JPH07321901A - 留守番電話装置及びそれを用いた通信方法 - Google Patents
留守番電話装置及びそれを用いた通信方法Info
- Publication number
- JPH07321901A JPH07321901A JP6140644A JP14064494A JPH07321901A JP H07321901 A JPH07321901 A JP H07321901A JP 6140644 A JP6140644 A JP 6140644A JP 14064494 A JP14064494 A JP 14064494A JP H07321901 A JPH07321901 A JP H07321901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone line
- recording
- personal identification
- identification number
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】通話の記録再生方法及び装置に関し、特に通信
の機密保持性能を向上するための通話の記録再生方法及
び装置に関し、具体的には、プライベートな親展録音・
再生が可能な留守番電話装置を提供するものである。 【構成】電話回線に接続されるとともに、電話回線から
の音声信号を録音する回路を備えた留守番電話装置にお
いて、電話回線からの音声信号をスクランブル化するス
クランブル回路と、スクランブル回路に接続された音声
信号の記録部と、電話回線からの信号内に予め登録した
暗証番号が含まれる場合に、スクランブル回路を起動さ
せるように制御する制御部とを備えており、音声信号記
録部に暗証番号と共に通信情報を記憶するようにしたこ
とを特徴とする。 【効果】音声の親展録音時においては暗証番号と共に音
声をスクランブル録音し、再生時には暗証番号を入力し
て、暗証番号の一致を待ってスクランブル解除して再生
することにより、録音された通信の機密を保つことがで
きる。
の機密保持性能を向上するための通話の記録再生方法及
び装置に関し、具体的には、プライベートな親展録音・
再生が可能な留守番電話装置を提供するものである。 【構成】電話回線に接続されるとともに、電話回線から
の音声信号を録音する回路を備えた留守番電話装置にお
いて、電話回線からの音声信号をスクランブル化するス
クランブル回路と、スクランブル回路に接続された音声
信号の記録部と、電話回線からの信号内に予め登録した
暗証番号が含まれる場合に、スクランブル回路を起動さ
せるように制御する制御部とを備えており、音声信号記
録部に暗証番号と共に通信情報を記憶するようにしたこ
とを特徴とする。 【効果】音声の親展録音時においては暗証番号と共に音
声をスクランブル録音し、再生時には暗証番号を入力し
て、暗証番号の一致を待ってスクランブル解除して再生
することにより、録音された通信の機密を保つことがで
きる。
Description
【産業上の利用分野】本発明は通話の記録再生方法及び
装置に関し、特に通信の機密保持性能を向上するための
通話の記録再生方法及び装置に関するものである。具体
的には、本発明は上記の機能を備えた留守番電話装置を
提供するものであり、特に、プライベートな親展録音・
再生が可能な留守番電話装置を提供するものである。
装置に関し、特に通信の機密保持性能を向上するための
通話の記録再生方法及び装置に関するものである。具体
的には、本発明は上記の機能を備えた留守番電話装置を
提供するものであり、特に、プライベートな親展録音・
再生が可能な留守番電話装置を提供するものである。
【従来の技術】従来の通話録音・再生機能を備えた留守
番電話機では、通話内容を磁気テープあるいは半導体メ
モリに録音するものが知られている。一方、昨今の家庭
用電話機では、無線で繋がれた子機をプライベートな電
話端末として使いたいという要求が高くなるにつれて、
子機は個人の部屋に設置され、その数は多くなる傾向に
在る。このように無線で繋がれた複数の子機に対しては
秘話機能を付加したり、直接着信可能にしたりする２，
３のプライベート化の技術は知られている。しかし、従
来の留守番電話機では、留守番モードの通信に対してプ
ライベート化を達成する技術は確立していなかった。
番電話機では、通話内容を磁気テープあるいは半導体メ
モリに録音するものが知られている。一方、昨今の家庭
用電話機では、無線で繋がれた子機をプライベートな電
