JPH01296996A - 新規ペプチド - Google Patents

新規ペプチド

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JPH01296996A
JPH01296996A JP63126981A JP12698188A JPH01296996A JP H01296996 A JPH01296996 A JP H01296996A JP 63126981 A JP63126981 A JP 63126981A JP 12698188 A JP12698188 A JP 12698188A JP H01296996 A JPH01296996 A JP H01296996A
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JP
Japan
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peptide
present
gene
structural gene
boc
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JP63126981A
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Akira Kaji
梶 昭
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Individual
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
を産業上の利用分野] 本発明は、新規な生理活性ペプチドに関するものである
。 [従来の技術おまひ問題点] 現在、腸管由来のベグタイドホルモンか数多く知られて
おり、中でもVIPは、血管拡張作用、血圧降下作用、
気管支拡張作用などの有用な薬理作用か知られている。 また、ヒトV I PとブタVIPが全く同一であるよ
うに、動物種によるペプチド配列の変異が少なく、消化
管以外にも多くの器官でその存在が確認され、最近では
、ある種の神経伝達物質として、認識されるようになっ
て来ている重要なペプタイドである。 しかし、天然のヒトVIPを、動物の臓器よりの抽出や
、有機化学合成により生産することは、コスト面より採
算が採れず、また、遺伝子組換えによる生産も、C末端
がアミドであることから、容易には生産出来ないため、
医薬品として市場に供されることのないまま今日に至っ
でいる。 E問題点を解決するための手段] 本発明者は、経済効率の高い遺伝子組換えによる生産が
可能なヒ1−VIP様活性を有するペプチドを得るべく
そのペプチド配列について、種々検J1を行った結果、
下記式 %式% Asn−5er−1le  L eu−Asn−OHで
表される新、規ベグチドか、ヒ)VIPと同等の薬理作
用を有し、かつ遺伝子組換えにより容易に生産できるこ
とを見いだし、本発明を完成した。 即ち、本発明は、下記式 %式% で表される新規ペプチド(以下、本発明の化合物と称す
る)である。 上述した本発明の化合物の構造式、および以下の説明に
おいては、Hisは、L−ヒスチジン、Serは、L−
セリン、AspはL−アスパラギン酸、AlaはL−ア
ラニン、Valは、L−バリン、Pheは、L−フェニ
ルアラニン、T)irは、L−スレオニン、Asnは、
L−アスパラギン、Tyrは、し−チロシン、Argは
、L−アルギニン、Leuは、L−ロイ・6/ン、Ly
sは、L−リジン、Glnは、L−グルタミン、Ile
は、■、−インロイシンをそれぞれ意味する。 本発明の化合物は、液相法、同相法による一般的なペブ
タイドの有機化学合成法によっ°Cも製造できるが、大
腸菌等を用いた遺伝子組換え法により、容易に大量生産
できるという特徴を有しているので、遺伝子組換え法に
より生産するのが好ましい。 以下に、本発明の新規ペプチドの製造方法について、説
明する。 1)構造遺伝子 1)遺伝子の設計 本発明のペプチドは、新規ペプチドであり、天然には存
【7ないため、その構造遺伝子を合成しなけれはなら
ないが、本発明の新規ペプチドを構成するアミノ酸をコ
ー ドするDNA配列のらち、大腸菌での利用度の高い
配列を選び、また、A−T塩基対に富む領域が連続しな
いこと、また、この構造遺伝子を合成するための部品と
