JPS61206535A - 耐食ネツトの製造方法 - Google Patents

耐食ネツトの製造方法

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JPS61206535A
JPS61206535A JP3278086A JP3278086A JPS61206535A JP S61206535 A JPS61206535 A JP S61206535A JP 3278086 A JP3278086 A JP 3278086A JP 3278086 A JP3278086 A JP 3278086A JP S61206535 A JPS61206535 A JP S61206535A
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JP
Japan
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steel wire
welding
aluminum
corrosion resistance
coated steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP3278086A
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English (en)
Inventor
Seiju Maejima
前島 正受
Noriyasu Baba
馬場 規泰
Takeo Yamamoto
武夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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Publication of JPS61206535A publication Critical patent/JPS61206535A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は小鳥や二十日ねずみ等の小動物飼育用かごその
信金網に用いられる耐食ネット特にアルミニウム被覆銅
線を主材とする耐食ネットの製造方法に係るものである
(従来の技術) 小鳥や二十日ねずみ等の小動物飼育用かごその他に金網
が使用されることが多く、これらの金網は亜鉛めっき鉄
線などを編んだ金網が多く使われているが、最近では第
2図(イ)の如く亜鉛めっき鉄線やステンレス線からな
る素線1を縦、横に隙間をあけて配列し、縦横の交叉点
なろう接などの方法によって構成されたネットも使われ
ている。第2図(ロ)は同図(イ)において円Aで囲ん
だ部分の一部断面斜視図でありs2bははんだ等の溶接
金属である。
(発明が解決しようとする問題点) 特に、動物飼育かとは、動物の排泄物、飼料及び水分等
による腐食環境が非常にきびしいため。
亜鉛めっき鋼線のネットでは、大気曝露における耐食性
でもアルミ被覆鋼線の3分の1〜4分の1程度であるの
に、前記のような腐食環境のきびしいところでは、益々
耐食性に欠け、長持ちしないので好ましくない。
また、ステンレス鋼線のネットは、溶接部の組織変化を
主体とした感受性化、例えば、溶接時の熱影響により金
属組織が局部的に焼入れされ、強度の突然に低下し、破
壊したり、塩分の多い所では、溶接部の腐食が促進され
やすくなる欠点があるO その点、アルミ被覆鋼線電;よるネットは、耐食性、強
度に優れ好ましいものであるが、アルミ被覆鋼線やアル
ミニウム合金線のネットにも、表面にアルミニウムや鉄
の溶接パリが出やすく、この溶接パリは動物の羽毛等を
損傷するので好ましくなく、また、アルミ被覆鋼線のア
ルミ被覆は、酸化物を作りやすく、また、アルミニウム
が合金化して球状化し溶接部を脆化させたり、更に1強
烈に電流が流れると極端な変形や溶断部が現われる等の
欠点がある。
(問題を解決するための手段1作用) 本発明は、アルミニウム合金或いはアルミニウム被覆鋼
線の交叉点をスポット溶接するとともζ二、前記アルミ
ニウム合金、アルミニウム被覆鋼線ニはベーマイト皮膜
を形成することを特徴とする耐食ネットの製造方法に存
するものである。
アルミ被覆鋼線又はアルミニウム合金線はその溶接条件
により、線どうしが十分に金属原子結合し、中途半端に
溶断したり、ひどいノ(す等の発生がなく強度の優れた
ものになり、かつ、アルミ被覆鋼線又はアルミニウム合
金線の表面処理で、耐食性が更に良くなる。
前記ベーマイト皮膜は、アルミ鋼線の耐食性を向上させ
るもので、従前のものより約3倍向上し、亜鉛鍍金鋼線
ネットと比較すると略10倍近い耐食性を示す。
このベーマイト皮膜の形成は、アルミニウム合金線或い
はアルミ被覆鋼線を溶接する前後いずれでもよいが、好
ましくは溶接後に行なうのがよl、)。
これはより完全な耐食性が保障できる為である。
そして、前記ベーマイト皮膜の形成方法は、従来公知の
方法で良く、アルミニウムの加熱水和処理による1 −
AI!OQHを生成させるものであり、例えば、沸騰水
にアンモニア、トリエタノールアミン、その他の添加剤
を若干加え、前記線を50分〜1時間前後浸漬する方法
で良い。
次に、前記スポット溶接はアルミ被覆鋼線の鋼心どうし
が十分に金属原子結合し、中途半端に溶断したり、ひど
いパリ等の発生がなく、強度が優れている。
スポット溶接の具体的条件について述べれば。
電極加圧力は90kgを越えると溶接部の凹みが激しく
溶接強度不足になり、50kg未満だと鋼心どうしの金
属原子結合が不良ないし行なえないので30〜90kg
の範囲が良く、また1通電電流は。
スポット溶接の発熱量に2乗となって比例するため、8
000ムを越えると鉄−アルミニウムの金属間化合物生
成に伴う脆化が起こり、溶断、変形。
パリの多発がみられ好ましくな(,3000ム未満だと
金属原子結合時の溶融温度不足となり、溶接部の強度が
問題になるので、5ooo〜3000Aの範囲において
、線材の種類(太さ、アルミ被覆厚さ)等により適宜選
択するのが好ましい。
更に、通電時間、スクイズ時間及び保持時間も前記同様
な理由により前記範囲が好ましく、例えば、通電時間は
通電電流と相互に関係し、発熱量と比例するため、前記
通電電流と同様な理由で0.5〜1秒の範囲が良い。
(実施例) 第1図は本発明により得られた耐食ネットの実施例にお
ける素線交叉部分の部分拡大斜視図で、1aはアルミ被
覆鋼線、1bは前記アルミ被覆鋼線に形成したベーマイ
ト皮膜、2aは前記アルミ被覆鋼線laどうしの交叉点
をスポット溶接した溶接部である。なお、素線1の材料
及び交叉点の溶接以外のネットの組立ては第2図(イ)
と同様であるので図示及び説明を省く。
本発明の実施条件(1例)を具体的に記せば以下のとお
りである。
前記ベーマイト皮膜1bは、トリエタノールアミン0.
5憾添加イオン交換水を95℃以上に加熱し、この加熱
水中に前記アルミ被覆鋼線1aを30分間浸漬しベーマ
イト処理を行なったものであり、また、前記溶接部2a
は、電極加圧力60#1通電電流5500A、スクイズ
時間1秒、通電時間0.6秒、保持時間1秒の溶接条件
でスポット溶接したものである。
次に1本発明により得られた防食ネットについて溶接強
度(引張強度)耐食性、外観等の試験結果を比較試料と
比較して示す。
試料はアルミニウム粉末焼結伸線法にて製造し、予めト
リエタノールアミン0.5嗟添加イオン交換水を95℃
以上に加熱した加熱水に30分浸漬してベーマイト処理
を行って2.6φアルミ被覆鋼線(炭素量O,OS 幅
)を製造し、これを十字交叉させて、この交叉点をアビ
オトロニクス株式会社製のHA −820型溶接ヘツド
とNRW−25T型溶接電源とからなる溶接機でスポッ
ト溶接して本発明の実施品試料〆■を得た。
前記■に代りベーマイト処理をスポット溶接の後にした
本発明の実施品試料!■を得た。
比較例として前記■においてベーマイト処理をしなかっ
た比較品試料l■を用意した。
なお、前記試料■、■及び■の溶接条件は、電極加圧力
60kg、通電電流5500A1通電時間0.6秒、ス
クイズ時間1秒、保持時間1秒であ4また、前記試料0
12代えて電極加圧力及び通電電流だけの溶接条件を次
のように変えて製造したものを比較試料■、■、■及び
■とする。
比較試料■ 電極加圧力90#、通電電流80.0OA
“ ■   ’   20kg、  ’  3000A
“ ■   ’   60kg、  ’  1000A
〃 ■   ’   90&9、  ’  5500A
以上の試料■〜■までの試料について溶接強度(引張強
度)、耐食性、外観に関する試験結果は第1表の通りで
ある。
なお、耐食性は、キャス試験液(食塩5憾、塩化第二銅
0.51171.酢酸0.2%)、30°C中に、10
00時間浸漬して外観変化をみたものであり引張強度(
溶接強度)は数量n = 40の平均値と0内で最大及
び最小値を示した。
第   1   表 前記第1表によれば、試料■のように溶接条件は本発明
の実施例と同一であっても、ベーマイト処理がしてなけ
れば、引張強度は平均290kgと充分であるし外観も
パリの発生及び鋼心の逃げ少なく、ソリや変形もなく好
ましいが、耐食性に欠け、また試料■〜■のように溶接
条件を異ならせても、引張強度も不充分で弱く、外観本
鋼心の逃が多い、溶断に近い、溶接不足、パリの発生が
多い、変形やソリが多い等のいずれかの欠点を有し、ベ
ーマイト処理を施してなければ耐食性にも欠ける。しか
し試料■■のように本発明により製造されたものは、引
張強度も平均270〜280 kgと充分高く、外観も
パリの発生及び鋼心の逃げが少なく、変形やソリがなく
好ましいものであり、耐食性も銅粉の付着はほとんどな
く、肌も初めの銀白色で、極めて優れていることを示し
ている。
因みに前記ベーマイト皮膜処理を施したアルミ鋼線は無
処理のものより約3倍向上し、亜鉛めっき鋼線ネットと
比較すると略10倍近い耐食性を示す。
(効、!!−) 本発明によれば、アルミニウム鋼線又はアルミニウム合
金線を用い更にベーマイト処理を行なっているので、前
記実施例に示すとおり強度も高く、パリの発生及びソリ
や変形もなく、耐食性も優れた防食ネットを容易に製造
することができる。
従って、本発明により製造された防食ネットはパリ等の
発生もないので動物の羽毛等を損傷することもなく、腐
食環境のきびしい条件下に置かれても耐食性に優れてい
るので動物飼育かと2等に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明によって得られた防食ネットの部分拡
大断面図である。 第2図0)は従来の方法により製造されたネットを示し
、←)は0)における円で囲んだ部分の拡大断面図であ
る。 1・・・素線 1a・・・アルミ被覆鋼線又はアルミ合金線1b・・・
ベーマイト皮膜 2!LI2k)・・・溶接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウム被覆鋼線又はアルミニウム合金線からなる
    金網の交叉点をスポット溶接するとともに、前記アルミ
    ニウム被覆鋼線又はアルミニウム合金線表面にはベーマ
    イト皮膜を設けることを特徴とする耐食ネットの製造方
JP3278086A 1986-02-19 1986-02-19 耐食ネツトの製造方法 Pending JPS61206535A (ja)

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JP3278086A JPS61206535A (ja) 1986-02-19 1986-02-19 耐食ネツトの製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5029779A (en) * 1988-06-06 1991-07-09 N.V. Bekaert S.A. Welded netting with deformed stretching wires
KR100821968B1 (ko) 2007-05-25 2008-04-15 윤창만 용접철망
CN103945576A (zh) * 2013-12-30 2014-07-23 郑家福 采用钢丝制作面性发热效果的方法及发热板

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5067248A (ja) * 1973-10-18 1975-06-05

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