JPS6119614A - 樹脂水性エマルジヨン - Google Patents

樹脂水性エマルジヨン

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JPS6119614A
JPS6119614A JP14011484A JP14011484A JPS6119614A JP S6119614 A JPS6119614 A JP S6119614A JP 14011484 A JP14011484 A JP 14011484A JP 14011484 A JP14011484 A JP 14011484A JP S6119614 A JPS6119614 A JP S6119614A
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Yasuo Kihara
木原 康夫
Takashi Kawasaki
隆志 川崎
Kenjiro Mori
健二郎 森
Keiichi Ushiyama
敬一 牛山
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Nitto Denko Corp
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Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は樹脂水性エマルジョンに関し、詳しくは、その
製造1(ICには重合安定性にすくれると共に、得られ
る樹脂微粒子が水性媒体中で安定な分散状態を保持し、
特に、緩衝液、生理食塩水、高分子溶質を含む水溶液等
に分散させた場合にも、分散安定性にずくれるアクリル
酸アルキルエステル樹脂水性エマルジョンに関する。
従来の代表的な樹脂水性エマルジョンは、乳化剤及び水
溶性ラジカル重合開始剤の存在下に、例えばスチレンの
ような水難溶性ラジカル重合性単量体を乳化共重合させ
て製造されている。ここに、上記乳化剤は、乳化共重合
時における重合安定性を確保すると共に、得られる樹脂
水性エマルジョンの安定化にも寄与している。このエマ
ルジョンの安定化作用については、必ずしも明らかでば
ないが、一般には、乳化剤の一部がエマルジョン粒子に
吸着されており、残余はエマルジョン中に遊離の状態で
存在し、このようにエマルジョン中において、qれら樹
脂粒子に吸着された乳化剤と遊離の乳イビ剤との間に吸
着肌着平衡が存在し、かかる平衡の結果として、エマル
ジョンの安定化が達成されるとされている。従って、こ
のように乳化剤を含む水性エマルジョンは、これを緩衝
液や生理食塩水中に分散させたとき、樹脂エマルジョン
中の乳化剤の前記したような吸着脱着平衡がくずれる結
果、樹脂エマルジョンの安定性が損なわれて、樹脂粒子
が凝集し、又は沈降しやすい。更に、ポリスチレンエマ
ルジョンは、樹脂粒子が疎水性であるために、これを有
機質の溶質を含有する緩衝液や生理食塩水に分散させた
場合に、容易に凝集を生じる。
また、水溶性ラジカル重合開始剤を用いてメタクリル酸
エステルを親水性のメタクリル酸、2−ヒドロキシエチ
ルツタクリレート及び内部架橋用多官能性単量体と共に
、乳化剤の存在下に乳化共重合させて、樹脂水性エマル
ジョンを得る方法も既に知られているが(Polyme
r、 Vol、19. August。
867−871 (1,978)) 、この方法により
得られるエマルジョンも乳化剤を含有するために、上記
と同様の問題を有し、更に、得られる共重合体粒子が水
酸基を有するので、特に、緩衝液等に分散させたときに
、樹脂粒子が容易に凝集する傾向がみられる。
そのために、近年、乳化剤の不存在下にアクリル酸エス
テルエマルジョンを得る方法が提案されているが(化学
技術研究所報告第75巻第8号341頁(1980))
、この方法による樹脂エマルジョンも分散安定性が十分
でなく、特に、機械的な剪断応力下に容易に凝集する。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので
あって、その製造において、特に乳化剤を用いずとも、
乳化重合時の重合安定性にすぐれると共に、得られる樹
脂粒子が水性媒体中で安定な分散状態を保持し、従って
、樹脂粒子を水性媒体中で安定に分散させた状態で好適
に用いることができるアクリル酸エステル誘導体及びア
クリル酸誘導体を単量体主成分とする樹脂水性エマルジ
ョン?、こ関する。
本発明による樹脂水性エマルジョンは、Ta1一般式 %式% (但°し、R1は水素又は低級アルキル基を示し、R2
は炭素数が1〜8のアルキル基を示す。)で表わされる
アクリル酸アルキ、ルエステル誘導体30〜98.8重
量%、 (bl一般式 %式%) (但し、R3は水素、低級アルキル基又はカルボキシル
基を示し、R4は水素又は低級アルキル基を示し、R3
が水素又は低級アルキル基のときは、R4ばカルボ低級
アルコキシ基であってもよい。) で表わされるアクリル酸誘導体0.1〜30重量%、 (Clスルボン酸基を有するビニル単量体0.1〜20
重景%、及び (dl多官能性内部架橋用単量体1〜20重量%、から
なる単量体混合物を水性媒体中で乳化共重合させてなる
樹脂粒子を含有し、この樹脂粒子が平均粒子径0.05
〜2μmを有すると共に、カルボキシル基を密度0.7
X10−’〜60X10−6モル/dにて有することを
特徴とする。
本発明において、アクリル酸アルキルエステル誘導体は
、一般式 %式% (但“し、R1は水素又は低級アルキル基、好ましくは
水素又はメチル基を示し、Rtは炭素数が1〜8のアル
キル基を示す。) で表わされ、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、
(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ベキシ
ル、(メタ)アクリル酸オクチル等を例示することがで
きる。
本発明においては、水性媒体中での分散安定性にすぐれ
るアクリル酸エステル誘導体の乳化共重合体エマルジョ
ンを得るために、単量体成分として、アクリル酸エステ
ル誘導体に加えて、カルボキシル基を有するアクリル酸
誘導体及びスルホン酸基を有するビニル単量体を用いる
と共に、多官能性内部架橋用単量体を用いる。かかる中
量体成分の所定の割合の混合物を乳化共重合させること
により、凝集物の発生なしに安定に乳化共重合さ、せる
と共に、水性媒体中で分散状態が安定に保持され1.I
]・:)、非汚染性、非膨潤性である樹脂水性エマルジ
でIンを得ることができるのである。
上記アクリル酸誘導体は、一般式 %式% (但し、R1ば水素、低級アルキル基又はカルボキシル
基、好ましくは水素又はメチル基を示し、R4ば水素又
は低級アルキル基、好ましくは水素又はメチル基を示し
、R3が水素又は低級アルキル基のときは、R4はカル
ボ低級アルコキシ基であってもよい。) で表わされ、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸
、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、モノアルキルマ
レイン酸、モノアルキルフマル酸、モノアル4−ルイタ
コン酸等を好ましい例として挙げることができるが、特
に、(メタ)アクリル酸及びイタコン酸の1種又は2種
以上の混合物が好ましく用いられる。
次に、本発明において、スルホン酸基を有するビニル単
171体としては、一般式 %式% (但し、R5は水素又は低級アルキル基、好ましくは水
素又はメチル基を示し、R6は炭素数1〜6のアルキレ
ン基、好ましくは炭素数2〜3のアルキレン基を示し、
Mは水素、アルカリ金属又はアンモニウムを・示す。) で表わされるスルホアルキルアクリレート、例えば、ス
ルホプロピル(メタ)アクリレートやそのアルキル金属
塩、一般式 (但し、R7は水素又は低級アルキル基、好ましくは水
素又はメチル基を示し、Mは前記と同じである。) で表わされるスチレンスルホン酸、その誘導体、これら
のアルキル金属塩、例えば、スチレンスルホン酸ナトリ
ウム、一般式 %式% (但し、R8は水素又は低級アルキル基、好ましくは水
素又はメチル基を示し、R9は炭素数1〜6のアノ1バ
1−レン基、好ましくは炭素数3〜4のアルキ1/ン基
を示し、Mは前記と同しである。)で表わされる2−ア
クリルアミドアルカンスルホン酸、その誘導体及びこれ
らのアルキル金属塩、例えば、2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸等が用いられる。
内部架橋用多官能性単量体は、特に樹脂粒子を非膨潤化
して、得られる樹脂粒子の水性媒体中での分散安定性を
高めるのに効果がある。かかる多官能性内部架橋用単量
体としては、例えば、脂肪族多価アルコールのポリ (
メタ)アクリレートが好ましく用いられる。具体例とし
て、例えば、エチレングリコールジメタクリレート、ジ
エチレングリニ1−ルコノノタクリレート、トリエチレ
ングリコールジメタクリレート、ジプロピレングリコー
ルジメタクリレート、1,3−ブチレンゲリコールジメ
タクリレート、トリエチレングリコールジアクリレ−1
・、1〜リメチロールプロパントリメタクリレート ト、テトラメ千ロールメタンテトラアクリレート等が好
ましく用いられる。また、ジビニルヘンゼンヤN,N’
−メチレンビスアクリルアミド等も多官能性内部架橋用
単量体として用いることができろ。
本発明による樹脂水性エマルションの製造に際しては、
乳化共重合のための単量体組成は、アクリル酸アルキル
エステル誘導体30〜98.8重量%、好ましくは50
〜98重量%、アクリル酸誘導体0.1〜30重量%、
好ましくは0.5〜20重量%、スルホン酸基を有する
ビニル単量体0.1〜20・・重量%、好ましくは0.
5〜15重景%、内部架橋用多官能性単量体1〜20重
量%、好ましくは1〜15重量%である。
上記アクリル酸誘導体及びスルホン酸基を有するビニル
単量体は、共にアクリル酸アルキルエステルの乳化共重
合時の重合安定性と、得られるエマルジョンの安定性に
必須の単量体であり、これらの効果を有効に発現させる
ために、Qiyfit体組成において、それぞれ少なく
とも0.1重足%を必要とする。しかし、過多に共重合
単量体成分として       。
用いるときは、却って重合安定性と、得られるエマルシ
ョンの安定性を損なうので、それぞれ30重量%及び2
0重重囲以下の範囲で用いる。
また、内部架橋用多官能性単量体も、前記したように、
重合を安定に進行させ、また、得られる樹脂粒子の安定
な分散状態を保持すると共に、樹脂粒子を非膨潤性とす
るために必要な単量体であり、0143体組成において
少なくとも1重量%が必要であるか、しかし、過多に使
用することは、却って重合安定性とエマルジョンの安定
性を損なうので好ましくない。
更に、本発明においては、上記単量体混合物の乳化共重
合時の重合安定性と、得られる樹脂粒子の水分散安定性
を一層高めるために、(メタ)アクリ17二1ヘリルを
単量体成分として用いることができイ1oその好適な使
用量は単量体組成に基づいて40重足%までであり、こ
れよりも多量に使用すると 却って重合安定性を損ない
、また、得られるIMI脂1′6.7−の水分散安定性
が劣るようになる。
有効量の下限は特に制限されないが、通常、単量体組成
に,1111−づいて1重量%である。特に好ましい使
用量は、5〜20重量%の範囲である。
更に、得られる樹脂水性エマルション(7) 用途ニも
よるが、個々の単量体の具体的な種類は、得られる共重
合体のガラス転移点が0°C以上、好ましくは室温以上
となるように選ばれる。樹脂粒子のガラス転移点が0℃
よりも低いときは、樹脂粒子の相互の融着や凝集が生じ
やすく、エマルシコンあ分散安定性が低下する傾向があ
るからである。
本発明においては、以上のような各単量体を水性媒体中
にて、水溶性のラジカル重合開始剤を用いて、通常・の
方法にて乳化共重合させることにより、水不溶性のアク
リル酸エステル共重合体樹脂水性エマルションを得るこ
とができるがミ得られる水性エマルション中に乳化剤が
遊離の状態で、或いは樹脂粒子に吸着された状態にて存
在するとき、前述したように、特に、その使用に際して
種々の有害な影響が現れることがあるので、乳化共重合
に際しては乳化剤を用いないのが好ましい。
本発明による上記単量体組成によれば、特に乳化剤を用
いずして安定に共重合させることができると共に、得ら
れる+M脂エマルジョゾの分散状態が安定に保(ろされ
るのが大きい特徴をなす。しかし、前述したように、緩
衝液や生理食塩水に分散させた場合にも、エマルジョン
粒子の凝集や沈降が起こらない範囲において乳化剤を用
いることは何ら妨げられず、また、用途によって乳化剤
が有害な影響をり”えtlいときば、必要に応して、乳
化剤を用いてもよい。
また、本発明による乳化共重合において、単量体成分混
合物の水性媒体中での濃度は、得られるエマルジョンモ
、ツおける樹脂粒子の平均粒径とも関連ずろか、通常、
0.1〜40重量%の範囲である。
重合開始剤としては、水溶性ラジカル重合開始剤が用い
ら、(9る。通常、過硫酸カリウム、過硫酸すl・リウ
J1. !ii硫酸アンモニウム等の過硫酸塩や、これ
ら過硫酸塩とチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、
千オ硫酸水素ナトリウム等のようなチオ硫酸塩、又は亜
硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸水素ナトリウ
ム等のような亜硫酸塩とのレドックス系重合開始剤が好
まし7く用いられるが、これらに限定されるものではな
い。これら重合開始剤の使用量は、単量体混合物に対し
て0.01〜1重量%の範囲が好適である。重合の雰囲
気も、特に制限されないが、好ましくは酸素を除いた不
活性ガス雰囲気が用いられる。また、重合温度は、特に
制限されないが、通常、20〜100℃、好ましくは5
0〜90℃の範囲である。
本発明による樹脂水性エマルシコンにおいて、樹脂粒子
の平均粒径は、0.05μm2μmの範囲にあることが
必要であり、好ましくは0.1〜1μrnの範囲にある
。粒径が小さすぎると、これを使用した後、回収するよ
うな場合に困難を生じるようになり、一方、粒径が大き
すぎると、安定な分散状態を保持させるのが困難となる
からである。
また、樹脂粒子の比重は0.9〜1.3の範囲にあるこ
とが好ましい。比重がQ、 9よりも小さいときは、樹
脂粒子がエマルジョン水性媒体表面に浮遊し、分散安定
性に劣るようになり、一方、1.3よりも大きいとぎは
、樹脂粒子がエマルシミー1ン水性        。
媒体中に沈降し、同様に凝集を牛じやすくなるからであ
る。
更に、;4.:発明においては、樹脂粒子はカルボキシ
ルWを0.7 X 10−6〜60 X I O−’モ
ル/lの範囲の密度でflすることが必要である。樹脂
粒子の有す<:1カルホー1−ジル基がO,,7X 1
’ O−’モル/♂より1)少ム′い。−き(,1、水
分散安定性が十分でなく、一方、6[IX]0−’″モ
ルフMりも多いときは、樹脂オ′−“j7− /l”f
、冒175′ルカリ水溶液中で膨潤性を有するよ・うに
なり、水分散性に劣る傾向を生じるからである。
以上のように、本発明によれば、特に、乳化剤を用いる
ことなく、重合安定性を確保しつつ、アクリル酸了ハバ
1−ルエステル誘導体の乳化共重合を行なうことがでさ
、且つ、得られる共重合体粒子は非膨潤性、非汚染性で
あって、しかも、水性媒体中で安定にその分11に状態
を保持するのみならず、緩衝液や生理面塩水に分散させ
た場合においても、安定な分散状態を保持し、従って、
本発明による樹脂水性エマルジョンは、樹脂粒子が水性
媒体中で安定に分散された状態を保持することが要求さ
れる用途に好適に用いることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により限定されるものではない。
実施例1 メチルメタクリレート及びイソブチルメタクリレートの
等重量比混合物91重足%、アクリル酸5重量%、スル
