JPS61195694A - α−位にスルフイド結合を有するスルホキシド類の製造方法 - Google Patents
α−位にスルフイド結合を有するスルホキシド類の製造方法Info
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- JPS61195694A JPS61195694A JP3702585A JP3702585A JPS61195694A JP S61195694 A JPS61195694 A JP S61195694A JP 3702585 A JP3702585 A JP 3702585A JP 3702585 A JP3702585 A JP 3702585A JP S61195694 A JPS61195694 A JP S61195694A
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- formaldehyde
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はα−位にスルフィド結合を有するスルホキシド
類の製造方法に関する。このスルホキシド類は医薬、農
薬として有用であるほか、3−(3′、4′−ジオキシ
フェニル)−L−アラニン(Dopa)や種々のアルデ
ヒ1類の製造用原料として用いられるものである。
類の製造方法に関する。このスルホキシド類は医薬、農
薬として有用であるほか、3−(3′、4′−ジオキシ
フェニル)−L−アラニン(Dopa)や種々のアルデ
ヒ1類の製造用原料として用いられるものである。
(従来の技術)
α−位にスルフィド結合を有するスルホキシド類の製造
方法としては、ホルムアルデヒドメルカプクール類に過
酸化水素を作用させる方法(特開昭41−30324号
、同41−94617号)。
方法としては、ホルムアルデヒドメルカプクール類に過
酸化水素を作用させる方法(特開昭41−30324号
、同41−94617号)。
アルデヒドメルカプクール類に遷移金属酸化物の存在下
、過酸化水素を作用させる方法(特開昭50−1333
0号)等の化学的合成方法が知られている。
、過酸化水素を作用させる方法(特開昭50−1333
0号)等の化学的合成方法が知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
化学的合成方法は一般に副反応等により副生成物が生じ
るほか、使用する溶媒等に起因して公害問題が発生する
ことがある。このような問題点のない微生物反応による
α−位にスルフィ「結合を有するスルホキシド類の製造
方法は未だ知られていない。
るほか、使用する溶媒等に起因して公害問題が発生する
ことがある。このような問題点のない微生物反応による
α−位にスルフィ「結合を有するスルホキシド類の製造
方法は未だ知られていない。
(問題点を解決するための手段)
本発明は一般式
%式%(1)
(式中、Rはアルキル基またはアリール基を示し、R3
は水素またはアルキル基を示す。)で表わされるホルム
アルデヒドメルカプクール類をキャンデイダ属、トルロ
プシス属、ロドトルラ属。
は水素またはアルキル基を示す。)で表わされるホルム
アルデヒドメルカプクール類をキャンデイダ属、トルロ
プシス属、ロドトルラ属。
トリコスポロン属、サツカロミセス属、サツカロミコプ
シス属、バチルス属、コリネバクテリウム属、シュード
モナス属、メチロコッカス属、メチロシヌス属、メチロ
システィス属、メチロモナス属およびメチロハタチリウ
ム属の微生物の中から選ばれた微生物により硫黄原子を
選択的に酸化して一般式 %式%() (式中、Rはアルキル基またはアリール基を示し、R3
は水素またはアルキル基を示す。)で表わされる化合物
を製造することを特徴とするα−位にスルフィド結合を
有するスルホキシド類の製造方法である。
シス属、バチルス属、コリネバクテリウム属、シュード
モナス属、メチロコッカス属、メチロシヌス属、メチロ
システィス属、メチロモナス属およびメチロハタチリウ
ム属の微生物の中から選ばれた微生物により硫黄原子を
選択的に酸化して一般式 %式%() (式中、Rはアルキル基またはアリール基を示し、R3
