JPS61198853A - テ−プレコ−ダ付きフアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は受信内容を紙取外に記録できるファクシミリ装
置に関するものである。

従来の技術 近年、ファクシミリ装置は事務所等を中心に広く利用さ
れてきている。ファクシミリ装置の機能は多種多様にな
ってきており、その中にはノ・−ドディスクを組み込み
、受信データをノ・−ドディスクに蓄積し、その受取り
は受取人が暗証番号を指定することにより紙に出力させ
るようにした親展通信等の機能を有するものがある。

以下図面を参照しながら従来のファクシミリ装置につい
て説明する。第３図において、１は電話回線等の通信回
線、２はファクシミリ装置、３はハードディスクである
。通信回線１からのファクシミリ信号はファクシミリ装
置２の中のモデムによりディジタル信号に変換され、ハ
ードディスク３で記、憶される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の構成では、ハードディスクを使用
しているため、 （Ｌ）　　アナログ信号の記録ができないため、音声信
号の留守録音ができない。

（ｂ）　　使用者が記録媒体を取りはずしおよび交換が
できないため、記録ファイルとして保管することがむず
かしい。

（０）　　非常に高価である。

等の問題があった。

本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構
成で音声およびファクシミリ信号の区別なく留守録音等
ができるファクシミリ装置を提供することを目的とする
ものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のテープレコーダ付
きファクシミリ装置はトーナル信号送受信装置と、モデ
ムと、入出力装置によって構成されるファクシミリ装置
と、前記モデムと前記入出力装置との間に接続される切
換装置と、前記切換装置に接続される変復調装置と、前
記変復調装置に接続されるテープレコーダと、前記各装
置を制御する制御装置という構成を備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、通信回線を介して送ら
れてくるファクシミリ信号をテープレコーダに記録する
ことができるため、従来装置に比べてはるかに安価でか
つファイルの保存および留守録音の機能にすぐれている
。

実施例 以下本発明の実施例のファクシミリ装置について、図面
を参照しながら説明する。

第１図は本発明のファクシミリ装置の一実施例を示すブ
ロック図である。第１図において、１は通信回線、４は
着信信号検出装置、５は切換装置、６は電話機、７はフ
ァクシミリ装置、８はテープレコーダ、９は制御装置、
１０は入力装置である。

１１は切換装置、１２は暗号装置、１３は変復調装置で
ある。また、ファクシミリ装置７はトーナル信号送受信
装置１４．モデム１６．入出力装置１６より構成されて
いる。

以上のように構成されたファクシミリ装置について、以
下その動作を説明する。入力装置１ｏは外部より操作可
能なスイッチ等で構成されている。

例えば第２図にスイッチの１例を示す。１７は録音スイ
ッチ、１８は再生スイッチ、１９はファクシミリ選択ス
イッチ、２０は電話選択スイッチ、２１は自動切換スイ
ッチ、２２は回報通信スイッチである。スイッチ１７か
らスイッチ２１までは留守録音用のスイッチである。留
守録音をしたい時にはスイッチ１７をＯＮにし、ついで
スイッチ１９からスイッチ２１までの選択スイッチのど
れかをＯＮする。さて電話スイッチ２ｏが選択されてい
たとする。

通信回線より着信信号（呼び出し信号）があると、着信
信号検出回路４によシ着信信号を検出し、制御装置９を
動作させると同時に切換装置６に着信信号を送出する。

切換装置５は最初電話機６につながっておシ、電話機６
より呼び出しのベルがなる。次いで制御装置９が着信信
号により動作し、切換装置５を制御する。そして着信信
号検出装置４とテープレコーダ８が切換装置６．切換装
置１１を介して接続され、かつ、通信回線とのループが
形成される。なお、暗号装置１２．変復調装置１３は動
作せず、信号を素通シさせる。次に制御装置９の制御に
よりテープレコーダ８が再生動作を行ない、テープの頭
に録音しである留守録音中であることを発呼者に知らせ
るアナウンスを送出する。アナウンスを送出後、テープ
レコーダ８は録音状態となり、発呼者よシの用件を録音
する。

次に入力装置１０のファクシミリ選択スイッチ１９が選
択されている場合を考える。電話機６より呼び出しのベ
ルがなるところまでは電話選択スイッチ２Ｑが選択され
ている場合と同じである。

