JPS61214903A - 旋盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 北Ｊ！ど１１一 本発明は旋盤に関し、特に、バルーン状のポケットを加
工片に機械加工するための旋盤に関するものである。

大きな一体型タービンロータの製造に際しては、大径の
鍛造品の内部に複数のバルーン状ポケットを機械加工し
てタービンロータを形成する。これ等のポケットを機械
加工するために、１２種の異なったオフセット工具を使
用してバルーン状ポケットの一方の側を機械加工し、そ
してバルーン状ポケットの他方の側を機械加工するため
に使い勝手が反対の工具が必要であった。従って、合計
では２６種のオフセット工具が使用されていた０機械加
工途中の工具の交換に必要な時間は相当なものであった
。また、別の問題点は、異なる工具によって機械加工さ
れた部分間の境界は応力を上昇させるので、応力上昇を
無くすために境界を研摩する必要があった。バルーン状
のポケットは機械加工を行うのが非常に難しかった。そ
の理由は、特に、タービンロータを運転する環境が応力
腐食を生じさせるものなので、応力腐食の可能性を増す
応力上昇を生じさせるどんな工程も、アンダーカットも
、或はチャタ−マークも仕上げ条件が禁じていたからで
ある。

几［ 本発明に従って構成された旋盤は、加工片をその長手方
向軸心回りに回転させる回転手段と、該軸心に沿って実
質的に平行に移動する往復台と、・該往復台に配置され
た横送り装置と、片刃の切削工具とを備える。横送り装
置に設けられているのは、片刃の切削工具を円形の弧状
に移動させる移動手段である。また、旋盤は、横送り装
置を半自動的に又は自動的に制御するため及び移動手段
を半自動的に又は自動的に制御するため、加工片の軸心
に沿って往復台を同時に半自動的に又は自動的に制御し
て、所定の寸法と非常に良い表面仕上げとを有するバル
ーン状の内部を備えたポケットが前記加工片に機械加工
しうる制御手段を有する。

ｔ　　　　　の　　Ｈ 図面、特に第１図、第２図及び第３図を参照すると、蒸
気タービンの大型一体ロータ（加工片）３にバルーン状
のポケット２を機械加工する旋盤１が示されている。旋
盤１は、電動モータ７で付勢される歯車駆動の主軸台５
と、軸方向に可動の心押台９とを有する。主軸台５及び
心押台９とはそれぞれ、タービンロータ３を旋盤１の軸
心と軸方向に整列させる中心を有する。主軸台５は、タ
ービンロータ３を旋盤１の軸心と同軸に回転させるため
の回転手段（図示せず）を備えた面板１１を有する。

往復台１３は、旋盤１の軸心と実質的に平行に移動する
ため通路１５上に設けられている。この軸方向に指向さ
れた運動は、往復台１３を半自動的に又は自動的に移動
させるか、或は往復台１３を前記軸心に沿った任意の位
置に固定させる制御装置１７によって制御される。制御
装置１７は、この往復台１３の固定手段と、後述する横
送り装置１９の制御手段と、後述する移動手段２９の制
御手段として機能する。

往復台１３に設けられているのは、狭くて、深く、長い
送り台３１を有する横送り装置１９であって、該送り台
３１は横送り装置１９と共に移動するのが普通である。

制御装置１７は、半自動的に又は自動的に軸心に向かっ
たり軸心から離れたりする横送り装置１９の移動を制御
する。また、横送り装置１９は任意の位置に固定しても
よい。

横送り装置の送り台３１には、炭化タングステンその他
の材料から作られた片刃の三角形又は円形のバイトない
しは切削工具２３の工具ホルダー２１が装着されている
。工具ホルダー２１は、はぼ１８０°より大きく３６０
°より小さい円形の弧状に切削工具２３の切断刃を運動
させるようになっている。

工具ホルダー２１は、脚部と交差部材の一部とを貫いて
延びる機械ねじ２５その他の手段によって横送り装置の
送り台３１に取着される大体丁字形の本体部から構成さ
れている０丁字形本体部の他の部分はもっと重くなって
おり、また、先端に片刃の切削・工具２３を装着せしめ
た涙滴形の板２７はポケット２内に配置されていて、該
涙滴形の板２フに垂直で且つその円形部分の中心を通る
軸心回りに回転する。小径の液圧モータその他の駆動装
置（移動手段）２９が涙滴形の板２７に接続されていて
、該板を円形の弧状に回転させ、片刃の切削工具を円形
の弧状に回転させる。制御装置１７は半自動的又は自動
的に駆動装置２９を作動して涙滴形の板２７を運動させ
、円形の弧状に動くときの片刃の切削工具２３の運動を
制御する。制御装置１７は横送り装置１９及び駆動装置
２９を半自動的又は自動的に作動して、少量の増分的運
動を切削工具２３に生じさせ、非常に良好な表面仕上げ
で一部タービンロータ内にバルーン状のポケットを機械
加工すべく所定の通路に切削工具２３を追従させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従って構成された旋盤の平面図、第
２図は旋盤の立面図、第３図は第２図の■−■線におけ
る断面図、第４図はこの旋盤によって機械加工されるバ
ルーン状のポケットを示す蒸気タービンロータの部分断
面図、第５図はバルーン状のポケット内の切削工具を見
下ろした拡大部分断面図、第６図はロータの一端からバ
ルーン状のポケット内の切削工具を見た拡大部分断面図
である。 １・・・旋盤　　　　　２・・・ポケット３・・・ター
ビンロータ（加工片） １１・・・回転手段（図示せず）を備えた面板１３・・
・往復台　　　　１９・・・横送り装置２３・・・切削
工具　　　２９・・・移動手段（駆動装置）１７・・・
制御装置（往復台の固定手段、横送り装置を制御する制
御手段、移動手段を制御する制御手段） 出願人　ウェスチングハウス・エレクトリック・し−− ＦＩＧ、　４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 軸心回りに加工片を回転させる回転手段と、前記軸心に
   実質的に平行に移動する往復台と、該往復台に設けられ
   た横送り装置と、 片刃の切削工具と、 前記横送り装置に設けられ、該片刃の切削工具を円形の
   弧状に移動させる移動手段と、 前記軸心に沿った任意の位置で前記往復台を実質的に固
   定する固定手段と、 前記横送り装置を制御する制御手段と、 前記移動手段を制御する制御手段と、 を備え、所定の寸法と非常に良い表面仕上げとを有する
   内部がバルーン状のポケットを前記加工片に機械加工し
   うる、旋盤。