JPS61197871A - セラミツクライニング水路構造 - Google Patents

セラミツクライニング水路構造

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JPS61197871A
JPS61197871A JP3745585A JP3745585A JPS61197871A JP S61197871 A JPS61197871 A JP S61197871A JP 3745585 A JP3745585 A JP 3745585A JP 3745585 A JP3745585 A JP 3745585A JP S61197871 A JPS61197871 A JP S61197871A
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JP
Japan
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ceramic
waterway
water
wear
lining
Prior art date
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Pending
Application number
JP3745585A
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English (en)
Inventor
森 翠
正明 田中
龍生 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWAJU KOJI KK
Original Assignee
KAWAJU KOJI KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、工業用水やFt1m用水等の供給に用いら
れる水路の水流過面の耐摩耗ライニングの構造技術分野
に属する。
而して、この発明は開水路型水路等の水路の水流過面に
対しその流過土砂、転石に対する耐摩耗材をライニング
しである構造に関する発明であり、特に、内面に水流過
面を形成され、所定サイズにされたセラミックブロック
が多数相隣らせてベースコンクリート層に対し、直接的
に、或は、間接的にグラウテイングを介して一体的に固
設されているセラミックライニング水路構造に係る発明
である。
〈従来技術〉 周知の如く、工業用水やF11概用水の供給は極めて重
要であり、しかも、可及的に安定した供給を図るために
、水路が敷設されているが、該水路はその本来の機能か
らして軽重的に交換や改修等が頻繁に行われることは好
ましくなく、又、保守点検整備等も少い方が好ましいた
めに、その経時的に耐久性が重用視されている。
例えば、第3図に示す様に、開水路型水路のゲート 1
に於いては、その水路2の水流過面3は周知の如く乱流
状態はほとんどなく、層流状態であり、そのうえ、比較
的流速が速いために、乱流等の場合に比して衝撃力は少
く、したがって、衝撃による押込み荷重等は少いにもか
かわらず、ステンレス鋼板等の鋼板のライニング4又は
コンクリート又は花崗岩等硬質岩石ブロックが敷設され
ていた。
さりながら、水路2に流過する水は多がれ少がれ、土砂
や転石を含んでおり、したがって、該土砂や転石の速い
流速による衝撃荷重は少いが、その流速による切削を介
しての摩耗が激しいという潜在条件があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 きりながら、上述の如く、水路2では、鋼板4がライニ
ングされているために、該鋼板は上述の如く衝撃荷重に
対する耐摩耗性は優れているものの、材料力学的性質と
して切削による摩耗には弱く、したがって、核種水路2
に於いてはうイニング4が経時的に摩耗し易いという欠
点があった。
したがって、その限りにおいて定期、不定Ill的に保
守点検整備をする必要があるという煩瑣な難点があり、
更には、ライニング層4の交換や大改修を行わねばなら
ないという耐久性上の問題が避けられなかった。
後者の岩石ブロック法の場合は今日自然石の入手が困難
になり、一般的には実施されにくくなっている。
この発明の目的は上述従来技術に基づく潅概用水等の水
路における鋼板ライニング層の切削による摩耗の問題C
,【を解決すべき技術的課題とし、ベースコンクリート
層に対し水流退部のライニングに耐切削1f耗に強いラ
イニング祠をセラミックとして用いることにより、切削
摩耗に対する耐久性が良いのみならず、施工らし易いよ
うにして各種産業にJ3ける水利技術利用分野に益する
優れたセラミックライニング水路構造を提供せんとする
ものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの発明の構成は、前
述問題点を解決するために、水路本体を形成するベース
コンクリート層に対し、その内側が水流通□面を形成す
る所定形状のセラミックブロックを予め形成し、該セラ
ミックブロックに対し該ベースコンクリート層の内側に
敷設したH型鋼等による支持を介し、或は、直接に該ベ
ースコンクリート層に対し多数相隣って敷設し、その接
合固定はセラミックブロックに対しグラウテイングを施
すことにより行い、施工がし易く、確実に固定され、水
流通に際しては含有される土砂、転石等がセラミックラ
イニングの水流過而に低い角度で衝突しても切削が生じ
難く、したがって、切削による摩耗が生じないようにさ
れて耐久性が向上するようにした技術的手段を講じたも
のである。
〈実施例−構成〉 次に、この発明の1実施例を図面に基づいて説明すれば
以下の通りである。
図示態様は第3図に示す開水路型水路1の止水河床部3
に於ける耐摩耗ライニング4′の態様であり、該止水河
床部の内側のベースコンクリート層5の内面には設定間
隔おきにH型鋼6.6・・・が敷設されており、該各1
1型鋼6の内面にはその長手方向に所定間隔を介してU
型のバネ鋼の押え金物7、・・・が多数溶接固定されて
いる。
而して、第1図に示ず様−に、断面路T型のセラミック
ブロック8.8・・・がその下向突出部を該押え金物7
、・・・の間にそのスプリングバックを利用して多数相
隣って仮付は固定されている。
尚、該仮付は状態において、各セラミックブロック8は
水流適時の土砂や転石による応力集中の発生を避けるた
めに、入隅の部分はアールを形成されており、第2図に
示す様に、各セラミックブロック8はH型鋼6に対し二
点支持されるようにされて、その取+Jけ状態が安定す
るようにされている。
又、上記開水路型水路のゲート 1の部分ではその止水
河床部の縦断面形状が一定でなく、したがって、土砂ヤ
転石による衝撃力の度合が異なるような態様においては
、fJ1図に示す様に、各セラミックブロック8.8・
・・のサイズ形状が一定でなく、即ち、衝撃荷重に応じ
てそのサイズを異ならぼるような設計がとられる場合に
は、相隣るセラミックブロック8.8相互の取合いが自
由に行えるように相隣るセラミックブロック8.8の間
にはエポキシ樹脂等の接着剤を介して接合されるように
することが好ましい。
そして、上記各セラミックブロック8のH型鋼6.6・
・・に対する取合いが第2図に示1様に、千鳥状配列で
仮止めされ、しかも、各セラミックブロック8はH型鋼
6.6により上述の如く二点支持を介して仮付けされる
状態は、結果的に、ベースコンクリート層5に仮止めさ
れていないので、上記セラミックブロック8の押え金物
7を介しての仮付は施工時には、例えば、グラウテイン
グを行い、したがって、各セラミックブロック8とH型
鋼6は勿論のこと、ベースコンクリート層5と各セラミ
ックブロック8との間にもグラウト9が介装されること
になり、入り組んだ形状で各11型tl16、及び、ベ
ースコンクリートl115に強固に具体的に結1合され
、したがって、各セラミックブロック8に衝撃荷重が印
加されるような場合であっても、又、応力が集中するよ
うな場合であっても、各セラミックブロック8は変形し
たり、破壊されたりすることはない。
〈実施例−作用〉 上述構成において、開水路型水路のゲー1−1に土砂、
転石を含む水が流過する場合に当該部分が乱流のない定
速で流過してぞの限り先述した如く、土砂や転石による
ライニング層のセラミックライニング4′に切削による
摩耗作用を付与しても、上述の如く各セラミックブロッ
ク8が切削による摩耗性が楊めて優れているために、経
目的に摩耗する虞れはなく、結果的に水路の耐久性は向
上し、したがって、保守点検整備作用をほとんど不要で
あることになる。
尚、この発明の実/1!態様は上述実施例に限るもので
ないことは勿論であり、例えば、上述実施例の1−1型
鋼は一秤の保形作用と強度向上を図るものであるが、こ
のH型鋼の間に他の配筋を行ったり、押え金具とセラミ
ック10ツクとの間に接着剤等を介装する等種々の態様
が採用可能である。
又、適用対象は開水路型水路のみならず、全管路型放水
路等も適用することも可能である。
〈発明の効果〉 以上、この発明によれば、基本的に、開水路型水路等の
水路に於いて、その水流退園にセラミックライニングを
用いたことにより、切削による摩耗に対し強いセラミッ
クの性能が充分に生かされて流通水に含まれている土砂
や転石による摩耗が水路に生ぜず、したがって、耐久性
が向上し、交換等がほとんど要らず、そのため、保守点
検整備等も不要になるという耐久構築物の耐久の優れた
効果が秦される。
又、セラミックライニングは各セラミックブロックの接
合によるベースコンクリート層に対する取付【プが行わ
れるために、セラミックブロック自身の剛性も良く、強
度も充分である効果があるええに、取扱いがし易く、施
工がし易いという優れた効果が秦され、水路形成のため
の設計もし易いという優れた効果が奏される。
又、セラミックライニングはセラミックブロックの相隣
る接合によって形成されるために、ブロック特有の設計
の自由度から応力が集中しないようにアール形状等も付
与することが出来るという効果も秦される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の1実施例の説明図であり、第1図はl
lli面図、第2図は平面図、第3図は水路の開水路型
水路の概略断面図である。 2・・・水路、   8・・・セラミックブロック、5
・・・ベースコンクリート層、 9・・・グラウテイング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 耐摩耗材を水流過面にライニングした水路構造において
    、水流過面を形成された所定セラミックブロックが多数
    隣接させてベースコンクリート層にグラウテイングによ
    り一体固設されていることを特徴とするセラミックライ
    ニング水路構造。
JP3745585A 1985-02-28 1985-02-28 セラミツクライニング水路構造 Pending JPS61197871A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146604A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 C I Kasei Co Ltd 補修用パネル及びそれを用いた水路構造並びにその施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146604A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 C I Kasei Co Ltd 補修用パネル及びそれを用いた水路構造並びにその施工方法
JP4530978B2 (ja) * 2005-11-30 2010-08-25 シーアイ化成株式会社 補修用パネル及びそれを用いた水路構造並びにその施工方法

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