JPS61196397A - 投票券発売窓口の現金処理装置 - Google Patents

投票券発売窓口の現金処理装置

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JPS61196397A
JPS61196397A JP60038045A JP3804585A JPS61196397A JP S61196397 A JPS61196397 A JP S61196397A JP 60038045 A JP60038045 A JP 60038045A JP 3804585 A JP3804585 A JP 3804585A JP S61196397 A JPS61196397 A JP S61196397A
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JP
Japan
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cash
storage
section
counting
coin
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JP60038045A
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English (en)
Inventor
松尾 幸人
豪 石田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野〕 本発明は、競馬、競輪等の投票券を発売する複数の窓口
について現金処理を行う投票券発売窓口の現金処理装置
に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来より、この種の投票券の発売は、多数の窓口にそれ
ぞれ担当員を配置して人手によって行われていた。
ところで、上記投票券発売窓口では投票券の発売によっ
て得られた多額の現金を内部に収納することになり、現
金が満杯となった際にはこの窓口より現金を人手によっ
て取り出す必要があった。
また、投票券の発売業務終了後は、盗難防止のために日
毎に現金を各装置より取り出して金庫等に一括して収納
し、現金の集計、管理を行う必要があった。
しかしながら、この種の投票券発売窓口は多数の利用客
を迅速に処理するために各所に多数配置しなければなら
ず、この多数の投票券発売窓口からの多額の現金を取り
出し共通の金庫等に収納するためには多くの人手を必要
とするのが現状である。さらに、現金の収納に人手が介
入することによって、盗難、紛失等の危険があり、現金
収納業務の自動化が切望されていた。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、多数の
投票券発売窓口からの現金を取り出し収納する業務を自
動化することによって省力化に寄与すると共に、現金の
集計管理を容易に行うことができる投票券発売窓口の現
金処理装置を提供することを目的とするものである。
[発明の概要] 上記目的を達成するための本発明の概要は、投票券を発
売する複数の窓口にそれぞれ配置されて現金を保管する
保管庫と、これら各保管庫内の現金を一括して収納する
現金収納部と、この現金収納部と前記各保管庫との間を
走行し、前記各保管庫内の現金を現金収納部に搬送する
現金搬送手段とを有することを特徴とするものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例である投票券発売システムの
概略説明図、第2図は投票券発売所の外観斜視図、第3
図は投票券発行端末機の外IQ斜斜視図用第4図保管庫
における紙幣処理部の概略断面図、第5図は保管庫にお
ける硬貨処理部の概略断面図、第6図は各保管庫に共通
な金庫部における紙幣処理部の概略断面図、第7図は同
金庫部における硬貨処理部の概略断面図である。
第1図において、この投票券発売システムはホストコン
ピュータ1と、このホストコンピュータ1に直接又はロ
ーカル・コントロールコンピュータ2を介して接続され
、多数の発売窓口を有する投票券発売所3とから構成さ
れている。前記ホストコンピュータ1は、前記投票券発
売所3より直接に又は前記ローカル・コントロールコン
ピュータ2を介して投票券の購入情報を入力し、各レー
スの単勝、複勝又は連勝式のオツズ等の作成を行うもの