話端末として使いたいという要求が高くなるにつれて、
子機は個人の部屋に設置され、その数は多くなる傾向に
在る。このように無線で繋がれた複数の子機に対しては
秘話機能を付加したり、直接着信可能にしたりする２，
３のプライベート化の技術は知られている。しかし、従
来の留守番電話機では、留守番モードの通信に対してプ
ライベート化を達成する技術は確立していなかった。
【発明が解決しようとする課題】従来の通話録音・再生
機能を備えた留守番電話機では、電話機からの再生操作
により全ての録音内容を再生することができ、又、磁気
テープ録音方式では、留守番電話機より磁気テープを取
り外して、外部の再生装置により録音内容を再生するこ
とができるので、通信に対する機密が保持されないもの
であった。本発明の課題は、留守番電話機における留守
番モードの通信であっても、プライベート通信を可能と
するものであり、特に、無線で繋がれた複数の子機を備
えた留守番電話装置の留守番モード通信であっても、プ
ライベート通信を可能とするものである。
機能を備えた留守番電話機では、電話機からの再生操作
により全ての録音内容を再生することができ、又、磁気
テープ録音方式では、留守番電話機より磁気テープを取
り外して、外部の再生装置により録音内容を再生するこ
とができるので、通信に対する機密が保持されないもの
であった。本発明の課題は、留守番電話機における留守
番モードの通信であっても、プライベート通信を可能と
するものであり、特に、無線で繋がれた複数の子機を備
えた留守番電話装置の留守番モード通信であっても、プ
ライベート通信を可能とするものである。
【課題を解決するための手段】本発明は、電話回線に接
続されるとともに、電話回線からの音声信号を録音する
回路を備えた留守番電話装置において、電話回線からの
音声信号をスクランブル化するスクランブル回路と、ス
クランブル回路に接続された音声信号の記録部と、電話
回線からの信号内に予め登録した暗証番号が含まれる場
合には、スクランブル回路を起動させるように制御する
制御部とを備えており、音声信号記録部に暗証番号と共
に通信情報を記憶するものである。さらに、別の本発明
では、再生時にキー操作により所定の暗証番号を入力す
る操作部を備えるものである。ここにおいて、電話回線
に接続された親機と、親機に対して無線を介して接続さ
れた一つ以上の子機とを備え、それぞれの子機に対応し
て予め設定した一つ以上の暗証番号を登録するか、単に
複数の暗証番号を登録するかにより構成することができ
る。さらに、別の本発明は、電話回線に接続されるとと
もに、電話回線からの音声信号を録音する回路を備えた
留守番電話装置を備えた通信方法において、電話回線か
らの信号内に親展録音指示情報が含まれる場合は、電話
回線からの音声信号をスクランブル化して、電話回線か
ら送られる暗証番号と共にスクランブル化した音声信号
を記録するものである。さらに、別の本発明は、電話回
線に接続されるとともに、電話回線からの音声信号を録
音する回路を備えた留守番電話装置を備えた通信方法に
おいて、予め暗証番号を登録しておき、電話回線からの
信号内に予め登録された暗証番号が含まれる場合は、電
話回線からの音声信号をスクランブル化し、暗証番号と
共に該スクランブル化した音声信号を記録しておき、再
生時には暗証番号を入力することによって、入力した暗
証番号と一致した暗証番号と共に記録された通信情報の
みをスクランブル解除して再生するものである。
続されるとともに、電話回線からの音声信号を録音する
回路を備えた留守番電話装置において、電話回線からの
音声信号をスクランブル化するスクランブル回路と、ス
クランブル回路に接続された音声信号の記録部と、電話
回線からの信号内に予め登録した暗証番号が含まれる場
合には、スクランブル回路を起動させるように制御する
制御部とを備えており、音声信号記録部に暗証番号と共
に通信情報を記憶するものである。さらに、別の本発明
では、再生時にキー操作により所定の暗証番号を入力す
る操作部を備えるものである。ここにおいて、電話回線
に接続された親機と、親機に対して無線を介して接続さ
れた一つ以上の子機とを備え、それぞれの子機に対応し
て予め設定した一つ以上の暗証番号を登録するか、単に
複数の暗証番号を登録するかにより構成することができ
る。さらに、別の本発明は、電話回線に接続されるとと
もに、電話回線からの音声信号を録音する回路を備えた
留守番電話装置を備えた通信方法において、電話回線か
