JPS61206095A - 現金払戻窓口の現金処理装置 - Google Patents

現金払戻窓口の現金処理装置

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JPS61206095A
JPS61206095A JP60047010A JP4701085A JPS61206095A JP S61206095 A JPS61206095 A JP S61206095A JP 60047010 A JP60047010 A JP 60047010A JP 4701085 A JP4701085 A JP 4701085A JP S61206095 A JPS61206095 A JP S61206095A
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JP60047010A
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松尾 幸人
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、競馬、競輪等の当り投票券と引き換えに現金
の払い戻しを行う複数の窓口について現金処理を行う現
金払戻窓口の現金処理装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来より、この種の投票券についての現金の払い戻しは
、多数の窓口にそれぞれ担当員を配置して人手によって
行われていた。
ところで、上記現金払戻窓口には払い戻し用の多額の現
金を保管する保管庫が配置されている。
そして、この保管庫内の現金は上記窓口での払い戻し業
務終了後は、盗難防止のために日毎に現金を各保管庫よ
り取り出して金庫等に一括して収納し、現金の集計、管
理を行う必要があった。
しかしながら、この種の現金払戻窓口は多数の利用客を
迅速に処理するために各所に多数配置しなければならず
、この多数の現金払戻窓口からの多額の現金を取り出し
共通の金庫等に収納するためには多くの人手を必要とす
るのが現状である。
ざらに、現金の収納に人手が介入することによって、盗
難、紛失等の危険があり、現金収納業務の自動化が切望
されていた。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、多数の
現金払戻窓口からの現金を取り出し収納する業務を自動
化することによって省力化に寄与すると共に、各窓口毎
の現金の集計管理を容易に行うことができる現金払戻窓
口の現金処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
[発明の概要] 上記目的を達成するための本発明の概要は、当り投票券
と引き換えに現金の払い戻しを行う複数の窓口にそれぞ
れ配置されて現金を保管する保管庫と、これら各保管庫
内の現金を一括して収納する現金収納部と、この現金収
納部と前記各保管庫との間を走行し、前記各保管庫内の
現金を現金収納部に搬送する現金搬送手段と、前記保管
庫内の残額を計数する計数手段と、この計数結果を表示
する表示手段と、計数結果を承認する承認入力手段とを
具備し、承認入力後に保管庫内の現金を前記現金搬送手
段を介して現金収納部に収納するようにしたことを特徴
とするものである。
[発明の実施例1 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例である現金払戻システムの概
略説明図、第2図は現金払戻層の外観斜視図、第3図は
投票券読取端末機の外観斜視図、第4図は投票券の券面
情報の一例を示す概略説明図、第5図は保管庫における
紙幣処理部の概略断面図、第6図は保管庫における硬貨
処理部の概略断面図、第7図は各保管庫に共通な金庫部
における紙幣処理部の概略断面図、第8図は同金庫部に
おける硬貨処理部の概略断面図である。
第1図において、この現金払戻システムはホストコンピ
ュータ1と、このホストコンピュータ1に直接又はロー
カル・コントロールコンピュータ2を介して接続され、
多数の払戻窓口を有する現金払戻層3とから構成されて
いる。
前記ホストコンピュータ1は1ケ所に配置されて競馬等
の投票券の勝負情報(レースの日付、レース番号、単勝
、複勝、連勝等の当り情報等)。
払戻し情報(勝負情報に対応した払戻しの金額情報)及
び投票券の真偽判定用情報等の各種情報を出力するもの
である。このホストコンピュータ1からの前記各種情報
は、ローカル・コントロールコンピュータ2を介して又
は直接に現金払戻層3に入力されるようになっている。
前記ローカル・コントロールコンピュータ2は全国各地
に複数配置され、各地域に設置された前記現金払戻層3
を制御するものである。
前記現金払戻層3は、現金収納部及び現金供給部を兼ね
る金庫部4と、多数の窓口にそれぞれ配置された保管庫
5と、前記金庫部4と多数の保管庫5との間で現金の受
は渡しを行う現金搬送手段6から構成されている。
ここで、前記現金払戻層3の詳細を第2図を参照して説
明する。第2図において、この現金払戻層3には長手状
の接客テーブル7が設けられ、この接客テーブル7は所
定間隔毎に仕切られて多数の窓口8が形成されている。
また、この接客テーブル7の例えば端部には前記金庫部
4が配置され、さらに前記各窓口8に対応して前記保管
庫5がそれぞれ配置されている。尚、この金庫部4には
各保管jlt5より搬送されてきた現金の総額等を各保
管庫別にアウトプットする等の出力機能を備えた出力装
置4Aが設けられている。
この保管庫5は第1〜第3の紙幣収納部21A〜21G
及び第1〜第3の硬貨収納部31A〜31Cを有し、こ
の各収納部21A〜21C,31A、31Cは保管庫5
に対して挿脱可能となっている。そして、各収納部21
A〜21C,31A〜31Cより払戻用の現金を直接取
り出させるように−なっている。また、この保管l15
には紙幣。
硬貨取出投入口10が設けられ、現金を保管庫5内に投
入し、あるいは保管庫5内より現金を自動取り出しでき
るようになフている。尚、11は後述する紙幣鑑査部2
2.第1の検銭部32で計数された投入金の金額を表示
する表示部である。12は、この表示部11に表示され
た金額とオペレータが計数した金額とが一致した際に押
下される承認キーであり、この承認キー12の押下によ
って投入金が前記各収納部21A〜21C,31A〜3
1Cより金庫部4に搬出されるようになっている。、1
3は、現金請求キーであり、この現金請求キーがオペレ
ータによって押下された際に、前記金庫部4より現金搬
送手段6によって所定の現金が供給されるようになって
いる。
また、前記現金搬送手段6は例えば前記接客テーブル7
の下方に配置され、前記金庫部4と各保管庫5との間で
現金の授受を行うようになっている。第2図において、
60で示すものは後述する搬送体62を走行案内する軌
道である。
前記接客テーブル7の内側には係員テーブル14が配置
され、この係員テーブル14上には前記各窓口8毎に投
票券読取端末機15が載置されている。この投票券読取
端末機15は、第3図に示すように少なくとも投票券P
の挿入部18と、挿入された投票券Pの券面情報を読み
取る読取部(図示せず)と、読み取り結果に基づいて払
戻額を表示するディスプレイ17とを有している。尚、
前記投票券Pの券面情報としては、第4図に示すように
前記勝負情報を印刷した印刷情報$1の他に、勝負情報
、券の発行日、券の発売所等をバーコード化したバーコ
ード情報S2を有するものを一例として挙げることがで
きる。そして、このような投票券Pの券面情報を読み取
る読取装置としては、バーコード検出装置が用いられて
いる。この他、前記バーコード情報S2が記録されてい
ない券に対しては、前記印刷情報S1を光学的文字読取
装置<0CR)で読み取る方式、あるいは勝負情報が磁
気記録されている券に対してはこの磁気情報を磁気ヘッ
ドで読み取る等の種々の方式を採用することができる。
また、この投票券読取端末機15は例えば第3図に示す
ようにテンキー等から成る入力部16を備えている。そ
して、オペレータは前記ディスプレイ18上に表示され
た払戻額を見て前記入力部16よりこの金額をキーイン
することができるようになっている。このように入力部
16より払戻額をキーインした場合には、保管庫5内の
後述する紙幣処理部20.硬貨処理部30より現金が自
動取り出しされ、前記紙幣、硬貨取出投入口11に現金
を搬出するようになっている。尚、払戻額は前記第1〜
第3の紙幣収納部21A〜21C及び第1〜第3の硬貨
収納部31A〜31Gより直接取り出してもよい。
次に、前記保管庫5の紙幣処理部20及び硬貨処理部3
0の構成を第5図、第6図を参照して説明する。
紙幣処理部20は、第5図に示すように前記第1〜第3
の紙幣収納部31A〜31Cに払戻用の現金を保管する
と共に、前記現金搬送手段6を介して前記金庫部4と紙
幣の受は渡しを行えるようになっている。前記第1の紙
幣収納部21Aは一万円札を、前記第2の紙幣収納部2
1Bは五千円札を、前記第3の紙幣収納部21Cは千円
札をそれぞれ積層して金種別に収納するものである。ま
た、この保管庫5の前記現金搬送手段6と隣接する一側
面には、カセット保持部21Dが配置されている。この
カセット保持部210は、詳細を後述するように前記現
金搬送手段6によって各種紙幣を積載して搬送されるカ
セット65を看脱自・在に保持するものである。
前記第1乃至第3の紙幣収納部21A、21B。
21C及び前記カセット保持部21Dの前面には、紙幣
集積部材23と紙幣取出部材24とが設けられている。
前記紙幣集積部材23は、例えば羽根車であって隣接す
る羽根の間で一枚ずつ紙幣を回転搬送し、前記第1乃至
第3の紙幣収納121 A。
218.21G又は前記カセット65内に紙幣を集積す
るようになっている。また、前記紙幣取出部材24はロ
ーラであり、このローラによって紙幣を順次一枚ずつ摩
擦取り出しするものである。
この紙幣集積部材239紙幣取出部材24と前記紙幣鑑
査部22との間には、例えばベルトによって紙幣を挾持
して搬送する第1の搬送路25が設けられている。この
第1の搬送路25は、前記紙幣取出部材24によって取
り出された紙幣を前記紙幣鑑査部22に導き、あるいは
前記紙幣鑑査部22での金種判別結果に基づいて択一的
に駆動されるゲートによって前記各紙幣収納部21A。
218.2ICに紙幣を導くようになっている。
また、紙幣鑑査部22の後段側の搬送路は、紙幣をその
まま搬送する直進搬送路27Aと、紙幣の表裏を反転し
て搬送する反転搬送路27Bにそれぞれ分岐され、この
直進9反転搬送路27A、27Bは終端で合流して前記
第1の搬送路25に連結されている。尚、紙幣を前記直
進搬送路27A又は反転搬送路27Bのいずれに導くか
の選択は、紙幣鑑査部22での鑑査結果に基づいて行わ
れる。
また、前記紙幣、硬貨取出投入口10の下方には、投入
または取り出しされた紙幣を重ねて集積する集積部29
が配置され、この集積部29には開閉自在な扉10Aが
設けられている。また、前記集積部29と前記紙幣鑑査
部22との間には紙幣を取り込み搬送する第3の搬送路
28Aが設けられている。さらに、この紙幣鑑査部22
より前記集積部29に紙幣を返却する第4の紙幣搬送路
28Bが設けられている。そして、前記紙幣、硬貨投入
口10より投入され、前記紙幣鑑査部22で鑑査された
紙幣は前記承認キー12が押下された場合には直進1反
転搬送路27A、27Bに搬出され、承認キー12が所
定時間経過しても押下されない場合には、前記第4の搬
送路28Bを介して返却されるようになっている。
次に、前記硬貨処理部30について第6図を参照して説
明する。
この硬貨処理部30は、払戻用硬貨を前記第1〜第3の
硬貨収納部31A〜31Cに金種毎に区分して収納し、
あるいは前記現金搬送手段6を介して前記金庫部4と硬
貨の受は渡しを行えるようになっている。前記第1の硬
貨収納部31Aは5OO円硬貨を、第2の硬貨収納部3
1Bは10円硬貨を、第3の硬貨収納部31Gは100
円硬貨をそれぞれに収納するものである。
前記紙幣、硬貨取出投入口10より投入された硬貨を第
1〜第3の硬貨収納部31A、31B。
31Gに導くために、前記fR10Aの下方に投入部を
有する第1のシュート33と、この第1のシュート33
を介して投入された硬貨の重量、大きさ等により硬貨の
真偽判定及び金種を判別し各種硬貨をカウントする前記
第1の検銭部32と、この第1の検銭部32を通過した
後の硬貨を硬貨の大きさに基づいて前記第1〜第3の硬
貨収納部31A、31B、31Cに区分して収納する第
2のシュート34とが設けられている。尚、前記第1〜
第3の硬貨収納部31A、318.31Cの前段には硬
貨を一時的に停留する第1〜第3の停留部35A、35
8.35Cがそれぞれ設けられている。そして、この第
1〜第3の停留部35A〜35Gに導入された硬貨は、
前記承認キー12が押下された場合にのみ第1〜第3の
硬貨収納部31A〜31Gに収納され、承認キー12が
所定時間経過しても押下されない場合には第3のシュー
ト36を介して硬貨受は部材37に放出されるようにな
っている。この硬貨受は部材37は昇降移動が可能であ
って、硬貨を受は入れた際には上方端に移動してこの硬
貨を第1のシュート330投入口端側に返却するように
なっている。
また、第1〜第3の硬貨収納部31A〜31Cに収納さ
れている硬貨を前記金庫部4に搬出するために、この第
1〜第3の硬貨収納部31A〜31Cより前記カセット
65に硬貨を搬出する硬貨放出路38と、この硬貨放出
路38途上に配置された第2の検銭部39とが設けられ
ている。
さらに、前記金庫部4より供給された硬貨を第1〜第3
の硬貨収納部31A〜31Gに導くために、硬貨処理部
30内で前記カセット65を昇降移動できるようになっ
ていて、カセット65が上方5端に移動した際にこのカ
セット65内の硬貨を前記第1の検銭部32に放出でき
るようになっている。
次に、前記金庫部4における紙幣処理部40と硬貨処理
部50とについて第7図、第8図を参照して説明する。
金庫部4の紙幣処理部40は、第7図に示すように前記
各保管庫5からの紙幣を一括して収納し、あるいは各保
管庫5へ払戻用の紙幣を供給するものである。このため
に、この紙幣処理部40は前記保管庫5における紙幣処
理部20とほぼ同様な構成となっている。即ち、−万円
孔、五千円札、千円札をそれぞれ金種別に収納する第1
〜第3の紙幣収納部41A〜41Gと、前記カセット6
5を着脱自在に保持するカセット保持部410と、これ
ら第1乃至第3の紙幣収納部41A〜41G及びカセッ
ト保持部41Dの前面に配置された紙幣集積部材422
紙幣取出部材43と、紙幣鑑査部44と、前記第1乃至
第3の紙幣収納部41A〜41G又はカセット保持部4
1Dから前記紙幣鑑査部44に紙幣を搬送する第1の搬
送路45と、紙幣鑑査部44を通過後の紙幣をそのまま
搬送する直進搬送路46A1紙幣の表裏を反転して搬送
する反転搬送路46Bとから紙幣処理部40が構成され
ている。
前記金庫部4における硬貨処理部50は、第8図に示す
ように前記各保管庫5からの硬貨を一括して収納し、あ
るいは各保管庫5へ払戻用の硬貨を供給するものである
。そして、この硬貨処理部50は保管jI5における硬
貨処理部30とほぼ同様の構成となっている。即ち、5
00円、10円。
100円硬貨をそれぞれ金種別に収納する第1〜第3の
硬貨収納部51A〜51Cと、この第1〜第3の硬貨収
納部51A〜51Gの下端側に設けられた硬貨放出路5
2と、この硬貨放出路52から放出された硬貨を現金搬
送手段6に引き渡し、あるいは現金搬送手段6によって
搬送された硬貨を受は入れる前記カセット65と、この
カセット65の昇降移動領域の上方端側に設けられて硬
貨の大きさ9重量等により硬貨の真偽、金種判定を行う
と共に各種硬貨をカウントする検銭部55とから硬貨処
理部50が構成されている。尚、前記検銭部55を通過
した後の硬貨は、シュート53を介して硬貨の大きさに
基づいて前記第1〜第3の硬貨収納部51A〜51Gの
いずれかに選択的に収納されるようになっている。
次に、前記現金搬送手段6について第2図及び第5図〜
第8図をも参照して説明する。
この現金搬送手段6は、前記金庫部4と各保管庫5との
間に設けられている。即ち、断面口字状のガイドレール
61.61を口字状の開口端を対向させて構成した軌道
60が金庫部4と各保管庫5との間に設けられている。
そして、この軌道60上に前記カセット65を保持した
搬送体62が案内走行することにより現金の搬送を行え
るようになっている。この搬送体62の駆動方式として
、例えば前記軌道60に沿って分散配置された固定子と
してのステータ63と、前記搬送体62に取着された可
動子としてのリアクションプレート64とから成るリニ
ア誘導モータが用いられている。
そして、前記ステータ63に2相又−は3相の交流を流
すことによって生ずる磁界に基づき、前記リアクション
プレート64に推進力又は逆推進力を作用させ、搬送体
62を前記軌道60に沿って走行駆動するようになって
いる。尚、前記ステータ63は少なくとも前記金庫部4
と各保管庫5に対向する位置に設けられ、その位置で前
記搬送体62が停止及び発進できるようになっている。
以上のように構成された現金払戻システムの作用につい
て説明する。
く各窓口8での現金の払戻について〉 先ず、各窓口8での現金の払戻について説明する。
窓口8において利用客が当り投票券の払い戻しを申し込
むと、この窓口8に配属されているオペレータは利用客
より投票券を受は取り、この投票券を投票券読取端末f
115の挿入部18にセットする。挿入部18に挿入さ
れた投票券の券面情報は、前述した読取部(図示せず)
にて読み取られ、この読み取り結果に基づいて投票券の
真偽判定。
当り投票券であるか否かの判定及び払い戻し額の算出が
行われる。これらの判定、算出は前記ホストコンピュー
タ1より送出される真偽判定用情報。
勝負情報及び払戻し情報との比較によって行われる。ま
た、これらの判定、算出は、投票券読取端末機15で行
うものでもよいし、あるいは前記券面情報の一部又は全
部を前記金庫部4内の制御部(図示せず)又はローカル
・コントロールコンピュータ2等の上位のコントローラ
に転送し、この上位のコントローラ内で行うようにして
もよい。
上記のような判定の結果、正規な当り投票券である場合
にはその払戻額がディスプレイ17に表示される。オペ
レータはこのディスプレイ17上の表示を見て現金の払
い戻しを行うことになる。
この際、払戻用の現金を前記第1〜第3の紙幣収納部2
1A〜21G及び第1〜第3の硬貨収納部31A〜31
Gより直接取り出すことができる。
あるいは、投票券読取端末機15の入力部16を操作し
て払戻額をキーインし、保管jlIs内の現金を自動取
り出しすることもできる。
このような紙幣、硬貨の自動取り出しについて簡単に説
明すると、紙幣の取り出しは、先ず、前記キーイン情報
に基づいて駆動される紙幣取出部材24によっで、第1
〜第3の紙幣収納部21A〜2.1Cより各種紙幣を取
り出し、第1の搬送路25を介して紙幣鑑査部22に導
く。この紙幣鑑査部22で払戻額を確認し、第4の搬送
路28Bを介して集積部29に紙幣を順次搬送する。払
い戻すべき全ての紙幣が集積部29に搬出された後に@
10Aを開放駆動し、オペレータはこの紙幣を取り出す
ことができる。
硬貨の取り出しは、前記キーイン情報に基づいて第1〜
第3の硬貨収納部31A〜31Gより硬貨が取り出し駆
動され、これらの硬貨は第3のシュート36を介して硬
貨受は部材37に放出される。この後、この硬貨受は部
材は37は上方に移動されて、この硬貨を紙幣、硬貨取
出投入口10に放出する。この結果、払戻用の硬貨の取
り出しが可能となる。
このように、紙幣、硬貨を計数して自動的に取り出すよ
うにすれば、オペレータの負担は大幅に軽減される。
オペレータは、このようにして取り出した紙幣。
硬貨を利用客に受は渡し、払い戻し動作は完了する。
尚、このような払い戻し動作が完了するとこの旨が上位
のコントローラ例えば金庫部4の制御部あるいはローカ
ル・コントロールコンピュータ2゜ホストコンピュータ
1等に伝達される。また、挿入された投票券は回収部(
図示せず)に回収される。
く保管庫への現金供給作用〉 上記のようにして各窓口8での払い戻しが行われると、
紙幣、硬貨の残存量が減少するためこれを補充する必要
がある。そこで、本実施例では金□庫部4内の現金を、
現金搬送手段6によって搬送して各保管庫5に供給する
ようになっている。そ・して、このために各保管庫5に
は現金請求キー13が設けられ、この現金請求キー13
が押下された保管庫5に現金を供給するようになってい
る。
尚、この現金の供給は、前記現金請求キー13の押下に
よって所定の金種を予め定められた一定額ずつ供給する
ものであってもよいし、あるいは金種及び金額を指定し
、指定された現金を供給するものであってもよい。この
ために、例えば第9図に示すように、金種指定キー70
及び金額指定キー71を備えた入力部72を保管庫5に
それぞれ設けるようにしてもよい。
例えば千円札を供給する場合には、金庫部4の紙幣処理
部40内の対応する紙幣取出部材43が駆動され、第3
の紙幣収納部41Gより千円札を順次一枚ずつ送出する
。そして、第1の搬送路45、紙幣鑑査部44.直進搬
送路46A又は反転搬送路46B1紙幣集積部材42を
介してカセット保持部41D内に配置されたカセット6
5に千円札を収納する。所定量の千円札がカセット65
に積載されたら、図示しない押動装置によってこのカセ
ット65をカセット保持部41Dより取り出し、搬送体
62上に移動する。その後、軌道60に沿って分散配置
されたステータ63を順次駆動して搬送体62を軌道6
0に沿って走行させ、この搬送体62を保管庫5の紙幣
処理部20に導く。そして、紙幣処理部20内のカセッ
ト保持部210に前記カセット65を押動移動して装着
する。その後は、紙幣取出部材24によってカセット6
5内の千円札を摩擦送出し、第1の搬送路25を介して
紙幣鑑査部22に導き、さらに直進搬送路27A又は反
転搬送路27Bを通過して千円札の表裏を揃えて第1の
搬送路25に導き、紙幣集積部材23の駆動によって第
3の紙幣収納部21Cに千円札を収納する。このような
動作によって紙幣の補充が行われる。尚、他の紙幣を補
充する場合にも上記動作と同様にして行われる。
100円硬貨を補充する場合には、金庫部4内の硬貨処
理部50において、100円硬貨を収納する第3の硬貨
収納部51Cを駆動し、硬貨放出路52を介して前記カ
セット65内に放出する。
その後は上記動作と同様にしてこのカセット65を搬送
体62によって搬送して保管庫5の硬貨処理部30に導
く。そして、この硬貨処理部30がカセット65を受領
すると、このカセット65を上昇移動させ、その上方端
においてカセット65内の硬貨を第1の検銭部32に放
出する。その後、この硬貨は第1の検銭部32.第2の
シュート34及び第3の停留部35Gを介して第3の硬
貨収納部31C内に収納される。尚、他の硬貨の補給も
同様にして行われる。
このような紙幣、硬貨の供給は単一の金種毎に行うもの
に限らず多種の金種を混在させて行うようにしても、こ
れらの補給された紙幣、硬貨は紙幣鑑査部22又は第1
の検銭部32で金種毎に選別されているため補給動作に
支障が生ずることはない。また、金庫部4における計数
手段としての前記紙幣鑑査部44及び検銭部55は、各
窓口8に供給する現金を計数することができる。このた
め、鑵この計数類を前記出力装置4Aよりアウトプット
するようにしておけば、各窓口8への供給類を把握する
ことができ、払戻業務終了後の現金額の集計管理が容易
となる。
このように、残存量の少なくなった金種毎に現金の補給
をするようにしているため、各保管庫5が現金不足とな
って窓口8での払戻業務が停止されることはない。また
、残存量の少ない金種をその都度補給するようにすれば
、各保管j[5内に多額の現金を予め収納しておく必要
もなく、資金を他に有効に利用することもできる。さら
に、現金の補充を完全に自動化することによって省力化
に大いに寄与できると共に、現金の管理も安全かつ容易
になる。
〈金庫部への現金収納作用〉 窓口8での払戻業務が終了された後には、各保管庫5内
に残存する現金を一括して金庫部4に収納し、現金の集
計、管理を行う必要がある。そこで、先ず各保管庫5内
に残存する現金量を各保管庫毎に集計する必要があるた
め、オペレータは第1〜第3の紙幣収納部21A〜21
C及び第1〜第3の硬貨収納部31A〜31C内の現金
を取り出し、これを手で計数する。オペレータはこの現
金を計数した後にff110Aを開放して紙幣は集積部
29に、硬貨は第1のシュート33に投入する。
集積部29に投入された紙幣は一枚ずつ取り出され、第
1の搬送路28Aを介して紙幣鑑査部22に導出され、
ここで紙幣の真偽判定、金種判定及び計数が行われる。
また、第1のシュート33に投入された硬貨は第1の検
銭部32で真偽判定。
金種判定及び計数が行われ、第2のシュート34を介し
て第1.第2の停留部35A、35Bに導出される。こ
こで、前記紙幣鑑査部22及び第1の検銭部32で計数
された合計額は表示部11に表示される。
そして、オペレータはこの表示部11に表示された額と
保管j15への投入前に計数した額とが一致したときに
は、承認キー12を押下する。この承認キー12の押下
によって前記紙幣は直進9反転搬送路27A、27Bの
いずれかを通過して紙幣の表裏の向きが統一され、紙幣
集積部材23を介してカセット65内に収納される。ま
た、第1〜第3の停留部35A〜35Cに停留されてい
た硬貨は、第1〜第3の硬貨収納部31A〜31C1硬
貨放出路38及び第2の検銭部39を介して前記カセッ
ト65内に収納される。
一方、オペレータの計数ミスがあった場合には、表示部
11に表示された額とオペレータが計数した額とが一致
しないことになる。この場合、承認キー12は押下され
ることがなく一定時間が経過すると、これらの紙幣、硬
貨は紙幣、硬貨投入口10に返却されることになる。即
ち、紙幣鑑査部22を通過した紙幣は第4の搬送路28
Bを介して前記投入口10に返却される。また、第1〜
第3の停留部35A〜35Gに停留されていた硬貨は第
3のシュート36を介して硬貨受は部材37に導出され
、この硬貨を載置した硬貨受は部材37は上方端に移動
して前記投入口10に硬貨を返却することになる。
このような現金の返却動作は、一定時間経過しても前記
承認キー12が押下されない場合に行うものに限らず、
不承認キー(図示せず)を設けてこの不承認キーが押下
された際に現金の返却を打上 うようにしてもよい。
このように、オペレータの計数ミスがあった際には金庫
部4内に収納することなく返却しているため、現金残額
の合計が不一致となるミスを防止できる。
前記承認キー12の押下によって現金が収納されたカセ
ット65は搬送体62上に移動される。
そして、上記両搬送体62.62が金庫部4内の紙幣処
理部40.硬貨処理部50に移動し、現金の受は渡しが
行われる。そして、これらの現金のうち紙幣は紙幣鑑査
部44で金種判別、カウントが行われて金種毎に第1〜
第3の紙幣収納部41A〜41Gに収納され、硬貨は検
銭部55で金種判別、カウントが行われて金種毎に第1
〜第3の硬貨収納部51A〜51Gに収納される。この
ようにして収納された現金は、前記紙幣鑑査部44゜検
銭部55で各保管庫毎に計数され、この計数結果が出力
装置4Aにアウトプットされる。一方、各保管jl[5
より送出される現金は、紙幣については保管庫5内の紙
幣鑑査部22で、硬貨については第\の検銭部39でそ
れぞれ計数されている。
従って、各保管庫毎の集計管理を確実に行うことができ
る。尚、金庫部4は搬送されてきた現金を鑑査計数後に
直ちに収納するのではなく、金庫部4での各保管庫毎の
計数結果と、各保管庫5での計数結果とが一致した場合
にのみ収納するようにしてもよい。また、金庫部4での
計数結果と各保管j15での計数結果とが不一致である
場合には、前記出力装置4Aにその不一致の内容をアウ
トプットするようにしてもよい。
このようにして、各保管庫5内の現金は自動搬送されて
共通の金庫部4に一括して収納することができ、かつ、
紙幣鑑査部44又は検銭部55で現金の集計を行うこと
ができる。そして、このような金庫部4への現金の収納
を人手を介さずに自動搬送によって行うことにより省力
化に大いに寄与でき、かつ、現金の集計、管理を安全か
つ容易に行うことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、現金搬送手段6としては、リニア誘導モータに
よる駆動に限らず種々の駆動方式を採用できる。現金の
搬送方法としては、前記実施例ではカセット65を用い
、このカセット65を金庫部4と各保管庫5との間で人
手を介さずに自動的に授受を行うものであったが、現金
の授受は人手によって行い現金搬送のみを前記現金搬送