は水素またはアルキル基を示す。)で表わされる化合物
を製造することを特徴とするα−位にスルフィド結合を
有するスルホキシド類の製造方法である。
本発明において原料として用いる一般式(I)で表わさ
れるホルムアルデヒドメルカプタール類としては、たと
えばCll:+5CllzSCtl+、 C2H55C
1(ZSC2115゜(CH3)2CH3Cl12SC
H(Cll3)2. CtllsSCH2SC4H8゜
CH3 CH3S CHS CH3 などがある。これら化合物は比較的安価な原料化合物で
あるメルカプタン類とホルムアルデヒドから容易に製造
することができる。
れるホルムアルデヒドメルカプタール類としては、たと
えばCll:+5CllzSCtl+、 C2H55C
1(ZSC2115゜(CH3)2CH3Cl12SC
H(Cll3)2. CtllsSCH2SC4H8゜
CH3 CH3S CHS CH3 などがある。これら化合物は比較的安価な原料化合物で
あるメルカプタン類とホルムアルデヒドから容易に製造
することができる。
本発明では上記ホルムアルデヒドメルカプクール類に対
して微生物を作用させ、該化合物の硫黄原子を選択的に
酸化して後記一般式(IT)で表わされるα−位にスル
フィド結合を有するスルホキシド類を製造するものであ
る。ここで用いる微生物としては各種のものがあり、た
とえばキャンディダ・アルボレア(Candida a
rborea)IAM4147.キャンディダ・シュー
トトロピカリス (C,pseudotropicalis)IAM48
43.キャンデイダ・トロピカリス(C,tropic
alis)IFOO589などのキャンデイダ属酵母;
トルロプシス・コリキュローサ旦ガulopsis
co其兵1需)IAM4426などのトルロプシス属酵
母:ロドトルラ・ルブラ(Rhy坤tOru1arub
ra)へllU3243.同Al1U3485.ロドト
ルう・マイヌータ(Rho、 m1nuta)AH11
3296などのロドトルラ属酵母;トリコスポロン・ク
タネウム謝五匹勧田副些Lcu taneum) IA
旧450などのトリコスポロン属酵母;サツカロミセス
・オキシゲナス(Saccharomycesoxig
enus)^HU3110などのサソカロミセミ属酵母
;サツカロミコプシス・リポリティカ (Saccharomyco sis l1po+yt
ica)TFO1209,同IF00746などのサツ
カロミコプシス属酵母;バチルス・ズブチリス(Bac
illus subtilis)TAM1144などの
バチルス属細菌;コリネバクテリウム・エクイ(Cor
ynebacterillmd IFO3730などの
コリネバクテリウム属細菌; シュードモナス・エスピ
ー(Pseudononas sp、)ATCC192
86,シュードモナス。
して微生物を作用させ、該化合物の硫黄原子を選択的に
酸化して後記一般式(IT)で表わされるα−位にスル
フィド結合を有するスルホキシド類を製造するものであ
る。ここで用いる微生物としては各種のものがあり、た
とえばキャンディダ・アルボレア(Candida a
rborea)IAM4147.キャンディダ・シュー
トトロピカリス (C,pseudotropicalis)IAM48
43.キャンデイダ・トロピカリス(C,tropic
alis)IFOO589などのキャンデイダ属酵母;
トルロプシス・コリキュローサ旦ガulopsis
co其兵1需)IAM4426などのトルロプシス属酵
母:ロドトルラ・ルブラ(Rhy坤tOru1arub
ra)へllU3243.同Al1U3485.ロドト
ルう・マイヌータ(Rho、 m1nuta)AH11
3296などのロドトルラ属酵母;トリコスポロン・ク
タネウム謝五匹勧田副些Lcu taneum) IA
旧450などのトリコスポロン属酵母;サツカロミセス
・オキシゲナス(Saccharomycesoxig
enus)^HU3110などのサソカロミセミ属酵母
;サツカロミコプシス・リポリティカ (Saccharomyco sis l1po+yt
ica)TFO1209,同IF00746などのサツ
カロミコプシス属酵母;バチルス・ズブチリス(Bac