らの信号内に親展録音指示情報が含まれる場合は、電話
回線からの音声信号をスクランブル化して、電話回線か
ら送られる暗証番号と共にスクランブル化した音声信号
を記録するものである。さらに、別の本発明は、電話回
線に接続されるとともに、電話回線からの音声信号を録
音する回路を備えた留守番電話装置を備えた通信方法に
おいて、予め暗証番号を登録しておき、電話回線からの
信号内に予め登録された暗証番号が含まれる場合は、電
話回線からの音声信号をスクランブル化し、暗証番号と
共に該スクランブル化した音声信号を記録しておき、再
生時には暗証番号を入力することによって、入力した暗
証番号と一致した暗証番号と共に記録された通信情報の
みをスクランブル解除して再生するものである。
【作用】本発明の留守番電話装置では、録音内容をスク
ランブル化する回路と、スクランブル化した音声信号の
記録部と、予め暗証番号を登録しておき、留守番電話の
録音に先立ち暗証番号の入力があった場合は、スクラン
ブル録音を行い、再生時には所定の暗証番号を入力し、
入力した暗証番号が一致したことによりスクランブル解
除再生を行う制御手段を設ける。スクランブル録音は発
信者が選択することができるもので、録音時に入力され
た暗証番号を知っている者だけがスクランブル解除再生
することができる。スクランブル回路を起動するには、
電話回線からの信号内に何らかの親展録音指示情報が含
まれれば良い。これは、暗証番号だけでも良いし、特定
の親展録音指示情報に続いて暗証番号が送信されても良
い。
ランブル化する回路と、スクランブル化した音声信号の
記録部と、予め暗証番号を登録しておき、留守番電話の
録音に先立ち暗証番号の入力があった場合は、スクラン
ブル録音を行い、再生時には所定の暗証番号を入力し、
入力した暗証番号が一致したことによりスクランブル解
除再生を行う制御手段を設ける。スクランブル録音は発
信者が選択することができるもので、録音時に入力され
た暗証番号を知っている者だけがスクランブル解除再生
することができる。スクランブル回路を起動するには、
電話回線からの信号内に何らかの親展録音指示情報が含
まれれば良い。これは、暗証番号だけでも良いし、特定
の親展録音指示情報に続いて暗証番号が送信されても良
い。
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図１は本発明の留守番電話装置の親機にお
ける電気的構成を示すブロック図であり、図２及び図３
は本発明の留守番電話装置の録音機能及び再生機能の制
御手順を示すシーケンス図である。図４は本発明の留守
番電話装置の親機と複数台の子機における暗証番号の登
録状況を示す一実施例であり、図５及び図６は選択的に
スクランブル録音をした場合の記録媒体上の記録状態を
示す概略図である。図１に示されている留守番電話装置
の親機は、電話回線からの音声信号を録音可能な留守番
電話装置であって、電話回線に接続された着信検出回路
１とスピーチネットワーク回路２と、予め一つ以上の暗
証番号を登録する暗証番号記録部３と、電話回線からの
音声信号をスクランブル化する回路６と、該スクランブ
ル回路６の動作を制御する制御部３と、スクランブル化
した音声信号の記録部７と、電話回線から送られる暗証
番号を受信する回路５と、ハンドセット８とを備えた構
成とする。この留守番電話装置の使用に当たっては、ま
ず、操作部４の操作により制御部３に暗証番号（適当な
桁数のＰＢ信号の組合せから成る情報、例 １２３４）
を予め登録しておくことが必要である。電話回線からの
呼出信号を着信検出回路１により検出し、その検出信号
は、制御部３で受信し、制御部３の状態が操作部４から
の操作により留守モード状態であるときは、予め録音さ
れた応答メッセージを電話回線に送ることによって呼出
しに自動応答し、電話回線からの入力信号の録音を開始
する。この際の、応答メッセージの一例としては「ただ
いま留守にしております。ご用件を録音しますので、ピ
ーという音の後に、お話下さい。なお、暗証番号をお持
ちの方は親展録音もできます。暗証番号を押しますと、
再度ピーという音が聞こえますのでその後に、お話下さ
い。」などとすることができる。勿論、留守モード受信
に設定されていないときは、通常着信する。留守モード
受信に設定された状態で外線着信があると、所定回数の
着信音鳴動後に自動的に着信応答がなされ、暗証番号の
入力を待つ。この際に、所定の暗証番号の前に特定の親
展録音指示情報（例 ＃＃）を付すことにしても良い。