手段6によって行うこともできる。即ち、第10図に示
すように、櫂客テーブル7に沿って各オペレータの後方
に軌道60を設け、かつ、各窓口8に対応してステータ
63を配置しておく。そして、搬送体62は現金を収納
可能なキャリア66を有し、このキャリア66に開閉自
在なカバー67を具備している。この搬送体62を所定
のステータ63上に停止させて金庫部4と各保管庫5と
の間で現金の収納、供給を行うことができる。尚、この
場合には前記現金搬送手段6によって供給された現金の
受は取りを確認入力できるように、各窓口8の保管j1
5に現金受領確認入カキ−19を設けることもできる。
また、金庫部4より現金を供給する際には、前記実施例
のようにオペレータによって操作される現金請求キー1
3によって現金搬送手段6を駆動するものに限らず、保
管j[5内の現金残存量をカウントしてこのカウント値
が一定額以下となった場合に現金供給を行うようにして
もよい−。
尚、現金収納部としては金庫部4に限らず投票券発売装
置の保管庫等であってもよく、投票券の発売によって得
られた現金を払い戻しに使用するようにして資金の有効
な利用を図ることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば多数の現金払戻窓
口を配置しながらも、この多数の現金払戻窓口からの現
金を取り出し収納する業務を自動化することによって省
力化に大いに寄与することができる。また、各現金払戻
窓口での現金集計額をオペレータによって承認した後に
、現金を現金収納部に搬送するように構成しているため
、多数の窓口の現金が一括して収納される以前に、各窓
口毎の集計額を正確に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である現金払戻システムの概
略説明図、第2図は現金払戻層の外観斜視図、第3図は
投票券読取端末機の外観斜視図、第4図は投票券の券面
情報の一例を示す概略説明図、第5図は保管庫における
紙幣処理部の概略断面図、第6図は保管庫における硬貨
処理部の概略断面図、第7図は各保管庫に共通な金庫部
における紙幣処理部の概略断面図、第8図は同金庫部に
おける硬貨処理部の概略断面図、第9図は現金供給を請
求する金種、金額指定部の概略説明図、第10図は現金
搬送手段の変形例を示す概略斜視図である。 4・・・現金収納部、 5・・・保管庫、6・・・現金
搬送手段、 8・・・窓口、11・・・・・・表示手段
、 12・・・・・・承認入力手段、22.39・・・
計数手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)当り投票券と引き換えに現金の払い戻しを行う複
    数の窓口にそれぞれ配置されて現金を保管する保管庫と
    、これら各保管庫内の現金を一括して収納する現金収納
    部と、この現金収納部と前記各保管庫との間を走行し、
    前記各保管庫内の現金を現金収納部に搬送する現金搬送
    手段と、前記保管庫内の残額を計数する計数手段と、こ
    の計数結果を表示する表示手段と、計数結果を承認する
    承認入力手段とを具備し、承認入力後に保管庫内の現金
    を前記現金搬送手段を介して現金収納部に収納するよう
    にしたことを特徴とする現金払戻窓口の現金処理装置。
  2. (2)保管庫は、前記承認入力手段が計数結果の表示後
    一定時間経過しても操作されない際には、保管庫内の現
    金を外部に放出するものである特許請求の範囲第1項に
    記載の現金払戻窓口の現金処理装置。
  3. (3)保管庫は、不承認入力手段を具備し、この不承認
    入力手段の操作に基づいて保管庫内の現金を外部に放出
    するものである特許請求の範囲第1項に記載の現金払戻
    窓口の現金処理装置。
JP60047010A 1985-03-08 1985-03-08 現金払戻窓口の現金処理装置 Pending JPS61206095A (ja)

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