ホプロピルアクリレ−I・ナトリウム塩0.5重量%及
びトリエチレングリコールジメタクリレート3.5重量
%よりなる単量体混合物60gを蒸留水330gに加え
、過硫酸カリウム0.3gを水10m1に溶解した重合
開始剤水溶液を75°Cの温度で窒素気流下に加え、1
20ppmで攪拌しつつ611−’i間重合させて、重
合率9B、8%にて平均粒径0,34μmの樹脂粒子の
水性エマルジョンを得た。重合は非常に安定に行われて
、凝集物は皆無であった。このエマルジョンを遠心分離
し、樹脂を0.0IN塩酸で酸型とした後、蒸留水で洗
浄し、蒸留水に分散させた。このエマルジョンを0.0
5N水酸化カリウム水溶液に−ζ電立度滴定シてカルボ
;トシル基量を求めた。別器こエマルジョン粒子の粒径
を電子顕微鏡にて測定し、これらから樹脂粒子の有する
カルボキシル基量を求めたところ、9.8X10−6モ
ル/ポであった。
また、上で得たエマルジョンを遠心分離し、蒸留水にて
洗浄した後、蒸留水に再分散させ、0.01N水酸化ナ
トリウム水溶液にてpH7,0に調整した固形分5%の
樹脂エマルジョン1mlを1M塩化カルシウム水溶液(
p17.0)  10mlに分散させたところ、1か月
後にも安定な分散状態を保痔していた。
尚、以下においても、このようなエマルジョン1mlを
IM塩化カルシウム水溶液10m1に分散させた場合、
1か月後にも安定な分散状態を保ときを分散性が良好で
あるとし、数時間以内に樹脂粒子が凝集沈降するときを
分散性が不良であるとする。
比較例1 表に示′!1′ように、多官能性内部架橋用単量体を含
まないiij lfi体?■11合物を用いて、実施例
1と同様にπ化共重合した。結果を表に示す。
比較例2 表に示すように、トリエチレングリコールメタクリレー
ト25重量%を含有する単量体混合物を用いて、実施例
1と同様に乳化共重合した。結果を表に示す。
比較例3 表に示す単量体混合物を実施例1と同様に乳化共重合し
た。得られたエマルジョン粒子はカルボキシル基を82
.5X10−6モル/dの密度で有して、分散性が不良
であった。
実施例2 メチルメタクリレート38.3重量%、イソブチルメタ
クリレート38.3重量%、アクリル酸5重量%、スル
ホプロピルアクリレートナトリウム塩0.5ffi量%
、1−リエチレングリコールジメタクリレ−1−3,7
重量%及びメタクリコニトリル14.2重量%からなる
単量体混合物を用いて、実施例1と同様に乳化共重合し
た。結果を表に示す。
実施例3〜9 ぐ 表tに示ずに、[1成の単量体混合物を用いて、実施例
1と同様に乳化共重合した。結果を表に示す。
比較例4〜5 表に示すように、アクリル酸を含まない単量体混合物を
用いて、実施例1と同様に乳化共重合した。結果を表に
示す。
比較例6 表に示すように、スルホプロピルアクリレートナトリウ
ム塩を含まない単量体混合物を用いて、実施例1と同様
に乳化共重合した。結果を表に示す。
比較例7〜8 表に示すよ・うに、アクリロニトリル又はスルホプロピ
ルアクリレートナトリウム塩を過多に含む単量体混合物
を用いて、実施例Iと同様に乳化共重合した。結果を表
に示す。
比較例9〜l1 表に示すように、スチレン又は2−ヒドロキシエチルメ
タクリレートを含む単量体混合物を用いて、実施例1と
同様に乳化共重合した。結果を表に示す。
比較例12 表に示すように、(メタ)アクリル酸エステルに代えて
スチレンを単量体成分とする単量体混合物を用いて、実
施例1と同様に乳化共重合した。
結果を表に示す。
尚、表において、単量体を示す略号は以下を意味する。
MMA   メチルメタクリレート TBMA  イソブチルメタクリレートSt    ス
チレン )[HMA  2−ヒドロキシエチルメタクリレート SP    スルホプロピルアクリレートナトリウム塩 SSS  スチレンスルホン酸ナトリウムAMPS  
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸 TGM   )リエチレングリコールジメタクリレート PGM   ポリエチレングリコールジメタクリレー1