従って、特定の親展録音指示情報が付されないときは、
暗証番号のみで親展録音指示情報をも意味することにな
る。電話回線から暗証番号が送られて来ると、これを暗
証番号受信回路５で受信し、予め登録した暗証番号の中
に一致する暗証番号があるか否かの判定を行い、予め登
録した暗証番号と一致する暗証番号が送られてきた場合
には、「ピー」音を出した後、制御部３からの指示によ
り、スクランブル回路６を起動させ、以後の録音をスク
ランブル化して記録部７に記録する。電話回線から暗証
番号あるいは特定の親展録音指示情報が送られてこない
場合、または電話回線から送られた暗証番号が、予め登
録した暗証番号と一致しない場合は、２度目の「ピー」
音を出さずに、制御部３からの指示により、スクランブ
ル回路６を起動させずに、以後の録音を記録部７に通常
記録する。再生時は、操作部４の再生ボタンの操作によ
り通常再生を開始する。スクランブル録音を再生したい
場合の手順の一例は図３に示しており、所定の暗証番号
を操作部４より入力し再生ボタンを押下すると、スクラ
ンブル録音有りの場合は、暗証番号の一致する録音のみ
スクランブル解除を行って再生を行う。この際、別の暗
証番号で録音されている部分は、スクランブルが解除さ
れずに再生されることになるので、通信の秘密が確保で
きる。なお、この際の、手順のステップを一つ増やすこ
とにより、別の暗証番号で録音されている部分は、早送
りするモードにすることもできる。本発明は、特に、親
機と無線で繋がれた複数台の子機とからなるコードレス
電話に用いると効果を発揮するものであり、その際の、
各端末における暗証番号の登録パターンの一例を図４に
示す。これにおいては、子機に対しては一つの暗証番号
を与えることにしたが、勿論、複数登録できることにし
ても良いことは当然である。親機に対しては、複数の暗
証番号が登録されるようにしたが、これらは子機対応の
暗証番号との同異は考慮する必要がない。偶然に同じ暗
証番号が別人によって登録されると、親機内の暗証番号
同士の親展性は確保されない。ただし、子機間で偶然に
同じ暗証番号が別人によって登録されても、親機は子機
番号と暗証番号を対にして記憶してあるので親展性は確
保される。この際の、スクランブル録音の再生は親機か
らでも子機からでも可能である。また、スクランブル録
音の再生の際に、自分宛の録音のみを再生したい場合に
は、図５あるいは図６に示したように、媒体上に録音を
することにより可能である。つまり、図５においては、
録音時、スクランブル録音の開始時と終了時のテープカ
ウンタを記録しておき、再生時にテープカウンタにより
スクランブル録音部分が来るまで早送りし、スクランブ
ル録音部分が来たら暗証番号の一致判断を行い、一致す
ればスクランブル解除再生をし、一致しなければ、次の
スクランブル録音部分が来るまで早送りを繰り返すよう
にすれば良い。この方式は、録音媒体がテープではな
く、半導体メモリであれば、もっと容易に達成できる。
図６に示した方式は、録音時、スクランブル録音の開始
時に特定周波数当の特殊音を録音しておき、再生時に該
特殊音を検知するまで早送りし、特殊音を検知できれば
暗証番号の一致判断を行い、一致すればスクランブル解
除再生し、一致しなければ、次の特殊音が検知されるま
で早送りを繰り返すようにすれば良い。
ら説明する。図１は本発明の留守番電話装置の親機にお
ける電気的構成を示すブロック図であり、図２及び図３
は本発明の留守番電話装置の録音機能及び再生機能の制
御手順を示すシーケンス図である。図４は本発明の留守
番電話装置の親機と複数台の子機における暗証番号の登
録状況を示す一実施例であり、図５及び図６は選択的に
スクランブル録音をした場合の記録媒体上の記録状態を
示す概略図である。図１に示されている留守番電話装置
の親機は、電話回線からの音声信号を録音可能な留守番
電話装置であって、電話回線に接続された着信検出回路
１とスピーチネットワーク回路２と、予め一つ以上の暗
証番号を登録する暗証番号記録部３と、電話回線からの
音声信号をスクランブル化する回路６と、該スクランブ
ル回路６の動作を制御する制御部３と、スクランブル化
した音声信号の記録部７と、電話回線から送られる暗証
番号を受信する回路５と、ハンドセット８とを備えた構
成とする。この留守番電話装置の使用に当たっては、ま
ず、操作部４の操作により制御部３に暗証番号（適当な
桁数のＰＢ信号の組合せから成る情報、例 １２３４）
を予め登録しておくことが必要である。電話回線からの
呼出信号を着信検出回路１により検出し、その検出信号
