JPS63166106A - 誘電体磁器組成物 - Google Patents
誘電体磁器組成物Info
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- JPS63166106A JPS63166106A JP31224986A JP31224986A JPS63166106A JP S63166106 A JPS63166106 A JP S63166106A JP 31224986 A JP31224986 A JP 31224986A JP 31224986 A JP31224986 A JP 31224986A JP S63166106 A JPS63166106 A JP S63166106A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は１１５０℃以下の温度で焼成が可能な温度補償
用誘電体磁器組成物に関する。
用誘電体磁器組成物に関する。
従来の技術
セラミックコンデンサに用いる温度補償用材料としては
、ＭｇＯ−ＣａＯ−ＴｉＯ２系の材料（例えば、特開昭
４８−８６０９７号公報など）や、Ｌａ２０３−ＴｉＯ
２系の材料（例えば、特開昭５１−３０４００号公報な
ど）が用いられてきたが、これらの材料は焼成温度が１
２５０〜１４００℃と高温であるため、積層セラミック
コンデンサに用いるときには、内部電極として高価な白
金やパラジウムの電極が必要である。
、ＭｇＯ−ＣａＯ−ＴｉＯ２系の材料（例えば、特開昭
４８−８６０９７号公報など）や、Ｌａ２０３−ＴｉＯ
２系の材料（例えば、特開昭５１−３０４００号公報な
ど）が用いられてきたが、これらの材料は焼成温度が１
２５０〜１４００℃と高温であるため、積層セラミック
コンデンサに用いるときには、内部電極として高価な白
金やパラジウムの電極が必要である。
一方、高誘電率系の材料では、近年ＰｂＯを主体とする
複合ペロブスカイト系の材料が、１０００℃前後の低い
焼成温度と優れた誘電体特性を示すことが見いだされ、
電極としてより安価な銀糸の電極が使用出来るため、数
多くの組成物が提案されている。例えば、特開昭６１−
２２０３号公報ではＰｂＴｉ０３−Ｐｂ（Ｎｉｓｚｓ
Ｎｂｑｔ３）０３−Ｐｂ（Ｚｎ＋ｔ＊ Ｗｌ／２ ）
０３系、また特開昭５８−１３０１６１号公報ではＰｂ
ＴｉＰｂＴｉ０３−ＰｂＺｒ０３Ｐｂ（＊ Ｗｌ／２
）０３系が開示されている。
複合ペロブスカイト系の材料が、１０００℃前後の低い
焼成温度と優れた誘電体特性を示すことが見いだされ、
電極としてより安価な銀糸の電極が使用出来るため、数
多くの組成物が提案されている。例えば、特開昭６１−
２２０３号公報ではＰｂＴｉ０３−Ｐｂ（Ｎｉｓｚｓ
Ｎｂｑｔ３）０３−Ｐｂ（Ｚｎ＋ｔ＊ Ｗｌ／２ ）
０３系、また特開昭５８−１３０１６１号公報ではＰｂ
ＴｉＰｂＴｉ０３−ＰｂＺｒ０３Ｐｂ（＊ Ｗｌ／２
）０３系が開示されている。
これらの組成物はいずれも高誘電率系の材料である。
発明が解決しようとする問題点
従来用いられてきた温度補償用セラミックコンデンサ材
料は焼成温度が高いため高価な電極を必要とするが、よ
り安価な銀糸の電極を使用するため１１５０℃以下の温
度で焼成が可能な誘電体が切望されている。ＰｂＯを主
体とする複合ペロブスカイト系の材料では誘電率の温度
変化が大きく、温度補償用のコンデンサに使用できる材
料は知られていない。
料は焼成温度が高いため高価な電極を必要とするが、よ
り安価な銀糸の電極を使用するため１１５０℃以下の温
度で焼成が可能な誘電体が切望されている。ＰｂＯを主
体とする複合ペロブスカイト系の材料では誘電率の温度
変化が大きく、温度補償用のコンデンサに使用できる材
料は知られていない。
本発明は、かかる現状に鑑み低い焼成温度と小さな温度
変化率を有する誘電体磁器組成物を提供することを目的
とする。
変化率を有する誘電体磁器組成物を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段
Ｐｂ ＴｉＸＺｒ、（Ｚｎｔ／２Ｗｌ／２ ）７０３系
固溶体のｐｂを一部Ｃａで置換する。
固溶体のｐｂを一部Ｃａで置換する。
作用
Ｐ ｂ Ｔ ＩＸＺ ｒｙ （Ｚ ｎ Ｉｔ ２ Ｗ
ｔ ／ ２ ）ｚ ＯＧ系固溶体のＩ）ｂを一部Ｃａで
置換することにより、低温焼結性を損なわず、温度補償
用の特性を得ることができる。
ｔ ／ ２ ）ｚ ＯＧ系固溶体のＩ）ｂを一部Ｃａで
置換することにより、低温焼結性を損なわず、温度補償
用の特性を得ることができる。
実施例
出発原料として、化学的に高純度なＰｂＯ，ＣａＣＯ３
，ＴｉＯ２，ＺｒＯ２，ＺｎＯ，ＷＯｑを用いた。これ
らを純度補正をおこなったうえで所定量を秤量し、メノ
ウ製玉石を用い純水を溶媒としてボールミルで１７時時
間式混合した。これを吸引ろ過して水分の大半を分離し
た後乾燥し、その後ライカイ機で充分解砕した後、粉体
量の５ｗｔ％の水分を加え、成形圧力５００ｋｇ／ｃイ
で直径６０ｍｍ。
，ＴｉＯ２，ＺｒＯ２，ＺｎＯ，ＷＯｑを用いた。これ
らを純度補正をおこなったうえで所定量を秤量し、メノ
ウ製玉石を用い純水を溶媒としてボールミルで１７時時
間式混合した。これを吸引ろ過して水分の大半を分離し
た後乾燥し、その後ライカイ機で充分解砕した後、粉体
量の５ｗｔ％の水分を加え、成形圧力５００ｋｇ／ｃイ
で直径６０ｍｍ。
高さ杓５０鴫の円柱状に成形した。これをアルミナルツ
ボ中に入れ同質のフタをし、７５０℃〜８８０℃で２時
間仮焼した。次に仮焼物をアルミナ乳鉢で粗砕し、さら
にメノウ製玉石を用い純水を溶媒としてボールミルで１
７時間粉砕し、これを吸引ろ過し水分の大半を分離した
後乾燥した。以上の仮焼、粉砕、乾燥を数回くりかえし
た後この粉末にポリビニルアルコール６ｗｔ％水溶液を
粉体量の６ｗｔ％加え、３２メツシユふるいを通して造
粒し、成形圧力１０００ｋｇ／ｃ＋＃で、直径１３＋ｍ
、高さ約５１１ＩＩの円柱状に成形した。成形物を空気
中で７００℃まで昇温し１時間保持することによりポリ
ビニルアルコール分をバーンアウトし冷却後これをマグ
ネシャ磁器容器に移し、同質のフタをし、空気中で所定
温度まで４００℃／ｈｒで昇温し２時間保持後４００℃
／ｈｒで降温した。
ボ中に入れ同質のフタをし、７５０℃〜８８０℃で２時
間仮焼した。次に仮焼物をアルミナ乳鉢で粗砕し、さら
にメノウ製玉石を用い純水を溶媒としてボールミルで１
７時間粉砕し、これを吸引ろ過し水分の大半を分離した
後乾燥した。以上の仮焼、粉砕、乾燥を数回くりかえし
た後この粉末にポリビニルアルコール６ｗｔ％水溶液を
粉体量の６ｗｔ％加え、３２メツシユふるいを通して造
粒し、成形圧力１０００ｋｇ／ｃ＋＃で、直径１３＋ｍ
、高さ約５１１ＩＩの円柱状に成形した。成形物を空気
中で７００℃まで昇温し１時間保持することによりポリ
ビニルアルコール分をバーンアウトし冷却後これをマグ
ネシャ磁器容器に移し、同質のフタをし、空気中で所定
温度まで４００℃／ｈｒで昇温し２時間保持後４００℃
／ｈｒで降温した。
焼成物は厚さＩＭの円板状に切断し、両面にＣｒ−Ａｕ
を蒸着し誘電率、ＱをＩ Ｍｌｌｚ、 Ｉ Ｖ／Ｍの電
界下で測定した。また抵抗率は２０℃で１ｋＶ／ｌ１ｍ
１の電圧を印加後１分値から求めた。
を蒸着し誘電率、ＱをＩ Ｍｌｌｚ、 Ｉ Ｖ／Ｍの電
界下で測定した。また抵抗率は２０℃で１ｋＶ／ｌ１ｍ
１の電圧を印加後１分値から求めた。
なお焼成温度は焼成物の密度がもっとも大きくなる温度
とした。
とした。
第１表に本発明の組成範囲および周辺組成の成分、焼成
温度、誘電率、Ｑ ％誘電率の温度変化率、抵抗率を示
す。
温度、誘電率、Ｑ ％誘電率の温度変化率、抵抗率を示
す。
発明の範囲外の組成物では、第１表のＮｏ、に＊印をつ
けた試料を例として挙げたが、Ｃａｆｔが０゜６を越え
ると最適焼成温度が１１５０℃を越え、０．２以下では
誘電率の変化率が１１０００ｐｐ／℃以上となる、ある
いはＴｉ量が０．４を越えたり０．１未満では、Ｑが１
０００以下となる等の難点を有している。
けた試料を例として挙げたが、Ｃａｆｔが０゜６を越え
ると最適焼成温度が１１５０℃を越え、０．２以下では
誘電率の変化率が１１０００ｐｐ／℃以上となる、ある
いはＴｉ量が０．４を越えたり０．１未満では、Ｑが１
０００以下となる等の難点を有している。
発明の効果
本発明の誘電体磁器組成物によれば、誘電率の温度変化
率が１１０００ｐｐ／℃以下、Ｑが１０００以上の特性
が得られ、さらに１１５０℃以下の温度で焼成できるの
で、積層コンデンサ素子の内部電極としてＡｇ−Ｐｄ系
の材料を用いることが可能であり、安価な積層コンデン
サを実現できるので工業的価値が大である。
率が１１０００ｐｐ／℃以下、Ｑが１０００以上の特性
が得られ、さらに１１５０℃以下の温度で焼成できるの
で、積層コンデンサ素子の内部電極としてＡｇ−Ｐｄ系
の材料を用いることが可能であり、安価な積層コンデン
サを実現できるので工業的価値が大である。
図は本発明に係る磁器組成物の成分組成を示す三角組成
図である。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか１名（ＰｂＣａ
）ＴｉＯ３
図である。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか１名（ＰｂＣａ
）ＴｉＯ３
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （ＰｂＣａ）ＴｉＯ＿３、（ＰｂＣａ）ＺｒＯ＿３およ
び（ＰｂＣａ）（Ｚｎ＿１＿／＿２Ｗ＿１＿／＿２）Ｏ
＿３よりなる磁器組成物を、 Ｐｂ＿１＿−＿ｗＣａ＿ｗＴｉ＿ｘＺｒ＿ｙ（Ｚｎ＿１
＿／＿２Ｗ＿１＿／＿２）＿ｚＯ＿３（ただしｘ＋ｙ＋
ｚ＝１．０）と表したとき、ｗが０．３≦ｗ≦０．６ の範囲にあり、かつｘ、ｙ、ｚが三成分系の組成図にお
いて、下記の点Ａ、Ｂ、ＣおよびＤで囲まれた四角形の
領域内にあることを特徴とする誘電体磁器組成物。 Ａ；ｘ＝０．４０、ｙ＝０．５０、ｚ＝０．１０Ｂ；ｘ
＝０．４０、ｙ＝０．２０、ｚ＝０．４０Ｃ；ｘ＝０．
１０、ｙ＝０．５０、ｚ＝０．４０Ｄ；ｘ＝０．１０、
ｙ＝０．８０、ｚ＝０．１０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31224986A JPS63166106A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31224986A JPS63166106A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 誘電体磁器組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63166106A true JPS63166106A (ja) | 1988-07-09 |
Family
ID=18026959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31224986A Pending JPS63166106A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63166106A (ja) |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP31224986A patent/JPS63166106A/ja active Pending
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