JPS61209336A - タイヤのハイポイント並びにグレ−ドマ−キング装置 - Google Patents
タイヤのハイポイント並びにグレ−ドマ−キング装置Info
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- JPS61209336A JPS61209336A JP60051490A JP5149085A JPS61209336A JP S61209336 A JPS61209336 A JP S61209336A JP 60051490 A JP60051490 A JP 60051490A JP 5149085 A JP5149085 A JP 5149085A JP S61209336 A JPS61209336 A JP S61209336A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M1/00—Testing static or dynamic balance of machines or structures
- G01M1/14—Determining imbalance
- G01M1/16—Determining imbalance by oscillating or rotating the body to be tested
- G01M1/26—Determining imbalance by oscillating or rotating the body to be tested with special adaptations for marking, e.g. by drilling
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M17/00—Testing of vehicles
- G01M17/007—Wheeled or endless-tracked vehicles
- G01M17/02—Tyres
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Balance (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、タイヤのユニフオミテイを測定する機械にお
いて、その測定結果に基き、タイヤに対し非ユニフォミ
ティ箇所や、測定結果によって得られる等級分類をマー
クするための、改善された新しいマーキング装置の提供
に関する。
いて、その測定結果に基き、タイヤに対し非ユニフォミ
ティ箇所や、測定結果によって得られる等級分類をマー
クするための、改善された新しいマーキング装置の提供
に関する。
(従来の技術)
タイヤユニフォミティ機によって、被測定タイヤの非ユ
ニフォミティ箇所に所謂ハイポイントマークを打つこと
、また測定結果から総合的に判定された等級分類に従っ
て所謂グレードマークを打つためのマーキング装置は、
例えば先に本出願人が出願に係る処のタイヤユニフォミ
ティ機用マーキング装置(特公昭53−42163号公
報参照)に見られるように既知である。上記装置は、従
来のペンキによるマーキング手段に代り、マーク用塗料
が塗布されたマーキングテープと、該テープに加熱圧着
されるマーキングピンとを用いて、テープに塗布されて
いる塗料がピンの熱により溶け、ピンの頭部形状に即応
した形状のマークがタイヤのサイドウオール面に付設さ
れるようにしたものであり、被測定タイヤの被マーク面
に向って進退可能に熱盤内に可動的に内蔵されたマーキ
ングピンと、マーキングピンの進退動作と共働して被マ
ーク面に向って移動可能な進退自在なテープガイドに保
持され、マーキングピンと被マーク面との間を通過する
マーキングテープとから成り、前記各部材とマーキング
ピンの駆動装置およびマーキングテープの送出装置が、
セット位置の調整可能に共通のフレーム体上に配設され
たことを特徴とするものであって、その詳細は前記特公
昭53−42163号公報に開示されている通りである
。またこの種マーキング装置においては、図示省略しで
あるが、タイヤのRFV 1次ハーモニック波形のピー
ク点(特公昭53−42163号公報記載参照)に打た
れるハイポイントマーク(φ10m程度のもの1箇)を
打つためのハイポイントマーキング装置は、タイヤユニ
フォミティ機におけるテストゾーン(測定ゾーン)に設
置され、場合によっては1次ハーモニックピーク・ツウ
・ピーク値のグレード識別のため1箇乃至3箇打つこと
もあり、またタイヤのRFV、LFV、ユニシティ、ラ
ンアウト等の総合結果を等級別けするためのグレードマ
ークを打つグレードマーキング装置は、タイヤユニフォ
ミティ機のタイヤ出口ゾーンに設置され、φ10關程度
のマークを1箇乃至3箇程度打つのが一般的である。
ニフォミティ箇所に所謂ハイポイントマークを打つこと
、また測定結果から総合的に判定された等級分類に従っ
て所謂グレードマークを打つためのマーキング装置は、
例えば先に本出願人が出願に係る処のタイヤユニフォミ
ティ機用マーキング装置(特公昭53−42163号公
報参照)に見られるように既知である。上記装置は、従
来のペンキによるマーキング手段に代り、マーク用塗料
が塗布されたマーキングテープと、該テープに加熱圧着
されるマーキングピンとを用いて、テープに塗布されて
いる塗料がピンの熱により溶け、ピンの頭部形状に即応
した形状のマークがタイヤのサイドウオール面に付設さ
れるようにしたものであり、被測定タイヤの被マーク面
に向って進退可能に熱盤内に可動的に内蔵されたマーキ
ングピンと、マーキングピンの進退動作と共働して被マ
ーク面に向って移動可能な進退自在なテープガイドに保
持され、マーキングピンと被マーク面との間を通過する
マーキングテープとから成り、前記各部材とマーキング
ピンの駆動装置およびマーキングテープの送出装置が、
セット位置の調整可能に共通のフレーム体上に配設され
たことを特徴とするものであって、その詳細は前記特公
昭53−42163号公報に開示されている通りである
。またこの種マーキング装置においては、図示省略しで
あるが、タイヤのRFV 1次ハーモニック波形のピー
ク点(特公昭53−42163号公報記載参照)に打た
れるハイポイントマーク(φ10m程度のもの1箇)を
打つためのハイポイントマーキング装置は、タイヤユニ
フォミティ機におけるテストゾーン(測定ゾーン)に設
置され、場合によっては1次ハーモニックピーク・ツウ
・ピーク値のグレード識別のため1箇乃至3箇打つこと
もあり、またタイヤのRFV、LFV、ユニシティ、ラ
ンアウト等の総合結果を等級別けするためのグレードマ
ークを打つグレードマーキング装置は、タイヤユニフォ
ミティ機のタイヤ出口ゾーンに設置され、φ10關程度
のマークを1箇乃至3箇程度打つのが一般的である。
(発明が解決しようとする問題点)
上記した従来技術においては、ユニフォミティ機におけ
るテストゾーンと出口ゾーンとに、ハイポイントマーキ
ング装置とグレードマーキング装置とを別設するのであ
り、同一構造を持つ装置が重複する不利があるとともに
、特にテストゾーンにおいては、被測定タイヤを回転の
ため支承するリムを具備した上下のスピンドル、更には
荷重を掛けて回転するためのドラム機構、更にはタイヤ
のインフレーション手段等の各部材、装置があるため、
マーキング装置の設置スペースがきわめて狭く、このた
めマーキング装置における必要な機構、即ち打点位置や
角度の調整のための機構等の設計が制限され、マーキン
グテープの交換等が容易でないとともに、マーキングピ
ンを並設するため、そのピン本数が制限され(特公昭5
3−42163号においては3本)る不利があり、また
サイドウオール面における打点位置も、テストタイヤを
支持するリムが例えば2段のリムの場合、小ビード径の
タイヤのビード部近傍に打点できないので、ビード位置
よりも遠い位置に制限される等の問題点がある。
るテストゾーンと出口ゾーンとに、ハイポイントマーキ
ング装置とグレードマーキング装置とを別設するのであ
り、同一構造を持つ装置が重複する不利があるとともに
、特にテストゾーンにおいては、被測定タイヤを回転の
ため支承するリムを具備した上下のスピンドル、更には
荷重を掛けて回転するためのドラム機構、更にはタイヤ
のインフレーション手段等の各部材、装置があるため、
マーキング装置の設置スペースがきわめて狭く、このた
めマーキング装置における必要な機構、即ち打点位置や
角度の調整のための機構等の設計が制限され、マーキン
グテープの交換等が容易でないとともに、マーキングピ
ンを並設するため、そのピン本数が制限され(特公昭5
3−42163号においては3本)る不利があり、また
サイドウオール面における打点位置も、テストタイヤを
支持するリムが例えば2段のリムの場合、小ビード径の
タイヤのビード部近傍に打点できないので、ビード位置
よりも遠い位置に制限される等の問題点がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の問題点を解決するために、マーキング
テープとマーキングピンとによるこの種マーキング装置
において、ユニフォミティ機におけるタイヤ出口ゾーン
に、多数のマーキングピンを回動選択自在に集合させ、
これによってハイポイントマークおよび/またはグレー
ドマークを打点できるようにするとともに、その打点位
置、角度を調整自在として、タイヤサイドウオール面に
適切な打点マークが容易に得られるようにし、かつマー
キングテープの交換をも容易化し、またグレードマーク
によってハイポイント位置をも示すことができるように
して、使用上の利便と操作、メンテナンスの容易化を企
図したもので、具体的には、タイヤユニフォミティ機に
おけるタイヤ出口コンベヤ上の測定済みタイヤに向って
傾斜兼進退昇降自在に設けられる担持部材に、円周上に
複数本のかつそれぞれに加熱調温自在であるとともにそ
れぞれの打点内容を相違したマーキングピンを、何れも
半径方向へ進退自在に等分配設したマーキングブラケッ
トを可回動に保持し、前記担持部材のタイヤに向う下端
において前記マーキングブラケットに向い突出状に設け
たテープサポートガイドに、前記マーキングピンのピン
頭部突出孔を有するテープガイド面と、マーキングテー
プの取付部および巻取部を設けるとともに、前記ビン頭
部突出孔と対応する位置にマーキングピン押出部材を設
けることにある。
テープとマーキングピンとによるこの種マーキング装置
において、ユニフォミティ機におけるタイヤ出口ゾーン
に、多数のマーキングピンを回動選択自在に集合させ、
これによってハイポイントマークおよび/またはグレー
ドマークを打点できるようにするとともに、その打点位
置、角度を調整自在として、タイヤサイドウオール面に
適切な打点マークが容易に得られるようにし、かつマー
キングテープの交換をも容易化し、またグレードマーク
によってハイポイント位置をも示すことができるように
して、使用上の利便と操作、メンテナンスの容易化を企
図したもので、具体的には、タイヤユニフォミティ機に
おけるタイヤ出口コンベヤ上の測定済みタイヤに向って
傾斜兼進退昇降自在に設けられる担持部材に、円周上に
複数本のかつそれぞれに加熱調温自在であるとともにそ
れぞれの打点内容を相違したマーキングピンを、何れも
半径方向へ進退自在に等分配設したマーキングブラケッ
トを可回動に保持し、前記担持部材のタイヤに向う下端
において前記マーキングブラケットに向い突出状に設け
たテープサポートガイドに、前記マーキングピンのピン
頭部突出孔を有するテープガイド面と、マーキングテー
プの取付部および巻取部を設けるとともに、前記ビン頭
部突出孔と対応する位置にマーキングピン押出部材を設
けることにある。
(作 用)
本発明の技術的手段によれば、第1図および第2図に示
すように、周知であるためその図示は省略するが、−側
から被測定タイヤが供給される入口ゾーン、該入口ゾー
ンに続いて被測定タイヤを回転させて先に述べた各種測
定を行うテストゾーンく測定ゾーン)、該テストゾーン
に続いて測定済みタイヤを機外に排出するための出口ゾ
ーンが直列状に配設され、各ゾーンにそれぞれタイヤの
移動用ローラコンベヤが設けられるユニフオミティ機に
おいて、前記出口ゾーンにおける測定済みタイヤ101
が水平状に置かれるローラコンベヤ102の一側に立設
したスタンド1に、枢軸10を支点として垂直姿勢から
、第2図実線より鎖線に示すように傾斜姿勢へ変化自在
なチルトフレーム2を設け、該チルトフレーム2にスラ
イドフレーム3を正逆回動自在なスクリュ軸9等を介し
て、第2図矢印X−X方向に示すように水平方向に進退
自在に取付け、更に前記スライドフレーム3に昇降用ガ
イドロンド36、昇降用シリンダ58等を介して、担持
部材としての昇降フレーム4を第2図矢印X−X方向に
示すように、垂直昇降自在に取付けるのである。上記の
ように傾斜兼進退昇降自在に保持される昇降フレーム4
に、回転軸12によって可回動とされたマーキングブラ
ケット6を保持させ、このマーキングブラケット6の前
記回転軸12を中心とする円周上に、第1・2[!lに
示すように図例′では8本のマーキングピン14.15
.16.17.18.19.20.21を、円周等分位
置にかつ何れもバネ54等によって半径方向へ進退自在
に配設するのであり、このさい各マーキングピン14〜
21における打点用のピン頭部14a〜21Bにおいて
は、その打点マークの形状内容をそれぞれ相違させると
ともに、また各マーキングピン14〜21には、図示省
略しであるがそれぞれ加熱用ヒータが具備されるのであ
る。
すように、周知であるためその図示は省略するが、−側
から被測定タイヤが供給される入口ゾーン、該入口ゾー
ンに続いて被測定タイヤを回転させて先に述べた各種測
定を行うテストゾーンく測定ゾーン)、該テストゾーン
に続いて測定済みタイヤを機外に排出するための出口ゾ
ーンが直列状に配設され、各ゾーンにそれぞれタイヤの
移動用ローラコンベヤが設けられるユニフオミティ機に
おいて、前記出口ゾーンにおける測定済みタイヤ101
が水平状に置かれるローラコンベヤ102の一側に立設
したスタンド1に、枢軸10を支点として垂直姿勢から
、第2図実線より鎖線に示すように傾斜姿勢へ変化自在
なチルトフレーム2を設け、該チルトフレーム2にスラ
イドフレーム3を正逆回動自在なスクリュ軸9等を介し
て、第2図矢印X−X方向に示すように水平方向に進退
自在に取付け、更に前記スライドフレーム3に昇降用ガ
イドロンド36、昇降用シリンダ58等を介して、担持
部材としての昇降フレーム4を第2図矢印X−X方向に
示すように、垂直昇降自在に取付けるのである。上記の
ように傾斜兼進退昇降自在に保持される昇降フレーム4
に、回転軸12によって可回動とされたマーキングブラ
ケット6を保持させ、このマーキングブラケット6の前
記回転軸12を中心とする円周上に、第1・2[!lに
示すように図例′では8本のマーキングピン14.15
.16.17.18.19.20.21を、円周等分位
置にかつ何れもバネ54等によって半径方向へ進退自在
に配設するのであり、このさい各マーキングピン14〜
21における打点用のピン頭部14a〜21Bにおいて
は、その打点マークの形状内容をそれぞれ相違させると
ともに、また各マーキングピン14〜21には、図示省
略しであるがそれぞれ加熱用ヒータが具備されるのであ
る。
更に前記昇降フレーム4の下端に前記マーキングブラケ
ット6に向って、かつブラケット6の外周とオーバラッ
プ状に突出するテープサポートガイド5を取付け、該サ
ポートガイド5のタイヤ101に向う下面に、マーキン
グピン14〜21の各ピン頭部14a〜21aが共通に
突出できるビン頭部突出孔5aを有するとともに、マー
キングテープ25の添接ガイドされるガイド面5bが形
成され、更にサポートガイド5の前記テープガイド面5
bを挟んで、ガイド5乃至フレーム4側にマーキングテ
ープ25の取付部41と巻取部42を配設するとともに
、前記ビン頭部突出孔5aと対応する位置に、サポート
ガイド5を利用して、マーキングピン14〜21のため
の共通のマーキングピン押出部材としての駆動シリンダ
59を設けることによって、次のようにしてハイポイン
トマークおよび/またはグレードマークの打点を行なう
ことができる。即ちマーキングピン14〜21を放射状
に列設したマーキングブラケット6は、担持部材である
昇降フレーム4に保持されて同行し、また昇降フレーム
4はチルトフレーム2、スライドフレーム3を介して、
傾斜兼進退(水平方向)昇降(垂直方向)自在に設けら
れていることにより、測定済みタイヤ101の寸法、形
状に応じて、そのマーキングピン14〜21をサイドウ
オール面に対して最も適切な打点位置、角度に容易に指
向させることができる。従ってテストゾーンにおいてテ
ストを終了し、その測定結果に基いてユニフォミティ機
における解析、演算装置を介して、例えばタイヤ101
の等紙分類が決定された場合、そのグレードに応じたマ
ーキングピン番号の作動指令信号を受けることにより、
該当番号のマーキングピン14〜21の1本を、そのマ
ーキングブラケット6を回動させることにより、第2図
で示すように固定位置に止まるテープサポートガイド5
におけるピン頭部突出孔5a位置に正対させ、昇降用シ
リンダ58の作動を介し昇降フレーム4を下降させて所
定位置で停止させ(この停止は例えば第1図示のリミッ
トスイッチ65等を用いて自動停止させる)、シかる後
、駆動シリンダ59を作動し、そのマーキングピン14
〜21の該当番号のビンにおけるマーキングガイド13
(第2図参照)を下方に押動して、ピン頭部の突出孔5
aよりの突出を介し、テープゴー11面5bに添接され
ているマーキングテープ25をタイヤ101のサイドウ
オール面に圧着し、一定時間押し付ける(秒単位)こと
により、マーキングピン側の熱温により、テープ25の
塗料が溶け、ビン頭部の形状、内容に応じたグレードマ
ークが打点されることになる。この打点が終了して駆動
シリンダ59のピストンロッドを引上げれば、マーキン
グピン14〜21は何れもバネ54によって後退復帰す
る。この打点が終わればマーキングテープ25を巻取部
42側に定ピツチ巻取るとともに、マーキングブラケッ
ト6を旧に復し、次のマーキングに備えることになる。
ット6に向って、かつブラケット6の外周とオーバラッ
プ状に突出するテープサポートガイド5を取付け、該サ
ポートガイド5のタイヤ101に向う下面に、マーキン
グピン14〜21の各ピン頭部14a〜21aが共通に
突出できるビン頭部突出孔5aを有するとともに、マー
キングテープ25の添接ガイドされるガイド面5bが形
成され、更にサポートガイド5の前記テープガイド面5
bを挟んで、ガイド5乃至フレーム4側にマーキングテ
ープ25の取付部41と巻取部42を配設するとともに
、前記ビン頭部突出孔5aと対応する位置に、サポート
ガイド5を利用して、マーキングピン14〜21のため
の共通のマーキングピン押出部材としての駆動シリンダ
59を設けることによって、次のようにしてハイポイン
トマークおよび/またはグレードマークの打点を行なう
ことができる。即ちマーキングピン14〜21を放射状
に列設したマーキングブラケット6は、担持部材である
昇降フレーム4に保持されて同行し、また昇降フレーム
4はチルトフレーム2、スライドフレーム3を介して、
傾斜兼進退(水平方向)昇降(垂直方向)自在に設けら
れていることにより、測定済みタイヤ101の寸法、形
状に応じて、そのマーキングピン14〜21をサイドウ
オール面に対して最も適切な打点位置、角度に容易に指
向させることができる。従ってテストゾーンにおいてテ
ストを終了し、その測定結果に基いてユニフォミティ機
における解析、演算装置を介して、例えばタイヤ101
の等紙分類が決定された場合、そのグレードに応じたマ
ーキングピン番号の作動指令信号を受けることにより、
該当番号のマーキングピン14〜21の1本を、そのマ
ーキングブラケット6を回動させることにより、第2図
で示すように固定位置に止まるテープサポートガイド5
におけるピン頭部突出孔5a位置に正対させ、昇降用シ
リンダ58の作動を介し昇降フレーム4を下降させて所
定位置で停止させ(この停止は例えば第1図示のリミッ
トスイッチ65等を用いて自動停止させる)、シかる後
、駆動シリンダ59を作動し、そのマーキングピン14
〜21の該当番号のビンにおけるマーキングガイド13
(第2図参照)を下方に押動して、ピン頭部の突出孔5
aよりの突出を介し、テープゴー11面5bに添接され
ているマーキングテープ25をタイヤ101のサイドウ
オール面に圧着し、一定時間押し付ける(秒単位)こと
により、マーキングピン側の熱温により、テープ25の
塗料が溶け、ビン頭部の形状、内容に応じたグレードマ
ークが打点されることになる。この打点が終了して駆動
シリンダ59のピストンロッドを引上げれば、マーキン
グピン14〜21は何れもバネ54によって後退復帰す
る。この打点が終わればマーキングテープ25を巻取部
42側に定ピツチ巻取るとともに、マーキングブラケッ
ト6を旧に復し、次のマーキングに備えることになる。
グレードマークのみでハイポイントマーク表示が不要の
場合には、ハイポイント割出しをしないで、サイドウオ
ールの任意の位置に該当グレードマークの1箇を打点す
るのみで足りるが、ハイポイント位置を明示したい場合
は、先のテストゾーンにおいてハイポイント割出しをし
たマーク位置に、マーキングピン14〜21の1本を用
いて、グレードマークを打点するのであり、つまりこの
場合はグレードマーク位置がハイポイント位置を示すこ
とになり、かかるハイポイントマーク用のマーキングピ
ン14〜21の内から、1箇特定して置いて用いればよ
い。またマーキングブラケット6のスタート位置として
、最も使用頻度の高いマーキングピンを、第1.2図で
例示したマーキングピン14の位置(ビン頭部突出孔5
aとの正対位置)にセントし、これを原点位置とすれば
、ブラケット6の回転運動を効率的に減少させることも
できる。即ち本発明の技術的手段を用いれば、ユニフォ
ミティ機におけるタイヤの出口ゾーンに、担持部材であ
るフレーム4と、これに保持されるマーキングブラケッ
ト6、該ブラケット6に放射状に配列される多数のマー
キングピン14〜21群と、フレーム4に設けられるテ
ープサポートガイド5、同ガイド5に巻取自在に具備さ
れるマーキングテープ25、マーキングピン押出部材で
ある駆動シリンダ59とによって、ユニフォミティ機に
おけるテストゾーンおよび出口ゾーンに、ハイポイント
マーキング装置とグレードマーキング装置を二重に設け
る必要なく、出口ゾーンにハイポイントおよび/または
グレードマークのためのマーキング装置をコンパクトに
集約でき、しかも出口ゾーンにおける上部は一般的に開
放面であることにより、回転自在なマーキングブラケッ
ト6上に多数のマーキングピンを設置でき、ハイポイン
トマーク、グレードマーク等も、選択自在に打点可能で
あり、またグレードマークを以てハイポイント位置を示
すことも可能であり、しかも打点位置、角度の調整度が
拡大され、マーキングテープの変換もきわめて容易化で
きる等の使用上の利便が発揮できることになる。
場合には、ハイポイント割出しをしないで、サイドウオ
ールの任意の位置に該当グレードマークの1箇を打点す
るのみで足りるが、ハイポイント位置を明示したい場合
は、先のテストゾーンにおいてハイポイント割出しをし
たマーク位置に、マーキングピン14〜21の1本を用
いて、グレードマークを打点するのであり、つまりこの
場合はグレードマーク位置がハイポイント位置を示すこ
とになり、かかるハイポイントマーク用のマーキングピ
ン14〜21の内から、1箇特定して置いて用いればよ
い。またマーキングブラケット6のスタート位置として
、最も使用頻度の高いマーキングピンを、第1.2図で
例示したマーキングピン14の位置(ビン頭部突出孔5
aとの正対位置)にセントし、これを原点位置とすれば
、ブラケット6の回転運動を効率的に減少させることも
できる。即ち本発明の技術的手段を用いれば、ユニフォ
ミティ機におけるタイヤの出口ゾーンに、担持部材であ
るフレーム4と、これに保持されるマーキングブラケッ
ト6、該ブラケット6に放射状に配列される多数のマー
キングピン14〜21群と、フレーム4に設けられるテ
ープサポートガイド5、同ガイド5に巻取自在に具備さ
れるマーキングテープ25、マーキングピン押出部材で
ある駆動シリンダ59とによって、ユニフォミティ機に
おけるテストゾーンおよび出口ゾーンに、ハイポイント
マーキング装置とグレードマーキング装置を二重に設け
る必要なく、出口ゾーンにハイポイントおよび/または
グレードマークのためのマーキング装置をコンパクトに
集約でき、しかも出口ゾーンにおける上部は一般的に開
放面であることにより、回転自在なマーキングブラケッ
ト6上に多数のマーキングピンを設置でき、ハイポイン
トマーク、グレードマーク等も、選択自在に打点可能で
あり、またグレードマークを以てハイポイント位置を示
すことも可能であり、しかも打点位置、角度の調整度が
拡大され、マーキングテープの変換もきわめて容易化で
きる等の使用上の利便が発揮できることになる。
(実施例)
本発明による具体的装置の実施例を、第1図乃至第2図
の全体図および第3図乃至第8図の各部分図について説
示する。出口ゾーンにおけるローラコンベヤ102の一
側に立設したスタンド1における上部架構1aには、第
1.3図に示されるように、ナツトサポート8を介して
ナツト7が可回動に保持され、該ナツト7にハンドホイ
ル71が付設されるとともにチルト用スクリュ軸34が
蝮挿され、スタンド1に枢軸lOを介して下端を枢支さ
れたチルトフレーム2の上部に突設したブラケッ)2a
に、前記スクリュ軸71の一端が連結ブロック24を介
して連結されることにより、ナツト7のハンドホイル7
1による正逆回動によって、スクリュ軸34が進退し、
チルトフレーム2を垂直兼傾斜自在に調整可能とするの
である。前記チルトフレーム2における頂部架構2bに
は第1.2図および第4図に示すように、中央にハンド
ホイル72を備えたスクリュ軸9が正逆回動自在に軸架
され、該スクリュ軸9を挟んで左右両側にガイド軸29
.29が平行に軸架され、これらスクリュ軸9、ガイド
軸29.29に亘って、スライドフレーム3の上端に設
けたスライドブロック70のネジ孔70a、スライド孔
70b、70bがそれぞれ嵌合されることにより、ハン
ドホイル72によるスクリュ軸9の正逆回動を介し、ス
ライドブロック70の進退により、スライドフレーム3
は第2図に示す矢印X−X方向(水平方向)に進退自在
に保持される。このスライドフレーム3の一面には、第
1.2図に示すように上下方向に亘って上下のサボー)
35.35を介しガイドロッド36,36が設けられ、
該ロッド36.36に担持部材である昇降フレーム4の
スライド51が摺動自在に嵌合され、該フレーム4の下
端−面に突設したブラケット4aが、前記スライドフレ
ーム3の切欠3aを介してフレーム3の反対面側に突出
され、ブラケット4aにスライドフレーム3の他面に付
設した昇降用シリンダ58のピストンロッドがジヨイン
ト59を介して連結されることにより、昇降フレーム4
が昇降自在とされるのである。この昇降フレーム4の中
心部には、第1.2図および第5図に示すように、取付
ブラケット11を介しステンピングモータ等の駆動モー
タ61、該モータ61と連結される減速機60を介して
回転軸12が正逆回動自在に軸架され、この回転軸12
に実施例ではディスク状のマーキングブラケット6の中
心が固設されるのである。
の全体図および第3図乃至第8図の各部分図について説
示する。出口ゾーンにおけるローラコンベヤ102の一
側に立設したスタンド1における上部架構1aには、第
1.3図に示されるように、ナツトサポート8を介して
ナツト7が可回動に保持され、該ナツト7にハンドホイ
ル71が付設されるとともにチルト用スクリュ軸34が
蝮挿され、スタンド1に枢軸lOを介して下端を枢支さ
れたチルトフレーム2の上部に突設したブラケッ)2a
に、前記スクリュ軸71の一端が連結ブロック24を介
して連結されることにより、ナツト7のハンドホイル7
1による正逆回動によって、スクリュ軸34が進退し、
チルトフレーム2を垂直兼傾斜自在に調整可能とするの
である。前記チルトフレーム2における頂部架構2bに
は第1.2図および第4図に示すように、中央にハンド
ホイル72を備えたスクリュ軸9が正逆回動自在に軸架
され、該スクリュ軸9を挟んで左右両側にガイド軸29
.29が平行に軸架され、これらスクリュ軸9、ガイド
軸29.29に亘って、スライドフレーム3の上端に設
けたスライドブロック70のネジ孔70a、スライド孔
70b、70bがそれぞれ嵌合されることにより、ハン
ドホイル72によるスクリュ軸9の正逆回動を介し、ス
ライドブロック70の進退により、スライドフレーム3
は第2図に示す矢印X−X方向(水平方向)に進退自在
に保持される。このスライドフレーム3の一面には、第
1.2図に示すように上下方向に亘って上下のサボー)
35.35を介しガイドロッド36,36が設けられ、
該ロッド36.36に担持部材である昇降フレーム4の
スライド51が摺動自在に嵌合され、該フレーム4の下
端−面に突設したブラケット4aが、前記スライドフレ
ーム3の切欠3aを介してフレーム3の反対面側に突出
され、ブラケット4aにスライドフレーム3の他面に付
設した昇降用シリンダ58のピストンロッドがジヨイン
ト59を介して連結されることにより、昇降フレーム4
が昇降自在とされるのである。この昇降フレーム4の中
心部には、第1.2図および第5図に示すように、取付
ブラケット11を介しステンピングモータ等の駆動モー
タ61、該モータ61と連結される減速機60を介して
回転軸12が正逆回動自在に軸架され、この回転軸12
に実施例ではディスク状のマーキングブラケット6の中
心が固設されるのである。
マーキングブラケット6の円周辺には、8本(数はこれ
以上自由に増減できる)のマーキングピン14〜21が
、それぞれ支持部6aに半径方向へ進退自在にかつマー
キングガイド13との間にバネ54を弾支されることに
よって、円周等分位置に放射状に配置される。各マーキ
ングピン14〜21にはそれぞれその打点形状を相違し
たピン頭部14a〜21aが小径に形成されるとともに
、図示省略しであるが加熱用ヒータが内蔵されるのであ
る。このさい予めそれぞれのマーキングピン14〜21
にRFV用、あるいはLFV用、更には各等級分類用等
の特定の性格を付与し、これに基いて適当な番号を付与
することが、選択使用上有利である。昇降フレーム4の
下端に付設されるテープサポートガイド5は、略し形の
プレート状のものであるとともに、第1.2図示のよう
に、L形の底面、即ちタイヤ101のサイドウオール面
に向う下面にマーキングテープ25の添接されるテープ
ガイド面5bが形成されるとともに、先に述べた各マー
キングピン14〜21の各ビン頭部14a〜21aを通
過進出させるピン頭部突出孔5aが開設され、ガイド5
のL形の先端から上方に向けて突出状に設けたブラケッ
ト93の一面上に、第1.2図、更には第7図に示され
るように、ロール状に巻かれたマーキングテープ25の
取付部41を設けるのである。取付部41は可回動に軸
架されるリール軸55と、リール軸55の一側にバネ1
15を介して弾支されるブツシュフランジ47と、リー
ル軸55の他端に着脱自在に取付けられるフランジ56
とから成り、またこの取付部41の下方には同じくブラ
ケット93を利用して、ガイドフレーム44.44間に
可回動に軸架される一対のガイドローラ43.45が、
またローラ43.45の下方には同じくブラケット93
を利用して、テープ検知用の光電管64が第2図示のよ
うにそれぞれ設置される。
以上自由に増減できる)のマーキングピン14〜21が
、それぞれ支持部6aに半径方向へ進退自在にかつマー
キングガイド13との間にバネ54を弾支されることに
よって、円周等分位置に放射状に配置される。各マーキ
ングピン14〜21にはそれぞれその打点形状を相違し
たピン頭部14a〜21aが小径に形成されるとともに
、図示省略しであるが加熱用ヒータが内蔵されるのであ
る。このさい予めそれぞれのマーキングピン14〜21
にRFV用、あるいはLFV用、更には各等級分類用等
の特定の性格を付与し、これに基いて適当な番号を付与
することが、選択使用上有利である。昇降フレーム4の
下端に付設されるテープサポートガイド5は、略し形の
プレート状のものであるとともに、第1.2図示のよう
に、L形の底面、即ちタイヤ101のサイドウオール面
に向う下面にマーキングテープ25の添接されるテープ
ガイド面5bが形成されるとともに、先に述べた各マー
キングピン14〜21の各ビン頭部14a〜21aを通
過進出させるピン頭部突出孔5aが開設され、ガイド5
のL形の先端から上方に向けて突出状に設けたブラケッ
ト93の一面上に、第1.2図、更には第7図に示され
るように、ロール状に巻かれたマーキングテープ25の
取付部41を設けるのである。取付部41は可回動に軸
架されるリール軸55と、リール軸55の一側にバネ1
15を介して弾支されるブツシュフランジ47と、リー
ル軸55の他端に着脱自在に取付けられるフランジ56
とから成り、またこの取付部41の下方には同じくブラ
ケット93を利用して、ガイドフレーム44.44間に
可回動に軸架される一対のガイドローラ43.45が、
またローラ43.45の下方には同じくブラケット93
を利用して、テープ検知用の光電管64が第2図示のよ
うにそれぞれ設置される。
この取付部41に対応する打点済みのテープ25の巻取
部42は、第2図および第6図に示されるように、テー
プサポートガイド5と一体の昇降フレーム4の下部を利
用して、リール軸42に固定フランジ48と着脱自在の
フランジ56が設けられるとともに、リール軸42の延
長であるプーリ軸23が可回動にフレーム4側に軸架さ
れ、フレーム4に別設したリバーシブルモータ等の駆動
モータ63に減速機62を介して連結されるプーリ軸2
2と前記プーリ軸23間にベルト66が張架されること
によって、リール軸42上に打点済みマーキングテープ
25が巻取自在とされ、更に前記プーリ軸22と同軸の
ガイドローラ49、該ローラ49と一対をなすガイドロ
ーラ5oが、巻取られるテープ25のガイド用として設
けられたものである。またテープサポートガイド5にお
けるブラケット93のテープ取付部41と反対側の他面
には、マーキングピン14〜21の押出部材としての駆
動シリンダ59が設置され、該シリンダ59のピストン
ロッド先端にはマーキングピン14〜21におけるマー
キングガイド13を加圧するハンマブロック37が設け
られ、更に第1図に示すようにテープサポートガイド5
の下部−側には、リミットスイッチ65が付設される。
部42は、第2図および第6図に示されるように、テー
プサポートガイド5と一体の昇降フレーム4の下部を利
用して、リール軸42に固定フランジ48と着脱自在の
フランジ56が設けられるとともに、リール軸42の延
長であるプーリ軸23が可回動にフレーム4側に軸架さ
れ、フレーム4に別設したリバーシブルモータ等の駆動
モータ63に減速機62を介して連結されるプーリ軸2
2と前記プーリ軸23間にベルト66が張架されること
によって、リール軸42上に打点済みマーキングテープ
25が巻取自在とされ、更に前記プーリ軸22と同軸の
ガイドローラ49、該ローラ49と一対をなすガイドロ
ーラ5oが、巻取られるテープ25のガイド用として設
けられたものである。またテープサポートガイド5にお
けるブラケット93のテープ取付部41と反対側の他面
には、マーキングピン14〜21の押出部材としての駆
動シリンダ59が設置され、該シリンダ59のピストン
ロッド先端にはマーキングピン14〜21におけるマー
キングガイド13を加圧するハンマブロック37が設け
られ、更に第1図に示すようにテープサポートガイド5
の下部−側には、リミットスイッチ65が付設される。
このリミットスイッチ65は、昇降フレーム4がタイヤ
101に向って下降した時、そのアクチェータがタイヤ
上面に接するとともに、昇降フレーム4の下降を停止さ
せるためのものであり、第8図に示したものは、マーキ
ングブラケット6を回動させて、目的のマーキングピン
をテープサポートガイド5におけるピン頭部突出孔5a
と正対させた位置で停止させるための制御手段の1つを
示し、昇降フレーム4側にリミットスイッチ123、近
接スイッチ118が設けられ、ブラケット6側に作動片
120が設けられる。
101に向って下降した時、そのアクチェータがタイヤ
上面に接するとともに、昇降フレーム4の下降を停止さ
せるためのものであり、第8図に示したものは、マーキ
ングブラケット6を回動させて、目的のマーキングピン
をテープサポートガイド5におけるピン頭部突出孔5a
と正対させた位置で停止させるための制御手段の1つを
示し、昇降フレーム4側にリミットスイッチ123、近
接スイッチ118が設けられ、ブラケット6側に作動片
120が設けられる。
上記実施例はもとより設計の1例を示したものであり、
マーキングブラケット6およびテープサポートガイド5
の担持部材である昇降フレーム4の、傾斜兼進退(水平
方向)および昇降(上下方向)のための運動機構は、図
例以外の機構を用いることができ、また駆動源としても
、実施例のモータ、シリンダ以外の駆動源も自由に採用
できることはいうまでもない。またマーキングブラケッ
ト6も、必ずしも図示のディスク(円盤)形でなく、回
転軸12から半径方向に延びる8本のアーム乃至ブラケ
ットの先端にマーキングピン14〜21をそれぞれ取付
けるようにすることもできる。またマーキングテープ2
5の取付部41および巻取部42においても、取付部4
1においてはロール状に巻周されたテープ25を容易に
取付けられるとともに、これを確実に保持し、かつ弛み
なく引き出せるリール構造であればよく、巻取部42に
おいても、テープ25一端の固定部を具備し、かつ弛み
なく巻取保持できるリール構造であればよく、1回のマ
ーク打点終了後、自動的に定ピンチ宛巻取るものであれ
ばよい。
マーキングブラケット6およびテープサポートガイド5
の担持部材である昇降フレーム4の、傾斜兼進退(水平
方向)および昇降(上下方向)のための運動機構は、図
例以外の機構を用いることができ、また駆動源としても
、実施例のモータ、シリンダ以外の駆動源も自由に採用
できることはいうまでもない。またマーキングブラケッ
ト6も、必ずしも図示のディスク(円盤)形でなく、回
転軸12から半径方向に延びる8本のアーム乃至ブラケ
ットの先端にマーキングピン14〜21をそれぞれ取付
けるようにすることもできる。またマーキングテープ2
5の取付部41および巻取部42においても、取付部4
1においてはロール状に巻周されたテープ25を容易に
取付けられるとともに、これを確実に保持し、かつ弛み
なく引き出せるリール構造であればよく、巻取部42に
おいても、テープ25一端の固定部を具備し、かつ弛み
なく巻取保持できるリール構造であればよく、1回のマ
ーク打点終了後、自動的に定ピンチ宛巻取るものであれ
ばよい。
(発明の効果)
本発明のマーキング装置によれば、特公昭53−421
63号公報を始めとするマーキングピンとマーキングテ
ープとによる従来のマーキング装置に対し、次の点で優
れた利点を持つものである。即ち従来のようにマーキン
グピンを平面的に並列し、各ピンを個別に作動させるも
のでは、特にテストゾーンに設置するハイポイントマー
キング装置では、狭少なスペースに制約され、その機構
をきわめて小型化せねば組込むことができず、マーキン
グピンの充分な加圧ストロークを得ることが難しく、ま
た各マーキングピンにそれぞれ加圧のための運動機構、
駆動源が必要とされ、構造の複雑化を招来し、またマー
キングテープの取付けや交換等の操作も難しく、メンテ
ナンス上の不利が生じる。マーキングピンの設置本数も
特公昭53−42163号に見られるように少数に制限
される。これに対し本発明は、ユニフォミティ機におけ
るタイヤ出口ゾーンに、ハイポイントマークおよび/ま
たはグレードマークの両様に使用できるマーキング装置
を集中的に設置することにより、出口ゾーンにおける上
部開放のスペースを利用し、マーキングピン14〜21
の多数を回転するマーキングブラケット6の円周等分位
置に放射状に設けることができ、ピンの立体的な配列に
よってその本数を実施例における8本のように増加でき
、これによってハイポイント位置や等紙分類、更にはア
ンバランス位置のように、豊富なマーキング内容に即応
できる。また前記マーキングブラケット6を支持する担
持部材としての昇降フレーム4は、傾斜自在であるとと
もに水平方向へ進退自在とされているため、その傾斜角
度と進退量によって、打点位置をタイヤ101のサイド
ウオール面上において自在に変更調節できるため、サイ
ドウオール面の幅員方向において任意の位置を選定でき
るし、出口ゾーンであることと相まって、ビード部近傍
での打点も容易に可能である。更にマーク打点に当り、
打点位置をテープサポートガイド5におけるピン頭部突
出孔5aの一点に特定し、この位置にマーキングブラケ
ット6の回動を介し、使用すべきマーキングピンを停止
させてその打点を行なうので、従来のように平面的に並
列したマーキングピンの何れかを打点するため、打点位
置がピン毎に異なること、またマーキングテープ25も
並列したピンの全てがマークできるようにその幅員を広
いものとする必要がある等の不利がなく、ピン1本に対
応する小幅員のマーキングテープで足りるとともに、打
点位置の正確性が得られる。かつ各マークピン14〜2
1のピン頭部における打点マーク形状を−それぞれ相違
させることにより、ハイポイントマークおよびグレード
マークの各々を誤りなく打点位置に持ち来すことができ
るとともに、作用の項において述べたように、割出しさ
れたハイポイント位置に、グレードマークの1箇を打点
することによって、該マーク位置がハイポイント位置を
示すこともでき、これはサイドウオール面におけるマー
ク数を少なくする上において有利である。更に本発明に
よればテープサポートガイド5乃至フレーム4側にテー
プ25の巻取部42および取付部41、これに付属する
ガイドローラや駆動源を設置するに当っても、出口ゾー
ンスペースの空間内に側方から操作容易であるように設
置でき、テープ交換を始めとするメンテナンスも容易化
され、ユニフォミティ機の出口ゾーンにユニフォミティ
機による各種測定結果に基く必要な各ポイントマークを
効率的に打点するマーキング装置を設けたものとして優
れたものである。
63号公報を始めとするマーキングピンとマーキングテ
ープとによる従来のマーキング装置に対し、次の点で優
れた利点を持つものである。即ち従来のようにマーキン
グピンを平面的に並列し、各ピンを個別に作動させるも
のでは、特にテストゾーンに設置するハイポイントマー
キング装置では、狭少なスペースに制約され、その機構
をきわめて小型化せねば組込むことができず、マーキン
グピンの充分な加圧ストロークを得ることが難しく、ま
た各マーキングピンにそれぞれ加圧のための運動機構、
駆動源が必要とされ、構造の複雑化を招来し、またマー
キングテープの取付けや交換等の操作も難しく、メンテ
ナンス上の不利が生じる。マーキングピンの設置本数も
特公昭53−42163号に見られるように少数に制限
される。これに対し本発明は、ユニフォミティ機におけ
るタイヤ出口ゾーンに、ハイポイントマークおよび/ま
たはグレードマークの両様に使用できるマーキング装置
を集中的に設置することにより、出口ゾーンにおける上
部開放のスペースを利用し、マーキングピン14〜21
の多数を回転するマーキングブラケット6の円周等分位
置に放射状に設けることができ、ピンの立体的な配列に
よってその本数を実施例における8本のように増加でき
、これによってハイポイント位置や等紙分類、更にはア
ンバランス位置のように、豊富なマーキング内容に即応
できる。また前記マーキングブラケット6を支持する担
持部材としての昇降フレーム4は、傾斜自在であるとと
もに水平方向へ進退自在とされているため、その傾斜角
度と進退量によって、打点位置をタイヤ101のサイド
ウオール面上において自在に変更調節できるため、サイ
ドウオール面の幅員方向において任意の位置を選定でき
るし、出口ゾーンであることと相まって、ビード部近傍
での打点も容易に可能である。更にマーク打点に当り、
打点位置をテープサポートガイド5におけるピン頭部突
出孔5aの一点に特定し、この位置にマーキングブラケ
ット6の回動を介し、使用すべきマーキングピンを停止
させてその打点を行なうので、従来のように平面的に並
列したマーキングピンの何れかを打点するため、打点位
置がピン毎に異なること、またマーキングテープ25も
並列したピンの全てがマークできるようにその幅員を広
いものとする必要がある等の不利がなく、ピン1本に対
応する小幅員のマーキングテープで足りるとともに、打
点位置の正確性が得られる。かつ各マークピン14〜2
1のピン頭部における打点マーク形状を−それぞれ相違
させることにより、ハイポイントマークおよびグレード
マークの各々を誤りなく打点位置に持ち来すことができ
るとともに、作用の項において述べたように、割出しさ
れたハイポイント位置に、グレードマークの1箇を打点
することによって、該マーク位置がハイポイント位置を
示すこともでき、これはサイドウオール面におけるマー
ク数を少なくする上において有利である。更に本発明に
よればテープサポートガイド5乃至フレーム4側にテー
プ25の巻取部42および取付部41、これに付属する
ガイドローラや駆動源を設置するに当っても、出口ゾー
ンスペースの空間内に側方から操作容易であるように設
置でき、テープ交換を始めとするメンテナンスも容易化
され、ユニフォミティ機の出口ゾーンにユニフォミティ
機による各種測定結果に基く必要な各ポイントマークを
効率的に打点するマーキング装置を設けたものとして優
れたものである。
第1図は本発明装置実施例の側面図、第2図は同正面図
、第3図は第1図C−C線断面図、第4図は第1図C−
C線断面図、第5図は第1図C−C線断面図、第6図は
第1図C−C線断面図、第7図は第1図C−C線断面図
、第8図は第1図C−C線断面図である。 101・・・測定済みタイヤ、102・・・出口ローラ
コンベヤ、1・・・スタンド、2・・・チルトフレーム
、3・・・スライドフレーム、4・・・昇降フレーム(
担持部材)5・・・テープサポートガイド、6・・・マ
ーキングブラケット、14〜21・・・マーキングピン
、14a〜21a・・・ピン頭部、25・・・マーキン
グテープ、41・・・テープ取付部、42・・・テープ
巻取部、5a・・・ピン頭部突出孔、5b・・・テープ
ガイド面、59・・・マーキングピン押出部材(駆動シ
リンダ)。
、第3図は第1図C−C線断面図、第4図は第1図C−
C線断面図、第5図は第1図C−C線断面図、第6図は
第1図C−C線断面図、第7図は第1図C−C線断面図
、第8図は第1図C−C線断面図である。 101・・・測定済みタイヤ、102・・・出口ローラ
コンベヤ、1・・・スタンド、2・・・チルトフレーム
、3・・・スライドフレーム、4・・・昇降フレーム(
担持部材)5・・・テープサポートガイド、6・・・マ
ーキングブラケット、14〜21・・・マーキングピン
、14a〜21a・・・ピン頭部、25・・・マーキン
グテープ、41・・・テープ取付部、42・・・テープ
巻取部、5a・・・ピン頭部突出孔、5b・・・テープ
ガイド面、59・・・マーキングピン押出部材(駆動シ
リンダ)。
Claims (1)
- 1、タイヤユニフォミティ機による非ユニフォミティ箇
所および等級分類の測定を終了したタイヤのサイドウォ
ール面に、ハイポイントマークおよび/またはグレード
マークを打つための装置であって、前記ユニフォミティ
機におけるタイヤ出口コンベヤ上の前記タイヤに向って
傾斜兼進退昇降自在に設けられる担持部材に、円周上に
複数本のかつそれぞれに加熱調温自在であるとともにそ
れぞれの打点内容を相違したマーキングピンを、何れも
半径方向へ進退自在に等分配設したマーキングブラケッ
トを可回動に保持し、前記担持部材のタイヤに向う下端
において前記マーキングブラケットに向い突出状に設け
たテープサポートガイドに、前記マーキングピンのピン
頭部突出孔を有するテープガイド面と、マーキングテー
プの取付部および巻取部を設けるとともに、前記ピン頭
部突出孔と対応する位置にマーキングピン押出部材を設
けることを特徴とするタイヤのハイポイント並びにグレ
ードマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051490A JPS61209336A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | タイヤのハイポイント並びにグレ−ドマ−キング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051490A JPS61209336A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | タイヤのハイポイント並びにグレ−ドマ−キング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61209336A true JPS61209336A (ja) | 1986-09-17 |
JPH043817B2 JPH043817B2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=12888408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60051490A Granted JPS61209336A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | タイヤのハイポイント並びにグレ−ドマ−キング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61209336A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100325062B1 (ko) * | 2000-01-05 | 2002-02-20 | 조충환 | 타이어의 바코드 인쇄방법 |
WO2019188109A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤ試験機及びタイヤのマーキング方法 |
-
1985
- 1985-03-13 JP JP60051490A patent/JPS61209336A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100325062B1 (ko) * | 2000-01-05 | 2002-02-20 | 조충환 | 타이어의 바코드 인쇄방법 |
WO2019188109A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤ試験機及びタイヤのマーキング方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043817B2 (ja) | 1992-01-24 |
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