JPH0377728A - 意匠性金属板及びその製造方法 - Google Patents
意匠性金属板及びその製造方法Info
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- JPH0377728A JPH0377728A JP1207976A JP20797689A JPH0377728A JP H0377728 A JPH0377728 A JP H0377728A JP 1207976 A JP1207976 A JP 1207976A JP 20797689 A JP20797689 A JP 20797689A JP H0377728 A JPH0377728 A JP H0377728A
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- metallic plate
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 47
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、
■壁材、柱等の、建築用内外装材。
■厨房機器の天板、キャビネットのパネル。
■その池、耐蝕性に加え意匠性が要求される分野。
等に用いられる、意匠性金属板及びその製造方法に関す
る。さらに詳しくは、裏面の深くて粗い凹凸模様が1表
面の細かくて浅い凹凸模様に重畳した表面模様を有する
意匠性金属板に関するものである。
る。さらに詳しくは、裏面の深くて粗い凹凸模様が1表
面の細かくて浅い凹凸模様に重畳した表面模様を有する
意匠性金属板に関するものである。
[従来の技術]
表面に凹凸模様を形成した従来技術の意匠性金属板には
、模様付ロールで加工されたエンボス加工金属板と、エ
ツチング手段で加工されたエツチング加工金属板があり
、何れも意匠性を持たせようとする面に加工されている
。
、模様付ロールで加工されたエンボス加工金属板と、エ
ツチング手段で加工されたエツチング加工金属板があり
、何れも意匠性を持たせようとする面に加工されている
。
例えば、流し台天板には、ステンレス鋼板が使用される
ようになってから久しいが、昔は表面に何の模様も加工
されていない平滑なステンレス鋼板が使用されており、
金属光沢か強過ぎることから最近では、規則的な凹凸模
様を付与した(エンボス加工)ステンレス天板の需要が
伸びている。
ようになってから久しいが、昔は表面に何の模様も加工
されていない平滑なステンレス鋼板が使用されており、
金属光沢か強過ぎることから最近では、規則的な凹凸模
様を付与した(エンボス加工)ステンレス天板の需要が
伸びている。
しかし、このエンボス加工材でも、なお、金属光沢が相
当残存しており、ユーザーから更に一層の改善が望まれ
ていた。
当残存しており、ユーザーから更に一層の改善が望まれ
ていた。
[発明が解決しようとする課題1
本発明は、金属板表面と裏面にエンボス加工を廁して裏
面の模様を表面側に浮上がらせることによって、従来製
品より、優雅で落着きがあり高級感のある意匠性金属板
及びその製造方法を提供することを課題とするものであ
る、 [課題を解決するための手段] 本発明の意匠性金属板は、冷間圧延あるいはプレス加工
で製造される意匠性金属板に適用され。
面の模様を表面側に浮上がらせることによって、従来製
品より、優雅で落着きがあり高級感のある意匠性金属板
及びその製造方法を提供することを課題とするものであ
る、 [課題を解決するための手段] 本発明の意匠性金属板は、冷間圧延あるいはプレス加工
で製造される意匠性金属板に適用され。
次の技術手段を探った。すなわち。
微細な表面凹凸模様と2表面凹凸模様の最大粗さより2
μm以上大きい最大粗さを有する裏面凹凸模様とを有し
、表面凹凸模様に裏面凹凸模様の裏移り模様が重畳した
表面を有することを特徴とする意匠性金属板である。
μm以上大きい最大粗さを有する裏面凹凸模様とを有し
、表面凹凸模様に裏面凹凸模様の裏移り模様が重畳した
表面を有することを特徴とする意匠性金属板である。
本発明の意匠性金属板を製造する方ン去は、■冷間圧延
に適用され。
に適用され。
金属板表面を微細な凹凸模様を有するロールで圧延加工
し、次いで金属板裏面を凹凸4様の最大粗さより2μm
以上大きい最大粗さを有するロールで圧延加工すること
を特徴とする意匠性金属板の製造方法である。
し、次いで金属板裏面を凹凸4様の最大粗さより2μm
以上大きい最大粗さを有するロールで圧延加工すること
を特徴とする意匠性金属板の製造方法である。
また、金属板の表裏面は同時に圧延加工することができ
る。
る。
■プレス加工に適用され。
金属板表面を微細な凹凸模様を有する金型で加工し、次
いで金属板裏面を凹凸模様の最大粗さより2μm以上大
きい最大粗さを有する金型で加工することを特徴とする
意匠性金属板の製造方法。
いで金属板裏面を凹凸模様の最大粗さより2μm以上大
きい最大粗さを有する金型で加工することを特徴とする
意匠性金属板の製造方法。
また、金属板の表裏面は同時にプレス加工することがで
きる。
きる。
〔作用]
本発明は意匠性を持たせようとする金属板面(表面)と
、その反対面(裏面)にもエンボス加工を施し、裏面の
模様を表面側に浮上がらせることを特徴としている。
、その反対面(裏面)にもエンボス加工を施し、裏面の
模様を表面側に浮上がらせることを特徴としている。
本発明方法の一例の説明図(模式図)を第3図に示す、
第3図(a)は加工前の金属板lの断面図、第3図(b
)は、金属板lの表面2に浅くて細かい凹凸模様を加工
した断面図、第3図(c)は裏面3側に深くて大きい凹
凸模様を加工した断面図である。第3図(C)に示すよ
うに、裏面3側に深くて大きい凹凸模様を加工するため
に、裏面3 Il+の凹部には強圧下を受けるので1表
面2例の凹凸模様は潰されて浅くなる。また、裏面31
11の凸部は圧下が少なく1表面2側の凹凸模様はその
まま残る。
第3図(a)は加工前の金属板lの断面図、第3図(b
)は、金属板lの表面2に浅くて細かい凹凸模様を加工
した断面図、第3図(c)は裏面3側に深くて大きい凹
凸模様を加工した断面図である。第3図(C)に示すよ
うに、裏面3側に深くて大きい凹凸模様を加工するため
に、裏面3 Il+の凹部には強圧下を受けるので1表
面2例の凹凸模様は潰されて浅くなる。また、裏面31
11の凸部は圧下が少なく1表面2側の凹凸模様はその
まま残る。
このようにして、表面2の浅くて細かい凹凸模様に裏面
31IIの凹凸模様が重畳して見られる。
31IIの凹凸模様が重畳して見られる。
このためには、加工金属板の表面の最大粗さを裏面の最
大粗さより小さくすると共に両者の最大粗さの差を2a
m以上とすることが必要であり、2μm以下では裏面の
模様が表面の模様に打消されて表面側に浮上がって来な
い。
大粗さより小さくすると共に両者の最大粗さの差を2a
m以上とすることが必要であり、2μm以下では裏面の
模様が表面の模様に打消されて表面側に浮上がって来な
い。
〔実施例J
第1図は本発明の第1の実施例であり、■第1図に示す
意匠性金属板を冷間圧延時の晟終バスで加工する場合に
は、 圧下率は1〜5%がよく、1%未満では裏面の模様が表
面側に浮上がらないし、5%を超えると冷間圧延による
金属板の硬化が大きくなり、裏面の模様の表面側への浮
上がり具合が5%以下のものに比べて変わらないのに金
属板の形状が悪化する。
意匠性金属板を冷間圧延時の晟終バスで加工する場合に
は、 圧下率は1〜5%がよく、1%未満では裏面の模様が表
面側に浮上がらないし、5%を超えると冷間圧延による
金属板の硬化が大きくなり、裏面の模様の表面側への浮
上がり具合が5%以下のものに比べて変わらないのに金
属板の形状が悪化する。
■第1図に示す意匠性金属板を調質圧延で加工するには
。
。
大径ロールで行うために圧下率l〜2%で圧延すれば、
裏面の模様の表面側への浮上がり具合及び形状のよい意
匠性金属板が得られる。
裏面の模様の表面側への浮上がり具合及び形状のよい意
匠性金属板が得られる。
第2図は本発明の第2の実施例であり、■第2図に示す
意匠性金属板を冷間圧延時の最終バスで加工するには。
意匠性金属板を冷間圧延時の最終バスで加工するには。
圧下率は0.5〜3%が適正である。
@第2図に示す意匠性金属板を調質圧延で加工するには
、 圧下率0.5〜1.5%がよい。
、 圧下率0.5〜1.5%がよい。
以上のように、加工手段によっても、圧下条件は異なる
。
。
〔発明の効果)
本発明は、次のような優れた意匠性金属板を得ることが
できる。
できる。
■優雅で落着きがあり、更に高級感がある。
■素材が鉄とは思えないような雰囲気を醸し出すことが
できる。
できる。
■表裏面の模様の組合わせにより、多種の模様ができ、
さらに照明効果を併用するなどすれば、応用範囲は広い
。
さらに照明効果を併用するなどすれば、応用範囲は広い
。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の第1及び第2の実
施例の平面図であり、各(a)及び(b)はそれぞれ表
面および裏面である。第3図は本発明の製造工程を示す
説明図(模式図)である。 1・・・金属板、 2・・・表面、3・・・
裏面
施例の平面図であり、各(a)及び(b)はそれぞれ表
面および裏面である。第3図は本発明の製造工程を示す
説明図(模式図)である。 1・・・金属板、 2・・・表面、3・・・
裏面
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 冷間圧延あるいはプレス加工で製造される意匠性金
属板において、 微細な表面凹凸模様と、該表面凹凸模様の最大粗さより
2μm以上大きい最大粗さを有する裏面凹凸模様とを有
し、前記表面凹凸模様に前記裏面凹凸模様の裏移り模様
が重畳した表面を有することを特徴とする意匠性金属板
。 2 意匠性金属板を冷間圧延で製造するにするにあたり
、 金属板表面を微細な凹凸模様を有するロールで圧延加工
し、次いで金属板裏面を該凹凸模様の最大粗さより2μ
m以上大きい最大粗さを有するロールで圧延加工するこ
とを特徴とする意匠性金属板の製造方法。 3 前記金属板の圧延加工が表裏面同時加工である請求
項2記載の意匠性金属板の製造方法。 4 意匠性金属板をプレス加工で製造するにあたり、 金属板表面を微細な凹凸模様を有する金型で加工し、次
いで金属板裏面を該凹凸模様の最大粗さより2μm以上
大きい最大粗さを有する金型で加工することを特徴とす
る意匠性金属板の製造方法。 5 前記金属板のプレス加工が表裏面同時加工である請
求項4記載の意匠性金属板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1207976A JPH0761505B2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 意匠性金属板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1207976A JPH0761505B2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 意匠性金属板及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377728A true JPH0377728A (ja) | 1991-04-03 |
JPH0761505B2 JPH0761505B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=16548622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1207976A Expired - Fee Related JPH0761505B2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 意匠性金属板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761505B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005074441A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Punch Industry Co Ltd | プレス金型用のパンチ |
JP7343015B1 (ja) * | 2022-08-29 | 2023-09-12 | Jfeスチール株式会社 | プレス成形品の製造方法 |
-
1989
- 1989-08-14 JP JP1207976A patent/JPH0761505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005074441A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Punch Industry Co Ltd | プレス金型用のパンチ |
JP7343015B1 (ja) * | 2022-08-29 | 2023-09-12 | Jfeスチール株式会社 | プレス成形品の製造方法 |
WO2024047933A1 (ja) * | 2022-08-29 | 2024-03-07 | Jfeスチール株式会社 | プレス成形品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0761505B2 (ja) | 1995-07-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |