JPS61191558A - 高誘電率系誘電体磁器組成物 - Google Patents
高誘電率系誘電体磁器組成物Info
- Publication number
- JPS61191558A JPS61191558A JP60030906A JP3090685A JPS61191558A JP S61191558 A JPS61191558 A JP S61191558A JP 60030906 A JP60030906 A JP 60030906A JP 3090685 A JP3090685 A JP 3090685A JP S61191558 A JPS61191558 A JP S61191558A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric constant
- ceramic composition
- dielectric ceramic
- high permittivity
- temperature
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は焼成温度が1000℃以下で焼成される高誘電
率系誘電体磁器組成物に関し、特に誘電率の温度変化率
がEIムJ規格のZ6υ特性(+10℃〜+85℃の誘
電率が+20℃の値に対し+22%〜−56%)を満し
、20’Cのtanδが200X10−’以下である条
件を満たすものに関する。
率系誘電体磁器組成物に関し、特に誘電率の温度変化率
がEIムJ規格のZ6υ特性(+10℃〜+85℃の誘
電率が+20℃の値に対し+22%〜−56%)を満し
、20’Cのtanδが200X10−’以下である条
件を満たすものに関する。
従来の技術
近年セラミックコンデンサは素子の小型化、大容量化へ
の要求から積層型セラミックコンデンサが急速に普及し
つつある。積層型セラミックコンデンサは内部電極とセ
ラミックを一体焼成する工程によって通常製造される。
の要求から積層型セラミックコンデンサが急速に普及し
つつある。積層型セラミックコンデンサは内部電極とセ
ラミックを一体焼成する工程によって通常製造される。
従来より高誘電率系のセラミックコンデンサ材料にはチ
タン酸バリウム系の材料が用いられてきたが、焼成温度
が1000℃程度と高いため、内部電極材料としてはP
t 、 Pd などの高価な金属ノを用いる必要がちつ
た。
タン酸バリウム系の材料が用いられてきたが、焼成温度
が1000℃程度と高いため、内部電極材料としてはP
t 、 Pd などの高価な金属ノを用いる必要がちつ
た。
これに対し1100℃以下で焼成でき内部電極として前
者より安価なAg系材料を用いることが・でさる鉛複合
ペロブスカイト系材料が開発されている。
者より安価なAg系材料を用いることが・でさる鉛複合
ペロブスカイト系材料が開発されている。
発明者らはすでにPbTiO3,Pb (Ni14Nb
%)03゜Pb (NilAWIA) Q、三成分から
なる高誘電率系誘電体磁器組成物を提案している。
%)03゜Pb (NilAWIA) Q、三成分から
なる高誘電率系誘電体磁器組成物を提案している。
この系はPbTi05−Pb(Ni兇Wb%)0.二成
分系組成物のもつ高い誘電率の特性をそこなわず、積層
コンデンサ素子として高信頼性を得るための緻密な焼結
体が1000℃以下の焼成温度で得られるという優れた
特性を有している。
分系組成物のもつ高い誘電率の特性をそこなわず、積層
コンデンサ素子として高信頼性を得るための緻密な焼結
体が1000℃以下の焼成温度で得られるという優れた
特性を有している。
発明が解決しようとする問題点
PbTiO3,Pb (Ni狛Wb%)03.Pb(N
i捧Wy)O,三成分からなる磁器組成物は上述のよう
に優れた特性を有しているが、室温でのtanδが若干
太きい。
i捧Wy)O,三成分からなる磁器組成物は上述のよう
に優れた特性を有しているが、室温でのtanδが若干
太きい。
誘電率の温度変化率がやや犬きく、Z5U規格の限度値
程度であるという問題点を有していた。本発明では上記
問題点に鑑み、高誘電率で焼成温度が1100℃以下で
ある特性をそこなわず、室温のtanδを低下し、誘電
率の温度変化率を小さくする新規な誘電体磁器組成物を
提供することを目的としている。
程度であるという問題点を有していた。本発明では上記
問題点に鑑み、高誘電率で焼成温度が1100℃以下で
ある特性をそこなわず、室温のtanδを低下し、誘電
率の温度変化率を小さくする新規な誘電体磁器組成物を
提供することを目的としている。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するための技術的手段として各種組成
物を添加物として検討した結果、MnO2゜Cr2O3
,MoO2からなる群の少なくとも一つを添加した組成
物において上記問題点を解決した。
物を添加物として検討した結果、MnO2゜Cr2O3
,MoO2からなる群の少なくとも一つを添加した組成
物において上記問題点を解決した。
作用
すなわち1本発明は MnO2、Cr2O3,Coo
。
。
Mo 03からなる群の少なくとも一つを、PbTiO
3。
3。
Pb(Ni発Wb%)O,、Pb(Ni捧W捧)03か
らなる系に加えることにより、室温でのtanδを20
0X10−’以下におさえ、かつ誘電率の温度変化率を
小さくし、Z5U規格を満足するものが得られる。
らなる系に加えることにより、室温でのtanδを20
0X10−’以下におさえ、かつ誘電率の温度変化率を
小さくし、Z5U規格を満足するものが得られる。
実施例
出発原料には化学的に高純度なpb304. TiO2
゜NiO、Nb2O5,WO,、MnO□、 Cr2O
,、MoO2を用いた。
゜NiO、Nb2O5,WO,、MnO□、 Cr2O
,、MoO2を用いた。
これらを純度補正をおこなったうえで所定量を秤量し、
メノウ製玉石を用い純水を溶媒としボールミルで17時
時間式混合した。これを吸いん掴して水分の大半を分離
した後乾燥し、その後ライカ・ イ機で充分解砕した
後、粉体量のSwt%の水分を加え、直径60M11.
高さ約SOWの円柱状に成形圧力600に9/cmで成
形した。これをアルミナルツボ中に入れ同質のフタをし
、750’C〜880℃で2時間仮焼した。次に仮焼物
をアルミナ乳鋲で粗砕し、さらにメノウ製玉石を用い純
水を溶媒としてボールミルで17時間粉砕し、これを吸
いんろ過し水分の大半を分離した後乾燥した。以上の仮
焼、粉砕、乾燥を数回くりかえした後この粉末にポリビ
ニルアルコール6wt%水溶液を粉体量の6wt%加え
、32メツシユふるいを通して造粒し、成形圧力10o
Okg/crIlで直径13朋。
メノウ製玉石を用い純水を溶媒としボールミルで17時
時間式混合した。これを吸いん掴して水分の大半を分離
した後乾燥し、その後ライカ・ イ機で充分解砕した
後、粉体量のSwt%の水分を加え、直径60M11.
高さ約SOWの円柱状に成形圧力600に9/cmで成
形した。これをアルミナルツボ中に入れ同質のフタをし
、750’C〜880℃で2時間仮焼した。次に仮焼物
をアルミナ乳鋲で粗砕し、さらにメノウ製玉石を用い純
水を溶媒としてボールミルで17時間粉砕し、これを吸
いんろ過し水分の大半を分離した後乾燥した。以上の仮
焼、粉砕、乾燥を数回くりかえした後この粉末にポリビ
ニルアルコール6wt%水溶液を粉体量の6wt%加え
、32メツシユふるいを通して造粒し、成形圧力10o
Okg/crIlで直径13朋。
高さ約6朋の円柱状に成形した。成形物は空気中で70
0℃まで昇温し、1時間保持しポリビニルアルコール分
をバーンアウトし、冷却後これをマグネシア磁器容器に
移し、同質のふたをし、空気中で所定温度まで400℃
/hrで昇温し2時間保持後400℃/hrで降温した
つ 焼成物は厚さ1朋の円柱状に切断し、両面にOr−ムU
を蒸着し、誘電率、 tanδをI K)lzI 17
MM 9の電界下で測定した。
0℃まで昇温し、1時間保持しポリビニルアルコール分
をバーンアウトし、冷却後これをマグネシア磁器容器に
移し、同質のふたをし、空気中で所定温度まで400℃
/hrで昇温し2時間保持後400℃/hrで降温した
つ 焼成物は厚さ1朋の円柱状に切断し、両面にOr−ムU
を蒸着し、誘電率、 tanδをI K)lzI 17
MM 9の電界下で測定した。
焼成物の密度はアルキメデス法により測定し、密度が最
大となる焼成温度を最適焼成温度とした。
大となる焼成温度を最適焼成温度とした。
表1に本発明の20℃における誘電率、 t2Lnδ。
誘電率の温度変化率を示す。
(以下余白)
図には本発明の主成分の組成範囲をPbTi0.−Pb
(Ni晃Nb%)03 、 Pb (NiyWIA)O
s を端成分とする三角組成図中に示した。
(Ni晃Nb%)03 、 Pb (NiyWIA)O
s を端成分とする三角組成図中に示した。
範囲限定した理由は限定範囲外の組成物では、室温のt
anδが200X10−’ を超える。誘電率が60
00以下に低下する。誘電率の温度変化率がz6υ規格
を満たさないの3点のいずれか、又はそれらの重複した
難点を有していることによる。
anδが200X10−’ を超える。誘電率が60
00以下に低下する。誘電率の温度変化率がz6υ規格
を満たさないの3点のいずれか、又はそれらの重複した
難点を有していることによる。
また本発明において、Mn 、 Or 、 Go 、
Mo は炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩等、もしくは酸化数の
異なる酸化物を加えても、請求の範囲に挙げた酸化物に
換算し、0.03〜0・s o wt%を加えれば、同
等の効果がある。
Mo は炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩等、もしくは酸化数の
異なる酸化物を加えても、請求の範囲に挙げた酸化物に
換算し、0.03〜0・s o wt%を加えれば、同
等の効果がある。
発明の効果
以上述べたように本発明の特許請求の範囲の組成物は1
000℃以下の温度で焼成でき内部電極としてムg系の
材料を用いることが可能であり1、かつ室温のtanδ
が200X10−’ 以下で誘電ユ°率の温度変化率
がICIAJ規格のZ5U特性を満たす優れた高誘電率
系誘電体磁器組成物である。
000℃以下の温度で焼成でき内部電極としてムg系の
材料を用いることが可能であり1、かつ室温のtanδ
が200X10−’ 以下で誘電ユ°率の温度変化率
がICIAJ規格のZ5U特性を満たす優れた高誘電率
系誘電体磁器組成物である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 PbTiO_3、Pb(Ni_1_/_3Nb_2_/
_3)O_3およびPb(Ni_1_/_2W_1_/
_2)O_3からなる三成分系磁器組成物を PbTix(Ni_1_/_3Nb_2_/_3)_y
(Ni_1_/_2W_1_/_2)_zO_3と表わ
したときに(ただし、x+y+z=1.00)この三成
物組成図において、PbTiO_3、Pb(Ni_1_
/_3Nb_2_/_3)O_3、Pb(Ni_1_/
_2W_1_/_2)O_3を頂点とする三角座標で以
下の組成点A、B、C、D、EA x=25.0 y=
72.5 z=2.5B x=30.0 y=67.5
z=2.5C x=40.0 y=45.0 z=1
5.0D x=35.0 y=40.0 z=25.0
E x=22.5 y=72.5 z=5.0を頂点と
する五角形の領域内の組成範囲にある主成分組成物に対
し、副成分としてMnO_2、Cr_2O_3、CoO
、MnO_3からなる群の少なくとも一つを重量%で0
.03〜0.5wt%含有することを特徴とする高誘電
率系誘電体磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60030906A JPS61191558A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 高誘電率系誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60030906A JPS61191558A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 高誘電率系誘電体磁器組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61191558A true JPS61191558A (ja) | 1986-08-26 |
Family
ID=12316759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60030906A Pending JPS61191558A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 高誘電率系誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61191558A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0249275A2 (en) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 | North American Philips Corporation | Lead calcium titanate piezoelectric ceramic element |
-
1985
- 1985-02-19 JP JP60030906A patent/JPS61191558A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0249275A2 (en) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 | North American Philips Corporation | Lead calcium titanate piezoelectric ceramic element |
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