なる合成フラグメントが分子内自己相補性塩基配列を有
しないこと、繰り返し配列を有しないこと、30塩基程
度の大きさになること、3゛末端がAでないことに留意
して設計する。 従って、本発明で筐用する新規ペプチドの構造遺伝子の
好ましい具体例は、後記の実験例および遺伝子設計図に
示した塩基配列のものである(図中、この構造遺伝子は
、Hi s Iこ対応するCΔCからA s nに対応
するAACの部分までである)。 この構造遺伝子を発現させる方法は、例えば、大腸菌の
ラクトースオペロンのβ−ガラクトンダーゼの構造遺伝
子中にこの遺伝子を挿入して、融合蛋白として発現させ
ることができる。すなわち、まず、構造遺伝子の5′末
端側には、臭化ジアン分解のためのMet(L−メチオ
ニン)のコドンを、3′末端側には、終止コドンを設け
る。この際、終止コドンは、2つ以上つなげることが好
ましい。 また、構造遺伝子の5′末端側には、臭化ンアン分解の
ためのMetのコドンのATGの代わりlこ化学的分解
方法の一種であるN−ブロモコハク酸イミドによろうす
解のための1”rp(I−l−リプ]・ファン)のコド
ンを設けてもよく、また、蛋白分解酵素の一種である血
液凝固因子Xaの認識Vるr l e−G I u−G
 I y−Ar gに相当するコドンあるいは、トロン
ビンの認識するV a I −Pro−Argに相当す
るコドンを設けてもよい。 l】)合成 北記のように設計した遺伝子を合成するには、七−両鎖
のそれぞれについて、これをいくつかの7ラグメントに
分けてこれらを化学的に合成し、各々のフラグメントを
結合する方法によればよい。 各鎖は、18〜30塩基からなり、各々が10〜12塩
基ずつ重なるように、8程度度のフラグメントに分ける
のが好ましい。 各7ラグメントの合成法どしては、固相法、液相法lこ
よる合成方法があるが、ホスホルアミダイト法による固
相合成法によるのがもっとも好ましい。 i)精製 フラグメントを合成する際、鎖長が長くなると不純物か
多くなり、−船釣に精製が困難になるが、精製するには
、ホスホルアミダイ1−法によるオリゴヌクレオチド合
成の中間体である5′水酸基の保護基の付いたオリゴヌ
クレオチドを逆相高速液体クロマトグラフィー(逆相H
PLC)で分取し、保護基を除いた後、更に陰イオン交
換カラムクロマトグラフィーを用いて分取した後、脱塩
することで達成出来る。 ■)リン酸化および結合 5′末端7ラグメントを除く各フラグメントは、T4−
キナーゼでリン酸化し、それぞれの反応液において、酵
素を不活性化した後、混合し、脱塩した。脱塩したフラ
クションを濃縮し、5′末端フラグメントを加えて、9
0〜100 ’C!加熱したうえでゆっくり冷却して、
アニールさせ、さらにT、−DNAリガーゼを用いて反
応させることにより結合し、構造遺伝子断片として得る
ことができる。 ■)β−ガラク1−/ダービ発現系を有するベクターの
調製 本発明においては大腸菌染色体DNA由来のβ−ガ2タ
ト/ダーゼの構造遺伝子とその発現のためのプロモータ
ー等の発現システムを有し、大腸菌内で増殖可能なさま
ざまなプラスミドを用いることが可能であり、それらの
グラスミドを調製するにあたっては、公知の常法に従っ
て行うことができるが、既にβ−ガラクトシダーゼの構
造遺伝子が導入されたplBl (ATCC31449
)等のプラスミドより、β−ガラクトシダーゼの構造遺
伝子を得ることが好都合である。この遺伝子の適当な場
所に、目的とするベプタイドの構造遺伝子を組み込むこ
とで、β−ガラクトシダーゼとの融合蛋白が作られる。 3)プラスミド組換え分子 前記のβ−ガラクトシダーゼの構造遺伝子を本発明のペ
プチドの構造遺伝子を含むプラスミドに一般の遺伝子組
換えの操作によって組込むことにより、プラスミド組換
え5子を構築する。 本発明の具体例で1よ、ベクターとしてpBR322を
使用し、その制限酵素EeoRIとBamHlで切断さ
れた大きいほうのフラグメントに本発明のペプチドの構
造遺伝子を含む遺伝子を組込み、史にβ−ガラクトシダ
ーゼの構造遺伝子を組込むことによって、組換え分子と
している。本発明では、このプラスミド組換え分子をp
Y1005と命名した。 4)形質転換 i)宿主菌 が1記のような本発明のペプチドの構造遺伝子を組込ん
だプラスミド組換え分子、例えばpY1005を用いて
