JPS61212742A - タイヤユニフオミテイ機のハイポイントマ−キングシステム - Google Patents

タイヤユニフオミテイ機のハイポイントマ−キングシステム

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JPS61212742A
JPS61212742A JP60053585A JP5358585A JPS61212742A JP S61212742 A JPS61212742 A JP S61212742A JP 60053585 A JP60053585 A JP 60053585A JP 5358585 A JP5358585 A JP 5358585A JP S61212742 A JPS61212742 A JP S61212742A
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Japan
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tire
marking
zone
measured
conveyor
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Masayoshi Okamoto
正義 岡本
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M1/00Testing static or dynamic balance of machines or structures
    • G01M1/14Determining imbalance
    • G01M1/16Determining imbalance by oscillating or rotating the body to be tested
    • G01M1/26Determining imbalance by oscillating or rotating the body to be tested with special adaptations for marking, e.g. by drilling

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Balance (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、(産業上の利用分野) 本発明は、タイヤのユニフオミテイを測定する機械にお
いて、その測定結果に基き、タイヤに対する非ユニフオ
ミテイポイントや、測定結果によって得られる等紙分類
をマークするに当り、その測定作業とマーキング作業を
同時的に別位置において行なうことにより、作業の能率
化、位置ズレの生じない正確な打点マークが得られるよ
うにしたものに関する。
(従来技術) タイヤユニフォミティ機によって、被測定タイヤの非ユ
ニフオミテイ箇所に所謂ハイポインドマークを打つこと
、また測定結果から総合的に判定された等紙分類に従っ
て所謂グレードマークを打つためのマーキング装置は、
例えば先に本出願人が出願に係る処のタイヤユニフォミ
ティ機用マーキング装置(特公昭53−42163号公
報参照)に見られるように既知である。上記装置は、従
来のペンキによるマーキング手段に代り、マーク用塗料
が塗布されたマーキングテープと、該テープに加熱圧着
されるマーキングピンとを用いて、テープに塗布されて
いる塗料がビンの熱により熔け、ピンの頭部形状に即応
した形状のマークがタイヤのサイドウオール面に付設さ
れるようにしたものであり、被測定タイヤの被マーク面
に向って進退可能に熱盤内に可動的に内蔵されたマーキ
ングピンと、マーキングピンの進退動作と共動して被マ
ーク面に向って移動可能な進退自在なテープガイドに保
持され、マーキングピンと被マーク面との間を通過する
マーキングテープとから成り、前記各部材とマーキング
ピンの駆動装置およびマーキングテープの送出装置が、
セント位置の調整可能に共通のフレーム体上に配設され
たことを特徴とするものであって、その詳細は前記特公
昭53−42163号公報に開示されている通りである
。またこの種マーキング装置において、そのタイヤのR
FVI次ハーモニック波形のピーク点(特公昭53−4
2163′号公報参照)に打たれる/S4ポイントマー
クは特に重要なものであり、このハイポインドマークを
打点するためのハイポインドマーキング装置は、タイヤ
ユニフォミティ機における各種の所要測定を行なう処の
テストゾーン内に設置するのが通例であり、これはテス
トゾーンにおいて測定結果に基いて明らかとされたへイ
ボインドマーク位置が、以後のタイヤの動きによって位
相角ずれが生じないように、該ゾーンにおいて打点する
ことが有利なためである。またタイヤのRFV、LFV
、ユニシティ、ランアウト等の総合結果を等級別けする
ためのグレードマークを打つグレードマーキング装置は
、タイヤユニフォミティ機のタイヤ出口ゾーンに設置さ
れ、任意の位置に打点されるのが通例である。
(発明が解決しようとする問題点) 従来技術のようにユニフオミテイ機における各種測定を
行なうテストゾーン内にハイポインドマーキング装置を
設置し、該ゾーンにおいて測定結果に基き、そのハイポ
インド位置を割出し、該ポイント位置に引続きハイポイ
ンドマークを打点する従来方式では、テストゾーンにお
けるユニフオミテイの測定−ハイポインド位置の割出し
−ハイポイントマークの打点という一連の動作が連続的
に要求され、そのマーキング(打点)時間(4秒程度)
は除去できないのであり、それだけサイクルタイムを短
縮することが不可能であり、しかも別ゾーンでハイポイ
ンドマークを打点することは、タイヤの移動間に位相角
のズレを生じることになるおそれがある。またテストゾ
ーンは既知のように、被測定タイヤを支持する上下のリ
ム付き回転軸機構、タイヤ内圧の給排機構、ドラム(ロ
ードホイル)機構等、各種の機構が内在するので、その
自由なスペースはきわめて狭小であり、この狭小なスペ
ース内に組込まれるマーキングピンとマーキングテープ
によるハイポインドマーキング装置は、その必要な運動
機構が制約されるし、打点部分であるタイヤのサイドウ
オール面に対する打点位置や角度の変更、調節もきわめ
て難しく、例えばタイヤリムが2段リムの場合、小ビー
ト径タイヤのビード部近傍には打点できない等の不便が
生じるのみならず、マーキングテープの充分なストック
量も得られないとともに、その交換、取付は作業がしに
くい等の問題点が内在するのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記のような従来のハイポインドマーキング
システムによって生じる問題点を解決し、テストゾーン
において実施した測定結果に基いてそのハイポインド位
置の割出された測定済みタイヤを、該ゾーンで打点する
ことなく、これを次のタイヤ出口コンベヤ側においてそ
のハイポインド位置への打点を行なうようにして、テス
トと平行して同時的に別位置で打点することによりサイ
クルタイムの短縮を可能とし、また測定済みタイヤを固
定不動状態下に出口コンベヤ側に移動可能として、打点
位置(ハイポインド位置)の狂いやズレが生じないよう
にしたもので、具体的には、被測定タイヤの供給用人口
コンベヤと測定結果に基くハイポインドマーキングを行
なうタイヤ搬出用出口コンベヤとの間に前記各コンベヤ
と接続するタイヤ移動面を備えた待機ゾーンとテストゾ
ーンとを設けるとともに、前記待機ゾーンと出口コンベ
ヤ間に亘って被測定タイヤおよび測定済みタイヤの各対
称周側を挟持するセンタリングアーム装置を進退移動自
在に配設し、前記出口コンベヤー側にマーキングピンお
よびマーキングテープによるマーキング装置を打点位置
の調整可能に配設し、前記センタリングアーム装置によ
って被測定タイヤおよび測定済みタイヤの固定移動を行
なうとともに、テストゾーンにおけるタイヤ測定と並行
して出口コンベヤにおけるタイヤマーキングを同時的に
行なうことにある。
(作 用) 本発明の技術的手段によれば、第1図乃至第3図におい
て示されるように、被測定タイヤT (第3図参照)が
供給される入口コンベヤ113と、測定結果に基いてポ
イントマーキングを行なって後、該タイヤを機外に搬出
するための出口コンベヤ114との間に、入口コンベヤ
113の送出端において送り込まれたタイヤTを固定状
に保持する作業を行なう待機ゾーン^2と、待機ゾーン
AZからのタイヤTを受取って、該タイヤにおける非ユ
ニフオミテイを測定する既知のテストゾーンBZとを設
け、テストゾーンBZに続く出口コンベヤ114の始端
を、テストゾーンBZにおいて非ユニフオミテイを測定
し、そのRTVの基本波のピーク点を割出したタイヤT
における該ピーク点に所謂ハイポインドマークを打点す
るためのマーキングゾーンCZとするのである(非ユニ
フオミテイの測定およびハイポインドマークの割出し、
打点については特公昭53−42163号記載参照)。
上記入口コンベヤ113待機ゾーン^ZテストゾーンB
ZマーキングゾーンCZおよび出口コンベヤ114を、
メインコラム109およびこの両側に展開されるフレー
ム109a、 ’ 109bによって直列状に設置した
タイヤユニフォミティ機において、第1図にその全体が
、また第4図、第5図においてその要部が示されるよう
に、前記待機ゾーンAZと出口コンベヤ114のマーキ
ングゾーンCZとの間に亘って、各ゾーン外側に平行す
る一対のガイドレール110を設置し、両ガイドレール
110、110に待機ゾーンAZおよびテストゾーン8
2間に亘って往復移動するキャリヤ103、テストゾー
ンBZおよびマーキングゾーンC2間に亘って往復移動
するキャリヤ104を、それぞれレール110に沿って
スライド自在に設け、各キャリヤ103.103および
104.104に、それぞれゾーンAZおよびBZに位
置する被測定タイヤTおよび測定済みタイヤTにおける
トレンド面の各対称位置を挟持する一対のセンタリング
アーム102a、 102aが開閉自在に設けられたセ
ンタリングアーム装置102の4基を設けるのであり、
更に前記ゾーンAZ、 BZに並ぶ各キャリヤ103,
103.104,104を連結部材105.105によ
ってそれぞれ同行自在に連結するのである。また前記マ
ーキングゾーンC2をコンベヤ始端に設ける出口コンベ
ヤ114においては、コンベヤ側に立設したスタンド1
に、第1図、第2図にその外観を示し、第6図および第
7図にその要部を示すように、測定済みタイヤTのサイ
ドウオール面に割出されたハイポインドマーク位置に、
所要のマークを打点するためのハイポインドマーキング
装置101を設置するのである。該マーキング装置10
1は、前記スタンド1にその下端がピン軸10によって
枢支されることによって、ピン軸10を支点として第7
図に示すように出口コンベヤ114上に置かれた測定済
みタイヤTに向って傾斜自在なチルトフレーム2に、ス
クリュ軸9およびガイド軸29を介して、矢印X−X方
向に進退自在にスライドフレーム3を保持し、該フレー
ム3にガイドロッド36を介して矢印Y−Y方向に昇降
自在に取付けた昇降フレーム4の中心部にマーキングブ
ラケット6を第6図矢印Z−Zのように正逆回動自在に
設け、このマーキングブラケット6の円周上に、それぞ
れ加熱用ヒータを内蔵した複数(図例では8本)のマー
キングビン14.15.16.17.18.19.20
.21を、各バネ54を介して半径方向へ進退自在に弾
支かつ円周等分状に配設し、各マーキングピン14〜2
1における打点用のビン頭部14a〜21aは、その打
点形状、内容を相違させるのである。前記昇降フレーム
4の下端にはマーキングテープ25のためのテープサポ
ートガイド5をマーキングプラケソト6に向って突出状
に設け、該ガイド5には前記マーキングビン14〜21
の各ピン頭部14a〜21aのビン頭部突出孔5aを備
えたテープガイド面5bを形成するとともに、ロール状
に巻周されたマーキングテープ25を着脱できるリール
形状の取付部41を設け、該取付部41に取付けたテー
プ25を引出し、ガイドロール43.43を経由して前
記テープガイド面5bに添接し、先記した昇降フレーム
4の下部に設けたテープ一端を固定してロール状に巻取
り可能な同じ(リール状の巻取部42を、ガイドロール
44.44を介して設けることによって、以下のように
してタイヤTの非ユニフオミティの測定、これによって
ハイポインド位置の割出されたタイヤのサイドウオール
面に対するハイポインドマーク、更には必要に応じて施
す等紙分類のグレードマークの打点が得られる。
即ち第4.5図において、人口コンベヤ113上に被測
定タイヤTを載置し、同コンベヤ113を駆動させてタ
イヤTを同コンベヤ113の終端における待機ゾーンA
Zに送って停止させ、この位置において、同ゾーン^2
と正対しているキャリヤ103.103側の各センタリ
ングアーム装置102.102における一対のセンタリ
ングアーム102a、 102aを何れも図示実線位置
から内方に回動させ、4本のアームLO2aによってタ
イヤTのトレッド面における対称周側の4点を挟持する
のであり、このさいアーム102aの先端にはロール1
15が付設され、該ロール115によって周側に接支さ
せ、これによって該タイヤTを固定不動状に保持するの
である。このさい前記相隣る一対のセンタリングアーム
102aの回動角度の大小によって、図示大径のタイヤ
T1、小径のタイヤT2で示すように、タイヤ径の各サ
イズに即応できるのである。次いでこの待機ゾーンAZ
で保持したタイヤTを、キャリヤ103.’103をガ
イドレール110.110に沿ってテストゾーンBZに
向って移動させることにより、該タイヤTをテストゾー
ンBZの中心位置にセットするのである。このさい連結
部材5によって連結されたキャリヤ104.104 、
該キャリヤ104,104に設けたセンタリングアーム
装置102.102は、図示の実線で示したアーム開放
姿勢のまま、出口コンベヤ114におけるマーキングゾ
ーンCZに移動されることになる(第3図に鎖線で示し
ている)。かくしてテストゾーンBZ内に移動された被
測定タイヤTに対しては、キャリヤ103.103にお
ける各センタリング装置102.102の各アーム10
2a、 102aを外方に回動させることによってその
挟持を解放し、キャリヤ103.103の待機ゾーン^
Zへの後退により、キャリヤ104゜104も連結部材
105を介し同行されて、マーキングゾーンCZから再
びテストゾーンBZに戻り、これとともにテストゾーン
BZ内では、既知のユニフオミテイ機におけるテストゾ
ーンと全く同様に、タイヤの下部ビード部に対する下部
リムを具備した下部スピンドル(以下は第3図参照)1
16のチャック、続いて下部スピンドル116のシリン
ダ117による上昇を介しての、タイヤの上部ビード部
を上部リムを具備した上部スピンドル118に対するチ
ャック、タイヤT内への内圧供給によるインフレーショ
ン、同タイヤTに対するモータ119、ドライブ機構1
20による回転付与、タイヤTに対するロードセル12
1を具備したドラム122のキャリッジ123を介する
接触下に、所要のテスト作業に入るのである。即ちこれ
によって回転中のタイヤTにおけるRTV、LFVの波
形検出、検出波形の解析、演算によるハイポインド位置
の割出し、その他の測定作業を既知のように行なうので
ある。
このテスト作業中に、入口コンベヤ113側には次の被
測定タイヤTを搬入し、同タイヤTを待機ゾーンAZ内
に送り込んで、戻ったキャリヤ103.103側のセン
タリング装置102における各アーム102aの閉合回
動により、同タイヤTの挟持、固定を行なうのである。
テストゾーンBZにおいてテスト作業の終了した測定済
みタイヤTは、ドラム122の後退、モータ119、ド
ライブ機構120の停止によって停止されるが、この停
止のさいには、そのテストによって特定されたハイポイ
ンド位111Pが、出口コンベヤ114におけるマーキ
ング装W101における打点位置、即ちテープサポート
ガイド5におけるビン頭部突出孔5aの位置と対応劣る
位置にあるように停止させるのである。図例ではマーキ
ング装置101がマーキングゾーンC7の中氾s4こ向
って45°角の姿勢で設けられる場合、ハイポインド位
置HPもテストゾーンBZの中心に向って45°角の位
置にあるようにしている。このようにして測定済みタイ
ヤTt−停止させた後、タイヤチャックを解放して、下
部スピンドル116の下降を介し、テストゾーンBZに
おけるタイヤ支承コンベヤ(実施例において後述)上に
、非回動状態でおろし、次いで同ゾーンBZにおけるキ
ャリヤ104.104側の各センタリングアーム装置1
02.102の各アーム102aを閉合回動させて、こ
の測定済みタイヤTを固定不動状に挟持し、しかる後、
キャリヤ103.103、従って連結部材105.10
5を介しキャリヤ104,104を、ゾーンBZ、 C
Z側に向って移動させることにより、キャリヤ104,
104側によるハイポインド位置の割出された測定済み
タイヤTはマーキングゾーンC2に、また被測定タイヤ
Tは待機ゾーンAZからテストゾーンBZに、それぞれ
固定不動状態のままで移動セットされることになる。か
くして両タイヤT、TをゾーンCZ、 BZに移動させ
て後、キャリヤ103.103.104,104側の各
センタリングアーム装置102の各アーム102a、 
102aを解放させ、両タイヤT、Tの挟持を解放して
から、キャリヤ103.104を再びそのセンタリング
アーム装置102.102とともに、待機ゾーンAZ、
テストゾーンBZに後退させ、テストゾーンBZに運ば
れた測定タイヤTに対しては、先に述べた作業が行なわ
れるとともに、テストゾーンBZからマーキングゾーン
CZに運ばれた測定済みタイヤTに対しては、マーキン
グ装置101によるハイポインド位置HPへのマーク打
点が並行して同時に行なわれ、この間に待機ゾーンAZ
における次の測定タイヤの固定挟持も行なわれることに
なる。マーキング装置101におけるハイポインドマー
クの打点は、第6.7図において、スライドフレーム3
上にガイドロッド36に沿って昇降自在に設けられた昇
降フレーム4を、マーキングゾーンC2における出口コ
ンベヤ114上にセントされている測定済みタイヤTの
サイドウオール面に向って下降させ、第6図に示すよう
にテープサポートガイド5側に設けたリミットスイッチ
65によって所定位置に停止させ、昇降フレーム4に可
回動ニ保持されたマーキングブラケット6を回動させ、
所要のハイポインド用のマーキングピン14を第7図の
ようにテープサポートガイド5の打点位置であるビン頭
部突出孔5aに正対させ、前記ガイド5におけるブラケ
ット93に設置した押出部材である駆動シリンダ59の
ピストンロッドを下降させ、同ロンド先端のハンマ37
によりマーキングピン14のビンガイド13を押圧下降
させ、そのピン頭部14aをビン頭部突出孔5aより突
出させることにより、テープガイド面5b上のマーキン
グテープ25をタイヤTのサイドウオール面のハイポイ
ンド位置11Pに、ピン頭部14aの押圧を介し接触さ
せ、ピン頭部14aの押圧保持(4秒程度)により、ヒ
ータを内蔵する加熱マーキングピンの熱により、マーキ
ングテープ25の塗料が熔け、ピン頭部14aによるハ
イポインドマーク形状がサイドウオール面のハイポイン
ド位WHPに誤りなく、また位置ズレのおそれなく付設
されるのである。打点終了後、マーキングピン14は駆
動シリンダ59のピストンロッドの引上げ、バネ54に
よって自動的に後退するので、これとともにマーキング
テープ25を巻取部42側の回動により1ピッチ巻取り
、昇降フレーム4を上昇させることによって、ハイポイ
ンドマークの打点された測定済みタイヤTは搬出自由と
なり、出口コンベヤ114の駆動により機外に搬出され
ることになる。この測定済み、マーク済みタイヤTの搬
出後、テストゾーンBZにおける測定済みタイヤT1お
よび待機ゾーンAZにおける被測定タイヤTの、マーキ
ングゾーンCZへの移動およびテストゾーンBZへの移
動が先に述べたように反復されることになる。前記マー
キング装置101においては、チルトフレーム2の枢軸
10を支点とする傾斜、該フレーム2に矢印X−X方向
に進退自在に保持されるスライドフレーム3に昇降フレ
ーム4が昇降自在に支持されているため、マーキングピ
ン14〜21を保持しているマーキングブラケット6は
、測定済みタイヤTの打点用サイドウオール面に向って
傾斜兼進退昇降自在に設けられることになり、その打点
角度、位置は調節自在であり、従ってタイヤTのサイズ
、サイドウオール面形状や広さに即応して、そのタイヤ
Tにおけるビード部近傍を始めとして、最も適切な位置
に適切な打点角度のもとにマークできるとともに、また
マーキングブラケット6の円周等分位置にマーキングピ
ン14〜21の複数本を配設しているので、出口コンベ
ヤ114における上部開放面を利用して、マーキング装
置として多数のマーキングピンを設置でき、ハイポイン
ドマークの他に、この種タイヤユニフォミティ機におい
て、テスト結果から総合的に判定して決定する等紙分類
の所謂グレードマークのマーキングを、ハイポインドマ
ーキングビン14以外のマーキングピン15〜21を利
用して、このマーキングゾーンCZにおいて、ハイポイ
ンドマーク打点後に、自由に打点できるのである。即ち
打点に先立ってマーキングブラケット6を任意に回動さ
せ、打点しようとするマーキングピンを打点位置である
ピン頭部突出孔5a位置に正対セットすればよく、がか
るグレードマークはタイヤサイドウオール面の任意の位
置にマークできるので、ハイポイントマーり打点以後は
、自由にその打点位置を選定できるのである。即ち本発
明の技術的手段によれば、従来のテストゾーン内で所要
の測定結果に基いて特定された非ユニフォミティのハイ
ポインド位置を得るとともに、同ゾーン内に設置したマ
ーキング装置によってハイポインドマークを打点する方
式に対し、テストゾーンの前に待機ゾーンを設け、更に
被測定タイヤおよび測定済みタイヤを固定不動状に保持
するセンタリングアーム装置を設け、出口コンベヤ11
4側をマーキングゾーンとして、測定済みタイヤをその
ハイポインド位置+IPの位置がズレないようにして、
センタリングアーム装置によってマーキングゾーンCZ
に運び、ここでハイポインドマークを打点することによ
り、テスト作業とマーキング作業を別位置において同時
的に行なえ、これによってサイクルタイムの短縮、作業
効率の向上が得られ、しかも出口コンベヤ側に設けるマ
ーキング装置101は、テストゾーン内に設置されるも
のに対し、出口コンベヤ114の上部開放面を利用し、
より多数のマーキングピンを準備できるとともに、傾斜
兼進退昇降自在な運動機構を自由に設計でき、タイヤサ
イドウオール面のビード部近傍から上側の広範囲な面に
おいてそのマーキングが自在に行なえるとともに、マー
キングテープの保有量も増大し、またその交換や打点位
―、角度の大幅な調節も容易に可能となるのである。
(実施例) 本発明の適切な実施例、特に各要部構造について説示す
る。第4.5図および第8.9.10.11図において
、センタリングアーム装置102の往復移動のためのガ
イドレール110は、第4図および第10図に示すよう
に、何れもメインコラム109の内側面に沿って受台1
24を介して設置されるとともに断面蟻凸形とされ、こ
のガイドレール110にキャリヤ103.104の一側
に付設した断面幅凹形のスライダ125がスライド自在
に嵌合されるのである。このさいスライダ125の数は
自由である。またキャリヤ103.104は何れも同一
構造であり、これらキャリヤ103.104に取付けら
れるセンタリング装置102の4基も同一構造であるた
め、ここでは一方のキャリヤ103とこれに取付けられ
るセンタリングアーム装置のみについてその構造を例示
する。キャリヤ103,103の一対は連結枠126に
よって連結され、この連結枠126に入口コンベヤ11
3の上位に設けたフレーム107に設置した進退用シリ
ンダ108のピストンロンドが連結されることにより、
同シリンダ108におけるピストンロンドの進退を介し
、連結枠126により一対のキャリヤ103、103が
同期してガイドレール110,110上を往復移動し、
連結部材105.105を介し他方のキャリヤ104.
104も同行することになる。キャリヤ103上には左
右一対のセンタリングアーム102a、 102aがそ
れぞれ旋回軸127,128に取付けられ、各アーム1
02の先端にはローラ115が付設されるとともに、前
記旋回軸127,128には第8.9図に示されるよう
に連動ギヤ129.130が付設されて相噛合される。
第4図において図向って上側のキャリヤ103には、同
図および第9図に示すように一方の旋回軸127の下端
にリンク131が連結され、同リンり131には先に述
べた両キャリヤ103.103を連結する連結枠126
の底枠126aに設置した開閉用シリンダ111のピス
トン口・ンドが連結され、他方の旋回軸128に連結し
たリンク132と、第3図にお(、sで図向って下側の
キャリヤ103に、同図および第8図に示すように一方
の旋回軸127の下端に連結したリンク133とを、連
結バー134で連結するのである。従ってこの構造によ
れば、キャリヤ103゜103側のセンタリングアーム
装置102.102において、第4図に示した上下のキ
ャリヤ103.103における各センタリングアーム装
置102.102におけるアーム102a、 102a
が一直線状に開放した姿勢から、開閉用シリンダ111
のピストンロッドを引込むことにより、リンク131の
旋回軸127を同行する時計方向への回動、同旋回軸1
27のギヤ129とギヤ130の連動による旋回軸12
8の反時計方向への回動によって、図向って上側のキャ
リヤ103におけるセンタリングアーム装置102にお
ける一対のセンタリングアーム102a、 102aは
閉合方向に回動し、これによってタイヤTのトレッド面
における上側両開側を挟持し、これとともに前記旋回軸
128の反時計方向への回動に伴なうリンク132の同
行回動、これによる連結バー134の上方引張りによる
図向って下側のキャリヤ103における旋回軸127の
リンク133を介する時計方向への回動、ギヤ129、
130の連動による他方の旋回軸128の反時計方向へ
の回動によって、下側のセンタリングアーム装置102
における一対のアーム102a、 102aも閉合方向
に回動し、タイヤTのトレッド面における下側両開側を
挟持して、タイヤTの対称周側を固定不動状に保持する
ものであり、キャリヤ103.103の直進移動ととも
に、ゾーンAZ、 BZ間のタイヤTの移動を行なうの
であり、また連結部材105によるキャリヤ104.1
04側のセンタリングアーム装置102.102におい
ても事情は同一であり、ゾーンBZ。
C2間におけるタイヤTの移動を行なうことができる。
この実施例では、前記連結部材105として、第4図お
よび第11図に示すように、シリンダを用いているが、
これは第4図に示した実施例において、待機ゾーンAZ
とテストゾーンBZの各中心間の距離L1と、テストゾ
ーンBZとマーキングゾーンCZの各中心間の距離L2
が相違するため、キャリヤ103がゾーンAZからBZ
へ移動する時、キャリヤ104がゾーンBZからCZま
で達するための距離補正用であり、前記L1、L2が等
長の場合には単なる軸、バー等の連結部材105でよく
、また同図に示すようにキャリヤ104.104は、連
結枠126の底枠126aと同様の底枠126aによっ
て連結され、これに開閉用シリンダ111が設置される
。勿論センタリングアーム装置102におけるアーム1
02a、 102aの同期開閉機構、キャリヤ103.
104の同行進退機構は図例以外によるも同効である。
次に入口コンベヤ113、出口コンベヤ114およびテ
ストゾーンBZにおけるコンベヤについて、実施例を説
示する。第12図および第13図に例示したのは入口コ
ンベヤ113であり、該コンベヤ113は被測定タイヤ
Tを、該コンベヤ113の終端に設ける待機ゾーンAZ
に積極的に移動させるものならばよく、実施例では所要
長さのコンベヤ枠体135上に所要数のローラ136を
列設し、前記枠体135をフレーム109a上に架装し
たもので、各ローラ136の回転軸137相互にスジロ
ット138チエン139等の連動機構が連結状に設けら
れ、駆動モータ140によって可回動としたものであり
、またコンベヤ113の中途には、その両側に一対のス
トッパ141゜141が、それぞれ旋回軸142に取付
けられたホルダ143に保持され、各旋回軸142に付
設したリンク144を相互に連結バー145で連結し、
一方のリンク144に開閉用シリンダ146のピストン
ロッドを連結することにより、ストッパ141,141
が同期開閉し、コンベヤ113上の被測定タイヤTを一
旦停止させ、同コンベヤ113の終端に設ける待機ゾー
ンAZにおいて、タイヤTのセンタリングアーム装置1
02.102による固定保持、同タイヤTのテストゾー
ンBZへの移動まで、後続のタイヤをこの位置で止める
ものである。また旋回軸142を支点として揺動自在な
ホルダ143の反ストッパ側には、例えばタイヤTの到
着を検知し、開放位置にあるストッパ141を図鎖線で
示すように停止位置に自動進出させるためのセンサ14
7等を設けることもできる。また待機ゾーンAZを構成
するコンベヤ113の終端には、同ゾーンAZ上のタイ
ヤTを次のテストゾーンBZ内に円滑に移動させるため
、タイヤ底面を支承する自由回転のローラ148群を列
設したリフトコンベヤ149が、そのコンベヤ枠体15
0の一端を枢軸151に枢支させ、第13図示のように
起伏自在に付属されている。
第14図、第15図および第16図に例示したものは、
テストゾーンBZ内に設けられ、センタリングアーム装
置102.102によって保持された被測定タイヤTを
支承し、アーム102a、 102aの挟持を解放し、
テスト後、再びアーム102a 102aによる挟持を
行ない、測定済みタイヤTを次のマーキングゾーンCZ
に移動させるに当り、タイヤTを円滑に通過させるため
のセンタコンベヤ112の実施例であり、既知のように
ユニフオミテイ機におけるテストゾーンBZでは、第1
6図に示すようにそのゾーン中心位置に、下部リム15
2を具備した下部スピンドル116がシリンダ117を
介し昇降自在(第3図参照)に設けられているので、こ
れと干渉しないようにテストゾーンBZの両側に一対の
コンベヤ112a。
112bとして分割形成され、それぞれスタンド153
上に設けられる。即ち各コンベヤ112a、 112b
は、何れもコンベヤ枠体154に回転自由なローラ15
5群が列設されるとともに、ローラ155の各先端には
枠体154を介して長短相違したサブローラ155a。
155bが付設される。これは第14図示のように大径
のタイヤTi、更には小径のタイヤT2に即応するため
のものであり、このようなローラ155群を列設したコ
ンベヤ枠体154を、スタンド153上に固設したガイ
ド枠体156に、枠体156に設けたネジ軸157およ
びガイド軸158に対して、枠体154側に設けたネジ
孔でプラケッ目59およびスライドブラケット160を
嵌合させることにより、進退自在に架装するのであり、
これによって第14図において図向って左にコンベヤ枠
体154のゾーン中心に向っての前進姿勢、図向って右
にゾーン中心よりの後退姿勢を示すように、被測定タイ
ヤTのサイズの大小に即応して、タイヤ底面を安定に支
承させることができ、またネジ軸157ガイド軸158
およびネジ孔ブラケット159スライドブラケット16
0による進退構造は第17.18図に示す通りである。
また前記ネジ軸157の正逆回動に当っては、実施例で
は第15.16図に例示するように、両スタンド152
.152間に亘って駆動軸161を軸架し、該軸161
に設けたスプロケット162.162と、ガイド枠体1
56におけるネジ軸157端に設けたスプロケット16
3にそれぞれチェノ164を張架し、駆動軸161 と
駆動モータ165をスプロケット166、167チ17
16Bで連結することによって、各コンベヤ112a、
 112bが同期して、ゾーン中心に向ってそのコンベ
ヤ枠体154を介し進退自在とするのである。
勿論このテストゾーンBZにおけるセンタコンベヤ11
2は図例以外でもよく、大小サイズのタイヤTに即応し
て、そのタイヤ底面を安定に支承し、かつタイヤ移動に
さいして抵抗なくタイヤ底面をフリーに通過させる目的
を達成できるものならば同効である。
第19図および第20図に示したものは、出口コンベヤ
114の実施例であって、同コンベヤ114はフレーム
109b上に架設されたコンベヤ枠体169内に、タイ
ヤ搬出のために積極回転されるローラ170群が何れも
可回動に列設軸架されたものであり、コンベヤ114の
中途にはブラケット171、シリンダ172を介し、タ
イヤTのストッパ173が昇降自在に介設され、これに
対応する位置のローラ170は図示のように両側に分設
される分割ローラ170aとされる。またマーキングゾ
ーンC2はコンベヤ114の入口側に設けられるが、こ
の入口側には先に述べたテストゾーンBZ側と連絡して
タイヤTの円滑・な移動を得るためのリフトコンベヤ1
74が、ff1N+175によって起伏自在なコンベヤ
枠体176、同枠体176に回転フリーに軸架列設され
たローラ177の構造のもとに付属される。また出口コ
ンベヤ114における各ローラ170.170aの回動
には、各ローラ170.170aの回転軸17Bが何れ
もスプロケット179チエン180による連動機構によ
って連結され、これを駆動モータ181により駆動する
ことによって行なうようにしてあり、この出口コンベヤ
114におけるマーキングゾーンCZの一側に、実施例
では中心に向って45′ の角度のもとに、先に第6図
、第7図に図示したマーキング装置101が鎖線で示す
ように、また第1.2図において実線で示すように設置
されるのである。出口コンベヤ114の構造は、マーキ
ングゾーンC2内にセンタリングアーム装置102.1
02によってセットされた測定済みタイヤTに対し、そ
のマーキング装置101によって所要のマーキングを完
了したタイヤTを機外に搬出するためのものに止まるの
で、積極回転によってタイヤを搬出できるものならば、
図例以外の構造によるも妨げない。
測定済みタイヤTのサイドウオール面に所要のハイポイ
ンドマーキングを行なうマーキング装置101の実施例
構造は、第6図および第7図に示す通りであって、即ち
出口コンベヤ114の一例に、マーキングゾーンCZの
中心に対し45′角位置に立設したスタンド1に枢軸1
0によってチルトフレーム2の下端を傾斜自在に枢支さ
せ、同フレーム2の上部に突設したブラケット7にスク
リュ軸34の−iを連結し、同スクリュ軸34を前記ス
タンドlの上部に固定したブラケット8に可回動に設け
たナツト筒10に螺挿し、同ナツト筒10にハンドホイ
ル71を付設することにより、ハンドホイル71の回動
によるナツト筒10の同行回動を介し、スクリュ軸34
を進退させてチルトフレーム2を任意の傾斜角度に調節
自在とするのである。このチルトフレーム2の上端から
L形に突設した頂部11に、中央にスクリュ軸9、その
両側にガイド軸29.29を第6図示のように平行に、
かつスクリュ軸9は可回動に軸架し、スライドフレーム
3の上端におけるブロック23を、図示省略しであるが
ガイド軸29゜29にはスライド孔を、またスクリュ軸
9にはネジ孔をそれぞれ嵌合させることによって保持さ
せ、スクリュ軸9の一端にハンドホイル72を付設する
ことによって、同ハンドホイル72によるスクリュ軸9
の正逆回動を介し、ブロック23、従ってスライドフレ
ーム3を第7図矢印X−X方向に進退自在とするのであ
る。このスライドフレーム3の一面に第6−図示のよう
に、一対のガイドロッド36゜36を上下方向に亘り付
設し、同ガイドロッド36゜36に昇降フレーム4の上
部に設けたスライダ51を摺動自在に架装し、スライド
フレーム3の他の一面に設置した昇降用シリンダ58の
ピストンロッドを、昇降フレーム4の下端に設けたブラ
ケット4aにジヨイント24を介し連結することにより
、昇降用シリンダ58のピストンロッドの進退を介し、
昇降フレーム4をガイドロッド36.36に沿って昇降
自在とするのである。昇降フレーム4の中心部には、ブ
ラケット30を介してステノビングモーク61減速機6
0によって可回動な回転軸12を設け、同回転軸12に
実施例ではディスク形のマーキングブラケット6の中心
を保持させ、このマーキングブラケット6の円周等分位
置に、実施例では8本の(数は自由に増減できる)マー
キングビン14.15.16.17.18.19.20
.21を、ブラケット6の内周辺に設けた取付フランジ
6aに、それぞれバネ54の弾支を介し、半径方向に進
退自在に装設するのである。従ってマーキングプラケッ
ト6は昇降フレーム4と同行して、第7図矢印X−X方
向に昇降し、またブラケット6は第7図矢印X−X方向
に回転自在に設けられることになる。またチルトフレー
ム2の傾斜およびスライドフレーム3の進退によってマ
ーキングブラケット6は傾斜兼進退昇降自在に設けられ
ることになる。前記マーキングビン14〜21は何れも
小径の打点用ピン頭部14a〜21aと大径のマーキン
グガイド13が形成され、かつそれぞれ内部に図示省略
しであるが、加熱用ヒータが内蔵されて任意の温度に加
熱可能とされるとともに、各ビン頭部14a〜21aは
第6図に例示するように、その打点形状、内容を別異と
する。
前記昇降フレーム4の下端には略し形をなすテープサポ
ートガイド5が前記マーキングプラケット6に向って突
出状に付設され、同ガイド5には前記マーキングビン1
4〜21の打点位置となるピン頭部突出孔5aを備えた
テープガイド面5bが形成されるとともに、同ガイド5
の先端からマーキングブラケット6と平行に立設したブ
ラケット93に、ロール状に巻周されたマーキングテー
プ25を着脱自在に取付けるリール型の取付部41、同
取付部41から繰り出されるマーキングテープ25のガ
イドロ−ラ43.43が、それぞれ支持部材を介して可
回動に取付けられ、ガイドローラ43.43をへてテー
プガイド面5b上に添接されたマーキングテープ25の
同じくリール型とされた巻取部42が昇降フレーム4を
利用して設けられる。この巻取部42におけるテープ2
5の巻取は、先に述べたピン頭部突出孔5aを介しての
打点位置における1箇の打点動作が完了するとともに、
テープ25をワンピンチ宛、間欠的に巻取るものであり
、このため前記テープサポートガイド5または昇降フレ
ーム4を利用して設置したリバーシブルモータ63より
、図示省略しであるが減速機を介して駆動されるプーリ
軸64と、前記巻取部42のプーリ軸45とをベルト5
0によって第7図示のように連結し、またテープガイド
面5bと巻取部42との間にもガイドローラ44を介設
するのである。また既に明らかであるように回転軸12
の回転によって、マーキングブラケット6を所要に回動
させ、使用すべきマーキングピン14〜21の何れかも
打点位置であるピン頭部突出孔5a位置にセットした時
、該マーキングピンを加圧してそのピン頭部突出孔5a
からピン頭部14a〜21aの何れかも突出させる打点
動作を行なわせるために、実施例では前記したテープサ
ポートガイド5におけるプラケット93に、第7図に示
すように駆動用シリンダ59を設置し、同シリンダ59
のピストンロッドに付設したハンマ37によりマーキン
グピンのガイド13を加圧下降させ、これによりそのピ
ン頭部が突出孔5aを介してテープガイド面5b上のマ
ーキングテープ25をタイヤサイドウオール面上に圧着
し、ピン頭部の熱によりマーキングテープ25の塗料を
熔かし、そのピン頭部形状に応じたマークがサイドウオ
ール面に転写されるようにする。また第7図に示すよう
に、マーキングテープ25の有無を検出するための検知
部材として光電管74を、ガイドローラ43とテープガ
イド面5bとの間に配設するとともに、タイヤサイドウ
オール面に対しての昇降フレーム4の下降位置を適切に
コントロールするため、第6図に示すように、テープガ
イドサポート5の一側にリミットスイッチ65を設ける
のである。
このマーキング装置によれば、チルトフレーム2の傾斜
角度によってマーキングブラケット6を同行傾斜させ、
ブラケット6におけるマーキングピン14〜21の打点
位置におけるタイヤサイドウオール面に対する打点角度
を、サイドウオール面の外形に即応して最も適切な角度
に調節できるとともに、また水平方向におけるスライド
フレーム3の進退によって、マーキングピン14〜21
のサイドウオール面の幅員上における位置を、ビード部
付近から上側に亘ってきわめて広範囲に調節可能である
。これによって測定済みタイヤTのサイドウオール面上
に、ハイポインドマークおよびグレードマークを打点す
るに当り、最も適切な位置にかつ変更自在に即応させる
ことができ、しかも装置101を出口コンベヤ114側
に設けることにより、従来のテストゾーンBZ内でテス
ト用機材に制約された狭少なスペースに機構や機能を縮
少して設置されるハイポインドマーキング装置に比し、
より自由なかつ確実な運動機能を具備したマーキング装
置を、コンベヤ上方の開口面を利用して容易に設置でき
るのであり、実施例のように多数のマーキングピン14
〜21、充分なストック量と交換操作の容易なマーキン
グテープ25のための機構を設置でき、加圧ストローク
を充分に取って明確な打点を行なえるのであり、しかも
そのマーキングピンの選択と打点位置へのセントもきわ
めて容易化されることになるのであり、テストゾーンB
Zにおいてテストを終了し、ハイポインド位置の割出さ
れた測定済みタイヤTをセンタリングアーム装置102
、102の確実な固定不動の保持下に送り込まれたもの
に対して、ハイポインド位置の位相角ズレを生じるおそ
れが全くなく、誤りのないポイントマークの打点を行な
えるのである。
上記したマーキング装置はもとより実施例の1つとして
であり、実施例の代りに、例えば先に述べた特公昭53
−42163号公報に開示されているマーキング装置を
用いることもできるのであり、同公報に開示されたもの
はテストゾーンBZ内に設けるものであり、ハイポイン
ドマーキングのみの場合にはこれで支障なく、実施例の
ものはハイポイントマーキングの他に、グレードマーキ
ングをも同時に行なえる点において有利である。
(発明の効果) 本発明によれば、従来のタイヤユニフォミティ機におけ
るテストゾーンにおいて、テスト後、引続き同所におい
てハイポインドマーキングを行なうシステムに対し、次
の点において有利である。
即ち本発明システムは、被測定タイヤが供給される人口
コンベヤと、測定、マーク済みタイヤの搬出される出口
コンベヤとの中間に、タイヤテストゾーンBZを挟んで
待機ゾーンAZとマーキングゾーンCZを構成し、この
3ゾ一ン間において常に2個のタイヤ、即ち被測定タイ
ヤと測定済みタイヤを、その中心を狂わせることなく固
定不動に挟持してゾーン間の往復移動を行なうセンタリ
ングアーム装置を設けることにより、テストゾーンにお
いてタイヤのテスト作業を行なうのと並行して、待機ゾ
ーンにおける次に測定すべきタイヤの固定保持と、ハイ
ポインド位置の割出された測定済みタイヤに対するハイ
ポインドマーキングとが同時的に遂行でき、これによっ
てユニフオミテイ機における必要作業の効率化が得られ
、特にテストゾーンにおける4秒程度を必要とするハイ
ポインドマーキング作業をなくすことによって、全体の
サイクルタイムの短縮が可能であり、しかも別位置にお
けるハイポインドマーキングによるタイヤ移動によるポ
イント位置の位相角ズレは、センタリングアーム装置に
よる移動によって全(生じないのであり、しかもハイポ
インドマーキングのみならず、グレードマーキングをも
同時に処理でき、従来のテストゾーン内設置のため、機
構並びに機能に制限を受けていたマーキング装置をもこ
れによって改善することが出来るのであり、タイヤユニ
フォミティ機における新しいマーキングシステムとして
優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明システムを用いたユニフオミテイ機全体
の平面図、第2図は同正面図、第3図は同側面図、第4
図は同システム要部を示すセンタリングアーム装置の平
面図、第5図は同正面図、第6図は同マーキング装置の
側面図、第7図は同正面図、第8図は第4図A−A線断
面図、第9図は同C−C線断面図、第10図は同C−C
線断面図、第11図は同C−C線断面図、第12図は同
人ロコンベヤ実施例の平面図、第13図は同正面図、第
14図は同テストゾーンコンベヤ実施例の平面図、第1
5図は同正面図、第16図は同側面図、第17図は第1
4図C−C線断面図、第18図は第14図C−C線断面
図、第19図は同出ロコンヘヤ平面図、第20図は同正
面図である。 1・−スタンド、2−・・チルトフレーム、3−・・ス
ライドフレーム、4−昇降フレーム、5−テープサポー
トガイド、6−マーキングブラケット、12’−回転軸
、14〜21−マーキングビン、25−マーキングテー
プ、41−取付部、42−巻取部、101−マーキング
装置、102− センタリングアーム装置、102a−
センタリングアーム、103,104− キャリヤ、1
10−・−ガイドレール、112−・−センタコンベヤ
、113−人口コンベヤ、114− 出口コンベヤ、へ
Z−待機ゾーン、B Z−テストゾーン、CZ−・−マ
ーキングゾーン、T −タイヤ。 第 7 図 第3図 第8図 第14図 第17図 第75図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被測定タイヤの供給用入口コンベヤと測定結果に基
    くハイポイントマーキングを行なうタイヤ搬出用出口コ
    ンベヤとの間に前記各コンベヤと接続するタイヤ移動面
    を備えた待機ゾーンとテストゾーンとを設けるとともに
    、前記待機ゾーンと出口コンベヤ間に亘って被測定タイ
    ヤおよび測定済みタイヤの各対称周側を挟持するセンタ
    リングアーム装置を進退移動自在に配設し、前記出口コ
    ンベヤー側にマーキングピンおよびマーキングテープに
    よるマーキング装置を打点位置の調整可能に配設し、前
    記センタリングアーム装置によって被測定タイヤおよび
    測定済みタイヤの固定移動を行なうとともに、テストゾ
    ーンにおけるタイヤ測定と並行して出口コンベヤにおけ
    るタイヤマーキングを同時的に行なうことを特徴とする
    タイヤユニフオミテイ機のハイポイントマーキングシス
    テム。
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