である。
前記投票券発売所3は、現金収納部及び現金供給部を兼
ねる金庫部4と、多数の窓口にそれぞれ配置された保管
庫5と、前記金庫部4と多数の保管庫5との間で現金の
受は渡しを行う現金搬送手段6から構成されている。
ここで、前記投票券発売所3の詳細を第2図を参照して
説明する。第2図において、この投票券発売所3には長
手状の接客テーブル7が設けられ、この接客テーブル7
は所定間隔毎に仕切られて多数の窓口8が形成されてい
る。また、この接客テーブル7の例えば端部には前記金
庫部4が配置され、さらに前記各窓口8に対応して前記
保管JII5がそれぞれ配置されている。尚、この金庫
部4には各保管庫5より搬送されてきた現金の総額を各
保管庫別にアウトプットする出力装置4Aが設けられて
いる。
この保管庫5は第1〜第3の紙幣収納部2)A〜2)G
及び第7.第2の硬貨収納部31A、31Bを有し、こ
の各収納部2)A〜2IC,31A、31Bは保管庫5
に対して挿脱可能となっている。そして、各収納部2)
A〜2)C,31A。
31Bより釣銭用の現金を直接取り出させるようになっ
ている。また、この保管庫5には紙幣、硬貨投入口10
が設けられ、投票券購入用の現金を保管jIb内に投入
できるようになっている。尚、11は後述する紙幣鑑査
部22.第1の検銭部32で計数された投入金の金額を
表示する表示部である。12は、この表示部11に表示
された金額とオペレータが計数した金額とが一致した際
に押下される承認キーであり、この承認キー12の押下
によって投入金が前記各収納部2)A〜2)0゜31A
、31Bに収納されるようになっている。
13は、現金請求キーであり、この現金請求キーがオペ
レータによって押下された際に、前記金庫部4より現金
搬送手段6によって所定の現金が供給されるようになっ
ている。
また、前記現金搬送手段6は例えば前記接客テーブル7
の下方に配置され、加配金庫部4と各保管庫5との間で
現金の授受を行うようになっている。第2図において、
60で示すものは後述する搬送体62を走行案内する軌
道である。
前記接客テーブル7の内側には係員テーブル14が配置
され、この係員テーブル14上には前記各窓口8毎に投
票券発行端末機15が載置されている。この投票券発行
端末機15は、第3図に示すように日付、レース番号、
投票券の番号などを入力するテンキー及び単勝、複勝、
連勝を選択する選択キー等を備えた入力部16と、入力
情報を表示するディスプレイ17と、入力情報に基づい
て印刷又は磁気記録等が実行された投票券Pの発行01
8とが設けられている。尚、前記入力情報は各窓口8に
配回された利用客用ディスプレイ(図示せず)にも表示
されるようになっていて、投票券の購入情報を利用客が
確認できるようになっている。尚、この各投票券発行端
末11115は、前記金庫部4における図示しない制御
部に接続されている。そして、この制御部は各投票券発
行端末fi15での購入情報を入力し、この情報をホス
トコンピュータ1に出力するようになっている。
次に、前記保管庫5の紙幣処理部20及び硬貨処理部3
oの構成を第4図、第5図を参照して説明する。
紙幣処理部20は、第4図に示すように前記紙幣、li
!貨投入口10より投入された紙幣を取り込み搬送し、
また、前記現金搬送手段6を介して前記金庫部4と紙幣
の受は渡しを行えるようになっている。前記第1の紙幣
収納部2)Aは一万円札を、前記第2の紙幣収納部2)
Bは五千円札を、前記第3の紙幣収納部2)Cは千円札
をそれぞれ1層して金種別に収納するものである。また
、この保管庫5の前記現金搬送手段6と隣接する一側面
には、カセット保持部2)Dが配置されている。
このカセット保持部2)Dは、詳細を後述するように前
記現金搬送手段6によって各種紙幣を積載して搬送され
るカセット65を着脱自在に保持するものである。
前記第1乃至第3の紙幣収納部2)A、2)B。
2IC及び前記カセット保持部2)Dの前面には、紙幣
集積部材23と紙幣取出部材24とが設けられている。
前記紙幣集積部材23は、例えば羽根車であって隣接−
16羽根の間で一枚ずつ紙幣を回転搬送し、前記第1乃
至第3の紙幣収納部2)A。
2)B、2)C又は前記カセット65内に紙幣を集積す
るようになっている。また、前記紙幣取出部材24はO
−ラであり、このローうによって紙幣を順次一枚ずつI
!jll!!取り出しするものである。
この紙幣集積部材239紙幣取出部材24と前記紙幣鑑