illus subtilis)TAM1144などの
バチルス属細菌;コリネバクテリウム・エクイ(Cor
ynebacterillmd IFO3730などの
コリネバクテリウム属細菌; シュードモナス・エスピ
ー(Pseudononas sp、)ATCC192
86,シュードモナス。
オレオボランス(Pseudomonas oleov
orans)八TCC29347などのシュードモナス
属細菌:メチロコッカス・カブシュラタス(Meth
Iococcus 」朋可呂朋)NCIB11132な
どのメチロコッカス属細菌;メチロモナス・トリコスポ
リウム(Methylosinustrichos o
rium)NCIB11131などのメチロシヌス属細
菌;メチロシスティス・バルバムQM e t h y
I o c y s t i sparvum)NC
IBlll、29などのメチロシヌス属細菌;メチロモ
ナス・メタニカ迎且防y10mOnaSmethani
ca)NCTB11130などのメチロモナス属細菌:
メチロバクテリウム・オルガノフィラム(Methyl
obacterium立」邦皿旧l 1 um) AT
CC27886などのメチロハタチリウム属細菌等を挙
げることができる。
orans)八TCC29347などのシュードモナス
属細菌:メチロコッカス・カブシュラタス(Meth
Iococcus 」朋可呂朋)NCIB11132な
どのメチロコッカス属細菌;メチロモナス・トリコスポ
リウム(Methylosinustrichos o
rium)NCIB11131などのメチロシヌス属細
菌;メチロシスティス・バルバムQM e t h y
I o c y s t i sparvum)NC
IBlll、29などのメチロシヌス属細菌;メチロモ
ナス・メタニカ迎且防y10mOnaSmethani
ca)NCTB11130などのメチロモナス属細菌:
メチロバクテリウム・オルガノフィラム(Methyl
obacterium立」邦皿旧l 1 um) AT
CC27886などのメチロハタチリウム属細菌等を挙
げることができる。
これら微生物の培地としては、これらが生育可能な栄養
物質等を含むものであればよく、炭素源としてはメタン
、灯油、軽油等の炭化水素;メタノール、エタノール、
グリセリン等のモノ−あるいは多価−アルコール;グル
コース、シュークロース、マンノース等の糖などを単独
でもしくは2種以上を組合せて用いることができる。さ
らに、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アン
モニウム、肉エキス、ペプトン、酵母エキス等の窒素源
;リン酸水素カリウム、硫酸マグネシウム。
物質等を含むものであればよく、炭素源としてはメタン
、灯油、軽油等の炭化水素;メタノール、エタノール、
グリセリン等のモノ−あるいは多価−アルコール;グル
コース、シュークロース、マンノース等の糖などを単独
でもしくは2種以上を組合せて用いることができる。さ
らに、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アン
モニウム、肉エキス、ペプトン、酵母エキス等の窒素源
;リン酸水素カリウム、硫酸マグネシウム。
硫酸マンガン等の微量要素や生育促進物質等を適宜加え
て使用する。
て使用する。
培養は上記微生物が十分に生育、増殖しうるような条件
で行なえばよく、特別な条件を設定する必要はない。
で行なえばよく、特別な条件を設定する必要はない。
一般式(I)で表わされるホルムアルデヒドメルカプク
ール類は上記培地に適量をはじめがら添加してもよく、
あるいは所定時間培養を行なった培養液に適量を加え、
さらに培養を継続してもよい。また、培養期間中に間欠
的もしくは連続的に少量ずつ培養液に添加することもで
きる。さらには、上記微生物の培養液から菌体を分取し
たのち、これら化合物と接触させる等の方法を採用して
もよい。この場合、微生物は目的とする酸化能を有する
限り生菌体、休止菌体、死菌体、固定化菌体のいずれで
あってもよい。なお、休止菌体、固定化菌体を用いる場
合に、補酵素の一般式(II)で表わされる化合物を効
率よく製造するには、上記微生物を好気的条件下、20
〜50℃にて8〜48時間培養したのち、培養液に一般
式(1)で表わされる化合物を加え、12〜72時間培
養を継続することが望ましい。
ール類は上記培地に適量をはじめがら添加してもよく、
あるいは所定時間培養を行なった培養液に適量を加え、
さらに培養を継続してもよい。また、培養期間中に間欠
的もしくは連続的に少量ずつ培養液に添加することもで
きる。さらには、上記微生物の培養液から菌体を分取し
たのち、これら化合物と接触させる等の方法を採用して
もよい。この場合、微生物は目的とする酸化能を有する
限り生菌体、休止菌体、死菌体、固定化菌体のいずれで
あってもよい。なお、休止菌体、固定化菌体を用いる場
合に、補酵素の一般式(II)で表わされる化合物を効
率よく製造するには、上記微生物を好気的条件下、20
〜50℃にて8〜48時間培養したのち、培養液に一般
式(1)で表わされる化合物を加え、12〜72時間培
養を継続することが望ましい。
上記方法によって一般式(、■)で表わされるα−位に
スルフィド結合を有するスルホキシド類が得られる。一
般式(II)で表わされる化合物の具体例を以下に示す
。
スルフィド結合を有するスルホキシド類が得られる。一
般式(II)で表わされる化合物の具体例を以下に示す
。
CHa S CH2S CHa 。
CzHs S CHzS C2H5。
]1
(CH3)zCH−3CHzS−CH(CHa)z。
C4H3S−CH□S−C,He 。
II
CH3
CH3S CHS CH3
(実施例)
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1〜11
肉エキス5g、ペプトン15g、塩化ナトリウム5g、
リン酸−水素カリウム5gを水道水17!に溶解後
、塩酸にてpH6,0に調整した。次いで、このtff
lを500mβの坂ロフラスコに50mnずつ分注し、
オートクレーブにて120°c、15分間殺菌した。こ
の培地にフィルターを用いて無菌的に濾過した軽油0.
5mlを加え、さらに第1表に示した菌をそれぞれ1白
企耳植菌した。これを30℃で48時間振とう培養した
後、ホルムアルデヒドジメチルメルカプクール0.5m
Mを加え、さらに24時時間表う培養を続けた。
リン酸−水素カリウム5gを水道水17!に溶解後
、塩酸にてpH6,0に調整した。次いで、このtff
lを500mβの坂ロフラスコに50mnずつ分注し、
オートクレーブにて120°c、15分間殺菌した。こ
の培地にフィルターを用いて無菌的に濾過した軽油0.
5mlを加え、さらに第1表に示した菌をそれぞれ1白
企耳植菌した。これを30℃で48時間振とう培養した
後、ホルムアルデヒドジメチルメルカプクール0.5m
Mを加え、さらに24時時間表う培養を続けた。
−オキシドをガスクロマトグラフィーにより定量実施例
12 実施例3と同様の方法で48時間培養したキャンディダ
・トロピカリスIFO0589の培養液50mnを10
0OOXGで10分間遠心分離して集菌した。この菌体
に100m7!の20mMリン酸バッファー(pH6,
8)を加え、遠心分離して洗浄菌体を得、これに同しリ
ン酸バッファーを加えて全量を10mj+とした。次い
で、これにグルコース200mg、 コハク酸ナトリウ
ム109mgおよびホルムアルデヒドジメチルメルカプ
クール0.3mMを加えて30℃で24時間インキュベ
ーションを行なった。
12 実施例3と同様の方法で48時間培養したキャンディダ
・トロピカリスIFO0589の培養液50mnを10
0OOXGで10分間遠心分離して集菌した。この菌体
に100m7!の20mMリン酸バッファー(pH6,
8)を加え、遠心分離して洗浄菌体を得、これに同しリ
ン酸バッファーを加えて全量を10mj+とした。次い
で、これにグルコース200mg、 コハク酸ナトリウ
ム109mgおよびホルムアルデヒドジメチルメルカプ
クール0.3mMを加えて30℃で24時間インキュベ
ーションを行なった。
その後、遠心分離にて除菌し、水相中のホルムアルデヒ
ドジメチルメルカプクール−8−オキシドをガスクロマ
トグラフィーにより定量したところ、その生成量は0.
14mM、収率47%であった。
ドジメチルメルカプクール−8−オキシドをガスクロマ
トグラフィーにより定量したところ、その生成量は0.
14mM、収率47%であった。
実施例13
実施例8において、ホルムアルデヒドジメチルメルカプ
クールの代りにホルムアルデヒドジエチルメルカプター
ルQ、5mMを用いたこと以外は同様にして行なったと
ころ、ホルムアルデヒドジエチルメルカプクール−8−
オキシド0.32mM(収率64%)を得た。
クールの代りにホルムアルデヒドジエチルメルカプター
ルQ、5mMを用いたこと以外は同様にして行なったと
ころ、ホルムアルデヒドジエチルメルカプクール−8−
オキシド0.32mM(収率64%)を得た。
実施例14
実施例1において、供試菌株をコリネ)<クテリウム・
エクイIFO3730としたこと以外は同様にして行な
った。その結果、ホルムアルデヒドジエチルメルカプク
ール−8−オキシド′の生成量は0.4mM(収率94
%)であった。
エクイIFO3730としたこと以外は同様にして行な
った。その結果、ホルムアルデヒドジエチルメルカプク
ール−8−オキシド′の生成量は0.4mM(収率94
%)であった。
実施例15
実施例1において、供試菌株としてノ<チルス・ズブチ
リスTAM 1144を用いたこと以外は同様にして行
なった。その結果、ホルムアルデヒド′ジメチルカブタ
ール−8−オキシドの生成量は0.07mM(収率14
%)であった。
リスTAM 1144を用いたこと以外は同様にして行
なった。その結果、ホルムアルデヒド′ジメチルカブタ
ール−8−オキシドの生成量は0.07mM(収率14
%)であった。
実施例16
実施例1において、供試菌株としてシュードモナス・オ
レオボランスATCC29347を用いたこと以外は同
様にして行なった。
レオボランスATCC29347を用いたこと以外は同
様にして行なった。
その結果、ホルムアルデヒドジメチルメルカプタール−
8−オキシドの生成量は0.36mM(収率72%)で
あった。
8−オキシドの生成量は0.36mM(収率72%)で
あった。
実施例17
ホイソテンベリー等の方法(J、 Gen、 Micr
obiol、+61 205〜218頁(1970年)
により培地を調製した。
obiol、+61 205〜218頁(1970年)
により培地を調製した。
次いで、この培地50 m lを含む滅菌した500m
I2フラスコにメチロコッカス・カブシュラタス(Me
thylococcus capsulatus) N
ClB11132株を接種した。さらに、該フラスコ内
の気相にメタンおよび空気からなる混合ガス(体積比1
:1)で置換し、気密に密閉し、45℃にて2日間振と
う培養を行なった。
I2フラスコにメチロコッカス・カブシュラタス(Me
thylococcus capsulatus) N
ClB11132株を接種した。さらに、該フラスコ内
の気相にメタンおよび空気からなる混合ガス(体積比1
:1)で置換し、気密に密閉し、45℃にて2日間振と
う培養を行なった。
培養終了後、培養液を4℃にて4600Xgで10分間
遠心分離して細胞を採取した。この採取細胞をpH7,
0の20mMリン酸緩衝液(5mMMgCρ2含有)で
1回洗浄後、同様の緩衝液に0D540=20となるよ
うに懸濁せしめた。
遠心分離して細胞を採取した。この採取細胞をpH7,
0の20mMリン酸緩衝液(5mMMgCρ2含有)で
1回洗浄後、同様の緩衝液に0D540=20となるよ
うに懸濁せしめた。
得られた細胞懸濁液1m7+にホルムアルデヒドジメチ
ルメルカプクール10mMを加え、さらにギ酸ナトリウ
ムlomM、メタノール2mMを加えて45℃で1時間
反応を行なった。
ルメルカプクール10mMを加え、さらにギ酸ナトリウ
ムlomM、メタノール2mMを加えて45℃で1時間
反応を行なった。
その後、水相中のホルムアルデヒドジメチルメルカプク
ール−8−オキシドをガスクロで定量したところ、その
生成量は4.2mM、収率42%であった。
ール−8−オキシドをガスクロで定量したところ、その
生成量は4.2mM、収率42%であった。
実施例18〜21
実施例17において、微生物をメチロモナス・トリコス
ボリウム(Methylosinqs t1劇四井or
ium)NCrB11131.メチロモステイス・パル
ブム(Methylosystis匣見!LN CI
B 11129 、メチロモナス・メタニカ(Meth
ylomonas methanica) NClB1
1130またはメチロバクテリウム・オルガノフィラム
、−0jej−W初bacteriumorganop
hillum)ATCC27886を用い、培養温度1
反応温度を30℃としたこと以外は実施例17と同様の
方法で行なった。結果を第2表に示す。
ボリウム(Methylosinqs t1劇四井or
ium)NCrB11131.メチロモステイス・パル
ブム(Methylosystis匣見!LN CI
B 11129 、メチロモナス・メタニカ(Meth
ylomonas methanica) NClB1
1130またはメチロバクテリウム・オルガノフィラム
、−0jej−W初bacteriumorganop
hillum)ATCC27886を用い、培養温度1
反応温度を30℃としたこと以外は実施例17と同様の
方法で行なった。結果を第2表に示す。
(発明の効果)
本発明の方法は副反応がなく、目的とする生成物を効率
よく得ることができる。しかも、反応を行なうに際して
高価な触媒や過酸化水素などの酸化剤を用いる必要がな
い。
よく得ることができる。しかも、反応を行なうに際して
高価な触媒や過酸化水素などの酸化剤を用いる必要がな
い。
本発明により得られるα−位にスルフィド結合を有する
スルホキシド類は医薬、農薬として有用であるほか、化
学工業分野においてアルデヒド類等の製造原料等として
用いられる。
スルホキシド類は医薬、農薬として有用であるほか、化
学工業分野においてアルデヒド類等の製造原料等として
用いられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、Rは
アル キル基またはアリール基を示し、R_1は水素またはア
ルキル基を示す。)で表わされるホルムアルデヒドメル
カプタール類をキャンデイダ属、トルロプシス属、ロド
トルラ属、トリコスボロン属、サッカロミセス属、サッ
カロミコプシス属、バチルス属、コリネバクテリウム属
、シュードモナス属、メチロコッカス属、メチロシヌス
属、メチロシスティス属、メチロモナス属およびメチロ
バクテリウム属の微生物の中から選ばれた微生物により
硫黄原子を選択的に酸化して一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、Rはアルキ
ル基ま たはアリール基を示し、R_1は水素またはアルキル基
を示す。)で表わされる化合物を製造することを特徴と
するα−位にスルフィド結合を有するスルホキシド類の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3702585A JPS61195694A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | α−位にスルフイド結合を有するスルホキシド類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3702585A JPS61195694A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | α−位にスルフイド結合を有するスルホキシド類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61195694A true JPS61195694A (ja) | 1986-08-29 |
JPH0412719B2 JPH0412719B2 (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=12486106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3702585A Granted JPS61195694A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | α−位にスルフイド結合を有するスルホキシド類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61195694A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019123610A1 (ja) * | 2017-12-21 | 2019-06-27 | 株式会社カイジョー | 超音波振動子及び超音波振動子を用いた超音波洗浄装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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