JPS61203448A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JPS61203448A
JPS61203448A JP60043886A JP4388685A JPS61203448A JP S61203448 A JPS61203448 A JP S61203448A JP 60043886 A JP60043886 A JP 60043886A JP 4388685 A JP4388685 A JP 4388685A JP S61203448 A JPS61203448 A JP S61203448A
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polydiacetylene
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film
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Eiichi Hanamura
花村 栄一
Yoshinori Tokura
好紀 十倉
Akio Takada
明雄 高田
Akira Itsubo
明 伊坪
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/241Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
    • G11B7/242Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
    • G11B7/244Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only
    • G11B7/245Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing a polymeric component

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3−1 産業上の利用分野 本発明は光記録媒体に関するものであり、光学的、熱的
、力学的txは電気的外場を印加して情報を記録してな
る光記録媒体に関する。
3−2 従来技術 光学的性質の変化を利用する光記録媒体には、一般に次
のような性質が請求される。(1)記録に要するエネル
ギーが小さく、高速にできること%(11)高密度に記
録ができること、 (+iD記録部と未記碌部の光学的
コントラストが大きいこと、噛り書換ができること、(
V)媒体が安定で長時間の保存や使用に耐えること、(
l/―毒性や危険性のないこと、などである。
現在までに検討されている光記録媒体には次のようなも
のがある。(1)Te、seなどの低融点金属及びそれ
らの合金薄膜Qll’reoxなどの金属化合物薄[Q
iDフルオレセイン、シアニンなどの染料・色素等の有
機薄膜 1ψフオトクロミツク化合物薄膜などである。
有機物系においては有機色素を用いるヒートモード型、
あるいはフォトクロ之ツク化合物を用いるホトンモード
型のものなど多数提案されている。
しかしながら、感度が不充分であり、コントラストも小
さく8/N比を向上させることも困難であり、また記鍮
後の安定性を欠くなどの欠点を有し実用上満足しうるも
のではない。非有機物系においても多数提案されている
が、その中で’r、 −as’reoxなどのTe系化
合物を用いる追記麗光ディスクメモリの実用化が開始さ
れている。さらに最近では’re oxの結晶・非晶間
の相転移を利用するなどの書換畿光ディスクメモリの開
発も活発である。
しかしながら、例えば’reoxの結晶・非晶間の相転
移を利用する場合、未記録部の反射率は約15〜20チ
で、記録部は約30−401である。その差は約15〜
2o俤であり充分とはいえない。またこのような相転移
を利用する場合には記録の高速化には今後は、上述の(
い〜Mの性質金飛鑵的に向上させ几媒体を開発し、いっ
そうの大容量化、記録の高速化、SZN比の本質的向上
によるエラー率の減少などが強く望まれる。
3−3  目  的 緑部の光学的コントラストの大きい有機系光記録媒体を
提供することを目的とする。本発明においては光記録と