査部22との間には、例えばベルトによって紙幣を挟持
して搬送する第1の搬送路25が設けられている。この
第1の搬送路25は、前記紙幣取出部材24によって取
り出された紙幣を前記紙幣鑑査部22に導き、あるいは
前記紙幣鑑査部22での金種判別結果に基づいて択一的
に駆動されるゲートによって前記各紙幣収納部2)A。
2)B、’2)Cに紙幣を導くようになっている。
また、紙幣鑑査部22の後段側の搬送路は、紙幣をその
まま搬送する直進搬送路27Aと、紙幣の、表店を反転
して搬送する反転搬送路27Bにそれぞれ分岐され、こ
の直進1反転搬送路27A、27Bは終端で合流して前
記第1の搬送路25に連結されている。尚、紙幣を前記
直進搬送路27A又は反転搬送路27Bのいずれに導く
かの選択は、紙幣鑑査部22での鑑査結果に基づいて行
われる。
また、前記紙幣、硬貨投入口10の下方には、投入され
た紙幣を重ねて集積する集積部29が配置され、この集
積8Ii29には開閉自在な扉10Aが設けられている
。また、前記集積部29と前記紙幣鑑査部22との間に
は投票券購入用の紙幣を取り込み搬送する第3の搬送路
28Aが設けられている。さらに、この紙幣鑑査部22
より前記集゛ 積部29に紙幣を返却する第4の紙幣搬
送路28Bが設けられている。そして、前記紙幣、硬貨
投入口10より投入され、前記紙幣鑑査部22で鑑査さ
れた紙幣は前記承認キー12が押下された場合には直進
2反転搬送路27A、27Bに搬出され、承認キー12
が所定時間経過しても押下されない場合には、前記第4
の搬送路28Bを介して返[1されるようになっている
次に、前記硬貨処理部30について第5図を参照して説
明する。
この硬貨処理部30は、前記紙幣砂層投入口10より投
入された硬貨を第1の検銭部32を介して前記第1.第
2の硬貨収納部31A、31Bに金種毎に区分して収納
し、あるいは前記現金搬送手段6を介して前記金庫部4
と硬貨の受は渡しを行えるようになっている。前記第1
の硬貨収納部31Aは100円硬貨を、第2の硬貨収納
FA31Bは500円硬貨をそれぞれに収納するもので
ある。
前記紙幣、硬貨投入口10より投入された硬貨を第1又
は第2の硬貨収納部31A、31Bに導くために、前記
ff1OAの下方に投入部を有する第1のシュー1へ3
3と、この第1のシュート33を介して投入された硬貨
の重量、大きさ等により硬貨の真偽判定及び金種を判別
し各種硬貨をカウントする前記第1の検銭部32と、こ
の第1の検銭部32を通過した後の硬貨を硬貨の大きさ
に基づいて前記第1又は第2の硬貨収納部31A、31
Bに区分して収納する第2のシュート34とが設けられ
ている。尚、前記第1又は第2の硬貨収納部31A、3
1Bの前段には硬貨を一時的に停留する第1.第2の停
留部35A、35Bがそれぞれ設けられている。そして
、この第1.第2の停留部35Δ、35Bに導入された
ゆ貨は、前記承認キー12が押下された場合にのみ第1
.第2の硬貨収納部31A、31Bに収納され、承認キ
ー12が所定時間経過しても押下されない場合には第3
のシュート36を介して砂貨受は部材37に放出される
ようになっている。この硬貨受は部材37は昇降移動が
可能であって、硬貨を受は入れた際には上方端に移動し
てこの硬貨を第1のシュート33の投入目端側に返却す
るようになっている。
また、第1.第2の硬貨収納部31A、31Bに収納さ
れている硬貨を前記金庫部4に搬出するだめに、この第
1.第2の硬貨収納部31A、31Bより前記カセット
65に硬貨を搬出する硬貨放出路38と、この硬貨放出
路38途上に配置された第2の検銭部39とが設けられ
ている。
さらに、前記金庫部4より供給された硬貨を第1、第2
の硬貨収納部31A、31Bに導くために、硬貨処1’
I!部30内で前記カセット65を昇降移動できるよう
になっていて、カセット65が上方端に移動した際にこ
のカレット65内の硬貨を前記第1の検銭部32に放出
できるようになっている。
次に、前記金片部4における紙幣処理部40と硬貨処理
部50とについて第6図、第7図を参照して説明する。
金庫部4の紙幣処理部40は、第6図に示すように前記
各保管庫5からの紙幣を一括して収納し、あるいは各保
管庫5へ釣銭用の紙幣を供給するものである。このため
に、この紙幣処理部40は前記保管庫5における紙幣処
理部20とほぼ同様な構成となっている。即ち、−万円
札、五千円札、千円札をそれぞれ金種別に収納する第1
〜第3の紙幣収納部41A〜41Cと、前記カセット6
5を着脱自在に保持するカセット保持部41Dと、これ
ら第1乃至第3の紙幣収納部41A〜41C及びカセッ
ト保持部41Dの前面に配置された紙幣集積部材420
紙幣取出部材43と、紙幣鑑査部44と、前記第1乃至
第3の紙幣収納部41A〜41C又はカセット保持部4
1Dから前記紙幣鑑査部44に紙幣を搬送する第1の搬
送路45と、紙幣鑑査部44を通過後の紙幣をそのまま
搬送する直進搬送路46A1紙幣の表裏を反転して搬送
する反転搬送路46Bとから紙幣処理部40が構成され
ている。
前配金庫部4における硬貨処理部50は、第7図に示す
ように前記各保管Jl+5からの硬貨を一括して収納し
、あるいは各保管jI5へ釣銭用の硬貨を供給するもの
である。そして、この硬貨処理部50は保管j!5にお
ける硬貨処理部30とほぼ同様構成となってい°る。即
ち、100円、500円硬貨をそれぞれ金種別に収納す
る第1.第2の硬貨収納部51A、51Bと、この第1
.第2の硬貨収納部51A、51Bの下端側に設けられ
た硬貨放出路52と、この硬貨放出路52から放出され
た硬貨を現金搬送手段6に引き渡し、あるいは現金搬送
手段6によって搬送された硬貨を受は入れる前記カセッ
ト65と、このカセット65の胃降移動領域の上方端側
に設けられて硬貨の大きさ。
重ff1等ににり硬貨の真偽、金種判定を行うと共に各
種硬貨をカウントする検銭部55とから硬貨処理部50
が構成されている。尚、前記検銭部55を通過した模の
硬貨は、シュート53を介して硬貨の大きさに基づいて
前記第1.第2の硬貨収納部51A、51Bのいずれか
に選択的に収納されるようになっている。
次に、前記現金搬送手段6について第2図及び第4図〜
第7図をも参照して説明する。
この現金搬送手段6は、前記金庫部4と各保管庫5との
間に設けられている。即ち、断面コテ状のガイドレール
61.61を口字状の開口端を対向させて構成した軌道
60が金庫部4と各保管庫5との間に設けられている。
そして、この軌道60上に前記カセット65を保持した
搬送体62が案内走行することにより現金の搬送を行え
るようになっている。この搬送体62の駆動方式として
、例えば前記軌道60に沿って分散配置された固定子と
してのステータ63と、前記搬送体62に取着された可
動子としてのリアクションプレート64とから成るリニ
ア誘導モータが用いられている。
そして、前記ステータ63に2相又は3相の交流を流す
ことによって生ずる磁界に基づき、前記リアクションプ
レート64に推進力又は逆推進力を作用させ、搬送体6
2を前記軌道60に沿って走行層!llするようになっ
ている。尚、前記ステータ63は少なくとも前記金庫部
4と各保管n5に対向する位置に設けられ、その位置で
前記搬送体62が停止及び発進できるようになっている
以上のように構成された投票券発売システムの作用につ
いて説明する。
〈各窓口8での投票券の発売について〉先ず、各窓口8
での投票券の発売について説明する。
窓口8において利用客がレース番号、単、複。
連の区別、投票番号及び投票金額等の投票券購入に関す
る内容を申し込むと、この窓口8に配置されたオペレー
タは前記投票券発行端末機15を操作してこれらの内容
をキーインする。また、キーインされた内容は図示しな
い利用客用ディスプレイに表示され、申込内容と一致し
ているか否かの確認をとった後に、発券キーを押下して
投票券を印刷発行する。そして、この後に投票券購入用
の現金を利用客より受領する。オペレータはこの現金を
計数した後にff10Aを開放して紙幣は集積部29に
、硬貨は第1のシュート33に投入する。
集積8II29に投入された紙幣は一枚ずつ取り出され
、第1の搬送路28Aを介して紙幣鑑査部22に導出さ
れ、ここで紙幣の真偽判定、金種判定及び計数が行われ
る。また、第1のシュート33に投入された硬貨は第1
の検銭部32で真偽判定。
金種判定及び計数が行われ、第2のシュート34を介し
て第1.第2の停留部35A、35Bに導出される。こ
こで、l前記紙幣鑑査部22及び第1の検銭部32で計
数された合計額は表示部11に表示される。
そして、オペレータはこの表示部11に表示された額と
保管庫5への投入前に計数した額とが一致したときには
、承認キー12を押下する。この承認キー12の押下に
よって前記紙幣は直進0反転搬送路27A、27Bのい
ずれかを通過して紙幣の表裏の向きが統一され、さらに
第1の搬送路25に導出される。そして、前記紙幣鑑査
部22での鑑査結果に基づいて駆動されるゲートによっ
て金種毎に各紙幣集積部材23に導かれ、第1〜第3の
紙幣収納部2)A〜2)Cに収納されることになる。ま
た、第1.第2の停留部35A、35Bに停留されてい
た硬貨は、第1.第2の硬貨収納部31A、31Bにそ
れぞれ収納されることになる。
一方、偽券が含まれている場合、あるいはオペレータの
計数ミスかあった場合には、表示部11に表示された額
とオペレータが計数した額とが一致しないことになる。
、この場合、承認キー12は叩上されることがなく、こ
れらの紙幣、硬貨は紙幣、硬貨投入口10に返却される
ことになる。即ら、紙幣鑑査部22を通過した紙幣は第
4の搬送路・28Bを介して前記投入口10に返却され
る。
また、第1.第2の停留部35A、35Bに停留されて
いた硬貨は第3のシュート36を介して硬貨受は部材3
7に導出され、この硬貨を載置した硬貨受は部材37は
上方端に移動して前記投入口10に硬貨を返却すること
になる。
このように、偽券又はオペレータの計数ミスがあった際
には保管庫5内に収納することなく返却しているため、
偽券を摘出できると共に、売り上げ金の合計が不・一致
となるミスを防止できる。
このようにして、保管庫5への現金の収納が終了し、か
つ、釣銭がない場合には投票券を利用客に受は渡して発
売が完了する。釣銭がある場合には、該当する金種の収
納部2)A〜2)C,31A、31Bのいずれかを保管
jitE5より引き出し、この収納部より現金を取り出
して釣銭に当てる。
そして、釣銭と共に投票券を渡して発売が完了する。
く保管庫への現金供給作用〉 上記のようにして各窓口8での投票券の発売が行われる
と、保管庫5は現金の投入によって紙幣等は増加するが
、釣銭として支払われる頻度及び額の大きい金種特に千
円以下の金種はその残存量が減少するためこれを補充す
る必要がある。そこで、本実施例では金庫部4内の現金
を、現金搬送手段6によって搬送して各保管j[5に供
給するようになっている。そして、このために各保管j
tf5には現金請求キー13が設けられ、この現金請求
キー13が押下された保管庫5に現金を供給するように
なっている。尚、釣銭として供給すべき現金は千円紙幣
、500円、100円の各硬貨に限られるため、前記現
金請求キー13の押下によってこれらの金種を所定額ず
つ一括して搬送するようにしてもよいし、特定の金種及
び金額を指定できるようにしてもよい。
例えば千円札を供給する場合には、金庫部4の紙幣処理
部40内の対応する紙幣取出部材43が駆動され、第3
の紙幣収納部41Cより千円札を順次一枚ずつ送出する
。そして、第1の搬送路45、紙幣鑑査部44.直進搬
送路46A又は反転搬送路46B、M幣集積部材42を
介してカセット保持部41D内に配置されたカセット6
5に千円札を収納する。所定旦の千円札がカセット65
に積載されたら、図示しない押動装置によってこのカセ
ット65をカセット保持部410より取り出し、搬送体
62上に移動する。その後、軌道60に沿って分散配置
されたステータ63を順次駆動して搬送体62を軌道6
0に沿って走行させ、この搬送体62を保管Jiti5
の紙幣処理部201.:導く。そして、紙幣処理部20
内のカセット保持部2)Dに前記カセット65を押動移
動して装着する。その後は、紙幣取出部材24によって
カセット65内の千円札をFJ擦送出し、第1の搬送路
25を介して紙幣鑑査部22に導き、さらに直進搬送路
27A又は反転搬送路27Bを通過して千円札の表裏を
揃えて第1の搬送路25に導き、紙幣集積部材23の駆
動によって第3の紙幣収納部2)Cに千円札を収納Jる
。このような動作によって紙幣の補充が行われる。尚、
他の紙幣を補充する場合にも上記動作と同様にして行わ
れる。
100円硬貨を補充する場合には、金庫部4内の硬貨処
理部50において、100円硬貨を収納する第1の硬貨
収納部51Aを駆動し、硬貨放出路52を介して前記カ
セット65内に放出する。
その後は上記動作と同様にしてこのカセット65を搬送
体62によって搬送して保管庫5の硬貨処理部30に導
く。そして、この硬貨処理部30がカセット65を受領
すると、このカセット65を上昇移動させ、その上方端
においてカセット65内の硬貨を第1の検銭部32に放
出する。その後、この硬貨は第1の検銭部32.第2の
シュート34及び第1の停留部35Aを介して第1の硬
