JPS6119488A - 大腸菌を用いたマウスβ型インタ−フエロンの生産方法 - Google Patents

大腸菌を用いたマウスβ型インタ−フエロンの生産方法

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JPS6119488A
JPS6119488A JP13939984A JP13939984A JPS6119488A JP S6119488 A JPS6119488 A JP S6119488A JP 13939984 A JP13939984 A JP 13939984A JP 13939984 A JP13939984 A JP 13939984A JP S6119488 A JPS6119488 A JP S6119488A
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JP
Japan
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interferon
mouse
type interferon
coli
production
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JP13939984A
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Toshiaki Tanaka
利明 田中
Masanobu Naruto
成戸 昌信
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Toray Industries Inc
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Japanese Foundation for Cancer Research
Toray Industries Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/555Interferons [IFN]
    • C07K14/565IFN-beta

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マウスβ型インターフェロンを大腸菌内で生
産するように作成された発現プラスミド、および該プラ
スミドによる大腸菌形質転換株を用いたマウスβ型イン
ターフェロンの生産方法に関する。
[従来の技術] インターフェロンは抗ウィルス作用、抗癌作用をはじめ
とする多面的作用を持つ糖たんばく質であり、その臨床
応用が期待されている。
このようなインターフェロンの作用を前臨床的に評価す
る場合、その種特異性が大きな障害となる。たとえば抗
癌作用を検討する場合、ヌードマウス−ヒトインターフ
ェロンのようなモデル系が用いられているが、この系で
は移植したヒトの癌細胞に対するインターフェロンの直
接作用を見ることはできるが、免疫系を介したインター
フェロンの間接的抗癌作用を評価することはできない。
インターフェロンの間接作用を評価覆るには、マウス−
マウスインターフェロンのホモジニアスな系を構築する
必要がある。これにより初めてインターフェロンと免疫
系に関連した生体防御機構との関係の解明という興味あ
る問題への取り組みが可能となる。
従来はマウス細胞培養により産生されるインターフェロ
ンの学的、質的制約があり、研究進展への隘路となって
いた。上記の目的のため高純度のマウスインターフェロ
ンを大量に入手するには、遺伝子操作の手法を用いるこ
とが効果的である。
すでにマウスα型インターフェロンについてはヂl−リ
ッヒ大のワイズマンらが(Nucl 、 Ac1d 、
Res、11,555 (1983))、また、マウス
γ型インターフェロンについてはジエネンアク社 グツ
デルらが(proc 、 Natl 、△cid 。
Sci、USA   80.5842(1983)) 
 、大腸菌内でのクローニング発現に成功している。
マウスβ型インターフェロンについては、従来マウスし
細胞やC−243細胞等を用いた細胞培養により得られ
ていたが、この方法ではα型、β型インターフェロンの
混合した状態で生産され、分離が困難である、培養に時
間がかかる、大量生産には不向き、など多くの欠点があ
った。最近、遺伝子操作の手法を用いて癌研 呑口らは
マウスL細胞より、マウスβ型インターフェロン構造遺
伝子と、そのシグナル配列を含むcD N Aを分則し
、更にサルの008−7細胞でのその発現を確認してい
る。(J、13io1 、 Qhem 、 258.9
また、筑波大の山板らは、上記cDN△を用いてマウス
β型インターフェロンを枯草菌α−アミラーゼどの融合
たんばく質を形成させ、枯草菌、菌体外に分泌生産させ
ている。
以上の方法は学問的には興味がある方法ではあるが生産
に関する限り、サル細胞の系では従来の   登マウス
の細胞培養の系と何ら変りがなく、生産量が低く、また
培養に時間と手間−のかかることから、大量生産には不
向きである。また枯草菌を用いた系では、その生産量が
低いこと、および得られるたんばく賀がマウスβ型イン
ターフェロンとα−アミラーゼとの融合たんばく質であ
り、純品ではないことが大きな欠点である。すなわち、
実際に前臨床研究に使用できるだけのマウスβ型インタ
ーフェロンを純粋に、かつ大量に得る系は全く確立して
いなかった。
[発明が解決しようと(る問題点] 本発明は、前記の欠点を解消し、前臨床研究へのマウス
β型インターフェロンの大量供給を行な、    うこ
とを目的に、大腸菌を用いたマウスβ型インターフェロ
ン生−系を開発し、多量生産を達成しようとするもので
ある。
[問題を解決するための手段] 本発明は、マウスβ型インターフェロンを大腸菌内で生
産するように作成された発現プラスミド、該プラスミド
により形質転換された大島菌株、および該大腸菌形質転
換株を用いたマウスβ型インターフェロンの生産方法に
関する。
大腸菌内でのマウスβ型インターフェロン発現プラスミ
ドの作成は、大llI菌内で作用するプロモーターの制
御下にSD領領域配し、さらに翻訳開始の遺伝暗号であ
る△TGまたはGTGコドンを付与したマウスβ型イン
ターフェロン構造遺伝子を連結することにより達成され
る。
大腸菌内で作用するプロモーターとしては大腸菌が本来
持つプロモーターの他に他の菌株由来のDNAであって
も大腸菌内でプロモーター活性を持つもの、また合成さ
れたDNA断片でプロモーター活性を持つものでもよい
。好ましくは、trp。
Iac 、 rec A 、 tufβ、 omp A
、 omp C,rrn 。
topの遺伝子のプロモーターのように1次構造の解明
されているいわゆる゛強い″プロモーターを用いること
が良い。
SD配列は、リボゾームRNへの結合部位であり、翻訳
には必須の領域である。本発明においては、SD配列に
ついても特に限定するものではなく、翻訳を行なうため
の機能を保持しておればよい。また、たとえば、トリプ
トファンプロモーターに対しラクトースオペロンのSD
配列を結合させるというような、雑種形の発現系を構成
してもよい。
このようにして作成された発現系にマウスβ型インター
フェロン構造遺伝子を連結する必要がある。マウスβ型
インターフェロン構造遺伝子はプラスミドpMβ−3よ
り得られる。pMβ−3の製作方法および構造は、J、
 Biol 、 Chem 、 258.9521−9
529 (1983)に報告されている。この方法は、
ニューカッスル病ウィルスによりインターフェロン生産
を誘発したマウスし細胞よりメツセンジャーRNAを分
取し、その中のインターフェロンβを生産し得る分画に
よりcD N Aを作製し、これをpBR322のp 
st 1部位に挿入する。得られたプラスミドのうちヒ
トβ型インターフェロン遺伝子とハイブリダイズするも
のを検索することにより、マウスβ型インターフェロン
構造遺伝子を含むプラスミドpMβ−3を得ることがで
きる。l)Mβ−3の構造はそのPSt1部位に、マウ
スし細胞由来のマウスβ型インターフェロン構造遺伝子
と、そのシグナル配列をコードする遺伝子を含むcD 
N Aを挿入している。このシグナル配列をコードする
遺伝子を除去し、更に成熟型マウスβ型インターフェロ
ンのN末端のアミノ酸イソロイシンをコードするATC
の前に大腸菌での翻訳開始暗号ATGまたはGTGコド
ンを付与する必要がある。
シグナル配列をコードするDNAの除去については、例
えば、シグナル配列をコードする遺伝子中に存在するB
alHr部位で切断した後、3a131消化し、その後
3a13’1消化がちょうどマウスβ型インターフェロ
ンたんばく質N末端のイソロイシンをコードするATC
の前で停止しているクローンを選択する方法や、インタ
ーフェロン構造遺伝子内の3StJ部位で切断し必要な
5−末端のDNA部位を合成により得る方法などがある
。後者の方法を用いた方が良い結果が得られやすい。
また用いる制限酵素部位は5st1部位以外のものでも
良く、極端な場合、マウスβ型インターフェロン構造遺
伝子を全合成し、シグナル配列をコードするDNA部分
を除去できる。
ATGまたはGTGコドンの付与については、合成りN
Aを用いて、5′末端の遺伝子部分を作製する場合には
、あらかじめマウスβ型インターフェロンたんばく質の
N末端アミノ酸イソロイシンをコードするATCの前に
ATGまたはGTGコドンを連結するようにDNA合成
を行なうことにより達成される。また、Ba131消化
を行なった場合は、ATGまたはGTGコドンを3′末
端に持つリンカ−DNAをインターフェロン構造遺伝子
の前部に連結することにより達成される。
以上のようにプロモーター、SD配列、ATGまたはG
TGコドン、マウスβ型インターフェロン構造遺伝子を
この順に連結することにより、発現プラスミドの作製は
達成きれる。
得られたプラスミドを用いて、大腸菌を形質転換するに
は、公知の方法[例χばJ、 Bact 、 119.