は記録されt情報を光学的に読み取ることを総称する。
従りて、光記録媒体とは、光学的読み取りが可能な状態
に記録された媒体を意味する。
3−4 発明の詳細な説明 本発明者らは鋭意技術的検討を行った結果、ポリジアセ
チレンの光学的、熱的、力学的または電気的外場の印加
による主鎖構造の変化を利用して情報を記録しうろこと
を見い出し本発明に至った。
本発明でいうポリジアセチレンの主鎖構造には、A減結
合とB減結合があり、A減結合はアセチレン結合、B減
結合はブタトリエン型結合であると推定さn(第11図
参照)、各型には夫々平面型と非平面型の立体配置があ
る。
本発明は、A減結合とB型詰合間の構造変化を主体とし
、これに平面、非平面が加わって光記録が生じるものと
推定される。
なお、本光記録媒体は、読み取りの他、追記型、及び書
換型として利用できるものも得ることができる。
以下第一にポリジアセチレン、第二にポリジアセチレン
薄膜、第三に主鎖構造の変化、第四に吸収スペクトル及
び反射スペクトル、第五に外場印加、第六に記録・再生
・消去について具体的に説明する。
3−4−1  ポリジアセチレン 本発明に用いるポリジアセチレンは、ジアセチレンモノ
ブーの重合体でありて、外場の印加により主鎖構造にA
減結合とB型詰合間の変化を生じさせ得るものであれば
特に限定するものではない。
友タシ、ジアセチレンモノマーとは共役ジアセチレン結
合を有する化合物の総称であって、その各種誘導体を含
む。
好ましいポリジアセチレンは、カルボン酸、スルホン酸
などの酸類及びこれらのエステヘアミド並びに塩類、ア
ルコール類及びこれらのカルボン酸、スルホン酸、スル
フィン11に%インシアン酸並びにカルバミン酸等のエ
ステル類を側鎖KVするジアセチレンモノマーの重合体
である。例えば一般式が次のように表わされるジアセチ
レンモノブーの重合体を用いることができる。
CHs (CH*)、rC”;−CC”” C−(CH
z )n C00HRNHOCO(CI(!’)111
−(>ミC−Q=C−(CH雪)nOCONHRR8O
mO(CHt)m−c=c−弊C(CHs )nO8O
x R(#換基Rは特に限定するものではない)本発明
に用いるポリジアセチレンは必要に応じて二種以上のジ
アセチレンモノマーの共重合体、あるいは二種以上のポ
リジアセチレンの混合物であってもよい。さら化ポリジ
アセチレンと低分子量または高分子量の有機物との混合
物であってもよい。
3−4−2  ポリジアセチレン薄膜 本発明に用いるポリジアセチレン薄膜は次の方法で形成
する。第一にジアセチレンモノマーt−真空蒸着法、ラ
ングミアブロジェット膜法、j!!布法などにより基板
上に薄膜化し、熱、光、ガンマ線等で重合する。第二に
ポリジアセチレンの溶g、を几は懸濁液を塗布法にて基
板上に薄膜化すム膜厚は*に限定するものではないが、
通常園A〜10霞である。
〔基板〕
基板としては、記録に光学的エネルギーを用いる場合に
は所望の光源の光波特性に適した透明性を有するものが
感度の向上をはかるうえで好ましい。
この際、入射光の約90チ以上の透過率を一応の透明性
の目安とすることができる。かかる基板としてはガラス
などの無機材料またはポリエステル、ポリプロピレン、
ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリ
スチレン、ポリメチルメタクリレートなどのポリマーあ
るいはこれらの変成ポリマー、コポリマー、ブレンド物
などの有機材料からなる円板状、テープ状、フィルム状
ま九はシート状などをあげることができる。一方基板の
反対側から情報記像光を入射させて記録する場合には、
上記の透明基板の外に、その無機材料ま友は有機材料に
色素、染料、顔料9強化剤などを添加し九円板状、テー
プ状、フィルム状ま几はシート状など、あるいはアルミ
ニウム合金などの金属板を基板として用いることができ
る。
〔真空蒸着法〕
真空蒸着は、一般的な方法に準拠し次のように行う。ジ
アセチレンモノマーをW、Mo、Taなどのコイルある
いはポートで直接加熱して蒸発させるか、石英、アルミ
ナ、ベリリアなどのルツボ中で間接加熱して蒸発させる
。この時、加熱法として抵抗加熱、高周波加熱などを用
いて、ジアセチレンモノマーの特性にエリ選定される温
度1通常は融点以上に加熱する。また圧力は通常10t
orr以下とする。
〔ラングミアブロジェット膜法〕
