JPS6254275A - 静電荷像現像用非磁性トナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、［・ナー搬送部材十にトナーＭ層を形成する
現像装置に用いる一成分系現像剤、特に、トナー搬送部
材とこれに当接しているトナ一層厚規制部材を備えた税
像装置に用いられる一成分系トナーに関する。

従来技術 電子写真複写システムにおいて、多色原稿から多色コピ
ーをつくる多色化の需要が近年まずます強まっている。

黒色の伯にコピーを多色化することによって表、グラフ
、図なども見易くなり、多くのことを表現できる。

従来の乾式現像用１〜ナーに用いられる正電荷制御剤と
しては、耐えば脂肪酸変性ニグロシンがある（特公昭４
８−２５６６９号公報参照）。

しかし、この荷電制御剤は黒褐色であるために、着色剤
がカーボンブラックである黒色トナー用には用いられる
ものの、カラートナー用として用いることはできない。

その他ポリアミン樹脂（特開昭５Ｌ−９４５６＠参照）
も提案されているが、樹脂との相溶性が悪く、樹脂中に
分散し難い欠点がある。

また、従来知られている緑色現像剤どしては、良好な帯
電特性と分光反射特性を両立でるものは少なかった。

また、トナ一層厚規制手段をもつ現像装置に従来の静電
荷像現像用緑色トナーを使用すると、十分な正荷電性が
維持できず、画像も地肌部の汚れが目立った。また、正
荷電性をもつ極性制御剤は、黒色もしくは黒色に近い色
であるために、少量を含有させるだ【プでも鮮明な緑色
画像が得られなかった。

目　　　　　的 本発明は従来技術の上記問題を解決し、連続使用による
繰り返し現像を行なっても、安定した正荷電性を持ち、
鮮明な緑色画像を維持できるトナーを提供することを目
的としている。

構　　　成 上記目的を達成するための本発明の構成は、結着樹脂と
Ｃ，（、ｐｉｇｍｅｎｔ　　Ｙｅｌｌｏｗ　１７および
Ｃ，１，Ｐｉａｍｅｎｔ　　Ｂ１１１（３１５（カラー
インデックス第３版記載の名称による）とを含有する静
電荷像現像用トナーである。

トナーの着色剤としてＣ、Ｉ　、　Ｐ　ｉｇｎ＋ｅｎｔ
Ｙｅｌｌｏｗ　１７とＣ，１，Ｐｉｇｍｅｎｔ　　３１
ｕｅ　１５の比率が１〜３００、好ましくは１〜２０の
割合で含有することににり上記目的が達成できる。

本発明におＣプる一１二記着色顔利の含有量はトナー重
量当り上記二種類の顔料の合泪量で０．１５重量％未満
では調色おにび正荷電制御の効果がなく、静電量が小さ
くなり、地肌汚れが発生する。５０重量％より多く含有
した場合は必然的にトナー中の結着樹脂の比率が低下す
るために定着性が不十分どなり、コールドオ゛フセット
、画像のはがれ等が起る。したがって、トナー中の上記
着色剤の含有量は、０．１５〜５０重量％、好ましくは
２〜２０重量％が適当である。

なお、着色剤Ｃ，Ｉ　、　Ｐｉｇｍｅｎｔ　　’ｙ’ｅ
ｌｌｏｗ１７の含有量が３０以上であると色相誤着が大
きくずれて黄色に近い緑色になり、荷電制御性も劣り、
帯電量が低くなる。Ｃ，Ｉ。

Ｐ　ｉＯｍｅｎｔ　　Ｂ　ｌｕｅ　１５が０．１以下で
あッテも同様な色調となり、帯電量も低くなる。

結着樹脂としては、（Ｋ、来、電子写真用トナーとして
広く用いられている樹脂類、例えば、ポリスチレン、塩
素化パラフィン、ポリ塩素化パラフィン、ポリ塩化ビニ
ル、）Ｉノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポ
リアマイド、ポリアクリル酸樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の重合体およびその共重合体が単独、ある
いは二種以上併用できる。

更に、種々の公知の染料、顔料を調色のために加えても
よい。

これらの材料を用いるトナーの製造法をｆｆ＋２明する
と、上記材料を所定量配合してロールミルで溶融混練し
た後、ハンマーミルで粗粉砕し、更にジェットミルで微
粉砕し、風力分級機で分級を行ない、粒度的５〜２０μ
ｍのものを採取してトナーとする。

以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。ただ
し実施例に記載の各成分の量（部）はすべて重量部であ
る。

実施例１ トナーの組成 ＝５− スヂレンーアクリル酸共重合体［ハイ マーＳ　Ｂ　Ｍ　−７３三洋化成■製］　　８８．５部
低分子量ポリプロピレン　　　　５部 Ｃ，■、ｐｉｇｍｅｎｔ　　Ｙｅｌｌｏｗ　１７（Ｌ　
１ｏｎｏｌ　Ｙｅｌｌｏｗ　Ｆ　Ｇ　Ｎ　−Ｔ　。

東洋インキ製）５部 Ｃ，Ｔ　、　Ｐ　ｆｇｍｅｎｔ　　Ｂ　ｌｔ＋ｅ　１５
　（ｌ　１ｏｎｏｌＢｌｕｅＫＩ−１東洋インキ製）１
．５部上記混合物を熱ロールミルにて１２０〜１３０℃
で約３０分間加熱溶融混練し、室温まで冷却後、得られ
た溶融物を粉砕機で粗粉砕、微粉砕後分級し、５〜１５
μｍの粒径のものをトナーとした。

トナ・−搬送部材とＩ−シ一層厚規制部材を備え、トナ
一層厚規制部月がトナー搬送部材に当接している現像装
置に本実施例のトナーを使用し連続複写を行ない画像性
、耐久性の試験をした。

静電潜像は有機感光体に８００ＶのマイナスＤＣ帯電を
した後、露光し、潜像を形成した。

−〇− この結果画像は良好で特に初期画像と２００００枚連続
コピー後の画像品質の差は見られず、地肌部汚れ、ニジ
ミ等はなく繊細な緑色コピーが得られた。

比較例１ 比較例として実施例１に於けるＣｌ。

Ｐｉｇｍｅｎｔ　　Ｙｅｌｌｏｗ　１７（Ｌｉｏｎｏｌ
　ＹｅｌｌｏｗＦＧＮ−Ｔ）の代りにｃ、　　ｒ、　Ｐ
ｉｏｍｃｎｔＹｅｌｌｏｗ　５５　（Ｌ　１ｏｎｏｌ　
Ｙｅｌｌｏｗ　７１００、東洋インキ製）を用いた以外
は実施例１と同様にしてトナーを製造して、同一の試験
を行なった。

この結果、初期的には地肌部の汚れがわずかに目立つ程
度であったが、１０００枚の連続コピー後の画像は地肌
部の汚れがひどくニジミも発生した。

実施例２ トナーの組成 ポリスチレン（ピコラスチックＤ　−１２５、エッソス
タンダード石油’ＩＪ）　　　８８．５部低分子量ポリ
エチレン　　　　　　５部Ｃ，Ｊ、　　Ｐｉｇｍｅｎｔ
　　Ｙｅｌｌｏｗ　　１７（Ｓｙｍｕｌｅｒ　　Ｆａｓ
ｔ　　Ｙｅｌｌｏｗ　　８ＧＲ。

大日本インキ製）５部 Ｃ，ｒ、　Ｐｉｇｍｅｎｔ　　Ｂｌｕｅ　１５（Ｌ　１
ｏｎｏｌＢｌｕｅＫＬ、東洋インキＭ）　　　　１．５
部この混合物を用いて実施例１と同様にトナーを作製し
、同様な連続複写試験を行なった結果、同様な効果が得
られた。

実施例３ トナーの組成 スチレン−アクリル酸共重合体 （ハイマーＳ　Ｂ　Ｍ　−７３三洋化成製）　８８．５
部低分子量ポリプロピレン　　　　５部 Ｃ，Ｉ　、　ｐｉｇｍｅｎｔ　　Ｙｅｌｌｏｗ　１７（
１−ｉｏｎｏｌ　Ｙｅｌｌｏｗ　ＦＧＮ−Ｔ。

東洋インキ製）　５部 Ｃ，Ｔ　、　Ｐ　ｉｇｍｅｎｔ　　Ｂ　Ｉｕｅ　１５　
（１−１ｏｎｏｌＢ１ｕｅＫＬ、東洋インキ製）１．５
部この混合物を用いて実施例１と同様にトナーを作製し
、同様な連続複写試験を行なった結果同様な効果が１ｑ
られた。

比較例２ 比較例どしてＣ，１，Ｐｉｇｍｅｎｔ　　Ｂｌｕｅ　１
５（ｌ　１ｏｎｏｌ　３　ｌｕｅ　Ｋ　Ｌ　）の代りに
ｃ、ｒ。

５ｏｌｖｅｎｔ　　Ｂｌｕｅ　７３（Ｖａｌｉ　Ｆａｓ
ｔＢｌｕｅ　＃２６０６、オリエント化学製）を使用し
、実施例１と同様にトナーを作製し、同様な連続試験を
行インった結果、初期的には異常のない画像であったが
、１０００枚連続コピー後の画像は地肌部汚れ、ニジミ
等のある画像となった。

次に各実施例の色特性および帯電量の比較を示す。

緑色トナーとしての色特性を示すにはマクベス濃度計（
マクベス社製）のブルー、グリーン、レッドフィルター
での各ｉ１１度を測定し、最大のものを１−１、中間の
ものをＭ１最小のものをＬとし、次式で算出される色相
誤差（％）でＧＡＴＦのカラーサークル上で示される。

色相誤差 ＝　［（Ｍ−１，）　／　（１−１−ｌ−）　］　ｘ１
００で示される。

緑色として認知されるのは、この値が７０±３０％の範
囲である。

効　　　　果 以上説明しｋように、本発明の１〜ナーは、連続使用に
Ｊ：る繰り返し現像を行なっても、安定した正荷電性を
持ち鮮明な緑色画像を維持できる。

特ｒ［出願人　株式会社リ　コ　− 代理人　弁理士　小　松　秀　岳 代理人　弁理士　旭　　　　　宏 一１〇−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）結着樹脂とＣ．Ｉ．ＰｉｇｍｅｎｔＹｅｌｌｏｗ
   １７およびＣ．Ｉ．ＰｉｇｍｅｎｔＢｌｕｅ１５（カラ
   ーインデックス第３版記載の名称による）とを含有する
   ことを特徴とする静電荷像現像用トナー。
2. （２）Ｃ．Ｉ．ＰｉｇｍｅｎｔＹｅｌｌｏｗ１７および
   Ｃ．Ｉ．ＰｉｇｍｅｎｔＢｌｕｅ１５の含有量が０．１
   ５〜５０重量％である特許請求の範囲（１）記載の静電
   荷像現像用トナー。