1072−1074 (1974)]に従い、塩化カル
シウム処理した大腸菌とプラスミドDNAを接触させる
ことにより行ない得る。
形質転換された大腸菌株について、天然培地、半合成培
地、合成培地を用いて培養することによりマウスβ型イ
ンターフェロンの生産は達成される。
好ましくは、たとえば発現系にトリプトファンプロモー
ターを用いた場合には、インドールアクリル酸を培養途
中に加え、インターフェロンの生産を誘導することが良
い。他のプロモーターを用いる場合も、それぞれ特有の
誘導剤を用いることが好ましい。このことにより、マウ
スβ型インターフェロンの生産量は増大する。
以上の如く得られたマウスβ型インターフェロンを生産
する大腸菌を、公知の方法、たとえば酵素処理、音波処
理、播潰法、加圧処理などにより破砕することにより(
堀江武−1山下仁平編集二[蛋白質・酵素の基礎実験法
JF13−7 (1981)南江堂)、粗インターフェ
ロン抽出液が得られる。
さらに、得られた粗インターフェロン抽出液から公知の
方法、たとえば塩析、限外−過、イオン交換、ゲルー過
、アフィニティークロマトグラフィー、電気泳動等の方
法、あるいはこれらを組合わせることによって(堀江武
−1山下仁平編集=[蛋白質・酵素の基礎実験法Jp1
8−382(1981)南江堂)、高純度のマウスβ型
インターフェロンを得ることができる。
上記の操作により得られたインターフェロンは抗マウス
β型インターフェロン抗体により中和される。
[発明の効果] 以上のように本発明は、従来なし得なかったマウスβ型
インターフェロンの大腸菌における生産系を確立したも
のである。大腸菌を用いた系は、他の細胞培養や微生物
の系よりもはるかに生産性が高いため、大量生産には非
常に有利である。
本発明でも、他の生産系が1万(J/ml以下のインタ
ーフェロン生産量であるのに対し90万U/1と約10
0倍の生産量を達成した。
このように大量のマウスβ型インターフェロンが得られ
れば、前臨床研究への供給も可能となり、インターフェ
ロンの免疫調節剤としての役割が明らかにされるであろ
う。
以下にトリプトファンプロモーターを用いて高い発現効
果を持つプラスミドを作成し、マウスβ型インターフェ
ロンの大量生産を実施した例を示す。
[実施例1] マウスβ型インターフェロン発現プラスミドp61gl
uβ11の作成 p5muβ11は、まずI)Mβ−3のマウスβ型イン
ターフェロン構造遺伝子を含むDNA断片とpKM6(
t−リプトフアンプロモーターを持つ発現ベクター)と
を連結してプラスミドpKM6−muβを作製し、次に
このI)KM6−muβのマウスβ型インターフェロン
構造遺伝子内のS st 1部位を切断し、必要な5′
−末端のDNA部分を合成して作製した。
(1)  11KM6−muβの作製 pKM6−muβ作製方沫の概略作製方図に示す。
J、Biol 、Chem 、258.9522〜29
(1983)に記載の方法に従い作製したpMβ−3を
psti消化した後、T4DNAポリメラーゼにより平
滑末端とする。これにBa1llHIリンカ−を結合さ
せ、(3amHI消化した後、アガロースゲル電気泳動
により、マウスβ型インターフェロン構造遺伝子を含む
約0.7KbのDNA断片を分取した。pKM6はトリ
プトファンプロモーター支配下にヒトβ型インターフェ
ロン遺伝子を発現するように組み立てられたプラスミド
pKT1−9の5D−ATG間の塩基配列を修飾するこ
とにより得たプラスミドである。5D−ATG間の配列
はGGTTTGAAATCGATGである。
pKTl−9の作製方法および構造はすでに報告されて
いるpF I Ftrp 69 (Nucleic  
Ac1d 。
Res、8.4057〜4074(1980))と同一
であるが、pKTl−,9作製の場合には、ヒトβ型イ
ンターフェロン遺伝子の前の制限酵素部位としてC1a
lを用いた。pKTl−9の作製はヒトβ型インターフ
ェロン構造遺伝子を含むDNA断片、ベクターDNAで
あるpBR322、トリプトファンプロモーターを含む
DNA断片の3者を連結することにより達成される。こ
のプラスミドの5D−ATG間の塩基配列は、GGTA
TCGATGである。前記のpMβ−3とは別にpKM
6を3amHI消化し、これと上記のDNA断片を混合
、T4DNAリガーゼにより連結した後、エシェリヒア
 コーライ(Escherichia  coli。
以下E、(ioliと略す)MC1061LJ、Mol
Biol 、 138.179 (1980) )を形
質転換した。形質転換株の選択はアンピシリン200μ
g /mlを含むLB培地で行なった。得られたアンピ
リジン耐性株276株中21株がテトラサイクリン感受
性であり、新しいDNA断片を挿入していると考えられ
た。次に断片の挿入方向を決定するため、21株の上記
形質転換株よりアルカリ−5OS抽出法によりプラスミ
ドD N−Aを抽出し、C1a1.5st(消化を行な
った。その結果、8株がトリプトファンプロモーターと
マウスβ型インターフエロン椙造遺伝子の転写方向が同
一であるプラスミド11に、M 6− muβを保持し
ていた。
(2)  p6muβ11の作製 p6muβ11作製の概要について第2図に示す。
(1)で得られたpKM6−muβについてC1al−
S st I消化した後、アガロースゲル電気泳動を用
いて、約5.IKbのDNA断片を分取した。
これとは別にC1al−8StI部位のDNA断片につ
いて合成りNAオリゴマーより作製した。第3図にその
概略を示す。 目的とするDNA断片の長さは58bp
であり5′末端にC181部位、3末端に5St1部位
を持つ。さらにこのDNAはマウスβ型インターフェロ
ン構造遺伝子の3 st ■部位より上流部位に相当し
、末端のイソロイシンをコードするATCコドンの前に
、大腸菌の翻訳開始コドンA T Gが付与されている
。このDNAを鎖長さ9塩基〜18塩基の9本に分けて
合成を行なった。次に■と■を除く他のオリゴマーにつ
いてT4ポリヌクレオチドキナーゼを用いて5末端のリ
ン酸化を行なった後、■〜■を混合し、70℃に加熱し
た後に冷却することによりアニーリングを行なった。次
にT4DNAリガーゼを用いて各オリゴマーを連結−し
た後、ポリアクリルアミドゲルにより58 bpのDN
A1!i片を分取した。ここで得た5 8 bp□ N
 A断片と先に得た約5.IKbDNA断片を混合、T
4DNAリガーゼにより連結し、E、coli  MC
1061を形質転換することによりE、 coli  
MC1061/ p6muβ11(微工研菌寄第766
2号)を得た。得られたアンピシリン耐性形質転換株に
ついて、32p−ラベル化した■の合成オリゴマーをプ
ローブに用いてコロニーハイブリダイゼーションを行な
ったところ、130株中120株が陽性であった。これ
らの中から代表株12株を選びプオスミドDNAを抽出
し、その制限酵素地図を決定したところ第2図に示tp
6muβ11の構造を持っていた。
[実施例2] トリプトファンプロモーターを持つ発現ベクターとして
pKM6の代りに11KM4を用い、実施   。
例1と同様の操作を行なった。pKM4はトリプトファ
ンプロモーターの支配下にヒトβ型インターフェロン遺
伝子を発現するプラスミドpK T 3−8の5D−A
r1間の塩基配列を修飾することにより得られる。5D
−Ar1間の塩基配列は、GGTTTGGTCTAGA
TGである。DKT3−8はすでに報告されているプラ
スミドpFIFtrp 69 (Nucleic  A
aid 、 Res、 8.4057−4074 (1
980))と同一である。pKM4をベクターとして用
いる場合は実施例1で使用した制限酵素QlalをX 
ba lに変更すればよい。pKM4のXbar−Ba
IllH1部位にXbal−8st lの合成りNA断
片と5stI −BamHIのマウスcD N A由来
のDNA断片を挿入することにより発現プラスミドの作
製は達成された。この場合、合成オリゴマーとしては、
実施例1の■の代りにdとして5’−CTAGATGA
TCAを用いた。■′を用いることにより得られる合成
りNA断片は5′末端にX ba 1部位を有すること
になる。以上の操作で得られたマウスβ型インターフェ
ロン発現プラスミドp4muβ■を用い、E、coli
MC1061を形質転換することによりF、coliM
C1061/ D4muβ1を得た。
[実施例3] 実施例1および2で得られたマウスβ型インターフェロ
ン発現プラスミドを保持する大腸菌、E。
coli  MC1061/ p6muβ11 、E、
 coliMC1061/ p4muβ1にツイテ、そ
れぞれ培養を行ない、インターフェロン力価を調べた。
上記2株をLB培地(バクトドリプトン10g、酵母エ
キス5g、食塩5(]、グルコース2gを水1αに溶解
し、水酸化ナトリウムでpH7,1に調整する)を用い
30℃、8時間培養した後、この培養液0.21を10
1のM9培地(リン酸1カリウム0.3%、リン8!2
ナトリウム0.6%、食塩0.5%、塩化アンモニウム
0.1%、グルコース1%、カザミノ酸1%、硫酸マグ
ネシウム1111M1ビタミン815μQ/if、アン
ピシリン200μg/l)に接種し、30℃で15時間
培養を継続した。次に、トリプトファンオペロンの誘導
物質であるインドールアクリル酸を10μq/ml加え
、さらに4時間培養した後、培養液を1 ooooQ、
4分の遠心分離により集菌し、生理食塩水で洗浄した。
この菌体を11のりゾチーム3u、EDTA2m M、
食塩30mMを含む1へリス−塩酸緩衝液(1)87.
5>に懸濁し、水中で60分間放置する。凍結融解を2
回くり返し菌体を破砕した後、30000(] 、20
分の遠心分離により細胞残滓を除去したものをインター
フェロン定量用の粗抽出液とした。
マウスβ型インターフェロンの定量は山水と用出の方法
(Virolo(1103,80(1980) )によ
り、マウスL細胞、V esicular  stom
atisvirusを用いたCPE50法をとった。標
準インターフェロンとしてはNIHマウス標準インター
フェロンと、すり合せを行なった培養細胞由来のα型と
β型インターフェロン混合物185LJ/m!を用いた
。結果を第1表に示す。
第1表
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例1のプラスミドl)KM6−muβ作製
の概要を、第2図は実施例1のプラスミド06+auβ
11作製の概要を示したものである。第3図は実施例1
の合成オリゴマーからのDNA断片の作製方法の概要を
示したものである。 1・・・マウスし細胞由来のcDNA、2・・・マウス
β型インターフェロン構造遺伝子、3・・・トリゾ  
゛トフアンプロモーター、4・・・ヒトβ型インターフ
ェロン構造遺伝子 特許出願人  財団法人 癌研究会 特許出願人  東 し 株式会社 代  理  人    中  利    至第2図 1 釘10−−慟 一、i/;−。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マウスβ型インターフェロンが大腸菌内で生産さ
    れるように、該インターフェロンをコードするDNA断
    片が翻訳開始信号とともに、プロモーター制御下に組み
    込まれていることを特徴とする組み換え体プラスミド。
  2. (2)マウスβ型インターフェロンが大腸菌内で生産さ
    れるように、該インターフェロンをコードするDNA断
    片が翻訳開始信号とともに、プロモーター制御下に組み
    込まれている組み換え体プラスミドにより形質転換され
    た大腸菌株。
  3. (3)マウスβ型インターフェロンが大腸菌内で生産さ
    れるように、該インターフェロンをコードするDNA断
    片が翻訳開始信号とともに、プロモーター制御下に組み
    込まれている組み換え体プラスミドにより形質転換され
    た大腸菌株を培養し、培養物中にマウスβ型インターフ
    ェロンを生成蓄積せしめ、該培養物からマウスβ型イン
    ターフェロンを採取することを特徴とする大腸菌を用い
    たマウスβ型インターフェロンの生産方法。
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