〜 AA    アクリル酸 MAA   メタクリル酸 AN    アクリロニトリル Mノ1N  メタクリレートリル 〕 蔵 唱 手続補正書(自発) 昭和59年 9月10日 昭和59年特許願第140114号 2、発明の名称 樹脂水性エマルジョン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号名 称 日
東電気工業株式会社 4、代理人 住 所 大阪市西区新町1丁目8番3号新町七福ビル 5、補正命令の日付 昭和  年  月  日(発送■
 昭和  年  月  日) 6、補正により増加する発明の数 補正の内容 fil  明細書第9頁2行の「され、」と「且つ、」
との間に「例えば、トリス緩衝液を用いてpH8゜0で
あるアルカリ性に維持した場合にも経時的に安定であり
、」を加入する。
(2)  明細書第9頁20行の「・・・とじては、゛
」と「一般式」との間に「ビニルスルホン酸、その金属
塩やアンモニウム塩、」を加入する。
(3)明細書第19頁14行の1保とき」を「保つとき
」と補正する。
(4)明細書第20頁3〜4行の「トリエチレングリコ
ールメタクリレート」を「トリエチレングリコールジメ
タクリレート」と補正する。
(5)明細書第21真の表を別紙のように補正する。
以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)一般式 CH_2=CR^1COOR^2 (但し、R^1は水素又は低級アルキル基を示し、R^
    2は炭素数が1〜8のアルキル基を示す。) で表わされるアクリル酸アルキルエステル誘導体30〜
    98.8重量%、 (b)一般式 R^3CH=CR^4COOH (但し、R^3は水素、低級アルキル基又はカルボキシ
    ル基を示し、R^4は水素又は低級アルキル基を示し、
    R^3が水素又は低級アルキル基のときは、R^4はカ
    ルボ低級アルコキシ基であってもよい。) で表わされるアクリル酸誘導体0.1〜30重量%、 (c)スルホン酸基を有するビニル単量体0.1〜20
    重量%、及び (d)多官能性内部架橋用単量体1〜20重量%、から
    なる単量体混合物を水性媒体中で乳化共重合させてなる
    樹脂粒子を含有し、この樹脂粒子が平均粒子径0.05
    〜2μmを有すると共に、カルボキシル基を密度0.7
    ×10^−^6〜60×10^−^6モル/m^2にて
    有することを特徴とする樹脂水性エマルジョン。
  2. (2)(a)一般式 CH_2−CR^1COOR^2 (但し、R^1は水素又は低級アルキル基を示し、R^
    2は炭素数が1〜8のアルキル基を示す。) で表わされるアクリル酸アルキルエステル誘導体30〜
    98.8重量%、 (b)一般式 R^3CH=CR^4COOH (但し、R^3は水素、低級アルキル基又はカルボキシ
    ル基を示し、R^4は水素又は低級アルキル基を示し、
    R^3が水素又は低級アルキル基のときは、R^4はカ
    ルボ低級アルコキシ基であってもよい。) で表わされるアクリル酸誘導体0.1〜30重量%、 (c)スルホン酸基を有するビニル単量体0.1〜20
    重量%、 (d)多官能性内部架橋用単量体1〜20重量%、及び
    、 (e)アクリロニトリル又はメタクリロニトリル40重
    量%以下、 からなる単量体混合物を水性媒体中で乳化共重合させて
    なる樹脂粒子を含有し、この樹脂粒子が平均粒子径0.
    05〜2μmを有すると共に、カルボキシル基を密度0
    .7×10^−^6〜60×10^−^6モル/m^2
    にて有することを特徴とする樹脂水性エマルジョン。
JP14011484A 1984-07-05 1984-07-05 樹脂水性エマルジヨン Granted JPS6119614A (ja)

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