次に制御装置９の制御により着信信号検出装置４とファ
クシミリ装置７とが接続され、かつ通信回線とのループ
が形成される。そしてファクシミリ装置７が制御装置９
からの信号によシ動作を開始し、トーナル信号送受信装
置によ、９）−ナル信号のやりとりを相手と行なう。そ
の後通信回線１を介して入力したファクシミリ信号はモ
デム１６で復調され、切換装置１１に送られる。制御装
置９からの制御信号により切換装置１１は暗号装置１２
とつながっており、復調されたファクシミリ信号は暗号
装置１２で暗号化される。暗号化の方法は例えば、擬似
ランダム雑音と復調されたファクシミリ信号とのＡＮＤ
をとることによシ実現することができる。暗号化された
ファクシミリ信号はさらに変復調装置１３によりテープ
レコーダ８に録音しやすい形に変調され、テープレコー
ダ８に記録される。この時入出力装置は不動作の状態に
あり、紙に印字されない。発呼者よりのファクシミリ信
号が終了したことをトーナル信号送受信装置１４により
検知すると、制御装置９を介してテープレコーダ８を止
め、通信回線１との接続を断にし、もとの状態にもどる
。また、発呼者がファクシミリ信号をある一定時間以内
に発呼しない場合には、トーナル信号の送受信が成立し
ないと判断し、ファクシミリ装置７よりトーナル信号の
送受信の成立がなりたたなかったことを示す信号が制御
装置９に送られ、制御装置９の制御のもとに切換装置５
が動作し、通信回線１との接続を断にし、もとの状態に
もどる。

次に自動切換スイッチ２１が選択されているとする。こ
の場合も電話機６より呼び出しのベルがなるところまで
は電話選択スイッチ２ｏが選択されている場合と同じで
ある。次に制御装置９の制御により、着信信号検出装置
４とテープレコーダ８とが切換装置６．切換装置１１を
介して接続される。そして暗号装置１２と変復調装置１
３は不動作の状態にあシ、信号は素通りする。そしてテ
ープレコーダ８が制御回路９からの信号により再生動作
を開始し、テープの頭に録音しである留守録音中である
ことを発呼者に知らせるアナウンスを送出する。アナウ
ンス内容は、例えば［ただいま留守録音中です。ピーと
音がでます。ファクシミリの時にはピーと音がでてから
、を秒以内に送信をスタートして下さい。伝言の場合に
は、ピーがなりおわった後おしゃべり下さい。」のよう
なものである。そしてアナウンスが終われば切換装置６
は、ファクシミリ装置７とつながり、テープレコーダ８
および、ファクシミリ装置７を動作させてトーナル信号
の送受信を行なう。ファクシミリ装置７からトーナル信
号の被呼端末識別信号（ＣＥＤ）が１秒間送出される。

もしトーナル信号の送受信が成立しなければファクシミ
リ装置７は不動作となり、切換装置６は再び切換装置１
１を介してテープレコーダ８とつながり、音声信号がテ
ープレコーダに録音される。もしトーナル信号の送受信
が成立すれば、以後ファクシミリ選択スイッチ１９が選
択されている場合と同様の動作になり、ファクシミリ信
号が紙に印字されるかわりにテープレコーダ８に録音さ
れる。

次に第２図の再生スイッチ１８が押されている場合を考
える。これは留守録音した内容を再生するための選択ス
イッチである。ファクシミリ信号が録音されている場合
には、ファクシミリ選択スイッチ１９を押す。するとテ
ープレコーダ８およびファクシミリ装置７が動作し、テ
ープレコーダ８からの再生信号が変復調装置１３でディ
ジタル信号に復調され、暗号装置１２で暗号解読され、
正規のファクシミリ信号に変換さ、れて切換装置１１を
介してファクシミリ装置７の入出力装置に加わり、紙に
印字が行なわれる。

次に電話選択スイッチ２０が押されている場合には、録
音内容が電話機６に出力する構成になっている。又、自
動切換スイッチ２１が選択されている場合には、録音内
容がファクシミリ信号か、音声信号かをあらかじめ録音
時に録音の頭に判別信号を録音しておくことにより、そ
の信号を検出し、制御装置９を動作させ、切換装置６．
切換装置１１を制御して電話機６あるいはファクシミリ
装置７のどちらに録音内容を出力するかを自動的に選択
する。

次に本発明の構成を用いて実現できる他の機能について
説明する。第２図において、スイッチ２２は回報通信を
行なうための同報通信スイッチである。ファクシミリ装
置７に送りたい原稿をセットし、かつ電話機６に設けで
ある送り先指定スイッチを操作し、送υ先を複数指定す
る。そして第２図の入力装置１０に設けである同報通信
スイッチ２２を押す。電話機６より送り先番号がダイヤ
ルされ相手のファクシミリ装置と通信回線１を介して接
続される。次にファクシミリ装置７およびテープレコー
ダ８が制御装置９の制御により動作が開始し、ファクシ
ミリ装置７でトーナル信号の送受信が成立した後、ファ
クシミリ装置７にセットした原稿が読みとられ、ファク
シミリ信号として相手先に送られると共に、このファク
シミリ信号はテープレコーダ８に切換装置１１を介して
録音される。１つの送り先への通信が終了すると、通信
回線１との接続が断となり、テープレコーダ８は巻きも
どし動作を行ない、先はど録音したファクシミリ信号の
頭で止まる。そして電話機６より次の送り先の番号がダ
イヤルされ、次の相手と回線がつながり、再びファクシ
ミ＋）装置７と相手のファクシミリ装置との間でト〒ナ
ル信号の送受信が行なわれた後、テープレコーダ８が動
作し、ファクシミリ信号をテープレコーダ８より送出す
る。以下順次この動作をくりかえすことにより、電話機
６に設定した送シ先に順次自動的に原稿と同じ内容をテ
ープレコーダ８より送出することかできる。

以上のように本実施例によれば、ファクシミリ装置にテ
ープレコーダ８を設け、制御装置９の制御により切換装
置６．切換装置１１を切りかえることにより、音声信号
とファクシミリ信号の区別なく留守録音をすることがで
きる。また同報通信も可能である。

なお、本実施例において留守録音と同報通信についての
み説明したが、例えば、相手より親展であることをうけ
る情報を最初に送ってもらうことにより、留守録音以外
の動作モードであっても紙に印字するかわりにテープレ
コーダに録音し、暗証番号を入力しないかぎりテープレ
コーダに録音した内容を紙に印字できないようにしたい
わゆる親展通信を行なわせることも容易に実現すること
ができる。もちろん留守録音の時でも暗証番号を入力し
ないかぎり、録音内容を紙に印字できないあるいは音声
を聞くことができないようにすることもできる。又アナ
ウンス用のテープレコーダと録音用のテープレコーダを
別のものにしてもかまわない。

発明の効果 以上のように本発明は、トーナル信号送受信装置と、モ
デムと、入出力装置によって構成されるファクシミリ装
置と、前記モデムと前記入出力装置との間に接続される
切換装置と、前記切換装置に接続される変復調装置と、
前記変復調装置に接続されるテープレコーダと、前記各
装置を制御する制御装置とを備えたことにより、安価に
、かつファクシミリ信号、音声信号をともに録音できる
留守録音や、回報通信、親展通信を実現することができ
る。さらに本実施例に示すごとく暗号装置を付加するこ
とにより、容易にファクシミリ信号を暗号化してテープ
レコーダ８に録音できるため、秘密性のいっそうすぐれ
たシステムとなる。さらにテープはテープレコーダに脱
着・交換が可能であるため、ファイルとしてテープに録
音したまま保存することができ、非常に有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるファクシミリ装置を
示すブロック図、第２図は第１図の入力装置１０に設け
られたスイッチ群の一例を示す図、第３図は従来のファ
クシミリ装置のブロック図である。 １・・・・・・通信回線、２・・・・・・ファクシミリ
装置、３・・・・・・・・−ドディスク、４・・・・・
・着信信号検出装置、６・・・・・・切換装置、６・・
・・・・電話機、７・・・・・・ファクシミ＋［Ｌ８・
・・・・・テープレコーダ、９・・・・・−制御装置、
１ｏ・・・・・・入力装置、１１・・・・・・切換装置
、１２・・・・・・暗号装置、１３・・・・・・変復調
装置、１４・・・・・・トーナル信号送受信装置、１６
・・・・・・モデム、１６・・・・・・入出力装置、１
７・・・・・・録音スイッチ、１８・・・・・・再生ス
イッチ、１９・・・・・・ファクシミリ選択スイッチ、
２０・・・・・・電話選択スイッチ、２１・・・・・・
自動切換スイッチ、２２・・・・・・同報スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 ｎ Ｉｑ　　？θ　？！？？ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トーナル信号送受信装置と、モデムと、入出力装置によ
   って構成されるファクシミリ装置と、前記モデムと前記
   入出力装置との間に接続される切換装置と、前記切換装
   置に接続される変復調装置と、前記変復調装置に接続さ
   れるテープレコーダと、前記各装置を制御する制御装置
   とを備えたことを特徴とするテープレコーダ付きファク
   シミリ装置。