貨収納部31A内に収納される。尚、他の硬貨の補給も
同様にして行われる。
このような紙幣、硬貨の供給は単一の金種毎に行うもの
に限らず多種の金種を混在させて行うようにしても、こ
れらの補給された紙幣、硬貨は紙幣鑑査部22又は第1
の検銭部32で金種毎に選別されているため補給動作に
支障が生ずることはない。
このように、残存量の少なくなった金種毎に現金の補給
をするようにしているため、各保管JI5が現金不足ど
なって窓[18での発売業務が停止されることはない。
また、残存量の少ない金種をその都度補給するようにす
れば、各保管庫5内に多額の現金を予め収納しておく必
要もなく、資金を他に有効に利用Jることもできる。さ
らに、現金の補充を完全に自動化することによって省力
化に大いに寄与できると共に、現金の管理も安全かつ容
易になる。
く金庫部への現金収納作用〉 窓口8での発売業務が停止された後には、各保管庫5内
に残存する現金を一括して金j1部4に収納し、現金の
集計、管理を行う必要がある。この動作は、前述した金
庫部4から各保管jI5への現金搬送動作と全く逆の動
作を行うことにより達成される。即ち、保管ji5の第
1〜第3の紙幣収納11i112) A〜2)C内の各
一種紙幣は順次取り出されて紙幣鑑査部22を介してカ
セット保持部2)D内のカセット65に収納される。一
方、第1.第2の硬貨収納部31A、31B内の硬貨は
硬貨放出路38及び第2の検銭部39を介してカセット
65内に放出される。そして、これらのカセット65は
搬送体62上に移動される。そして、上記両搬送体62
.62が金庫部4内の紙幣処理部40、硬貨処理部50
に移動し、現金の受は渡しが行われる。そして、これら
の現金のうち紙幣は紙幣鑑査部44で金種判別、カウン
トが行われて金種毎に第1〜第3の紙幣収納部41A〜
41Gに収納され、硬貨は検銭部55で金種判別、カウ
ントが行われて金種毎に第1.第2の硬貨収納部51A
、51Bに収納される。このようにして収納された現金
は、前記超幣鑑査部44.検銭部55で各保管庫毎に計
数され、この4数結果が出力装[4Aにアウトプットさ
れる。−方、各保管庫5より送出される現金は、紙幣に
ついては保管庫5内の紙幣鑑査部22で、硬貨について
は第2の検銭部39でそれぞれ計数されている。従って
、各保管庫毎の集計管理を確実に行うことができる。
尚、金庫部4は搬送されてきた現金を鑑査計数後に直ち
に収納するのではなく、金庫部4での各保管庫毎の計数
結果と、各保管jI5での計数結果とが一致した場合に
のみ収納するようにしてもよい。
また、金庫部4での計数結果と各保管jI5での計数結
果とが不一致である場合には、前記出力装置4Aにその
不一致の内容をアウトプットするようにしてもよい。
このようにして、各保管庫5内の現金は自動搬送されて
共通の金饋部4に一括して収納することができ、かつ、
紙幣鑑査部44又は検銭部55で現金の集計を行うこと
ができる。そして、このような金庫部4への現金の収納
を人手を介さずに自動搬送によって行うことにより省力
化に大いに寄与でき、かつ、現金の集計、管理を安全か
つ容易に行うことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、現金搬送手段6としては、リニア誘導モータに
よる駆動に限らず種々の駆動方式を採用できる。現金の
搬送方法としては、前記実施例ではカセット65を用い
、このカセット65を金庫部4と各保管!!E5との間
で人手を介さずに自動的に授受を行うものであったが、
現金の授受は人手によって行い現金搬送のみを前記現金
搬送手段6によって行うこともできる。叩ら、第8図に
示すように、接客テーブル7に沿って各オペレータの後
方に軌道60を設け、かつ、各窓口8に対応してステー
タ63を配置しておく。そして、搬送体62は現金を収
納可能なキャリア66を有し、このキャリア66に開閉
自在なカバー67を具偏している。この搬送体62を所
定のステータ63上に停止させて金庫部4と各保管11
5との間で現金の収納、供給を行うことができる。また
、金庫部4より現金を供給する際には、前記実施例のよ
うにオベレー′夕によって操作される現金請求キー13
によって現金搬送手段6を駆動7るものに限らず、保管
庫5内の現金残存量をカウントしてこ。
カラアト値が一定額以下となった場合に現金供給を行う
ようにしてもよい。
また、保管庫5は売上金の中から釣銭を取り出し可能と
するものに限らず、売上金を計数して収納しておき、釣
銭は別の収納部に貯えておくようにしてもJ:い。この
ようにすれば、売−L金の計数が容易となる。また、前
記実施例では金庫部4への現金の収納は発売業務終了後
に行うものであったが、この他各レースの発売終了毎に
保管庫5内の売上金を金庫部4に収納するようにしても
よい。
この際、全売上金を搬送することの他に、売上金から釣
銭用の現金を差し引いた額を搬送することもできる。
尚、現金収納部としては金庫部4に限らず現金払戻装置
であってもよく、投入された現金を払い戻しに使用する
ようにして資金の有効な利用を図ることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば多数の投票券発売
窓口を配置しながらも、この多数の投票券発売窓口から
の現金を取り出し収納する業務を自動化することによっ
て省力化に大いに寄与することができ、多数の投票券発
売窓口についての現・金集計管理を容易に行うことがで
きる投票券発売窓口の現金処理装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である投票券発売システムの
概略説明図、第2図は投票券発売所の外観斜視図、第3
図は投票券発行端末器の外観斜視図、第4図は保管庫に
おける紙幣処理部の概略断面図、第5図は保管庫におけ
る硬貨処理部の概略断面図、第6図は各保管庫に共通な
金庫部における紙幣処理部の概略断面図、第7図は同金
庫部における硬貨処理部の概略断面図、第8図は現金搬
送手段の変形例を示す概略斜視図である。 4・・・現金収納部、5・・・保管庫、6・・・現金搬
送手段、8・・・窓口、11・・・表示手段、12・・
・承認入力手段、 22、’32・・・第2の計数手段、 22.39・・・第3の計数手段、 44.55・・・第1の計数手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)投票券を発売する複数の窓口にそれぞれ配置され
    て現金を保管する保管庫と、これら各保管庫内の現金を
    一括して収納する現金収納部と、この現金収納部と前記
    各保管庫との間を走行し、前記各保管庫内の現金を現金
    収納部に搬送する現金搬送手段とを有することを特徴と
    する投票券発売窓口の現金処理装置。
  2. (2)現金収納部は、前記現金搬送手段を介して搬送さ
    れてきた現金の額を計数する第1の計数手段を具備する
    ものである特許請求の範囲第1項に記載の投票券発売窓
    口の現金処理装置。
  3. (3)現金収納部は、現金の金種を判別し、金種毎に現
    金を収納するものである特許請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の投票券発売窓口の現金処理装置。
  4. (4)第1の計数手段は、計数結果を外部に出力するも
    のである特許請求の範囲第3項に記載の投票券発売窓口
    の現金処理装置。
  5. (5)各保管庫は、投票券購入用の現金の額を計数する
    第2の計数手段と、この計数結果を表示する表示手段と
    、計数結果の承認を入力する承認入力手段とを有し、承
    認入力後に現金の収納を行うものである特許請求の範囲
    第1項に記載の投票券発売窓口の現金処理装置。
  6. (6)現金収納部は、前記現金搬送手段を介して搬送さ
    れてきた現金の額を計数する第1の計数手段を具備し、
    各保管庫は前記現金収納部に搬送する現金の額を計数す
    る第3の計数手段を具備し、前記第1の計数手段は各保
    管庫毎に現金を計数した計数結果と前記各第3の計数手
    段の計数結果との比較に基づいて、現金収納部へ現金を
    収納するものである特許請求の範囲第1項に記載の投票
    券発売窓口の現金処理装置。
  7. (7)各保管庫は、売上金の全額を前記現金収納部に収
    納するものである特許請求の範囲第1項に記載の投票券
    発売窓口の現金処理装置。
  8. (8)各保管庫は、売上金から釣銭用の現金を差し引い
    た額の現金を前記現金収納部に収納するものである特許
    請求の範囲第1項に記載の投票券発売窓口の現金処理装
    置。
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