JPS61191575A - 多孔質炭化珪素焼結体とその製造方法 - Google Patents

多孔質炭化珪素焼結体とその製造方法

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JPS61191575A
JPS61191575A JP60030800A JP3080085A JPS61191575A JP S61191575 A JPS61191575 A JP S61191575A JP 60030800 A JP60030800 A JP 60030800A JP 3080085 A JP3080085 A JP 3080085A JP S61191575 A JPS61191575 A JP S61191575A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多孔管炭化珪素焼結体とその製造方法に関し、
特に本発明は炭化珪素質板状結晶から主として構成され
てなる三次元網目構造の開放気孔の平均断面積が連続的
に変化する遷移層を有する多孔管炭化珪素焼結体とその
製造方法に関する。
従来、炭化珪素は高い硬度、優れた耐摩耗性、優几た耐
酸化性、優れた耐食性、良好な熱伝導率、低い熱膨張率
、高いr#熱熱衝衝撃性びに高温での高い強度等の化学
的および物理的に優れた特性を有し、メカニカルシール
や軸受は等の酌m耗材料、高温炉用の耐火材、熱交換器
、燃焼管等の耐熱構造材料、酸およびアルカリ等の強い
腐食性を有する溶液のポンプ部品等の耐腐食材料として
広く使用することができる材料である。
従って、これらの優れた性質を有する炭化珪素焼結体で
あって開放気孔すなわち外部に対して通電性を有する気
孔(以下単に気孔と称す)を有する多孔質炭化珪素焼結
体は、前記炭化珪素の特徴を生かして、高温雰囲気、酸
化性雰囲気および/または腐食性雰囲気で使用される濾
過フィIレター、酸化発熱反応あるいは高温下における
化学反応用の触媒あるいは触媒担体として利用可能な材
料であり、例えばメッキ液中に混入しているスラッジあ
るいは硫酸、j!1酸等の腐食性液体中に混入している
異物粒子の除去のために使用されるフィMターとして使
用し得ることが考えられる。
上述のようなライlレターの用途に対しては、単に1l
iI熱性、耐食性が必要であるばかりでなく、流体の通
過時の抵抗が小さく、しかも高効率で異物粒子を取り除
くことができ耐用期間が長い等の特性が必要とされる。
一方、触媒、触媒担体あるいは熱交換器等の用途に対し
ては化学反応、熱移動あるいは物質移動の生成を有効に
行なわせるだめの表面積が多いこと、しかもその表面が
長期間の使用に対して安定であり、かつ目詰りが生じ難
いことが必要とされる。
〔従来の技術〕
従来、多孔質炭化珪素焼結体の製造方法として、(1)
粗粒の炭化珪素粒子と微細な炭化珪素粒子を混合し成形
した後、炭化珪素の再結晶温度以上の高温域で焼成して
製造する方法、(2)特開昭48−39515号公報で
開示されている「炭化珪素粉に炭素粉を加え又は加えず
に#j2素質バインダーを加えると共にこの炭素粉及び
焼成時に生成されるバインダーからの遊離炭素と反応す
る理論量の珪素質粉を添加して成形し、しかる後この成
形体の炭素粉中で1900〜2400°Cに加熱して成
形体中の炭素分を珪素化することを特徴とする均質多孔
性再結晶炭化珪素体の製造方法。」あるいは(3)特開
昭58−122016号公報で開示されている「高分子
発泡体材料に炭化珪素素地泥漿を含浸し、該高分子発泡
体材料を麟処理により消失せしめて炭化珪素素地スケル
トン構造体を形成し、該構造体を1900〜2800″
Cの温度においてアルゴン中にて一次焼成し、次いで1
600〜2100°Cの温度にて1〜200気圧の窒素
ガス中にて二次焼成し、その後その両端に耐熱性!極を
形成し通電可能として成る通電発#LLII■能な炭化
珪素フィμりの製造法。」等が知られている。
しかしながら、上述の(1)および(2)の方法で製造
される多孔質炭化珪素焼結体の構造を図示すれば第2図
に示すように炭化珪素質骨材fA+と骨材を被覆して骨
材同志を結合する炭化珪素質結合材あるいは炭素質結合
剤+B+および間隙(C1とから構成される。前記間隙
(C1すなわち気孔は殆ど成形時の骨材の配置によって
決定され、焼結体中に占める気孔率は30〜40%程度
であり比較的小さい。このため、これらの焼結体を流体
が通過する際の抵抗は著しく高いものとなる。一方、焼
結体中の気孔率を大きくしようとすると、骨材粒子相互
の接触点が少なくなるため焼結体の強度が著しく低下し
、流体との接触面積は著しく小さくなる傾向があろうこ
れらの方法によれば、比較的大きい気孔径断面積を有す
る焼結体とするためには大きな骨材を必要とし、このた
め粒子の接触点が少なくなり粒子相互の結合強度が低下
するため、焼結体の強度は著しく低いものとなる。一方
、比較的小さい断面積を持つ気孔を有する焼結体とする
ためには骨材の粒度配合を粗粒と中程度の粒子および/
または微粒子とを適度に混合し成形することが必要であ
り、成形体の気孔率は著しく小さくなり、極端な場合一
部の気孔が閉塞してしまう傾向がある。このため、この
ような焼結体を流体が通過する際の抵抗は著しく高いも
のとなる。また、上述の(3)の方法で製造される焼結
体の構造は、いわゆるスケルトン構造体と呼ばれる大小
のセル状骨格で構成されているため、その気孔断面積は
比較的大きく、特に微細な気孔断面積を有する焼結体を
製造することは困雌であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前述の如き方法で得られる焼結体はいず几も
比較的均一な気孔径を有するものであり、特に広い粒度
分布を有する粒子を懸濁している懸濁1&あるいは浮遊
している気体から粒子を濾過分離するフィシターとして
適用しようとすると沖過速度が極めて遅いばかりでなく
比較的少量の濾過量で目詰りが生じ易い欠点があった。
前述の如き欠点を改響する方法としては、気孔径の大き
さを連続的に変えた焼結体をフィルターとして適用する
ことが考えられるが、このような目的に適合し之気孔径
の大きさを連続的に変化させた焼結体少よびその製造方
法は従来知られていなη為ワた。
〔問題点を解決するための手段〕
ところで、本発明者は先に、外部に対し通気性を有する
多孔質炭化珪素焼結体であって種々の用途に応じて任意
の気孔径と気孔率を有し、流体の分離、吸着、吸収等の
物質移動、熱移動あるいは化学反応等を有効に働かすこ
とのできる多孔’i#j2化珪素焼結体を製造すること
のできる方法を新規に知見するに至り、特願昭59−2
12645号により[主として炭化ケイ素よりなる焼結
体であって、平均アスペクト比が3〜50であり、かつ
長軸方向の平均長さが0.5〜1000μmの炭化ケイ
素質板状結晶から主として構成されてなる三次元網目構
造を有し、前記網目構造の開放気孔の平均断面積2>E
o、01〜250000μばである多孔質炭化ケイ素焼
結体。」とその製造方法に係る発明を提案している。
そこで、本発明者は上述の問題点を解決することを目的
とし、前記多孔vm化ケイ素焼結体とその製造方法につ
いてさらに研究を重ねた結果、炭化珪素質板状結晶から
主として構成されてなる三次元網目構造の開放気孔の平
均断面積が連続的に変化する遷移at有する多孔′IR
炭化珪素焼結体とその製造方法を新規に知見するに至り
、本発明を完成した。
本発明は、主として炭化珪素よりなる焼結体であって、
平均アスペクト比が3〜50の範囲内であり、かつ長軸
方向の平均長さが0.5〜1000μmの範囲内の炭化
珪素質板状結晶から主として構成されてなる三次元網目
構造を有し、前記網目構造の気孔の平均断面積が連続的
に変化する遷移層を有していることを特徴とする多孔質
炭化珪素焼結体とその製造方法でるる。
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の多孔質炭化珪素焼結体(以下本発明の
多孔質炭化珪素焼結体金単に多孔質体と称す)の1例を
a祭した走査型電子顕微鏡写真(75倍)である。第1
図から明らかなように本発明の多孔質体はアスペクト比
が4〜12の炭化珪素質板状結晶が多方向に複雑に絡み
合った三次元網目構造を有し、さらに気孔が連続しかつ
直線的でない気孔であって、しかも前記気孔の断面積お
よび炭化珪素質板状結晶の長さが連続的に変化する遷移
層t?存している。
ナオ、ここでいう炭化珪素質板状結晶のアスペクト比(
R)は焼結体の任意の断面において観察される個々の板
状結晶の最大長さくX)と(Y)との比であり、すなわ
ち、R=X/Yで表わされる値である。
本発明の多孔質体は平均アスペクト比が3〜50の炭化
珪素質板状結晶で構成された三次元の網目構造となって
いることが必要である。前記多孔質体の平均アスペクト
比を8以上とする理由は炭化珪素質板状結晶によって構
成される気孔が結晶の占める容積に比べて大きな多孔質
体、すなわら高い気孔率を有する多孔質体となすためで
ある。
な2従来の多孔質膨化珪素焼結体は第2図に示したよう
に底形時の骨材の配置によってその構造が決定されてお
り、本発明の如き板状結晶が発達した多孔質体と異なり
、その結晶のアスペクト比はせいぜい2前後に過ぎず、
高い気孔率を宵していない。一方、前記多孔質体の平均
アスペクト比を50以下とする理由は平均アスペクト比
が50よりも大きい板状結晶で構成された多孔質体は結
晶相互の接合部が少ないため、多孔電体自体の強度が低
いからである。なかでも前記板状結晶の平均アスペクト
比は5〜aOであることがより好適であり、この範囲内
で本発明の多孔質体を種々の用途に応じて選択すること
ができる。
ところで従来、比較的板状結晶が発達した構造を有する
焼結体がたとえば、US?、 ?!1L4004984
およびJournal Am@rican Ceram
ic 5ociety59巻pl)、sss −48(
1976)に示されている。
しかし前記焼結体は比較的緻密化した炭化珪素焼結体で
あり、その板状結晶は緻密化に伴って生じるものである
。したがって本発明の如く板状結晶のみを発達させた焼
結体とは構造がまったく異なっている。
また、前記板状結晶の長袖方向の平均長さは0.5〜1
000μ属であることが必要である。その理由は長袖方
向の平均長さが0.5μmより小さいと前記板状結晶に
より形成さ几る気孔が小さく、場合によっては気孔の一
部が独立気孔になっていることがあり、流体の通過抵抗
が大さいためである。
一方、1000μmより長くなると、板状結晶の接合部
の強度が小さく、多孔電体自体の強度が低いためである
。なかでも、前記板状結晶の長袖方向の平均長さは1〜
800μ島であることがより好適であり、このm回内で
本発明の多孔質体を種々の用途に応じて選択することが
できる。なお、ここでいう板状結晶の長さは焼結体の任
意の断面において観察される個々の板状結晶の最大長さ
である。
本発明の多孔質体は、板状結晶から主として構成されて
なる三次元網目構造の気孔の平均断面積が連続的に変化
する遷移層を有していることが特徴である。その理由は
、本発明の多孔質体は、例えばメッキ液中に混入してい
るスラッジあるいは硫酸、塩酸等の腐食性液体中に混入
している異物を除去するためのフィルターの如き用途に
使用さ汎るものであり、気孔の平均断面積の大きい端面
側から小さい端面側、C流体を通過させることによって
流体中に含有される異物種子を高効率にしかも迅速に分
離することができるからである。また、気孔の平均断面
積が連続的に変化していることから多孔管体内に補集さ
ルた粒子は逆洗して除去脱離させることによって極めて
容易にクイlレターとしての機能を回復させることがで
きる。
なお、本発明において定義さ几る遷移層は気孔の平タノ
断面積の貧化率すなわち下記第(1)式によ1て示され
る値(V)が少なくとも1.5である部分である。
v=vIT/L・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(1)但し、X:任意の平行
な2つの面のそれぞれに存在する気孔の平均断面積の比
(但しXン1の値を用いる。) L:任意の平行な2つの面の間の最短距#1!(α) また、前記網目構造の気孔の平均断面積は0、O1〜2
50000μRの範囲内であることが好ましい。その理
由は気孔の平均断面積が0.O1μd以上であると、流
体の通過抵抗が小さいためである。
一方、気孔の平均断面積が250000μイより大きい
と、多孔電体自体の強度が低く、なかでも前記網目構造
の気孔の平均断面積は0.25〜90000μばである
ことがより有利であり、この範囲内で本発明の多孔質体
tm々の用途に応じて選択することができる。
そして前記多孔質体の結晶100重量部のうち3〜50
のアスペクト比を有する板状結晶は少くとも20][蓋
部を占めることが好ましい。ところで、前記板状結晶の
含有量は結晶の構造写真を解析することにより求められ
る。ここで、前記多孔質体が20貞量部以上のa〜50
のアスペクト比を有する板状結晶で占められていること
が好ましい理由は、前記板状結晶が20重量部より少い
と、アスペクト比の小さい炭化ケイ素結晶が多く含まれ
ることになり、流体の通過抵抗が大きいからである。な
かでも前記板状結晶は前記多孔質体の結晶100重量部
のうち少なくとも40重量部を占めることが有利である
そして、前記多孔質体の三次元網目構造の気孔率は焼結
体の全′g積に対し20〜96容櫃%であることが好ま
しい。その理出は気孔率が20容積%よりも小さいと気
孔の一部が独立気孔となり易く、多孔質体内を流体が通
過する時の抵抗が大きいからであり、一方95容積%よ
りも大きいと、多孔質体内を流体が通過する時の抵抗は
小さい反面、前記多孔質体の強度が低く、使用が困難と
なるためであり、なかでも前記多孔質体の気孔率は焼結
体の全容積に対し30〜90容積%であることが有利で
ある。
本発明の多孔質体は、@記フィルターの如き用途の他に
例えば含油軸受や複合化骨材などの用途に対しても有利
に適用することができ、含油軸受として適用する場合に
は軸受面である外壁部の気孔の平均断面積を小さくかつ
密度を高めて耐摩耗性を向上させるとともに内部の気孔
の平均断面積を大きくかつ気孔率を高めて含油性を向上
させた多孔質体が有利であり、一方複合化骨材として適
用する場合には中心部の気孔の平均断面積を小さくかつ
密度を高めて強度を向上させるとともに外部の気孔の平
均断面積を大きくかつ気孔率を高めて複合化する相手材
との結合性を向上させた多孔質体が有利である。また、
本発明の多孔質体は必要に応じて異なる方向に気孔の平
均断面積の変化率を有する遷移層を交互に変化させた構
造の多孔質体となすこともできる。
次に本発明の三次元網目構造の気孔の平均断面積が連続
的に変化する遷移層(以下単に気孔遷移層と称す)を有
する多孔質体の製造方法について説明する。
本発明によれば、平均粒径が10μm以下の炭化珪素粉
末を正体とする出発原料を所望の形状の生成形体に成形
した後、前記生成形体を耐熱性の容器内に装入して外気
の侵入を遮断しつつ1700〜2300℃の4度範囲内
で焼成し、三次元網目構造の気孔を有する多孔質体を製
造するに際し、下記第(1)群に示される元素あるいは
それらの化合物のなかから選ばれるいずれか少なくとも
1種を生成形体内に濃度勾配が生じるように存在させる
ことによって、前記網目構造の気孔の平均断面積が連続
的に変化する遷移層を形成場せた多孔雀炭化珪素焼結体
t−製造することができる。
(1)  アルミニウム、ホウ素、カルシウム、クロム
、鉄、ランタン、リチウム、チタン、イツトリウム、珪
素、窒素、酸素、戻累。
本発明によれば、前記第(1)群に示される元素あるい
はそれらの化合物(以下単に遷移層形成助剤と称す)の
なかから選ばれるいずれか少なくとも1種を生成形体内
に9M勾配が生じるように存在させることが必要である
。その理由は、前記物質のうちアルミニウム、ホウ素、
カルシウム、クロム、鉄、ランタン、リチウム、チタン
、イツトリウムは炭化珪素の結晶粒成長の速度を速める
働きを有しており、これらの物質の存在する箇所では極
めて多くの板状結晶の核が生成され、各々の部分で板状
結晶の発達が起る結果、形成される板状結晶の大きさが
制限されるため、これらの物質が多く存在する箇所はど
細かい組織の三次元網目構造となすことができるからで
あり、一方前記物質のうち珪素、窒素、酸素、炭素は上
記物質とは逆に炭化珪素の結晶粒成長の速度を遅くする
働きを有して2す、こ几らの物質の存在する箇所では板
状結晶の核生成が抑制され、形成される板状結晶の数が
相対的に少なくなる結果、それぞれの板状結晶が比較的
大きく成長するため、これらの物質が多く存在する箇所
はど大きな組織の三次元網目構造となすことができるか
らであると考えられる。
前記遷移層形成助剤は、焼結体中に多量に残存すると炭
化珪素本来の特性が失なわルるため、なるべく少ないこ
とが囁ましく焼結体中におけるその残存歓は炭化珪素1
00班量部に対し10重量部以下であることが有利であ
り、なかでも5重量部以下であることがエリ好適である
ところで、前記遷移層形成助剤を生成形体内に濃度勾配
が生じるように存在させる方法としては種々の方法を適
用することができるが、外壁部に沿って気孔遷移層を形
成させる場合には例えば前記生成形体の気孔遷移層を形
成することを目的とする箇所の外壁部に前記遷移層形成
助剤の含有率が異なる成形体を隣接させる方法あるいは
前記生成形体の気孔遷移層を形成することを目的とする
箇所の外壁部に前記遷移層形成助剤を塗布する方法を適
用することが有利であり、一方、内部に気孔遷移層を形
成させる場合には例えば生成形体を成形せしめるに際し
、あらかじめ前記生成形体の気孔遷移層を形成すること
を目的とする箇所に前記遷移層形成助剤を充填するかあ
るいは前記遷移層形成助41の含有量の異なる炭化珪素
粉末を充填する方法を適用することが有利である。
炭化珪素粉末は従来機々の結晶系のものが知られている
が、本発明の多孔質体を製造するための出発原料として
は、α型結晶、β型結晶および非晶質のいずれをも使用
することができる。
しかしながら、特に気孔の平均断面積の大きい多孔質体
例えば、前記平均断面積が400〜250000μm2
の範囲内の多孔質体を製造する場合には、低温安定型の
β型結晶、2H型結晶および非晶質の炭化珪素の含有率
の合計が少なくとも60重量%の炭化珪素粉末を出発原
料として使用することが有利である。
本発明によれば、前記出発原料は平均粒径が10μm以
下の微粉末であることが必要である。平均粒径が10μ
mよりも小さい粉末は、粒子相互の接触点が比較的多く
、また炭化珪素の焼成温度において、熱的活性が大であ
り、炭化珪素粒子間での原子の移動が著しく大きいため
、炭化珪素粒子相互の結合が極めて起り易く、しかも板
状結晶の成長性が著しく高い。特に、前記出発原料の平
均粒径は5μIn以下であることが板状結晶の成長性に
より好ましい結果を与える。
本発明によnば、炭化珪素粉末を主体とする出発原料會
所望の形状の生成形体に成形した後、前記生成形体を耐
熱性の容器内に装入して外気の侵入を遮断しつつ170
0〜2800 ℃の温度範囲内で焼成することが必要で
ある。このように耐熱性の容器内に装入して外気の侵入
tS断しつつ焼成を行う理由は、隣接する炭化珪素結晶
同志を融合させかつ板状結晶の成長を促進させることが
できるからである。前述の如く耐熱性の容器内に装入し
て外気の侵入を遮断しつつ焼成することによって隣接す
る炭化珪素結晶同志を融合させ板状結晶の成長を促進さ
せることのできる理由は、炭化珪素粒子間における炭化
珪素の蒸発−再凝縮および/または表面拡散による移動
全促進することができるためと考えられる。これに対し
、従来知られている常圧焼結、雰囲気加圧焼結あるいは
減圧下における焼結法を試みたところ、板状結晶の成長
が困難であるばかりでなく炭化珪素粒子の接合部がネッ
ク状にくびれだ形状となり、焼結体の強度が低くなうた
。前記耐熱性の容器としては、黒鉛、炭化珪素、炭化タ
ングステン、モリブデン、炭化モリブデンのうち少くと
も1種以上の材質からなる耐熱性容器を使用することが
より好適である。
不発明によれば、前記生成形体を外気を遮断することの
できる耐熱性容器中に装入して焼成することにより、焼
成時における炭化珪素の揮散率を5M量%以下とするこ
とが有利である。
本発明によれば、比較的大きな変化率を有する気孔遷移
!IIを有する多孔質体を得るには、前記遷移層形成助
剤の濃度勾配を大きくしたり、焼成時の昇温速度を比較
的速くすることが有利であり、一方比較的小さな変化率
を有する気孔遷移層を有する多孔質体を得るには、前記
遷移層形成助剤の濃度勾配を小さくしたり、焼成時の昇
温速度を比較的ゆ1く、りとした速度で焼成することが
有利である。
また、本発明によれば1700〜2800℃の温度範囲
で焼成することが必要である。この理由は焼成温度が1
700’Cよりも低いと粒子の成長が不十分であり、高
い強度を有する多孔質体を有することが困難であり、2
800 ”Cよりも高い温度になると炭化珪素の昇華が
盛んになり、発達した板状結晶が逆にやせ細ってしまい
、その結果高い強度を持った多孔質体を得ることが困難
となるためであり、なかでも1800〜2250℃の間
で焼成することがより好適である。
次に本発明を!lIi!施例および比較例によって説明
する。
実施例1 出発原料として使用した炭化珪素微粉末は94.6fi
童%がβ型結晶で残部が実質的に2H型結晶よりなり、
0.89重量%の遊離炭素、0.17重金形の酸素、0
.03重量%の鉄、0.08重量%のアlレミニウムを
主として含有し、0.28μ舅の平均粒イを有していた
前記炭化珪素微粉末100M量部に対し、ポリビニルア
ルコ−/v5重量部蓋部800重量部を配合し、ボーl
レミp中で5時間混合した後乾燥した。
この乾燥混合物を適量採取し、顆粒化した後金属製押し
型を用いて50 kfl/eAの圧力で成形した。
この生成形体の密度は1.2 Vc4、乾燥重量は21
ノであった。
次いで、前記生成形体を密度が98.6%でホウ素を0
.7重量%、アルミニウムを0.05重量%含有する板
状の緻そ質炭化珪素の上に載せた状態で外気を遮断する
ことのできる黒鉛ルツボに装入し、タンマン型焼成炉を
使用して1気圧のアルゴンガス雰囲気中で焼成した。な
お、前記黒鉛製ルツボは内容積が5(1+tのものを使
用した。
焼成は2.5°C/分で2200°Cまで昇温し、最高
温度2200°Cで6時間保持した。
得られた焼結体の重量は19.6Fであり、その結晶構
造は第1図の走査型電子顕微鏡写真(75倍)に示した
ように緻密質炭化珪素に接した側の気孔の平均断面積の
小さい層(A層)から緻密質炭化珪素に接した側と反対
側の気孔の断面積の大きい層(B層)に向かって約0.
4絹の厚さで気孔の平均断面積が連続的に大きくなって
いる気孔遷移層が存在しており、前記気孔遷移層におけ
る平均断面積の変化率は約200であることが認められ
た。
なお、A層およびB層の特性は第1表に示した。
第1表 この多孔質体をフィルターとして使用し、B層側からA
層側へ0.4〜100μmの粒度分布の炭化珪素粒子f
t5重量%懸濁している懸濁液を0.14kvf、/l
−01の濾過圧力で通水したところ初期の通水量は1O
09ゴ’/Hr−ゴであり、このフィルターの100%
捕集径は0.8 tlrrL、 95%捕集径は0.5
μm、:FMめて優れたフィtvター特性を有していた
また、このフィルターを上記条件で80時間使用したと
ころ濾過圧力は1.1 kyf/eAまで上昇したを殆
ど回復させることができた。
比較例1 実施例1と同様の方法であるが、緻密質炭化珪素を用い
ることなく焼結し多孔質体を得た。
得られた焼結体の重量は19.1’であり、平均アスペ
クト比が12で長軸方向の平均長さが880μmの板状
結晶が多方向に複雑に絡み合った三次元網目構造を有し
ており、3〜5Gのアスペクト比を有する板状結晶の含
有量は多孔管体全重量の98%であった。また、この多
孔質体の開放気孔率は全容積の64%であり、開放気孔
の平均断面積は72500μばてあった。
次いで、5J!施例1と同様の方法で濾過試験を行った
ところ、100%捕集径は15μm195%捕集径は8
μm+1であり、0.14 kgfMの一過圧力で通水
したところ初期の通水量は14.1 td/ Hr−m
’であった。
比較例2 実施例1と同様の方法であるが、出発原料として95.
8重量%がβ型結晶で残部が来賓的に2H型結晶よりな
り、0.32fl量%の遊alllj2素、0,15血
量%の酸素、0.03重量%の鉄、O,Oa重量形のア
ルミニウム、0.5重量%のホウ素を主として含有し、
0027μmの平均粒径を有する炭化珪素微粉末を使用
し、7.5°C/iの昇温速度で2200”Cまで昇温
し、最高温度2200″Cで3時間保持して焼結体を得
た。
得られた焼結体の重量は19.’lであり、平均アスペ
クト比が7で長軸方向の平均長さが25μ風の板状結晶
が多方向に複雑に絡み合った三次元網目構造を有してお
り3〜50のアスペクト比を有する板状結晶の含有量は
多孔管体全重量の95%であった。また、この多孔質体
の開放気孔率は全容積の57%であり、開放気孔の平均
断面積は760μ扉であった。
次いで、実施例1と同様の方法で濾過試験を行ったとこ
ろ、100%捕集径はO,aμm、95%捕集径は0.
4μmであり、0.14#μdの濾過圧力で油水したと
ころ初期の通水量は8.4 Ml/ Hr−n/であっ
た。
また、この−過試験によれば、濾過圧力は約4時間で1
.1#μ−まで上昇してしまった。
実施例2 実施例1と同様にして成形した生成形体の表面に窒化ホ
ウ素粉末をまぶして黒鉛製ルツボに装入し、5°C/i
の昇温速度で2150℃まで昇温し、最高温度215Q
”Cで4時間保持して焼結体を得た。
得らnた焼結体の重量は19.61であり、開放。
気孔率は全容積の58%であった。その結晶構造は表面
から内部に向かうて約0.5Hの厚さで気孔の平均断面
積の小さい層が形成され、さらに内部に向かって約0.
411jの厚さで気孔の平均断面積が連続的に大きくな
っている気孔遷移層が存在しており、前記気孔遷移層に
おける平均断面積の変化率は約180であることが認め
られた。なお、それぞれの部分の特性は第2表に示した
第2表 この焼結体を外径が8011IJ+1内径が15闘のリ
ング状に加工した後、スピンドル油を含浸させた。
次いで、この多孔質体のステンレスw4(SUS804
)に対する摺動試験を15i/seeの摺動速度で摺動
させるリングオンリング法で10 &fμ−の端面荷重
を負荷して行ったところ、摩擦係数は0、1〜0.12
と極めて優また摺動特性を有していることが認められた
。約1000時間の摺動試験後の摩耗量は相方共0.4
μmと極めて少なかった。
実施例3 実施例1と同様であるが、生成形体を成形するに際し、
金属性押し型に実施例1で使用した乾燥混合物を2.5
1.つづいて比較例2で使用した乾燥混合物を5f、最
後に再び実施例1で使用した乾燥混合物を2.5ノを装
入し、50 kg/edの圧力で仮成形した後1800
 #/dの圧力で静水圧プレスを行った。得られた生成
形体は直径が40fl、厚さが30111であった。
次いで、前記生成形体を外気の侵入を遮断することので
きる黒鉛製ルツボに装入し、タンマン型焼成炉を使用し
て1気圧のアルゴンガス雰囲禦中で焼成した。なお前記
黒鉛製ルツボは内容積が50mのものを使用した。
焼成は5°C/mで2100℃まで昇温し、2100°
Cで4時間保持した。その後さらに2.5°C/ xi
sで2200℃まで昇温し、2200”Cで2時間保持
した。
得られた焼結体は表面から内部に向かって約0、601
11の厚さで気孔の平均断面積の大きい層が形成され、
さらに内部に向かって約0.7 gmlの厚さで気孔の
平均断面積が連続的に小さくなっている気孔遷移層が存
在しており、前記気孔遷移層における平均断面積の変化
率は約197であることが認められた。なお、表層部と
中心部の特性は第8表に示した。
第3表 〔発明の効果〕 以上述べた如く、本発明の完孔径の大きさを連続的に変
化させた多孔質体は高温雰囲気、酸化性雰囲気および/
またけ腐食性雰囲気で使用される濾過フィルター、酸化
発塵反応あるいは高温下における化学反応用の触媒ある
いは触媒担体、摺動材料および複合体用骨材等の用途に
優れた材料であって産業上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は笑施例1に記載の焼結体の結晶構造を示す走査
型電子顕微鏡写真(75倍)、第2図は従来法による多
孔質炭化珪素焼結体の構造を示す模式図である。 A・・・・・炭化珪素質骨材、B・・・・・・結合剤、
C・・・・・・多孔質体の間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主として炭化珪素よりなる焼結体であって、平均ア
    スペクト比が3〜50の範囲内であり、かつ長軸方向の
    平均長さが0.5〜1000μmの範囲内の炭化珪素質
    板状結晶から主として構成されてなる三次元網目構造を
    有し、前記網目構造の開放気孔の平均断面積が連続的に
    変化する遷移層を有していることを特徴とする多孔質炭
    化珪素焼結体。 2、前記多孔質炭化珪素焼結体の網目構造の開放気孔の
    平均断面積は0.01〜250000μm^2の範囲内
    である特許請求の範囲第1項記載の多孔質炭化珪素焼結
    体。 3、前記多孔質炭化珪素焼結体100重量部のうち3〜
    50のアスペクト比を有する板状結晶は少なくとも20
    重量部である特許請求の範囲第1あるいは2項記載の多
    孔質炭化珪素焼結体。 4、前記網目構造の開放気孔率は焼結体の全容積に対し
    20〜95容積%である特許請求の範囲第1〜3項のい
    ずれかに記載の多孔質炭化珪素焼結体。 5、平均粒径が10μm以下の炭化珪素粉末を主体とす
    る出発原料を所望の形状の生成形体に成形した後、前記
    生成形体を耐熱性の容器内に装入して外気の侵入を遮断
    しつつ1700〜2300℃の温度範囲内で焼成し、三
    次元網目構造の開放気孔を有する多孔質炭化珪素焼結体
    を製造するに際し、下記第(1)群に示される元素ある
    いはそれらの化合物のなかから選ばれるいずれか少なく
    とも1種を生成形体内に濃度勾配が生じるように存在さ
    せ、前記網目構造の開放気孔の平均断面積が連続的に変
    化する遷移層を形成することを特徴とする多孔質炭化珪
    素焼結体の製造方法。 (1)アルミニウム、ホウ素、カルシウム、クロム、鉄
    、ランタン、リチウム、チタン、 イットリウム、珪素、窒素、酸素、炭素。 6、前記多孔質炭化珪素焼結体は、平均アスペクト比が
    3〜50の範囲内、長軸方向の平均長さが0.5〜10
    00μmの範囲内の炭化珪素質板状結晶から主として構
    成されてなる三次元網目構造を有し、前記網目構造の開
    放気孔の平均断面積が0.01〜250000μm^2
    の範囲内である特許請求の範囲第5項記載の製造方法。
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