JPS6120408Y2 - - Google Patents

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JPS6120408Y2
JPS6120408Y2 JP13206180U JP13206180U JPS6120408Y2 JP S6120408 Y2 JPS6120408 Y2 JP S6120408Y2 JP 13206180 U JP13206180 U JP 13206180U JP 13206180 U JP13206180 U JP 13206180U JP S6120408 Y2 JPS6120408 Y2 JP S6120408Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
duct
exhaust passage
outlet
gas
oven
Prior art date
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JP13206180U
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JPS5754805U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、調理を自動化するためにガスおよ
び湿度の検知を行なうセンサを備えたオーブンに
関するものである。
オーブンでの調理は、被調理物の種類により、
特異なガスの経時的な発生パターンを有しその
パターンが調理終了時点と密接な関係を有するも
の、特異な湿度(水分量)の経時的な発生パタ
ーンが調理終了時点と密接な関係を有するもの、
いずれのパターンにも特異性の見られないもの
の3種類に分けられる。このうち、、に属す
る被調理物の調理では、湿度とガスを検知できる
センサをオーブンに装着し、それぞれの被調理物
に特有なパターンから調理終了点を判別すること
により調理の自動化を図ることができる。しか
し、従来のオーブンにセンサを装着してガスおよ
び湿度を検知するにはつぎのような問題があつ
た。
すなわち、従来の電気オーブンは第1図に示す
ように構成されている。器具本体1と、取手2を
有する前面ガラス蓋3とで囲まれた加熱調理室1
a内に上ヒータ4と下ヒータ5が取付けられてい
る。受皿6上に載置された被調理物7が上ヒータ
4と下ヒータ5により加熱されるとガス分と水分
の混合気体8を放出する。この混合気体8は排気
通路9および上向きの外部ダクト10を通つて外
に放出される。この外部ダクト10内の温度は加
熱調理室1a内の温度が250℃の場合100〜130℃
となる。この外部ダクト10内にセンサを装着し
た場合、ガス分は検知可能であるが、水分は相対
湿度でしか検知できないため一般に約80℃以上の
高温では検知できず、そのため前記の外部ダクト
10内のセンサでは水分を検知することができな
い。なお、外部ダクト10を下向きに構成して下
方へ混合気体8を放出するようにすれば、外部ダ
クト10内の温度が50℃〜80℃になり外部ダクト
10内のセンサによつて湿度を検出できることが
実験により確認されているが、逆にガスの検知が
困難になるという問題がある。
したがつて、この考案の目的は、ダクト内の温
度や混合気体流れの問題を解消し、同一のセンサ
を使いわけてガスと湿度の両方を検知することの
できるオーブンを提供することである。
この考案の一実施例を第2図ないし第4図に示
す。すなわち、このオーブンは、第1図のオーブ
ンの固定の排気通路9の出口に接続されてこの出
口に対して直角に屈曲した経路を構成する回転ダ
クト11を設け、この回転ダクト11内にセンサ
12を設けたものである。センサ12はガスおよ
び湿度を検知可能なものであり、例えば傍熱ヒー
タのONの時はガスのみを検知し、ヒータをOFF
にすれば湿度を検知するものが用いられる。固定
の排気通路9は水平に設けられ、かつその横断面
形状は円形に形成されている。回転ダクト11は
自己の一端の側面に垂直に突設された入口筒部1
1aが排気通路9に嵌入することにより、この排
気通路9に回転自在に取付けられている。なお、
回転ダクト11を最上方に回転した上向き姿勢お
よび最下方に回転した下向き姿勢で係止する位置
決め手段(図示せず)が設けられている。回転ダ
クト11は前記一端の入口筒部11aで固定の排
気通路9に連通し、他端に排気出口13を有して
いる。回転ダクト11は器具本体1の後壁に設け
られた凹部14に収容され、この凹部14は多孔
板または網体からなる着脱可能な蓋体15で閉塞
されている。センサ12は回転ダクト11の長手
方向の中間部分に設けられるが、その取付位置
は、固定排気通路9の出口から15〜30mmの距離で
あることが、センサ12の感度および回転ダクト
11のコンパクト化の点で望ましい。
つぎに、このオーブンの動作を説明する。第2
図および第3図はガスを検知している状態を示
し、回転ダクト11は上向きに位置している。こ
のとき、被調理物7から発生する混合気体8は回
転ダクト11内を上方へ流れてその排気出口13
から排出され、この混合気体8のガス成分がセン
サ12で検知される。この回転ダクト11の回転
位置では、加熱調理室1a内の温度が250℃のと
き、センサ12の近傍の雰囲気温度は100〜130℃
となるため、湿度は検出されない。
第4図は湿度を検知している状態を示してい
る。第3図は回転ダクト11を固定の排気通路9
を軸として180゜回転させた状態である。固定の
排気通路9から出た混合気体8中の水分8′は下
方に流れ、センサ12で検知されて下方に排気さ
れる。混合気体8中のガス分は下方へはほとんど
出ないことが実験的には確認されており、水分
8′だけが検出されることになる。
なお、蓋体15は回転ダクト11の保護の他、
外部の強い風が瞬時に回転ダクト11内に逆流し
てセンサ12の検知パターンを乱れさせることの
防止を果たしている。
以上のように、この考案のオーブンは、器具本
体の固定の排気通路に連通して上下に向きを変え
ることのできる回転ダクトを設け、この回転ダク
ト内にセンサを設けたので、被調理物から発生し
て回転ダクト内を流れる混合気体の流れを適宜変
えて同一のセンサにより前記混合気体中のガスと
湿度の両方を良好に選択的に検知することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオーブンの断面図、第2図はこ
の考案の一実施例の部分断面図、第3図および第
4図はその蓋体取外し状態の器具本体後面を示す
動作説明図である。 1……器具本体、1a……加熱調理室、9……
排気通路、11……回転ダクト、12……セン
サ、13……排気出口、14……凹部、15……
蓋体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 器具本体の加熱調理室に開通しかつ出口が横
    向きに開口する固定排気通路と、この固定排気
    通路の出口に接続されてこの出口に対して屈曲
    した経路を構成しかつ上向き姿勢と下向き姿勢
    をとれるように前記出口との接続部分で回動可
    能な回転ダクトと、この回転ダクト内に設けら
    れガスおよび湿度を検知するセンサとを備えた
    オーブン。 (2) 前記回転ダクトを前記器具本体の外壁に設け
    た凹部に収容し、この凹部を閉塞する通気性の
    蓋体を着脱可能に設けた実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のオーブン。
JP13206180U 1980-09-13 1980-09-13 Expired JPS6120408Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13206180U JPS6120408Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13206180U JPS6120408Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5754805U JPS5754805U (ja) 1982-03-31
JPS6120408Y2 true JPS6120408Y2 (ja) 1986-06-19

Family

ID=29492320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13206180U Expired JPS6120408Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Country Status (1)

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JP (1) JPS6120408Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5754805U (ja) 1982-03-31

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