した定着ローラと表面をシリコーンゴムで形成し
た圧着ローラを用いて定着ローラの温度を種々変化させ
て圧接触させ、画像を融着させ定着した１次いで融着し
た画像が定着ローラの表面に転移してオフセット現像が
生じるかどうかを調べるため、それぞれの定着操作を行
った後、画像を有しない転写紙を同様の条件で定着ロー
ラに圧接触させ、転写紙上にトナーのオフセットにより
発生するよごれを観察した。また、画像定着後、ジオク
チルフタレート３０％含むポリ塩化ビニルシート１５０
と、３０日間密着させてビニルシートの汚染の状態を調
べた。結果を表１に示す。
の電子写真法により作像した静電荷像の現像に供し１次
いで得られた画像を転写紙上に転写し、表面をテフロン
で形成した定着ローラと表面をシリコーンゴムで形成し
た圧着ローラを用いて定着ローラの温度を種々変化させ
て圧接触させ、画像を融着させ定着した１次いで融着し
た画像が定着ローラの表面に転移してオフセット現像が
生じるかどうかを調べるため、それぞれの定着操作を行
った後、画像を有しない転写紙を同様の条件で定着ロー
ラに圧接触させ、転写紙上にトナーのオフセットにより
発生するよごれを観察した。また、画像定着後、ジオク
チルフタレート３０％含むポリ塩化ビニルシート１５０
と、３０日間密着させてビニルシートの汚染の状態を調
べた。結果を表１に示す。
実施例２．３
実施例１のポリエステル樹脂の代わりにポリアミド樹脂
、パーサミド９３０（ヘンケル日本社製。
、パーサミド９３０（ヘンケル日本社製。
軟化点１１０℃）、マレイン酸樹脂、ドラフィックス４
１０２ （荒用化学社製、軟化点１０２℃）を各各配合
し、実施例１と同様にしてトナーを作製し、試験を行っ
た。
１０２ （荒用化学社製、軟化点１０２℃）を各各配合
し、実施例１と同様にしてトナーを作製し、試験を行っ
た。
実施例４
ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂、エピコート１００７
．４３重量部、スチレンアクリル酸共重合体Ｓ−１０５
（日本ゼオン社製）２０重量部、ポリエステル樹脂、バ
イロンＧＶ２３０ （日本ユピ力社製、軟化点９７℃）
２０重量部を用いた他は実施例１と同様にしてトナーを
作製し、試験を行った。
．４３重量部、スチレンアクリル酸共重合体Ｓ−１０５
（日本ゼオン社製）２０重量部、ポリエステル樹脂、バ
イロンＧＶ２３０ （日本ユピ力社製、軟化点９７℃）
２０重量部を用いた他は実施例１と同様にしてトナーを
作製し、試験を行った。
実施例５
ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂、エピコート１００７
、４０重量部、ノボラック型エポキシ樹脂ＥＣＮ１２９
９（チバ・ガイギー社製）１３重量部、ヒドロキシル基
含有スチレン・アクリル酸共重合体２０重量部、ポリア
ミド樹脂、パーサミド９３０゜１０重量部を用いた他は
実施例１と同様にしてトナーを作製し、試験を行った。
、４０重量部、ノボラック型エポキシ樹脂ＥＣＮ１２９
９（チバ・ガイギー社製）１３重量部、ヒドロキシル基
含有スチレン・アクリル酸共重合体２０重量部、ポリア
ミド樹脂、パーサミド９３０゜１０重量部を用いた他は
実施例１と同様にしてトナーを作製し、試験を行った。
比較例１
スチレン・アクリル酸樹脂（日立化成社製）８５重量部
、カーボンブラック＃４４（三菱化成社製）１０重量部
、オイルブラックＢＹ（オリエント化学社製）５重量部
を用いて実施例１と同様にしてトナーを作製し、試験を
行った。
、カーボンブラック＃４４（三菱化成社製）１０重量部
、オイルブラックＢＹ（オリエント化学社製）５重量部
を用いて実施例１と同様にしてトナーを作製し、試験を
行った。
比較例２
ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂、エピコート１００７
．６３重量部、ヒドロキシル基含有スチレン・アクリル
酸共重合体、２０重量部を用いた他は実施例１と同様に
してトナーを作製し、試験を行った。
．６３重量部、ヒドロキシル基含有スチレン・アクリル
酸共重合体、２０重量部を用いた他は実施例１と同様に
してトナーを作製し、試験を行った。
Claims (1)
- １、エポキシ樹脂とスチレン・アクリル共重合体と軟化
点が５０℃〜１６０℃の樹脂からなることを特徴とする
静電荷像用圧力定着型トナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60023428A JPS61183665A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 静電荷像用圧力定着型トナ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60023428A JPS61183665A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 静電荷像用圧力定着型トナ− |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61183665A true JPS61183665A (ja) | 1986-08-16 |
Family
ID=12110233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60023428A Pending JPS61183665A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 静電荷像用圧力定着型トナ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61183665A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63298253A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-06 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像用トナ− |
-
1985
- 1985-02-12 JP JP60023428A patent/JPS61183665A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63298253A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-06 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像用トナ− |
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