JPS61191308A - 廚房用家具等の金属製板材料の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は流し台、調理台等の厨房家具や洗面台、浴槽
等を形成するための金属製板材料の製造方法に関し、特
に所要個所に適宜の模様を施し意匠性を向上せしめ得る
金属製板材料の製造方法に関する。

（従来の技術） 現在、流し台の天板をステンレス鋼板で製造するには、
第２図に示す形状に打抜いた後、シーム溶接方法にて第
１図に示す形状に組み立で接合し、後工程として溶接部
をバフ研摩して仕上げている。

（発明が解決しようとする問題、α） かかる流し台の天板に意匠性を有せしめるためには適宜
の方法、手段で模様付は及び着色を施すことが考えられ
るが、成形前に板材料の全面に模様付けや着色を施すと
、溶接部のバフ研摩時に、模様や着色が研削除去されて
しまい商品価値を着しく低下させてしまうおそれがあっ
た。又、天板の製造後、模様付けや着色を施すことも考
えられるが、この場合には特殊な型や治具を必要にし或
は成形品であるために取り扱いが困難であると共に、成
品を損傷するおそれもあった。

（問題点を解決するための手段） この発明は意匠性の向上を目的とする模様付けや着色に
際して、従来の金属製板材料にみちれた前述の困難性や
問題点を解決すべくなされたものであって、溶接により
所望の形状に成形可能な展開形状に一枚の金属板を打抜
いて打抜体を形成し、プレス成形時の加工による変化の
影響がなく且溶接仕上げ個所を除いた打抜体の表面の領
域（１）内に、所望形状へのプレス成形前に模様付は若
しくは着色を施すことを特徴とする。

（作　用） 打抜体に所望の模様付けや着色を行った後、折曲して溶
接し、所望の形状に成形する。折曲や溶接に際して、形
成された模様や着色部分が影響を受けたり、研削される
おそれがな（、模様や着色部分は完全な状態で製品に表
われて来る。

（発明の効果） 形成された模様や着色部分が製造工程中に研削除去され
ることなく、完全な状態で表出して未るため、商品価値
を低下させるおそれがなく、又、板状の形態時に模様付
けや着色を行うため、成形品に模様付けや着色を施す場
合に比して取り扱いが容易で、製品を損傷するおそれも
ない。

（実施例） 図面はこの発明の方法に従った流し台の天板を示すもの
であって、＠１図は成形品の錯視図、第２図はステンレ
ス鋼板からの打抜き形状を示す平面図である。この発明
に係る流し台の天板にあっては、模様付は又は着色を施
す領域（１）は、プレス成形時の変形量を見込み、溶接
仕上げ個所を除いた部分に限定される。そして、打抜き
加工前若しくは打抜き後成形前に、前記領域（１）内に
エツチングによる模様付けや、クロム酸及び硫酸の水溶
液からなる着色液中に浸漬して電位差の制御による着色
や、その他の模様付は若しくは着色手段によって、所望
の模様や着色を行う。

模様付は及び着色後、プレス成形して第１図の状態に組
み立て、前部種部やバックが一ド部の溶接を行いシンク
を接合した後、溶接部をパフ研摩して仕上げる。そして
、かかるパフ研−摩時に、研摩部分には模様及び着色が
施されていないため、従来の如く、模様、色彩が研削除
去されるおそれがない、又、成形前に模様付けや着色を
行うため、成形品の形態で模様付けや着色を行う従来の
方法に比して取り扱いが容易である。

尚、以上の説明にあっては、流し台の天板についで説明
したが、調理台の上板や、洗面台の天板、浴槽、テーブ
ル、カウンター等にも同様に適用小米るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は製品の斜視図、第２図は打抜き時の形状を示す
平面図である。 特許出願人　　　　　　　サンウエーブ工業株式会社第
１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）溶接により所望の形状に成形可能な展開形状に一
   枚の金属板を打抜いて打抜体を形成し、プレス成形時の
   加工による変化の影響がなく且溶接仕上げ個所を除いた
   打抜体の表面の領域（１）内に、所望形状へのプレス成
   形前に模様付け若しくは着色を施すことを特徴とする厨
   房家具等の金属製板材料の製造方法。