、形質転換させる宿主細胞としては、大腸菌株RRIΔ
M15(ATCC35102)、J M l 01、J
M105等の大腸菌に12株の誘導体であって、ラクト
ースオペロンのしプレツサー活性の高いIac  i”
の宿主が望ましい。 ■)形質転換 常法により形質転換する。 山)形質転換体 形質転換体の具体例としては、宿主細胞としての大腸菌
株RRIΔM15を、例えばpY1005を用いて形質
転換さゼたRRIΔM15(pY1005)が挙げられ
る。 5)ペプチドの産生 1)形質転換体の培養 形質転換体の培養に当たっては、L−培地、M9培地、
M9−カザミノ酸培地、高リン酸培地、高リン酸−カザ
ミノ酸培地等を用いることができ、こねにイソプロピル
チオガラクトシド(IPTG)を添加し、更に培養する
ことにより、本発明のペプチドとβ−ガラクトシダーゼ
の融合蛋白(以下融合蛋白と省略する。)を量産するこ
とができる。 i)融合蛋白の精製 大腸菌で発現した融合蛋白は、大腸菌を超音波破砕後、
遠心分離することによって、水不溶性画分として得るこ
とができ、この操作により大腸菌中の多くの水可溶性蛋
白との分離が可能である。 この時点での水不溶性画分には、融合蛋白の他に、膜蛋
白が存在するため、トリトン−xio。 等の界面活性剤による膜蛋白の可溶化を行って、不溶性
の融合蛋白を得るかまたは、塩酸グアニ・ノン溶液を含
む緩衝液を用いたゲル濾過ならびにイオン交換ツノラム
を用いた精製等を行うことで分離可能である。 また、更に抗β−ガラクI−シダーゼ抗体、抗VIP抗
体を適当なカラム担体に保持させたイムノアフィニティ
ーカラムクロマトグラフィーにイ寸すごともできる。 1ii)融合蛋白の分解 融合上白を分解し、本発明のペプチド全切り出すために
は、上記のように精製した融合蛋白がMetを介して結
合している場合は、臭化シアンを用いて、β−ガラク[
・ンダーゼ七本発明のベブチドヲ連結しているメチオニ
ンを分解す−ることで得られるが、Trpを介しで結合
している場合においては、N−ブロモコハク酸イミドを
用いることで化学的に分解される。 また、I l c−G l u−G I y−Ar g
を介して結合している場合は、血液疑固因子Xaを用い
て、また、Val−Pro−Argをfして結合してい
る場かは、l−c+ンヒンを用いて酵素的に分解するこ
とかでさる。 1ν)本発明のペプチドのFi’を製 融合蛋白を上記のように分解して得られたペプチド混合
物より本発明の化合物を精製するには、逆相1(P L
 CJダよび陽イオン交換高速液体クロ1トゲラフイー
(陽イオン交換!−I P L C)に付すことにより
なされるが、更に、抗VIP抗体を用いたイムノアフィ
ニティーカラムクロマトグラフィーに付すことにより、
効率的な精製を達成することかで謝る。 V)本発明のペプチドの確認 このようにしで、得られた本発明のペプチドは、アミノ
酸組成分析、エドマン分解によるアミノ酸配列分析およ
び抗V I り抗体よ6(ムノアノセイ!こより、確認
することができる。 F実施例1 実施例1゜ (C[
【−)゛1ヘキンカルポニル−1,−アスパラギ
ンの結罰した4−(オキシメイル)フLニルアセトアミ
ドメチル樹脂(アプライドバイオシステム社製)0 、
51amoffを塩化メチレン中、50%i−リフロロ
酢酸で処理しr、1ert−ブトキンカルボニルM ヲ
はずし、tert−ブI・キシカルボニル−し−ロイシ
ン(アプライドバイオシステム社製)2mmolをジシ
クロへキシルカルボジイミドを用いて結合させた。 以下、B o c−アミノ酸を、Ile、Ser、As
n1Leu、Tyrs Lys、Lys。 Vals Ala、Leu、G1n5 Lys。 Arg、Leu、Arg、Thr、Tyr。 Asn、Asp、Thr% Phe、Va l、Ala
SAsp、Ser、Hisの順で結合させ反応液を得た
。 以上の反応は、アプライドバイオシステム社製のペプチ
ドシンセサイザ・−モデル430AにJ:り行った。 結合反応終了後、この樹脂をアニソールBよびエチルメ
チルスルフィドの存在下、フッ化水素酸を加え、−20
°Cで30分、ついで0℃で10分間反応させて、脱保
護および樹脂からの脱離を行い、2N−酢酸を用いて溶
解し、凍結乾燥後、逆相HP L Cにより精製し、白
色粉末120!9を碍た。 以上のようにして生産され!−ペプチドの構造は、アミ
ノ酸配列をペプチド/−タエンサ= (アプライドバイ
オシステム社製・モデル477A)により、エドマン分
解して得られl−フェニルチオヒダントイン(P T 
1−()アミノ酸を逆相HP I−Cで分析することI
こより所望のアミノ酸配列を何することを確認した。 実施例2゜ 1)本発明のペプチドの構造遺伝子を含む遺伝子の製造 りフラグメントのα成 本発明のペプチドの構造遺伝子を含む遺伝子(後記第1
図参照、以下遺伝子lとする。)の構成は、以下に示す
8フラグメントからなるかこのフラグメントの合或は、
D N A合成機(アプライドパイオンステム社W、3
80A)を用いて、ホスホルアミダイト法により固相合
成した。 ■5’−AATTCATGCACTCTGACG■5″
−CAGTGAATACAGCGTCAGAGTGCA
TG ■5’−CTGTATTCACTGACAACTACA
CTCGTC ■5’−TGTTTACGCAGACGAGTGTGT
TGT ■5’−TGCGTAAACAGCTGGCAGTAA
G ■5’−TCAGGTATTTCTTAACTGCAG
C ■5’−AAATACCTGAACTCTATCCTG
AACTGATAG ■5°−GATCCTATCAGTTCAGGATGA
GT 以上の7ラグメントの精製に当たっては、それぞれ、D
NA合成機による固相合成終了後、得られた塩基及び5
′水酸基の保護基の付いたオリゴヌクレオチドを含むア
ンモ、−ア溶液を55°C,5時間加熱して、塩基の保
護基を外し、反応後アン七ニアを減圧留去した後、逆相
HPLCに付して、5′水酸基の保護基のみ付いたオリ
ゴヌクレオチドを分取した。得られたフラクションを8
0%酢酸で室温15〜30分処理して、5′水酸基の保
護基を除去し、減圧留去俊、陰イオン交換カラム(DE
AE−2sw)に付し、オリゴヌクレオチド画分を得た
。これをゲル濾過カラム(セファデックスG25)で脱
塩しで、それぞれのフラグメ ン ト をt与l二。 11)リン酸化 上記■〜■のフラグメント各800 pmolをそれぞ
れ60鰭 トリス塩酸緩衝液(pH7,5)、10xM
 Mg Cl 2.15RM2−メルカプトエタノール
、0.08.MATPからなる混合液に加え、更に、T
4−キナーゼ 25単位(BRL社製)を加えて、37
°C,2時間反応させた。反応後、65”C,15分加
熱して、酵素を不活化した後、各反応液を合し、ゲル濾
過カラム(セファデックスG50)でまとめて、脱塩し
た。 iii )フラグメントの結合 脱塩後のフラクションを遠心濃縮機で濃縮後、更に、■
、■のオリゴヌクレオチド7ラグメント各1600pm
olを、50 IN  トリス塩酸緩衝液(pH7,6
)、lO關MgCl□からなる上記■〜■のリン酸化し
たオリゴヌクレオチドフラグメントの混合液に加え、9
0°C13分加熱後、ゆっくり冷却して、アニールさせ
た。冷却後、反応液を201@の濃度となるようジチオ
スレイ]・−ルを加え、更に、l xMの濃度となるよ
うにATPを加えて、T、DNAリガーゼ2000単位
(NEB社装)を用いて、16°0,19.5時間反応
させた。 1v)v4製 反応液を厚さ2II1mの10%ポリアクリルアミド電
気泳動(PAGE)に付し、目的の長さ(98bp)の
バンドを切り出した。切り出したゲルから電気的にNA
−45ペーパー(Scbleicber & 5chu
elf社製)にDNAを吸着させl−後、ペーパーを1
MNacl、20i1i11−リス塩酸緩衝液(p H
8,0) 、0.1.14 EDTAからなる高塩濃度
緩tj液中65°C,1時間加熱することにより溶出し
た。この溶液を7エノール及びエーテルで不純物を除い
た後、2.5倍量のエタノールを加え、エタノール沈澱
を行′つた。 V)リン酸化 このようにして得た遺伝子は、それぞれ、5′末端がリ
ン酸化されていないため、これを603I8トリス塩酸
緩衝液(pI−17,5) 、l O鰭MgC1゜、1
5鰭 2−メルカプトエタノール、0.081MATP
からなる混合液に加え、更に、T4−キサーゼ 25単
位(BRL社製)を加えて、37°C12時間反応させ
た。反応後、65°C115分加熱して、酵素を不活化
した後、ゲル濾過カラノ、(セファデックスG50)で
脱塩し、遺伝子フラグメント(VIP98)(後記第1
図参照)として精製した。 vi)ベクターの調整 プラスミドI)BR322(7アルマシア社製)81!
9を10次M トリス塩酸緩衝液(p H7、5)、1
0鰭MgCl2.1鰭ジチオスレイトール、10011
4Nac!からなる混合液に加え、これに、制限酵素E
coRI  160単位および制限酵素BamH115
0単位を加えて、37℃、2時間反応させた後、反応液
を0.6%アガロースゲル電気泳動で分離し、大きいほ
うのフラグメントをNA−45ペーパーに吸着させた後
、ペーパーを1MNac1.20x[l−リス塩酸緩衝
液(pH8、0) 、0 、1 mHE D T Aか
らなる高塩濃度緩衝液中65°0. 1時間加熱するこ
とにより溶出した。この溶液をフェノール及びエーテル
で不純物を除いた後、2.5倍量のエタノールを加え、
エタノール沈澱を行った。このうち、o、iu9を、遺
伝子フラグメンhVIF98 0.2膚とともに、50
、Ml−リス塩酸緩衝液(pH7,0) 、】、O鰭M
gC+□、10關ジチオイスレイトール、2531MN
aC1% ld ATPからなる混合液に加え、更に、
T4−リガーゼ 400単位を加えて、16°C118
時間反応させた。常法にしたがい、この反応液を用いて
、Ca CI x法により、大腸菌株RRIΔM15を
形質転換し、50Ali/dのアンピシリンを含有する
し一プレート上で、形質転換体を得た。更に、得られた
形質転換体を104/−のテトラサイクリンを含有する
し一プレートにレプリケーションし、テトラサイクリン
感受性であることを確認した後、形質転換体よりアルカ
リンリシス法により、プラスミドを抽出し、10mMト
リス塩酸緩衝液(pH7,5)、10x1.1Mgc+
2、I zM ジチオスレイト・−ル、100jlil
NaClからなる混合液に加え、これに、制限酵素E 
c o RIおよび制限酵素BamH1を加えて、37
°C12時間反応させた後、反応液を3%アガロースゲ
ル電気泳動で遺伝子フラグメントvIP98を確認して
、組換え体RRIΔM15(pY1004)を得た。 上記のアルカリンリシス法により抽出したプラスミドp
Y1004 8膚を10.14  トリス塩酸緩衝液(
+) H7,5) 、10zM Mg Cl z、1 
zMジチオスレイトール、1001MNaC1,10u
9/111!Q BSAからなる混合液に加え、これに
、制限酵素EcoRI  80単位を加えて、37°C
,2時間反応させた後、反応液を0.7%アガロースゲ
ル電気泳動で分離し、NA−45ペーパーに吸着させた
後、ペーパーをIM NaC+、20xM  トリス塩
酸緩衝液(pH8,0) 、O,1,)l EDTAか
らなる高塩濃度緩衝液中65°C,1時間加熱すること
により溶出した。この溶液をフェノール及びエーテルで
不純物を除いた後、2.5倍量のエタノールを加え、エ
タノール沈澱を行った。この沈澱を50鰭 トリス塩酸
緩衝液(pH8,0)に溶解後、アルカリンホスファタ
ーゼ19単位を加えて、37°C,1時間反応させ、反
応液をフェノール、クロロホルムで抽出後、エタノール
沈澱して、プラスミド断片(pY1004−E)を回収
した。 ここで、ベクターplB1 20u9をlOjlM ト
リス塩酸緩衝液(pH7,5)、10鰭MgC+2、l
 、iM ジチオスレイトール、100zM100zか
らなる混合液に加え、これに、制限酵素EcoRI  
240単位を加えて、37°0.2時間反応させた後、
反応液を0.6%アガロースゲル電気泳動で分離し、大
きいほうの7ラグメントをNA−45ペーパーに吸着さ
せた後、ペーパーをLMNaC+、201M  トリス
塩酸緩衝液(pH8,0)、0 、 I JIM E 
D T Aからなる高塩濃度緩衝液中65°0.1時間
加熱することにより溶出した。この溶液をフェノール及
びエーテルで不純物を除いた1、2.5倍量のエタノー
ルを加え、エタノール沈澱を行った。沈澱として得られ
たプラスミド断片(pIBI−E)のうち、0.14を
、あらかじめ作成しておい?:pY1004−E  o
、i膚とともに、5011M トリス塩酸緩衝液(pH
7,5)、lOd M g CI z、IOIM ジチ
オイスレイトール、25xMNaCI、J、、MATP
からなる液に加え、更に、T4−リガーゼ 400単位
を加えて、16℃、18.5時間反応させた。常法にし
たがい、この反応液を用いて、CaCl2法により、大
腸菌株RRIΔM15を形質転換し、50膚/−のアン
ピシリンを含有し、更に、2%X−g al  50成
および0.1+ll IPTG  20躍を塗布したL
〜プレート上で、青色コロニーとして検出される形質転
換体を得た。 この形質転換体におけるベクター上のβ−ガラクi・シ
ダーゼ遺伝子の挿入方向は、形質転換体より分離したベ
クターを制限酵素BamHIおよびHindI[[によ
って二重消化し、その7ラグメントパターンにより分析
し、所望のプラスミドにより形質転換された形質転換体
であることを確認し、組換え体RRIΔM15 (py
loos)を得た。 組換え体RRIΔM15 (pYlo05)を、L−培
地中で、37°Cで培養し、0.D−ss。= 0゜7
になったところで、最終濃度として2鱈のIPTGを加
え、更に5時間培養し、培養液より、遠心分離により、
菌体を回収し、回収した菌体に、5DS−PAGE用緩
衝液を加え、100°0.5分過熱し、10%5DS−
PAGEを行った。 このゲルをニトロセルロース紙にエレクトロブロッティ
ングし、ウサギ抗VIP抗血清(C18社製)およびア
ルカリ性ホスファターゼの結合した抗ウサギIgGを用
いウェスタン・ブロッティングしたところ、目的の分子
量のバンドのみが発色し、本発明のペプチドがβ−ガラ
クトンダーゼとの融合蛋白として発現していることが確
認されjこ。 vii)精製 組換え体RR1ΔM15 (pY1005)を、2.4
Qのし一培地中で、37°Cで培養し、0 、D 、s
s。−0,7になったところで、最終濃度として2繻の
I PTGを加え、更に5時間培養し、培養液より、遠
心分離により、菌体を回収し、回収した菌体を10m1
J トリス塩酸(pH8,0)、l mM M g C
I 2.  L mMフェニルメチルスルホニルフルオ
ライド(PMSF) 、5mM 2−メルカプトエタノ
ールからなる緩衝液100111に懸濁し、超音波処理
により破砕し、これを27000gで遠心分離し、本発
明のペプチドとβ−ガラクトンターゼの融合蛋白を含む
沈澱を得た。 この沈澱を70%ギ酸溶液20dに溶解後、BrCN2
.1iiを加えて、室温で26時間反応させ、融合蛋白
を分解した後、水で10倍希釈して凍結乾燥し、得られ
た粉末から水可溶分を更に水で抽出して、逆相HPLC
(カラムMMC−pack、AM312)に付し、実施
例1で得たペプチドを標準として本発明のペプチドを含
む両分を分取した。 この画分を濃縮後、更に陽イオン交換HPLC(Asa
h 1pak  ES−502C)により、精製し、更
に脱塩を兼ねて逆相HP L Cで、再度精製して目的
のペプチド500膚を得た。 viii)確認 以上のようにして生産されたペプチドの構造は、アミノ
酸配列をベプチドシークエンサー(アフライドバイオシ
ステム社製)により、エドマン分解して得られたフェニ
ルチオヒダントイン(PTH)アミノ酸を逆相HP L
 Cで分析することにより所望のアミノ酸配列を有する
ことを確認した。 [発明の効果] 次に、本発明のペプチドが降圧作用を示すことを実験例
を挙げて説明する。 実験例 〈ラットの血圧に及ぼす影響〉 本発明のペプチドを、体重200gのSD系雄ラントの
頚静脈に400 ng/kg投与したところ、10mm
■gの頚動脈圧下降が観察され、本発明のペプチドの医
療応用上の有用性が示された。 本発明のペプチドは、注射剤として用いることができ、
注射剤を製造する場合には、希釈剤として、一般に注射
用蒸留水、生理食塩水、デキストロース水溶液、注射用
植物油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等を用いることができる。さらに、必要に応じて、適
宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等を加えても
よい。 また、本発明のペプチドは、ネブライザー、吸入器等を
用いて、鼻粘膜、気管支に直接投与することもできる。 また、本発明のペプチドは、浸透補助剤等とどもに、外
用剤として用いることもできる。 更に、本発明の化合物は、薬理学上使用し得る酸または
塩基を用いた塩として使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のペプチドの構造遺伝子を含む合成遺
伝子(VIP9B)の全D N i’、ンークエンスを
示す。 ■〜■は、化学合成りNAの7ラグメントおよびその配
列様式と示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式 H−His−Ser−Asp−Ala−Val−Phe
    −Thr−Asp−Asn−Tyr−Thr−Arg−
    Leu−Arg−Lys−Gln−Leu−Ala−V
    al−Lys−Lys−Tyr−Leu−Asn−Se
    r−Ile−Leu−Asn−OHで表される新規ペプ
    チド。
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