JPS6267558A - 静電荷像現像用トナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は金属光沢を有する静電荷像現像用トナー、特
に、少なくとも一つのトナー搬送部材によってトナーを
搬送し、かつ搬送されたトナーによって潜像担持体に形
成された静電潜像を可視像化する現像装置に使用される
静電荷像現像用トナーに関する。

従来技術 電子写真複写法において、多色原稿から多色複写画像を
つくる、いわゆる多色化の需要が近年大きくなっている
。それらの需要の中には金属光沢を有する複写画像に対
する需要もある。

ところで、金属光沢を有するトナー（メタリックトナー
）については未だ公知の資料はない。

目　　　　　的 この発明は、金属光沢を呈し、多数枚複写した後も安定
した品質の画像を形成できる静電荷像現像用トナーを提
供することを目的としている。

構　　　　成 上記目的を達成するため、この発明の構成は、少なくと
も結着樹脂と金属光沢を呈するのに十分な金属粉末とを
含有する静電荷像現像用トナーである。

この発明者は、上記目的を達成するために各種の実験を
繰り返した結果、結着樹脂と金属粉末とを含有するトナ
ーを用いることによって、長期連続複写を行なっても、
初期と変らない金属光沢を呈する画像をつくることに成
功した。

金属粉末の含有量はトナー重量部当り　１〜７０重潰％
が適当であり、特に５〜５０重間％が好ましい１重量％
未満の場合にはトナーとして金属光沢が得られ難く、７
０重ω％を越えると相対的に樹脂分が減少するため、良
好な定着性が失われる。

また、金属粉の粒子径は０．０１μｍ未満の微粒子では
金属自身の光沢が失われ、１ｍｍを越える大粒子の場合
にはトナー混練時の分散性が低下し、トナー粒子毎に組
成が均一ではなくなる。したがって、トナーの粒子径は
０．０１μｍ〜１ｍＩ！１１特に０．１μｍ　〜１００
　μｒｓが好ましい。

この金属粉末の材料はアルミニウム、黄銅、青銅等、金
属光沢を有するものならば特に制限はない。

また、金属粉末と共に着色剤を併用してもよい５着色剤
としては各色相ごとに公知の染料、顔料等が用いられ、
それぞれの色をもった金属光沢を呈するトナーができる
。

結着樹脂としては、従来電子写真トナーとしては広く用
いられている樹脂類、例えばポリスチレン、塩素化パラ
フィン、ポリ塩素化パラフィン、ポリ塩化ビニル、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポリアマイ
ド、ポリアクリル酸樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の重合体またはそれらの共重合体を単独あるいは併
用できる。

これらの結着樹脂に金属粉末、更に調色の必要に応じて
染・顔料を加えてロールミルで溶融混練した後、ハンマ
ーミルで粗粉砕し、更に、ジェットミルで微粉砕し、分
級機で分級を行ない、粒度約５〜２０μｍのものをトナ
ーとする。

以下実施例によって、この発明を具体的に説明する。な
お、実施例に記載の各成分の量（部）はすべて重量部で
ある。

実施例１ トナーの組成 スチレン−アクリルＭ共重合体（ハ イマーＳＢＭ−７３、三洋化成製）７５部低分子■ポリ
プロピレン　　　　５部 アルミニウム粉末（粒子径５０μ、 電顕１２察）（関東化学、試薬）２０部この混合物を熱
ロールで１２０〜１３０℃で約３０分間加熱溶融混練し
、室温まで冷却後、得られた溶融物を粉砕機で粗粉砕、
微粉砕後分級し、５〜１５μｌの粒径にしてトナーとし
た。

トナー搬送部材とトナ一層厚規制部材から成り、トナ一
層厚規制部材がトナー搬送部材に当接している現像ａ置
に、この実施例のトナーを使用し、連続複写を行ない、
画像性、耐久性の試験をした。

静電潜像は有機感光体にａｏｏ　ｖのマイナスＤＣ帯電
をした後、露光し、潜像を形成した。

この結果、画像は良好で、特に、初期画像と２００００
枚連続コピー後の画像品質の差は見られず、地肌部汚れ
、ニジミ等はなく、鮮明な銀色のコピー画像が得られた
。

なお、上記アルミニウム粉末はハク状であり、混線時に
微細粒子となり、トナー中に完全に分散していた。

実施例２ トナーの組成 ポリスチレン（ピコラスチック［）　−１２５、エッソ
スタンダード石油製）７５部 低分子量ポリプロピレン　　　　　５部ブロンズ粉末（
粒子径５０μ、電顕観察）（三津和化学製）２０部 上記混合物を用いて実施例１と同様にトナーを作製し、
同様な連続複写試験をした結果、画像は良好で、特に連
続コピーを行なっても異常は認められず、鮮明な金色コ
ピーが（ｑられた。

実施例３ トナーの組成 スチレン−アクリル酸共重合体（ハイ マーＳ　Ｂ　Ｍ　−７３、三洋化成製）６５部低分子■
ポリプロピレン　　　　５部 アルミニウム粉末（粒子径５０μ、 電顕観察）（関東化学、試薬）２０部 銅フタロシアニンブルー（東洋インキ製）１０部 上記混合物から実施例１に記載の工程によってトナーを
作製し、実施例１に記載の試験をしたところ、同じ結果
が得られた。ただし、画像の色は金属光沢を有するブル
ー色のコピー画像が得られた。

実施例４ ポリスチレン（ピコラスチックＤ　−１２５、エッソス
タンダード石油製）６５部 低分子ｍポリプロピレン　　　　　５部アルミニウム粉
末〈粒子径５０μ） （関東化学、試薬）２０部 ＃４４ファーストローズ（大日精化） ６部 ファーストレッド２ＢＥ（重陽色素） ４部 この混合物から実施例１と同じ工程によってトナーを作
製し、同じ条件で複写画像をつくったところ、繊細な金
属光沢を呈する赤色の画像が１ｃｌられた。

実施例５ スヂレンーアクリル酸共重合体（ハイ マーＳ　Ｂ　Ｍ　−７３、三洋化成製）　６８．５部低
分子量ポリプロピレン　　　　　５部アルミニウム粉末
（関東化学、試薬） ２０部 リオノールイエローＦＧＮ−Ｔ （東洋インキＷＡ）　　ｉ、ｓ部 銅フタロシアニンプル＝（東洋インキ製）５部 この混合物から実施例１と同じ工程でトナーをつくり、
同様に複写画像を作製したところ、繊細な金属光沢を呈
する緑色の画像が得られた。

効　　　　果 以上説明したように、この発明の静電′ｖＪ＠現像用ト
ナーによれば、連続複写をした場合でも初期画像と同等
の品質の鮮明な金属光沢を呈する画像が得られる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 少なくとも結着樹脂と金属光沢を呈するの に十分な金属粉末とを含有することを特徴とする静電荷
   像現像用トナー。