JPS6136084Y2 - - Google Patents

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JPS6136084Y2
JPS6136084Y2 JP1980073534U JP7353480U JPS6136084Y2 JP S6136084 Y2 JPS6136084 Y2 JP S6136084Y2 JP 1980073534 U JP1980073534 U JP 1980073534U JP 7353480 U JP7353480 U JP 7353480U JP S6136084 Y2 JPS6136084 Y2 JP S6136084Y2
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JP
Japan
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heating chamber
food
heating
detection device
moisture
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JP1980073534U
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JPS56173909U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は加熱室内の相対湿度を検知する湿度
検知装置によつて制御される加熱装置を備えた電
子レンジの改良に関するものである。
一般に電子レンジによる食品の加熱は短時間で
急激に行なわれるため、加熱状態を見極めること
が困難であつた。そこで食品から出る水蒸気の量
を湿度センサーで検出して食品を最適の状態に加
熱する湿度検知式の電子レンジが提供されてい
る。この原理および構成は第1図、第2図に示さ
れ、加熱室1内から排出される空気の相対湿度
RHの変化を食品2の加熱時間tでみると、まず
電源3によりマグネトロン4で電波が放射される
と同時に送風機5、食品2を載せる回転台6が回
転される。送風機5は外箱7の底面より冷風を吸
い込み、電源3とマグネトロン4を冷却した後の
温風で電波かく乱羽根8を回転させ、食品2に当
てた後に加熱室1の上部に設けた排気孔15より
外箱7の外部へ排気されている。湿度センサー9
は排気孔15の近傍で加熱室1外に設置され、上
記排気中の相対湿度を検知している。
以上の構成において、食品2の加熱を開始する
と、温風により加熱室1内の温度も上昇し、相対
湿度が低下する。更に加熱が進むと食品2から水
蒸気が急激に出始め、加熱室1内の相対湿度も急
激に高くなるのでこの湿度変化△RHを湿度セン
サー9で検出し、加熱開始よりここまでの加熱時
間をTとし、その後の加熱時間を食品2の種類に
より決まる定数kを乗ぜられた時間kTだけ加熱
してマグネトロン4を停止するものである。
ところが連続して調理を繰返したり、食品の煮
こぼれなどにより、水分10が加熱室1の底面に
溜つたままで加熱すると水分10が温水の状態と
なり、このまま繰返し調理を続けると水分10が
早く加熱されるため、この水分10からの水蒸気
により湿度センサーが誤動作し、食品2の加熱時
間が短くなる。また水分10の温度が低い場合で
も食品2の含水率が少ないほど水分10よりの水
蒸気の影響を受けるため、適正な加熱時間が得ら
れないという欠点があつた。
そこでこの考案では以上の点に鑑み食品から出
る水分が加熱室内に残らないようにした電子レン
ジを提供するものである。
第3図は、この考案の一実施例で、1〜10は
上記従来例と同一構成であり、11は加熱室1の
底面に設けた傾斜部、12はこの傾斜部に設けら
れた電波をカツトオフする寸法以下の複数個の小
孔で加熱室1の外底部下側に露受板13、露受皿
14が設けられている。このため、加熱された食
品2から出る水蒸気が加熱室1の天井、および側
壁へ付着しても水滴となつて下方へ落下して加熱
室1の底面の傾斜部11を伝わり途中の小孔12
により加熱室1外へ流れ出る。流れ出た水分は露
受板13を伝わり、露受皿14に溜まる。このこ
とにより加熱室1内には食品2から出た余分の水
分がほとんどなくなる。
なおこの考案は湿度センサーに限つたものでは
なくガスセンサーの場合も同様の効果があるのは
いうまでもない。
従つてこの考案は食品の煮こぼれ、前の調理の
ときに食品より出た水分等加熱室内で発生した余
分な水分を速やかに加熱室外へ流出させることに
より、食品の加熱調理の際に上記水分の影響を受
けず検知装置を適確に動作、加熱を正確に制御す
ることのできる電子レンジを提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子レンジ加熱による加熱室の相対湿
度と加熱時間との関係を示すグラフ、第2図は従
来例の概略構成を示す断面図、第3図はこの考案
の一実施例の概略構成を示す断面図である。 図において1は加熱室、2は食品、9は湿度セ
ンサー、10は水分、11は傾斜板、12は小孔
である。なお各図中同一符号は相当部分を示すも
のである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に内設された加熱室と、同じく上記本体に
    内設された食品から発生するガスを検知するガス
    センサーと湿度センサーとの少なくとも一つから
    なる検知装置と、この検知装置によつて制御され
    る加熱装置とを備え、上記加熱室内壁に付着、ま
    たはこぼれた水分が流下して加熱室外に流出する
    開孔部を加熱室内底部に臨むように設けてなる電
    子レンジ。
JP1980073534U 1980-05-28 1980-05-28 Expired JPS6136084Y2 (ja)

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JP1980073534U JPS6136084Y2 (ja) 1980-05-28 1980-05-28

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JPS56173909U JPS56173909U (ja) 1981-12-22
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54104275A (en) * 1978-02-02 1979-08-16 Mitsubishi Electric Corp Controller of semiconductor switch

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54104275A (en) * 1978-02-02 1979-08-16 Mitsubishi Electric Corp Controller of semiconductor switch

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JPS56173909U (ja) 1981-12-22

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