JPS61193141A - 原稿検知装置 - Google Patents
原稿検知装置Info
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- JPS61193141A JPS61193141A JP60033355A JP3335585A JPS61193141A JP S61193141 A JPS61193141 A JP S61193141A JP 60033355 A JP60033355 A JP 60033355A JP 3335585 A JP3335585 A JP 3335585A JP S61193141 A JPS61193141 A JP S61193141A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、複写機において原稿面ガラス上に原稿が載置
されているか否かの判定やその原稿のサイズの判定等を
行う原稿検知装置に関する。
されているか否かの判定やその原稿のサイズの判定等を
行う原稿検知装置に関する。
「従来技術」
従来のこの種装置として例えば特開昭56−78849
号や特開昭57−48759号等に開示の装置がある。
号や特開昭57−48759号等に開示の装置がある。
これらの装置は原稿面での反射光を検知することによっ
て原稿面ガラス上の原稿のサイズを検知するものである
。
て原稿面ガラス上の原稿のサイズを検知するものである
。
「従来技術の問題点」
ところが反射光を検知する方式の場合、外部光の混入に
よって検知を誤る問題がある。すなわち外部光を検出す
ることによりそのような原稿が無いにもかかわらず有る
と誤認してしまうことがある。
よって検知を誤る問題がある。すなわち外部光を検出す
ることによりそのような原稿が無いにもかかわらず有る
と誤認してしまうことがある。
このため、変調をかけた光を用いて反射光と外部光とを
区別すること等の改良がなされているが、構成が複雑に
なる等の新たな問題を生じている。
区別すること等の改良がなされているが、構成が複雑に
なる等の新たな問題を生じている。
「発明の目的」
本発明の目的とするところは、構成の複雑化を招くこと
なく、外部光の影響を排除して確実に原稿を検知しうる
原稿検知装置を提供することにある。
なく、外部光の影響を排除して確実に原稿を検知しうる
原稿検知装置を提供することにある。
「発明の構成」
本発明の原稿検知装置は、複写機の原稿押え蓋が完全閉
直前の所定位置まで原稿面ガラス上に閉じられてきたと
き閉じ検出信号を出力する蓋閉じ検出手段、原稿面ガラ
スの内部の所定位置に設置され原稿面ガラスの内から外
へ向けて出射され且つ外から内へ入射する測定光を前記
閉じ検出信号が出力されたとき測定する光測定手段およ
びその光測定手段により測定された入射光の強さに基づ
き原稿の有無を判定する判定手段を具備して構成される
。
直前の所定位置まで原稿面ガラス上に閉じられてきたと
き閉じ検出信号を出力する蓋閉じ検出手段、原稿面ガラ
スの内部の所定位置に設置され原稿面ガラスの内から外
へ向けて出射され且つ外から内へ入射する測定光を前記
閉じ検出信号が出力されたとき測定する光測定手段およ
びその光測定手段により測定された入射光の強さに基づ
き原稿の有無を判定する判定手段を具備して構成される
。
上記構成において、完全閉直前の所定位置は、原稿押え
蓋と原稿面ガラスのなす角が15°以下となる位置とす
るのが好ましい。
蓋と原稿面ガラスのなす角が15°以下となる位置とす
るのが好ましい。
また、その複写機で使用する原稿サイズに対応して光測
定手段を複数個設け、複写する原稿のサイズの判定をも
行うことができるようにするのが好ましい。
定手段を複数個設け、複写する原稿のサイズの判定をも
行うことができるようにするのが好ましい。
このような光測定手段は、発光部と受光部を一体化した
反射型フォトセンサを、原稿ガラスより下方にかつ原稿
面ガラスに対して傾斜した姿勢で設置して構成するのが
好ましい。
反射型フォトセンサを、原稿ガラスより下方にかつ原稿
面ガラスに対して傾斜した姿勢で設置して構成するのが
好ましい。
「作用」
完全閉となる直前の位置まで原稿押え蓋が閉じられた時
が、原稿からの反射光を測定するタイミングとなる。こ
の状態では原稿押え蓋が外乱光を遮断しており、外乱光
の悪影響を受けない、またWK稿押え蓋が完全閉でない
から蓋下面による反射の悪影響も受けない。従って確実
に原稿を検知しうる。
