JPH09234532A - 鍋の製造方法及びプレス型 - Google Patents
鍋の製造方法及びプレス型Info
- Publication number
- JPH09234532A JPH09234532A JP8041478A JP4147896A JPH09234532A JP H09234532 A JPH09234532 A JP H09234532A JP 8041478 A JP8041478 A JP 8041478A JP 4147896 A JP4147896 A JP 4147896A JP H09234532 A JPH09234532 A JP H09234532A
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- JP
- Japan
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- die
- female
- press
- pan
- mold
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- Withdrawn
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K11/00—Making cutlery wares; Making garden tools or the like
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/60—Making other particular articles cutlery wares; garden tools or the like
- B21D53/62—Making other particular articles cutlery wares; garden tools or the like spoons; table forks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 奥側の側面に返しをつけた鍋を単純な工程で
低コストにて製造できる鍋の製造方法、及びこの鍋の製
造に使用するプレス型を提供する。 【解決手段】 雌型1及び雄型2を不図示のプレス機械
に据えつける。そして、図2(A)に示すように、雌型
1及び雄型2の間に金属板3を挟み、雌型1及び雄型2
により金属板3をプレス加工(絞り加工)する。する
と、図2(B)に示すような形に金属板3が成型され、
鍋の本体部分ができ上がる。ここで、プレス面10の側
面の上端部に接する面もすべて水平面となす角は、90
°またはこれよりわずかに大きくなっている。
低コストにて製造できる鍋の製造方法、及びこの鍋の製
造に使用するプレス型を提供する。 【解決手段】 雌型1及び雄型2を不図示のプレス機械
に据えつける。そして、図2(A)に示すように、雌型
1及び雄型2の間に金属板3を挟み、雌型1及び雄型2
により金属板3をプレス加工(絞り加工)する。する
と、図2(B)に示すような形に金属板3が成型され、
鍋の本体部分ができ上がる。ここで、プレス面10の側
面の上端部に接する面もすべて水平面となす角は、90
°またはこれよりわずかに大きくなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炒め鍋等での使用
に適した奥側の側面に返しをつけた鍋の製造方法、及び
この鍋の製造に使用するプレス型に関する。
に適した奥側の側面に返しをつけた鍋の製造方法、及び
この鍋の製造に使用するプレス型に関する。
【0002】
【従来の技術】炒めものを料理するときに、特別の技術
を持たない者であっても容易に材料の返しを行えるよう
にするために、従来より鍋の奥側の側面を手前側の側面
より高くすると共に、内側に向けて返しをつけた鍋が提
案されてきた。
を持たない者であっても容易に材料の返しを行えるよう
にするために、従来より鍋の奥側の側面を手前側の側面
より高くすると共に、内側に向けて返しをつけた鍋が提
案されてきた。
【0003】しかしながら、従来より行われていたよう
な方法でのプレス加工は不可能であった。すなわち、雌
型のプレス面の底面(「鍋の底面を加工する部分」をい
う。本明細書中にて同じ)は水平方向に対して平行にな
っていたため、これに合わせた雄型では返しの部分が引
っ掛かってしまう。このため、このような鍋の製造には
複雑な工程を要し、非常にコストのかかるものとなって
いた。
な方法でのプレス加工は不可能であった。すなわち、雌
型のプレス面の底面(「鍋の底面を加工する部分」をい
う。本明細書中にて同じ)は水平方向に対して平行にな
っていたため、これに合わせた雄型では返しの部分が引
っ掛かってしまう。このため、このような鍋の製造には
複雑な工程を要し、非常にコストのかかるものとなって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、奥側の側面
に返しをつけた鍋を単純な工程で低コストにて製造でき
る鍋の製造方法、及びこの鍋の製造に使用するプレス型
を提供することを目的とする。
に返しをつけた鍋を単純な工程で低コストにて製造でき
る鍋の製造方法、及びこの鍋の製造に使用するプレス型
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプレス型は、次
に示す雌型及び雄型よりなるものである。
