JPS61205186A - 情報記録媒体および記録方法 - Google Patents
情報記録媒体および記録方法Info
- Publication number
- JPS61205186A JPS61205186A JP60045462A JP4546285A JPS61205186A JP S61205186 A JPS61205186 A JP S61205186A JP 60045462 A JP60045462 A JP 60045462A JP 4546285 A JP4546285 A JP 4546285A JP S61205186 A JPS61205186 A JP S61205186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- recording layer
- atomic ratio
- light
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 発明の背景
技術分野
本発明は、情報記録媒体、特にヒートモード情報記録媒
体および記録方法に関する。
体および記録方法に関する。
先行技術
ヒートモードの情報記録媒体は、媒体と書き込みないし
読み出しヘッドが非接触であるので、記録媒体が摩耗劣
化しないという特徴をもち、このため1種々のヒートモ
ードの記録媒体の開発研究が行われている。
読み出しヘッドが非接触であるので、記録媒体が摩耗劣
化しないという特徴をもち、このため1種々のヒートモ
ードの記録媒体の開発研究が行われている。
このヒートモードの情報記録媒体には、大別して、ピッ
ト形成タイプと、いわゆる相転移タイプのものがある。
ト形成タイプと、いわゆる相転移タイプのものがある。
相転移タイプのものは、レーザー等の記録光により、照
射部の記録層に非晶質−結晶質の相転移等を生起させて
情報を記録し、読み出し光で反射率の変化等を検出して
読み出しを行うものである。
射部の記録層に非晶質−結晶質の相転移等を生起させて
情報を記録し、読み出し光で反射率の変化等を検出して
読み出しを行うものである。
このような相転移を利用する記録媒体としては、Teを
主体とする材料を記録層とするものが大半を占めている
。
主体とする材料を記録層とするものが大半を占めている
。
しかし、近年、Te系材料が人体に有害であることから
、これにかわる他の材料を用いての研究、開発が行われ
ている。
、これにかわる他の材料を用いての研究、開発が行われ
ている。
そこで本発明者らは、Te系にかわり、より低毒性のG
e−3n系物質を用いる旨の提案(特願昭59−275
373号)を行っている。 このGe−5l系の記録層
は、記録光により、相転移ないし結晶状態の変化を良好
に行うことができるものである。 ただ、Ge−5n系
は、情報記録が安定して行えるGe−Sn組成比領域が
比較的狭い。
e−3n系物質を用いる旨の提案(特願昭59−275
373号)を行っている。 このGe−5l系の記録層
は、記録光により、相転移ないし結晶状態の変化を良好
に行うことができるものである。 ただ、Ge−5n系
は、情報記録が安定して行えるGe−Sn組成比領域が
比較的狭い。
11 発明の目的
本発明の目的は、記録層を従来のTe系の有害物質の系
から、新規な低毒性物質の系で形成し、しかもこの記録
層に例えば記録光を照射して、照射部の記録層に非晶質
−結晶質の相転移ないし結晶の状態の変化を生起させて
、情報の記録を安定に行うことができる情報記録媒体お
よび記録方法を提供することにある。
から、新規な低毒性物質の系で形成し、しかもこの記録
層に例えば記録光を照射して、照射部の記録層に非晶質
−結晶質の相転移ないし結晶の状態の変化を生起させて
、情報の記録を安定に行うことができる情報記録媒体お
よび記録方法を提供することにある。
■ 発明の開示
このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち第1の発明は。
SiおよびSnを含み、Sn/(Si+Sn)の原子比
が0.95以下の記録層を基体上に有することを特徴と
する情報記録媒体である。
が0.95以下の記録層を基体上に有することを特徴と
する情報記録媒体である。
また、第2の発明は。
StおよびSnを含み、Sn/(Si+Sn)の原子比
が0.95以下の記録層を基体上に有する情報記録媒体
に非晶質−結晶質相転移または結晶状態の変化を生起さ
せて記録を行うことを特徴とする情報記録方法である。
が0.95以下の記録層を基体上に有する情報記録媒体
に非晶質−結晶質相転移または結晶状態の変化を生起さ
せて記録を行うことを特徴とする情報記録方法である。
■ 発明の具体的構成
以下、本発明の具体的構成について、詳細に説明する。
本発明の情報記録媒体は、基体の上に記録層を設層する
ことによって形成される。
ことによって形成される。
また、このようなものを2つ用い、互いの記録層を対向
させて一体化することによって構成してもよい。
させて一体化することによって構成してもよい。
ここで、基体上しては、ガラス、樹脂等からなる平板状
のものである。 記録手段として光を用いる場合は、光
透過率の良いガラスまたは樹脂を用いるのが好ましい。
のものである。 記録手段として光を用いる場合は、光
透過率の良いガラスまたは樹脂を用いるのが好ましい。
これにより、基体裏面側からの書き込み、読み出しなど
が可能となる。
が可能となる。
また、基体の記録層形成面には、トラッキング用の溝が
形成されていることが好ましい。
形成されていることが好ましい。
基体上には記録層が設層される。
記録層は、siおよびSnを含み、Sn/(Si十Sn
)の原子比は0.95以下であり、より好ましくは0.
05〜0.95である。
)の原子比は0.95以下であり、より好ましくは0.
05〜0.95である。
S n/ (S i +S n)の原子比が0.95を
こえると、5i−5nからなる記録層は非晶質化しにく
い、 そのため、例えば光照射などによって記録層に熱
を加えても、非晶質−結晶質の相転移や粒径変化等の結
晶状態の変化による記録を行うことができない。
こえると、5i−5nからなる記録層は非晶質化しにく
い、 そのため、例えば光照射などによって記録層に熱
を加えても、非晶質−結晶質の相転移や粒径変化等の結
晶状態の変化による記録を行うことができない。
また、Sn/(Sf+5n)c7)原子比が0.05よ
り小さくなると、結晶化温度が高く、記録に際し、多く
のエネルギーが必要となる。
り小さくなると、結晶化温度が高く、記録に際し、多く
のエネルギーが必要となる。
つまり、0.05以上となると、結晶化温度が低くなり
、記録に際し、より少ない熱エネルギーで相転移状態変
化が生じ、実用上好ましい、 さらに好ましくは、0.
15〜0.7となると、結晶化温度と安定性の両者が好
ましいものとなる。
、記録に際し、より少ない熱エネルギーで相転移状態変
化が生じ、実用上好ましい、 さらに好ましくは、0.
15〜0.7となると、結晶化温度と安定性の両者が好
ましいものとなる。
このような記録層は、蒸着法、スパッタ法、イオンブレ
ーティング法等のドライコーティング方式等を用いて設
層すればよい。
ーティング法等のドライコーティング方式等を用いて設
層すればよい。
記録層の厚さは20 ns” i p、ra程度である
。
。
また、必要に応じて基体上記録層の間および/または記
録層上に、公知の種々の安定化層や熱吸収層等を設層し
てもよい。
録層上に、公知の種々の安定化層や熱吸収層等を設層し
てもよい。
これにより、記録層の劣化を防止でき、さらに記録のた
めの熱効率を向とさせることができる。
めの熱効率を向とさせることができる。
また、基体の他面上には、各種保護層を設けてもよい。
このような記録層を基体上に有する情報記録媒体に記録
を行うには、光ないし熱エネルギーを付与する。
を行うには、光ないし熱エネルギーを付与する。
一般的には、記録光としては、半導体レーザー等を用い
ればよい。
ればよい。
記録光の照射により、照射部の記録層に非晶質−結晶質
の相転移を生起させ、記録が行われる。 すなわち、非
晶質から結晶質への相転移、あるいは結晶質から非晶質
への相転移を利用して記録を行う。
の相転移を生起させ、記録が行われる。 すなわち、非
晶質から結晶質への相転移、あるいは結晶質から非晶質
への相転移を利用して記録を行う。
さらに、このような相転移の他、記録は、結晶状態の変
化によってもよい、 結晶状態の変化としては、微結晶
の粒径の変化、結晶形の種類、配向性や結晶化率の変化
などがある。
化によってもよい、 結晶状態の変化としては、微結晶
の粒径の変化、結晶形の種類、配向性や結晶化率の変化
などがある。
記録後の読みとりは、読みとり光を照射するなどして、
記録層の反射率の変化等を利用して検出すればよい。
記録層の反射率の変化等を利用して検出すればよい。
このような場合、830nmの波長においては、非晶質
状態にて約40%程度の反射率が、結晶化することによ
り、5〜40%程度変化する。
状態にて約40%程度の反射率が、結晶化することによ
り、5〜40%程度変化する。
このように、比較的、大きな反射率の変化が得られるた
め、書き込み、読み出し等の記録特性の品質は安定する
。
め、書き込み、読み出し等の記録特性の品質は安定する
。
■ 発明の具体的効果
本発明の情報記録媒体は、5i−5n系の物質から形成
される。
される。
この記録層は、記録光などを照射することによって、照
射部の記録層に非晶質−結晶質の相転移や結晶状態の変
化が生起する。 従って、この現象を利用することによ
って、情報を記録することができる。
射部の記録層に非晶質−結晶質の相転移や結晶状態の変
化が生起する。 従って、この現象を利用することによ
って、情報を記録することができる。
このため、従来のTe系の有害物質系に比べ、低毒性で
同等の記録特性をもつ媒体が実現する。 また、本発明
の媒体はTeに比べ耐候性も良好である。
同等の記録特性をもつ媒体が実現する。 また、本発明
の媒体はTeに比べ耐候性も良好である。
しかも、情報記録が安定して行える5i−3n組成比の
領域が比較的広く、読み出しのS/N比も高く、品質の
安定性に優れた効果を有する。
領域が比較的広く、読み出しのS/N比も高く、品質の
安定性に優れた効果を有する。
■ 発明の具体的実施例
以下、本発明の実施例を挙げ1本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
実施例
ガラス基板上に、5t−3nからなる薄膜層をスパッタ
法により膜厚180n厘に設層し、記録層とした。
法により膜厚180n厘に設層し、記録層とした。
記録層(1)S n/ (S i + S n)の原子
比は、xPSで測定した結果、0.32であった。
比は、xPSで測定した結果、0.32であった。
また、この5i−3n記録層を設層後、および200℃
、10分の7ニール後にX線回折を行って、5i−5n
の非晶質−結晶質の相転移を確認した。
、10分の7ニール後にX線回折を行って、5i−5n
の非晶質−結晶質の相転移を確認した。
設層直後のX線回析の結果を第1図に、アニール後のも
のを第2図に示した。
のを第2図に示した。
さらに、第3図には、波長830nsにおけるアニール
温度と反射率の関係が示される。
温度と反射率の関係が示される。
第3図から、830nmの反射°率は設層直後の状態か
ら相転移により約40%変化していることがわかる。
ら相転移により約40%変化していることがわかる。
これとは別に、比較として、上記と同様に、Sn/(S
i+5n)の原子比が0.99の組成で設層したところ
、5i−3nは非晶質化しておらず、すでに結晶化して
おり、相転移は生じなかった。
i+5n)の原子比が0.99の組成で設層したところ
、5i−3nは非晶質化しておらず、すでに結晶化して
おり、相転移は生じなかった。
さらに、上記と同様に、Sn/(Sf+Sn)の原子比
が0.01で設層したところ、この組成では、設層直後
も300℃のアニール後も非晶質であることが確認され
た。
が0.01で設層したところ、この組成では、設層直後
も300℃のアニール後も非晶質であることが確認され
た。
なお、上記に準じ、各組成のサンプルを設層し、その結
晶化温度を測定した。 結果を第4図に示す。
晶化温度を測定した。 結果を第4図に示す。
第4図から、Sn/(Si+Sn)が0.95をこえる
と非晶質化せず、また0、05未満となると400℃の
7ニール後も非晶質のままであることがわかる。
と非晶質化せず、また0、05未満となると400℃の
7ニール後も非晶質のままであることがわかる。
また、上記本発明のサンプルにつき、830ntaの半
導体レーザーで記録を行い、830n■の半導体レーザ
ーマ再生を行ったiころ、良好な記録再生を行うことが
できた。
導体レーザーで記録を行い、830n■の半導体レーザ
ーマ再生を行ったiころ、良好な記録再生を行うことが
できた。
なお、Sn/ (Si+5n)=o、otおよび0.9
9のものでは記録再生はできなかった。
9のものでは記録再生はできなかった。
第1図および第2図は、それぞれ本発明の5t−3n記
録層の設層直後およびアニール後のX線回折のチャート
である。 第3図は、この本発明の5i−Sn記録層の設層直後お
よびアニール温度による反射率の変化を示すグラフであ
る。 第4図は、Sn/(Si+Sn)と結晶化温度との関係
を示すグラフである。 FIG、1 2θ(’) FIG、2 2θ(0) FIG、3 7 二 −ル 温 y Ta(’C)FIG、4 Sn / (Si+Sn)
録層の設層直後およびアニール後のX線回折のチャート
である。 第3図は、この本発明の5i−Sn記録層の設層直後お
よびアニール温度による反射率の変化を示すグラフであ
る。 第4図は、Sn/(Si+Sn)と結晶化温度との関係
を示すグラフである。 FIG、1 2θ(’) FIG、2 2θ(0) FIG、3 7 二 −ル 温 y Ta(’C)FIG、4 Sn / (Si+Sn)
Claims (4)
- (1)SiおよびSnを含み、Sn/(Si+Sn)の
原子比が0.95以下の記録層を基体上に有することを
特徴とする情報記録媒体。 - (2)Sn/(Si+Sn)の原子比が0. 05〜0.95である特許請求の範囲第1項に記載の情
報記録媒体。 - (3)SiおよびSnを含み、Sn/(Si+Sn)の
原子比が0.95以下の記録層を基体上に有する情報記
録媒体に非晶質−結晶質相転移または結晶状態の変化を
生起させて記録を行うことを特徴とする情報記録方法。 - (4)Sn/(Si+Sn)の原子比が0. 05〜0.95である特許請求の範囲第3項に記載の情
報記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60045462A JPS61205186A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 情報記録媒体および記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60045462A JPS61205186A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 情報記録媒体および記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61205186A true JPS61205186A (ja) | 1986-09-11 |
JPH0465795B2 JPH0465795B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=12720029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60045462A Granted JPS61205186A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 情報記録媒体および記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61205186A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4775568A (en) * | 1985-11-27 | 1988-10-04 | Nec Corporation | Optical information storage medium |
-
1985
- 1985-03-07 JP JP60045462A patent/JPS61205186A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4775568A (en) * | 1985-11-27 | 1988-10-04 | Nec Corporation | Optical information storage medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465795B2 (ja) | 1992-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0288354B1 (en) | Process for manufacturing an optical recording medium | |
JP3185890B2 (ja) | 光学情報記録媒体の製造方法、およびこの方法で製造された光学情報記録媒体 | |
JPH0461791B2 (ja) | ||
JPS61156545A (ja) | 情報記録媒体および記録方法 | |
JPS61205186A (ja) | 情報記録媒体および記録方法 | |
JPS63237990A (ja) | 光記録媒体 | |
JPH08106647A (ja) | 相変化型記録媒体 | |
JPS6240647A (ja) | 情報記録媒体および記録方法 | |
JP4047551B2 (ja) | 相変化光記録媒体 | |
JPS63167440A (ja) | 情報を記録もしくは記録及び消去する方法 | |
JP2888520B2 (ja) | 光情報記録媒体 | |
JPH1196594A (ja) | 追記情報記録媒体 | |
JPS6119752A (ja) | 分光反射率可変合金及び記録材料 | |
JPS6220154A (ja) | 光記録媒体の製造方法 | |
JPS61272190A (ja) | 光記録媒体 | |
JPH04186538A (ja) | 情報記録媒体 | |
JPS62202344A (ja) | 光記録媒体 | |
US20020175318A1 (en) | Optical recording material and optical recording medium using same | |
JPS63140435A (ja) | 情報記録媒体 | |
JPH02139280A (ja) | 光記録媒体およびその製造方法 | |
JPS63227389A (ja) | 光記録媒体 | |
JPH0495242A (ja) | 光記録媒体 | |
JPS63160026A (ja) | 情報記録媒体ならびに情報記録および消去方法 | |
JPH01267854A (ja) | 光記録媒体 | |
JPS61168147A (ja) | 情報記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |