JPH0430817A - チタン製鍋などの製造方法 - Google Patents
チタン製鍋などの製造方法Info
- Publication number
- JPH0430817A JPH0430817A JP13911790A JP13911790A JPH0430817A JP H0430817 A JPH0430817 A JP H0430817A JP 13911790 A JP13911790 A JP 13911790A JP 13911790 A JP13911790 A JP 13911790A JP H0430817 A JPH0430817 A JP H0430817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium
- pot
- cylindrical tube
- blank
- hammer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 31
- 239000010936 titanium Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 31
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 43
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 19
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 16
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 5
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 abstract 2
- 238000004049 embossing Methods 0.000 abstract 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 abstract 1
- 229910001200 Ferrotitanium Inorganic materials 0.000 description 16
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 241000467686 Eschscholzia lobbii Species 0.000 description 1
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000756 V alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、中華鍋やフライパンとして用いるチタン製鍋
などの製造方法に関する。
などの製造方法に関する。
［従来の技術１
軟鋼、ステンレス鋼、あるいはアルミニウム、銅などの
薄板を用いた中華鍋やフライパンなどの錫類の成形方法
としては、従来、プレス成形法がＭ的に広く用いられて
いる。
薄板を用いた中華鍋やフライパンなどの錫類の成形方法
としては、従来、プレス成形法がＭ的に広く用いられて
いる。
一方、チタン材料で作成される薄板の成形方法として一
般的に用いられている冷間成形方法は、プレス成形性以
外に、スピニング加工法、へら絞り成形法などが公知の
技術として知られている。
般的に用いられている冷間成形方法は、プレス成形性以
外に、スピニング加工法、へら絞り成形法などが公知の
技術として知られている。
しかし、チタン材料を素材とした鍋などの冷間加工は困
難であり、適切な加工法は開発されていない。
難であり、適切な加工法は開発されていない。
［発明が解決しようとする課題１
従来知られているプレス成形法、スピニング加工法、あ
るいはへら絞り成形法を用いてチタン材料で作成した薄
板を鍋形に形成する場合、下記に示すような問題が生じ
る。
るいはへら絞り成形法を用いてチタン材料で作成した薄
板を鍋形に形成する場合、下記に示すような問題が生じ
る。
（１）チタン材料の有する強い塑性異方性に起因して、
成形した鍋の周縁の一部が耳状に突出してしまう。それ
により、結果的に耳部分の切断に伴なう工数の増加や歩
留の低下が生じる。
成形した鍋の周縁の一部が耳状に突出してしまう。それ
により、結果的に耳部分の切断に伴なう工数の増加や歩
留の低下が生じる。
（２）上記成形法、加工法を用いてチタン材料を鍋形に
形成する場合、金型の使用が不可欠であり、鍋の外形や
深さなどの形状に応じて金型を製作し、それを使用する
ことが必要である。
形成する場合、金型の使用が不可欠であり、鍋の外形や
深さなどの形状に応じて金型を製作し、それを使用する
ことが必要である。
（３）チタン材料特有の強い弾性異方性及び塑性異方性
のため、金型を用いてチタン製鋼を形成した後それを金
型から除去すると、チタン製鋼の開口部の真円度が維持
されずだ円状に変形する。
のため、金型を用いてチタン製鋼を形成した後それを金
型から除去すると、チタン製鋼の開口部の真円度が維持
されずだ円状に変形する。
また、その真円度を確保するには、あらかじめ変形によ
り所定の形状になるように作成するなど余分な工数をか
けたり、温間成形法を採用することが必要である。
り所定の形状になるように作成するなど余分な工数をか
けたり、温間成形法を採用することが必要である。
（４）チタン材料は、鉄鋼材料に比べて著しく弾性率が
低いため、金型な用いた全体成形法では大きなスプリン
グバックが生じ、所定の形状を得るためには余分な工数
がかかった。
低いため、金型な用いた全体成形法では大きなスプリン
グバックが生じ、所定の形状を得るためには余分な工数
がかかった。
そこで本発明は、チタン材料で作成された薄板から打ち
抜いたブランク材をハンマーで多数回極所加圧して鍋形
に形成することで、チタン材料特有の強い弾性異方性及
び塑性異方性に起因して生じるスプリングバックを防止
して、常に一定形状を維持することができるチタン製鋼
の製造方法を提供することを目的とする。
抜いたブランク材をハンマーで多数回極所加圧して鍋形
に形成することで、チタン材料特有の強い弾性異方性及
び塑性異方性に起因して生じるスプリングバックを防止
して、常に一定形状を維持することができるチタン製鋼
の製造方法を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］
本発明は上記目的を達成するチタン製鋼などの製造方法
であり、チタン材料で作成される薄板から打ち抜いたブ
ランク材を、旋回式打出し機に載せてブランク材周縁部
を円筒管上端に押え金具で固定し、ブランク材を回転し
ながら旋回式打出し機のハンマーによりブランク材を多
数回極部加圧して鍋形に作成した。
であり、チタン材料で作成される薄板から打ち抜いたブ
ランク材を、旋回式打出し機に載せてブランク材周縁部
を円筒管上端に押え金具で固定し、ブランク材を回転し
ながら旋回式打出し機のハンマーによりブランク材を多
数回極部加圧して鍋形に作成した。
また、ハンマーにより鍋形に形成した成品な円筒管から
外し、鍋形成品の周縁部をハンマー打ちにより中央部と
同様の湾曲状に立ち上げ形成すれば、大きさの異なる複
数のチタン製鋼などに作成できる。
外し、鍋形成品の周縁部をハンマー打ちにより中央部と
同様の湾曲状に立ち上げ形成すれば、大きさの異なる複
数のチタン製鋼などに作成できる。
さらに、作成された鍋の外径（Ｄ）と深さ（Ｈ）の比（
Ｈ／Ｄ）が０．５以下となるようにすれば、鍋などの作
成時に割れを生じることはない。
Ｈ／Ｄ）が０．５以下となるようにすれば、鍋などの作
成時に割れを生じることはない。
［作用］
上記チタン製鋼の製造方法において、旋回式打出し機に
セットされた１枚又は２枚以上に重ねられたブランク材
は、基板の回転動作に伴ない、それと一体に回転しなが
ら旋回式打出し機のハンマーにより極所加圧されて、少
しずつ鍋の底部、側面部が形成される。
セットされた１枚又は２枚以上に重ねられたブランク材
は、基板の回転動作に伴ない、それと一体に回転しなが
ら旋回式打出し機のハンマーにより極所加圧されて、少
しずつ鍋の底部、側面部が形成される。
その形成が終了した後、ブランク材周縁部を押え金具か
ら取り外して基板に配置し、上記ハンマを用いてブラン
ク材周縁部をその中央部と同様の湾曲状に立ち上げ形成
する。これにより、プランキング工程で作成されたブラ
ンク材の周縁部は、そのまま鍋の開口部外周となる。
ら取り外して基板に配置し、上記ハンマを用いてブラン
ク材周縁部をその中央部と同様の湾曲状に立ち上げ形成
する。これにより、プランキング工程で作成されたブラ
ンク材の周縁部は、そのまま鍋の開口部外周となる。
この製造方法によるハンマーの打ち出し成形は、極部加
圧の繰り返しによって行われるため、プレス成形等に代
表される金型を使用した全体成形法と異なり、金属材料
の異方性などに起因した耳の発生や、金型からの開放時
に生じる変形、あるいはスプリングバックなどはまった
く生じない。
圧の繰り返しによって行われるため、プレス成形等に代
表される金型を使用した全体成形法と異なり、金属材料
の異方性などに起因した耳の発生や、金型からの開放時
に生じる変形、あるいはスプリングバックなどはまった
く生じない。
［実施例コ
本発明の一実施例を第１〜３図により説明する。
本実施例では、チタン製鋼ｌの材料として純チタン（Ｊ
Ｉ Ｓ規格１種から３種）を使用したが、冷開成形能
を有するチタン合金、例えばＴｉ −３％Ａ１−２．５
％Ｖ合金やβ型チタン合金を使用してもよい。これらの
チタン材料で作成される薄板の厚さは、−船釣に鍋とし
て使用される１ ｍｍ前後から３ｍｍまでの範囲とする
。なお、この範囲のチタン材料は、冷延板が主体である
が、３ｍ＋ｎ前後の板厚の場合には、熱延薄板を用いる
ことも可能である。
Ｉ Ｓ規格１種から３種）を使用したが、冷開成形能
を有するチタン合金、例えばＴｉ −３％Ａ１−２．５
％Ｖ合金やβ型チタン合金を使用してもよい。これらの
チタン材料で作成される薄板の厚さは、−船釣に鍋とし
て使用される１ ｍｍ前後から３ｍｍまでの範囲とする
。なお、この範囲のチタン材料は、冷延板が主体である
が、３ｍ＋ｎ前後の板厚の場合には、熱延薄板を用いる
ことも可能である。
上記チタン薄板よりチタン製鋼ｌを作成するには、まず
始めにチタン薄板からチタン製鋼の外径と深さで決まる
外径を有した円板状ブランク材２を打ち抜く （プラン
キング工程）。次に、このブランク材２を２枚以上ｌＯ
枚前後まで必要に応じて重ね、下記に示す旋回式打出し
機３にセ・ソトしてそれを鍋形に形成する。
始めにチタン薄板からチタン製鋼の外径と深さで決まる
外径を有した円板状ブランク材２を打ち抜く （プラン
キング工程）。次に、このブランク材２を２枚以上ｌＯ
枚前後まで必要に応じて重ね、下記に示す旋回式打出し
機３にセ・ソトしてそれを鍋形に形成する。
旋回式打出し機３は、図示を省略した駆動装置により回
転される円状基板４の表面に円筒管５が取付けられ、円
筒管５は回転できるようになっている。円筒管５の回転
軸は上下方向に向けられ、円筒管５の上縁にリング板６
が取付けられ、さらにリング板６上に複数枚重ねたブラ
ンク材２を固定できるように複数個の押え金具７が設け
られる。また、円筒管５の上方から位置を変更できるハ
ンマー８が、駆動モータで往復上下動し得るように設け
られている。
転される円状基板４の表面に円筒管５が取付けられ、円
筒管５は回転できるようになっている。円筒管５の回転
軸は上下方向に向けられ、円筒管５の上縁にリング板６
が取付けられ、さらにリング板６上に複数枚重ねたブラ
ンク材２を固定できるように複数個の押え金具７が設け
られる。また、円筒管５の上方から位置を変更できるハ
ンマー８が、駆動モータで往復上下動し得るように設け
られている。
ハンマー８の外径は、５（１−１２０＋＋ｖ＋であり、
ハンマースピード（往復運動）は、１００〜３００回／
分の範囲で制御され、チタン製鋼１の成形に要するハン
マー８の打ち出し回数は、鍋サイズで異なるが３０００
〜３００００回のオーダである。また、上記押え金具７
によりブランク材２周縁部を圧接するときの押え代は、
１０〜３０ｍｍの範囲である。
ハンマースピード（往復運動）は、１００〜３００回／
分の範囲で制御され、チタン製鋼１の成形に要するハン
マー８の打ち出し回数は、鍋サイズで異なるが３０００
〜３００００回のオーダである。また、上記押え金具７
によりブランク材２周縁部を圧接するときの押え代は、
１０〜３０ｍｍの範囲である。
このように設定されたブランク材２はリング板６及び円
筒管５を介して基板４と一体に回転させるとともに、ブ
ランク材２の上側から上下方向に往復運動するハンマー
８で、ブランク材２の表面を順次極部加圧して部分成形
し、所望する径や深さを有する鍋形に形成する。
筒管５を介して基板４と一体に回転させるとともに、ブ
ランク材２の上側から上下方向に往復運動するハンマー
８で、ブランク材２の表面を順次極部加圧して部分成形
し、所望する径や深さを有する鍋形に形成する。
次に、上記により作成されたチタン製鋼ｌを押え金具７
より取り外し、円筒管５上のリング板６と押え金具７と
で固定されたブランク材２の周縁部を前記とは別個の旋
回式打出し機のハンマーで極部加圧して、第２図に示す
ようにブランク材２の鍋形形成部側面に沿って湾曲状に
立ち上げれば、大きさの異なる複数のチタン製鋼が完成
する。
より取り外し、円筒管５上のリング板６と押え金具７と
で固定されたブランク材２の周縁部を前記とは別個の旋
回式打出し機のハンマーで極部加圧して、第２図に示す
ようにブランク材２の鍋形形成部側面に沿って湾曲状に
立ち上げれば、大きさの異なる複数のチタン製鋼が完成
する。
なお、上記ブランク材２の打ち抜き（プランキング工程
）時に、予め第３図に示すように把手となる突部９を設
けておけば、後で把手９を取付ける工程を省くことがで
きる。また旋回式打出し機３に固定したブランク材２の
周縁部を、第２図に示すようにハンマー打ちで湾曲状に
立ち上げることなく、鍋として完成させてもよい。さら
に、鍋以外のパラボラアンテナのような鍋形のものの作
成にも本発明を適用できる。
）時に、予め第３図に示すように把手となる突部９を設
けておけば、後で把手９を取付ける工程を省くことがで
きる。また旋回式打出し機３に固定したブランク材２の
周縁部を、第２図に示すようにハンマー打ちで湾曲状に
立ち上げることなく、鍋として完成させてもよい。さら
に、鍋以外のパラボラアンテナのような鍋形のものの作
成にも本発明を適用できる。
次に、上記製造方法により鍋を作成した例を説明する。
試作に使用した純チタン薄板（冷延、焼鈍材）の化学成
分は、第１表の通り純チタンＪＩＳＩ種及び２種グレー
ドである。板厚は、両グレードとも１−２ｍｍ及び１．
５ｍｍの板厚である。これらの供試材を用いて、前記旋
回式打出し法により周縁まで湾曲状の中華鍋の成形を行
なった。
分は、第１表の通り純チタンＪＩＳＩ種及び２種グレー
ドである。板厚は、両グレードとも１−２ｍｍ及び１．
５ｍｍの板厚である。これらの供試材を用いて、前記旋
回式打出し法により周縁まで湾曲状の中華鍋の成形を行
なった。
鍋の外径は１０〜１００ｃｍ程度のものを作成できるが
、試作では外径１０〜３５ｃｍ、鍋の深さは５〜１８ｃ
ｍの範囲で変化させた。純チタン薄板から成形鍋の外径
より３〜４５ｍｍ大きい直径を有する円板状ブランク材
を打ち抜きにより製造した。旋回式打ち出し法では、成
形鍋の外径（Ｄ）と深さ（Ｈ）の比、Ｈ／Ｄの値が一定
値以上であると成形時に割れが生じるので、作成した鍋
のＨ／Ｄと割れの関係を第２表に示した。なお、打出し
成形時には、ブランクを５枚重ねて成形した。
、試作では外径１０〜３５ｃｍ、鍋の深さは５〜１８ｃ
ｍの範囲で変化させた。純チタン薄板から成形鍋の外径
より３〜４５ｍｍ大きい直径を有する円板状ブランク材
を打ち抜きにより製造した。旋回式打ち出し法では、成
形鍋の外径（Ｄ）と深さ（Ｈ）の比、Ｈ／Ｄの値が一定
値以上であると成形時に割れが生じるので、作成した鍋
のＨ／Ｄと割れの関係を第２表に示した。なお、打出し
成形時には、ブランクを５枚重ねて成形した。
第１表。
純チタンの化学成分
第２表。
旋回式打出し法による鍋の試作例
第２表かられかるように、Ｈ／Ｄの値が０．５以下の場
合には、打出し成形時の割れ発生は皆無であり、これは
素材のグレードや板厚に依らないことが明らかである。
合には、打出し成形時の割れ発生は皆無であり、これは
素材のグレードや板厚に依らないことが明らかである。
一方、Ｈ／Ｄの値が０．５を越えると成形時に割れが生
じることを示し、Ｈ／Ｄを０．５以下にする必要がある
。なお、上記試作の鍋は全て把手付き中華鍋であるが、
割れ発生条件は、鍋の種類や把手の有無には影響されず
一義的にはＨ／Ｄの値により決まる。
じることを示し、Ｈ／Ｄを０．５以下にする必要がある
。なお、上記試作の鍋は全て把手付き中華鍋であるが、
割れ発生条件は、鍋の種類や把手の有無には影響されず
一義的にはＨ／Ｄの値により決まる。
［発明の効果］
本発明のチタン製鋼の製造方法では、ブランク材の表面
をハンマーで極所加圧して打出し成形することで、その
周縁部が突出成形することはなく、しかも、チタン材の
成形後に発生する変形、スプリングバックなどを防止し
て常に一定形状を維持させることができ、特にＨ／Ｄが
０．５以下であれば、成形鍋の歩留は１００％となる。
をハンマーで極所加圧して打出し成形することで、その
周縁部が突出成形することはなく、しかも、チタン材の
成形後に発生する変形、スプリングバックなどを防止し
て常に一定形状を維持させることができ、特にＨ／Ｄが
０．５以下であれば、成形鍋の歩留は１００％となる。
また、チタン製鋼の成形は、複数のブランク材を重ねて
ハンマーによる極部加圧の繰り返しで所定形状に形成す
るため、径や底の深さが異なる複数の鍋を同時に成形す
ることができる。このため、鉄鋼や銅製鋼に比較して大
幅に軽量化が達成でき、ステンレス鋼により形成された
組以上に優れた耐食性を有し、しかも、ステンレス鋼と
同等に熱伝導率が低いため把手は熱くなりにくい。その
反面、チタン材は比熱の値がかなり低いため、鍋の着火
点では高温になり易く、料理時間の短縮力≦可能である
。このような性質を持つチタン製鋼ｌま、各種金属、合
金の中でも最も優れた生体適合性を有する。
ハンマーによる極部加圧の繰り返しで所定形状に形成す
るため、径や底の深さが異なる複数の鍋を同時に成形す
ることができる。このため、鉄鋼や銅製鋼に比較して大
幅に軽量化が達成でき、ステンレス鋼により形成された
組以上に優れた耐食性を有し、しかも、ステンレス鋼と
同等に熱伝導率が低いため把手は熱くなりにくい。その
反面、チタン材は比熱の値がかなり低いため、鍋の着火
点では高温になり易く、料理時間の短縮力≦可能である
。このような性質を持つチタン製鋼ｌま、各種金属、合
金の中でも最も優れた生体適合性を有する。
第１図は本発明のチタン製鋼の一実施例を示す断面図、
第２図は本発明のチタン製鋼を製造する工程の部分断面
図、第３図は本発明の一実施例を示す平面図である。
第２図は本発明のチタン製鋼を製造する工程の部分断面
図、第３図は本発明の一実施例を示す平面図である。
Claims (3)
- （１）チタン材料薄板から打ち抜いたブランク材を、旋
回式打出し機の円筒管上端に載せてブランク材周縁部を
円筒管上端に押え金具で固定し、ブランク材を回転しな
がら旋回式打ち出し機のハンマーによりブランク材を多
数回極部加圧して鍋形に形成することを特徴とするチタ
ン製鍋などの製造方法。 - （２）ハンマーにより鍋形に形成した成品を円筒管から
外し、鍋形成品の周縁部をハンマー打ちにより中央部と
同様の湾曲状に立ち上げ形成する請求項１に記載のチタ
ン製鍋などの製造方法。 - （３）作成された鍋の外形（Ｄ）と深さ（Ｈ）の比（Ｈ
／Ｄ）が、０．５以下であることを特徴とする請求項２
に記載のチタン製鍋などの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13911790A JPH0430817A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | チタン製鍋などの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13911790A JPH0430817A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | チタン製鍋などの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0430817A true JPH0430817A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15237894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13911790A Pending JPH0430817A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | チタン製鍋などの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0430817A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0659033A1 (en) * | 1993-06-16 | 1995-06-21 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Container for electromagnetic cooking and production thereof |
| JP2009233676A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Japan Aircraft Mfg Co Ltd | 成形方法 |
| CN106820135A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-06-13 | 鑫鹏源智能装备集团有限公司 | 一种纯钛专用锅手工熬制阿胶的制备方法 |
| CN106862865A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-06-20 | 鑫鹏源智能装备集团有限公司 | 一种专用于阿胶熬制的钛锅的制造工艺 |
| CN108465763A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-08-31 | 南京信息职业技术学院 | 气锤冲击式自动冷锻铁锅设备 |
| CN110976727A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-10 | 陕西宏远航空锻造有限责任公司 | 一种提高钛合金锻件组织均匀性的锻造方法 |
| CN113579646A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-11-02 | 淄博汇宝电器有限公司 | 钛锅制作工艺 |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP13911790A patent/JPH0430817A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0659033A1 (en) * | 1993-06-16 | 1995-06-21 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Container for electromagnetic cooking and production thereof |
| EP0659033A4 (en) * | 1993-06-16 | 1995-11-15 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | CONTAINER FOR ELECTROMAGNETIC ENERGY COOKING, AND PRODUCTION OF SUCH A CONTAINER. |
| US5532460A (en) * | 1993-06-16 | 1996-07-02 | Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. | Induction cookware formed of titanium alloy and method of making same |
| JP2009233676A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Japan Aircraft Mfg Co Ltd | 成形方法 |
| CN106820135A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-06-13 | 鑫鹏源智能装备集团有限公司 | 一种纯钛专用锅手工熬制阿胶的制备方法 |
| CN106862865A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-06-20 | 鑫鹏源智能装备集团有限公司 | 一种专用于阿胶熬制的钛锅的制造工艺 |
| CN108465763A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-08-31 | 南京信息职业技术学院 | 气锤冲击式自动冷锻铁锅设备 |
| CN108465763B (zh) * | 2018-03-22 | 2019-09-20 | 南京信息职业技术学院 | 气锤冲击式自动冷锻铁锅设备 |
| CN110976727A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-10 | 陕西宏远航空锻造有限责任公司 | 一种提高钛合金锻件组织均匀性的锻造方法 |
| CN113579646A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-11-02 | 淄博汇宝电器有限公司 | 钛锅制作工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6212772B1 (en) | Production of a caribbean steel pan | |
| JPH0430817A (ja) | チタン製鍋などの製造方法 | |
| EP0879104B1 (en) | Method for joining metal parts by roll forming for manufacturing of for instance a cooking vessel | |
| US3263637A (en) | Method of deep drawing rectangular shapes | |
| NO172135B (no) | Plater av magnesiumholdige aluminiumlegeringer samt fremstilling derav | |
| US4552284A (en) | Cookware bottom wall structure | |
| CN100525947C (zh) | 自助餐炉面板整体拉深工艺 | |
| US2941289A (en) | Method of making clad metal cooking utensils | |
| CN113913760A (zh) | 一种锅形靶材及其加工方法 | |
| US4081098A (en) | Container lid having gripping means | |
| JPH09225547A (ja) | フランジ付き有底円筒容器の製造方法 | |
| JPS637857B2 (ja) | ||
| US2573736A (en) | Method of making hollow articles | |
| JP2017136605A (ja) | 缶の製造方法 | |
| JP2017136604A (ja) | 缶の製造方法及び缶 | |
| CA2221583A1 (en) | Process and apparatus for the manufacture of a cooking vessel by roll forming | |
| JP2001503331A (ja) | 金属製成形品を製造するための方法 | |
| CA2086043A1 (en) | Method of and apparatus for cold forming toothed wheels from sheet metal | |
| CN212238951U (zh) | 一种热锻用冲压装置 | |
| CN2484057Y (zh) | 中药煎炼锅的锅体结构改良 | |
| JP2750509B2 (ja) | 金属製容体の製造方法 | |
| US6649276B1 (en) | Sheet metal member and method of manufacturing the member | |
| SU1719130A1 (ru) | Способ гор чей штамповки листовых заготовок | |
| CN1113171A (zh) | 薄壁不锈钢包装罐的制造方法 | |
| RU16651U1 (ru) | Устройство для резки и отбортовки днищ цилиндрической металлической тары |