が、原稿からの反射光を測定するタイミングとなる。こ
の状態では原稿押え蓋が外乱光を遮断しており、外乱光
の悪影響を受けない、またWK稿押え蓋が完全閉でない
から蓋下面による反射の悪影響も受けない。従って確実
に原稿を検知しうる。
「実施例」
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に詳しく説
明する。ここに第1図は本発明にかかる原稿検知装置を
内蔵する複写機の斜視図、第2図は第1図に示す複写機
の蓋を閉じる状況を示す模式的側面図、第3図は複写機
内部に設置された光測定手段の配置を示す模式的断面図
、第4図は光測定手段と原稿サイズの規格の対応を示す
説明図、第5図は第1図に示す複写機の制御系のブロッ
ク図、第6図は原稿検知動作のフローチャート、第7図
は測定光の原稿による反射を説明する説明図、第8図は
原稿面ガラスと光測定手段の相対的位置関係を示す模式
的断面図、第9図は反射光の強さの特性図である。なお
、これによりこの発明が限定されるものではない。
明する。ここに第1図は本発明にかかる原稿検知装置を
内蔵する複写機の斜視図、第2図は第1図に示す複写機
の蓋を閉じる状況を示す模式的側面図、第3図は複写機
内部に設置された光測定手段の配置を示す模式的断面図
、第4図は光測定手段と原稿サイズの規格の対応を示す
説明図、第5図は第1図に示す複写機の制御系のブロッ
ク図、第6図は原稿検知動作のフローチャート、第7図
は測定光の原稿による反射を説明する説明図、第8図は
原稿面ガラスと光測定手段の相対的位置関係を示す模式
的断面図、第9図は反射光の強さの特性図である。なお
、これによりこの発明が限定されるものではない。
第1図において複写機1は、原稿押えM2が原稿と共に
矢印α方向にスライドして複写する方式の複写機である
。
矢印α方向にスライドして複写する方式の複写機である
。
原稿を入れる際には、第2FgJに示すように原稿押え
蓋2を持ち上げて大きく開き、原稿面ガラス3上に原稿
を載置し、原稿押えM2を閉じて、操作パネル4のボタ
ンを押す、そうすると第3図に示すように、原稿押えM
2と原稿面ガラス3とが原IKGを挟んだまま矢印α方
向にスライドする。
蓋2を持ち上げて大きく開き、原稿面ガラス3上に原稿
を載置し、原稿押えM2を閉じて、操作パネル4のボタ
ンを押す、そうすると第3図に示すように、原稿押えM
2と原稿面ガラス3とが原IKGを挟んだまま矢印α方
向にスライドする。
これにより原稿Gの表面が読取部5を通過するから、そ
の内容が読み取られ、複写されることになる。これらの
動作についての複写機1の構成は基本的に公知の構成と
同様である。
の内容が読み取られ、複写されることになる。これらの
動作についての複写機1の構成は基本的に公知の構成と
同様である。
しかし、この複写機1は、蓋閉じ検出手段10、光測定
手段13a〜13.Iおよびマイクロプロセッサ14に
含まれる判定手段から構成される原稿検知装置を具備し
ている点で従来と異なるものである。
手段13a〜13.Iおよびマイクロプロセッサ14に
含まれる判定手段から構成される原稿検知装置を具備し
ている点で従来と異なるものである。
蓋閉じ検出手段10は、原稿押え蓋2に取り付けられた
マグネット11およびそのマグネット11に対向してス
ライド部材6に取り付けられたリードスイッチ12から
なっている。原稿押え蓋2が開かれている時はマグネッ
ト11とリードスイッチ12の間の距離が大きいのでリ
ードスイッチ12はオフの状態にある。しかし原稿押え
M2が閉じられてくるとマグネット11がリードスイッ
チ12に近接してくるので、所定位置まで閉じられた時
、リードスイッチ12はオンとなる。この時の原稿押え
蓋2と原稿面ガラス3のなす角φは、マグネット11の
大きさや取付位置により適宜調整できるが、15°以下
とするのが好ましく、更には10°以下で5°以上とす
るのが好ましい。
マグネット11およびそのマグネット11に対向してス
ライド部材6に取り付けられたリードスイッチ12から
なっている。原稿押え蓋2が開かれている時はマグネッ
ト11とリードスイッチ12の間の距離が大きいのでリ
ードスイッチ12はオフの状態にある。しかし原稿押え
M2が閉じられてくるとマグネット11がリードスイッ
チ12に近接してくるので、所定位置まで閉じられた時
、リードスイッチ12はオンとなる。この時の原稿押え
蓋2と原稿面ガラス3のなす角φは、マグネット11の
大きさや取付位置により適宜調整できるが、15°以下
とするのが好ましく、更には10°以下で5°以上とす
るのが好ましい。
光測定手段13.〜13Jは、それぞれ発光ダイオード
とフォトトランジスタとが対で一体化されたフォトセン
サである。これらの光測定手段13、〜13−は、この
複写機1で使用する原稿サイズの規格であるrB5.A
4.B4.A3Jにそれぞれ対応して原稿面ガラス3の
下方に設置されている。第4図はこれらの配置を示すも
のである。
とフォトトランジスタとが対で一体化されたフォトセン
サである。これらの光測定手段13、〜13−は、この
複写機1で使用する原稿サイズの規格であるrB5.A
4.B4.A3Jにそれぞれ対応して原稿面ガラス3の
下方に設置されている。第4図はこれらの配置を示すも
のである。
注意すべきことは、これら光測定手段13.〜13Jの
フォトセンサが原稿面ガラス3に対して角度θだけ傾け
られていることである。このθの傾きについては後で詳
述するが、θ=15°〜60°とするのが好ましく、更
には30°近傍とするのが好ましい。
フォトセンサが原稿面ガラス3に対して角度θだけ傾け
られていることである。このθの傾きについては後で詳
述するが、θ=15°〜60°とするのが好ましく、更
には30°近傍とするのが好ましい。
尤も、光測定手段133〜13jを必ず傾けなくてはな
らないものではない。
らないものではない。
判定手段は、制御の中枢として設けられているマイクロ
プロセッサ14にその一機能として含まれている。
プロセッサ14にその一機能として含まれている。
第5図はこの複写機1の制御系を示すもので、光測定手
段13□〜13J、蓋閉じ検出手段10のリードスイッ
チ12.カセットサイズ検知スイッチ21.原稿サイズ
表示装置22.給紙クラッチ23および原稿の内容を読
み取る光学系24がマイクロプロセッサ14に接続され
ている。
段13□〜13J、蓋閉じ検出手段10のリードスイッ
チ12.カセットサイズ検知スイッチ21.原稿サイズ
表示装置22.給紙クラッチ23および原稿の内容を読
み取る光学系24がマイクロプロセッサ14に接続され
ている。
次に第6図を参照しつつ動作を説明する。
まず、ステップS1は原稿を設置する操作であり、ユー
ザが原稿押え蓋2を開けて原稿を原稿面ガラス3上の所
定の位置に置く操作を意味している。この所定の位置は
、第4図に示すように原稿面ガラス3の枠に表示されて
いる。
ザが原稿押え蓋2を開けて原稿を原稿面ガラス3上の所
定の位置に置く操作を意味している。この所定の位置は
、第4図に示すように原稿面ガラス3の枠に表示されて
いる。
原稿の設置が終わるとユーザは原稿押え蓋2を閉じる。
この時、原稿押えM2を所定の角度φまで閉じればリー
ドスイッチ12がオンとなる。ステップS2はこのリー
ドスイッチ12のオンを検出する動作を表している。
ドスイッチ12がオンとなる。ステップS2はこのリー
ドスイッチ12のオンを検出する動作を表している。
リードスイッチ12がオンになったことをマイクロプロ
セッサ14が検知したら、フォトトランジスタにより反
射光を測定する0発光ダイオードは継続的に発光させて
おいてもよいし、この測定の時だけ発光させてもよい、
第7図はこの時の状況を示す図である。
セッサ14が検知したら、フォトトランジスタにより反
射光を測定する0発光ダイオードは継続的に発光させて
おいてもよいし、この測定の時だけ発光させてもよい、
第7図はこの時の状況を示す図である。
即ち、第7図では原稿Gが「A4」サイズの場合である
が、この時、光測足手1’l 13aおよび13トから
出射された光は原稿面ガラス3を通過してその上に載置
された原WAGに当り、そこで散乱反射されて再び原稿
面ガラス3を通過して光測定手段131および13トに
戻ってくる。そこで光測定手段13.および13I、で
は反射光が測定されることになる。
が、この時、光測足手1’l 13aおよび13トから
出射された光は原稿面ガラス3を通過してその上に載置
された原WAGに当り、そこで散乱反射されて再び原稿
面ガラス3を通過して光測定手段131および13トに
戻ってくる。そこで光測定手段13.および13I、で
は反射光が測定されることになる。
ところが光測定手段13cおよび13aでは、これらか
ら出射された光が原稿面ガラス3を通過したあと原稿G
がないので反射されることなくそのまま透過してしまう
、これらの光は原稿押え蓋2の下面に当り反射されるが
、この測定時には原稿押え蓋2が傾斜していること並び
に光測定手段13cおよび13Jとの距離が遠いことの
ために、その反射光は光測定手段13cおよび13Jに
は実質的に届かない、また外部光も原稿押え蓋2によっ
て遮断されるから、光測定手段13cおよび13aに届
くことはない、そこでこれら光測定手段13cおよび1
3aでは反射光(および外部光)が検出されないことに
なる。
ら出射された光が原稿面ガラス3を通過したあと原稿G
がないので反射されることなくそのまま透過してしまう
、これらの光は原稿押え蓋2の下面に当り反射されるが
、この測定時には原稿押え蓋2が傾斜していること並び
に光測定手段13cおよび13Jとの距離が遠いことの
ために、その反射光は光測定手段13cおよび13Jに
は実質的に届かない、また外部光も原稿押え蓋2によっ
て遮断されるから、光測定手段13cおよび13aに届
くことはない、そこでこれら光測定手段13cおよび1
3aでは反射光(および外部光)が検出されないことに
なる。
そこで判定手段たるマイクロプロセッサ14は、光測定
手段13.では原稿有り、13bでは原稿有り、13c
では原稿無し、13Jでは原稿無し、と判定する。ここ
で光測定手段13.に対応するのは「B5」サイズであ
り、13トに対応するのは「A4」サイズであり、「A
4」サイズの方が大きいから、次に複写すべき原稿Gは
rA4」サイズであると判定する。以上がステップS3
である。
手段13.では原稿有り、13bでは原稿有り、13c
では原稿無し、13Jでは原稿無し、と判定する。ここ
で光測定手段13.に対応するのは「B5」サイズであ
り、13トに対応するのは「A4」サイズであり、「A
4」サイズの方が大きいから、次に複写すべき原稿Gは
rA4」サイズであると判定する。以上がステップS3
である。
なお、この判定の信頼性を向上するために、光測定手段
】3.〜13aのフォトセンサを原稿面ガラス3に対し
て傾斜させて原稿面ガラス3での反射光を検出しないよ
うにしているが、これについては後述する。
】3.〜13aのフォトセンサを原稿面ガラス3に対し
て傾斜させて原稿面ガラス3での反射光を検出しないよ
うにしているが、これについては後述する。
ステップS4では、マイクロプロセッサ14が判定した
原稿サイズを原稿サイズ表示装置22に表示する。
原稿サイズを原稿サイズ表示装置22に表示する。
また、その原稿サイズに対応する用紙がなかった場合に
は、使用できる用紙のサイズと層積サイズとの比を計算
し、自動的に倍率設定を行う。
は、使用できる用紙のサイズと層積サイズとの比を計算
し、自動的に倍率設定を行う。
また、原稿サイズに対応した用紙が選択できるならば、
そのサイズの用紙を自動的に選択する。
そのサイズの用紙を自動的に選択する。
ユーザは複写機1の表示を見て所望の状態であれば操作
パネル4の複写ボタンを押す。これにより原稿押え蓋2
と原稿面ガラス3で挟まれて原稿Gがα方向にスライド
し、複写が行われる。これがステップS5である。
パネル4の複写ボタンを押す。これにより原稿押え蓋2
と原稿面ガラス3で挟まれて原稿Gがα方向にスライド
し、複写が行われる。これがステップS5である。
これで複写は終了するが、ユーザが原稿を取り出すため
に原稿押え蓋2を開けると、リードスイッチ12がオフ
になる。ステップS6はこのリードスイッチのオフを検
出するステップである。
に原稿押え蓋2を開けると、リードスイッチ12がオフ
になる。ステップS6はこのリードスイッチのオフを検
出するステップである。
原稿押え蓋2が開けられたことをリードスイッチ12の
オフで検知したならば、原稿サイズの表示をリセットす
る。これがステップS7である。
オフで検知したならば、原稿サイズの表示をリセットす
る。これがステップS7である。
なお、第6図に示していないが、原&ilGを取り出し
たあと原稿押えM2を閉めると、マイクロプロセッサ1
4は原稿Gが無いことを検出することにより原稿Gが取
り出されたことを認識する。
たあと原稿押えM2を閉めると、マイクロプロセッサ1
4は原稿Gが無いことを検出することにより原稿Gが取
り出されたことを認識する。
一方、複写を終わった後かなり長時間(たとえば5分)
を経過してもこのような認識がなければ、マイクロプロ
セッサ14は「原稿取り忘れ」と判定してアラームによ
り原稿取り忘れをユーザに報知する。
を経過してもこのような認識がなければ、マイクロプロ
セッサ14は「原稿取り忘れ」と判定してアラームによ
り原稿取り忘れをユーザに報知する。
以上の説明から理解されるように、本発明の原稿検知装
置では、原稿押えM2が完全閉となる直前の状態で原稿
Gからの反射光を測定する。そこで原稿押えM2により
外部光が遮断されるから、外部光の悪影響を受けない、
また、原稿押え蓋2が完全閉の状態ではないから、原稿
押え蓋2の下面による反射光の悪影響を受けない、この
ように、簡単な構成で確実に原稿の有無およびサイズを
検出できるのである。
置では、原稿押えM2が完全閉となる直前の状態で原稿
Gからの反射光を測定する。そこで原稿押えM2により
外部光が遮断されるから、外部光の悪影響を受けない、
また、原稿押え蓋2が完全閉の状態ではないから、原稿
押え蓋2の下面による反射光の悪影響を受けない、この
ように、簡単な構成で確実に原稿の有無およびサイズを
検出できるのである。
次に、光測定手段13a−13Jに用いるフォトセンサ
を原稿面ガラス3に対して傾斜させる角度θと反射光検
出感度の特性について説明する。
を原稿面ガラス3に対して傾斜させる角度θと反射光検
出感度の特性について説明する。
第8図はこの特性を測定するための模式的配置図であっ
て、原稿面ガラス3上に原稿Gを置い1いる。
て、原稿面ガラス3上に原稿Gを置い1いる。
フォトセンサ13は布石電機社製EE−5F5型7オト
マイクロセンサで、その前面中央部を原稿面ガラス3か
ら51の距離に保ち、θを0“〜60°に変えている。
マイクロセンサで、その前面中央部を原稿面ガラス3か
ら51の距離に保ち、θを0“〜60°に変えている。
測定された反射光は、原稿Gを置かず且つ原稿押え蓋2
を被せない時の原稿面ガラス3からの反射光に対する比
として第9図に示しである。
を被せない時の原稿面ガラス3からの反射光に対する比
として第9図に示しである。
第9図から理解されるように、原稿Gが白色紙の場合、
フォトセンサ13を傾ける角度θを15゜から60”の
間にとれば、原稿面ガラス3からの反射光と3以上の比
で好適に分離して真の原稿Gからの反射光を検出できる
。また、原稿Gがトレ゛−シングペーパーの場合、フォ
トセンサ13を傾ける角度θを23°から44”の間に
とれば、同様のレベルで分離検出できる。これに対して
θ=O°のときすなわちフォトセンサ13を原稿面ガラ
ス3に正対させたときは、原稿面ガラス3からの反射光
が大きく検出されるために、原稿Gからの反射光をやや
弁別しに(くなり、原稿検知可能ではあるが少し信頼性
が悪くなる。また、角度θを60”以上としたときもや
はり少し信頼性が低下する。
フォトセンサ13を傾ける角度θを15゜から60”の
間にとれば、原稿面ガラス3からの反射光と3以上の比
で好適に分離して真の原稿Gからの反射光を検出できる
。また、原稿Gがトレ゛−シングペーパーの場合、フォ
トセンサ13を傾ける角度θを23°から44”の間に
とれば、同様のレベルで分離検出できる。これに対して
θ=O°のときすなわちフォトセンサ13を原稿面ガラ
ス3に正対させたときは、原稿面ガラス3からの反射光
が大きく検出されるために、原稿Gからの反射光をやや
弁別しに(くなり、原稿検知可能ではあるが少し信頼性
が悪くなる。また、角度θを60”以上としたときもや
はり少し信頼性が低下する。
本発明の他の実施例としては、上記実施例のように原稿
Gを移動することによってその全面を走査して内容を読
み取る方式とは逆の方式で、原稿Gは静止しており複写
用光学系が移動して原稿の全面を走査して内容を読み取
る方式の複写機に適応したものが挙げられる。この場合
、原稿面ガラスの下を光学系が移動するから、その移動
範囲内には光測定手段を取り付けることができない。そ
こで、光学系が移動する範囲外に光測定手段を取り付け
、光測定手段を傾けることによって斜め横側から原稿面
ガラス上の原稿に光を入射し、その原稿面での散乱反射
による反射光をとらえるようにすればよい。このように
斜め方向から光を入射し且つその入射方向と同方向への
反射光をとらえることは、測定対象が鏡面であるならば
不可能であるが、複写される原稿は通常紙であって表面
で光が散乱されるから、検出が可能になるのである。
Gを移動することによってその全面を走査して内容を読
み取る方式とは逆の方式で、原稿Gは静止しており複写
用光学系が移動して原稿の全面を走査して内容を読み取
る方式の複写機に適応したものが挙げられる。この場合
、原稿面ガラスの下を光学系が移動するから、その移動
範囲内には光測定手段を取り付けることができない。そ
こで、光学系が移動する範囲外に光測定手段を取り付け
、光測定手段を傾けることによって斜め横側から原稿面
ガラス上の原稿に光を入射し、その原稿面での散乱反射
による反射光をとらえるようにすればよい。このように
斜め方向から光を入射し且つその入射方向と同方向への
反射光をとらえることは、測定対象が鏡面であるならば
不可能であるが、複写される原稿は通常紙であって表面
で光が散乱されるから、検出が可能になるのである。
「発明の効果」
この発明によれば、複写機の原稿押え蓋が完全閉直前の
所定位置まで原稿面ガラス上に閉じられてきたとき閉じ
検出信号を出力する蓋閉じ検出手段、原稿面ガラスの内
部の所定位置に設置され原稿面ガラスの内から外へ向け
て出射され且つ外から内へ入射する測定光を前記閉じ検
出信号が出力されたとき測定する光測定手段およびその
光測定手段により測定された入射光の強さに基づき原稿
の有無を判定する判定手段を具備してなることを特徴と
する原稿検知装置が提供され、これにより原稿押え蓋に
より外部光が遮断され且つ原稿押え蓋が原稿面ガラス上
にまだ完全に被さっておらずその下面での反射がない状
態で測定が行われるから、信頼骨の高い原稿検知を行う
ことができるようになる。
所定位置まで原稿面ガラス上に閉じられてきたとき閉じ
検出信号を出力する蓋閉じ検出手段、原稿面ガラスの内
部の所定位置に設置され原稿面ガラスの内から外へ向け
て出射され且つ外から内へ入射する測定光を前記閉じ検
出信号が出力されたとき測定する光測定手段およびその
光測定手段により測定された入射光の強さに基づき原稿
の有無を判定する判定手段を具備してなることを特徴と
する原稿検知装置が提供され、これにより原稿押え蓋に
より外部光が遮断され且つ原稿押え蓋が原稿面ガラス上
にまだ完全に被さっておらずその下面での反射がない状
態で測定が行われるから、信頼骨の高い原稿検知を行う
ことができるようになる。
第1図は本発明にかかる原稿検知装置を内蔵する複写機
の斜視図、第2図は第1図に示す複写機の蓋を閉じる状
況を示す模式的側面図、第3図は複写機内部に設置され
た光測定手段の配置を示す模式的断面図、第4図は光測
定手段と原稿サイズの規格の対応を示す説明図、第5図
は第1図に示す複写機のwIIIT系のブロック図、第
6図は原稿検知動作のフローチャート、第7図は測定光
の原稿による反射を説明する説明図、第8図は原稿面ガ
ラスと光測定手段の相対的位置関係を示す模式的断面図
、第9図は反射光の強さの特性図である。 (符号の説明) 1・・・複写機 2・・・原稿押え蓋3・・・原稿
面ガラス 10・・・蓋閉じ検出手段 11・・・マグネット 12・・・リードスイッチ 13、〜13a・・・光測定手段 14・・・マイクロプロセッサ G・・・原稿 φ・・・原稿押え蓋と原稿面ガラスとのなす角度θ・・
・フォトセンサと原稿面ガラスのなす角度。 出廟人 三田工業株式会社
の斜視図、第2図は第1図に示す複写機の蓋を閉じる状
況を示す模式的側面図、第3図は複写機内部に設置され
た光測定手段の配置を示す模式的断面図、第4図は光測
定手段と原稿サイズの規格の対応を示す説明図、第5図
は第1図に示す複写機のwIIIT系のブロック図、第
6図は原稿検知動作のフローチャート、第7図は測定光
の原稿による反射を説明する説明図、第8図は原稿面ガ
ラスと光測定手段の相対的位置関係を示す模式的断面図
、第9図は反射光の強さの特性図である。 (符号の説明) 1・・・複写機 2・・・原稿押え蓋3・・・原稿
面ガラス 10・・・蓋閉じ検出手段 11・・・マグネット 12・・・リードスイッチ 13、〜13a・・・光測定手段 14・・・マイクロプロセッサ G・・・原稿 φ・・・原稿押え蓋と原稿面ガラスとのなす角度θ・・
・フォトセンサと原稿面ガラスのなす角度。 出廟人 三田工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複写機の原稿押え蓋が完全閉直前の所定位置まで原
稿面ガラス上に閉じられてきたとき閉じ検出信号を出力
する蓋閉じ検出手段、原稿面ガラスの内部の所定位置に
設置され原稿面ガラスの内から外へ向けて出射され且つ
外から内へ入射する測定光を前記閉じ検出信号が出力さ
れたとき測定する光測定手段およびその光測定手段によ
り測定された入射光の強さに基づき原稿の有無を判定す
る判定手段を具備してなることを特徴とする原稿検知装
置。 2、完全閉直前の所定位置が、原稿押え蓋と原稿面ガラ
スのなす角が15°以下となる位置である特許請求範囲
第1項記載の原稿検知装置。 3、光測定手段が使用する原稿サイズに対応して複数個
設けられ、判定手段が原稿有りと判定した光測定手段の
うち最大サイズの原稿を次に複写する原稿と判定する特
許請求の範囲第1項又は第2項記載の原稿検知装置。 4、光測定手段が、発光部と受光部を一体化した反射型
フォトセンサからなり、原稿面ガラスより下方でかつ原
稿面ガラスに対して傾斜した姿勢で設置されてなる特許
請求の範囲第1項から第3項のいずれか一つに記載の原
稿検知装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60033355A JPS61193141A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 原稿検知装置 |
US06/829,777 US4659214A (en) | 1985-02-21 | 1986-02-14 | Document detecting apparatus |
DE8686101997T DE3670702D1 (de) | 1985-02-21 | 1986-02-17 | Vorlagendetektor. |
EP86101997A EP0193777B2 (en) | 1985-02-21 | 1986-02-17 | A document detecting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60033355A JPS61193141A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 原稿検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61193141A true JPS61193141A (ja) | 1986-08-27 |
Family
ID=12384271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60033355A Pending JPS61193141A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 原稿検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61193141A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02140603A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-05-30 | Sharp Corp | 原稿検知装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710172A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | Ricoh Co Ltd | Original size detecting method of copying machine |
JPS5978849A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-07 | 凸版印刷株式会社 | 気体遮断性包装材料 |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP60033355A patent/JPS61193141A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5710172A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | Ricoh Co Ltd | Original size detecting method of copying machine |
JPS5978849A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-07 | 凸版印刷株式会社 | 気体遮断性包装材料 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02140603A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-05-30 | Sharp Corp | 原稿検知装置 |
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