単分子膜の作製及びそれを累積する方法は「新実験化学
講座18巻界面とコロイド第6章;日本化学会編丸善−
1などの一般的方法に準拠する。
装置としてはフロート型のマイクロバランを用するのが
望ましい。使用する水にはイオン交換。
過マンガン酸カリでの有機物除去及び蒸留を行うことが
望ましい。水温は15〜20℃に設定する。必什 要に応じてCd などのイオンをlθ  〜10 mo
L/L加える。精製したジアセチレンモノマーを分光分
析用のクロロホルム等に、濃度0.5〜1− Ornf
/l/になるよう溶解する。単分子膜を作製後、基板に
、表面圧を頷〜25dyn/cIRに保ちつつ累積する
〔塗布法〕
ジアセチレンモノマーあるbはポリジアセチレンの溶液
または懸濁液からスプレー法、スピンナ、−法等に工9
基板へ塗布する。この時用いる溶媒。
濃度は特に限定するものではない、薄膜の均一性を考慮
すると溶解度の高い溶媒を用いるのが望ましく2代表的
なものとしてはアセトン、メチルエチルケトンの\ごと
きケトン類、クロロホルム。
塩化メチレンのとと銖ハロゲン化合物、酢酸エチルのご
ときエステル類、ジメチルアセドア之ド。
ジメチルホルムアミド、N−メチル−2ビクリドンのご
ときアミド類、アセトニトリルのごときニトリル類であ
る。
本発明のポリジアセチレン薄膜に保護層を設けたり、二
枚貼り合わせたりする公知の技術の適用は可能である。
3−4−3  主鎖構造の変化 ポリジアセチレンの主鎖構造に#iA型結合とBが推定
される。またこれらの主鎖構造はブルー型。
し、ドIJf友はイエロー型などと呼ばれることもある
。これらの主鎖構造は吸収スペクトル、反対スペクトル
、共鳴ラマンスペクトル、X線回折などによって同定さ
れる(Qregory J、h:xarhoset a
l、J、A、C,S、、9−8481(1976))。
従来、A減結合とB型締合間の変化については。
TCDU単結晶(III鎖= −(CH)a −0CO
NH−■)が厄力に誘起されてB減結合よりA減結合へ
の変化が生じること(H,Miller et al、
、 45313(IJ78))、ETCD単結晶(側鎖
= −(CI(りa−OCONI(−C雪He )が約
70℃以下でA呈結合を、約120℃以上でB減結合を
有しその中間温度でヒステレシスを有するサーモクロニ
ズムを示すこと(R,RoChance  et  a
l、、J、Chem、Phya、*6753616(1
971)などが報告されている。
本発明はポリジアセチレン薄膜に局部的に光学的、熱的
、力学的taは電気的外場を印加し、主鎖構造の変化1
例えばA減結合とB型締合間に変化を生じせしめて情報
の記録を行ってなる光記録媒体に係る。
本発明においては、との主鎖構造の変化の程度を印加外
場の制御により変えることもできる。例えばA型結合と
B型詰合間の変化の程度は照射する光学的エネルギーな
いし熱エネルギーの制御によって変えることができる。
(第5図、第7図。
第10図、第12図)この制御法を利用すれば、1ピツ
ト内におりて例えばA型結合とB型結合とをIO,。
1〃に対応させる通常の一次元記録の他に、さらに多次
元記録も可能である。例えばA型結合、A、B型混合結
合(n個)とB型結合とのn+2個の結合状態をn+2
個の配夕IJ、に対応させるような多次元配備も可能で
ある。n=2の場合Kt!A聾結合、A、B型混合結合
(1)、A−B型混合結合(2)及びBll結合を用い
て4進法表記することができる。
さらに本発明品はポリジアセチレン薄膜に外場の印加、
あるいは冷却により主鎖構造の変化を生じせしめて情報
の記録の消去を行い、その場所への再記f!kt−可能
とすることもできる。
ポリジアセチレンのA型結せとB型詰合間の変化を例に
とって記録の機構を説明する。
ポリジアセチレンのA型結合とBll結合に関するポテ
ンシャル二本ルギー曲線は第2図(イ)のように想定で
きる。図中の曲線gは基低状態を、曲線a及びbは電子
励起状態を、ΔE、及びΔEbはそれぞれg→B、g−
ebへの励起エネルギーを、ノ鱈及びΔE−はそれぞれ
A)B 、B−+Aへの変化の活性化エネルギーを表わ
す。
使用温度(記録の保存、再生を行うときの光記録媒体の
温度を云う。A型結合とB型詰合間の変化が起るエネル
ギー照射部位の温度は一般的に使用温度より高い)Kて
安定KA型結合を有するポリジアセチレンに、JIbの
エネルギーを有する光を照射するとg状態よりb状態へ
励起する。曲線bK沿って振動緩和しつつb状態におけ
るBll結合に達する。
次に再びg状態に戻り使用温度にて安定なり型結合への
変化(点線)を完了する。あるいは、4g、以上の熱エ
ネルギーを照射すると曲線gK沿りてB型結合へ変化(
破線)する。また光学的、熱的または力学的な外場印加
により局所的ひずみを介してA重結合とB型結合の安定
、準安定状態を入れかえるこによりB型結合へ変化する
。このような過程を記録に利用することができる。
また使用温度にて安定にB型結合を有する記録部にΔE
aのエネルギーを有する光を照射すればg状態よりa状
態へ励起する。曲sIaに沿って振動緩和しつつa状態
にシけるA型結合に達する。次に再びg状態に戻り使用
温度にて安定なA型結合へ変化(実線)を完了する。あ
るいけ、dEpL上の熱エネルギーを照射すると、又は
冷却すると曲線gに沿りてA型結合へ変化(破線)する
。このような過程を記録の消去に利用することができる
第2図(ロ)のように温度処対してヒス−テレシスを示
す場合もある。かかる場合には使用温度はTB(B−+
A変変化化温度より高<、Tム(A−+B変化温度)よ
り低い温度領域に限定される。例えばl1lvl’CD
(Ty’ニア5℃、TA≧120℃)のように室温が一
以下の場合には、薄膜をTBとTムの間に加温して使用
する必要がある。この場合KtjTn以下へ冷却すれば
消去することができる。
本発明において電子励起状態すを使用する場合には非晶
・結晶間の相転移を利用する場合に比べて極めて高速に
記録できる。
本発明は第2図(イ)K限定するものではない。
例えばA盟とB型のポテンシャルエネルギー曲線の大小
関係がA>B 、A=Hにあるものであっても、上述の
説明のAとBを入れ換えても同様に説明できる。
3−4−4  吸収スペクトル・反射スペクトル第3図
に示すようにポリジアセチレンのA型結合及びB型結合
の紫外から近赤外領域におけるAll結合とB型結合の
スペクトルはそれぞれ638nm、535nm付近にピ
ークを有し、その差は約IQ3nmと大きく、スペクト
ル間の重なりも小さい。それ故人型結合とB型詰合間の
変化による光学的コントラスト(吸収係数9反射率)の
変化も極めて大きく記録・再生に−おけるS/N比向上
にとって極めて有利である。反射スペクトルについても
同様である。
他の主鎖構造に関する吸収スペクトル、反射スペクトル
についても同様に測定できる。
3−4−5  外場印加 ポリジアセチレン薄膜に印加する外場には次のようなも
のがある。レーザー光等の光学的外場。
高周波などKよる熱的外場、圧力等の力学的外場。
電界などの電気的外場である。
光学的エネルギーを用いる場合、記録の九めの光の波長
は、ホトン効果を利用する場合にはΔEbのエネルギー
を有する波長が望ましく、ヒートモードを利用するとき
は特に限宕を受けることはないが、41以上のエネルギ
ーを与える必要がある。
好ましくは、180nm〜12μmの波長光を用いて1
x1cT”ジュール/μ−以上を照射する。
再生用KFiB型結合スペクトルの短波長側のスペクト
ル端以上で、A型結合スペクトルの長波長饅0スペクト
ル端以下の波長域の光を使用する。
好ましくは350nm以上*700nm以下の波長域の
光である。
消去用光源としては、第2図(イ)(ロ)のΔE1のエ
ネルギーを有する光を用いることができる。
具体的光源としては%Arレーザー、 He−Neレー
ザー、He−(::dレーザー、色素レーザー、半導体
レーザーなどの紫外、可視、赤外領域に発振波長ヲモつ
レーザーや、キセノンフラッシェランプなどの各種短パ
ルス発生ランプなどを用いることができる。
3−4−6   記録・再生・消去 光学式の情報記録再生装置については公知であるO 記録は、通常情報信号に対応して光熱、力の強度を変調
して耐容することより行なう。照射部の反射率、吸収係
数の光学的特性の変化として記録する。光の照射はポリ
ジアセチレン薄膜の表面側。
あるいは透明基板を通して薄膜の裏側からのいずれから
も可能である。
再生に際しては反射率の変化を読みとる反射式の光信号
再生により行う。また読み取シ儒の反対の薄膜側に反射
膜を設けて、この反射膜からの光量変化を読み取る方式
の再生も可能である。この光量変化は薄膜の吸収係数(
光学密度)の変化に基づくものである。
消去は光照射ま友は薄膜全体の温度変化(冷却)により
行なう。光照射は薄膜の表面側、あるいは透明基板を通
して裏側からのいずれからも可能である。
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
3−4−7  実施例 〔実施例1〕 ジアセチレンモノマーとして10 、12−ジインペン
タコサ酸(CHs  (CHg)皇t  C=C−C=
C−(CPh3s−COOH)を用いた。LB膜をフロ
ート型の累積膜作製装置を用いて次のように作製した0
イオン交換水を更に過マンガン酸カリウムで処理して有
機物を除去した後さらに二回蒸留した水を用いた。
水温は15℃±0.1℃に設定し友。この水KCdCL
 !を濃度がIXI□mot/Aになるように溶解L%
PH=6.1とした。精製したジアセチレンモノマーを
分光分析用のクロロホルムに溶屏し、St度を0.7m
fAIK調製した。基板として硫酸、及び上述の水で清
浄にした石英ガラスを用いた。水面上に単分子膜を形成
し、表面圧を25 d y n / tya K保持し
つつ基板を浸漬し頴次累積した。40層累積し、ジアセ
チレンモノマーのY型LBg(約20■X20m。
厚ミ約100OA)を作製した。このジアセチレンモノ
マーLBgに高圧水銀ランプにバンドパスフィルター(
UV−D33S)を用いて得られる紫外光(24ト40
0 nm )を5mW/d 、40分間照射し、モノマ
ーを重合して青色のポリジアセチレン薄膜を形成した。
このポリジアセチレン薄膜の吸収スペク 1トル及び共
鳴ラマンスペクトルを第3因、第4図線aで示す。スペ
クトルの形状及び波長域よりボセチレン薄膜に照射し7
jolXIOジュール/μ2のエネルギーを照射したポ
リジアセチレンの吸収スペクトル及びラマン散乱スペク
トルを第3図。
4図に線すで示す。スペクトルの形状及び波長域よりポ
リジアセチレンはB重結合へ変化し几ことが判明した。
第5図にA重結合及びB重結合の吸収スペクトルのピー
クに対応する波長(638nm、 535’nm)にお
ける照射エネルギーに対する吸収係数の変化を示→トー
  ム 亮d#心 rh  111侭j話4ト八σ)シ
ーlレレナ開a士? +  pbギーに依存し、3.0
 X 10  ジュール/μ−より変化が開始し1.5
 X 1ff−@ジュール/pry?で終了した。この
時の光学密度の変化は0.15〜O,OS及び0.13
〜0.23fあ−pi。2 s On m o 紫外t
t−Jり場合には2.oxto  ジュール/μttt
’より変化が開始し、1.0X10’ジュール/μ−で
終了し九〇このように光学的エネルギーの制御によりA
重結合よりB減結合への変化の程度(混合比)を変えう
°ることが判明した。即ち、この人→B変化の波長依存
性が認められた。、1.0pm径の紫外光(240〜4
00nm )のビームをポリジアセチレン薄膜に走査し
つつ照射したところほぼ1.0μm幅の領域がB減結合
に変化した明瞭なパターンが形成された。
〔実施例2〕 実施例1と同様にして、10 、12−ジインペンタコ
サ酸(CH,−(CH,)、、C=CC=C(CH雪)
s−COOH)のLB膜を重合し几ポリジアセチレン薄
膜を形成した。このポリジアセチレンは第6図、7図に
@aで示すようにA重結合であう之。第7図にこの薄膜
を所定の温度まで速さ1.5℃/miHで昇温し、加分
間保持し、つづいて速さ1.5℃/minで冷却した時
の638nmKThける光学密度の変化を示す。80℃
以上に昇温した場合には光学密度は0.15減少し、再
び室温まで冷却しても光学密度は減少しなかった。80
℃以上に昇温したサンプルは第6図に線すで示すように
ほぼ完全にB減結合に変化していた。60℃、70℃に
昇温した場せには、吸収スペクトルはA重結合よりB減
結合へ近づいて行くが、再び室温まで冷却するとヒステ
レシスを示しつつ部分的にAM結合に戻り室温付近で安
定なA、B型混合結合に変化し九〇このように熱エネル
ギー制御によりA重結合よリB型結合への変化の程度(
混合比)を変えることが判明し几。
Arレーザー光(488nm)lポリジアセチレン薄膜
に照射した。lXl0W/μft? を照射したポリジ
アセチレンは吸収スペクトルよりA重結合よりB減結合
へ変化していた。4.011m径のArレーザー5t(
5145A)ビームをポリジアセチレン薄膜に走査しつ
つ照射したところほぼ1. Op m幅の領域がB減結
合に変化し友明瞭なパターンが形成された。
第7図の挙動よりビーム光の強さ、又は照射時間を制御
することによりて多次元記録及び書換が可能であること
が判明した。
〔実施例3〕 ジアセチレンモノマーとして、 10 、12−ジイン
ペンタコサ酸(CHs  (CHs気−昨C−Cデc−
e迅)$−COOH)を用いた。蒸着膜を真空蒸着装置
を用いて次のように作製し友。ジアセチレンモノマー約
50 m gをモリブデンボートに入れ2X11Tto
rrの真空下で80℃に加熱し、25wX25++wの
石英ガラスに蒸着し、厚み1.0#fiのジアセチレン
モノマー蒸着膜を作製し友。
この蒸着膜に高圧水銀ランプにバンドパスフィルター(
UV−033S)を用いて得られる紫外光(240〜4
00nm)を20mW/all 、 30分間照射しモ
ノマーを重合して青色のポリジアセチレン薄膜を形成し
た。このポリジアセチレンの吸収スペクトル及び共鳴ラ
マンスペクトルを第8図に線aで示す。スペクトルより
このポリジアセチレンはA重結合であ−)几。
次いで紫外光(240〜400nm)を、さらにポリジ
アセチレン薄膜に照射し友。3×10 ジュール//1
−のエネルギーを照射したポリジアセチレンは第8図に
線すで示すようにB減結合へ変化していた。
A重結合よりB減結合への変化は、第5図と同様に照射
エネルギーに依存することがわかった。
7、0 X 10−’ジュール/μdより変化が開始し
、2.6XIOジュール/μ−で終了した(fJExo
図)。この時の光学密度の変化は638nmにおいて1
.1〜0.2゜535nmKThいて0.6〜1.1で
あ−z几。
1.0μm径の紫外光(240〜400nrn)のビー
ムをポリジアセチレンに走査しつつ照射し友ところほば
1.Opm幅の明瞭なパターンが形成された。
〔実施例4〕 実施例3と同様にして、 10 、12−ジインペンタ
コサ酸〔Cルー(Ckh ’)u−昨C−CM C−(
CH* )s−COOHIの蒸着膜を重合したポリジア
セチレン薄膜を形成し友。第9図、11図に線aで示す
ようにこのポリジアセチレンはhm結合であった。実施
例2の第7図と同様にヒステレシスを示すことを確認し
た。tだし昇温、冷却は1.0℃/ m i nで行っ
た(第臣図)。
Arレーザー光(488nm)t−ポリジアセチレン薄
膜に照射し友。lXl0W/μ−を照射したポリジアセ
チレンは第11図、12図4CI!bで示すようにA型
結せよりB型結合へ変化していtoこの時の光学密度の
変化は0.52でありた。1.0μm径のArレーザー
光(5145A)ビームをポリジアセチレン薄膜に走査
しつつ照射したところほぼ1.0μm幅の領域がB型結
合に変化した明瞭なパターンが形成され友。
3−5 発明の効果 本発明の効果は次の通りである。
(1)高速で書込(記f&)できる。
(11)高密度に、−次元または多次元に記録できる。
室温くて記録を安定に保存できる。
(110記録部と未記録部の光学的コントラストが大き
い。
伶 書換ができる。
(V)無毒性である。
【図面の簡単な説明】
第1図はアセチレン型結合とブタトリエン型結合を示す
説明図、第21はポテンシャルエネルギー曲線とヒステ
レシス曲線を示す説明図、第3図、第6図、第8図、第
9図は夫々実施例1.実施例2、実施例3.実施例4で
得られた不発明の光吸収スペクトル図、第4図、!11
図は夫々実施例1゜実施例3で得ちれた不発明の共鳴ラ
マン散乱スペクトル図、第5図、第1θ図は照射エネル
ギーによるA型よりB型への変化の様子を示すグラフ、
第7図、第12図は、加熱によるA型よりB型への変化
及びそのヒステレシスを示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板上に形成したポリジアセチレン薄膜に光学的、熱的
    、力学的または電気的外場を印加することにより、ポリ
    ジアセチレンの主鎖構造に変化を生じせしめて情報を記
    録してなる光記録媒体。
JP60043886A 1985-03-05 1985-03-05 光記録媒体 Granted JPS61203448A (ja)

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