に示す雌型及び雄型よりなるものである。
【0006】(a)プレス面が水平方向に対して傾斜を
有する底面と、この底面から曲線状に立ち上がる側面と
で構成され、この側面に上端縁での接面は、垂直方向ま
たは底面より下でわずかな角を作る方向を向き、かつ、
その接面の一部が前記底面と作る角が鋭角となる雌型。
有する底面と、この底面から曲線状に立ち上がる側面と
で構成され、この側面に上端縁での接面は、垂直方向ま
たは底面より下でわずかな角を作る方向を向き、かつ、
その接面の一部が前記底面と作る角が鋭角となる雌型。
【0007】(b)前記雌型のプレス面よりわずかに小
さなプレス面を持つ雄型。
さなプレス面を持つ雄型。
【0008】また、本発明の鍋の製造方法は、上記記載
の雌型及び雄型の間に金属板を挟み、前記雌型と前記雄
型とで前記金属板をプレス加工することよりなるもので
ある。
の雌型及び雄型の間に金属板を挟み、前記雌型と前記雄
型とで前記金属板をプレス加工することよりなるもので
ある。
【0009】このようにしたことで、プレス面の返し部
分が引っ掛らずに、金属板をプレス加工でき、また、成
型された金属板を雌型から取り出すのも容易となる。
分が引っ掛らずに、金属板をプレス加工でき、また、成
型された金属板を雌型から取り出すのも容易となる。
【0010】このため、鍋の奥側の側面に返しをつけた
鍋を容易に、しかも単純な工程で低コストにて製造する
ことができる。
鍋を容易に、しかも単純な工程で低コストにて製造する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
実施形態を説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態のプレス型の
雌型を示す図であり、図中の(A)は雌型の平面図、
(B)は雌型のX−X線端面図である。
雌型を示す図であり、図中の(A)は雌型の平面図、
(B)は雌型のX−X線端面図である。
【0013】図1について説明すると、雌型1のプレス
面10は、その底面11が水平面に対して傾斜角αを持
っている。また、プレス面10の側面(「鍋の側面を加
工する部分」をいう。本明細書中にて同じ)の奥側面1
2の上端部に接する平面aが水平面に対して持つ角β、
及び手前側面13の上端部に接する平面bが水平面に対
して持つ角γは、90°またはこれよりわずかに大きく
なっている。そして、底面11とが作る角δは鋭角とな
っている。なお、図中には現れないが、奥側面12また
は手前側面13以外の他のプレス面10の側面の上端部
に接する面もすべて水平面となす角は、90°またはこ
れよりわずかに大きくなっている。
面10は、その底面11が水平面に対して傾斜角αを持
っている。また、プレス面10の側面(「鍋の側面を加
工する部分」をいう。本明細書中にて同じ)の奥側面1
2の上端部に接する平面aが水平面に対して持つ角β、
及び手前側面13の上端部に接する平面bが水平面に対
して持つ角γは、90°またはこれよりわずかに大きく
なっている。そして、底面11とが作る角δは鋭角とな
っている。なお、図中には現れないが、奥側面12また
は手前側面13以外の他のプレス面10の側面の上端部
に接する面もすべて水平面となす角は、90°またはこ
れよりわずかに大きくなっている。
【0014】なお、この雌型1と組合せて使用する図2
に示す雄型2のプレス面20は、金属板を雌型1と雄型
2との間に挟んでプレス加工をする必要性から、雌型1
のプレス面10よりわずかに小さくなっている。
に示す雄型2のプレス面20は、金属板を雌型1と雄型
2との間に挟んでプレス加工をする必要性から、雌型1
のプレス面10よりわずかに小さくなっている。
【0015】次に、上記のプレス型を使用した鍋の製造
方法について説明する。
方法について説明する。
【0016】図2は、本発明の一実施形態の鍋の製造方
法の説明図である。
法の説明図である。
【0017】まず、雌型1及び雄型2を不図示のプレス
機械に据えつける。そして、図2(A)に示すように、
雌型1及び雄型2の間に金属板3を挟み、雌型1及び雄
型2により金属板3をプレス加工(絞り加工)する。す
ると、図2(B)に示すような形に金属板3が成型さ
れ、鍋の本体部分ができ上がる。
機械に据えつける。そして、図2(A)に示すように、
雌型1及び雄型2の間に金属板3を挟み、雌型1及び雄
型2により金属板3をプレス加工(絞り加工)する。す
ると、図2(B)に示すような形に金属板3が成型さ
れ、鍋の本体部分ができ上がる。
【0018】このとき、プレス面の返し部分が引っ掛ら
ずに、金属板3をプレス加工でき、また、成型された金
属板3を雌型から取り出すのも容易となる。
ずに、金属板3をプレス加工でき、また、成型された金
属板3を雌型から取り出すのも容易となる。
【0019】次に、この鍋を完成品とする方法について
説明する。
説明する。
【0020】図3は、本発明の一実施形態の製造方法に
よって製造された鍋の完成品を示す図である。
よって製造された鍋の完成品を示す図である。
【0021】プレス加工された鍋本体40には、バリ取
り及び表面研磨が施される。また、場合によってはテフ
ロン加工等もされる。この鍋本体40は奥側面12で加
工された部分に返し41が成型されている。そして、手
前側面13で加工された部分に取っ手42を取り付ける
ことにより、炒め鍋4が完成する。
り及び表面研磨が施される。また、場合によってはテフ
ロン加工等もされる。この鍋本体40は奥側面12で加
工された部分に返し41が成型されている。そして、手
前側面13で加工された部分に取っ手42を取り付ける
ことにより、炒め鍋4が完成する。
【0022】上記の実施形態では、プレス面の奥側面及
び手前側面のそれぞれの上端部の高さが異なっていた
が、図4に示すように、返しをそれほど大きく形成しな
い場合には、プレス面50の奥側面52及び手前側面5
3の高さが雌型5も可能である。なお、この雌型5と組
合せる雄型のプレス面は雌型のプレス面50よりわずか
に小さくなることは上記の場合と同じである。
び手前側面のそれぞれの上端部の高さが異なっていた
が、図4に示すように、返しをそれほど大きく形成しな
い場合には、プレス面50の奥側面52及び手前側面5
3の高さが雌型5も可能である。なお、この雌型5と組
合せる雄型のプレス面は雌型のプレス面50よりわずか
に小さくなることは上記の場合と同じである。
【0023】以上説明したような、プレス型を用いて鍋
を製造することにより、鍋の奥側(取っ手の反対側)側
面に返しをつけた鍋を容易に、しかも単純な工程で低コ
ストにて製造することができる。
を製造することにより、鍋の奥側(取っ手の反対側)側
面に返しをつけた鍋を容易に、しかも単純な工程で低コ
ストにて製造することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明のプレス型及び鍋の製造方法によ
れば、鍋の奥側の側面に返しをつけた鍋を容易に、しか
も単純な工程で低コストにて製造することができる。
れば、鍋の奥側の側面に返しをつけた鍋を容易に、しか
も単純な工程で低コストにて製造することができる。
【図1】 本発明の一実施形態のプレス型の雌型を示す
図
図
【図2】 本発明の一実施形態の鍋の製造方法の説明図
【図3】 本発明の一実施形態の鍋の完成品を示す図
【図4】 本発明の他の実施形態のプレス型の雌型を示
す図
す図
1 雌型 10 プレス面 11 底面 12 奥側面 13 手前側面 2 雄型 20 プレス面 3 金属板 4 炒め鍋 40 鍋本体 41 返し 42 取っ手 5 雌型 51 底面 52 奥側面 53 手前側面
Claims (2)
- 【請求項1】 次に示す雌型及び雄型よりなるプレス
型。 (a)プレス面が水平方向に対して傾斜を有する底面
と、この底面から立ち上がる側面とで構成されており、
この側面に上端縁で接する平面が水平面と90°または
内側に90°よりわずかに大きくな角をつくるという関
係を有し、かつ、この平面の一部が前記底面と作る角が
鋭角となるという関係を有する雌型。 (b)前記雌型のプレス面よりわずかに小さなプレス面
を持つ雄型。 - 【請求項2】 請求項1に記載の雌型及び雄型の間に金
属板を挟み、前記雌型と前記雄型とで前記金属板をプレ
ス加工することよりなる鍋の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041478A JPH09234532A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 鍋の製造方法及びプレス型 |
KR1019960016296A KR970061397A (ko) | 1996-02-28 | 1996-05-15 | 남비의 제조방법 및 금형 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041478A JPH09234532A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 鍋の製造方法及びプレス型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09234532A true JPH09234532A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12609468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8041478A Withdrawn JPH09234532A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 鍋の製造方法及びプレス型 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09234532A (ja) |
KR (1) | KR970061397A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100833665B1 (ko) * | 2006-07-04 | 2008-05-29 | 주식회사 아이메탈아이 | 금속망이 부착된 시트의 제조방법 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8041478A patent/JPH09234532A/ja not_active Withdrawn
- 1996-05-15 KR KR1019960016296A patent/KR970061397A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970061397A (ko) | 1997-09-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |