JPH0654397B2 - 静電荷像現像用トナ− - Google Patents
静電荷像現像用トナ−Info
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- JPH0654397B2 JPH0654397B2 JP60193062A JP19306285A JPH0654397B2 JP H0654397 B2 JPH0654397 B2 JP H0654397B2 JP 60193062 A JP60193062 A JP 60193062A JP 19306285 A JP19306285 A JP 19306285A JP H0654397 B2 JPH0654397 B2 JP H0654397B2
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- toner
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/09—Colouring agents for toner particles
- G03G9/0906—Organic dyes
- G03G9/0918—Phthalocyanine dyes
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、トナー搬送部材上にトナー薄層を形成する現
像装置に用いる一成分系現像剤、特に、トナー搬送部材
とこれに当接しているトナー層厚規制部材を備えた現像
装置に用いられる一成分系トナーに関する。
像装置に用いる一成分系現像剤、特に、トナー搬送部材
とこれに当接しているトナー層厚規制部材を備えた現像
装置に用いられる一成分系トナーに関する。
従来技術 電子写真複写シフテムにおいて、多色原稿から多色コピ
ーをつくる多色化の需要が近年ますます強まっている。
黒色の他にコピーを多色化することによって表、グラ
フ、図なども見易くなり、多くのことを実現できる。
ーをつくる多色化の需要が近年ますます強まっている。
黒色の他にコピーを多色化することによって表、グラ
フ、図なども見易くなり、多くのことを実現できる。
従来の乾式現像用トナーに用いられる正電荷制御剤とし
ては、耐えば脂肪酸変性ニグロシンがある（特公昭48−
25669号公報参照）。しかし、この荷電制御剤は黒褐色
であるために、着色剤がカーボンブラックである黒色ト
ナー用には用いられるものの、カラートナー用として用
いることはできない。その他ポリアミン樹脂（特公昭51
−9456号参照）も提案されているが、樹脂との相溶性が
悪く、樹脂中に分散し難い欠点がある。
ては、耐えば脂肪酸変性ニグロシンがある（特公昭48−
25669号公報参照）。しかし、この荷電制御剤は黒褐色
であるために、着色剤がカーボンブラックである黒色ト
ナー用には用いられるものの、カラートナー用として用
いることはできない。その他ポリアミン樹脂（特公昭51
−9456号参照）も提案されているが、樹脂との相溶性が
悪く、樹脂中に分散し難い欠点がある。
また、従来知られている緑色現像剤としては、良好な帯
電特性と分光反射特性を両立するものは少なかった。
電特性と分光反射特性を両立するものは少なかった。
また、トナー層厚規制手段をもつ現像装置に従来の静電
荷像現像用絶色トナーを使用すると、十分な正荷電性が
維持できず、画像も地肌部の汚れが目立った。また、正
荷電性をもつ極性制御剤は、黒色もしくは黒色に近い色
であるために、少量を含有させるだけでも鮮明な緑色画
像が得られなかった。
荷像現像用絶色トナーを使用すると、十分な正荷電性が
維持できず、画像も地肌部の汚れが目立った。また、正
荷電性をもつ極性制御剤は、黒色もしくは黒色に近い色
であるために、少量を含有させるだけでも鮮明な緑色画
像が得られなかった。
目的 本発明は従来技術の上記問題を解決し、連続使用による
繰り返し現像を行なっても、安定した正荷電性を持ち、
鮮明な緑色画像を維持できるトナーを提供することを目
的としている。
繰り返し現像を行なっても、安定した正荷電性を持ち、
鮮明な緑色画像を維持できるトナーを提供することを目
的としている。
構成 上記目的を達成するための本発明の構成は、結着樹脂と
Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17およびＣ．Ｉ．Ｐigmen
t Ｂlue 15（カラーインデックス第３版記載の名称に
よる）とを含有する静電荷像現像用トナーである。
Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17およびＣ．Ｉ．Ｐigmen
t Ｂlue 15（カラーインデックス第３版記載の名称に
よる）とを含有する静電荷像現像用トナーである。
トナーの着色剤としてＣ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17
とＣ．Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15の比率が１〜300、好ま
しくは１〜20の割合で含有することにより上記目的が達
成できる。
とＣ．Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15の比率が１〜300、好ま
しくは１〜20の割合で含有することにより上記目的が達
成できる。
本発明における上記着色顔料の含有量はトナー重量当り
上記二種類の顔料の合計量で0.15重量％未満では調色お
よび正荷電制御の効果がなく、静電量が小さくなり、地
肌汚れが発生する。50重量％より多く含有した場合は必
然的にトナー中の結着樹脂の比率が低下するために定着
性が不十分となり、コールドオフセット、画像のはがれ
等が起る。したがって、トナー中の上記着色剤の含有量
は、0.15〜50重量％、好ましくは２〜20重量％が適当で
ある。
上記二種類の顔料の合計量で0.15重量％未満では調色お
よび正荷電制御の効果がなく、静電量が小さくなり、地
肌汚れが発生する。50重量％より多く含有した場合は必
然的にトナー中の結着樹脂の比率が低下するために定着
性が不十分となり、コールドオフセット、画像のはがれ
等が起る。したがって、トナー中の上記着色剤の含有量
は、0.15〜50重量％、好ましくは２〜20重量％が適当で
ある。
なお、着色剤Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17の含有量
が30以上であると色相誤着が大きくずれて黄色に近い緑
色になり、荷電制御性も劣り、帯電量が低くなる。Ｃ．
Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15が0.1以下であっても同様な色
調となり、帯電量も低くなる。
が30以上であると色相誤着が大きくずれて黄色に近い緑
色になり、荷電制御性も劣り、帯電量が低くなる。Ｃ．
Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15が0.1以下であっても同様な色
調となり、帯電量も低くなる。
結着樹脂としては、従来、電子写真用トナーとして広く
用いられている樹脂類、例えば、ポリスチレン、塩素化
パラフィン、ポリ塩素化パラフィン、ポリ塩化ビニル、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポリア
マイド、ポリアクリル酸樹脂、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の重合体およびその共重合体が単独、あるいは
二種以上併用できる。
用いられている樹脂類、例えば、ポリスチレン、塩素化
パラフィン、ポリ塩素化パラフィン、ポリ塩化ビニル、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポリア
マイド、ポリアクリル酸樹脂、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の重合体およびその共重合体が単独、あるいは
二種以上併用できる。
更に、種々の公知の染料の、顔料を調色のために加えて
もよい。
もよい。
これらの材料を用いるトナーの製造法を説明すると、上
記材料を所定量配合してロールミルで溶融混練した後、
ハンマーミルで粗粉砕し、更にジェットミルで微粉砕
し、風力分級機で分級を行ない、粒度約５〜20μｍのも
のを採取してトナーとする。
記材料を所定量配合してロールミルで溶融混練した後、
ハンマーミルで粗粉砕し、更にジェットミルで微粉砕
し、風力分級機で分級を行ない、粒度約５〜20μｍのも
のを採取してトナーとする。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。ただ
し実施例に記載の各成分の量（部）はすべて重量部であ
る。
し実施例に記載の各成分の量（部）はすべて重量部であ
る。
実施例１ トナーの組成 スチレン−アクリル酸共重合体［ハイマーＳＢＭ−73三
洋化成（株）製］ 88.5部 低分子量ポリプロピレン ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17 （Ｌionol Ｙellow ＦＧＮ−Ｔ、 東洋インキ製） ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15（Ｌionol Ｂlue ＫＬ、
東洋インキ製） 1.5部 上記混合物を熱ロールミルにて、120〜130℃で約30分間
加熱溶融混練し、室温まで冷却後、得られた溶融物を粉
砕機で粗粉砕、微粉砕後分級し、５〜15μｍの粒径のも
のをトナーとした。
洋化成（株）製］ 88.5部 低分子量ポリプロピレン ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17 （Ｌionol Ｙellow ＦＧＮ−Ｔ、 東洋インキ製） ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15（Ｌionol Ｂlue ＫＬ、
東洋インキ製） 1.5部 上記混合物を熱ロールミルにて、120〜130℃で約30分間
加熱溶融混練し、室温まで冷却後、得られた溶融物を粉
砕機で粗粉砕、微粉砕後分級し、５〜15μｍの粒径のも
のをトナーとした。
トナー搬送部材とトナー層厚規制部材を備え、トナー層
厚規制部材がトナー搬送部材に当接している現像装置に
本実施例のトナーを使用し連続複写を行ない画像性、耐
久性の試験をした。
厚規制部材がトナー搬送部材に当接している現像装置に
本実施例のトナーを使用し連続複写を行ない画像性、耐
久性の試験をした。
静電潜像は有機感光体に800ＶのマイナスＤＣ帯電をし
た後、露光し、潜像を形成した。この結果画像は良好で
特に初期画像と20000枚連続コピー後の画像品質の差は
見られず、地肌部汚れ、ニジミ等はなく繊細な緑色コピ
ーが得られた。
た後、露光し、潜像を形成した。この結果画像は良好で
特に初期画像と20000枚連続コピー後の画像品質の差は
見られず、地肌部汚れ、ニジミ等はなく繊細な緑色コピ
ーが得られた。
比較例１ 比較例として実施例１に於けるＣ．Ｉ．Ｐigment Ｙel
low 17（Ｌionol Ｙellow ＦＧＮ−Ｔ）の代りにＣ．
Ｉ．Ｐigment Ｙellow 55（Ｌionol Ｙellow 7100、
東洋インキ製）を用いた以外は実施例１と同様にしてト
ナーを製造して、同一の試験を行なった。この結果、初
期的には地肌部の汚れがわずかに目立つ程度であった
が、1000枚の連続コピー後の画像は地肌部の汚れがひど
くニジミも発生した。
low 17（Ｌionol Ｙellow ＦＧＮ−Ｔ）の代りにＣ．
Ｉ．Ｐigment Ｙellow 55（Ｌionol Ｙellow 7100、
東洋インキ製）を用いた以外は実施例１と同様にしてト
ナーを製造して、同一の試験を行なった。この結果、初
期的には地肌部の汚れがわずかに目立つ程度であった
が、1000枚の連続コピー後の画像は地肌部の汚れがひど
くニジミも発生した。
実施例２ トナーの組成 ポリスチレン（ピコラスチックＤ−125、エッソスタン
ダード石油製） 88.5部 低分子量ポリエチレン ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17 （Ｓymuler Ｆast Ｙellow ８ＧＲ、 大日本インキ製） ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15（ＬionolＢlue ＫＬ、東
洋インキ製） 1.5部 この混合物を用いて実施例１と同様にトナーを作製し、
同様な連続複写試験を行なった結果、同様な効果が得ら
れた。
ダード石油製） 88.5部 低分子量ポリエチレン ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17 （Ｓymuler Ｆast Ｙellow ８ＧＲ、 大日本インキ製） ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15（ＬionolＢlue ＫＬ、東
洋インキ製） 1.5部 この混合物を用いて実施例１と同様にトナーを作製し、
同様な連続複写試験を行なった結果、同様な効果が得ら
れた。
実施例３ トナーの組成 スチレン−アクリル酸共重合体 （ハイマーＳＢＭ−73三洋化成製） 88.5部 低分子量ポリプロピレン ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｙellow 17 （Ｌionol Yellow ＦＧＮ−Ｔ、 東洋インキ製） ５部 Ｃ．Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15（ＬionolＢlue ＫＬ、東
洋インキ製） 1.5 部 この混合物を用いて実施例１と同様にトナーを作製し、
同様な連続複写試験を行なった結果同様な効果が得られ
た。
洋インキ製） 1.5 部 この混合物を用いて実施例１と同様にトナーを作製し、
同様な連続複写試験を行なった結果同様な効果が得られ
た。
比較例２ 比較例としてＣ．Ｉ．Ｐigment Ｂlue 15（ＬionolＢl
ue ＫＬ）の代りにＣ．Ｉ．Ｓolvent Ｂlue 73（Ｖal
i Ｆast Ｂlue ♯2606、オリエント化学製）を使用
し、実施例１と同様にトナーを作製し、同様な連続試験
を行なった結果、初期的には異常のない画像であった
が、1000枚連続コピー後の画像は地肌部汚れ、ニジミ等
のある画像となった。
ue ＫＬ）の代りにＣ．Ｉ．Ｓolvent Ｂlue 73（Ｖal
i Ｆast Ｂlue ♯2606、オリエント化学製）を使用
し、実施例１と同様にトナーを作製し、同様な連続試験
を行なった結果、初期的には異常のない画像であった
が、1000枚連続コピー後の画像は地肌部汚れ、ニジミ等
のある画像となった。
次に各実施例の白特性および帯電量の比較を示す。
緑色トナーとしての色特性を示すにはマクベス濃度計
（マクベス社製）のブルー、グリーン、レッドフィルタ
ーでの各濃度を測定し、最大のものをＨ、中間のものを
Ｍ、最小のものをＬとし、次式で算出される色相誤差
（％）でＧＡＴＦのカラーサークル上で示される。
（マクベス社製）のブルー、グリーン、レッドフィルタ
ーでの各濃度を測定し、最大のものをＨ、中間のものを
Ｍ、最小のものをＬとし、次式で算出される色相誤差
（％）でＧＡＴＦのカラーサークル上で示される。
色相誤差 ＝［（Ｍ−Ｌ）／（Ｈ−Ｌ）］×100で示される。
緑色として認知されるのは、この値が70±30％の範囲で
ある。
ある。
効果 以上説明したように、本発明のトナーは、連続使用によ
る繰り返し現像を行なっても、安定した正荷電性を持ち
鮮明な緑色画像を維持できる。
る繰り返し現像を行なっても、安定した正荷電性を持ち
鮮明な緑色画像を維持できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南谷 俊樹 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内 (72)発明者 冨田 正実 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭51−9456（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】結着樹脂とシー．アイ．ピグメント イエ
ロー１７（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｙｅｌｌｏｗ １
７）およびシー．アイ．ピグメント ブルー１５（Ｃ．
Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｂｌｕｅ １５）（それぞれカラ
ーインデックス第３版記載の名称による）とを含有する
ことを特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 【請求項２】シー．アイ．ピグメント イエロー１７
（Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｙｅｌｌｏｗ １７）およ
びシー．アイ．ピグメント ブルー１５（Ｃ．Ｉ．Ｐｉ
ｇｍｅｎｔ Ｂｌｕｅ １５）の含有量が０．１５〜５
０重量％である特許請求の範囲(1)記載の静電荷像現像
用トナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60193062A JPH0654397B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 静電荷像現像用トナ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60193062A JPH0654397B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 静電荷像現像用トナ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6254275A JPS6254275A (ja) | 1987-03-09 |
| JPH0654397B2 true JPH0654397B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=16301562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60193062A Expired - Fee Related JPH0654397B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 静電荷像現像用トナ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654397B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01149058A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-12 | Toshiba Corp | 非磁性１成分イエロートナー |
| JPH01159666A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-22 | Toshiba Corp | 非磁性一成分シアントナー |
| DE10351580A1 (de) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Clariant Gmbh | Grüne Pigmentpräparationen |
| DE10353126A1 (de) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Clariant Gmbh | Pigmentzusammensetzungen aus organischem Gelbpigment und Phthalocyaninpigment |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5657042A (en) * | 1979-10-01 | 1981-05-19 | Xerox Corp | Developer for color electronic copier |
| JPS6211863A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-20 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 磁性トナ− |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP60193062A patent/JPH0654397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254275A (ja) | 1987-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |