JPS61213218A - 光学機器用素材 - Google Patents
光学機器用素材Info
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- JPS61213218A JPS61213218A JP5332685A JP5332685A JPS61213218A JP S61213218 A JPS61213218 A JP S61213218A JP 5332685 A JP5332685 A JP 5332685A JP 5332685 A JP5332685 A JP 5332685A JP S61213218 A JPS61213218 A JP S61213218A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光学機器用素材に関し、特にデジタルオーディ
オディスクや光メモリ−ディスクなどに適した素材に関
する。
オディスクや光メモリ−ディスクなどに適した素材に関
する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕一般
に、上述したような光学機器用の素材には様々な性能が
要求されている。例えば、透明性。
に、上述したような光学機器用の素材には様々な性能が
要求されている。例えば、透明性。
耐熱性、低透湿性9機械的強度等に優れているとともに
光学的性質に優れていることが必要である。
光学的性質に優れていることが必要である。
従来、このような性質を有するものの一つとして、メタ
クリル樹脂が知られているが、このものは耐熱性や低透
湿性、耐衝撃性などの点において未だ充分なものとは言
い難いという欠点がある。
クリル樹脂が知られているが、このものは耐熱性や低透
湿性、耐衝撃性などの点において未だ充分なものとは言
い難いという欠点がある。
また、ビスフェノールA(2,2−ビス(4′−ヒドロ
キシフェニル)プロパン)をホスゲンや炭酸ジフェニル
等と反応させて得られるポリカーボネート樹脂が光学機
器用素材として使用しうろことも知られているが、この
ものは耐熱性、低透湿性。
キシフェニル)プロパン)をホスゲンや炭酸ジフェニル
等と反応させて得られるポリカーボネート樹脂が光学機
器用素材として使用しうろことも知られているが、この
ものは耐熱性、低透湿性。
耐衝撃性などにおいて優れているものの、光弾性係数が
比較“的大きく、しかも成形加工時の流動性を示す流れ
値が小さい。そのため成形加工後の残留応力による成形
品の歪みが大きく、これらに基因して成形品の複屈折が
大きくなり、ディスクに記録された情報の読み取り感度
が低下するという難点がある。このようK、未だ光学機
器用素材として充分に満足すべきものは得られていない
。
比較“的大きく、しかも成形加工時の流動性を示す流れ
値が小さい。そのため成形加工後の残留応力による成形
品の歪みが大きく、これらに基因して成形品の複屈折が
大きくなり、ディスクに記録された情報の読み取り感度
が低下するという難点がある。このようK、未だ光学機
器用素材として充分に満足すべきものは得られていない
。
そこで本発明者らは耐熱性2機械的強度などポリカーボ
ネート樹脂の有する優れた特性を維持するとともに、特
にポリカーボネート樹脂の欠点である流動性、光弾性係
数などを改善するととKよって、光学的性質の向上した
素材を開発するために鋭意研究を重ねた。
ネート樹脂の有する優れた特性を維持するとともに、特
にポリカーボネート樹脂の欠点である流動性、光弾性係
数などを改善するととKよって、光学的性質の向上した
素材を開発するために鋭意研究を重ねた。
その結果、特定の共重合体が上記目的を達成しうるもの
であることを見い出し、この知見に基づいて本発明を完
成した。
であることを見い出し、この知見に基づいて本発明を完
成した。
すなわち本発明は
一般式
で表わされる繰り返し単位CI〕
(式中、R1、R2はそれぞれ炭素数1〜.5のアルキ
ル基、炭素数1〜5のアルコキシル基、アリール基、ア
リロキシ基あるいはハ四ゲン原子を示し、Xは炭素数1
〜3のアルキレン基、炭素数2〜3のアルキリデン基、
al素原子、硫黄原子、カルボニル基、スルフィニル基
するいはスルホニル基ヲ示す。またl、mはそれぞれO
〜4の整数を示し、nは0または1を示す。) および 式 で表わされる繰り返し単位[11)を有し、かつ前記繰
り返し単位CI]のモル分率が5〜50%であるととも
K、20℃における濃度Q、5,9.にUの塩化メチレ
ン溶液の還元粘度〔ηsp/c ]が0.3〜1.5
di/lの共重合体からなる光学機器用素材を提供する
ものである。
ル基、炭素数1〜5のアルコキシル基、アリール基、ア
リロキシ基あるいはハ四ゲン原子を示し、Xは炭素数1
〜3のアルキレン基、炭素数2〜3のアルキリデン基、
al素原子、硫黄原子、カルボニル基、スルフィニル基
するいはスルホニル基ヲ示す。またl、mはそれぞれO
〜4の整数を示し、nは0または1を示す。) および 式 で表わされる繰り返し単位[11)を有し、かつ前記繰
り返し単位CI]のモル分率が5〜50%であるととも
K、20℃における濃度Q、5,9.にUの塩化メチレ
ン溶液の還元粘度〔ηsp/c ]が0.3〜1.5
di/lの共重合体からなる光学機器用素材を提供する
ものである。
上記繰り返し単位CI)および(”I[)を有する共重
合体の重合度は光学機器の種類に応じて適宜定めれば良
いが、浸度o、slAの塩化メチレン溶液の20℃にお
ける還元粘度〔ηap/c ]が0.3〜1.5dj/
JF、好ましくは0.35〜1.oO咲りの共重合体と
なるように重合させるべきである。ここで、還元粘度が
0.3鵜句未満であると、共重合体が強度の低いものと
なり、1.5dl/pを超えると流動性が低下し、残留
歪が大きく光学的性質の低いものとなる。
合体の重合度は光学機器の種類に応じて適宜定めれば良
いが、浸度o、slAの塩化メチレン溶液の20℃にお
ける還元粘度〔ηap/c ]が0.3〜1.5dj/
JF、好ましくは0.35〜1.oO咲りの共重合体と
なるように重合させるべきである。ここで、還元粘度が
0.3鵜句未満であると、共重合体が強度の低いものと
なり、1.5dl/pを超えると流動性が低下し、残留
歪が大きく光学的性質の低いものとなる。
また、共重合体中繰り返し単位[’I)のモル分率が5
〜50%、好ましくは10〜40%とすべきである。こ
の値が5%未満では、成形加工時の流動性が低く残留応
力が大きくなり、光弾性係数が充分に低くならない。ま
た50%を超えると耐熱性が低下するため好ましくない
。
〜50%、好ましくは10〜40%とすべきである。こ
の値が5%未満では、成形加工時の流動性が低く残留応
力が大きくなり、光弾性係数が充分に低くならない。ま
た50%を超えると耐熱性が低下するため好ましくない
。
前記一般式
で表わされる繰り返し単位CI〕において、R”、R”
は前述したようにそれぞれ炭素数1〜5のアルキル基、
炭素数1〜5のアルコキシル基。
は前述したようにそれぞれ炭素数1〜5のアルキル基、
炭素数1〜5のアルコキシル基。
アリール基、アリロキシ基あるいは一ロゲン原子を示す
。具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、メトキシル基、エトキシル基。
。具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、メトキシル基、エトキシル基。
グロポキシル基、フェニル基、フェノキジル基。
塩素、臭素などがあげられる。なお、l、mは0〜4の
整数であるので、0の場合は11,1mは無置換、即ち
水素原子を示すこととなる。また、上記式において、X
はメチレン基、エチレン基、プロピレン基等の炭素数1
〜3のアルキレン基、エチリデン基、グロビリデン基等
の炭素数2,3のアルキリデン基、酸素原子、硫黄原子
、カルボニル基(−CO−) 、スルフィニル基(−5
O−) 、スルホニル基(−80i−)を示す。また、
nが0または1を示すことから、nがOの場合はXがな
くなり、二つのベンゼン環が直接結合する構造のもの、
即ち 一般式 (式中、R”j R”t ’t mは前記と同じ。)
で表わされる繰り返し単位〔I〕となる。
整数であるので、0の場合は11,1mは無置換、即ち
水素原子を示すこととなる。また、上記式において、X
はメチレン基、エチレン基、プロピレン基等の炭素数1
〜3のアルキレン基、エチリデン基、グロビリデン基等
の炭素数2,3のアルキリデン基、酸素原子、硫黄原子
、カルボニル基(−CO−) 、スルフィニル基(−5
O−) 、スルホニル基(−80i−)を示す。また、
nが0または1を示すことから、nがOの場合はXがな
くなり、二つのベンゼン環が直接結合する構造のもの、
即ち 一般式 (式中、R”j R”t ’t mは前記と同じ。)
で表わされる繰り返し単位〔I〕となる。
本発明における共重合体は、上記繰り返し単位CI)と
式
で表わされる繰り返し単位[II]を有するものであり
、これらのランダム共重合体、ブロック共重合体、交互
共重合体など様々なものがある。
、これらのランダム共重合体、ブロック共重合体、交互
共重合体など様々なものがある。
上述の共重合体は様々な方法により製造することができ
るが、例えば υn・ で表わされる2、2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(ビスフェノールA)あるいはこれを原料とし
た重合度2〜3で末端にクロロホーメート基を有するポ
リカーボネートオリゴマー(ビスフェノールAとホスゲ
ンの反応により得られるオリゴマー)と、 一般式 (式中、R’、R’、X、l、m、nは前記と同じ。)
で表わされる2、2′−ジヒドロキシ化合物、例えば 式 で表わされる2、2′−ビフェノール。
るが、例えば υn・ で表わされる2、2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(ビスフェノールA)あるいはこれを原料とし
た重合度2〜3で末端にクロロホーメート基を有するポ
リカーボネートオリゴマー(ビスフェノールAとホスゲ
ンの反応により得られるオリゴマー)と、 一般式 (式中、R’、R’、X、l、m、nは前記と同じ。)
で表わされる2、2′−ジヒドロキシ化合物、例えば 式 で表わされる2、2′−ビフェノール。
式
で表わされる2、2′−ジヒドロキシジフェニルメタン
。
。
式
で表わされる2、2′−ジヒドロキシベンゾフェノン9
式 で表わされる2、2′−ジヒドロキシ−5,5′−ジメ
トキシベンゾフェノンなどを反応系に加え、さらにホス
ゲンなどを加えて縮合重合させることにより製造される
。
式 で表わされる2、2′−ジヒドロキシ−5,5′−ジメ
トキシベンゾフェノンなどを反応系に加え、さらにホス
ゲンなどを加えて縮合重合させることにより製造される
。
この縮合重合の際の条件は、用いる化合物の種類や所望
する共重合体の重合度などにより一義的に定めることは
できないが、通常は塩化メチレン。
する共重合体の重合度などにより一義的に定めることは
できないが、通常は塩化メチレン。
クロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素やピリジンなど
の溶媒中で適当な触媒、アルカリ、分子量調節剤などを
用いればよい。ここで分子量調節剤として様々なm個フ
エノールをあげることができ本発明の共重合体を構成す
る繰り返し単位CI]は前述の一般式(A)で表わされ
る2、21−ジヒドロキシ化合物とホスゲンとの反応に
より形成されるものであり、繰り返し単位[1[)はビ
スフェノールAとホスゲンの反応により、あるいは末端
にクロロホーメート基を有するポリカーボネートオリゴ
マーの繰り返し単位から形成されるものである。
の溶媒中で適当な触媒、アルカリ、分子量調節剤などを
用いればよい。ここで分子量調節剤として様々なm個フ
エノールをあげることができ本発明の共重合体を構成す
る繰り返し単位CI]は前述の一般式(A)で表わされ
る2、21−ジヒドロキシ化合物とホスゲンとの反応に
より形成されるものであり、繰り返し単位[1[)はビ
スフェノールAとホスゲンの反応により、あるいは末端
にクロロホーメート基を有するポリカーボネートオリゴ
マーの繰り返し単位から形成されるものである。
従って、共重合体における繰り返し単位CI)、[”■
〕の所望するモル分率に応じて各原料の使用割合を選定
すればよい。
〕の所望するモル分率に応じて各原料の使用割合を選定
すればよい。
なお本発明の共重合体を用いてディスク等を成形するK
あたっては、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの通常の添
加剤を配合してもよい。
あたっては、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの通常の添
加剤を配合してもよい。
このようにして得られる本発明の共重合体は、成形加工
時の流動性を示す流れ値が、従来のポリカーボネート樹
脂に比べ格段に大きく、成形加工後の残留応力が少なく
て成形歪が少ないため複屈折が小さい。また、光弾性係
数が小さいため複屈折がさらに小さくなり光学的性質が
極めて、改善されたものである。しかも、耐熱性にもす
ぐれたものである。したがって、本発明の共重合体を各
種光学機器の素材として用−・れば光学的性質が改良さ
れているためディスクに記録された情報の読み取り感度
が高く、エラーの発生の少ない光学機器が得られる。ま
た、熱的にも機械的にも良好な素材であるため、これを
用いて作られた光学機器は様々な条件下で安定して作動
する。
時の流動性を示す流れ値が、従来のポリカーボネート樹
脂に比べ格段に大きく、成形加工後の残留応力が少なく
て成形歪が少ないため複屈折が小さい。また、光弾性係
数が小さいため複屈折がさらに小さくなり光学的性質が
極めて、改善されたものである。しかも、耐熱性にもす
ぐれたものである。したがって、本発明の共重合体を各
種光学機器の素材として用−・れば光学的性質が改良さ
れているためディスクに記録された情報の読み取り感度
が高く、エラーの発生の少ない光学機器が得られる。ま
た、熱的にも機械的にも良好な素材であるため、これを
用いて作られた光学機器は様々な条件下で安定して作動
する。
それ故、本発明の素材は、デジタルオーディオディスク
や光メモリ−ディスクなどの光学機器用素材として有効
に利用することができる。
や光メモリ−ディスクなどの光学機器用素材として有効
に利用することができる。
次K、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例1
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン67
pを、濃度6%の水酸化ナトリウム水溶液450MK溶
解させた溶液と、塩化メチレン200dとの混合液を激
しく攪拌しながら、室温においてホスゲンガスを800
iI4/分の供給割合で吹き込み、反応系の田が9ま
で低下した時点で、ホスゲンガスの供給を停止した。次
いで、得られた反応生成物を静置分離して有機層を回収
し、無水硫酸ナトリウムで脱水することにより、分子末
端にクロロホーメート基を有する重合度2〜3のポリカ
ーボネートオリゴマーを得た。
pを、濃度6%の水酸化ナトリウム水溶液450MK溶
解させた溶液と、塩化メチレン200dとの混合液を激
しく攪拌しながら、室温においてホスゲンガスを800
iI4/分の供給割合で吹き込み、反応系の田が9ま
で低下した時点で、ホスゲンガスの供給を停止した。次
いで、得られた反応生成物を静置分離して有機層を回収
し、無水硫酸ナトリウムで脱水することにより、分子末
端にクロロホーメート基を有する重合度2〜3のポリカ
ーボネートオリゴマーを得た。
次に、このポリカーボネートオリゴマーの塩化メチレン
溶液60111をさらに塩化メチレンで希釈して全体を
10Q111とした。この溶液に分子量調節剤としてパ
ラターシャリ−ブチルフェノール0.119を加え、次
いで2.2′−ビフェノール3.0Iのピリジン301
7溶液を滴下し、激しく攪拌しながら1時間反応を行な
った。反応終了後、生成物に塩化メチレン100dを加
え、0.01規定の塩酸と水で順次洗浄したのち、有機
層をメタノール2j中に投入して白色のポリカーボネー
ト共重合体を得た。
溶液60111をさらに塩化メチレンで希釈して全体を
10Q111とした。この溶液に分子量調節剤としてパ
ラターシャリ−ブチルフェノール0.119を加え、次
いで2.2′−ビフェノール3.0Iのピリジン301
7溶液を滴下し、激しく攪拌しながら1時間反応を行な
った。反応終了後、生成物に塩化メチレン100dを加
え、0.01規定の塩酸と水で順次洗浄したのち、有機
層をメタノール2j中に投入して白色のポリカーボネー
ト共重合体を得た。
ここで得られたポリカーボネート共重合体は、で表わさ
れる繰り返し単位〔■〕と で表わされる繰り返し単位〔■〕 からなるものであり、また、核磁気共鳴スペクトルで測
定した結果、繰り返し単位[1)のモル分率は15%で
あった。さらKこのものの20℃における濃度o、5J
FAの塩化メチレン溶液の還元粘度〔ηsp/c ]は
0.44dl/9であった。次に、この共重合体を28
0″’Cにおいて熱プレスし、肉厚0.3鶴の透明なシ
ートを得た。こ゛のシートを用いて波長633 nmに
おける光弾性係数を測定した。また、熱的性質について
はガラス転移温度を測定した。
れる繰り返し単位〔■〕と で表わされる繰り返し単位〔■〕 からなるものであり、また、核磁気共鳴スペクトルで測
定した結果、繰り返し単位[1)のモル分率は15%で
あった。さらKこのものの20℃における濃度o、5J
FAの塩化メチレン溶液の還元粘度〔ηsp/c ]は
0.44dl/9であった。次に、この共重合体を28
0″’Cにおいて熱プレスし、肉厚0.3鶴の透明なシ
ートを得た。こ゛のシートを用いて波長633 nmに
おける光弾性係数を測定した。また、熱的性質について
はガラス転移温度を測定した。
結果を第1表に示す。
実施例2
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フロパン22
.89と2.2′−ビフェノール18.69の混合物を
、2規定の水酸化ナトリウム水溶液250dに溶解し、
さら忙これに塩化’チレン250dと触媒としてトリメ
チルアミン1dを加え、攪拌下にホスゲンガスを300
11Ll/分の供給割合で吹き込み、反応系の…が9ま
で低下した時点でホスゲンガスの供給を停止し、その後
、1時間反応させた。反応後、生成物に塩化メチレン5
00mを加え、水、0.01規定の塩酸、水の順で洗浄
し、有機層をメタノール41中に投入して白色のポリカ
ーボネート共重合体を得た。
.89と2.2′−ビフェノール18.69の混合物を
、2規定の水酸化ナトリウム水溶液250dに溶解し、
さら忙これに塩化’チレン250dと触媒としてトリメ
チルアミン1dを加え、攪拌下にホスゲンガスを300
11Ll/分の供給割合で吹き込み、反応系の…が9ま
で低下した時点でホスゲンガスの供給を停止し、その後
、1時間反応させた。反応後、生成物に塩化メチレン5
00mを加え、水、0.01規定の塩酸、水の順で洗浄
し、有機層をメタノール41中に投入して白色のポリカ
ーボネート共重合体を得た。
ここで得られたポリカーボネート共重合体は、で表わさ
れる繰り返し単位CI)と で表わされる繰り返し単位(I[] からなるものであり、繰り返し単位[I)のモル分率は
40%、還元粘度〔ηap/c )はo、s7#/7で
あった。さらに実施例1と同様の操作により透明シート
を得、このものの物性を測定した。結果を第1表に示す
。
れる繰り返し単位CI)と で表わされる繰り返し単位(I[] からなるものであり、繰り返し単位[I)のモル分率は
40%、還元粘度〔ηap/c )はo、s7#/7で
あった。さらに実施例1と同様の操作により透明シート
を得、このものの物性を測定した。結果を第1表に示す
。
実施例3
実施例1において、2.2’−ビフェノールに代えて2
.21−ジヒドロキシジフェニルメタンを用いたこと以
外は、実施例1と同様の操作を行なってポリカーボネー
ト共重合体を得た。
.21−ジヒドロキシジフェニルメタンを用いたこと以
外は、実施例1と同様の操作を行なってポリカーボネー
ト共重合体を得た。
ここで得られたポリカーボネート共重合体は、で表わさ
れる繰り返し単位[”l]と で表わされる繰り返し単位〔■〕 からなるものであり、繰り返し単位CI)のモル分率は
20%、還元粘度〔ηap/c )は0.36 dl/
gであった。さらに実施例1と同様の操作により透明シ
ートを得、このものの物性を測定した。結果を第1表に
示す。
れる繰り返し単位[”l]と で表わされる繰り返し単位〔■〕 からなるものであり、繰り返し単位CI)のモル分率は
20%、還元粘度〔ηap/c )は0.36 dl/
gであった。さらに実施例1と同様の操作により透明シ
ートを得、このものの物性を測定した。結果を第1表に
示す。
実施例4
実施例Iにおいて、 2.2’−ビフェノールに代tて
2.2′−ジヒドロキシベンゾフェノンを用いたこと以
外は、実施例1と同様の操作を行なってポリカーボネー
ト共重合体を得た。
2.2′−ジヒドロキシベンゾフェノンを用いたこと以
外は、実施例1と同様の操作を行なってポリカーボネー
ト共重合体を得た。
ここで得られたポリカーボネート共重合体は、で表わさ
れる繰り返し単位(1)と で表わされる繰り返し単位[1) からなるものであり、繰り返し単位〔■〕のモル分率は
16%、還元粘度〔ηsp/c )は0.36dj/g
であった。さらに実施例1と同様の操作により透明シー
トを得、このものの物性を測定した。結果を第1表に示
す。
れる繰り返し単位(1)と で表わされる繰り返し単位[1) からなるものであり、繰り返し単位〔■〕のモル分率は
16%、還元粘度〔ηsp/c )は0.36dj/g
であった。さらに実施例1と同様の操作により透明シー
トを得、このものの物性を測定した。結果を第1表に示
す。
実施例5
実施例Iにおいて、2.27−ビフェノールに代えて2
.2′−ジヒドロキシ−5,5′−ジメトキシベンゾフ
ェノンを用いたこと以外は、実施例1と同様の操作を行
なってポリカーボネート共重合体を得た。
.2′−ジヒドロキシ−5,5′−ジメトキシベンゾフ
ェノンを用いたこと以外は、実施例1と同様の操作を行
なってポリカーボネート共重合体を得た。
ここで得られたポリカーボネート共重合体は、で表わさ
れる繰り返し単位〔I〕と で表わされる繰り返し単位(I[] からなるものであり、繰り返し単位〔I〕のモル分率は
10%、還元粘度〔η8V0〕はo−4adl/gであ
った。さらに実施例1と同様の操作により透明シートを
得、このものの物性を測定した。結果を第1表に示す。
れる繰り返し単位〔I〕と で表わされる繰り返し単位(I[] からなるものであり、繰り返し単位〔I〕のモル分率は
10%、還元粘度〔η8V0〕はo−4adl/gであ
った。さらに実施例1と同様の操作により透明シートを
得、このものの物性を測定した。結果を第1表に示す。
比較例1
実施例1において、2.2′−ビフェノールに代えて2
.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを用い
たこと以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート
を得た。このポリカーボネートの還元粘度〔ダ8p/c
〕は0.57417gであった。さらに実施例1と同様
の操作により透明シートを得、このものの物性を測定し
た。結果を第1表に示す。
.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを用い
たこと以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート
を得た。このポリカーボネートの還元粘度〔ダ8p/c
〕は0.57417gであった。さらに実施例1と同様
の操作により透明シートを得、このものの物性を測定し
た。結果を第1表に示す。
比較例2
実施例IVcおいて、2.2′−ビフェノールに代えて
4.4′−ジヒドロキシベンゾフェノンを用いたこと以
外は、実施例1と同様の操作を行なってポリカーボネー
ト共重合体を得た。
4.4′−ジヒドロキシベンゾフェノンを用いたこと以
外は、実施例1と同様の操作を行なってポリカーボネー
ト共重合体を得た。
Claims (2)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる繰り返し単位〔 I 〕 (式中、R^1、R^2はそれぞれ炭素数1〜5のアル
キル基、炭素数1〜5のアルコキシル基、アリール基、
アリロキシ基あるいはハロゲン原子を示し、Xは炭素数
1〜3のアルキレン基、炭素数2〜3のアルキリデン基
、酸素原子、硫黄原子、カルボニル基、スルフィニル基
あるいはスルホニル基を示す。またl,mはそれぞれ0
〜4の整数を示し、nは0または1を示す。)および ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる繰り返し単位〔II〕を有し、かつ前記繰り
返し単位〔 I 〕のモル分率が5〜50%であるととも
に、20℃における濃度0.5g/dlの塩化メチレン
溶液の還元粘度〔ηsp/c〕が0.3〜1.5dl/
gの共重合体からなる光学機器用素材。 - (2)繰り返し単位〔 I 〕が 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2、l、mは前記と同じ。)で表
わされるものである特許請求の範囲第1項記載の光学機
器用素材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332685A JPS61213218A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 光学機器用素材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332685A JPS61213218A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 光学機器用素材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61213218A true JPS61213218A (ja) | 1986-09-22 |
Family
ID=12939595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5332685A Pending JPS61213218A (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 光学機器用素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61213218A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE35499E (en) * | 1988-11-16 | 1997-04-29 | The Dow Chemical Company | Elimination of monocarbonate from polycarbonate |
US5993971A (en) * | 1986-09-20 | 1999-11-30 | Sony Corporation | Optical information record medium |
EP1477507A1 (en) * | 2003-05-15 | 2004-11-17 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Polycarbonate resin |
WO2023038156A1 (en) * | 2021-09-10 | 2023-03-16 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | (het)aryl substituted bisphenol compounds and thermoplastic resins |
-
1985
- 1985-03-19 JP JP5332685A patent/JPS61213218A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5993971A (en) * | 1986-09-20 | 1999-11-30 | Sony Corporation | Optical information record medium |
USRE35499E (en) * | 1988-11-16 | 1997-04-29 | The Dow Chemical Company | Elimination of monocarbonate from polycarbonate |
EP1477507A1 (en) * | 2003-05-15 | 2004-11-17 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Polycarbonate resin |
WO2023038156A1 (en) * | 2021-09-10 | 2023-03-16 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | (het)aryl substituted bisphenol compounds and thermoplastic resins |
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