は、制御部３で受信し、制御部３の状態が操作部４から
の操作により留守モード状態であるときは、予め録音さ
れた応答メッセージを電話回線に送ることによって呼出
しに自動応答し、電話回線からの入力信号の録音を開始
する。この際の、応答メッセージの一例としては「ただ
いま留守にしております。ご用件を録音しますので、ピ
ーという音の後に、お話下さい。なお、暗証番号をお持
ちの方は親展録音もできます。暗証番号を押しますと、
再度ピーという音が聞こえますのでその後に、お話下さ
い。」などとすることができる。勿論、留守モード受信
に設定されていないときは、通常着信する。留守モード
受信に設定された状態で外線着信があると、所定回数の
着信音鳴動後に自動的に着信応答がなされ、暗証番号の
入力を待つ。この際に、所定の暗証番号の前に特定の親
展録音指示情報（例 ＃＃）を付すことにしても良い。
従って、特定の親展録音指示情報が付されないときは、
暗証番号のみで親展録音指示情報をも意味することにな
る。電話回線から暗証番号が送られて来ると、これを暗
証番号受信回路５で受信し、予め登録した暗証番号の中
に一致する暗証番号があるか否かの判定を行い、予め登
録した暗証番号と一致する暗証番号が送られてきた場合
には、「ピー」音を出した後、制御部３からの指示によ
り、スクランブル回路６を起動させ、以後の録音をスク
ランブル化して記録部７に記録する。電話回線から暗証
番号あるいは特定の親展録音指示情報が送られてこない
場合、または電話回線から送られた暗証番号が、予め登
録した暗証番号と一致しない場合は、２度目の「ピー」
音を出さずに、制御部３からの指示により、スクランブ
ル回路６を起動させずに、以後の録音を記録部７に通常
記録する。再生時は、操作部４の再生ボタンの操作によ
り通常再生を開始する。スクランブル録音を再生したい
場合の手順の一例は図３に示しており、所定の暗証番号
を操作部４より入力し再生ボタンを押下すると、スクラ
ンブル録音有りの場合は、暗証番号の一致する録音のみ
スクランブル解除を行って再生を行う。この際、別の暗
証番号で録音されている部分は、スクランブルが解除さ
れずに再生されることになるので、通信の秘密が確保で
きる。なお、この際の、手順のステップを一つ増やすこ
とにより、別の暗証番号で録音されている部分は、早送
りするモードにすることもできる。本発明は、特に、親
機と無線で繋がれた複数台の子機とからなるコードレス
電話に用いると効果を発揮するものであり、その際の、
各端末における暗証番号の登録パターンの一例を図４に
示す。これにおいては、子機に対しては一つの暗証番号
を与えることにしたが、勿論、複数登録できることにし
ても良いことは当然である。親機に対しては、複数の暗
証番号が登録されるようにしたが、これらは子機対応の
暗証番号との同異は考慮する必要がない。偶然に同じ暗
証番号が別人によって登録されると、親機内の暗証番号
同士の親展性は確保されない。ただし、子機間で偶然に
同じ暗証番号が別人によって登録されても、親機は子機
番号と暗証番号を対にして記憶してあるので親展性は確
保される。この際の、スクランブル録音の再生は親機か
らでも子機からでも可能である。また、スクランブル録
音の再生の際に、自分宛の録音のみを再生したい場合に
は、図５あるいは図６に示したように、媒体上に録音を
することにより可能である。つまり、図５においては、
録音時、スクランブル録音の開始時と終了時のテープカ
ウンタを記録しておき、再生時にテープカウンタにより
スクランブル録音部分が来るまで早送りし、スクランブ
ル録音部分が来たら暗証番号の一致判断を行い、一致す
ればスクランブル解除再生をし、一致しなければ、次の
スクランブル録音部分が来るまで早送りを繰り返すよう
にすれば良い。この方式は、録音媒体がテープではな
く、半導体メモリであれば、もっと容易に達成できる。
図６に示した方式は、録音時、スクランブル録音の開始
時に特定周波数当の特殊音を録音しておき、再生時に該
特殊音を検知するまで早送りし、特殊音を検知できれば
暗証番号の一致判断を行い、一致すればスクランブル解
除再生し、一致しなければ、次の特殊音が検知されるま
で早送りを繰り返すようにすれば良い。
【発明の効果】本発明においては、音声の親展録音時に
おいては暗証番号と共に音声をスクランブル録音し、再
生時には暗証番号を入力して、暗証番号の一致を待って
スクランブル解除して再生手段することにより、録音さ
れた通信の機密を保つことができる。また、記録部分が
磁気テープの場合には、留守番電話装置より磁気テープ
を取り外して外部再生装置で再生が可能であるが、本発
明の場合は、スクランブルの解除ができないので、この
場合でも、録音された通信の機密を保つことができる。
おいては暗証番号と共に音声をスクランブル録音し、再
生時には暗証番号を入力して、暗証番号の一致を待って
スクランブル解除して再生手段することにより、録音さ
れた通信の機密を保つことができる。また、記録部分が
磁気テープの場合には、留守番電話装置より磁気テープ
を取り外して外部再生装置で再生が可能であるが、本発
明の場合は、スクランブルの解除ができないので、この
場合でも、録音された通信の機密を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の留守番電話装置の親機における電気
的構成を示すブロック図。
的構成を示すブロック図。
【図２】 本発明の留守番電話装置の録音機能の制御手
順を示すシーケンス図。
順を示すシーケンス図。
【図３】 本発明の留守番電話装置の再生機能の制御手
順を示すシーケンス図。
順を示すシーケンス図。
【図４】 本発明の留守番電話装置の暗証番号の登録状
況を示す一実施例。
況を示す一実施例。
【図５】 テープカウンタによってスクランブル録音・
再生をする場合の記録媒体上の記録状態を示す概略図。
再生をする場合の記録媒体上の記録状態を示す概略図。
【図６】 特殊音によってスクランブル録音・再生をす
る場合の記録媒体上の記録状態を示す概略図
る場合の記録媒体上の記録状態を示す概略図
１．着信検出回路 ２．スピーチネットワーク回路 ３．制御部 ４．操作部 ５．暗証番号受信回路（ＰＢ信号受信回路） ６．スクランブル回路 ７．記録回路 ８．ハンドセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０９ Ｄ
Claims (6)
- 【請求項１】電話回線に接続されるとともに、該電話回
線からの音声信号を録音する回路を備えた留守番電話装
置において、上記電話回線からの音声信号をスクランブ
ル化するスクランブル回路と、該スクランブル回路に接
続された音声信号の記録部と、上記電話回線からの信号
内に予め登録した暗証番号が含まれる場合に、上記スク
ランブル回路を起動させるように制御する制御部とを備
えており、上記音声信号記録部に暗証番号と共に通信情
報を記憶するようにしたことを特徴とする留守番電話装
置。 - 【請求項２】電話回線に接続されるとともに、該電話回
線からの音声信号を録音する回路を備えた親機と無線を
介して接続された一つ以上の子機とを備えた留守番電話
装置において、それぞれの子機に対応して予め設定した
一つ以上の暗証番号を登録して成ることを特徴とする請
求項１記載の留守番電話装置。 - 【請求項３】電話回線に接続されるとともに、該電話回
線からの音声信号を録音する回路を備えた親機と無線を
介して接続された一つ以上の子機とを備えた留守番電話
装置において、複数の暗証番号を登録して成ることを特
徴とする請求項１あるいは請求項２記載の留守番電話装
置。 - 【請求項４】電話回線に接続されるとともに、該電話回
線からの音声信号を録音する回路を備えた留守番電話装
置において、再生時にキー操作により所定の暗証番号を
入力する操作部を備えたことを特徴とする上記請求項の
内の一つに記載の留守番電話装置。 - 【請求項５】電話回線に接続されるとともに、該電話回
線からの音声信号を録音する回路を備えた留守番電話装
置を備えた通信方法において、上記電話回線からの信号
内に親展録音指示情報が含まれる場合には、上記電話回
線からの音声信号をスクランブル化し、上記電話回線か
ら送られる暗証番号と共にスクランブル化した音声信号
を記録することを特徴とする通信方法。 - 【請求項６】電話回線に接続されるとともに、該電話回
線からの音声信号を録音する回路を備えた留守番電話装
置を備えた通信方法において、予め暗証番号を登録して
おき、上記電話回線からの信号内に上記予め登録された
暗証番号が含まれる場合には、上記電話回線からの音声
信号をスクランブル化し、暗証番号と共に該スクランブ
ル化した音声信号を記録しておき、再生時には暗証番号
を入力することによって、該入力した暗証番号と一致し
た暗証番号と共に記録された通信情報のみをスクランブ
ル解除して再生することを特徴とする通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6140644A JPH07321901A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 留守番電話装置及びそれを用いた通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6140644A JPH07321901A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 留守番電話装置及びそれを用いた通信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07321901A true JPH07321901A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=15273462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6140644A Pending JPH07321901A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 留守番電話装置及びそれを用いた通信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07321901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100333552B1 (ko) * | 1999-09-14 | 2002-04-24 | 윤종용 | 자동응답기능 사용중에 입력되는 데이터의 모니터링 방법 |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP6140644A patent/JPH07321901A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100333552B1 (ko) * | 1999-09-14 | 2002-04-24 | 윤종용 | 자동응답기능 사용중에 입력되는 데이터의 모니터링 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH01114246A (ja) | 遠隔操作切替えスイッチ付録音電話装置 | |
| US5982855A (en) | Automatic telephone answering apparatus | |
| JP3445737B2 (ja) | 通信装置 | |
| JPH07321901A (ja) | 留守番電話装置及びそれを用いた通信方法 | |
| JPS61198853A (ja) | テ−プレコ−ダ付きフアクシミリ装置 | |
| JP2001352374A (ja) | モニタ装置及び電話器 | |
| JPH06232962A (ja) | 移動通信端末装置 | |
| JPH08172480A (ja) | 留守番電話機 | |
| TW453094B (en) | Automatic answering telephone set | |
| JP4058851B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
| JP2524664B2 (ja) | 留守録音機能を有する電話機 | |
| JP3221885B2 (ja) | 留守番電話装置 | |
| JP3134276B2 (ja) | 録音機能付電話機 | |
| KR0180734B1 (ko) | 자동응답기의 수신메세지 타인 재생 방지방법 | |
| JP3593580B2 (ja) | 電話装置 | |
| JPH10224465A (ja) | 通信装置 | |
| JP3153194B2 (ja) | 通信装置 | |
| JP3810373B2 (ja) | 通信装置 | |
| KR100494815B1 (ko) | 부재중 전화 녹음 메시지 관리 방법 | |
| JPH10257164A (ja) | 留守番電話の録音再生方式及び留守番電話機 | |
| JPH04372253A (ja) | コードレス電話装置 | |
| JP2000059491A (ja) | 電話装置 | |
| JPH06164708A (ja) | コードレス留守番電話機 | |
| JPH03157041A (ja) | 電話装置 | |
| JPH05122303A (ja) | コードレス電話装置 |